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2022/06/12

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  • ファイナンシャル・プランナーの勉強

    1 お金の勉強 もうすぐ退職なので、税金とか社会保障とかのことを自分でしなければなりません。 動画見たり本読んだりのダラダラした「勉強」はしてきました。 してきましたが、身についているかというと、たぶんついてない。 なので、ちゃんと勉強しようと思ったんです。 ボケ防止にもなるかもしれませんし。 2 ファイナンシャルプランナーを勉強しよう 選んだ内容は、ファイナンシャルプランナーです。 なんでか。 退職セミナーに参加したとき、講師がファイナンシャルプランナーだったからです。 話の内容もおもしろかったし、自分に必要な知識を持っていると感じたのでした。 薄く広い感じも自分に合っているし。 難しいこと…

  • 【書評】ボブ・ウッドワード「WAR3つの戦争」

    1 本書の概要 バイデン政権の外交奮闘記です。 WAR(ウォー) 3つの戦争 (日本経済新聞出版) 作者:ボブ・ウッドワード 日経BP Amazon バイデンは3つの戦争に対応しなければなりませんでした。 ウクライナのプーチン。 ガザのネタニヤフ。 そしてフロリダのトランプです。 本書を読むと、バイデンが政権運営をするにあたって、どれだけ共和党を操るトランプを意識せねばならなかったかがわかります。 フロリダにもう一つ大統領府があったかのようです。 この辺りは、日本にはまったく伝わっていなかったことですね。 2 信頼できないプーチン ウクライナの国境に軍隊を展開していたプーチン。 ヨーロッパ諸国…

  • iGrowとスマホの生体認証

    1 証券講座入力の厳格化 証券口座の乗っ取りが問題となってました。 勝手に証券口座にログインして、勝手に売買するという。 そういう犯罪です。 それで6月に入ると証券口座へのログインが厳格化されました。 なるほど。 それは不便になるが仕方のないことです。 ですが、わたし入れなくなったんですね。 どうしてか。 様子を話します。 2 生体認証の問題 楽天証券のスマホアプリにiGrowというものがあります。 去年の12月に公開されました。 無料で使えるよいアプリです。 それまでのiSPEEDとかに比べて、インターフェイスがよくて使いやすいのです。 このアプリ上で積立設定などができます。 なので、今回の…

  • 【書評】読売新聞「情報偏食」取材班「生成AIの脅威」

    1 本書の概要 情報社会の警鐘本です。 生成AIの脅威 情報偏食でゆがむ認知 作者:読売新聞「情報偏食」取材班 中央公論新社 Amazon 本書の概要を述べるに当たって、中立的にとは思ったのですが、無理でした。 羊頭狗肉。 本書は、ネットメディア批判本です。 それも新聞社の立場からです。 生成AIの社会的意義とか役割とかそんなものは書かれていません。 ネットメディアの恐怖、危険を繰り返すのみです。 醜悪さを感じます。 社会の木鐸なんて戯れ言、まだ信じてるのでしょうか。 他人事みたいに書ける精神が信じられないというか。 ここで述べられた危険は本質的にオールドメディアにも当てはまります。 2 噂話…

  • 【書評】東川篤哉「新謎解きはディナーのあとで2」

    1 本作の概要 お嬢様刑事と執事探偵のミステリー、新展開2作目、通算5作目です。 新 謎解きはディナーのあとで2 作者:東川篤哉 小学館 Amazon 5作目にして、作中のフォーマットが極まったという感じです。 相変わらず失礼執事が鈍感お嬢様を小馬鹿にしながら事件を解決するのは変わらずですが、細かいところまで、様式が決まり始めました。 それを定番と取るか、マンネリとくさすか。 シリーズ累計444万部!という実績を見れば、世間では前者ととらえているのはまちがいなし。 おもしろさはまちがいないところですが。 2 細部の定型化 さて、わたしがつかんだ本作の様式はこうなります。 1 夕食を楽しむお嬢刑…

  • 【書評】東川篤哉「新謎解きはディナーのあとで」

    1 本書の概要 コメディー風の本格推理小説です。 新 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) 作者:東川篤哉 小学館 Amazon 国立署に勤める富豪令嬢刑事と名探偵執事が難事件を解決する物語。 10年以上前に、北川景子主演でドラマ化していたように思います。 なにかの後書きで褒められていたので、古いシリーズは読んでいました。 新シリーズがあったとは知りませんでしたね。 しかも、アニメにまでなっていたとは。 tver.jp おもしろい小説なので、もちろん当たり前といえば当然なんですが。 新作もおもしろかったです。 2 本作の設定 大衆小説、特に短編小説は当たれば連作となるのが常です。 作家にと…

  • ubuntuでcanonMG3230のスキャナーが使えるようになった

    今回、短いので章立てしないで書きます。 以前のブログで報告したスキャナー認識しない問題ですが、ようやく解決しました。 で、どうやったかなんですけど、これをうまく説明できません。 順序よく説明できるよう試みます。 まずですね、キャノンのサイトからリナックス用のドライバーをダウンロードしました。 canon.jp それで、これを展開したフォルダで sudo ./install.sh を使いインストールします。 するとですね、インストールができないんですよ。 なぜか、たりないものがあるって言われるんですね、ターミナルさんから。 (ターミナルとは、コマンドラインでパソコンとやりとりするウインドウみたい…

  • 【書評】株式会社テック金融犯罪対策センター「だます技術」

    1 本書の概要 デジタル詐欺の警告本です。 だます技術 作者:株式会社ラック 金融犯罪対策センター 小森 美武,木村 将之,岡本 信秀,池田 芳輝,海老原 章,新林 直樹,田中 しおり,佐野 智弥 技術評論社 Amazon クレジット・カードの不正使用が話題になったのが去年。 それでわたしも使ってないカードを処分しました。 断捨離の一貫でもあったわけですが、管理できないものをもつのは危険です。 そして最近、話題になってきたのが証券口座の不正ログイン。 ログインされて証券売られて、よくわかんない中国株を買われるという事件があったとのこと。 この事件、犯罪者の利点はどこなんだ? 儲かってないだろ?…

  • WSPの設定で大苦戦

    1 ubuntuのオフィス ubuntuの使い始めて1週間。 独特の使いにくさにも慣れてきました。 さて、今回はオフィスソフト導入について記したいと思います。 いやあ、簡単じゃなかった。 2 行数・文字数設定の壁 さて、ubuntuには無料で使えるリブレオフィスが用意されています。 これはオープンオフィスの流れを組むもので、リナックスよろしくコードを公開し、みんなで改良していくというものです。 なので悩まずにそれを使えばいいのでしょうが、以前オープンオフィスを導入しようとして挫折したわたしには、嫌な予感がします。 それは、行数と文字数の設定。 オープンオフィスのワープロ、ライターは日本語ワープ…

