引越し先ブログはこちらです。いま、引越し先の全記事に目を通して*見づらいところを直す*新しいカテゴリー(テーマ)で分類するなどの作業をしています。そのため新規投稿が滞っていますが、じつはいま、マメに関して気がかりな状況が持ち上がっています。そのへんの事情を、引越し先ブログで読んでいただければ幸いです。引越し先はこちらです
先日、はきなれない靴で歩いていたとき、足首がカックンとしました。足首カックンはよくあることなので、ちょっと照れ笑いをしながら態勢を立て直そうとしたところ...。立て直せませんでした。そのまま前にのめって、両手と両膝をついてしまったのです。まわりのひとたちが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、ありがたいやら情けないやら。ああこれが「フレイル」(老化による運動機能の低下)と言われるものなのね。やばいやばい。今後、フレイルが進んで、この程度ではすまないことが起こるかもしれない。ねんざや骨折でしばらく歩けない、とか。そうしたら、娘とマメの世話ができなくなる。ダメよダメダメ、そんなことは耐えられない。また、フレイルとはべつに、重い病気にかかるかもしれない。ガンで余命数ヶ月とか。でもまあ、それって心配しても仕方のな...元気で長生き、マメのため
マメの髪はずっと「おかっぱスタイル」です。(わたしが散髪。)よく似合って、とても可愛らしいです。それにこのヘアスタイルだと、「補聴器の右耳」も「小耳症の左耳」も、いい具合に隠れるのです。でも周囲を見ると、髪を結んでいる2〜3歳女児が圧倒的に多い。マメもあんなふうにしてやりたいなあ。髪を結ぶことで、この猛暑も少しはしのぎやすくなるかもしれないし。両サイドの髪を少量だけ取って結んでみました。いい感じです。補聴器も小耳も「多少は見える」けれど、それほどのむき出し感はありません。マメはすぐ鏡を見に行って、「かわいい〜」とご満悦です。どうせぶきっちょな娘にはうまく結べない。だから、ばあばの来ない日は、いつものおかっぱスタイルでいいよね。こんな暗黙の了解があったはずですが(わたし、娘、マメのあいだで)、先日行くと、マ...髪を結ぶこと
そういえば、少しまえに娘が「夏休みも教室はあるんだよ」と言っていたことがあったけど、「そんなわけないじゃん」と軽く受け流していたわたしです。でも、娘の言うとおりなのでした。「これが確定予定表だよ」と見せてくれたプリントによると...。8月中旬に10日ほどの休みがある以外は、ほぼ平常通りの教室スケジュールなのでした。うわっ、なんてありがたい!「幼稚園のプレクラスもお休みで、どこも行くところのない40日間」と思っていたのに。ろう学校はしっかり40日(以上)の夏休みだったけど、そうか、なるほどね。あちらは「国立の学校」、こちらは「民間の療育機関」。いろいろ、内容やスタンスが違って当然なのね。こうして難聴教室への信頼感が高まってくると、わたしの心のなかに、こんな考えが生まれてきました。<1.今年度いっぱいは難聴教...夏休みでも教室がある
きのうは、難聴教室の一学期終業式でした。終業式って、どんな感じなんだろう?あとで娘に聞くと、1)2歳児クラス以上が大教室にあつまる(親子30組弱)2)教室前方にこどもたちが座り、後方に親たちがすわる3)一学期にならった歌をみんなで歌ったり手遊びをしたりする4)その後、年齢べつクラスごとに小教室にうつって遊ぶ5)最後におやつを食べて解散といった楽しげな内容で、マメもご機嫌で帰ってきました。3)のところでマメは終始大張り切りで歌ったらしく、先生にほめられたよーとうれしそうな娘でした。すっかり「新しい学校」になじんでいるマメ。そのように仕向けてくれる先生たちに、感謝の思いでいっぱいです。この教室、いろいろなところにきめ細かさを感じるのです。<例1:5月に入室するとすぐ、担任4人の顔写真を配布してくれたこと>壁に...難聴教室の終業式
