今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・
ノジスミレ[野路菫](スミレ科)道端の草むらで、スミレの花が咲いていました。この写真ではわかり辛いですが、葉は長披針形で縁は波打っていました。葉柄には翼が無く、花の側弁に毛も無かったので、ノジスミレのように思いました。スミレの仲間の同定は、私には難しくて自信はありません。10日ほど前の写真です。また来年、ここで咲いていたら再確認してみます。今日は初夏を思わせる気温でした。半袖でも過ごせる様な気温です。まだ4月ですけど、調子が狂います。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングノジスミレ・・・
ワニグチソウ[鰐口草](キジカクシ科)林の中で、ワニグチソウと出会いました。この場所は、よく歩く所ですが、ワニグチソウに出会ったのは初めてです。少しまとまって生えていて、初めはホウチャクソウかと思ったのですが、葉の形や印象が違います。しゃがみ込んで確認すると、特徴のある苞の姿を見ることができました。この時は、あと少しで花の咲く所でしたが、もう花は咲いていることでしょう。既に咲き終わっているかもしれません。花に出会えなくても、実の姿は見てみたいです。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング新たな出会いも・・・
ヒトリシズカ[一人静](センリョウ科)林の中で、ヒトリシズカの花と出会うことができました。今年は桜をはじめ、いろいろな花が早く咲いている印象ですが、この花も例外ではなかったでしょう。花と出会うのも諦めていましたが、辛うじて出会うことができました。でも、花糸は半分ほどしか残っていなくて、黄色い葯の姿も確認できません。葉も平開に近く、花が終わる直前の姿のようです。綺麗な花を見るには、また一年花を待たなくてはなりませんね。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花も終わりで・・・
サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)久しぶりにサルトリイバラの花を見ることができました。これは雄花ですね。雌雄異株のサルトリイバラですが、この日は雌花を撮ることができませんでした。花の咲く季節に出掛ける機会が少ないのです。別の所で、萎れている実を付けたサルトリイバラも見たのですが、花はまだ咲いていませんでした。雌雄揃って花を見たかったのですが、この花も今年は終わりを迎えましたね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雄花だけでも・・・
ミツバツチグリ[三葉土栗](バラ科)林縁の土手でミツバツチグリの花が咲いていました。この日はまだ咲き始めで、蕾の姿の方が多かったです。匍匐枝を出して増えるので、まとまって生えている姿をよく見かけます。よく似たキジムシロは出会う機会が少ないです。どちらの花も揃って撮りたいと思いますが、そろそろこの花たちも終わりの季節ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春に咲く・・・ミツバツチグリ
マルバスミレ[丸葉菫](スミレ科)日当たりの良い林縁の斜面に、マルバスミレの花が咲いていました。タチツボスミレ程の数はありませんが、このスミレも出会う機会は多いです。でも、この場所で出会ったことは記憶にありません。まだまだ観察が足りないようです。そろそろスミレの季節も終わりですかね。この林もサクラが終わり、ミズキの花がそろそろ咲くことでしょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・マルバスミレ
アケビ[木通](アケビ科)林縁では、アケビの花も見ることができました。昨日載せたミツバアケビの花と比べると、花の付き方が少し違います。花色も白っぽいですね。こちらは雌花です。ミツバアケビの雌花と似ていますね。こちらは雄花です。萼片が白っぽく、花の数も少なめです。この辺りでは、アケビの方が目にする機会は多いので、こちらの花の方が見慣れた感じになります。アケビの葉は、小葉は5枚で縁は全縁です。アケビとミツバアケビの自然雑種にゴヨウアケビがありますが、こちらは小葉が5枚で縁が波打ちます。花はミツバアケビの花に似ていますが、果実は生りません。アケビの果実、しばらく食べたことがありません。見るだけではなく、久しぶりに試食もしてみたいですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・アケビ
ミツバアケビ[三葉木通](アケビ科)林縁では、ミツバアケビの花が咲いていました。木々に絡まった蔓から垂れ下がるように花を付けています。幾つも咲いている花の中で、ひと際大きく目立つのが雌花です。花弁は無く、3個の萼片が花弁のように付いています。中には太めの雌蕊が4個あるのがわかりますかね。こちらは雄花です。やはり花弁は無く、小さな3個の萼片があります。雄蕊は6個ありますが、まだ花粉は出していないようです。花序の基部に雌花が付き、花序の先端に雄花が付く雌雄同種です。少ない雌花に、たくさんの雄花が群がるように咲いていますね。花は見ても果実の姿を見ることはたまにしかありません。さて、今年は見ることができるでしょうか。期待して待ちましょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・
キブシ[木五倍子](キブシ科)雌花雄花久しぶりに、キブシの花の咲く季節を歩くことができました。この辺りの林では、よく目にする木ですが、花や実が無いと私には判別し辛いものになります。雌雄異株のキブシに咲くそれぞれの花に出会うこともでき、大変満足できました。ご覧の様に、雌花序の方が短めで、花の数も少なめです。花柱が目立っていますね。雄花序は比較的長めで、花の数も多いです。雌蕊も確認できますが、黄色い葯を付けた雄蕊が多数確認できます。今はもう花は終わり、雌花から若い果実に移行する頃でしょうか。ブドウのように果実がぶら下がっているキブシの姿を探してみるのも楽しいでしょうね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄揃って・・・
ほんの10日前の姿です。ソメイヨシノやヤマザクラ、菜の花の後ろ側にはオオシマザクラも咲いていました。開花を待ちわびた桜の花々もあっという間に散ってしまいました。菜の花だけではなく、桜の枝にも実の姿を確認することができます。木々の新緑が芽吹き始め、既に初夏を思わせる姿に生っていますね。今年はいつも以上に季節の進み具合が早く感じます。過ぎゆく春、名残惜しいです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング過ぎゆく春・・・
ジロボウエンゴサク[次郎坊延胡索](ケシ科)林縁の草地で、ジロボウエンゴサクの花と出会いました。この場所で見たのは初めてです。夏になると草丈の高い草が色々と生えてきて、あまり足を踏み入れない所でした。この季節は、広場の様になっていて、歩きやすくなっていたのです。この日は、咲き始めたムラサキケマンを観察して、どこかにジロボウエンゴサクもないかと思って歩いていたのです。1週間ほど後にも、同じ所を歩いたのですが、花は既に終わり、辛うじて葉が残っているだけでした。春、ほんの一瞬だけ咲く花。出会いは貴重ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、ひと時の・・・
林から湧き出た小さな流れに、何か花でも咲いていないかと探していたら、ビロウドツリアブと出会いました。フワフワ飛んでいたのですが、カメラを構えたら落ち葉の上にとまりました。暫く待っていましたが、再び飛び立つ気配がありません。飛ぶ姿を撮るのを諦めて立ち去りました。撮り終わる直前、少し違和感を覚えたのですが、トリミングしてPC上で確認した所、ビロウドツリアブではなかったようです。特徴的な長い口吻が確認できません。身体も長い毛に覆われていませんね。ビロウドツリアブ[天鵞絨釣虻](ツリアブ科)こちらは別の日に、別の所で出会ったビロウドツリアブです。長い口吻が確認できますね。身体も長い毛で覆われています。春早く現れて、花の蜜を求めて飛び回りますが、ホバリングしながら飛ぶ様子は面白いですね。この日は飛んでいる姿を、どう...春と共に・・・
クサボケ[草木瓜](バラ科)林縁の斜面にクサボケの花が咲いていました。柔らかい若葉の緑の中で、鮮やかな花色ですね。子供の頃住んでいた家の向かいの斜面にもたくさんのクサボケがありました。これも春の訪れを告げてくれますね。果実を見る機会がまだありませんが、まだ青味のある夏の終わりごろに採取したものを湯通しして、輪切にして天日で乾燥させたものを「和木瓜(わもっか)」と呼び、滋養強壮、鎮咳去痰、利尿薬として用います。これも身近な薬草なのですね。今年は果実と出会うことができるでしょうか。探しに出掛けます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング若葉の緑と・・・
バイモ[貝母](ユリ科)林縁を歩いているとバイモの花が咲いていました。気持ち良さげにいくつもの花が咲いています。周囲は冬枯れの様子で、まだ緑も少ない中、この花が目立っていました。花を付けていないバイモの株もかたまって生えています。春を感じる綺麗な花ですが、周囲から浮いて見えたのは私だけでしょうか。割りと自然度の高い所なので、本来自生しないであろう花が咲いている。花を愛でたい気持ちもわかりますが、こうした花は花壇などに植えていただきたいものですね。植物への接し方を考えさせられる光景でした。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングあるべきものか・・・
シュンラン[春蘭](ラン科)よく歩いている林で、シュンランと出会うことができました。この場所で見たのは初めてのことです。この林では、ここ最近灌木が刈り取られて、林床が明るくなりました。今まではあまり足を踏み入れなかったのですが、歩きやすくなった林の中で出会ったのです。割りと大きな株で、花も4個ほど咲いていました。無理な姿勢で撮った花の正面です。側花弁が開いておらず、中の様子はわかりませんでした。毎年見ている花ですが、新たな場所での出会いは嬉しいです。この花の咲く場所を維持するのは大変でしょうが、いつまでも見ていたい花ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・シュンラン
タンポポ[蒲公英](キク科)道端の草地では、タンポポも花を咲かせていました。これはカントウタンポポですかね。総苞片の様子を確認しませんでした。ちょうど、モンシロチョウがやってきて、花にとまって蜜を吸い始めました。ひとつの頭花にいくつの舌状花が付いているのかわかりませんが、その一つ一つに口吻を突き刺し、忙し気に蜜を吸っていました。タンポポの花とモンシロチョウ、春らしい光景ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・タンポポ
里山に広がる菜の花畑にたくさんの黄色い花が咲いていました。1週間ほど前の様子ですが、ここでは毎年この花畑にセイヨウアブラナの花が咲き乱れます。林では、ヤマザクラなども花を咲かせています。ソメイヨシノだけではなく、野の桜も今年は早く咲き始めています。春本番、花たちは一気に咲き進みます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・