  • Ubutu導入奮闘記

    1 Windows10への不満 今のパソコンはずいぶん長く使っています。 もともとはウインドウズ8.1がインストールされていました。 それをアップデート、アップデートで使っていたのですが…。 最近、いろいろ動作が遅くなりまして、あとですね、ワンドライブのアクセスが快適ではないので、どうもなんとかしなくてはと思っていたのです。 一番よいのは、パソコンを買い換えること。 さすがにITに弱いわたしでも、それはわかります。 わかりますが、先立つものがない。 もう少し、このパソコンも使いたい。 というわけで、Windows以外のOSを考えてみることにしました。 もちろん、候補は2つです。 グーグルクロー…

  • 【書評】日本経済新聞社米州総局「私たちは、トランプを選んだ」

    1 本書の概要 2024年のアメリカ大統領選挙のルポルタージュです。 私たちは、トランプを選んだ ルポ アメリカ大統領選挙 (日本経済新聞出版) 日経BP Amazon 現在、トランプさんの相互関税で、世界は大混乱になってます。 アメリカの株価は暴落。 日本の株価も暴落。 円高ドル安に動く。 というわけで大変な状況です。 しかし当のトランプさんはどこふく風。 アメリカにとって記念すべきすばらしい日になったと自画自賛。 いやあ、こういうメンタルじゃないとやってけないんでしょうね。 すごい! すばらしいじゃなくて、あくまで「すごい」。 この政策については後でふれますが、まずは選挙戦の話から始めます…

  • 春が来た、そして「桐谷さん」

    1 春です 庭の梅が咲きました。 きれいです。 春になった気がします。 この梅は、私の子供の頃からあったのでずいぶん年寄りです。 何度も枝を切られたのですが、その度に若枝を伸ばします。 今年60になりますが、こんな風に元気でいたいですね。 2 桐谷さん 最近、好きになった投資家がいます。 桐谷広人さんです。 将棋の棋士でもあります。 優待名人と呼ばれています。 桐谷さんは穏やかな口調でシロウトにも分かりやすい話をするので、人気があるのでしょう。 投資界隈の人物は、抑えても抑えきれない血気盛んさがもれてます。 口調を丁寧なんですが、肉食動物の雰囲気をまとってます。 ですが、桐谷さんにはそんな感じ…

  • 【書評】トマ・ピケティ、マイケル・サンデル「平等について、いま話したいこと」

    1 本書の概要 世界的に著名な社会科学の学者が「平等」について対談本です。 平等について、いま話したいこと [ トマ・ピケティ ]価格: 2200 円楽天で詳細を見る 世界的に平等が問題になっている、という問題意識が本書の動機になっています。 経済的平等、政治的平等、個人の尊厳にかかわる平等について話しています。 平等は近現代社会に必要な社会的概念ではありますが、今現在そんなに問題になっているとは思っていませんでした。 さて、「平等」に危機は訪れているのでしょうか。 2 くじによる大学入試 大学は学問の府ではありますが、社会で成功するための登竜門でもあります。 大学入試に門地的差別というものは…

  • 自分の生活と国際政治

    1 今回のテーマ ずいぶんと大きい題を付けましたが、半径5mで考えているいつものブログです。 自分はこれから老後を生きますが、できるだけ小さく穏やかな生活をしたいと思っています。 そうは思っても社会生活を営んでいる以上、自分の生活によそからの干渉はあるわけです。 最近感じるのは、外国というか自分がふれたこともない大きな世界からの干渉が続いていることです。 2000年代に流行ったセカイ系は身近な出来事、恋愛とか、が世界の命運を左右するというものでした。 これはその逆で、知りもしない世界の情勢が自分の密やかな生活に関係してくるというものです。 真逆です。 しかしながら、現代的な感じではありますね。…

  • 住民税(所得税)の申告相談

    1 住民税の申告とは 税金は納めなくてはなりません。 国民の義務です。 ということで、様々な税金を納めているわけですが、現在、確定申告の期間です。 勤め先で源泉徴収されていない人は確定申告をしなければならないのですが、収入額が大きくない人はしなくともよいことになってます。 ・公的年金の収入金額(源泉徴収が対象となる場合)が400万円以下 ・公的年金等に係る雑所得以外の金額が20万円以下 こんな人です。 それでも住民税の申告はしなければなりません。 住んでいる自治体に住民税申告書を提出しなければならないのです。 断言しましたが、税の法律にあまり詳しくないのでまちがえていたらごめんなさい。 さて、…

  • 【書評】ブライアン・クラース「なぜ悪人が上に立つのか」

    1 本書の概要 統治機構の倫理性を論じた本です。 なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造 作者:ブライアン・クラース 東洋経済新報社 Amazon 刺激的な題名ですが、善良な権力者を立てるにはどうするか、権力者を善良に保つにはどうするかについて述べています。 絶対的な権力は絶対的に腐敗する。 この有名な警句も取り上げていて、元々どのような文脈で語られた言葉かも説明しています。 なんとく権力者って悪いイメージがありますよね。 民衆を抑圧するような。 国家というレベルではなく、会社の上司という小さな権力の世界でもそうです。 つまりは権力の在り方について述べているのです。 2 階級社会の…

  • 初めてのスマホを手放した

    1 スマホの交換 スマホの交換をしました。 なぜか。 銀行のアプリが入らなくなったからです。 OSが非対応になりましたという理由です。 アンドロイドなんですが、もう古くてヴァージョンの更新も止まってます。 6年くらい使いました。 長いですね。 その割にバッテリーもまだ1日以上もっていたので、機械としては使えていたんです。 もちろんバッテリー交換もしていません。 というわけで、使えなくはないのですが、そろそろ潮時かなあと。 ちなみに銀行については、ブラウザでサイトを見ればなんとかなるので、手間はかかりますが使えなくはなかったのですが。 2 ファーウェイ 機種なんですが、ファーウェイを使ってました…

  • 【ネタバレ批評】映画「大きな玉ねぎの下で」

    1 本作の概要 楽曲をヒントに作られた恋愛映画です。 tamanegi-movie.jp わたしが知らないだけで、楽曲にインスパイアされた映画っていくつかあるみたいです。 中島みゆきさんの「糸」とか。 これは爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」が基になっています。 まえにノベライズされた小説も読んだのですが、それとは異なるストーリーでした。 で、結論をいうと、映画の方が断然よい! こっちの台本の方がストレートだし、変な要素をもちこんでないし。 見てよかったと素直にいえます。 2 あらすじ 大学4年の丈流(たける)は、就職活動に一歩踏み出せずバーでアルバイトする日々。 そのバーは昼はカフェになる…

