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2022/03/30

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  • 桜咲く・・・

    今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・

  • 春が来た・・・

    カタクリ[片栗](ユリ科)2年ぶりにこの花と出会うことができました。ここは保護されている所ですが、ポツリポツリと咲いています。自生している所もありますが、昨年は花を見つけることはできませんでした。もっと普通に見られるようになると良いのですが、難しいのでしょうかね。ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)これは昨年と同じ所で撮ったミツマタの花です。随分前に、箱根の芦ノ湖の近くでミツマタの花の香りに魅せられた思い出があります。とても良い香りでしたが、ここでは香りを感じることができませんでした。サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)サンシュユお花も春早く咲く花ですね。この花もいつも見ている所で撮ることができました。春黄金花、たくさん咲いていると見事です。スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)足元にはツクシも出ていまし...春が来た・・・

  • ひと月前の・・・

    フキ[蕗](キク科)探していたフキノトウ、一部傷んでいるのは、雪が降ったせいなのかもしれません。シナマンサク[支那満作](マンサク科)昨年も観察したシナマンサクの花、この時は咲き始めたばかりでした。もう咲き終わってしまいましたかね。オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)このオニシバリは、私が初めて出会った株です。雄株なので赤い実を見ることはできませんが、たくさんの花が咲いていました。同じ株の花に寄ってみました。オニシバリの花の香り、感じたことが無いのです。こちらは少し離れた所に生えている雌株です。奥の方に柱頭が見えますがわかるでしょうか。周囲の下草が刈られていましたが、オニシバリは生き残っていました。ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)1月にも観察したノシランの実、紺色に色付いていましたがほとんど地面に...ひと月前の・・・

  • 独り占め・・・

    メジロ[目白](メジロ科)公園に植えられていた紅梅に、一羽のメジロがやってきました。枝をチョコチョコと飛び移りながら花の蜜を吸っているようです。時折周囲を気にするそぶりも見せますが、すぐにまた花の中に嘴を差し込みます。争う相手も折らず、思いのままに花をむさぼっているようです。自在に枝の上から花の蜜を狙います。思いがけず、後ろ姿を撮っていました。お尻の様子を撮ったことはないかもしれません。まだまだ蜜を吸い足りないようです。忙しく花の周りを巡る様子は可愛く微笑ましいですね。ソメイヨシノの開花、月初めの予想より遅れているようです。入学式に今年は間に合いそうですね。2月上旬大和市内にて独り占め・・・

  • 川べり散策・・・

    カイツブリ[鳰](カイツブリ科)近所の川にもカイツブリが訪れていました。さかんに潜水を繰り返して、何か美味しいものを食べることができたのでしょうか。気になります。オカヨシガモ[丘葦鴨](カモ科)この川で、時々観察できるオカヨシガモ。4羽で仲良くしていると思ってみていたら、右上の1羽が他の3羽から仲間外れにされているように見えました。近づくと威嚇されるようで、少し離れて行動していました。カモの世界も色々と大変なのでしょうかね。イソシギ[磯鴫](シギ科)この日は、キセキレイを見に行ったのですが、ようやく出会えた1羽には警戒されて逃げられてしまい撮ることができませんでした。代わりという訳ではありませんが、護岸をチョコチョコと歩いていたイソシギを撮ってみました。カワウ[川鵜](ウ科)川下の方から、見事なv字飛行で...川べり散策・・・

  • さっぱりした・・・

    ムクドリ[椋鳥](ムクドリ科)川沿いの道を歩いていると、一羽のムクドリが川べりに佇んでいました。立ち止まって見ると、川の中に入り水浴びを始めました。顔も川の中に突っ込んで、バシャバシャしています。何度か川の水に身体を入れて水浴びをしていましたが、表情が気持ち良さげに見えるのは気のせいでしょうか。このあと満足したのか、次に来たムクドリと入れ替るように去っていきました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングさっぱりした・・・

  • 飛び去って・・・

    コサギ[小鷺](サギ科)川沿いの道を歩いていると、1羽のコサギが飛んできました。ここでは、餌を探すコサギの姿をよく見かけます。下流に向かって餌場を変えるのですかね。この少し前に、1羽のカワウが下流に向かって飛んでいきました。カワウから逃げ惑う魚たちを狙うコサギの姿もよく見かけます。このコサギもカワウを追って飛んでいたのかもしれませんね。何もかもブレブレの写真ですが、私にしては珍しくカメラにおさめることができたので載せてみました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング飛び去って・・・

  • 畑での出会い・・・

    ツグミ[鶫](ツグミ科)ホトケノザを撮り終えて、歩き始めようとすると、畑の方から2羽のツグミが飛び出してきました。私がカメラを構える前に、1羽はフェンスを越えて畑に戻っていきました。残った1羽がフェンスの隙間から畑に戻ろうとしてジャンプした所です。フェンス越しに覗いてみると、あとから戻ったツグミはまだ近くにいて、畑の隅を見つめています。私を警戒しているのでしょうかね。先に戻った1羽は、こちらに背を向け奥の方に飛び跳ねて去っていきました。縄張り争いでもしていたのでしょうか、2羽の距離感が気になります。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング畑での出会い・・・

  • 花畑・・・

    ホトケノザ[仏の座](シソ科)日当たりの良い畑の脇で、ホトケノザが花を咲かせていました。道端の一画に少し群れて咲いています。ここには一足早く、春が訪れていたようです。でも、この日は薄曇りで陽射しが弱く、せっかくの花も少し寒々しく見えてしまいました。今日で2月も終わりですね。花粉症の症状が出てきました。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング花畑・・・

  • 食べ残し・・・

    ムクノキ[椋木](アサ科)道端のムクノキに、まだ実が残っていました。秋に熟す実は、鳥たちにも大人気です。たくさん熟した実を鳥たちは食べきれなかったのでしょうか。よく見るとまだ青い実がいくつか残っています。表面は干からび始めていて、熟すことなく終わってしまうのでしょうかね。花は小さく目立ちませんが、実の方は冬まで残って、その存在をアピールしています。暫くの間、コメント欄を閉じさせていただきます。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング食べ残し・・・

  • 春を感じて・・・

    フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)北海道~本州、四国、九州の日のよく差し込む落葉樹林の林床などに生える多年草。根茎は肥大し、下部の葉は鞘状で上部の葉は互生し羽状に細かく裂けます。2~4月、茎先に径3~4㎝の黄色花を咲かせます。萼片は数枚で、花弁は萼片より長く20~30枚。日が当たると花が開きます。全草に強心配糖体を含み、誤食すると嘔吐し、酷いと心臓麻痺を起こし、死亡することもあります。新芽をフキノトウと見間違えて、誤食する例があるそうです。畑の脇に咲いていたフクジュソウ、春を感じられます。この道の先には、畑の持ち主の家があるので、庭先に植えられているようなものなのでしょう。近くにフキは見当たらないようでしたが、こういう場所に植えてあると誤食することもあるかもしれませんね。2月上旬横浜市内にて風景・自然...春を感じて・・・

  • 冬の空・・・

    武相境の道に近いこの丘は、子供の頃から訪れている所です。右手に見える大山に右の裾野を隠された富士山は、幼い頃から見慣れている姿なのです。この日は良く晴れていて、丹沢の山々も綺麗に見ることができました。この写真を撮っていたら、年配のご夫婦が近づいてきて「何がいるのですか」と聞かれました。私の前にはススキ野原が広がっていて、野鳥を撮っていると思ったようです。「富士山を撮っていたのです」と答えてその場を離れたのですが、しばらくしてから近くの林の中で、そのご夫婦と再会しました。カメラを三脚に据えて、上の方を見上げるように立っています。邪魔をしないように静かに後ろを通り過ぎ、ご夫婦の視線の先を見上げてみました。そこには1月も終わるというのに、柿の実がまだ残っていたのです。鳥が突いたのでしょうか、食べかけの様に見える...冬の空・・・