キランソウ[金瘡小草](シソ科)春になり、キランソウの花も咲き始めていました。ここは駅前の歩道とコンクリートの壁のとの角です。その小さな隙間から根を伸ばし、こうして葉を広げて花を咲かせていたのです。いつもは日当たりの良い林床や草地で花の咲く様子を見ていますが、こんな所でも花が咲くとは驚きました。健気に咲く花、道行く人々に気付いてもらえるでしょうかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング根性咲きの・・・
ムスカリ[キジカクシ科]我が家の玄関先で、今年もムスカリの花が咲きました。花茎が伸びてきて、小さな蕾がたくさんついた様子から、こうした花が咲くまではあっという間に思えます。年々花の数も増えてきて、身近な春が賑やかになっています。近所の桜も満開です。でも、雨の日が続いてそれを楽しむ時間もありませんね。3月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング玄関先の春・・・
コブシ[辛夷](モクレン科)近所の林には、自生と思われるコブシの木が幾つかあります。見上げるくらい大きな株も珍しくなく、そんなコブシの花が満開でした。ここの林縁には、3本のコブシが少し間をあけて生えています。それぞれ満開の花を付けていて、見事な様子でした。春になるとサクラよりも先に咲き始め、人気のある花と思いますが、以前から観察していた住宅に近い所に生えていたコブシの大木は、何本かバッサリと切られてしまいました。このコブシは、近所のお寺の山門脇にありますが、数年前に上の方1/3程切られてしまっています。たくさんの花も咲き、樹形も綺麗なコブシでしたが残念です。幹の上を切られても、健気にたくさんの花を咲かせています。以前の樹形を知る私には、可哀想に思えてしまう姿です。木々の緑を大切にしないと、温暖化も進んでし...春、満開・・・
トウダイグサ[燈台草](トウダイグサ科)道端で、久しぶりにトウダイグサと出会いました。オオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、ヤハズエンドウなどが生えている所に少しだけ群れて生えていました。独特な杯状花序の姿も見ることができますね。約10年ぶりに撮りましたが、最近はトウダイグサの姿を見る機会が減ったようにも思えます。畑は宅地となり、道端の草むらもアスファルトに覆われて、生えることもできないのでしょうかね。身近な緑は、もっと守らないといけませんね。3月中旬大和市内にて風景・自然ランキング春の花・・・トウダイグサ
ヒメオドリコソウ[姫踊り子草](シソ科)3月になり、道端では色々な花たちが咲き始めています。このヒメオドリコソウの花もその一つでしょうか。小さな花ですが、群れて咲く姿は見応えもあると思います。下から上に向かって葉の大きさが小さくなります。少しずつずれて付く様子と共に、まんべんなく葉に陽の光を受けさせる仕組みと言われています。暖かな春の光をたくさん浴びて嬉しそうにも見えてきますね。1月には、全面凍結した日もあったこの池も、こうしてダイサギが餌を探しに来ています。しばらくの間、池の中で佇むダイサギを見ていました。暖かく穏やかな日は、こうしてのんびり過ごしたくなりますね。ちなみに、この時ダイサギは何かを捕らえようとしましたが、結局空振りだったようです。決定的な瞬間は撮れませんでした。3月上旬横浜市内にて風景・自...暖かな日・・・
オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)2月の中頃に、花を咲かせ始めていたオニシバリ。3月にはいり、花も咲き進んでいました。蕾の姿は無く、たくさんの花が咲いています。2月には咲いていなかった雌花も咲いています。雄花よりも少し小さめの花、雄花とは少し印象が違いますかね。今週は雨が続き、今日も朝から雨模様です。菜種梅雨とも言われますが、本格的な梅雨を迎える頃には、オニシバリも赤い実を付けていることでしょう。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング春になったら・・・
ヒメウズ[姫烏頭](キンポウゲ科)林縁では、ヒメウズの花も咲き始めていました。小さな花ですが、気持ち良さげにたくさん咲いています。去年観察したヒメウズは、とても疎らに生えていましたが、ここでは群れて花を咲かせていました。俯いて咲く花ですが、やはり花の表情を見たくなります。草丈も低く、とても小さな花ですが、何とか撮れた1枚です。道端にしゃがみ込んで撮る姿は、道行く人には異様に見えますかね。変な人と思わずに、暖かく見守って欲しいものです。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング小さき花咲く・・・
ウグイスカグラ[鶯神楽](スイカズラ科)林縁でウグイスカグラの花と出会いました。今年初めての出会いです。すでにたくさんの花が咲いていました。でも、いつも見ている花と雰囲気が違います。そう、花色が白っぽいのです。花が傷んでいるのかとも思いましたが違うようです。近づいて見てみると、薄っすらと色が付いています。真っ白ではなく、うす桃色という所でしょうか。少し離れた所には、見慣れた花色のウグイスカグラも咲いていました。うす桃色のウグイスカグラの花、初めて見たように思いますが、珍しいものではないのでしょうかね。今日、別の林で同じように白っぽい花に出会いました。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングうす桃色も・・・
ショカツサイ[諸葛菜](アブラナ科)道端などでもよく見かけるこの花が咲き始めていました。これも春を感じさせてくれますが、紫色の花が独特です。若芽や若葉はサラダとしても食せるそうです。そう、これも菜の花の一つなのですね。どんな味がするのか確かめたいですが、いつも忘れて花の季節になってしまいます。さて、来年は試食できるでしょうか。忘れないようにしないといけません。3月上旬横浜市内にて菜の花のうち・・・
サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)1月には、まだ赤い実を付けていたサンシュユも、3月になり花を咲かせていました。この日はまだ咲き始めという所で、花の数は少なかったですが、今にも咲きそうな花芽はたくさんありました。ひとつの花芽には、20~30個ほどの花があり、こうして花が咲くのです。同じ花序でも一斉に花が咲くのではなく、時間をずらして花が開く様子がわかります。春黄金花、ソメイヨシノも咲き始めて、一気に賑やかな雰囲気になりますね。春、春、春、春本番がやってきました。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング春黄金花・・・
スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)道端でツクシと出会いました。これは傘が開いて胞子嚢が見えますね。既に胞子を飛ばした後でしょうか。こちらは、出てきて間もないツクシですかね。胞子嚢床が綺麗に並んでいる様子がわかります。その隙間から胞子を飛ばしている所かもしれません。ここではたくさんのツクシが生えていました。ツクシの姿も春を感じさせてくれますね。ここ横浜では、昨日桜の開花宣言がありました。今日も暖かな1日でしたが、今月中に桜の花も終わってしまうのですかね。入学式には間に合わず、近い将来には桜の花が卒業式の花となってしまうかもしれませんね。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングツクシ、ツクシ・・・
タチツボスミレ[立坪菫](スミレ科)アオイスミレの咲いていた所とは、少し離れた林縁でタチツボスミレも咲いていました。ここはとても日当たりがよく暖かな感じの所です。この季節、タチツボスミレは咲いていないかと探してしまいますが、もう少しすれば飽きるほど見かける花ですかね。今日、東京では桜の開花宣言が出されました。ここ横浜は、今週末の予想です。春は一気に駆け抜けますね。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング咲いた・咲いた・・・タチツボスミレ
アオイスミレ[葵菫](スミレ科)林縁を歩いていると、道端にスミレの花が咲いていました。立ち止まって見ると、それはアオイスミレの花のようです。春、真っ先に咲くスミレというイメージのある花ですが、この花も春の到来を実感させてくれます。開き切らない花弁とU字に曲がる花茎が特徴と言えるでしょうか。この場所では初めて見たのですが、この時はまだ一つしか花はありませんでした。暖かな日が続いていますが、今週半ばにはソメイヨシノの開花も予想されています。今年は花見の宴会も解禁されるようですが、賑やかな春の訪れは嬉しいですね。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング咲いた、咲いた・・・アオイスミレ
ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)道端に植えられているミツマタが、花を咲かせ始めていました。頭状花序には小さな花がたくさん集まっていますが、花序の周りから花が咲き始めるようです。萼筒の先が4裂して花弁の様に見えますが、花弁はありません。萼裂片の外側に白い毛が密生する姿が、内側の黄色と良い組み合わせです。蕾が徐々に膨らんで、先が黄色くなり始めたところまで観察していましたが、ようやく花が咲きました。春本番はこれからですね。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング咲いた、咲いた・・・
アズマヒキガエル(ヒキガエル科)本州の近畿以北の人家周辺や山地など広い範囲に生息する日本固有のヒキガエル。繁殖期以外は水に入る必要がほとんどないので、水辺から遠く離れたところでも見かけることがあります。スイレンを見ることができる池の周りを歩いていると、聞き慣れない声が時折聞こえてきました。カモでもいるのかと思いましたが、鳥の姿はありません。よく見るとカエルが枯れたスイレンの葉の上に何匹かいるのが見えました。啓蟄も過ぎて、カエルたちも動き始めているようです。中には、このように泳いでいるヒキガエルもいます。家の近所で、夜にヒキガエルの姿を見たことが何度かあります。のそりのそりと歩く姿は見慣れていますが、泳ぐ姿を見たのは初めてかもしれません。スイレン池に流れ込む小川にも、ヒキガエルの姿を見ることができました。こ...集まれ、集まれ・・・
先日、みなとみらいをぶらぶらと歩いたのですが、カワヅザクラらしき花が満開を迎えていました。最近、この花を見る機会が増えたように思います。春を先取りしていますかね。今日はとても暖かな一日でした。上着が無くても暖かでした。この暖かさに誘われて、虫たちも動き出しています。来週中にはソメイヨシノも開花しそうですね。3月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、春だね・・・
先日訪れた河川敷で、葉の花が咲いていました。種類はよくわかりませんが、花茎の下にはたくさんの果実もあり、咲き進んだ株のようです。ポツリポツリと2~3株あっただけなので、植えられたものなのか、逃げ出して咲いているのかわかりません。でも、菜の花の存在感はありますね。河川敷はまだ冬枯れの様子でしたが、この花の周りだけ春を感じることができました。2月下旬川越市内にて風景・自然ランキング春だね・・・