  • 【書評】橋爪大三郎「面白くて眠れなくなる江戸思想」

    1 本書の概要 中高生向けの思想解説本です。 面白くて眠れなくなる江戸思想 作者:橋爪 大三郎 PHP研究所 Amazon 橋爪さんといえば、ポスト構造主義の解説書とかアメリカの政治思想とかを書いていた印象がありますが、本書は江戸思想。 国学、儒学でしょうか。 仏教は鎌倉以降に見るもの少ないですから。 それにしても似合わない感じがします。 江戸の思想って、所詮、佐幕か尊王に収斂される気がして、眠れなくなるほど興味がわくかっていうと、そうでもないって感じなんですが。 わたしは高校で世界史を選択したくらい日本史には詳しくないし興味も低いです。 このジャンルの知識にいたっては、ほぼなし。 そんなわた…

  • 【書評】時田ひさ子「かくれ繊細さんの『ぐるぐる思考』からの抜け出し方」

    1 本書の概要 気にしすぎる人への心理学的アドバイス本です。 かくれ繊細さんの 「ぐるぐる思考」からの抜け出し方 作者:時田ひさ子 廣済堂出版 Amazon キーワードは、HSS型HSP。 HSPは生まれつき感受性が強く敏感な気質を持った人。 HSSは抑圧を嫌う性質を持ちながら社会に適応している人。 こういう人は1日中思考をぐるぐるさせている人なんだとか。 このぐるぐるというのは、ああでもないこうでもないと結論を出せずに考え続けること。 そういう人へのアドバイスという本です。 まあ、ずいぶん対象を狭めましたね。 HSP自体がそんなにいるわけでもないですし、その中の特定のタイプですから。 本の売…

  • 【ネタバレ書評】中村航「大きな玉ねぎの下で」

    1 本書の概要 楽曲にインスパイアされた映画のノベライズ本です。 大きな玉ねぎの下で 作者:中村 航 小学館 Amazon 元曲は、文通から始まった失恋の話。 爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」 これについては、前回のブログをお読みください。 gisukajika.hatenablog.com 小説は、1986年の出来事と2024年の出来事を平行に述べる形式です。 たまにある形式なんですけど、この形式では二つの出来事がどう関連するかが要点。 それで本作は…となるんですが、ちょっと微妙でした。 恋愛小説なので、謎解きとかそういう要素は少なめなんですけど、こういう形式だとちょっとそういう要素を期…

  • 「大きな玉ねぎの下で」~爆風スランプの歌の方~

    1 40年前の歌 「大きな玉ねぎの下で」という本を見つけました。 大きな玉ねぎの下で 作者:中村 航 小学館 Amazon 興味がわきました。 題名はたぶん偶然の一致ではないでしょう。 爆風スランプの歌からとったはずです。 あの曲には、思い出があります。 1985年の曲。 大きな玉ねぎの下で Sony Music Direct(Japan)Inc. Amazon 大学生でした。 2 アンダーグラウンドなバンド 爆風スランプは紛う事なきコミック・バンドでした。 「週刊少女A」という中森明菜の楽曲と千葉県を風刺した歌でデビュー。 宮城県の片田舎出身のわたしに笑えるところはなかったものの、おもしろそ…

  • ジョン・サイクスの思い出

    1 ジョン・サイクスというギタリスト 1月20日にジョン・サイクスさんが癌で亡くなったそうです。 残念です。 安らかにお眠りください。 さて、ジョン・サイクスさんとは何物か? イギリス人のハードロック・ギタリストです。 この方は、ロック・ギターを弾いている人には有名ですが、一般のロック・ファンにはそれほど有名ではないです。 売れてない。 なんてことはなくて、全世界で1000万枚以上売れたアルバムでギターを弾いています。 それがこれ。 白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念リマスター(通常盤) アーティスト:ホワイトスネイク ワーナーミュージック・ジャパン Amazon ただですね。 そ…

  • 【ネタバレ批評】大谷アキラ、夏原武、水野光博「正直不動産」

    1 本作の概要 不動産業界の内面を描いたマンガです。 正直不動産(1) (ビッグコミックス) 作者:大谷アキラ,夏原武,水野光博 小学館 Amazon ノウハウマンガといいますか業界マンガといいますか、知らない世界を人間ドラマとともに知っていく、そういうジャンルのマンガです。 「美味しんぼ」とかその辺りから一般的になってきたのかなあ。 「ギャラリー・フェイク」もそうだし。 とはいえ、どの業界でもエンターテインメントになるわけではありません。 ありませんが、不動産業界はまちがいなくドラマになる業界です。 2 主人公の設定 おそらくは典型的なやり手セールスマンです。 「千三つ」を体現した人物で、営…

  • 【ネタバレ批評】映画「ローハンの戦い」

    1 本作の概要 指輪物語の外伝アニメ映画です。 指輪物語 (10) 新版 追補編 作者:J.R.R.トールキン 評論社 Amazon この追補編というのは、作者本人が指輪物語の設定などを書いたもので、小説というよりは、設定資料集みたいな本です。 そして、これがこりにこっていて、これを読むだけでも楽しいというものになってます。 とはいえ、あくまで資料集、指輪物語本編を読んで「もっとこの世界に浸りたい」という人が読む本です。 一般向けではありません。 指輪物語にはいくつかの国、といっても近代的な意味の国とはちがいますが、が出てきます。 本作の舞台、ローハンもその一つです。 それで、本作なんですが「…

  • 今日は大晦日

    1 2024年最後の日 2024年最後の日となりました。 暦なんて人間が恣意的に決めたものでなんら意味がないとは思いつつ、それでも生活に区切りがあると便利なことは確かなので、今年を振り返ったりしています。 さて、自分にとって2024年はどんな年であったか。 区切りに意味で振り返りたいと思います。 2 もの関係 今年は長年愛用していたものが壊れました。 大きなものが二つです。 一つはギター・アンプ。 おそらく20歳ぐらいの頃から使っていたものです。 フェンダー・スクワイヤーのサイドキック15W。 と書きましたが、ちょっと古すぎて名称も不確かです。 家庭での練習用ですが、ちょっとしたホールでも十分…

  • 税務署に行ってがっかりした話

    1 国民年金の控除 国民年金の社会保険料は全額所得控除できます。 ということを今まで知りませんでした。 勤め人なので経理関係はまかせっきり。 給与から引いていただいていたということでしょう。 それで、その事実になぜ今さら気づいたかというと、子供の年金です。 生計を一にする扶養親族の社会保険料は控除できます。 このきまりも知りませんでした。 学生なので年金の納付を伸ばしていたのですが、前年にまとめて納付していたのです。 それが控除になるらしい、という知識を経理から授けられまして、控除証明書を探し出し提出したのです。 ここまではよかったのですが、納付が3年間に渡るために問題が。 令和6年分は年末調…