  • 何を狙って・・・

    シジュウカラ[四十雀](シジュウカラ科)ホオジロと出会った所には、シジュウカラの群れもいたようです。時折聞こえる鳴き声が心地よいです。枯草の中から飛び出してきたシジュウカラ、小枝にとまって何かを探しています。小枝に付いている虫でも探していたのでしょうか。何かをくわえる所でも撮ろうと思ったのですが、その瞬間は訪れませんでした。何を狙っていたかわかりませんが、この季節は餌を探すのもひと苦労でしょうね。生きていくのは大変です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング何を狙って・・・

  • 気になる様子も・・・

    ホオジロ[頬白](ホオジロ科)ススキの生える林縁を歩いていると、枯草の中から一羽の鳥が飛び出して近くの枝にとまりました。これはホオジロですかね。身を乗り出して、こちらを気にしているようにも見えますが、やはり警戒されているのでしょうね。春になれば、心地の良い囀りを聞くことができます。今年もまた、その姿を見ることができると良いのですが、思うようにいくかはホオジロ次第ですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング気になる様子も・・・

  • 埋め尽くして・・・

    ワルナスビ[悪茄子](ナス科)林縁の草むらで、干からび始めたワルナスビの実と出会いました。私がこのブログを始めた頃、ここにワルナスビは一つもありませんでした。数年前にワルナスビの姿を認めてから、一気にその勢力を広げたようで、それほど広くない所ですが、一面ワルナスビに覆われてしまいました。花の咲く姿は可愛いですが、枯れても残る刺が始末に負えません。果実も有毒なので、これを食べる鳥などもいないのでしょうかね。ワルナスビ、その名の通りの姿です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング埋め尽くして・・・

  • 多数派は・・・

    ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)関東以西の本州~四国、九州の沿海地の林内などに生える多年草。葉は常緑で厚く光沢があり、先は鋭頭~先鋭頭になり縁はほぼ平滑でわずかにざらつきます。7~9月、25~75cmの花茎を伸ばし、白色~淡紫色の花を総状に多数咲かせます。種子は楕円形で、濃青色となります。ノシランの花茎は扁平で2稜があるために倒れやすく、このように地面に倒れている姿をよく見かけます。庭園などに植えられることも多く、ここのノシランも自生ではなく、それが逸出したものだと思われます。この場所は、キチジョウソウが自生している所です。赤い実の生る様子を見に行ったら、大きなノシランの株があったのです。ひとつの花茎だけで、これだけ多くの種子を付けるノシラン、キチジョウソウとの違いがはっきりと分かります。ここでもその勢...多数派は・・・

  • 枯れ残り・・・

    トキリマメ[吐切豆](マメ科)林縁の草藪で、トキリマメを見つけました。葉はすっかり枯れ落ちて、赤い果皮も色褪せてカラカラに乾いています。でも、小さな黒い種子はまだ艶々していました。冬でも残っているトキリマメは、小さ過ぎて鳥たちの餌にはならないのでしょうか。それとも地面に落ちたあと、啄まれる運命なのでしょうか。今年は久しぶりに、花の咲く姿も撮ってみたいです。今日は、昼頃から降り始めた雪が、今も降り続き積もっています。先ほどまで雷もなっていました。ニュースで横浜では4㎝の積雪と言っていましたが、我が家の辺りはその倍くらいは積もっています。雪国の方々からすれば、積もっているうちにはいらないでしょうが、こちらでは大変な騒ぎです。明日の朝、電車が動いているか心配です。早く寝て、早起きをしないといけません。1月下旬横...枯れ残り・・・

  • 警戒中か・・・

    モズ[百舌](モズ科)梅林を歩いていると、私の少し前方の地面から一羽の鳥が旅立って、少し離れたウメの枝にとまりました。これはモズですね。地面に降りて餌を探していたのでしょうかね。身体は向こうを向いていますが、顔だけこちらに向けています。警戒しているのでしょうか。もう一歩近づきたくても、その距離を縮めることができません。野鳥と仲良くなりたくても、向こうはそう思っていないのでしょうね。残念です。今日は立春、暦の上では春ですが、今日は寒い一日です。明日から明後日にかけて、この辺りでも雪が積もる予報です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング警戒中か・・・

  • 潜って、浮いて・・・

    カイツブリ[鳰](カイツブリ科)先日、マガモの雌が一羽だけいた池で、この日はカイツブリと出会うことができました。良く晴れていて、水面が輝いて見えます。これはカイツブリが、水中へ潜ろうとしている所です。逆光でよくわかりませんね。浮いてくるのを待って撮った一枚です。波紋の中央から浮かび上がってきたところです。私の目では、カイツブリだとしっかりと確認できましたが、これまた逆光でよくわからない写真となってしまいました。潜水して、何か獲物を捕らえられたのでしょうかね。お腹を満たすほどの生き物たちがいるのか気になります。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング潜って、浮いて・・・

  • 凍てついて・・・

    キンクロハジロ[金黒羽白](カモ科)人のいない池の畔に近づくと、奥からキンクロハジロの群れが向かってきました。この日は寒く、私とキンクロハジロの間の水面は凍っています。私の方には近づくことができません。横を見ると、いつの間にかキンクロハジロの向かう正面に人が立っていました。私ではなく、餌を求めて彼らはその方に向かっていたのです。この集団が横切った後、後ろの方のキンクロハジロたちは飛び立って、我先にと私の左方にいる人を目指します。着水する姿を撮りたかったのですが、うまく撮ることができませんでした。結局、キンクロハジロたちの思いは空振りでした。その方もただ写真を撮っていただけなのでした。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング凍てついて・・・

  • すすき野・・・

    ススキ[薄](イネ科)去年の秋にコバネイナゴと出会ったススキ野原も、今はこんな姿になっていました。ススキの穂が、冬の柔らかな日差しに照らされて輝いて見えます。この場所は、春になるとミツバツチグリやタチツボスミレの花が咲き乱れているような草はらでした。1年を通して開けていた所だったのですが、ここ数年でススキ野原となってしまいました。この様なススキ野原は、今では貴重な場所だと思いますが、草の上で横になったり、思い思いの場所に座ったりして時を過ごす場所も貴重でした。もうあの頃の姿には戻らないのでしょうかね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングすすき野・・・

  • 白い実・・・

    マンリョウ[万両](サクラソウ科)林縁から少し入った所に生えていたマンリョウ、たくさんの白い実を付けていました。この日、3株ほど白い実を付けたマンリョウと出会いましたが、久しぶりに撮ることができました。結婚して家を買ったとき、今は亡き父が自分で育てた赤い実のマンリョウと白い実のマンリョウを一株ずつくれました。数年で白い実のマンリョウを枯らしてしまい、その後しばらくして赤い実の方も枯らしてしまいました。でも、実生のマンリョウが今でも一株あり、毎年赤い実を付けてくれています。恐らく、枯らしてしまったマンリョウの実から生えてきたものだと思います。白い実のマンリョウ、機会があれば実を採ってきて植えたみたいと思います。今日で1月も終わりですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング白い実・・・

  • 赤い実・・・

    マンリョウ[万両](サクラソウ科)林縁で赤い実をたくさんつけたマンリョウと出会いました。この辺りの林では、見かける機会が多いです。先日、近所のおうちの庭に生えているマンリョウの実を食べに来ていたヒヨドリと出会いました。ヒヨドリには好まれているようで、庭に植えられていると赤い実も食べ尽くされてしまうのではないでしょうか。林に生えるマンリョウ、数が多くて鳥たちも食べきれないのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・

  • 冬枯れの・・・

    ヘクソカズラ[屁糞葛](アカネ科)枯れたススキにヘクソカズラが絡みついていました。たくさんの実を付けて絡みついています。表面には艶も無く、このまま枯れ落ちてしまうのでしょうか。食べるものの少ないこの季節に貴重な実にも思えますが、鳥たちには好まれないのでしょうかね。雪があまり降らないこの辺りでの冬の光景です。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬枯れの・・・

  • 紅葉か・・・

    シオデ[牛尾菜](サルトリイバラ科)林縁の茂みで、紫色をした葉を見つけました。あまり見たことのない色をしています。近づいていくと、それはシオデの葉のようでした。アカシソの様な色ですね。シオデの葉が、このような色になることを知りませんでした。まだまだ知らないことが多いです。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング紅葉か・・・

