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2022/07/22

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  • 昼間でも木星の大赤斑が見えました

    これまで私は昼間の木星を何度も見てきましたが、昼間の大赤斑を見たことがありません。1月30日(火)の夕方は大赤斑が木星面の中央子午線を通過する絶好の条件。当日の15時30分頃から口径15cm屈折望遠鏡を木星に向けました。青空の明るさを抑えるスカイグローフィルターを併用し、木星を約140倍でじっくり観察。望遠鏡が外気温に慣れていないことから木星面の詳しい様子がなかなか見えてきません。15時50分頃から大赤斑が淡く見えてきました。この時の太陽高度は8度ほど。太陽高度が下がるにつれて青空の輝度が徐々に落ち、望遠鏡も外気温に馴染んできたのが幸いしました。16時16分に60秒間撮影した動画からスタック処理した木星です。ちょうど大赤斑が中央子午線を通過。画像は北を上にして掲載しています。撮影時の太陽高度は4度ほど。眼...昼間でも木星の大赤斑が見えました

  • 昼間に見る北極星

    1月28日(日)の札幌はプラスの気温で、この時期にしては暖かです。屋上に上がってみると、スライディングルーフに積もった雪は暖気で滑り落ちていて、屋上デッキの除雪だけで済みました。スライディングルーフを東西方向に開けてから、望遠鏡の昇降式支柱を最大長さの60cmまで伸ばしてみました。口径15cm屈折の視野内に目盛環を使い北極星を手動導入してみました。約60倍の視野のほぼ中央にキラキラ輝く北極星をすぐに発見。昼間の北極星ポラリスです。眼視では、北極星の周りにジフラクションが綺麗に見えていましたが、スマホで撮影したお手軽な静止画5枚スタックでは写りが悪いですね。撮影の様子です。スマホは自作のコリメートアダプターに取り付けています。北極星にほかに金星とアルビレオを見て、12時20分に屋上から撤収しました。昼間に見る北極星

  • 札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

    札幌市天文台は昼間の公開の他に夜間公開も年間60回ほど開催しています。コロナ禍前の夜間公開は予約なしで夜間公開に参加できましたが、現在は完全予約制になっています。私も1月21日(日)の19時40分からの分をネット予約して天文台を訪問。(日中の公開時間帯は予約不要です)残念ながら、当日はあいにくの雪。前日1月20日(土)の夜間公開は晴れて星が見えたそうです。ドームには雪が積もっていますが玄関が空いています。当日の天文台の外見を撮影し忘れたので、この画像は1月8日の日中に撮影したものです。受け付けの天文指導員さん2人の案内でドーム内に入室。韓国からのお客様らしく、天文台スタッフの林さんが自動翻訳機を使ったハングル語で説明をしています。林さんは曇天対策用にパワーポイント作った説明資産をたくさん用意しています。天...札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

  • 超新星SN2024gy

    1月20日(土)の18時30分から開催された天文指導員定例研修会を終えて帰宅しようとしたところ、数人の天文指導員さんから話し足りないというので二次会?に誘われ、帰宅したのは日付けが替わった1月21日(日)の午前1時ごろでした。晴れているので、1時20分に自宅屋上の屋根を開けて望遠鏡をスタンバイ。2024年1月4日に板垣公一さんがおとめ座の銀河NGC4216近傍に発見した超新星SN2024gyへ望遠鏡を向けます。発見時の光度は16.3等級。少し明るくなってきたという情報を得て、口径40cm反射で見えるかどうか試しましたが、月明かりと雪あかりのせいもあって見えません。裸眼で3等星がようやく見える市街地なので仕方ないと諦めかけましたが、月が沈むのを待とうと考えました。口径40cm反射の光学系を外気温に馴染ませる...超新星SN2024gy

  • 2024年1月の天文指導員研修

    2024年1月20日(土)に開催された天文指導員研修で講話を依頼されました。持ち時間は40分ほど。伝えたいことが多すぎるので4枚のテキストにまとめ、概要だけをお話ししました。講話中の私です。天文指導員のKFさんが撮影してくれました。ついついヒートアップし、現行の研修内容について辛辣な内容も語ってしまいました。しかし、研修終了後に残った10数人ほどの天文指導員さんがこれからの研修の在り方を話し合っているのを見守っていると、何らかの刺激になったのかなあと嬉しい気持ちがこみあげてきました。もう少し話したいという3人と一緒にビックリドンキーまで同行することに。研修終了後のビックリドンキーは4年ぶりぐらいかなあ。深夜のご飯を食べながら、今後の研修について熱く語らい合いました。気がつくと深夜1時近くになっていました。...2024年1月の天文指導員研修