  • 【書評】森永卓郎「書いてはいけない」

    1 本書の概要 経済アナリスト森永卓郎さんの社会批評本です。 書いてはいけない 作者:森永 卓郎 三五館シンシャ Amazon 社会批評本と書いてみたものの、人によって本書のとらえ方は分かれるでしょう。 片方の端に「陰謀論」があり、もう一方の端に「ルポルタージュ」がある。 そんな感じです。 刺激的な内容の本でした。 森永さんは耳目をひきつける新奇ないい方をします。 年収300万円時代もそうですし。 そういう方ですが、知的で根拠のないことはいわない方だと思ってました。 しかし、本書の内容は、思いっきり振れてます。 2 「ジャニーズ」と功利行動 1つ目の話題は、ジャニー喜多川問題。 本質は、年少者…

  • 人間ドッグ受診

    1 最後のドック 人間ドックを受診しました。 1泊2日の人間ドックです。 なかなか本格的なもの。 職場の健康保険で斡旋されるもので、なかなか当たらないのですが、もうすぐ退職だからでしょうか、年齢が年齢だからでしょうか、見事当たって検診です。 退職後、補助もなく自主的に人間ドックをするとは考えにくいので、これが最後のドックとなることでしょう。 しっかりと調べていただくこととしました。 2 病院 病院は自由に選べるわけではなく、健康保険が希望を聞いた上で指定します。 その病院は、どれも人間ドックのコースを持っている病院。 こういう病院が増えてよかったと思います。 初めて人間ドックを受けた30代の頃…

  • 【書評】ビル・パーキンス「DIE WITH ZERO」

    1 本書の概要 人生論です。 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon 資産を使い切って死ぬ。 そういうことを推奨している本です。 人生を楽しむための本で、ベスト・セラーです。 とはいっても享楽的な生き方を薦めているわけでもなく、刹那的な生き方を称えているわけでもありません。 すごく真面目な本です。 実は投資本界隈で評判ですし、本屋さんでもそういうコーナーに置かれていますが、本書のどこにも投資の指南はありません。 普通にエッセイ本の棚に置いたらいいと思います。 2 人生で大切なものは思い出 筆者の一番の主張はこれです。…

  • 退職後の健康保険はどうすればお得か

    1 健康保険制度 退職後の健康保険、どうすればいいでしょうか。 健康保険とは、要するに病院を受診した時に見せるあの保険証を発行してくれる保険です。 日本は国民皆保険。 つまり、全員が保険に入らなければなりません。 今は、勤め先が掛け金を半分もってくれる保険です。 強制的に加入なので選択はありません。 ですが、退職後はどうなるのでしょうか。 不安です。 まったく保険に詳しくないからです。 知は力なり。 無知は罪。 と、警句を並べても、何の安心材料にもなりません。 いろいろ初歩的なことから調べてみました。 2 保険の種類 退職後、わたしが加入できる保険は2種類です。 社会保険と国民健康保険。 それ…

  • 今日から師走

    1 師走 寒く成りました。 クリスマス・ソングが響いてきてます。 一年で最後の月、師走です。 この年齢になると12月も1月もあまり変わらないのですが、それでも今月というか今年中に片付けたいことが出てきます。 最後の月というのは、先延ばしにしてきたことをするにはいい理由です。 2 カード類の整理 まずは銀行口座。 あおぞら銀行を解約することにしました。 あおぞら銀行は利子が高かったので、すぐに使わないお金を入れていました。 貯蓄用口座ですね。 しかし、黒田さんから植田さんへと時代は変わり、他行の金利も上がってきています。 あおぞら銀行の優位性がゆらいできました。 金利というアイデンティティがゆら…

  • 朝、シカと目が合った!

    1 野生動物増加 野生動物が増えてますね。 クマが人里近くに現れた!というニュースもめずらしくありません。 自然が豊かになっているのはいいんですが、人と動物の共生はなかなか難しいものです。 法律守りませんからね、動物。 今朝(11月27日)窓の外を見てびっくり! こんな方々と目が合いました。 ニホンジカです。 3頭いました. もう1頭はこちら。 カメラ目線は外してますけど、最初に見たときはばっちり目が合いました。 スマホで写真撮るときは何でもなかったんですけど、一眼レフ構えたら急に目線を外しまして。 銃とかと勘違いしたのかなあ。 それにしてもです。 田舎には住んでますけど、こんな近くにシカが出…

  • はてなブログ(アプリ)に残る下書きを消す

    1 はてなブログアプリ はてなブログの記事をどのように書いてますか。 わたしはパソコンで書いています。 初期には、エディターで下書きしていました。 今は「見たまま」編集に直接書いています。 こちらの方が早いし、慣れたからです。 それでも、ですね。 出かけた先で思いついたことをメモしたいことがあった時には、スマホのはてなブログ(アプリ)を使うのです。 このアイコンのアプリです。 できれば使いたくないんですが、メモですからね。 緊急です。 スマホのブラウザで「はてなブログ」を開いて使うよりは、まあ楽なので。 しかし、ですね。 ほんとこのアプリ使いにくいんですよ。 編集が貧弱なのは慣れました。 その…

  • 【書評】チャールズ・エリス「敗者のゲーム」

    1 本書の概要 古典的といってもいい、個人投資家への指南書です。 敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版) 作者:チャールズ・エリス 日経BP Amazon 本書の主張はあまりにも有名で、今さら書くのも恥ずかしいのですが、こんな感じです。 1 インデックス投資をしろ。 2 市場に居続けることが大事。 3 手数料は低ければ低いほどいい。 現在第8版ですが、初出は1985年。 そんなに前から、このような主張をしていたんですね。 アメリカは401K で、老後資金のために個人投資が日本のバブル前から盛んでした。 そのくらい投資については進んでいたのでしょうが、驚きです。 改め、その主張について…

  • 夜行バス初体験

    1 千葉に行く 突然、千葉に行く用事ができました。 さてわたしは宮城の辺境に住んでいます。 移動が大変。 お金もかかる。 しかも用事のある日は日曜。 土曜と月曜は仕事です。 つまりは日曜に往復しなければならないのです。 まあ新幹線を使えばそんなに大変じゃないんですけど、お金がねえ。 掛けても見返りがある用事ならいいんですけど、そうでもない用事でして。 なるべく安く仕上げたい。 というわけで、高速バスを利用することにしました。 2 予約は楽天トラベル バスの時刻も値段も何も知らないのですから、まずはネット検索。 いろいろな旅行サイトが出てきます。 まあどこでもよかったのですが、楽天ユーザーである…