  • 出会った証拠に・・・

    アカゲラ[赤啄木鳥](キツツキ科)子供の頃から歩き慣れた林で、冬枯れの木々を見上げながら歩いていると一羽の鳥が木の枝にいました。これはアカゲラのようです。実に10年ぶりの出会いでした。この林は、クヌギやコナラが多く生えています。よく見ると冬枯れというよりは、ナラ枯れと言った方が良いかもしれません。この辺りの林でも被害が大きいようです。アカゲラは、そんな木々を巡って餌を探しているようです。ほぼドラミングの音も聞こえませんでした。幹の向こう側に隠れてしまったアカゲラが、こちら側に回ってきたところです。何とかアカゲラとわかるでしょうか。貴重なアカゲラとの出会いでした。私の持っているレンズは、野鳥を撮るのに適さないようです。加工のし過ぎで粗い画像になっています。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング出会った証拠に・・・

  • 毒々しいのか・・・

    マムシグサ[蝮草](サトイモ科)林縁の道を歩いていると、地面の上に赤い実がありました。近づいて見ると、それはマムシグサの実でした。枯れた茎が重さに耐えきれなくなって倒れたようです。ちょうどヤツデの葉の間にあって、ヤツデの実の様にも見えています。赤と黒に色合いが毒々しいですね。以前にも載せましたが、マムシグサの仲間はシュウ酸カルシウムを多く含み、間違えて食すると唇や口内の腫れや痺れが現れ、酷いと腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎障害をおこすこともあります。シュウ酸カルシウムの針状結晶が組織に突き刺さり、組織に物理的な損傷をおこすのです。この色合いは、自ら毒であると周囲にアピールしているんですかね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング毒々しいのか・・・

  • 夢中になって・・・

    アオジ[青鵐](ホオジロ科)公園の中を歩いていると数羽のアオジが園路の上に姿を見せていました。アスファルトの隙間に嘴を入れて何かを食べているようです。茂みの中に姿を隠すことが多いですが、よほど美味しいものがあるのでしょうかね。私が近づいても隠れようとはしませんでした。昨年も茂みから飛び出してきたアオジが、私のすぐ足元で餌を啄んでいました。人馴れしている個体もいるんでしょうか。すぐ近くの茂みの中からもアオジの声が聞こえていました。全部で何羽いたのか気になります。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング夢中になって・・・

  • 単独で・・・

    マガモ[真鴨](カモ科)キンクロハジロとカルガモの小群がいた池に、一羽だけでいるカモがいました。この左手にある池の隅には、カルガモが数羽ほどいましたが、明らかに姿が違います。これはマガモの雌でしょうか。この時、カルガモとキンクロハジロ以外のカモは見当たりませんでした。このマガモは、仲間たちとはぐれてしまったんですかね。体の具合が悪いのか心配になります。この池は、冬になると凍結することもあります。この日は寒く感じましたが、凍結していなかったのでそれほど気温は低くなかったのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング単独で・・・

  • その名の季節に・・・

    フユイチゴ[冬苺](バラ科)千葉県以西の本州~四国、九州の林内や林緑に生えるつる性の常緑小低木。葉は互生し、長い柄があり心形。縁は浅く5裂し、鋸歯があります。裏面には毛が密につきます。9~10月、白色の5弁花が5~10個集まって咲きます。果実は集合果で、赤く熟し食せます。道端の茂みで、この冬もフユイチゴの実と出会うことができました。小さな実ですが、今回は2つほど味見してみました。去年も花を観察する機会がありませんでした。今年こそ久しぶりに花の咲く様子を観察してみたいですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングその名の季節に・・・

  • 冬枯れの・・・

    コウヤボウキ[高野箒](キク科)11月に花が咲いていたコウヤボウキも、今はこんな姿をしています。真っ白ではなく、ややくすんだ綿毛が今を盛りとたくさん姿を見せていました。枯れた葉は縮れていますが、まだ枝に付いています。綿毛の旅立ちを見送った後に落ちるのでしょうかね。そこまで観察したことがありません。梅の花など咲き始めていても、季節は冬真っただ中ですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬枯れの・・・

  • 赤白咲いて・・・

    公園の梅林で、梅の花が咲いていました。この日は風も強く、寒い日でしたが、梅の花を見ると春を感じますね。品種名の名札があったはずですが、朽ち果てたのか見当たりません。植えた時の記録が残っているのでしょうか。梅林の管理を続けることも大変でしょうね。どちらの花も八重咲に見えますが、梅の花、ということで載せてみました。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤白咲いて・・・

  • 雲海・・・

    昨年の大晦日に箱根スカイラインの料金所近くから見た光景です。良く晴れていましたが、富士山山頂は雲に隠れ、手前の御殿場市内は雲海に包まれています。左手奥には遠く駿河湾も望めました。私は冬タイヤを持っていないので、この季節は山には近づきません。でも、この暖冬のおかげで綺麗な景色を見ることができました。12月下旬御殿場市内にて風景・自然ランキング雲海・・・

  • 花が寂しく・・・

    ホトケノザ[仏の座](シソ科)道端の草むらで、ホトケノザが花を咲かせていました。ぽつんと一株だけ花が咲いていて、群れて咲く印象のあるホトケノザにしては寂しく思えました。年中咲いているようにも思いますが、春先になるとこの花を探してしまいます。その季節が待ち遠しいですが、この暖冬で花がいつも通りに咲くか心配です。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング花が寂しく・・・

  • においにつられて・・・

    ハマヒサカキ[浜柃](ツバキ科)公園の中を歩いていると、微かに独特なにおいが漂っていることに気付きました。辺りを見回すとハマヒサカキが植えられていました。たくさんの実を付けているものもあります。まだ黒く熟していないものも多く、意外とカラフルな実だと思いました。でも、においの元となる花の姿は少なく、咲き終わっているものがほとんどでした。花の咲く姿は可愛いですが、このにおいが独特で忘れられないものとなりました。ハマヒサカキの花12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングにおいにつられて・・・

  • 祭りも終わって・・・

    ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)10月に花が咲いていたゲンノショウコ、年末にはこんな姿になっていました。種子を弾き飛ばした後の姿です。御神輿の屋根につく飾りに似ていることから、神輿草とも呼ばれていることは良く知られています。年も明け季節は冬本番。神輿草も自然に還ってしまったでしょう。来年も元気に花の咲く姿を見てみたいですね。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング祭りも終わって・・・

  • 冬と春・・・

    ヒメガマ[姫蒲](ガマ科)以前から観察している池の端に生えているヒメガマ、果穂から溢れるように綿毛を付けた種子が出ています。時折吹く風に綿毛が飛んでいきますが、名残惜しいのかなかなか離れようとしないものが多く、旅立つ瞬間を見ることができませんでした。スイセン[水仙](ヒガンバナ科)池のすぐ脇の道端には、スイセンの花が咲いていました。この日は暖かだったので、花を訪れるハナアブの姿も見ることができました。ブレブレですが、その姿がわかるでしょうか。12月には咲き始めているスイセンの花ですが、この花も春を感じてしまいます。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬と春・・・

  • 暖かな日々・・・

    ヤマボウシ[山法師](ミズキ科)昨年末、道端に植えられていたヤマボウシの花が開いていました。葉はまだ落ちていませんが、白い総苞片と共に傷みが目立ちます。異常な暖かさが続いていたので、咲く季節を間違えたようです。花を咲かせるには、相当な労力がいるのでしょうが、このヤマボウシが疲れてしまわないか心配です。夕方から降り始めた雨は、ミゾレ混じりになっています。大学入学共通テストのある日は、雪の降ることが多いように思いますが、受験生たちの検討を祈ります。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング暖かな日々・・・

  • 甘い香りも・・・

    ソシンロウバイ[素心蝋梅](ロウバイ科)昨年末に咲いていたソシンロウバイ、この花を見ると春を感じます。でもまだ季節は冬、この日は良く晴れて暖かでした。このロウバイは去年の1月にも見た花です。すぐ横にはすっかりと葉を落としたサンシュユがあり、赤い実をまだたくさんつけていました。今日は曇り空で風も強く、この季節らしい寒さを感じました。この冬は暖冬気味だそうで、このあとも暖かな日が訪れるようです。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング甘い香りも・・・