  • 青空に浮かぶ木星

    札幌市天文台では昼間の公開時間帯であれば、太陽の他に明るい恒星や惑星を利用者にお見せしています。冬至の前後だと太陽は14時過ぎに南西の木々に遮られて見えなくなってしまうので、最近は木星が人気なようです。私も14時からの公開時間帯に木星を見せてもらったことがあります。札幌市天文台の口径20cm屈折望遠鏡は対物レンズにアポクロマートという収差が少ないレンズが使われているせいもあって、昼間でも青空にポッカリと浮かぶ木星の濃い縞模様がクッキリと鮮やかに見えます。1月19日(金)の札幌は朝から晴れ。この日は夕方から用事があったので、15時から青空に浮かぶ木星とお月様を短時間だけ見ることにしました。月のすぐそばにある木星に望遠鏡を向けています。15時33分にスマホで撮影。冬場としては大気の揺らぎが少なめでした。口径1...青空に浮かぶ木星

  • 2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

    1月15日(月)から16日(火)にかけて札幌は大雪に見舞われました。降雪量は40cmほど。15日は吹雪模様だったことから16日の早朝4時から自宅前の除雪を開始。2時間ほど作業し朝食後に更に2時間ほどの追加作業で自宅周辺の除雪をいったん終えましたが、まだ雪が降り続いています。この降雪量だと15日にはスタッフ不在だった札幌市天文台の除雪が大変なはず。汗を拭きながら16日9時過ぎに天文台へ電話。「凄い雪でこれから除雪を一人で始めます。」という天文台スタッフからの返答でした。これだけの降雪量があると一人では除雪が追いつかないはず。1月8日(月)に引き続き、シルバー人材センター未登録(?)の私がお手伝いに向かうことを伝えました。長靴を履き地下鉄に乗車し11時に天文台到着。市内の幹線道路は雪害の影響で大渋滞です。地下...2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

  • 紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

    紫金山第1彗星を見るため、夜空が暗い郊外まで遠征してきました。彗星のように拡散した星雲状天体は街明かりの影響を受けやすく、冬型気圧配置の札幌市近郊では天気が悪いことから、冬季の晴れが期待できる広尾町方面まで遠征したという訳です。雪が降り続ける札幌の自宅を出発したのは1月13日(土)の17時ごろ。苫小牧付近で雪が止み、新冠付近で星が見え始めました。天馬街道を通り、広尾町を通過し大樹町の郊外に到着したのは23時少し前。冬の天の川がはっきりと見える空の暗さです。SQM装置で夜空の暗さを測ってみると21.3でした。ミラーレスカメラに12mmF1.4レンズを装着し、F2.0に絞り露出15秒、感度ISO8000で22時50分に撮影した冬の天の川です。今度は対角魚眼レンズ7.5mmF2.8をF4に絞り、露出30秒感度I...紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

  • ワインが送られてきました

    新年早々、札幌開成高校天文同好会OBの笠井さんからプレゼントを頂戴しました。笠井さんは「森羅郷」という果樹園を経営されていて、2023年秋にワイン用葡萄の収穫を私がお手伝いしたご褒美としてワインが届いたという訳です。くまコーラヌーボー2023です。コーラという表示になっていますが正真正銘のワインで、アルコール度9.5%とワインにしてはアルコール度がやや低目です。くまコーラワインは入手困難と聞いています。醸造量が少ない割には求める人が多い?笠井さん、ありがとうございます。お正月用のワインとして4日間で飲み終えてしまいました。ご馳走様でした。なお、収穫お手伝いをした様子は過去のブログ記事【葡萄の収穫手伝い】に書いています。ワインが送られてきました

  • 国際空港の敷地内で見える皆既日食

    2024年中には日本国内に限ると日食や月食が全く見られないのは2003年以来とのことで、海外に目を転ずると2024年4月9日(日本時間=世界時では4月8日)に北アメリカ大陸では皆既日食が見られます。(天文年鑑2024年版19ページ、51ページ)@NASANASAのサイトにあった2021年から2040年までに発生する皆既日食と金環日食が見える地域を示した世界地図です。青色が皆既日食帯、赤色が金環日食帯、桃色が皆既日食と金環日食が混在したハイブリッド日食帯です。私が黒色の楕円で示したのが世界時で2024年4月8日(世界時)の皆既日食帯です。複数の大都市が日食帯にかかっていて、世界中の皆既日食ファンがメキシコやアメリカを訪れるようです。2035年9月に日本で見ることができる皆既日食まで待ちきれない(生きていない...国際空港の敷地内で見える皆既日食

  • 自宅屋上の除雪

    新年早々、札幌は40cm以上の降雪がありました。小樽や留萌では記録的な積雪があった模様です。札幌市天文台の除雪を手伝った1月8日(月)は疲れていたので自宅の除雪を諦めました。翌日の1月9日(火)に自宅前を除雪し、屋上を1月10日(水)に除雪しました。除雪前の屋上です。強風で雪が吹き飛ばされ、それほど積もっていませんでした。画像の右上は雪雲です。雪雲の通り道になっている岩見沢や美唄方面は雪が降っていると思います。除雪中に撮影した南側のお隣さんの屋根です。北西の風で雪が吹き飛んでいます。右端は藻岩山。それほど積もっていなかったことから30分ほどで自宅屋上の除雪が終了。気温はマイナス5度。晴れているので除雪後は昼間の太陽や恒星を見るつもりでしたが、強風で粉雪が舞っています。夜になって風が弱くなったら屋根を開けて...自宅屋上の除雪