  • アジアンタイヤを購入した

    1 スタッドレス・タイヤの通販 タイヤ交換の時期です。 地球温暖化とか何とか言っても、冬の道路は凍ります。 というわけで冬タイヤ交換は必須なのでした。 4シーズンを超えたわがヨコハマ・アイスガードにガード力はなく、あえなく引退。 まあその予定で夏も付けたままで履きつぶしてたんです。 今回は、タイヤをネットで注文しました。 今は、楽天とかAmazonでもタイヤを買えるんですね。 しかも交換業者を案内してくれるという。 至れり尽くせり。 小売りは大変な時代だなあと思います。 とはいえ、わたしが利用したのはフジ・コーポレーション。 www.fujicorporation.com 以前、利用したことが…

  • ナマケモノとスモール・ライフ

    1 ナマケモノという動物 ナマケモノという動物はご存じでしょう。 中南部アメリカで暮らしている哺乳類です。 特徴は動かないこと。 これでもか、というくらい動きません。 木にぶら下がって寝て過ごしています。 どのくらい動かないかというと、こんな感じ。 1日15時間から18時間ぐらい寝る。 急いで動いても時速16メートル。 ほぼ、同じ木の枝に1日中ぶら下がっている。 1日の食事量は8グラム。しかも多く食べ過ぎると消化できない。 1週間に1度、排便のために木を降りる。 まあ、動きませんね。 エネルギーを使わないことに特化した動物です。 できることなら植物になりたいんじゃないでしょうか。 この他にも、…

  • 【ネタバレ書評】新庄耕「地面師たちファイナル・ベッツ」

    1 本作の概要 詐欺師が活躍するサスペンス小説です。 地面師たち ファイナル・ベッツ (集英社文芸単行本) 作者:新庄耕 集英社 Amazon 本作は続編で、1作目も本ブログで紹介してます。 gisukajika.hatenablog.com 前作は、ネットフリックスでドラマ化されました。 大変好評でした。 本作もこれに合わせて発表されたのでしょう。 さて、地面師とは他人の土地を売ってしまう詐欺師です。 もちろん架空取引ですから、権利は移動しません。 お金をだまし取られるだけです。 しかも巨額の。 だまされる相手は、投資家や不動産会社です。 つまりは専門家。 そんな人たちが、こんな大きな取引に…

  • 明日は衆議院議員選挙

    1 期日前投票 明日は、衆議院議員選挙です。 とはいうものの、私はもう投票してきました。 期日前投票です。 元々、明日は仕事が入っていました。 まあ夜8時まで投票できるので、間に合うといえばそうなんですが、ケツカッチンって気持ち落ち着かないので、やってしましまいました。 あれって、不在者投票っていってた時期より簡単になってますが、まだ「匂い」が残ってますね。 投票させていただいてるっていう。 未だに理由を記述する欄があるんですよ。 いります? 理由なんてどうでもいいから投票させたらいいと思うのですよ。 もう、イオンとかに投票所設置する時代なのに、どこか時代錯誤を感じます。 2 ニュース みなさ…

  • バズベイトで釣りたい

    1 バズベイトって何 バス用のルアーにバズベイトというものがあります。 デュオ レアリス エムライン バズベイト 3/8oz マットブラックホワイトシャッド DUO(デュオ) Amazon こんな形。 変ですよね。 これは引くと水面に浮いて、上のプロペラが水面をかきまぜます。 引くのをやめれば沈みます。 使い方は水面を引いて、水をプロペラでかき混ぜながら寄せてくる。 こういう使い方です。 これで釣れればかっこいい。 そういうルアーです。 2 釣ったことはない でも、私はこれで釣ったことがありません。 なぜか。 使わなかったからです。 では、なぜ使わなかったか。 釣れる気がしなかったからです。 …

  • 【書評】山崎元、水瀬ケンイチ「ほったらかし投資術」

    1 本書の概要 なるべく楽して投資する方法を解説する投資本です。 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者:山崎 元,水瀬 ケンイチ 朝日新聞出版 Amazon 2年で11刷、第3版まで出ているベスト・セラー。 今さら取り上げるのも恥ずかしいくらいの本です。 今や投資系インフルエンサーが取り上げる投資法は、ほぼこれといっしょです。 王道とまでいわれています。 それで、読まないくせに内容を知っているような気になっていました。 しかし、読まないでおくのも恥ずかしい。 というわけで、改めて読んでみたのです。 2 長期投資、分散投資、手数料の節約 これがほったらかし投資の原則です。 長…

  • 【書評】佐治守夫・飯長喜一郎編「ロジャーズ クライエント中心療法」

    1 本書の概要 臨床心理学者ロジャーズの生涯とその心理療法を簡便に解説した本です。 ロジャーズ クライエント中心療法 新版 --カウンセリングの核心を学ぶ 有斐閣 Amazon クライエント中心療法は、いくつかあるカウンセリングの方法の中で有力な一派です。 ロジャーズさんはその創始者。 クライエント中心療法について、ロジャーズさんの生涯と共に解説しよう。 そういう意図の本です。 ちなみに、その他のカウンセリングで有力な方法は、精神分析学とか認知行動療法とかです。 フロイトの精神分析学は聞いたことあるでしょう。 有名ですもの。 それと同じくらい広がっているのがクライエント中心療法なのです。 本書…

  • 【書評】ようへい「元証券マンが教える利回り18.5%を実現する米国債投資」

    1 本書の概要 いつも一文で書籍の概要を書いているのですが、本書にそれは必要ありません。 タイトルがそのまんま。 米国債投資本です。 元証券マンが教える 利回り18.5%を実現する米国債投資 作者:ようへい KADOKAWA Amazon 実はずいぶん前に読んでいた本でして、取り上げるのが遅くなりました。 それで旬が過ぎている感じはするのです。 まだ高いのですが、米国債の利回りが4%を超えていました。 2023年から2024年にかけて。 その時期、富裕層の投資先として米国債が注目されていたのです。 それで出版されたという面を大きかったと思います。 ご存じの通り、米国はインフレ退治を終えて利下げ…

  • フリップキャストとスパイラルキャスト

    1 投げにくい場所でのキャスト ルアー・フィッシィングにおいてキャストは重要です。 ルアー・フィッシィングは投げる・巻くの繰り返しですので、釣りの半分を占める動作だからです。 この投げるをキャストとかキャスティングとかと英語で言ってるんですが、本当にいろいろな投げ方があります。 そんな投げ方ほんとに必要なの? というものもあるんですけど、たいていは実用向きなんです。 それで、タイトルの投げ方になるんですが、フリップキャストとスパイラルキャストはトリックキャスト(曲芸じみた投げ方)の代表みたいな感じで扱われます。 でも、ですね。 この2つが必要な場面があるんです。 2 頭上や背後に障害物がある時…