  • 食事中・・・

    メジロ[目白](メジロ科)林縁を歩いていると、メジロたちの賑やかな声が聞こえてきました。大きなカラスザンショウに、集団で訪れていたようです。各々が枝ではなく、果柄にとまってカラスザンショウの実を食べています。何羽いたか数えることはできませんでしたが、囀る声から想像すると10羽近くいたと思います。みんなで仲良く食事中かと思いましたが、近くに来た別の個体を追い払う様子も見ることができました。集団の中でのメジロたちの関係性を聞いてみたくなりますね。この林には、カラスザンショウが結構ありますが、それぞれにたくさんの実があると思います。それを啄む鳥たちの賑やかな声も、もう聞こえなくなってしまいましたね。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング食事中・・・

  • 2024年・・・

    2024年となりました。新たな年に願いを込めて富士山の写真です。海外で暮らす娘が一時帰国し、北関東で独り暮らしを始めた娘も帰ってきて、久しぶりに家族そろって過ごすことができました。松の内には初投稿をと思っておりましたが、今日になってしまいました。本年もよろしくお願い致します。12月下旬三島スカイウォークにて風景・自然ランキング2024年・・・

  • 一足遅く・・・

    カワセミ[翡翠](カワセミ科)池の畔を歩き始めようとしたら、カワセミの鳴き声が聞こえました。声のする方を見ても、その姿はわかりません。先に歩いていたご夫婦が、二人そろって池に張り出した木の枝を見上げています。私もそこに近づいて見上げると、木の枝にカワセミがとまっていました。お二人に話を聞くと、池に飛び込んで餌を咥えたこのカワセミが、ここで獲物となった魚を食べていたそうです。心なしか羽根が乱れているのは、そのためでしょうか。貴重な瞬間を逃してしまったようです。獲物を捕らえて食べている姿をいつかこの目で見たみたいです。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング一足遅く・・・

  • 赤い実が・・・

    イイギリ[飯桐](ヤナギ科)今年はイイギリの赤い実を見ることができました。数年前から観察しているイイギリですが、今年もたくさんの実をぶら下げていました。ひと房全てが赤い実だと良いのですが、黒い実が混じることもあります。熟す前に腐ってしまったものなのでしょうかね。葉が落ちても残る実は、このあとヒヨドリ等の鳥たちの餌になります。その頃が食べ頃で美味しいのか、他に食べるものが無くて仕方がなく食べているのか、一度鳥たちに聞いてみたいです。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング赤い実が・・・

  • 赤い実の・・・

    ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸](ナス科)久しぶりにヒヨドリジョウゴの実と出会いました。9月に花を観察した所とは別の場所ですが、この辺りでは割と普通に見ることができるのです。赤く艶々した実、綺麗ですよね。でも、よく見たら表面が少し萎び始めていました。鳥たちに食べられることなく、地面に落ちてしまうのですかね。先日も載せましたが、果実は特に有毒です。有毒成分はソラニンで、誤食すると嘔吐や下痢、頭痛を起こし、ひどくなると運動中枢や呼吸中枢の麻痺を起こします。無暗に口にすることはないと思いますが、小さな子供は注意が必要かもしれません。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング赤い実の・・・

  • 飴色の・・・

    ムクロジ[無患子](ムクロジ科)新潟、茨城以西の本州~四国、九州の丘陵や低山地に生える落葉高木。屋敷林や公園樹などに植えられることも多いです。葉は互生し、偶数羽状複葉で、小葉は4~8対あり広披針形で革質です。縁は全縁で左右ややずれて葉軸に付きます。6月頃、円錐花序をだし、黄緑色の小さな花を多数つけます。果実は球形で、中に1個の黒い種子があります。久しぶりにムクロジの果実を観察できました。黄葉した葉も残っていて、秋を感じられます。果皮にはサポニンが含まれており、昔は石鹸の代用としたり、シャボン玉遊びにも使われたそうです。このサポニンには溶血作用があり、間違って食すと胃腸障害や下痢を起こすことがあります。果実に以前触ったことがありますが、結構べとつく感じがします。種子は羽根つきの羽根の玉として使われています。...飴色の・・・

  • 青紫の・・・

    ヤブミョウガ[藪茗荷](ツユクサ科)林の中でヤブミョウガの実と出会いました。青紫色の実、このあと茎が倒れてしまっても、枯草の上で存在感を示します。白色の花は、両性花と雄花が混在しているそうです。花の数の割には、実の数は少ないように見えるのはそのためです。この日出会ったヤブミョウガは、実が多い方でしょうか。今年はヤブミョウガの花を撮る機会がありませんでした。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング青紫の・・・

  • 昼寝時・・・

    ヒドリガモ[緋鳥鴨](カモ科)池に広がる葦原の脇で、ヒドリガモたちが休んでいました。顔を後ろに曲げて、嘴を自分の背中に埋めるようにしています。脚は水の中にあって冷たそうですが、地上に上がって休むよりも安全なのでしょうかね。今日は冬至、冬になると鳥たちを撮ることが多くなります。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング昼寝時・・・

  • 記念樹・・・

    三又に分かれたケヤキに、ちゃっかり根付いたヤツデ。まだまだ健在でした。今日は、このブログを始めて18年の記念日です。2度のブログサービス終了を乗り越えて、何とか続けられているのは、訪問してくれている皆様のおかげです。このヤツデ、初めて出会ったのは2006年のことでした。その頃は、見通しも良く、気軽に観察できましたが、周囲の木々が生い茂ってしまった今は、その姿は近くでは見ることができません。少し離れた所からの撮影です。枝分かれしたケヤキの幹の大きさに比べると、ヤツデの生長は緩やかに思えます。まあ、ケヤキの上での居候生活ですから仕方がないのかもしれません。このブログをいつまで続けられるかわかりませんが、このケヤキとヤツデのコンビをこれからも見守りたいと思います。2006年の姿11月下旬大和市内にて風景・自然ラ...記念樹・・・

  • 共存・・・

    ダイサギ[大鷺](サギ科)アオサギ[蒼鷺](サギ科)オオクチバスらしき魚のいる池には、サギの仲間もやってきます。この日はアオサギとダイサギが、池の中に入って獲物を探していました。ダイサギは、こまめに嘴を水の中にいれていますが、獲物を捕らえた様子はありません。一方、アオサギの方はダイサギを見る訳ではありませんが、その様子をうかがっているようにも見えました。サギたちのお腹を満たすほどの魚たちがいるのでしょうかね。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング共存・・・

  • 君の名は・・・

    オオクチバス(サンフィッシュ科)寒くなってきたこの季節、カモなどが羽を休める公園の水は澄んでいました。大きなコイが群れる中、見慣れぬ魚が泳ぐこともせずに池の底に留まっているのが見えたので思わず撮った一枚です。このあと動き始めた魚の先には、同じ魚が何匹かいるのが見えました。魚のことはあまりわからないので家に帰って調べてみると、この魚はオオクチバスではないかと思えました。私にははっきりと判断できませんが、これがそうだとしたら大変な事ですね。誰かが密放流をしたのでしょうか。もしこの魚がオオクチバスだとしたら、これ以上増えないことを願います。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング君の名は・・・

  • 花期も遅くて・・・

    タイワンホトトギス[台湾杜鵑草](ユリ科)公園の植え込みでホトトギスの花が咲いていました。11月の終わりに花を見たのは初めてのことかもしれません。このホトトギスは草丈が低く、花も一つだけ茎先につけていました。遅くに芽生えたものなのでしょうか。この写真を撮った後に気付いたのですが、少し奥には茎先に3個ほど花を付けたものもありました。これはタイワンホトトギスですかね。この日は、11月の終わりとは思えないくらい暖かな日でしたが、小さく咲くホトトギスの花を見て、季節が進んでいることを感じました。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング花期も遅くて・・・