おととい娘を訪問すると、おや?マメが補聴器をつけていません。ん?なになにどうしたの?娘に聞くと、「きのうまでは普通につけてたけど、なぜか今日は朝から拒否してる」とのこと。えっ?2ヶ月まえにも同様のことがあって、そのときは大パニックになったわたしです。ろう学校担任の先生に、すがりつくように相談したのでした。先生はおっとりとほほえんで、「おばあちゃま、こんなことは<補聴器あるある>ですよ」「大げさに考えなくて大丈夫」「マメちゃんだって、たまには補聴器のない生活をしてみたいのかもしれませんよ」なので、今回はあわてずさわがず、マメの意志を尊重することにしました。補聴器をつけないマメをそのまま受け入れて、一日過ごしたのです。もちろん、いつもの音量で話しかけても聞こえません。良い方の(大きい)右耳に口を近づけて話すと...またしても補聴器を外すマメ
先週、風邪気味だった娘にかわって、難聴教室と幼稚園プレクラスにマメを連れていきました。わーうれしい、ワクワク。とくに、難聴教室のグループレッスン(2歳児クラス)は、どんな感じなのか興味しんしん。部屋に入ると、マメのほかに5組の親子がいました。授業(?)開始まで、わりとゆるい感じで、親子が思い思いに遊んでいます。すぐに5人全員にあいさつします。(ママさん4人、パパさんひとり。)「マメの祖母です、よろしくお願いします」と。みんなからフレンドリーな笑顔が返ってきて、心がほっこりします。危惧していた<できあがったグループにあとから入る居心地悪さ>は、まったく感じられませんでした。ほっ。さあ授業が始まります。3人の先生が前に立ちます。<お名前呼んではーい>のあと、10〜15分程度の短い「活動」が、つぎつぎに進行しま...難聴教室グループレッスン
きのうの夜、NHK7時のニュースを見ていました。ニュースが終わると「プロジェクトX」が始まり、そのテーマ人物は、トモエ学園の小林校長でした。そう、黒柳徹子ことトットちゃんが80年まえに通った小学校の校長です。「何を今さら」と思ったわたしです。「窓ぎわのトットちゃん」が大ベストセラーになったのはずいぶん前のことだし、最近アニメ化されたのは知ってるけど、だからって、わざわざ再フィーバーをねらうようこと...。なんかうざい...。新聞パズルをしながら聞き流していたところ、「先生は、生徒の悪いところは責めず、良いところをほめてくれた」という黒柳さんの言葉が胸に刺さりました。ああ。そうよね。そのとおりよね。なのにわたしは...。今、まったく逆のことをしている。良いところはぜんぜんほめず、悪いところを責めるばかり。誰...トットちゃんのトモエ学園
2ヶ月あまりまえのゴールデンウィークに、こどもたち3家族が我が家に集合しました。総勢14人(おとな8人、こども6人)が、ワイワイとにぎやかに過ごしました。そのあと、親戚9人に対するマメの認知度が飛躍的に進みました。ふたりの伯父とその家族を、きちんと理解しているのです。<Aおじちゃん一家>Aおじちゃん、Bおばちゃん、Cちゃん、Dちゃん、<Eおじちゃん一家>Eおじちゃん、Fおばちゃん、Gにいにい、Hちゃん、Jちゃん、と、固有名詞も完璧です。*AおじちゃんとEおじちゃんに抱っこされると、ちょっと恥ずかしい*BおばちゃんとFおばちゃんの抱っこは恥ずかしくない*Gにいにい(14歳)は「ぷよぷよ」と言って、手や足をさわってくるから恥ずかしいなどと感想を言います。Cちゃん(7歳)とDちゃん(4歳)はまだ子ども子どもして...身近なひとたちの顔と名前がわかる