マンサク[満作,万作](マンサク科)柔らかな陽の光を浴びて輝くように見えた花、マンサクの花が咲いていました。枝ぶりの良いマンサクで、上へと伸びた枝にたくさん花が付いていました。赤花も良いですが、やはりマンサクと言ったらこの花でしょうかね。今日は暖かな一日で、花粉の飛散も絶好調です。明日はまた冬に逆戻りということですが、こうして春は過ぎて行くのでしょうね。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング春も近づく・・・
ジョウビタキ[尉鶲](ツグミ科)林の茂みから飛び出してきた一羽の鳥、近くの枝にとまった所を撮りました。これはジョウビタキの雌ですね。私が茂みの脇を歩いたので、驚いて出てきたようです。私のことを気にしているように見えますね。それ以上に私は、このジョウビタキのことが気になりましたけど。3月になりました。そう聞くだけで春の気分です。昨日今日と風も強く、スギ花粉の飛散も好調です。薬を飲んでいても、目の痒みが気になります。春の訪れはとても嬉しいですが、憂鬱な気分にもなる季節です。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング気になる相手・・・
アカバナマンサク[赤花満作](マンサク科)去年、一昨年と続けて花を観察しているアカバナマンサク。今年も花咲く季節に行くことができました。去年と1日違いで観察しましたが、去年は咲き始めたところで、今年は満開近かったです。一昨年は、今年より1週間早く観察していましたが、今年と同じくらいの咲き具合でした。同じ株を観察していると、ほんの少しの違いが判ります。これも面白く思えるのです。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、赤く・・・
オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)昨年の6月に赤い実をたくさんつけていたオニシバリ、そろそろ花も咲き始める頃かと思って見に行ってきました。たくさんの蕾が付いていて、もう少しで花が咲きそうだと思いながら周囲を歩いていると、ちょうど日の差す側に花がポツリと咲いていました。これは雄花ですね。ここでは雄株と雌株が並ぶように生えています。雌花の方はまだ花が咲いていませんでした。明日で2月も終わり。オニシバリの花が群れ咲く季節も近いでしょう。最近PCの動きが重く、対応していたので更新ができませんでした。うかうかしているうちにもう2月も終わってしまいます。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング春を感じて・・・
セツブンソウ[節分草](キンポウゲ科)昨年観察したセツブンソウの花が、そろそろ咲くころと思って見に行ってきました。この日は少し寒さが緩んでいたのですが、セツブンソウの花もいくつか咲いていました。昨年はもっとたくさん咲いていたので、少し寂しい気持ちになりましたが、ひっそりと咲く様子はまた格別でした。今日は天皇誕生日、令和初の一般参賀もあったようです。コロナ禍も、そろそろ終息して欲しいものですね。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング春を祝う・・・
オオイヌノフグリ[大犬の陰嚢](オオバコ科)道端でオオイヌノフグリが花を咲かせ始めていました。この日は数個ほどの花が。ポツリポツリと咲いているだけでした。もう少し花がたくさん咲いていると、なかなか見応えがありますが、この季節ならではの姿かもしれません。名の由来となった果実の姿を撮る機会がありません。いつも忘れてしまいます。1日で終わってしまう儚い花。雑草と言われていますが、健気に咲いています。2月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング儚く咲く花・・・
子供の頃からよく訪れている小高い丘からの景色です。富士山の右側が、大山に隠れている姿、これが見慣れた富士山です。山中湖や河口湖から望む富士山、三保の松原や日本平から望む富士山。見る場所で少しずつ違う姿を見せてくれます。人それぞれで好みもあるでしょうが、子供の頃から見ている姿は、いつまでも心に焼き付いています。今、自宅近くから見る富士山は、右側がもう少し大山に隠れています。朝、駅へ向かう時に綺麗な富士山を見ると、今日も一日頑張ろうと元気をもらえます。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング見慣れた姿を・・・
アオキ[青木](アオキ科)林の中では、アオキの実と出会うことができました。まだ完全に熟していないようで、緑から赤へ移る様子がわかります。民間薬として古くからある胃腸薬として、「陀羅尼助」がありますが、この薬の艶出しにアオキが使われているものもあります。庭木としても良く植えられていますが、こうした用途もあるのですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤と緑と・・・
イカル[鵤](アトリ科)以前から観察しているユリノキを久しぶりに見に行った時、近くで聞き慣れない鳥の声が聞こえてきました。声の主を探そうと周囲を見ていると遥か頭上に数羽の鳥がいました。肉眼でははっきりわかりませんでしたが、カメラを通して見た姿はイカルですかね。真下から見ているのではっきりわかりません。こちらの写真では、何かを咥えている姿を確認できました。どうやらユリノキの果実を食べているようです。風に乗って落ちずに残った果実が、まだたくさんありますね。このユリノキは、剪定されることなく伸び伸びと育っています。樹高は10mを超えているでしょうか。それにしてもたくさんの花が咲いていたのですね。イカルは食事に夢中です。初めての出会いですが、ちょっと高すぎる所でした。次に会う時は、もう少しお近づきになりたいもので...高すぎて・・・
アオジ[青鵐](ホオジロ科)凍った池の周りには、ツツジなどの植え込みが点々と続いています。カルガモを撮った後、私の足元に飛び出してきたのはアオジでした。これは雌ですかね。周りを見ると近くにあと2羽のアオジがいました。茂みから人前に出てくるのは珍しいでしょうか。もうすぐ昼になるというのに、地面にも霜が降りたままです。凍てついた地面の上で、必死になって餌探しをしていたんですかね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング続・凍てついて・・・
カルガモ[軽鴨](カモ科)この日、冷え込んだ横浜では、こうして池に氷が張っていました。一部凍っていない水面には、カルガモが一羽浮かんでいましたが、氷の上には数羽のカルガモが羽を休めていました。足の裏、冷たくないんですかね。割りと大きな池ですが、そのほとんどが凍っていました。これは昼近くの光景です。凍てついた池、珍しい姿です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング凍てついて・・・
ウグイス[鶯](ウグイス科)昨日載せたルリビタキと出会った所とは別の林縁を歩いていたら、左手の藪から私の目の前を何羽かの鳥が横切って、右手の笹薮にはいっていきました。シジュウカラの姿を確認しましたが、その中に一羽だけ違う鳥がいたのです。立ち止まって観察していると、藪の中にはシジュウカラの姿を見ることができましたが、見慣れぬ鳥は藪の中を移動しています。息をひそめて観察を続けていると、藪の中から出てきてヤツデの先にとまった鳥がいたのです。目指した鳥はウグイスでした。久しぶりに撮ることができました。地鳴きすらせず、あちらこちらを見回すようにヤツデの上で動きます。そんなウグイスが、こちらを向いた瞬間の一枚です。私のことを意識していたんですかね。真っ直ぐとこちらを見ているようにも思えます。立春も過ぎて、ウグイスの声...続・飛び出して・・・
ルリビタキ[瑠璃鶲](ツグミ科)林縁を歩いていると、林の中から一羽の鳥が飛び出してきて、目の前の地面に下りました。これはルリビタキの雌ですかね。ゆっくりとカメラを構えて撮った一枚です。逃げるそぶりも見せず、ルリビタキも私を意識しているように見えます。まるでモデル立ちをしているようにも見えますが、「私を撮って」と、アピールをしていたんですかね。こうして野鳥と出会えるのは、滅多にありませんが、これが癖になってしまいます。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング飛び出して・・・
アオゲラ[緑啄木鳥](キツツキ科)林縁を歩いているとキツツキのドラミングが、2カ所から聞こえてきました。一方はすぐ近くの枝からで、コゲラの姿を確認できました。もう一方の音はやや力強く、林の奥から聞こえます。木々の間から、音のする方を確認すると、林の奥の枯れ木にアオゲラの姿を認めました。枯れ木を突いては、木の幹を少しずつ移動しているようです。残念ながら、獲物を捕らえる所まではわかりませんでした。ちょっと距離が遠かったのです。8年ぶりに撮ったアオゲラは、赤い模様の様子からどうやら雌のようです。この林で繁殖して、たくさんの子孫を残して欲しいものですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング突いて突いて・・・
コウヤボウキ[高野箒](キク科)林床でコウヤボウキが白い冠毛を付けた姿を見せていました。果実はそう果で、1㎝程の冠毛が付きます。一つの頭花にどれだけの実が付いているんですかね。白と言ってもややすすけた感じの色をした冠毛ですが、この日は冬の柔らかな陽を浴びて輝いていました。風に乗ってそう果が旅立った後には総苞片が残ります。その姿はまるでもう一度花が咲いたようにも見えるのです。2度目の花、そろそろ見られる時期かもしれません。昨日の雪は、昼頃には数センチほど積もりましたが、午後には雨となって、帰宅時間にはほぼ溶けてしまいました。テレビで大騒ぎするほどの積雪が無く助かりました。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬の姿が・・・
トキリマメ[吐切豆](マメ科)林の中で木に絡みついていたトキリマメ。赤い果皮は弾けて、艶々とした黒い豆が姿を見せていました。この色合いは、鳥にその存在をアピールするためとも言われていますが、鳥が食している姿を見たことがありません。この季節まで残っているということは、あまり美味しくないのですかね。明日は関東の平野部でも降雪する予報です。ほんの数センチの積雪ですが、今から大騒ぎ。雪国の方々からは笑われるかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤と黒と・・・
アオジ[青鵐](ホオジロ科)道端の植え込みで、何かが動く気配がしました。何が潜んで知るのだろうと思って、少し離れた所でしゃがみ込んで待ってみました。暫くすると、植え込みの中からアオジが現れたのです。地面をつついています。餌を探しているんでしょうかね。折角撮れた1枚ですが、枯草がちょうど目の辺りに被ってしまいました。私らしい写真なのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング気配を感じて・・・
