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2022/06/12

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  • 【書評】読売新聞「情報偏食」取材班「生成AIの脅威」

    1 本書の概要 情報社会の警鐘本です。 生成AIの脅威 情報偏食でゆがむ認知 作者:読売新聞「情報偏食」取材班 中央公論新社 Amazon 本書の概要を述べるに当たって、中立的にとは思ったのですが、無理でした。 羊頭狗肉。 本書は、ネットメディア批判本です。 それも新聞社の立場からです。 生成AIの社会的意義とか役割とかそんなものは書かれていません。 ネットメディアの恐怖、危険を繰り返すのみです。 醜悪さを感じます。 社会の木鐸なんて戯れ言、まだ信じてるのでしょうか。 他人事みたいに書ける精神が信じられないというか。 ここで述べられた危険は本質的にオールドメディアにも当てはまります。 2 噂話…

  • 【書評】東川篤哉「新謎解きはディナーのあとで2」

    1 本作の概要 お嬢様刑事と執事探偵のミステリー、新展開2作目、通算5作目です。 新 謎解きはディナーのあとで2 作者:東川篤哉 小学館 Amazon 5作目にして、作中のフォーマットが極まったという感じです。 相変わらず失礼執事が鈍感お嬢様を小馬鹿にしながら事件を解決するのは変わらずですが、細かいところまで、様式が決まり始めました。 それを定番と取るか、マンネリとくさすか。 シリーズ累計444万部!という実績を見れば、世間では前者ととらえているのはまちがいなし。 おもしろさはまちがいないところですが。 2 細部の定型化 さて、わたしがつかんだ本作の様式はこうなります。 1 夕食を楽しむお嬢刑…

  • 【書評】東川篤哉「新謎解きはディナーのあとで」

    1 本書の概要 コメディー風の本格推理小説です。 新 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) 作者:東川篤哉 小学館 Amazon 国立署に勤める富豪令嬢刑事と名探偵執事が難事件を解決する物語。 10年以上前に、北川景子主演でドラマ化していたように思います。 なにかの後書きで褒められていたので、古いシリーズは読んでいました。 新シリーズがあったとは知りませんでしたね。 しかも、アニメにまでなっていたとは。 tver.jp おもしろい小説なので、もちろん当たり前といえば当然なんですが。 新作もおもしろかったです。 2 本作の設定 大衆小説、特に短編小説は当たれば連作となるのが常です。 作家にと…

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