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2022/03/30

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  • 雄花と雌花と・・・

  • 花の季節に・・・ヤシャブシ

    ヤシャブシ[夜叉五倍子](カバノキ科)福島県以南の本州太平洋側~四国、九州の山地に生える雌雄異花の落葉小高木。枝はよく分枝し、葉は互生。葉身は狭卵形で縁には細かい重鋸歯があります。3月、葉の展開に先立って、花を咲かせます。雄花序は無柄で枝先に数個つきます。雄花より下の葉腋から雌花序が出ます。雄花序は開花すると下垂し、雌花序は斜上します。果実は球果で、花期にも前年の果実が残ります。よく歩く林でヤシャブシの花が咲いていました。花期に歩いたのは初めてかもしれません。雌花も雄花も咲いていて、この写真には写せませんでしたが、別の枝には果実もたくさん残っていました。美しいと言われる花ではありませんが、存在感はありましたね。若い果実を夜叉に見立て、また果実にはタンニンが含まれていることからこの名が付いたそうです。夜叉と...花の季節に・・・ヤシャブシ

  • 新たな場所でも・・・

    シュンラン[春蘭](ラン科)乾燥した落葉樹林に生える多年草、葉は縁のざらつく線形で、2列に扇状に広がります。3~4月、白色で紅赤色の斑点がある花を咲かせます。外側の3枚は萼片で、内側の3枚が花弁です。上2枚が側花弁、下の1枚が唇弁です。20年近く前から観察しているシュンランは、2月の終わりに見ましたが花の季節に見に行けませんでした。この花は別の場所で今年新たに出会えたのです。シュンランも生息できる場所が減ってきています。この環境が今後も残ってくれることを願います。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング新たな場所でも・・・

  • 薬としては・・・

    イカリソウ[碇草](メギ科)山地や林に生える多年草。葉は2~3回3出複葉で、小葉は歪んだ卵形になり、基部は心形になります。葉の裏面には開出毛があり、縁に刺毛があります。3~6月、茎先に紅紫色~白色の花を咲かせます。この場所は、カタクリなどが咲いていた所のすぐ近くです。落ち葉などに隠れて何度か歩いても気付きませんでした。やはり保護されている所なので近くに行ってみることが出来ないのです。以前にも載せましたが、地上部を「淫羊藿(インヨウカク)」と言って、強壮・強精に用られ、あの養命酒にも配合されている薬用植物です。主成分のイカリインには、かなり弱いようですがED治療薬のシルデナフィルと同様の作用があることがわかっています。その存在も薬効も貴重な物のようです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング薬としては・・・

  • 春の妖精・・・

    カタクリ[片栗](ユリ科)落葉樹林内に生える多年草。葉は根生状で全縁。3~5月、花被片が反り返る淡紫色の花を下向きに咲かせます。ここはカタクリを保護している所です。その区域外にも葉が生えていたのは嬉しいことです。私が子供の頃よく遊んだ林には、自生したカタクリがありましたが、林が荒れてその姿を見なくなりました。適度に管理されていないとこの花も生育できないようです。発芽から開花するまで8年ほどはかかるそうですが、このカタクリはどのくらいの年月をこの場所で重ねたのでしょうかね。この先も花の咲く姿を楽しませて欲しいと思います。セツブンソウ[節分草](キンポウゲ科)すぐ近くではセツブンソウが実をつけていました。今年も花の咲く様子を見ることが出来ませんでしたが、こうして実の生る様子を観察できて良かったです。管理された...春の妖精・・・

  • 花のはしり・・・

    シャガ[射干](アヤメ科)湿った林などに生える多年草。公園などにも植えられることがありますが、人家の近くの空き地や農地などにも自生します。また古い時代の帰化植物と言われています。葉は光沢のある鮮緑色で、長さ30~60㎝。先は鋭く尖ります。4~5月、花茎は30~60㎝になり、上部で分枝し淡白紫色の花を咲かせます。外花被片の縁は細かく切れ込み、橙色の斑点と黄色の突起があり、淡紫色の斑点が囲みます。道端の草むらで、シャガの群生と出会いました。この日は3月の終わり、ひと株だけ花を咲かせていたのです。この花は、子供の頃に住んでいた家の庭にも咲いていたので親しみがあります。艶やかな姿に惚れてしまったのかもしれません。シャガは3倍体なので種子は作らないそうです。地下茎を伸ばして繁殖し群落を作ります。この場所もそんな所の...花のはしり・・・

  • オレンジ色の・・・

    クサボケ[草木瓜](バラ科)関東地方以西の本州~九州の日当たりの良い丘陵地などに生える落葉低木。葉は互生し倒卵形で、縁には鋸歯があります。先は尖ったり丸かったり変異があります。4~5月、前年枝の葉腋に橙赤色の花を咲かせます。果実は梨状果で、まだ青味のある夏の終わりごろに採取したものを湯通しして、輪切にして天日で乾燥させたものを「和木瓜(わもっか)」と呼び、滋養強壮、鎮咳去痰、利尿薬として用います。川の土手で咲いていたクサボケの花、この花が咲く環境も減ってきていると思います。コンクリートやアスファルトで覆われている所が多くなると気温が高くなるのも仕方が無いですね。緑のある環境をもっと大切にして欲しいです。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングオレンジ色の・・・

  • 花盛り・・・ノボロギク

    ノボロギク[野襤褸菊](キク科)道端や空き地、畑などに生えるヨーロッパ原産の1年草。葉は互生し、不規則に羽状に裂けます。5~10月、葉の脇から花柄をだし、筒状花のみからなる黄色の頭花をつけますが、ほぼ1年中花を咲かせています。果樹園のフェンスと歩道のわずかな隙間に、ノボロギクがたくさんの花を咲かせていました。繁殖力が強く、世界中で帰化しているそうですが、この辺りでも目にする機会は多いです。ノボロギクは全草にピロリジジンアルカロイド類を含み、誤食すると肝障害を引き起こし、重篤な場合は死亡することもあります。食べようと思うことは無いと思いますが、家畜やペットにも有毒なので注意が必要な有毒植物となります。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング花盛り・・・ノボロギク

  • 春に咲く花・・・

    ショカツサイ[諸葛菜](アブラナ科)道端の草むらで、この花も咲き始めました。花の姿はまだ少なく、ようやく咲き始めた状態です。ポツポツ咲いていたどの花も草丈が低くて、なんだか寂しい感じがしました。1週間ほど後、近所の道端では群れて咲く様子を見ることが出来ました。これだけ咲いていると見応えがあります。中国原産の花ですが、今では至る所でこの季節に楽しむことが出来ますね。以前にも載せましたが、この花の呼び名はいろいろとあります。ハナダイコン、ムラサキハナナ、オオアラセイトウ、そしてショカツサイ。どの名で覚えるかは人それぞれでしょうかね。3月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング春に咲く花・・・

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