  • 充電中・・・

    キタテハ[黄立羽](タテハチョウ科)道端の草むらで、キタテハと出会いました。翅を広げて陽の光を楽しんでいるようです。キタテハは、季節によってその姿が変わります。夏は黄色っぽい色で、秋になると赤みを増します。数年前の11月に出会ったキタテハはもう少し赤みが強く、オレンジ色に見えました。このキタテハは夏型の色に見えますが、これも暖冬の影響なのでしょうか。詳しいことはわかりませんが、昆虫たちにも異常気象の影響はあるのでしょうね。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング充電中・・・

  • 茹でたりせずに・・・

    タコノアシ[蛸の足](タコノアシ科)久しぶりにタコノアシと出会いました。水辺の草むらに生えていたのです。まだ花の写真を撮ったことが無いのですが、今回もまた枯れ落ちる前の姿でした。果実はさく果で、中に小さな種子が多数入っています。寄ってみましたが、種子の姿は確認できませんでした。茹でる訳ではありませんが、赤く色付く様子を蛸の足に例えたとか。あまりそう見えたことが無いのは、想像力が無いからでしょうかね。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング茹でたりせずに・・・

  • 薬用、食用・・・

    クコ[枸杞](ナス科)北海道~沖縄の川原、郊外の雑木林、畑の周りなど日当たりのよい場所に生える落葉低木。茎には枝の変形した刺があり、葉は軟らかく長楕円~楕円形で、先はやや鈍くとがります。7~9月、葉腋に先が5裂する淡紫色のロート形の花を咲かせます。果実は液果で赤く熟します。道端でクコの実と出会いました。クコの実は甘く、彩りも良いので薬膳料理にも良く使われています。また、根を「地骨皮(ジコッピ)」、果実を「枸杞子(クコシ)」、葉を「枸杞葉(クコヨウ)」といって生薬として用います。食用とも薬用ともなるクコ、大変有用な植物なのですね。11月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング薬用、食用・・・

  • 薬用とも・・・

    クチナシ[梔子](アカネ科)近所の畑の脇でクチナシが実を付けていました。散歩の途中で出会ったのですが、クチナシがあったことに今まで気付きませんでした。果実は漿果で、カロチノイド系のクロシンという色素が含まれ、古くから染料としても用いられてきました。完熟した果実を乾燥させたものを「山梔子(さんしし)」といい、漢方にも用いられる生薬です。今でも使われている、とても有用な植物なのですね。11月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング薬用とも・・・

  • 季節外れの・・・

    スミレ[菫](スミレ科)道端のアスファルトの隙間から生えているスミレが、季節外れの花を咲かせていました。暖かな日が続いたこの秋を春と勘違いしたのですかね。開裂した果実の姿も見えますが、この時期のスミレは閉鎖花を付けて繁殖します。写真中央にある蕾の様に見えるものが閉鎖花かもしれません。アスファルトに囲まれて育つスミレ、小さな植物ですが、強かな植物でもありますね。11月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング季節外れの・・・

  • 灯台下暗し・・・

    スズメウリ[雀瓜](ウリ科)私には、出会う機会の少ないスズメウリ。買い物帰りに出会うことができました。我が家の近所には、地主一族の大きなお屋敷が幾つもありますが、そんなお屋敷のひとつの生垣に、スズメウリの実が絡みついていました。スズメウリの実との出会いに興奮して、撮った時には後ろに見える赤い実には気付きませんでした。これはナンテンの実でしょうかね。10年以上前に、よく歩く林でスズメウリの花から実が白くなるまで観察したことがありますが、そこは灌木などが刈り取られてスズメウリも一緒に姿を消しました。それ以来、近所では見つけられなかったスズメウリが、こんなに近くにあったとは気付けませんでした。来年、久しぶりに花も見たいです。11月中旬横浜市内にてスズメウリの花風景・自然ランキング灯台下暗し・・・

  • 花も実も・・・

    キチジョウソウ[吉祥草](キジカクシ科)林床で咲くキチジョウソウの花と出会えました。ここは木漏れ日も少なく、薄暗い印象の所です。すぐ近くには、赤く色付いた実の姿もありました。昨年咲いた花のあとにできた果実が、今色付いてきたのです。このブログを始めた頃、キチジョウソウと出会える所をあまり知りませんでした。最近では何か所か出会える所が増えたので、この花を見る機会も増えました。でも、キチジョウソウの花の有難味が薄くなってしまったのは否めません。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花も実も・・・

  • 襤褸と花・・・

    ベニバナボロギク[紅花襤褸菊](キク科)道端の草むらで、ベニバナボロギクの花と出会いました。頭花は筒状花だけからなり、俯いているので咲いているのかどうだかわかりにくい花に思えます。雌蕊の先は2裂して、裂片は長くのびて先は巻いているそうですが、右下に見えるモヤモヤしたものがそれなのでしょうかね。既に白い冠毛の姿も見ることができます。この冠毛を古い布切れに見立てて、この名が付いたそうです。サワギクの別名をボロギクと言います。ノボロギクやダンドボロギクなども見たことがありますが、サワギク以外は帰化植物なのですね。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング襤褸と花・・・

  • 秋に咲く・・・コウヤボウキ

    コウヤボウキ[高野箒](キク科)林の中でコウヤボウキの花が咲いていました。花弁の先がクルッと巻いていて可愛らしいですよね。コウヤボウキの花は雄性先熟。この花は、筒状の集約雄蕊から花柱が伸び、その先が割れているので雌性期にはいっているようです。木本とされていますが、木というにはものすごく華奢な感じです。草と言われてもそう見えないので、何とも半端に見えるコウヤボウキです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋に咲く・・・コウヤボウキ

  • 満開・・・ツワブキ

    ツワブキ[石蕗](キク科)道端でツワブキの花が咲いていました。秋の陽射しを浴びて輝いています。これはハナアブの仲間でしょうか。中央で咲いている筒状花に頭を突っ込んでいます。花も昆虫も見る機会が少なくなる季節がやってきました。ここではツワブキの花がまとまって咲いています。どのツワブキも花をたくさん咲かせていて、この一角だけ賑やかな雰囲気でした。今日から12月。この季節らしい寒さになりました。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング満開・・・ツワブキ

  • 赤と黒の・・・

    ゴンズイ[権萃](ミツバウツギ科)関東地方以西の本州~四国、九州の二次林や林際に生える落葉小高木。葉は奇数羽状複葉で、小葉は長さ5~9cmで、5~11対あります。幹や太い枝は、白黒の縞模様になることが特徴です。5~6月、枝先に円錐花序を出し、小さな花を咲かせます。果実は袋果で、秋には赤く熟し、裂けて黒い種子を出します。林縁でゴンズイの実と出会いました。ここのゴンズイは樹高が高めで見上げるようにして撮りました。この果実と種子の赤と黒の組み合わせは、二色効果と言って視覚的にアピールしているそうです。私は周囲にアピールする事をもうやらなくなりました。静かに時を過ごせればと思います。今日で11月も終わり。おかしな気候の2023年も残り1か月ですね。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤と黒の・・・

  • 安心、安心・・・

    サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)10月にも観察したサンシュユ、その時は実の数が少なくて弱ってしまったのかと心配になりましたが、今月再び訪れてみるとたくさんの実を付けていたのです。葉もすっかり枯れ落ちて、赤い実を見つけやすくなったからでしょうか、上の方の枝にはたくさんの実が付いています。これだけ付いていれば樹勢が衰えたとは言えませんね。安心しました。これを見つけられなかったとは、まだまだ観察力が足りないようです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング安心、安心・・・

  • 実の付きも・・・

    ムラサキシキブ[紫式部](シソ科)今年は花の咲く姿を見ることができなかったムラサキシキブ。紫色に色付いた実を見に行ってきました。でもこの日訪れた林では、実を付けた株を見つけることができず、ようやく見つけたムラサキシキブの実は疎らに付いているだけでした。後日、改めて別の林に出掛けて行って、すぐに出会えたムラサキシキブはたくさんの実を付けていました。実の形や色付き具合も、心なしかこちらの方が良いように思えます。ここの株の栄養状態も影響しているのでしょうかね。見栄えの良いムラサキシキブの実に出会えて幸運でした。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング実の付きも・・・