前記事でも自慢たらしく書きつらねたように、マメの言語発達はこれまで一貫して順調でした。このことに安心して、難聴そのものも「大したことない」と過小評価していたわたしです。ところが、「よく話せるからと言ってよく聞こえているとは限らない」ことに、半年ほどまえに気づかされて...。聞こえに関する認識が、「楽観」から「悲観」へとジェットコースターなみに急降下して...。1.マメの場合、補聴器装用でも、望みうる最高聴力は30〜40デシベル止まり(健聴児は10〜20デシベルなのに)2.家族間のスムーズなコミュニケーションは、家族以外では通用しない3.集団の場では聞き取りに苦労する4.補聴器装用下では、騒音に対する耐性が弱い5.こんな状況で「インテ」(普通幼稚園入園)を考えるなんて、無謀だったかもしれないなどなど、つぎか...楽観と悲観のあいだ(聴力に関して)
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みなさまこんにちは。いま使用している「gooblog」が、10月にサービスを終了するそうです。ついては、ほかのブログサイトに引っ越さなくてはなりません。じっさいの引っ越し同様、ブログの引っ越しも面倒くさそう。それに「gooblog」、つぎの2点がけっこう気に入っていたのにな。*文字サイズが大きくて読みやすいこと*行間が広くて読みやすいこと残念です...。でも、ガッカリしていても始まりません。アメーバブログに引っ越すことにしました。もう引っ越しは完了しています。(こまごました「片づけ」や「整理整頓」はまだ残っていますが。)ブログタイトルも内容もまったく同じ。このブログをそのまま引き継ぎます。つまり、耳の不自由な4歳孫娘マメについて、祖母バカ全開でお伝えしていきます。どうぞ、引越し後もよろしくお願いします。ブログを引っ越します
じつは当初、給食の有無は、幼稚園選びでの大きな判断ポイントでした。不器用な娘にとって、毎日の弁当作りは荷が重いからです。でも、幼稚園の給食は保育園の給食とはぜんぜん違います。保育園の給食とは、調理師さん(たち)が調理室で作った(できたての温かい)昼食のことですが、幼稚園の給食とは、「宅配弁当」なのです。たまたまある幼稚園を見学していたとき、この「宅配弁当」が届きました。中を見せてもらってびっくり。冷たいごはんと冷たいおかず。(1月の寒いときです。)おかずは、冷凍ハンバーグ(?)と少々の煮物。何とも魅力のないものでした。幼稚園児用にしてはサイズも大きすぎる気がしたし。その少しあとに、今の幼稚園を見学しました。案内してくれたのは、例のバリキャリ風園長先生です。「寒い時期は保温庫で弁当を温めます」と言いながら、...マメの幼稚園つづき(給食/弁当)
今年1月、本命幼稚園から「もう定員いっぱいです」と言われて大ショック!やむなく選んだのが今の幼稚園です。でも今、わたしはかなりこの幼稚園が気に入っています。まず、園長先生がいいです。アラフィフのキビキビと有能そうな女性。幼稚園を管理・運営・統括する能力がとても高そうです。ちょっと厳しめキャラなので、未熟な母親など一喝されそうです。(そういうところも「たいへん」好ましいです。)この園長先生のリーダーシップのもと、他の先生たちの保育姿勢もじつにプロフェッショナル。「学校出たてデース」みたいな、20代へなちょこ新米先生はひとりもいません。みなかなりのベテラン風で、職業人としての自信に満ちあふれてますマメの担任は、中でもきわだったベテランさん。かなりのご年配とお見受けしました。「(年配すぎて)大丈夫かなぁ」と危惧...マメの幼稚園
<幼稚園から帰ったあとでばあばと遊ぶのはかったるい><ママとふたりでのんびりしたい>というマメの気持ちがなぜわかったか、というと...。前記事で書いた「心の声」などというオカルト的なものではなく、もっと明快なメッセージなのでした。あとから考えて、いろいろ思い当たるのでした。1.「またあしたね」長男が小さいときのことです。うちで(わたしのいるところで)仲良しの友だちと遊んでいました。とつぜん長男が「バイバイ」と言い出しました。「えっ?」とおどろく友だちとわたし。長男はさらにハッキリと「バイバイ」を繰り返します。友だちも理解したようです。「じゃあね、バイバイ」と帰っていきました。「もう遊びたくない、帰ってほしい」という気持ちを、さすがにそのまま口にするのは(幼いなりに)気が引ける。で、考えついたセリフが「バイ...「またあしたね」と「ありがとう」