キチジョウソウ[吉祥草](キジカクシ科)林床でキチジョウソウの赤い実と出会いました。11月に見た時は、綺麗に咲く花と赤い実を一緒に観察しましたが、もう花は終わり、赤い実だけが残っていました。花の咲き終わった姿がありますが、前年に咲いた花が今年実っているのでしょう。さて、今年の秋にここでなる赤い実を見てみたいですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・キチジョウソウ
フユイチゴ[冬苺](バラ科)今年も冬イチゴの実と出会うことができました。11月頃から生っていますが、年を越しての観察です。この実は食べられるので、小さな実ですがひとつ味見をしてみました。酸味もあり、野生を感じることのできる実ですね。小さな実になる花はやはり小さいです。9月過ぎに咲く花を、ここ15年程見ていません。今年は花の様子も観察したいです。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・フユイチゴ
サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)林縁の斜面に赤い実がありました。近づいて見るとそれはサルトリイバラの実でした。季節が進むと赤い果皮が色落ちして、枯れたようにもなりますが、このサルトリイバラは艶々した赤い実を付けていたのです。鳥を誘うために赤く色付いているのでしょうが、鳥がこの実を食べている所を見たことがありません。いつかその瞬間を見てみたいですね。今日は春分、暦の上ではもう春です。サルトリイバラの花の咲く季節も近いですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・サルトリイバラ
マンリョウ[万両](サクラソウ科)林縁でマンリョウの赤い実と出会いました。それほど大きな株ではありませんが、たくさんの実が付いています。これだけ目立つ実ですから、鳥たちも気付いて食べに来るのでしょう。でも、これだけ残っているということは、食べ頃ではないのでしょうかね。10年ほど前の1月に、畑の脇に植えてあったマンリョウの実をヒヨドリが食べているのを見たことがあります。このマンリョウの赤い実も、そろそろ見納めの時かもしれません。今日は節分、豆撒きしなければ・・・1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・マンリョウ
キンクロハジロ[金黒羽白](カモ科)池の水面にキンクロハジロの群れがいました。一昨年の年末にキンクロハジロを観察した所ですが、その時ほど数は多くありませんでした。この日は、池を訪れる人も少なく、キンクロハジロにパンくずなどの餌を与える姿もありません。半ば餌付けされたキンクロハジロたちは、写真を撮ろうと近づいた私が、餌をくれると勘違いして近寄ってきました。餌をもらえないと判断して、私から離れていく途中の姿です。今日から2月、旅立つ日が近づいていますね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング期待外れの・・・
シナマンサク[支那満作](マンサク科)去年、2月の終わりに観察したシナマンサク。早くも花が綻び始めていました。黄色い花弁は伸び切らず、クルクルと巻いています。その横には冬芽の姿も認められますね。マンサクの名の由来はいくつかありますが、「春に先ず咲く」という説を推したいです。厳しい冬を乗り越えて、春の訪れを教えてくれる花。春を待ち焦がれる気持ちは、今も昔も変わらないのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の綻び・・・
ちらほらと咲き始めているウメの花。八重咲の白梅を撮りましたが、品種名まではわかりません。私が出た幼稚園と小学校の校章はウメの花をデザインしたものなので、思い出深い花になります。もう満開に近い梅の株もありましたが、これからが本格的な花の季節ですよね。寒い日が続いていますが、立春も間近です。春の訪れは心が弾みます。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングもうすぐ春に・・・
マサキ[柾](ニシキギ科)2年前にも載せた、近所の畑脇に植えてあるマサキです。今年もいくつかの実を付けました。果皮が割れて、朱色の種子が顔を覗かせていますね。マユミの様にメジロが食べに来るのでしょうか。枝につく芽も魅力的です。常緑樹も葉は落ち、新しい葉が展開します。若々しい葉を見る季節が待ち遠しいですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング弾けて出てきて・・・
ヤブラン[藪蘭](キジカクシ科)道端にヤブランの黒い実がありました。公園や庭などにも植えられますが、この辺りでは林の中で出会うことも多いです。まだたくさんの実が残っています。鳥たちが食べることもあるそうですが、この季節まで残っているということはあまり美味しくないのでしょうね。果実と言ってもほぼ種子なので、実際食べて栄養になる部分が少ないのでしょう。花や果実の少ないこの季節、艶々とした黒い実を撮ってみたくなりました。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング黒々とした・・・
ノイバラ[野茨](バラ科)冬枯れの草むらに、ノイバラの赤い実がありました。立ち枯れた色々な草に囲まれていたので、実を撮るのに茂みに手を入れると激痛が走ります。そう、立ち枯れた草に紛れてノイバラの枝があったのです。鋭い刺が手に刺さり激痛が走ったのです。撮ったっ写真を確かめようと手を引き寄せると、指先にノイバラの実のような赤い点々が多数ありました。この実を食べに来た鳥たちは大丈夫なんですかね。ちょっと心配になりました。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングいばらの道か・・・
スイセン[水仙](ヒガンバナ科)道端の植え込みで、スイセンが花を咲かせていました。いろいろな品種がありますが、私はこの花がスイセンらしく感じて好きな花です。綺麗な花を付けますが、全草が有毒です。以前にも載せましたが、葉は花の無い季節には、ニラと間違えられ誤食し、食中毒を起こします。また鱗茎はタマネギと間違えられ、食中毒を起こすこともあります。誤食することにより、悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡,低体温などの中毒症状を引き起こします。毎年のように事故は起きていますから注意が必要ですね。1月上旬大和市内にて風景・自然ランキング綺麗な花には・・・
11月に載せた、クロヤツシロランかアキザキヤツシロランの果実のその後を見てきました。果皮が裂けて、種子を散布した後の姿です。今年は花の咲く様子を見てみたいです。その季節に探し出せるかわかりませんが、運を天に任せましょう。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング弾けた後の・・・
メジロ[目白](メジロ科)メジロの声を頼りにその姿を探すと、枝の上で食事中でした。これはムクノキの実ですかね。わずかに残った貴重な実を嬉しそうに食べていました。コゲラ[小啄木鳥](キツツキ科)近くの林では、コゲラのドラミングがしました。枝を移動しながらしきりにつついています。残念ながら後ろ姿しか見せてくれませんでした。何か獲物がとれたのか確認できません。この日は林の奥で、力強いドラミングも聞こえてきました。アオゲラもいたようですが、姿は見ることができませんでした。見慣れた野鳥でも出会うことができると嬉しいものですね。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング枝の上で餌探し・・・
モズ[百舌](モズ科)林縁の草はらを歩いていたら、視界の端で何かが動きました。立ち止まって見ていると、近くの木の枝に鳥がとまりました。モズですね。枝の上でも頭を動かしてあちらこちらと見ています。時折、草はらに降りてきては、また枝に戻ります。餌を探していたのでしょうかね。暫くの間、モズを観察していましたが、結局探し物は見つからなかったようで、林の奥へ飛び去って行きました。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング探し物は・・・
ヤマガラ[山雀](シジュウカラ科)ガビチョウを観察していたら、林の方からヤマガラがやってきました。近くの枯草の中に入って、やはり餌を探しているようです。一羽が木の枝に飛んできて、その枝を嘴でつついていました。枝に潜む虫でも探していたのでしょうかね。これまたブレブレの写真です。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング見つけられたのか・・・
ガビチョウ[画眉鳥](チメドリ科)昨日載せたヨシの中で、鳥たちの気配がしていました。姿を現したのはガビチョウです。数羽の群れで行動していたようで、私に気付いて草影に隠れます。しばらくの間、立ち止まって観察していると、ガビチョウが姿を現して落ち葉をひっくり返しています。その中の一羽が、何か木の実を見つけて嘴にくわえたのです。何とか撮ったこの一枚、ガビチョウの目が落ちていた枯れ枝に隠れてしまいました。何を見つけたのでしょうね。ピントも甘くて判別できませんでした。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングやっと見つけた・・・
ヨシ[葦](イネ科)日本全土の池や沼、川岸などに生える多年草。茎は直立し、高さ2~3mになり中空です。葉は互生し、広線形で水平に開出します。先は次第に鋭く尖り、先端は下垂します。葉鞘は薄緑色で無毛です。根茎は太く白色で、横に長く伸びて地上茎を立ち上げ叢生します。地上部の枯れる冬に、地下の根茎を採取して、天日で乾燥させたものを蘆根(ロコン)と言って、消炎や利尿、解毒に用います。冬の柔らかい陽射しを浴びて、ヨシの枯れた穂が輝いて見えました。ヨシには水質を浄化する働きがあります。でも、その生育する場所が減っていて、数を減らしているそうです。有用な植物、もっと利用できたらいいですね。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬の葦原・・・
カラスウリ[烏瓜](ウリ科)昨日載せたカラスウリとは、別の所で出会ったものです。落ちていた実の中を確認しました。中には種子がぎっしりと詰まっています。種子のまわりには、べっとりとオレンジ色の果肉が付いています。果肉をはがして、種子の様子を撮ってみました。カマキリの頭に似ていると言われていますが、何となくわかる気がします。この写真ではわかりにくいですかね。15年ほど前に、種子をプランターに植えてみたことがあります。いくつも発芽して、10㎝位に育ちましたが夏にはすべて枯れてしまいました。ベランダに置いてあったので、陽の光が強すぎたのかもしれません。またいつか挑戦してみたいと思います。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングたくさん詰まって・・・
林際に梅が何株か植えられていましたが、一株だけ花が咲いていました。早咲きの紅梅でしょうか。手前の枝には、カラスウリの蔓が絡まっていて、果皮の乾き始めた実がぶら下がっていました。枯れた葉はカラスウリの葉でしょうね。20日ほど雨の降らない日が続いています。散策に出掛けることができ嬉しいですが、少しは雨も降って欲しいですね。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の気配も・・・紅梅