  • 弾けて・・・

    イヌザンショウ[犬山椒](ミカン科)林縁でイヌザンショウと出会いました。たくさんの実を付けていますね。そのほとんどが、既に果皮が割れて黒い種子が顔を覗かせています。サンショウの様に果皮が赤く色付かないので、少し寂し感じがします。5月に写したイヌザンショウは、刈り取られてしまってその姿を見ることはできませんでした。道端に近いほど、刈られてしまう可能性が高いですね。このイヌザンショウは、少し斜面を登った所に生えていたので、大きく育っていました。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング弾けて・・・

  • 赤い実、たくさん・・・

    ガマズミ[莢蒾](ガマズミ科)林の中で、ガマズミの赤い実と出会うことができました。この辺りの林では、割と見かける機会も多いです。この赤く熟した実を薬用酒として、疲労回復や利尿に用いるそうです。一度試したいとも思いますが、採取する手間もあるので躊躇してしまいます。これを採って利用する方は、この辺りにもいるのでしょうか。ちょっと気になります。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実、たくさん・・・

  • 香り強き・・・

    ナギナタコウジュ[薙刀香薷](シソ科)日本各地の日当たりの良い山地などに生える多年草。全体に毛が多く、葉は対生し、長い柄があり、狭卵形~卵形で先は尖ります。縁には粗い鋸歯があります。9~10月、茎先に太い花穂をつけ、淡紫色の花を片側だけにつけます。花序全体に毛がありますが、裏面には毛があまりありません。全草に強い芳香があり、枯れた後も残ります。近づいて撮ってみました。細かい毛がたくさんあるのがわかります。花期に茎葉を採取して、陰干しし乾燥させたものを「香薷(コウジュ)」と言って、解熱、発汗、利尿薬として風邪、全身浮腫、腹痛、吐しゃに用います。これも薬草だったのですね。少し葉をちぎって香りを楽しみました。冬に枯れ残ったものも香りがあります。久しぶりにその香りも確認してみたいです。11月上旬横浜市内にて風景・...香り強き・・・

  • 白髭の・・・

    センニンソウ[仙人草](キンポウゲ科)日当たりの良い道端や林などに生える多年草。茎は無毛で他物に絡みつきます。葉は奇数羽状複葉で、3~7個の小葉からなり、小葉には鋸歯はありません。8~9月、葉腋から円錐花序を出し、花弁状の白い4蕚片をつけます。有毒植物ですが、根を利尿・鎮痛薬として用いるそうです。果実はそう果で、ひとつの果実にひとつずつ白髭はついています。これは花柱が長く生長して、この長い白髭を生じているそうです。林縁の草むらで出会ったセンニンソウ、たくさんの白髭を付けた果実を見ることができました。見慣れたものを普通に見ることができる幸せもありますね。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング白髭の・・・

  • ヤクシソウの花・・・

    ヤクシソウ[薬師草](キク科)北海道~本州、四国、九州の日当たりの良い山野に生える1年~越年草で、高さ20~100cm。葉は互生し、倒披針形~倒卵形で縁に浅い鋸歯があります。基部は心形で、茎を抱きます。1年目は根生葉のみで生育し、2年目に茎をだし花を咲かせますが、花期には根生葉は枯れてありません。4~10月、茎先に11~19個の黄色い舌状花からなる頭花を多数咲かせます。果実はそう果で、白い冠毛があります。林縁の草むらで、ヤクシソウの花と出会いました。ここでは一塊になって花を咲かせていました。近くでは一株ずつ花を咲かせている姿も見ましたが、ある程度まとまって生えていると見応えがありますね。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングヤクシソウの花・・・

  • 綺麗な花には・・・

    ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)昨年も観察したツクバトリカブトが、今年も立派に花を咲かせていました。葉腋から花茎を伸ばして花を咲かせていることがわかります。ひとつの花茎から3つくらいの花が咲いていました。上の写真と同じ株の花です。下の方は直立していますが、茎の中程から周囲の草などにもたれかかるようになっています。花も多くついていたので、重さに耐えられなかったのですかね。トリカブトの仲間は有毒です。綺麗な花を咲かせますが注意が必要ですね。その毒も、手を加えれば薬にもなります。来年もここでこの花に出会ってみたいものです。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング綺麗な花には・・・

  • ヒマワリではなく・・・

    キクイモ[菊芋](キク科)北アメリカ原産の多年草。全体的に粗い毛を密生し、葉は長楕円形で、縁には粗い鋸歯があり、茎の下部では対生で、上部では互生します。8~10月、茎の上部が分枝し、その先に頭花を上向きに付けます。舌状花は10~20個あり、筒状花ともに黄色です。地下に根茎を伸ばし、その先に塊茎を付けます。塊茎にはイヌリンが含まれており、果糖やアルコールの原料として多く栽培もされました。また戦中戦後の食糧難時代には食用にもよく用いられました。よく似た花にイヌキクイモがありますが、先日多摩NTの住人さんの「多摩ニュータウン植物記Part6」で、「イヌキクイモはキクイモの一形態ということで軟着陸を見ている」ことを知り、ここではキクイモとして紹介しています。このブログを始めた頃は、近所の川沿いや河川敷でこの花をよ...ヒマワリではなく・・・

  • 離さない・・・

    コバネイナゴ[小翅稲子](バッタ科)道端の草むらで、カサカサと音がしたので確認すると、コバネイナゴのカップルが枯葉の上にいたのです。ここはススキ野原の端、イネ科の葉を食すコバネイナゴにとっては格好の場所なのでしょう。稲の害虫としても名高いようで、一時期数を減らしていましたが、今ではその数が増えてきているのです。イナゴの佃煮として使われるイナゴの一種ですが、ここでイナゴを捕って佃煮とする方はいないでしょうね。害虫とも、貴重なタンパク源ともなっているコバネイナゴ、ここでは伸び伸びと暮らしているんでしょうね。11月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング離さない・・・

  • 待ち伏せ・・・

    コジュケイ[小綬鶏](キジ科)林縁を歩いていると、近くでコジュケイの鳴き声が響き渡りました。気持ち良さげに鳴いています。その後で林の中を歩いていると、傍らの茂みの中で落ち葉を踏みしめる音がしてきました。立ち止まって見るとコジュケイの群れがいたのです。その場所では灌木などの枝葉が邪魔になって撮ることができません。コジュケイたちが進む方向に先回りして撮った写真です。ゆっくりと歩いてくる群れ、お互いに少し距離をとりながら歩みます。シャッター音に気付いたのか、こちらを見て立ち止まりますが、すぐにまた歩き始めます。4~5羽はいたでしょうか。斜めに私の前を進んでいきます。茂みから出てきても、こちらを気にせずにそのまま進みます。茂みから群れが全て出てきたところで、バッテリー切れとなりました。交換しようとカメラのロックを...待ち伏せ・・・

  • ポージング・・・

    ハラビロカマキリ(カマキリ科)林縁の歩道を歩いていると、足元にハラビロカマキリがいました。歩いている人に踏み潰されかねない所でじっとしています。座り込むようにしてカメラを向けると、初めのうちは嫌がって歩き始めましたが、そのままカメラで追い続けると急に立ち止まって威嚇されてしまいました。なかなかの表情です。身体が同じような大きさだったら、このカマキリに勝てる気がしません。人間でよかったを思ってしまいました。このカマキリは、産卵する場所でも探していたのでしょうか。無事に命を繋いでほしいです。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングポージング・・・

  • 果実ではなく・・・

    ヌルデ[白膠木](ウルシ科)林縁に生えるヌルデに、虫こぶが付いていました。虫瘤(チュウエイ)、gall(ゴール)とも呼ばれます。この虫こぶはヌルデノミミフシといい、ヌルデシロアブラムシが寄生し出来たものです。生薬名を「五倍子(ゴバイシ)」といいます。秋に虫がまだ中にいるうちに採取して、熱湯で煮てから乾燥して用います。タンニンを多く含み、タンニン資源としてインクや皮革のなめし等に用いられてきました。明治時代以前までは、お歯黒の原料としても用いられてきました。ヌルデの果実は核果で、小さく丸い形をしていて、たくさんぶら下がって付きます。果実の表面は、リンゴ酸カルシウムを主成分とした白い粉状のものが付きます。この白い粉を塩の代用として使用していた地域もあるそうです。今では用いられることも無いと思いますが、身近に...果実ではなく・・・