  • 札幌市天文台の除雪

    札幌は2024年1月7日(日)から8日(月)の午前中にかけて40cmほどの積雪でした。札幌市天文台に所用があったことから、1月8日10時少し前に訪問。ちょうど天文台スタッフのAYさんが通路の除雪をしていました。前日の天文台スタッフが何回も除雪したそうですが、昨夜から朝にかけ結構積もっています。これは除雪前にAYさんが撮影した通路の様子です。積雪が多かったことから私も除雪作業をお手伝いし、私が撮影した除雪後の様子です。1枚目の画像と比べるとスマホの機種によってかなり色調が違いますね。除雪作業後は、天文台で保存している古い資料を閲覧させてもらいました。午後から雪が止み、青空も見えてきました。屋上に登り除雪作業をしているAYさん。危険手当が必要かも。14時になり、お客さまが多数来訪。AYさんはドーム内に戻り、ア...札幌市天文台の除雪

  • 空港着陸前の航空機(2024年しぶんぎ座流星群は空振り)

    2024年版の天文年鑑によると、しぶんぎ座流星群の極大予想日時は1月4日(木)18時となっていました。この日は18時まで所用があって在宅しなければならず、しぶんぎ座流星群はピークが鋭いため極大時刻から数時間ずれてしまうと出現が期待できないうえ、これまでの体験上、しぶんぎ座流星群は暗い流星が多いことから光害が少ない場所でないと見逃しが多く発生してしまいます。以上のことから、2024年しぶんぎ座流星群を観望することは諦めていたのですが、当日の天候が良好だったことからダメ元で遠征してきました。札幌の都心部から東南東へ60kmほど離れた栗山町の高台に到着したのは1月4日20時ごろ。周囲の街明かりの影響で6等星がようやく見え、冬の天の川が薄く見えるあまりいいとは言えないロケーションですが極大予想時刻を2時間も経過し...空港着陸前の航空機(2024年しぶんぎ座流星群は空振り)

  • 天文指導員OBの新年会

    2024年1月3日(水)の夕方に札幌市中央区で開催された天文指導員OB会に参加してきました。まず、新年会の前にエビスバーで喉を潤します。撮影はお向かいのお客さまにお願いしました。撮影が終わってから1人が駆けつけ0次会は5人が参加。本番の新年会はイタリアンレストランで。集まったのは1989年から1999年の間に天文指導員登録された7人+平井の8名。いずれもブログ顔出しOK。ありがとうございます。当時の天文指導員は社会人で登録された1名を除き大学生や専門学校生でした。青春時代を一緒に過ごした仲間と語り合うのは至福の時間でしょうね。今は全員社会人でそれぞれの道で頑張っています。私はというと当時30歳代から40歳代でした。天文係職員や天文講師として皆さんと交流があったことから今でも新年会に呼んでいただけてとても嬉...天文指導員OBの新年会

  • 70光年離れた星

    望遠鏡を使った2024年の初観望は1月1日(月)の夜でした。20時過ぎに自宅屋上のスライディングルーフを開け、口径15cm屈折望遠鏡と口径40cm反射望遠鏡を「うさぎ座ゼータ星(ζLep)」に向けます。うさぎ座ゼータ星は、SkySafariというアプリによれば光度3.54等級、距離70.5光年です。2023年9月に満70歳になった私の古希の記念観望としてこの星を見ることにしました。(1光年は約9.46兆km。70.5光年≒667兆km)ふたご座流星群を観望した際に撮影した画像です。オリオン座の南側に位置する「うさぎ座」を線で繋いでみました。ウサギの背中に輝くのがゼータ星です。口径15cm屈折望遠鏡に1.5倍エクステンダーを装着し、ミラーレスカメラで直焦点撮影したゼータ星です。背景には11等級までの恒星が写...70光年離れた星

  • 2024年の初日の出

    2024年の元日になりました。明けましておめでとうございます。新年恒例の初日の出を見に遠征してきました。日高町の海岸に到着したのは元日の3時過ぎ。気温はマイナス10度。北風がやや強く体感温度はもう少し寒く感じました。1月1日(月)5時24分に月明かりで撮影。5時44分に撮影。薄明が始まったものの、地平線上3度ほどまで雲があるので、初日の出を拝むのは少し遅れそうです。雪が積もった波消しブロックできた波濤と初日の出です。7時10分に撮影。この場所での日の出は7時01分ですが、低空の雲のため9分遅れで初日を拝むことができました。今年もよろしくお願い申し上げます。2024年の初日の出

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