ソシンロウバイ[素心蝋梅](ロウバイ科)公園の中を歩いていると、ソシンロウバイの花に出会いました。辺りに甘い香りを漂わせています。ソシンロウバイの脇にはサンシュユもあって、赤い実をまだ楽しむこともできました。秋から一気に春を迎えたように思えます。この花はこれから盛りを迎えるのでしょう。たくさん咲く花を見ながら、甘い香りを楽しみたいです。1月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の気配も・・・
海岸沿いから神戸川沿いを歩いていくと、すぐに江ノ電の腰越駅に出ます。腰越駅と江の島駅との間は、一部路面区間となるのですが、道路の中央を走る江ノ電を見ながら江の島駅方面へと歩いていきました。しばらく歩くとほぼ正面に龍口寺があります。本堂でお参りした後、少し境内を歩きます。奥にある五重塔付近では、木々の間から相模湾を見ることができました。この辺りから眺める相模湾は、鎌倉の頃から変わらないのですかね。12月下旬藤沢市内にて風景・自然ランキング変わらぬ眺め・・・
イソヒヨドリ[磯鵯](ツグミ科)腰越海岸を腰越漁港に向かって歩いていくと神戸川に突き当たります。河口付近の砂浜で、2羽のハクセキレイが追いかけっこをしていたので、その様子を撮ろうとカメラを構えました。その時、急に2羽とも対岸に飛び去ってしまったので、何が起こったのか付近を見回した所、1羽のイソヒヨドリがいたのです。そう、ハクセキレイを追い払った張本人です。改めてイソヒヨドリを撮ろうと思いカメラを向けると、近くの木の枝に飛んで行ってしまいます。明らかに警戒されていますね。あと一歩、あと一歩とゆっくり近づいたのですが、最後は川上に向かって飛び去ってしまいました。どうやらイソヒヨドリに嫌われてしまったようです。鳥たちを狙うには、レンズを買い足さないといけません。近づいても逃げない草木を主な撮影対象としていますの...嫌われて・・・
トビ[鳶](タカ科)江の島辺りの海岸では、この鳥をよく見かけます。私が子供の頃は、家の近所でも飛んでいましたが、最近目にするのは海岸近くが多いです。一羽のトビが低空で輪を描いて飛んでいたので、撮ろうと思ったらすぐ近くにあった防災無線のスピーカーの支柱にとまりました。ピーヒョロロとしきりに鳴いていましたが、何かを訴えていたのでしょうかね。特に異常はありませんでしたが、このスピーカーが活躍する日の来ないことを願います。12月下旬藤沢市内にて風景・自然ランキング警報、ではなく・・・
2023年が明けました。今日が私の仕事始めです。年末年始お休みしていたブログも今日から再開です。今年もよろしくお願い致します。2023年正月風景・自然ランキング迎春、2023年・・・
カワウ[川鵜](ウ科)久しぶりに江の島方面に行ってきました。海に浮かぶブイには、数羽のカワウが思い思いに羽を休めていました。上空では、数羽のトビが輪を描いています。長閑な光景を見ることができました。12月下旬藤沢市内にて風景・自然ランキング休憩中・・・
タマサンゴ[玉珊瑚](ナス科)ブラジル原産の常緑小低木。葉は互生し、樹高50cm前後。明治中期に観賞用として導入されたものが野生化したそうです。6~11月、花冠が5深裂する白色花を咲かせます。果実は液果で、黄~橙赤色に熟します。歩道橋の階段とアスファルトの隙間から、タマサンゴが生えていました。12月半ば過ぎにもかかわらず、白い花を一つ咲かせていました。周囲には果実が幾つもあり、午前中まで降っていた雨の雫が付いていました。全草にソラニンを含み、この果実には特に多く含まれます。むやみに口にしない方が良さそうですね。写真の在庫が尽きて、更新もままならず、あと少しで今年も終わりとなってしまいました。散策に出掛ける時間を作りたいと思います。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング根性で咲く・・・
トウネズミモチ[唐鼠黐](モクセイ科)公園などでもよく目にするトウネズミモチ。黒い果実をたくさん実らせています。他の果実も少なくなるこの季節、鳥たちにとっては貴重なご馳走になることでしょう。たくさん食べられて、たくさんの種子が散布されます。繁殖力の強さもあり、要注意外来生物に指定されていますね。以前にも載せましたが、成熟した果実を「女貞子(ジョテイシ)」と言って、強壮強精に用いられます。身近な薬草、実もたくさん生るから、果実酒として試してみるのも良いかもしれません。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング表舞台に・・・
クサギ[臭木](シソ科)林縁でクサギの実と出会いました。赤い萼片が平開して、藍色の実の背景となって目立たせています。夏に咲く花の匂いも素敵ですが、秋の実の色合いもまた素敵です。クサギの二色効果、鳥たちだけではなく、我々の目も惹きつけます。うっかりしているうちに12月も半ば過ぎ、冬至を前に厳しい寒さが続いています。明日も寒そうですね。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング二色で勝負・・・
センリョウ[千両](センリョウ科)関東南部以西の本州~四国、九州、沖縄の常緑広葉樹林下に生える常緑低木。葉は艶があり、先は鋭くとがり、縁には粗い鋸歯があります。6~7月、穂状花序を出し、黄緑色の花を咲かせます。秋から冬にかけて赤い実をつけます。庭木として植えられることもよくありますが、この赤い実はお正月用の飾りとして、よく用いられます。これからの季節、目にする機会も多くなりますね。この千両は、林の中で出会いましたが、住宅地の中にあるので、庭の実を鳥が食べて落とした種子から芽生えたものなのか、本来の自生であるのかわかりません。鳥の種子散布と考えた方が無難ですかね。隣にウバユリの実がありました。今年もその花を見る機会がありませんでした。11月下旬大和市内にて風景・自然ランキング季節もの・・・
マユミ[真弓](ニシキギ科)林縁では、マユミがたくさんの実を付けていました。先日載せたニシキギよりも大きくて目立ちます。以前、メジロが実を啄んでいる所を見たことがありますが、撮ったことはありません。今年はもうその姿を見ることは無理でしょうか。このマユミの実も、鳥たちの御馳走になったのですかね。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング朱い実・・・マユミ
ニシキギ[錦木](ニシキギ科)林縁で、ニシキギの実と出会うことができました。葉はすっかり落ちています。果皮は弾けて朱い仮種皮をまとった種子が、辛うじていくつか残っています。元々、実りが悪かったのでしょうか。ツグミやシジュウカラなどの野鳥の食べ残しなのでしょうか。いずれにせよ、秋の終わりを感じることができました。来年は、久しぶりに花の姿も見たいです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング朱い実・・・ニシキギ
ノダケ[野竹](セリ科)今年は花を見る機会が無かったノダケ、果実の姿は見ることができました。果実には翼がありますが、その様子がわかるでしょうか。かなりの数が生っていますが、このうちどれだけ芽生えて、生長することができるのでしょうかね。来年は、ノダケの香りを確認してみたいです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花のあと・・・
アマチャヅル[甘茶蔓](ウリ科)葦原の中に、たくさんのアマチャヅルの実がありました。ここに写っているのは、ほんの一部の実です。足場が悪くて近づけなかったのが残念です。10年以上、花の花の写真を撮っていませんが、ここで咲いていても小さい花の様子を撮ることはできないかもしれません。葉に甘味があり、つる植物ということからこの名が付いたようですが、まだその味を試したことがありません。アマチャヅル茶、一度飲んでみたいです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング甘茶ではなく・・・
ヤマコウバシ[山香](クスノキ科)昨年と同じヤマコウバシです。今年もこの実に出会うことができました。昨年よりもひと月ほど早く撮影したからか、葉がまだ枯れていなく、黄葉していました。同じような所から撮りましたが、葉の出方や実の付き方が違って見えます。昨日早朝のサッカーW杯は、テレビ観戦もせず普段通り寝ていました。グループリーグ1位での通過は頼もしさを感じます。ヤマコウバシの様に、このあとも落とさず、しっかりと実を結んで欲しいものです。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング落ちぬ葉と・・・
ムラサキシキブ[紫式部](シソ科)梅雨の頃に花が咲いていたムラサキシキブも、紫色をした実を付けていました。まだ葉も付いていますが、この後葉が落ちても残る実をみると、冬の寂しさを感じてしまいます。小さな実ですが、野鳥たちの餌となるようです。どの木の実が美味しいのか、野鳥たちはわかっているんですかね。今日から12月、急に冷え込みがきつくなりました。今年も残りわずかですね。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング紫な・・・ムラサキシキブ
4年前にこの場所で初めて見た、アキザキヤツシロランかクロヤツシロランか未同定のものと再会しました。9~10月頃に咲く花を見ると判別できると聞いて探していたのですが、それ以来出会うことができずにいたのです。その時は一株しかありませんでしたが、今年はいくつかまとまって生えていました。全てピントが甘くわかり辛い写真ですが、根元から2本に枝分かれしているものもありました。果期は茎を伸ばして目立ちますが、花期は丈が4~5㎝程と小さいことを知りませんでした。このことは、つい先日「多摩NTの住人」さんの記事で教えて頂いたのです。果実の写真です。果皮が裂けて、その間から種子が出てくるそうです。その様子もまだ見たことがありません。そろそろ裂けてしまっているでしょうか。花も見たいですが、種子が顔を覗かせている所も見てみたいで...秋か黒か・・・
トキリマメ[吐切豆](マメ科)トキリマメ、昨日載せたノササゲよりもこの辺りでは出会う機会が多いです。細い蔓が枝の絡みついていますね。下から上を見ていますが、この蔓は右巻きというのですかね。いつも迷ってしまいます。真っ赤に染まった果実が一つだけなのは寂しいですが、この絡みついた木の上の方には、たくさんの実が付いていました。でも、ちょっと遠すぎて撮れませんでした。果皮が割れると、中から黒くまん丸のお豆が顔を覗かせます。一つ一つは小さいですが、艶感が綺麗ですよね。そろそろ果皮も弾ける頃でしょうか。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤な豆・・・
ノササゲ[野豇豆](マメ科)林縁の草むらに、ノササゲの実が絡みついていました。綺麗な色ですよね。果皮が弾けて中からお豆が顔を覗かせています。このノササゲには4個入っていたようです。今年は花を見る機会がありませんでした。来年はもう少し散策に出掛ける時間を作ることができればと思います。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング紫な・・・
サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)昨日載せたメジロと出会う前に撮ったサンシュユの実です。まだ葉も付いていて、実の様子が確認し辛かったのですが、こうして艶々とした実が生っていました。この時、手の届く所に実があったので一つだけ試食してみました。想像していた味とは違い、とても酸味と渋みがあり、すぐに口から出してしまいました。乾燥させてから味見をした方がよかったのでしょうか。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋珊瑚・・・
