小さな版元の編集長。 誰もが気軽に発信できるようになった今、表現を生業としている自分ならではの視点を日々追求。介護保険法施行時より介護にまつわる書籍を手がけ、現在は健康寿命・健康リテシー分野にも裾野を広げています。
元・利き酒師 日本健康生活推進協会認定「健康マスター(ベーシック)」 日本スポーツ協会公認「スポーツリーダー」
先日、模擬試験の監督をさせていただく 機会に恵まれました。 残念ながら詳細は書けませんが、 なかなか得られない体験であったことは いうまでもありません。 対象は中学受験を控えた小学生だったのですが、 とにかく真面目。 その真剣な眼差しに、忘れていた何かを 思い出した気がしました。 特に、問題用紙を配り終え、試験開始の 合図を出すまでの間、 これがだいたい2,3分あるのですが、 みな背筋をピンと張りながら、 ある場所をジーーーっと見つめているのです。 それは・・・・・ そう。時計です。 みんなで教室の時計に注目し、 ゴーサインの瞬間を待つ。 その姿を一番後ろで見守っていたら、 なんだか全員応援したくなってきたのです。 「がんばれ!!!」って。 ・・・・・・・ じつは、一時私はこの「がんばれ!」という 言葉を封印していました。 きっかけは10年前の正月。 友人であった母を亡くした男の子(高校受験)に、 親友がこう声をかけたからです。 「●●くん。俺はがんばれとは言わない。 なぜなら、みんながんばるのは当たり前だから」 その時は、私も彼の言う言葉に 「うん。そうだよな」と同意していました。 でも、やっぱり頑張っている姿も美しく、 そして愛おしい。 正直、受験というシステム自体には いい部分と課題と両面あると思うけれど、 少なくとも生きている以上、 競争社会の中で揉まれることは これから幾度となく体験するはず。 だから、もう一度受験生の子たちに言います。 みんな、がんばれ。 最後まで、あきらめるな!!!
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