  • 【書評】信濃毎日新聞社編集局「ルポ『ふつう』という檻」

    1 本書の概要 発達障害児教育のルポルタージュです。 ルポ 「ふつう」という檻 発達障害から見える日本の実像 作者:信濃毎日新聞社編集局 岩波書店 Amazon 最近、発達障害の身近になってきました。 しかし、実際に発達障害の方と交流した方でないと、その実像は分かりにくいと思います。 ネットでは、学校や会社でうまくいかないと自分で診断して自称「発達障害」となっている人いるようです。 文章で表現されているものだけで想像することはかなり難しいんですね、この障害は。 なので、本書のような現場の具体にそったルポは貴重だと思います。 本書は、学校だけではなく放課後デイサービスなどさまざまな施設を取材して…

  • 【書評】マイケル・ヘラー、ジェームズ・ザルツマン「Main!」

    1 本書の概要 所有権の根拠について解説したエッセイ風の論文です。 Mine! 私たちを支配する「所有」のルール 作者:マイケル・ヘラー,ジェームズ・ザルツマン 早川書房 Amazon そもそも、これが自分のものであるという根拠は何でしょうか。 なぜ、あれは誰かのものであり、自分のものではないといえるのでしょうか。 本書は、こういうことを考察しています。 所有権の由来ですね。 とはいえ、哲学的な小難しい本ではありません。 日常的な事例を取り上げ、分かりやすく説明しています。 本書で取り上げる根拠には、どのようなものがあったでしょうか。 2 所有権の根拠 所有権を主張する根拠は6つあるといいます…

  • 【書評】板倉京「定年前後のお金の正解」

    1 本書の概要 書名の通り、税理士さんが定年前後に得することを教えてる本です。 知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 改訂版会社も役所も教えてくれない手取りを増やす50のコツ 作者:板倉 京 ダイヤモンド社 Amazon ライフプラン・セミナー受講依頼、この手のことが気になってます。 本書は、退職金、年金、社会保険料、失業手当、相続等とについて、得するポイントを説明しています。 わたしが気になったのは退職金。 お得というのは、税金のことだと思うのですが、どうすればいいのかを読み取りました。 2 退職金の税金 退職金にも税金はかかります。 当たり前ですが悲しい。 退職金の税金を求めるには、…

  • 【書評】クローズアップ現代取材班「ルポ海外出稼ぎ」

    1 本書の概要 海外労働者のルポルタージュです。 ルポ海外出稼ぎ 「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち 作者:NHK「クローズアップ現代」取材班 大和書房 Amazon 本書で扱っている海外出稼ぎは2種類です。 1つは、日本人が海外に出稼ぎに行っているパターン。 2つめは、日本へ外国人が出稼ぎに来ているパターン。 バブル後にはジャパゆきさん。 農村の外国人嫁。 こんなパターンの2つめが多かったのですが、今や安い日本。 1つめが増えているとのことです。 それぞれどんな感じなのか、本書の取材はこうでした。 2 ワーキング・ホリデーで働く日本人 ワーキング・ホリデーとは、こんな制度です。…

  • 株価の暴落に思うこと

    1 株価の暴落 さて、今月8月5日に日本の株は暴落しました。 日経平均で4451円の下落。 ブラックマンデー以上の下落でした。 これで新NISAで投資を始めた人が売り始めているそうです。 ほんとう? という気持ちがほとんどですが、最近の株価について思うことをつれづれ書いてみたいと思います。 2 本質は利確 さて多分にもれず、わたしも今年1月から新NISAに取り組んでいます。 投資先には海外のETFです。 新NISAの人気投資先は、S&P500かオルカンです。 なので今回の暴落ですが、日本株の下落が直接影響したわけではないはずです。 問題はアメリカの株価下落と円高。 これが直撃したはずです。 ど…

  • 老後資金について悩む

    1 退職後の悩み 悩みはこれ。 老後というか退職後、収入をどう確保するか、です。 多くの人の悩みでしょう。 もちろんわたしもです。 ライフプランセミナーを受講したことで、改めて考えさせられてます。 どうもお金が足りなくなるらしいのですよ。 まあ、講師が不安商売してるのかとも勘ぐりましたけど。 とはいえ、確かに不安です。 それで、収入の確保についていろいろ考えました。 2 年金 収入の柱は年金です。 勤め人なので、国民年金と厚生年金。 なんですけど、現在の年収の3分の1から4分の1ぐらいになります。 その範囲で暮らせば問題ない。 とはいうものの難しいですね。 突発的な支出もあるでしょうし。 他の…

  • ライフプラン・セミナーに参加してきた

    1 ライフプラン・セミナーとは 文字からすると、人生設計の講習会となります。 なんですけど、結論をいえば退職準備研修会です。 もうすぐ60歳なので、希望者参加型なんですけど、応募して参加しました。 いろいろ知識がないので、老後生活を知りたかったんです。 参加してみて、最初のイメージとちがってました。 知識中心じゃなかったですね。 2 健康保険 病院で出す保険証です。 いまは社保でして、半額しか負担していません。 半額は雇用主が払う。 そうなっています。 その分、給料減らしてるじゃないかみたいな批判をする人もいますが、まあ助かってます。 退職すると、保険証は返納します。 新しい保険証が必要になり…

  • 【ネタバレ書評】雨穴「変な家2」

    1 本書の概要 雨穴さんの建築ミステリーです。 変な家2 ~11の間取り図~ 作者:雨穴 飛鳥新社 Amazon 雨穴さんといえば、本職webライター、でも多くの人にはユーチューバーとして知られている人でしょう。 その独特の世界観は、他の追随を許さないというか、誰もついて行っていないというか。 とにかく唯一無二の人です。 わたしは雨穴さんの、音楽動画が好きですね。 前作「変な家」は映画化され、ヒット作となりました。 まあその映画なんですが、雨穴さんがXで「○ミ」と投稿し、なにやら制作とうまくいってない感が広がってましたけど。 本作は、日常利用では不便または無意味な造りの建築物を考察し、隠された…

  • 【ネタバレ批評】東野圭吾「透明な螺旋」

    1 本作の概要 探偵ガリレオシリーズの1冊、母子家庭3代にかかわる悲劇です。 透明な螺旋 作者:東野 圭吾 文藝春秋 Amazon 2021年の出版ですが、現時点での最新作です。 本作では、主人公湯川教授の出生について語られます。 とはいえ、謎解きの中心がそこではないのですが。 本作の概要ですが、まあ、本ブログの1行目がすべてというか、そういう感じです。 つまり、ガリレオで中心だった科学的な謎解きはないってことです。 そういう意味では異色作。 これでガリレオシリーズが終了しても不思議ではない。 そんな読後感をもった作品でした。 2 母子家庭 今はシングルマザーと呼ぶ方が多いですね。 様々な理由…