メジロ[目白](メジロ科)サンシュユの実を探していると、メジロの声が聞こえてきました。幸運にも葉の間から、その姿を確認することができました。何羽かで群れていましたが、この一羽しか確認できませんでした。このメジロ、嘴が開いていますが囀っている所でしょうかね。可愛い姿、久しぶりに確認できました。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング葉陰から・・・
カントウヨメナ[関東嫁菜](キク科)道端の草むらで、野菊がいくつか咲いていました。薄青色の舌状花、これはカントウヨメナでしょうか。近くにはユウガギクの群生もあったのですが、今は花はありません。毎年、ユウガギクとカントウヨメナとの判別を勉強しなおしますが、その特徴を見分ける事にも苦労します。自信をもって、カントウヨメナと言えないのが、正直なところです。頭花の下に見える2本の糸のようなものは、小さな虫の触覚だと思います。その虫の判別もできませんでした。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング野菊、咲き残り・・・
ハキダメギク[掃溜菊](キク科)空き地や道端に生える熱帯アメリカ原産の1年草。茎は分枝を繰り返します。葉は対生し、卵形~卵状披針形で、低鋸歯があります。6~11月、枝先に白色の舌状花と黄色の筒状花からなる頭花を1個つけます。舌状花は雌性で5個つき、花冠の先は3浅裂します。筒状花は多数あり、両性で花冠の先は5裂します。果実はそう果で冠毛が付きます。足元で咲くハキダメギク、陽の光が当たって綺麗でした。小さく目立たぬ花ですが、よく見ると綺麗な花だと思います。花後の姿をまた撮ったことがありません。機会があれば、観察してみたいと思います。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング小さな野菊も・・・
ハマヒサカキ[浜柃](ツバキ科)久しぶりにハマヒサカキの花と出会いました。雌雄異株のハマヒサカキですが、これは雄花ですね。多数の雄蕊が確認できます。すぐ近くには雌株もあり、小さな花も咲いていました。雌花の中は、一つの雌蕊が確認できます。花柱の先は3裂するそうですが、その様子もわかりますね。どちらの花にも、ハエの仲間が集まっていました。この季節には貴重な花ですが、被写体としては選ばれにくいのかもしれません。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングふたつ揃って・・・
草むらの片隅で、イヌタデの花が咲いていました。草丈も低く小さな花ですが、まとまって咲いていると目を引く存在だと思います。イヌタデは、花後にも花被片が残り果実を包み込んでいます。よく見ると、ここのイヌタデもほとんどが果実の姿でした。私はまだ観察したことはありませんが、イヌタデの果実を野鳥が食べることもあるようです。いつかその様子を見てみたいですね。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング足元で咲く・・・イヌタデ
キチジョウソウ[吉祥草](キジカクシ科)林下でキチジョウソウが花を咲かせていました。あまり良い写真ではありませんが、証拠写真ということで載せておきます。この場所は、キチジョウソウが少しまとまって生えています。花の咲く横では、赤く色付いた実の姿も観察できました。久しぶりに花と実を同時に観察できました。何か良いことがあればいいのですが、さてどうでしょうか。11月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花も実も・・・
アオサギ[蒼鷺](サギ科)田んぼの畔で一羽のアオサギが佇んでいました。日向ぼっこをしているわけではなさそうです。田んぼの脇の道には先客がいて、その人がこのアオサギを見つめていました。アオサギの方は警戒していたのですかね。アオサギのすぐ脇には小川が流れています。小さな魚がいるのを以前確認したことはありますが、アオサギは小魚を狙っていたのでしょうか。私とアオサギの間には低い土手があります。そこは草が生い茂っていて、バッタなどがたくさんいるのです。もしかしたら、アオサギの狙いは草むらの昆虫だったのかもしれません。食事の邪魔をしては悪いので、この一枚を撮って立ち去りました。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング獲物は何かな・・・
コセンダングサ[小栴檀草](キク科)北アメリカ原産の1年草。茎は高さ50~150㎝で細毛があります。葉は茎の下部では対生し、上部では互生します。先の鈍い鋸歯があり、両面に細毛があります。6~11月、黄色い頭花を咲かせます。一般的には舌状花が無く、筒状花からなります。果実はそう果で、先に剛毛の生えた刺が2~4本つきます。言わずと知れたヒッツキ虫の一つですね。子供の頃、花の終わりかけたものを採って、友達の服などに投げて付けて遊んだことを覚えています。果実が服に付くと、取るのに苦労したことも覚えています。この日、コセンダングサの花にモンシロチョウがとまっていました。小さな筒状花に口吻を差しこんで、夢中になって蜜を吸っていました。カメラを向けても逃げませんでした。11月も半ばとなって、そろそろ昆虫の姿を見る機会が...花と蝶と・・・
ヤクシソウ[薬師草](キク科)林縁でヤクシソウの花が咲いていました。十数個の舌状花からなる頭花が、たくさんついていますね。古来から食されてきたそうですが、まだ試食したことはありません。春の根生葉を湯がいて食べられるそうですが、その根生葉を見つけることができるでしょうか。まだ自信はありません。今日は暖かな日曜日でしたが、明日からは冷え込むそうです。でもそれがこの時期本来の気温なのでしょうね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング野菊のうち・・・ヤクシソウ
今日は皆既月食急いで家に帰り、カメラを三脚にセットして撮りました。レンズの都合でトリミングしてあります。粗い画像となりました。今回は天王星食も同時に起きたとか。この写真に天王星は写りこんでいないでしょうね。11月8日横浜市内にて風景・自然ランキング月食・・・
「ブログリーダー」を活用して、YAKUMAさんをフォローしませんか?
今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・
カタクリ[片栗](ユリ科)2年ぶりにこの花と出会うことができました。ここは保護されている所ですが、ポツリポツリと咲いています。自生している所もありますが、昨年は花を見つけることはできませんでした。もっと普通に見られるようになると良いのですが、難しいのでしょうかね。ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)これは昨年と同じ所で撮ったミツマタの花です。随分前に、箱根の芦ノ湖の近くでミツマタの花の香りに魅せられた思い出があります。とても良い香りでしたが、ここでは香りを感じることができませんでした。サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)サンシュユお花も春早く咲く花ですね。この花もいつも見ている所で撮ることができました。春黄金花、たくさん咲いていると見事です。スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)足元にはツクシも出ていまし...春が来た・・・
フキ[蕗](キク科)探していたフキノトウ、一部傷んでいるのは、雪が降ったせいなのかもしれません。シナマンサク[支那満作](マンサク科)昨年も観察したシナマンサクの花、この時は咲き始めたばかりでした。もう咲き終わってしまいましたかね。オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)このオニシバリは、私が初めて出会った株です。雄株なので赤い実を見ることはできませんが、たくさんの花が咲いていました。同じ株の花に寄ってみました。オニシバリの花の香り、感じたことが無いのです。こちらは少し離れた所に生えている雌株です。奥の方に柱頭が見えますがわかるでしょうか。周囲の下草が刈られていましたが、オニシバリは生き残っていました。ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)1月にも観察したノシランの実、紺色に色付いていましたがほとんど地面に...ひと月前の・・・
メジロ[目白](メジロ科)公園に植えられていた紅梅に、一羽のメジロがやってきました。枝をチョコチョコと飛び移りながら花の蜜を吸っているようです。時折周囲を気にするそぶりも見せますが、すぐにまた花の中に嘴を差し込みます。争う相手も折らず、思いのままに花をむさぼっているようです。自在に枝の上から花の蜜を狙います。思いがけず、後ろ姿を撮っていました。お尻の様子を撮ったことはないかもしれません。まだまだ蜜を吸い足りないようです。忙しく花の周りを巡る様子は可愛く微笑ましいですね。ソメイヨシノの開花、月初めの予想より遅れているようです。入学式に今年は間に合いそうですね。2月上旬大和市内にて独り占め・・・
カイツブリ[鳰](カイツブリ科)近所の川にもカイツブリが訪れていました。さかんに潜水を繰り返して、何か美味しいものを食べることができたのでしょうか。気になります。オカヨシガモ[丘葦鴨](カモ科)この川で、時々観察できるオカヨシガモ。4羽で仲良くしていると思ってみていたら、右上の1羽が他の3羽から仲間外れにされているように見えました。近づくと威嚇されるようで、少し離れて行動していました。カモの世界も色々と大変なのでしょうかね。イソシギ[磯鴫](シギ科)この日は、キセキレイを見に行ったのですが、ようやく出会えた1羽には警戒されて逃げられてしまい撮ることができませんでした。代わりという訳ではありませんが、護岸をチョコチョコと歩いていたイソシギを撮ってみました。カワウ[川鵜](ウ科)川下の方から、見事なv字飛行で...川べり散策・・・
ムクドリ[椋鳥](ムクドリ科)川沿いの道を歩いていると、一羽のムクドリが川べりに佇んでいました。立ち止まって見ると、川の中に入り水浴びを始めました。顔も川の中に突っ込んで、バシャバシャしています。何度か川の水に身体を入れて水浴びをしていましたが、表情が気持ち良さげに見えるのは気のせいでしょうか。このあと満足したのか、次に来たムクドリと入れ替るように去っていきました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングさっぱりした・・・
コサギ[小鷺](サギ科)川沿いの道を歩いていると、1羽のコサギが飛んできました。ここでは、餌を探すコサギの姿をよく見かけます。下流に向かって餌場を変えるのですかね。この少し前に、1羽のカワウが下流に向かって飛んでいきました。カワウから逃げ惑う魚たちを狙うコサギの姿もよく見かけます。このコサギもカワウを追って飛んでいたのかもしれませんね。何もかもブレブレの写真ですが、私にしては珍しくカメラにおさめることができたので載せてみました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング飛び去って・・・
