気功が、いつ頃どのように出来上がったかは定かではありません。現存する最古の資料として「舞踏紋彩陶盆」(ぶとうもんさいとうぼん)があります。約5000年前の中国青海省の新石器時代の遺跡から出てきた盆です。お下げ髪をリボンのようなもので結んだ女の子?が手を繋いで踊っているような動作のお盆が発見されました。まあはたしてこれが気功の動作かは定かではありませんが、もしそうなら気功は5000年から始まったと言えるかもしれません。真偽の程は別にしても、はじめは動物の動作の真似から始まったようです。いまでもある五禽戯という気功は、虎。鹿。猿。熊。鶴。の動作からできています。動物が怪我や病気を自分で治す(傷をなめたり、特定の草を食べたり)のが不思議だったのでしょう。そこで動物の動作の真似をすればという発想がでたのかも一方イ...気功の歴史