  • 【ネタバレ書評】辻村深月「島はぼくらと」

    1 本作の概要 離島に暮らす高校3年生の青春群像です。 島はぼくらと (講談社文庫) 作者:辻村深月 講談社 Amazon 男女2人ずつの高校生。 離島に暮らし、本土の高校に通う。 将来の選択の歳。 それぞれの想いの交錯。 そんなお話です。 離島じゃなくても2024年現在。 日本のどこでもこんな感じなんじゃないでしょうか。 少子高齢化で。 なので、10年ぐらい前は特別な場所が必要だったけど、今はこんなのが普通なんだなあと感慨にふけりました。 お話は、本屋大賞で3位だそうで展開に期待したんですが、肩すかしかな。 たぶん期待しないで読んだら期待以上なんでしょうけど。 思春期の不安定な感じが好きな人…

  • 【ネタバレ批評】藤本タツキ「ルックバック」

    1 本作の概要 映画の方です。 ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon (これはマンガですが) 評判がよいので見てきました。 読み切りマンガが原作だそうです。 そのマンガのネームですが、なんと入場者特典でもらえました。 危なく映画視聴前に読んでしまうところでした。 ホント危ない。 説明してよね。 数ページ見てまさかと奥付読んで確認。 そそくさとしまいます。 まあうれしい特典ではあったのですが。 ネタバレ批評を書いている人間なのに…、とは自分でも思います。 さて本作はマンガ描きを軸とした中学生の交流です。 一人はマンガ描き少女、もう一人は不登校…

  • 【書評】相沢沙呼「雨の降る日は学校に行かない」

    1 本作の概要 学校生活に違和感をもつ女子中学生の短編集です。 雨の降る日は学校に行かない (集英社文庫) 作者:相沢 沙呼 集英社 Amazon 学校生活への不適応関係の小説は、思春期読者には共感性をもって迎え入れられるでしょう。 わたしは想定読者外です。 じゃあなんで読んだんだ? こういう問いはあるでしょう。 ミステリーかと思ったんですね。 いやあ「中学生日記」的小説でした。 話題の中心は、アイデンティティ探しと友達関係。 閉ざされたコミュニティでよく話題になるやつです。 思春期の人たちには、永遠のテーマですね。 2 承認欲求 題名が題名ですし、一話が保健室登校だったので、不登校ひきこもり…

  • 【ネタバレ書評】池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」

    1 本書の概要 池井戸潤さんのスポーツ小説です。 合本 俺たちの箱根駅伝 (文春e-Books) 作者:池井戸潤 文藝春秋 Amazon 半沢直樹で有名な池井戸さんにはスポーツ小説の傑作がいくつもあります。 「ルーズヴェルト・ゲーム」 「ノーサイド・ゲーム」 これらは企業の実業団が題材でした。 そこではスポーツに加え、池井戸さんが得意な社内政治や企業間のかけひきなどが描かれます。 サラリーマン劇を描くのが得意な池井戸さんの持ち味が生きます。 そういうどろどろした社会に吹く清涼な風を描くのが池井戸作品。 なのにですよ。 箱根駅伝は大学スポーツ、つまりアマチュア。 出世も利益も関係が薄い、というか…

  • 【書評】菅下清廣「一生お金に困らない人の株式の投資術」

    菅下清廣「一生お金に困らない人株式の投資術」の書評

  • 【書評】吉川浩満、山本貴光「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね」

    吉川浩満、山本貴光「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね」の書評

  • 【書評】草薙厚子「子どもを育てられない親たち」

    草薙厚子「子どもを育てられない親たち」の書評

  • 【書評】たぱぞう「たぱぞう式米国個別株投資」

    たぱぞう「たぱぞう式米国個別株投資」の書評

  • 【書評】岡真理「ガザとは何か」

    1 本書の概要 パレスチナのガザ地区を解説した本です。 ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義 作者:岡真理 大和書房 Amazon 日本で読めるパレスチナ問題の本は、イスラエルとアラブを公平に扱おうとしたものが大半です。 日本の同盟国であるアメリカが支援しているイスラエルよりの本も多いくらいです。 どちらかというと、イスラムへの共感が少ないような感じもありますね。 そして、この問題は2000年の問題であり解決が難しい。 そういう論調が多いです。 本書は違っています。 思いっきりパレスチナよりです。 イスラエルを侵略者としてとらえている。 そういうスタンスです。 新鮮でしたね。 2 侵略…

  • 【書評】大治朋子「人を動かすナラティブ」

    大治朋子「人を動かすナラティブ」の書評

  • 【書評】牧壮、増田由紀「老いてこそ、スマホ」

    牧壮、増田由紀「老いてこそ、スマホ」の書評

  • 【書評】安藤義人「モンゴルがいま熱い!」

    安藤義人「モンゴルがいま熱い!」の書評

  • 【書評】不遇夫「人生が逆転する不動産投資入門」

    不遇夫「人生が逆転する不動産投資入門」の書評

  • 【書評】横山光昭「定年後でも間に合うつみたて投資」

    横山光昭「定年後でも間に合うつみたて投資」の書評

  • 【書評】厚切りジェイソン「ジェイソン流お金の稼ぎ方」

    厚切りジェイソン「ジェイソン流お金の稼ぎ方」の書評

  • 【書評】石井妙子「女帝 小池百合子」

    「女帝 小池百合子」の書評

  • 【書評】森ます美 他「非正規という働き方と暮らしの実像」

    1 本書の概要 労働組合の連合関係者が書いた非正規労働の調査本です。 非正規という働き方と暮らしの実像――ジェンダー・法制・労働組合を問い直す 旬報社 Amazon 学術書の体裁で1章ずつ専門家が書いています。 いわゆる専門書ですね。 もうすぐ定年なので、定年後の働き方に興味があります。 非正規労働もその一つ。 というか自分で起業しないことにはお賃金をいただく仕事をするしかないわけで、本命なわけです。 というわけでその「実像」とやらを知るために読みました。 2 典型的な非正規労働の問題 自動車工業の期間工みたいなのも入るのかなと思ったら、非正規労働の主流は事務職派遣とレジのパートでした。 まあ…