ツグミ[鶫](ツグミ科)ホトケノザを撮り終えて、歩き始めようとすると、畑の方から2羽のツグミが飛び出してきました。私がカメラを構える前に、1羽はフェンスを越えて畑に戻っていきました。残った1羽がフェンスの隙間から畑に戻ろうとしてジャンプした所です。フェンス越しに覗いてみると、あとから戻ったツグミはまだ近くにいて、畑の隅を見つめています。私を警戒しているのでしょうかね。先に戻った1羽は、こちらに背を向け奥の方に飛び跳ねて去っていきました。縄張り争いでもしていたのでしょうか、2羽の距離感が気になります。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング畑での出会い・・・
ホトケノザ[仏の座](シソ科)日当たりの良い畑の脇で、ホトケノザが花を咲かせていました。道端の一画に少し群れて咲いています。ここには一足早く、春が訪れていたようです。でも、この日は薄曇りで陽射しが弱く、せっかくの花も少し寒々しく見えてしまいました。今日で2月も終わりですね。花粉症の症状が出てきました。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング花畑・・・
ムクノキ[椋木](アサ科)道端のムクノキに、まだ実が残っていました。秋に熟す実は、鳥たちにも大人気です。たくさん熟した実を鳥たちは食べきれなかったのでしょうか。よく見るとまだ青い実がいくつか残っています。表面は干からび始めていて、熟すことなく終わってしまうのでしょうかね。花は小さく目立ちませんが、実の方は冬まで残って、その存在をアピールしています。暫くの間、コメント欄を閉じさせていただきます。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング食べ残し・・・
フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)北海道~本州、四国、九州の日のよく差し込む落葉樹林の林床などに生える多年草。根茎は肥大し、下部の葉は鞘状で上部の葉は互生し羽状に細かく裂けます。2~4月、茎先に径3~4㎝の黄色花を咲かせます。萼片は数枚で、花弁は萼片より長く20~30枚。日が当たると花が開きます。全草に強心配糖体を含み、誤食すると嘔吐し、酷いと心臓麻痺を起こし、死亡することもあります。新芽をフキノトウと見間違えて、誤食する例があるそうです。畑の脇に咲いていたフクジュソウ、春を感じられます。この道の先には、畑の持ち主の家があるので、庭先に植えられているようなものなのでしょう。近くにフキは見当たらないようでしたが、こういう場所に植えてあると誤食することもあるかもしれませんね。2月上旬横浜市内にて風景・自然...春を感じて・・・
武相境の道に近いこの丘は、子供の頃から訪れている所です。右手に見える大山に右の裾野を隠された富士山は、幼い頃から見慣れている姿なのです。この日は良く晴れていて、丹沢の山々も綺麗に見ることができました。この写真を撮っていたら、年配のご夫婦が近づいてきて「何がいるのですか」と聞かれました。私の前にはススキ野原が広がっていて、野鳥を撮っていると思ったようです。「富士山を撮っていたのです」と答えてその場を離れたのですが、しばらくしてから近くの林の中で、そのご夫婦と再会しました。カメラを三脚に据えて、上の方を見上げるように立っています。邪魔をしないように静かに後ろを通り過ぎ、ご夫婦の視線の先を見上げてみました。そこには1月も終わるというのに、柿の実がまだ残っていたのです。鳥が突いたのでしょうか、食べかけの様に見える...冬の空・・・
シジュウカラ[四十雀](シジュウカラ科)ホオジロと出会った所には、シジュウカラの群れもいたようです。時折聞こえる鳴き声が心地よいです。枯草の中から飛び出してきたシジュウカラ、小枝にとまって何かを探しています。小枝に付いている虫でも探していたのでしょうか。何かをくわえる所でも撮ろうと思ったのですが、その瞬間は訪れませんでした。何を狙っていたかわかりませんが、この季節は餌を探すのもひと苦労でしょうね。生きていくのは大変です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング何を狙って・・・
ホオジロ[頬白](ホオジロ科)ススキの生える林縁を歩いていると、枯草の中から一羽の鳥が飛び出して近くの枝にとまりました。これはホオジロですかね。身を乗り出して、こちらを気にしているようにも見えますが、やはり警戒されているのでしょうね。春になれば、心地の良い囀りを聞くことができます。今年もまた、その姿を見ることができると良いのですが、思うようにいくかはホオジロ次第ですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング気になる様子も・・・
ワルナスビ[悪茄子](ナス科)林縁の草むらで、干からび始めたワルナスビの実と出会いました。私がこのブログを始めた頃、ここにワルナスビは一つもありませんでした。数年前にワルナスビの姿を認めてから、一気にその勢力を広げたようで、それほど広くない所ですが、一面ワルナスビに覆われてしまいました。花の咲く姿は可愛いですが、枯れても残る刺が始末に負えません。果実も有毒なので、これを食べる鳥などもいないのでしょうかね。ワルナスビ、その名の通りの姿です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング埋め尽くして・・・
ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)関東以西の本州~四国、九州の沿海地の林内などに生える多年草。葉は常緑で厚く光沢があり、先は鋭頭~先鋭頭になり縁はほぼ平滑でわずかにざらつきます。7~9月、25~75cmの花茎を伸ばし、白色~淡紫色の花を総状に多数咲かせます。種子は楕円形で、濃青色となります。ノシランの花茎は扁平で2稜があるために倒れやすく、このように地面に倒れている姿をよく見かけます。庭園などに植えられることも多く、ここのノシランも自生ではなく、それが逸出したものだと思われます。この場所は、キチジョウソウが自生している所です。赤い実の生る様子を見に行ったら、大きなノシランの株があったのです。ひとつの花茎だけで、これだけ多くの種子を付けるノシラン、キチジョウソウとの違いがはっきりと分かります。ここでもその勢...多数派は・・・
トキリマメ[吐切豆](マメ科)林縁の草藪で、トキリマメを見つけました。葉はすっかり枯れ落ちて、赤い果皮も色褪せてカラカラに乾いています。でも、小さな黒い種子はまだ艶々していました。冬でも残っているトキリマメは、小さ過ぎて鳥たちの餌にはならないのでしょうか。それとも地面に落ちたあと、啄まれる運命なのでしょうか。今年は久しぶりに、花の咲く姿も撮ってみたいです。今日は、昼頃から降り始めた雪が、今も降り続き積もっています。先ほどまで雷もなっていました。ニュースで横浜では4㎝の積雪と言っていましたが、我が家の辺りはその倍くらいは積もっています。雪国の方々からすれば、積もっているうちにはいらないでしょうが、こちらでは大変な騒ぎです。明日の朝、電車が動いているか心配です。早く寝て、早起きをしないといけません。1月下旬横...枯れ残り・・・
モズ[百舌](モズ科)梅林を歩いていると、私の少し前方の地面から一羽の鳥が旅立って、少し離れたウメの枝にとまりました。これはモズですね。地面に降りて餌を探していたのでしょうかね。身体は向こうを向いていますが、顔だけこちらに向けています。警戒しているのでしょうか。もう一歩近づきたくても、その距離を縮めることができません。野鳥と仲良くなりたくても、向こうはそう思っていないのでしょうね。残念です。今日は立春、暦の上では春ですが、今日は寒い一日です。明日から明後日にかけて、この辺りでも雪が積もる予報です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング警戒中か・・・
カイツブリ[鳰](カイツブリ科)先日、マガモの雌が一羽だけいた池で、この日はカイツブリと出会うことができました。良く晴れていて、水面が輝いて見えます。これはカイツブリが、水中へ潜ろうとしている所です。逆光でよくわかりませんね。浮いてくるのを待って撮った一枚です。波紋の中央から浮かび上がってきたところです。私の目では、カイツブリだとしっかりと確認できましたが、これまた逆光でよくわからない写真となってしまいました。潜水して、何か獲物を捕らえられたのでしょうかね。お腹を満たすほどの生き物たちがいるのか気になります。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング潜って、浮いて・・・
キンクロハジロ[金黒羽白](カモ科)人のいない池の畔に近づくと、奥からキンクロハジロの群れが向かってきました。この日は寒く、私とキンクロハジロの間の水面は凍っています。私の方には近づくことができません。横を見ると、いつの間にかキンクロハジロの向かう正面に人が立っていました。私ではなく、餌を求めて彼らはその方に向かっていたのです。この集団が横切った後、後ろの方のキンクロハジロたちは飛び立って、我先にと私の左方にいる人を目指します。着水する姿を撮りたかったのですが、うまく撮ることができませんでした。結局、キンクロハジロたちの思いは空振りでした。その方もただ写真を撮っていただけなのでした。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング凍てついて・・・
ノジスミレ[野路菫](スミレ科)道端の草むらで、スミレの花が咲いていました。この写真ではわかり辛いですが、葉は長披針形で縁は波打っていました。葉柄には翼が無く、花の側弁に毛も無かったので、ノジスミレのように思いました。スミレの仲間の同定は、私には難しくて自信はありません。10日ほど前の写真です。また来年、ここで咲いていたら再確認してみます。今日は初夏を思わせる気温でした。半袖でも過ごせる様な気温です。まだ4月ですけど、調子が狂います。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングノジスミレ・・・
ワニグチソウ[鰐口草](キジカクシ科)林の中で、ワニグチソウと出会いました。この場所は、よく歩く所ですが、ワニグチソウに出会ったのは初めてです。少しまとまって生えていて、初めはホウチャクソウかと思ったのですが、葉の形や印象が違います。しゃがみ込んで確認すると、特徴のある苞の姿を見ることができました。この時は、あと少しで花の咲く所でしたが、もう花は咲いていることでしょう。既に咲き終わっているかもしれません。花に出会えなくても、実の姿は見てみたいです。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング新たな出会いも・・・
ヒトリシズカ[一人静](センリョウ科)林の中で、ヒトリシズカの花と出会うことができました。今年は桜をはじめ、いろいろな花が早く咲いている印象ですが、この花も例外ではなかったでしょう。花と出会うのも諦めていましたが、辛うじて出会うことができました。でも、花糸は半分ほどしか残っていなくて、黄色い葯の姿も確認できません。葉も平開に近く、花が終わる直前の姿のようです。綺麗な花を見るには、また一年花を待たなくてはなりませんね。4月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花も終わりで・・・
サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)久しぶりにサルトリイバラの花を見ることができました。これは雄花ですね。雌雄異株のサルトリイバラですが、この日は雌花を撮ることができませんでした。花の咲く季節に出掛ける機会が少ないのです。別の所で、萎れている実を付けたサルトリイバラも見たのですが、花はまだ咲いていませんでした。雌雄揃って花を見たかったのですが、この花も今年は終わりを迎えましたね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雄花だけでも・・・
ミツバツチグリ[三葉土栗](バラ科)林縁の土手でミツバツチグリの花が咲いていました。この日はまだ咲き始めで、蕾の姿の方が多かったです。匍匐枝を出して増えるので、まとまって生えている姿をよく見かけます。よく似たキジムシロは出会う機会が少ないです。どちらの花も揃って撮りたいと思いますが、そろそろこの花たちも終わりの季節ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春に咲く・・・ミツバツチグリ
マルバスミレ[丸葉菫](スミレ科)日当たりの良い林縁の斜面に、マルバスミレの花が咲いていました。タチツボスミレ程の数はありませんが、このスミレも出会う機会は多いです。でも、この場所で出会ったことは記憶にありません。まだまだ観察が足りないようです。そろそろスミレの季節も終わりですかね。この林もサクラが終わり、ミズキの花がそろそろ咲くことでしょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春の花・・・マルバスミレ
アケビ[木通](アケビ科)林縁では、アケビの花も見ることができました。昨日載せたミツバアケビの花と比べると、花の付き方が少し違います。花色も白っぽいですね。こちらは雌花です。ミツバアケビの雌花と似ていますね。こちらは雄花です。萼片が白っぽく、花の数も少なめです。この辺りでは、アケビの方が目にする機会は多いので、こちらの花の方が見慣れた感じになります。アケビの葉は、小葉は5枚で縁は全縁です。アケビとミツバアケビの自然雑種にゴヨウアケビがありますが、こちらは小葉が5枚で縁が波打ちます。花はミツバアケビの花に似ていますが、果実は生りません。アケビの果実、しばらく食べたことがありません。見るだけではなく、久しぶりに試食もしてみたいですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・アケビ
ミツバアケビ[三葉木通](アケビ科)林縁では、ミツバアケビの花が咲いていました。木々に絡まった蔓から垂れ下がるように花を付けています。幾つも咲いている花の中で、ひと際大きく目立つのが雌花です。花弁は無く、3個の萼片が花弁のように付いています。中には太めの雌蕊が4個あるのがわかりますかね。こちらは雄花です。やはり花弁は無く、小さな3個の萼片があります。雄蕊は6個ありますが、まだ花粉は出していないようです。花序の基部に雌花が付き、花序の先端に雄花が付く雌雄同種です。少ない雌花に、たくさんの雄花が群がるように咲いていますね。花は見ても果実の姿を見ることはたまにしかありません。さて、今年は見ることができるでしょうか。期待して待ちましょう。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄一緒に・・・
キブシ[木五倍子](キブシ科)雌花雄花久しぶりに、キブシの花の咲く季節を歩くことができました。この辺りの林では、よく目にする木ですが、花や実が無いと私には判別し辛いものになります。雌雄異株のキブシに咲くそれぞれの花に出会うこともでき、大変満足できました。ご覧の様に、雌花序の方が短めで、花の数も少なめです。花柱が目立っていますね。雄花序は比較的長めで、花の数も多いです。雌蕊も確認できますが、黄色い葯を付けた雄蕊が多数確認できます。今はもう花は終わり、雌花から若い果実に移行する頃でしょうか。ブドウのように果実がぶら下がっているキブシの姿を探してみるのも楽しいでしょうね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング雌雄揃って・・・
ほんの10日前の姿です。ソメイヨシノやヤマザクラ、菜の花の後ろ側にはオオシマザクラも咲いていました。開花を待ちわびた桜の花々もあっという間に散ってしまいました。菜の花だけではなく、桜の枝にも実の姿を確認することができます。木々の新緑が芽吹き始め、既に初夏を思わせる姿に生っていますね。今年はいつも以上に季節の進み具合が早く感じます。過ぎゆく春、名残惜しいです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング過ぎゆく春・・・
ジロボウエンゴサク[次郎坊延胡索](ケシ科)林縁の草地で、ジロボウエンゴサクの花と出会いました。この場所で見たのは初めてです。夏になると草丈の高い草が色々と生えてきて、あまり足を踏み入れない所でした。この季節は、広場の様になっていて、歩きやすくなっていたのです。この日は、咲き始めたムラサキケマンを観察して、どこかにジロボウエンゴサクもないかと思って歩いていたのです。1週間ほど後にも、同じ所を歩いたのですが、花は既に終わり、辛うじて葉が残っているだけでした。春、ほんの一瞬だけ咲く花。出会いは貴重ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春、ひと時の・・・
林から湧き出た小さな流れに、何か花でも咲いていないかと探していたら、ビロウドツリアブと出会いました。フワフワ飛んでいたのですが、カメラを構えたら落ち葉の上にとまりました。暫く待っていましたが、再び飛び立つ気配がありません。飛ぶ姿を撮るのを諦めて立ち去りました。撮り終わる直前、少し違和感を覚えたのですが、トリミングしてPC上で確認した所、ビロウドツリアブではなかったようです。特徴的な長い口吻が確認できません。身体も長い毛に覆われていませんね。ビロウドツリアブ[天鵞絨釣虻](ツリアブ科)こちらは別の日に、別の所で出会ったビロウドツリアブです。長い口吻が確認できますね。身体も長い毛で覆われています。春早く現れて、花の蜜を求めて飛び回りますが、ホバリングしながら飛ぶ様子は面白いですね。この日は飛んでいる姿を、どう...春と共に・・・
クサボケ[草木瓜](バラ科)林縁の斜面にクサボケの花が咲いていました。柔らかい若葉の緑の中で、鮮やかな花色ですね。子供の頃住んでいた家の向かいの斜面にもたくさんのクサボケがありました。これも春の訪れを告げてくれますね。果実を見る機会がまだありませんが、まだ青味のある夏の終わりごろに採取したものを湯通しして、輪切にして天日で乾燥させたものを「和木瓜(わもっか)」と呼び、滋養強壮、鎮咳去痰、利尿薬として用います。これも身近な薬草なのですね。今年は果実と出会うことができるでしょうか。探しに出掛けます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング若葉の緑と・・・
バイモ[貝母](ユリ科)林縁を歩いているとバイモの花が咲いていました。気持ち良さげにいくつもの花が咲いています。周囲は冬枯れの様子で、まだ緑も少ない中、この花が目立っていました。花を付けていないバイモの株もかたまって生えています。春を感じる綺麗な花ですが、周囲から浮いて見えたのは私だけでしょうか。割りと自然度の高い所なので、本来自生しないであろう花が咲いている。花を愛でたい気持ちもわかりますが、こうした花は花壇などに植えていただきたいものですね。植物への接し方を考えさせられる光景でした。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングあるべきものか・・・
シュンラン[春蘭](ラン科)よく歩いている林で、シュンランと出会うことができました。この場所で見たのは初めてのことです。この林では、ここ最近灌木が刈り取られて、林床が明るくなりました。今まではあまり足を踏み入れなかったのですが、歩きやすくなった林の中で出会ったのです。割りと大きな株で、花も4個ほど咲いていました。無理な姿勢で撮った花の正面です。側花弁が開いておらず、中の様子はわかりませんでした。毎年見ている花ですが、新たな場所での出会いは嬉しいです。この花の咲く場所を維持するのは大変でしょうが、いつまでも見ていたい花ですね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・シュンラン
タンポポ[蒲公英](キク科)道端の草地では、タンポポも花を咲かせていました。これはカントウタンポポですかね。総苞片の様子を確認しませんでした。ちょうど、モンシロチョウがやってきて、花にとまって蜜を吸い始めました。ひとつの頭花にいくつの舌状花が付いているのかわかりませんが、その一つ一つに口吻を突き刺し、忙し気に蜜を吸っていました。タンポポの花とモンシロチョウ、春らしい光景ですかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・タンポポ
里山に広がる菜の花畑にたくさんの黄色い花が咲いていました。1週間ほど前の様子ですが、ここでは毎年この花畑にセイヨウアブラナの花が咲き乱れます。林では、ヤマザクラなども花を咲かせています。ソメイヨシノだけではなく、野の桜も今年は早く咲き始めています。春本番、花たちは一気に咲き進みます。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春らしく・・・
キランソウ[金瘡小草](シソ科)春になり、キランソウの花も咲き始めていました。ここは駅前の歩道とコンクリートの壁のとの角です。その小さな隙間から根を伸ばし、こうして葉を広げて花を咲かせていたのです。いつもは日当たりの良い林床や草地で花の咲く様子を見ていますが、こんな所でも花が咲くとは驚きました。健気に咲く花、道行く人々に気付いてもらえるでしょうかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング根性咲きの・・・
ムスカリ[キジカクシ科]我が家の玄関先で、今年もムスカリの花が咲きました。花茎が伸びてきて、小さな蕾がたくさんついた様子から、こうした花が咲くまではあっという間に思えます。年々花の数も増えてきて、身近な春が賑やかになっています。近所の桜も満開です。でも、雨の日が続いてそれを楽しむ時間もありませんね。3月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング玄関先の春・・・
コブシ[辛夷](モクレン科)近所の林には、自生と思われるコブシの木が幾つかあります。見上げるくらい大きな株も珍しくなく、そんなコブシの花が満開でした。ここの林縁には、3本のコブシが少し間をあけて生えています。それぞれ満開の花を付けていて、見事な様子でした。春になるとサクラよりも先に咲き始め、人気のある花と思いますが、以前から観察していた住宅に近い所に生えていたコブシの大木は、何本かバッサリと切られてしまいました。このコブシは、近所のお寺の山門脇にありますが、数年前に上の方1/3程切られてしまっています。たくさんの花も咲き、樹形も綺麗なコブシでしたが残念です。幹の上を切られても、健気にたくさんの花を咲かせています。以前の樹形を知る私には、可哀想に思えてしまう姿です。木々の緑を大切にしないと、温暖化も進んでし...春、満開・・・