  • 実り少なく・・・

    サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)3月に黄色い花をたくさん咲かせていたサンシュユも、実りの季節を迎えていました。赤い実がたくさん生っている所を期待しましたが、それ程多くの実は付いていませんでした。一昨年は、たくさんの赤い実を確認できました。今年も葉が落ちればこの赤い実も目立つかもしれません。秋珊瑚と呼ばれる姿も見てみたいですね。成熟した果実から、種子を取り除いて乾燥したものを「山茱萸(サンシュユ)」と言って滋養・強壮や止汗に用います。漢方薬の六味丸や八味地黄丸にも配合されています。直接採って口にするより、こうして用いた方が良いのかもしれません。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング実り少なく・・・

  • 見慣れてものでも・・・

    カラスウリ[烏瓜](ウリ科)茂みの奥にカラスウリの実を見つけました。近づくことができなかったので、ズームしての撮影です。冬になっても残っていることが多く、鳥には評判の良く無い実なのでしょうかね。撮っている時に気付いたのですが、表面についているものは何でしょう。他の植物の何かが付いたとも思えますが、虫でも付いているんですかね。触角の様に伸びた細長いものも気になります。以前にも載せましたが、根には大量のデンプンが含まれ、秋から冬に掘り取って、輪切りにして日干しし、コルク層を取り除いて生薬として用います。「王瓜根(オウガコン)」といい、黄疸や利尿、催乳などに用いました。見慣れたものでも、薬用となるものが多いですね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング見慣れてものでも・・・

  • 色付き始めて・・・

    トキリマメ[吐切豆](マメ科)道端の草むらに、赤いものが見え隠れしていました。立ち止まって見るとそれはトキリマメでした。赤くなり始めた果皮、初々しい感じもします。よく似たタンキリマメと出会ったことはありません。この辺りでも出会える可能性があるようなので探してみようかと思っています。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング色付き始めて・・・

  • あかまんま・・・

    イヌタデ[犬蓼](タデ科)道端の草むらで、今年もイヌタデの花が咲いていました。小さく赤い花が密についています。ここでは赤い絨毯ほどではありませんが少し群れて咲いていました。身を低くして、這いつくばるように撮ったものですが、傍らを歩いていく人たちからどう思われたか少し気になります。アカマンマ、この花で遊ぶ子供たち、今でもいるのでしょうかね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングあかまんま・・・

  • 鮮やかに・・・

    ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)日本全土の山野や道端に生える多年草。葉は対生し長い柄があり、掌状に3~5深裂します。茎の大部分は、やや地を這い、全体に下向きの毛が生えます。7~10月、枝先や葉腋から長い柄をだし、白色~紅紫色の花を1~2個咲かせます。雄蕊は10個で葯は青紫色、雌蕊は1個で先は5裂します。綺麗に咲いたゲンノショウコの花を頑張って撮りました。葯の色や5裂する花柱の先の様子がわかります。ここでは、ゲンノショウコがひと固まりに生え、白い花をたくさん咲かせていました。身近な薬草、今年も花に出会うことができました。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング鮮やかに・・・

  • 秋の野菊・・・ユウガギク

    ユウガギク「柚香菊」(キク科)近畿地方以北の本州の山野の草地などに生える多年草。葉は羽状に浅~深裂する卵状長楕円形~長楕円形で、質は薄いです。7~10月、枝先に径2.5cmの頭花をつけます。舌状花は白色で僅かに青紫色を帯び、筒状花は黄色です。果実はそう果で、極短い0.25mm程の冠毛があります。道端の草むらでユウガギクが花の盛りを迎えていました。この花は菊の花らしい雰囲気ですね。秋の野菊を見ると1年も終わりと感じますが、今年はもう少し花を楽しむことができるでしょうかね。昨日は立冬でしたが、この季節らしからぬ暖かさも続きます。今週末からはそれもようやく収まるようです。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋の野菊・・・ユウガギク

  • 野菊のうち・・・

    シラヤマギク[白山菊](キク科)林縁では、シラヤマギクの花もたくさん咲いていました。草丈は1mを超えることもありますが、途中で折れていることも多いように思います。ここでも、1m程のシラヤマギクがいくつかまとまって生えていました。白い舌状花の数は少なく、このように疎らな感じにつきますが、初めて見た時はそれを知らず、舌状花が綺麗に並んだものを探したこともありました。これは半月ほど前の姿ですが、そろそろ冠毛を付けた果実の様子を観察できるかもしれません。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング野菊のうち・・・

  • 名コンビ・・・

    トネアザミ[利根薊](キク科)ナンブアザミの変種で、関東地方の山地などに生える多年草。9~11月、頭花を横向きまたは下向きにつけます。ナンブアザミに比べ、頭花は短い柄があるか、または密生し、総苞片や葉には太い刺針があります。別名タイアザミ、根生葉は、花期には枯れてありません。花の周囲を飛ぶ1頭のクマバチ、時折花にとまって蜜を吸っているようです。7年ほど前の11月に、トネアザミの花にとまるクマバチを見たことがあります。花と昆虫と、その姿を見る季節は、そろそろ終わりなのかもしれませんね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング名コンビ・・・

  • 三度目の・・・

    イヌショウマ[犬升麻](キンポウゲ科)林縁の草むらでイヌショウマの花が咲いていました。私がこの花を見るのは3回目です。いずれも出会った所は違いますが、色々な所で見ることができるのは嬉しいことです。花はそろそろ終わりのようで、花序の下の方は咲き終わっていました。咲き始めの姿も久しぶりに見てみたかったです。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング三度目の・・・

  • 花の盛りと・・・

    シャクチリソバ[赤地利蕎麦](タデ科)林縁を流れる小川に沿って咲くシャクチリソバに出会いました。この花は咲き始めたばかりなのか、花糸が伸び切っておらず、赤っぽい葯が内側を向いて俯いています。花柱の基部にある黄色い蜜腺の姿も確認できますね。小さな花がたくさん咲いていましたが、小さな蝶もその花を訪れていました。これはクロマダラソテツシジミでしょうか。シジミチョウもたくさんの種があるので私には判別が難しいです。小さな花の小さな蜜腺から出る蜜を求めて来たのでしょうか。小さな蝶も生きるのに必死です。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花の盛りと・・・

  • 花期を気にせず・・・

    ツリフネソウ[釣舟草](ツリフネソウ科)今年はツリフネソウの花と出会うことができました。ここは7月にキツリフネの花を観察した所です。この日はキツリフネの花は極わずかで、ツリフネソウの花がたくさん咲いていました。明け方まで降っていた雨の雫が付いています。陽の光を浴びて輝いて見えていました。クルッと丸まって距の中や先にも雫が付いていますね。10月も半ばを過ぎる頃には、この花の姿も少なくなってきますが、今年は盛りを少し過ぎた所です。これも夏から続く暑さの影響なのでしょうかね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花期を気にせず・・・

  • 咲き残り・・・

    アキカラマツ[秋唐松](キンポウゲ科)7月にも花を観察したアキカラマツですが、10月になってもその花を見ることができました。比べて見てみると花の数は少ないように見えます。このアキカラマツの花は咲き始めたばかりのようで、開き切った萼片の姿も確認できます。萼片が落ちる前に撮ることができたのは幸運でしょうかね。11月になったのに、異様な温かさが続きます。植物たちもきっと戸惑っていることでしょう。7月の花10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング咲き残り・・・

  • 捧げたわけでは・・・

    ノダケ[野竹](セリ科)いつもの林でノダケの花と出会いました。毎年ここで見ていますが、今年は花期が少し遅いように思えます。この林では、ノダケがあちらこちらに生えています。林の中に生えていたノダケには、訪問者もいたのです。これはキアゲハの幼虫でしょうか。キアゲハの食草はセリ科の植物です。幼虫に捧げたわけではないでしょうが、このノダケの葉はほぼ食べ尽くされていました。終齢を迎えたであろう幼虫は、蛹になる日も近いかもしれません。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング捧げたわけでは・・・