  • 【書評】マイク「お金が勝手に働く投資術」

    マイク「お金が勝手に働く投資術」の書評

  • 【書評】中野晴啓「50歳からの新NISA活用法」

    中野晴啓「50歳からの新NISA活用法」の書評

  • 【書評】元沢賀南子「老後の家がありません」

    元沢賀南子「老後の家がありません」の書評

  • 【書評】金間大介「静かに退職する若者たち」

    金間大介「静かに退職する若者たち」の書評

  • 【ネタバレ書評】ウォルター・アイザックソン「イーロン・マスク」

    ウォルター・アイザックソン著「イーロン・マスク」の書評

  • 【書評】田中康晃「兼業農家の教科書」

    田中康晃著「兼業農家の教科書」の書評

  • 【ネタバレ書評】夢枕獏「陰陽師 烏天狗ノ巻」

    夢枕獏「陰陽師 烏天狗ノ巻」の書評

  • 【ネタバレ書評】東野圭吾「白銀ジャック」

    東野圭吾「白銀ジャック」の書評

  • 【書評】チョコ「3倍になる米国個別株の見つけ方」

    チョコ「3倍になる米国個別株の見つけ方」の書評

  • 【ネタバレ書評】三上延「同潤会代官山アパートメント」

    1 本作の概要 アパートを巡る4世代の話です。 主人公が替わりながら、アパートを巡る話が続いていく。 そんな短編集になっています。 同潤会代官山アパートメント (新潮文庫) 作者:三上 延 新潮社 Amazon 昭和初期に最新鋭だったアパートに住んだ若夫婦。 子、孫、ひ孫まで、恋愛や思いやりなどの人情と、思いのままにならない現実への対処。 そういう世間の片隅で生きている人たちの物語。 人生の切なさを感じるお話ばかりでした。 2 震災から震災まで アパートと他にもう一つ、大きな題材になっていることがあります。 震災です。 本作は、関東大震災から阪神淡路大震災までの話になります。 始まりは関東大震…

  • 【ネタバレ書評】三上延「百鬼園事件帖」

    三上延作「百鬼園事件帖」の書評

  • 【書評】若月澪子「副業おじさん」

    若月澪子さんの傑作ルポ「副業おじさん」の書評です

  • 【書評】能登清文「世界一安心な”米国債・ドル建て社債”の教科書」

    能登清文さんの「世界一安心な”米国債・ドル建て社債”の教科書」書評

  • 【ネタバレ書評】新庄耕「地面師たち」

    新庄耕さんの「地面師たち」の書評です

  • M1グランプリを遠くに感じた

    M1グランプリ2023が楽しめなかった理由を考えました

  • 【書評】太田垣章子「あなたが独りで倒れて困ること30」

    太田垣章子さんの「あなたが独りで倒れて困ること30」の書評です

  • 【書評】吉岡大祐「ヒマラヤに学校をつくる」

    吉岡大祐さんの「ヒマラヤに学校をつくる」の書評です

  • 【書評】「『経済成長』の起源」

    「『経済成長』の起源」の感想です。

  • 中村哲さんの生き方

    1 インタビュー集 最近、中村哲さんのインタビュー集を2冊読みました。 わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと 作者:中村 哲 NHK出版 Amazon 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る: アフガンとの約束 (岩波現代文庫 社会 328) 作者:中村 哲,澤地 久枝 岩波書店 Amazon 中村哲さんのことは薄い知識で知っていました。 アフガニスタンに医師として派遣されていたこと。 医療よりも水路を造る方が大切と現地に用水路を造ったこと。 銃撃により亡くなられたこと。 現地の尊敬されていること。 そんなくらいです。 お亡くなりになった頃のニュース報道等で知った薄い知…

  • 【書評】たぱぞう「投資のきほん」

    たぱぞうさんの「投資のきほん」の書評です

  • 【ネタバレ書評】森バジル「ノウイットオール」

    1 本書の概要 短編集です。 ノウイットオール あなただけが知っている (文春e-book) 作者:森 バジル 文藝春秋 Amazon 推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、恋愛小説が一つずつ。 それらが相互に関連しているという構成です。 それで題名が「すべてを知っている」。 読者が登場人物の知らない世界の秘密を知っている。 とまあ、こういう工夫です。 ノウイットオールには知ったかぶりという意味もあるそうで、まあ全知視点だからといっていい気になるなってこともあるのかもしれません。 2 コンセプト・アルバム ロック・アルバムにコンセプト・アルバムという種類があります。 アルバムまるごと一つのテ…

  • 【書評】森永卓郎「ザイム真理教」

    1 本書の概要 経済アナリスト森永卓郎さんの経済政策批評本です。 ザイム真理教 作者:森永 卓郎 三五館シンシャ Amazon 経済政策批評本とは書いてみたものの、経済の本であることは間違いないのですが、どういうジャンルにしたらよいか悩みました。 趣旨は財務省の経済政策の批判なので、一応これでよいと思っています。 森永さんの本は、文体が軽妙でサクサク読めるものが多いのですが、とりわけ本書はサクサク進みました。 本書の主張は、これだけです。 財政均衡主義は間違っている。 どういうことか、述べていきましょう。 2 財政均衡主義 この考え方は単純です。 収入と支出を等しくしましょう。 国でいえば、使…

  • 秋の釣り

    ヤマメが釣れた

  • 【書評】上岡正明「株メンタル」

    上岡正明さんの「株メンタル」の書評です。

  • 【書評】横山光昭「ラクラク年金生活入門」

    横山光昭さんの「ラクラク年金生活入門」の書評です。

  • マイクロジグでサバ釣り

    マイクロジグでサバ釣り

  • 【書評】ロバート・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」

    ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」の書評です

  • 【書評】リンジー・c・ギブソン「親といるとなぜか苦しい」

    1 本書の概要 心理学書です。 親といるとなぜか苦しい―「親という呪い」から自由になる方法 作者:リンジー・C・ギブソン 東洋経済新報社 Amazon 不適切な親との関係を書いてます。 この場合、不適切なのは「親」です。 「関係」も不適切ですが、原因は親です。 まあ、環境不全による心理不適応の一つですね。 問題は「親」が要因として大き過ぎること。 影響絶大なんです。 今風にいうと、毒親ってことですね。 毒親って言葉自体は、ただの悪口っぽくて嫌なんですが、本書の内容を想像させるにはふさわしいです。 2 どんな親がが問題か 問題があるのは、どんな親か? 簡単にいうと、人の気持ちがわからない親です。…

  • お金の信用について思ったこと

    1 はじめに アメリカの債務上限問題が解決したようです。 最近、米国債投資に興味を持ったので、こういうニュースが気になります。 これ自体問題自体は,民主党と共和党の政局問題化しているようです。 どこの国でも、こういう問題はあるのですね。 まあ、本当に駆け引きの問題ならば本質的問題にはなりません。 とは思ったのですが、ここから考えることがありました。 債務とMMT(現代貨幣理論)の問題です。 2 アメリカのデフォルト 前回,米国債に本についての書評を書きました。 そこで,米国債は信用度が高いと述べました。 フィッチが今年AA+に下げて話題になったくらいです。 世界最強の経済大国であるアメリカ。 …

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