  • 咲き残り・・・

    ナンバンギセル[南蛮煙管](ハマウツボ科)今年は見る機会がないと思っていたナンバンギセルの花、10月の半ば過ぎにひとつだけ咲いていました。期待してないのに出会えると、とても嬉しくなりますね。葉緑素を持たず、宿主の根などに自らの根を食い込ませ養分を奪って育つ寄生植物。ここではススキに寄生していました。この花を楽しむには、ススキにも頑張ってもらわないといけませんね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング咲き残り・・・

  • 小さな訪問者・・・

    チャノキ[茶ノ木](ツバキ科)近所の道端で、チャノキの花が咲いていました。真っ白な花、多数の雄蕊が魅力的です。撮った時は気付きませんでしたが、PCで画像を確認すると小さなアリが1匹雄蕊の根元に頭を突っ込んでいました。甘い蜜でも舐めているのでしょうか。そろそろ10月も終わりますが、朝や晩は冷え込んできました。昆虫たちの姿を見る機会も少なくなる季節ですかね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング小さな訪問者・・・

  • 綺麗な花でも・・・

    ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸](ナス科)林の中の茂みでヒヨドリジョウゴが花を咲かせていました。毎年のように見ていたと思いましたが、この花を見たのは6年ぶりのことでした。そろそろ赤く実が色付いている頃でしょうか。全草が有毒ですが、特に果実は有毒です。有毒成分はソラニンで、誤食すると嘔吐や下痢、頭痛を起こし、ひどくなると運動中枢や呼吸中枢の麻痺を起こします。丸く赤い実は、口にしてはいけませんね。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング綺麗な花でも・・・

  • ピリリと辛いか・・・

    サンショウ[山椒](ミカン科)林の中で、サンショウの実が赤く色付いていました。果皮が割れて黒い種子の姿も見えているものもありますね。赤く色付いた果実を採取し、天日で乾燥させてたたいて種子を取り除いた果皮を生薬の山椒と言います。まさに採取時期でしょうか。古くから香辛料としても使われているサンショウですが、身近で見られることは嬉しいですね。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングピリリと辛いか・・・

  • 身近な薬草・・・

    ヨモギ[蓬](キク科)本州~九州の山野に生える多年草。根生葉は欠刻~鋸歯のある楕円形で羽状分裂します。茎葉は羽状深裂し、裂片は2~4対からなります。9~10月、茎先に円錐花序を出し、淡褐色の頭花を多数咲かせます。乾燥した葉を、艾葉(ガイヨウ)といって、腹痛、吐瀉、止血などにもいます。また、葉裏の綿毛を集めてお灸の艾(モグサ)として用います。オオバコ[大葉子](オオバコ科)全国の日当たりの良い道端や荒れ地に生える多年草。葉は根生し、卵形で先は鈍頭、縁は全縁です。4~9月、花茎を伸ばし、穂状に花を多数咲かせます。このオオバコはちょうど花が終わった所のようでした。種子を車前子(シャゼンシ)と言って、消炎、利尿、止瀉、鎮咳の目的で用います。また、全草を車前草(車前草)と言って、利尿、鎮咳、胃腸薬として用います。オ...身近な薬草・・・

  • 味見時・・・

    エビヅル[海老蔓](ブドウ科)道端の笹薮にちらりと見えたエビヅルらしき実。近寄って見るとまさにエビヅルでした。久しぶりに出会った食べ頃のエビヅルです。我慢できずにひと口、ふた口と味見をしてしまいました。やはり美味しいですね。自然の恵みを少しだけ味わうことができました。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング味見時・・・

  • 蝶も色々・・・

    モンキチョウ[紋黄蝶](シロチョウ科)公園のベンチで休んでいたら、足元をヒラヒラと飛ぶモンキチョウがいました。どうやら、点々と咲いていたシロツメクサの蜜を吸っているようです。暫くの間は、近くにいましたが、そのうちに花を求めてどこかへ飛び去ってしまいました。9月上旬横浜市内にてヤマトシジミ[大和小灰蝶](シジミチョウ科)こちらは別の日に、林縁の草むらで出会ったシジミチョウです。詳しくわかりませんが、ヤマトシジミでしょうかね。既にペアになった2頭のシジミチョウの周りを翅をばたつかせて邪魔をしている1頭のシジミチョウ。とんだ横恋慕です。蝶の世界で雄と雌が巡り合える確率はわかりませんが、それほど高くないのでしょうかね。必死な姿が印象に残ります。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング蝶も色々・・・

  • トゲトゲな・・・

    カンレンボク[旱蓮木](ヌマミズキ科)中国中南部原産の公園樹や街路樹として植えられている雌雄異花の落葉高木。葉は単葉で互生し、卵状楕円形で長さは10~30cm。9月頃、球状の頭花を付けます。雄花は枝先につき、雌花は葉腋につきます。全体に含まれるカンプトテシンは抗がん作用がありますが、副作用が強く実用化ができなかったそうです。このカンプトテシンからイリノテカンが合成され、今でも抗がん剤として実際の臨床でも用いられています。中国では喜樹(キジュ)と呼ばれていて、造林樹種とされているそうです。初めて出会ったカンレンボク。トゲトゲして見える果実がたくさん生っていました。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングトゲトゲな・・・

  • においも強くて・・・

    イチョウ[銀杏,公孫樹](イチョウ科)道端に植えられていたイチョウの大木に、たくさんの実が付いていました。正確にはこれは種子で、多肉質の外種皮に包まれています。熟すと外種皮があの特有のにおいを発します。内種皮は白く硬く、外種皮を除いたものを銀杏と呼んでいます。イチョウの枝だけではなく、周囲の地面にもたくさん落ちていて、家族総出で拾っている集団もありました。みんなで食べるのでしょうかね。銀杏は食用となりますが、食べ過ぎると中毒を起こします。特に子供は中毒になりやすいので注意が必要です。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングにおいも強くて・・・

  • 水辺にて・・・

    ガマ[蒲](ガマ科)池の畔でガマの穂と出会いました。アメリカンドックのような姿です。よく似たヒメガマとは、花粉の形状で区別できるそうですが、この姿ではどちらかはっきりとはわかりませんね。ガマの花粉は蒲黄(ホオウ)といって、利尿や止血などに用います。神話の「因幡の白兎」では、ガマの穂綿を使って治療をしています。そんな昔から薬草として使われていたのですね。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング水辺にて・・・

  • 香る季節に・・・

    キンモクセイ[金木犀](モクセイ科)今年もこの花の季節を迎えました。近所のお庭にも植えられていて、朝玄関を出るとすぐにキンモクセイの香りを楽しむことができました。この花は、とある施設の境にあるキンモクセイの生垣のようなところで撮ったものです。少し離れた所から香りが漂っていて、道を歩いていて何処で咲いているのか探すのも楽しいですね。今年は9月の暑さのせいで、キンモクセイの開花が遅れてたそうです。今週いっぱいはキンモクセイを楽しめるでしょうかね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング香る季節に・・・

  • 食べ放題・・・

    マテバシイ[馬刀葉椎・全手葉椎](ブナ科)東北南部以南の本州、四国、九州~沖縄に分布する雌雄同株の常緑高木。公園樹や街路樹としても良く植えられています。葉は互生し全縁で、枝先に集まって付きます。葉幅は葉先に近い部分で最大となり、長さ9~20cmでブナ科の常緑樹の中では、最も大きな葉を持ちます。5~6月に黄褐色の雌雄花穂を出します。雄花序は穂状花序で、新枝の葉腋から上向きに付き、雌花序は雄花序より上部の葉腋に付きます。果実は堅果で、翌年の秋に熟し、生でも食べることができます。公園に植えられていたマテバシイにたくさんのドングリが付いていました。大きいですよね。生食もできるということですが、まだ試したことはありません。あまり美味しそうい見えませんが、どんな味なんでしょうかね。9月中旬横浜市内にて風景・自然ランキ...食べ放題・・・

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