前記事で触れた「違和感」ですが...。4月以降のわたしには<耳の不自由なマメは、幼稚園という「聞こえる世界」で、少なからぬ不安を感じるであろう>という大前提がありました。マメのそういう不安感やストレスを和らげるために、うんとていねいにマメと関わっていこう。4月〜6月が正念場だもんね。連休明けの今も、気をつけなければいけないわね。一日二往復でも三往復でもして、マメをサポートしなくちゃね。と、こ、ろ、が。上述の「大前提」は間違っていたようなのです。マメは、幼稚園生活に対して、ほとんど不安やストレスを感じていないようなのです。最初はあったかもしれない緊張感は、すぐに解消したようなのです。「ふんふん、幼稚園てこういうところか」「わりと楽しいじゃん」というふうに。最近は、幼稚園の鉄棒で「さか上がり」と「前まわり」が...マメの成長がうれしくて寂しい
マメの幼稚園入園で、わたしの日常も変化を強いられています。いま、どんなふうにマメと関わっているかというと...。まえにお伝えしたように、マメのスケジュールは週に3〜4日:幼稚園週に1〜2日:難聴教室というふうになっています。難聴教室の方は最近送迎をやめたので、娘とマメは電車で通っています。(つまり、わたしは休養日。)問題は幼稚園の日です。娘の家に二往復しなければならないのです。<登園前(朝8時〜9時)>*弁当を作る*服装や持ち物をチェックするといった実務要素(娘を信頼できない)に加えて、心理要素もあります。幼稚園という「不安世界」に出ていくマメに、ゆるぎない安心感を与えたい。(ばあばがついてるからね、大丈夫だからね。)<降園後(午後2時〜4時過ぎ)>「不安世界」から疲れ果てて帰ってくるマメを、温かく迎えた...一日二往復
ママとばあばの関係性がわかってきたマメ。先日は、自分の弁当のことで「こうした方がいいよ」(ばあば)「よけいなことしないで!」(ママ)のバトルが起こりそうになって、泣き出してしまいました。これは...。何とかしなくては...。今までのように「困ったねえ」などと手をこまねいている場合ではありません。どうしたら、娘の頑なな心を和らげることができるのか。(「娘をここまで頑なにしたのはわたしの責任」とは百も承知です。)よくよく考えて、わかりやすい例え話を思いつきました。あたまの中で話し方をシミュレートします。弁当事件の数日後、満を持して娘に語りかけます。*あのさ、A子(娘)がどこかの会社に就職したとするよ*担当者が仕事の説明をしてくるよね*A子はそれをよく聞いて、仕事を覚えようとするよね*今の家の状況はそれと同じな...わかりやすい例え話で
わたしの娘(マメの母親)はグズでトロい。その家事育児には、ツッコミどころが満載。でも、うかつにツッコむ(助言する/注意する/叱る)と、すぐ怒る。そんな娘に対して、わたしはイライラがおさえられない。こういった関係性を、最近のマメはほぼ正確に認識するようになったみたいですマメから見るとこんな感じでしょうか。*何に関してもばあばの方が上手だし手際がいい*だから、本当は「わたしのお世話」はばあばにやってもらいたい*でもそんなこと言ったらママが怒るから、がまんしなくちゃ先日、幼稚園の弁当のことでひと波乱ありました。弁当初日はわたしが作り、「こんな感じだよ」と見せました。(べつにキャラ弁風にする必要はないし、幼児の弁当なんて量も少ないし簡単。)次の弁当は3日後。前日に「作り方のコツ」を再度ラインで送りました。翌朝行っ...ママとばあばの関係性
マメが満4歳になりました。幼稚園入園にともなって、バタバタと忙しい日々を送っています。幼稚園と難聴教室、両方に通うのがとてもたいへん。(教室は相変わらず週3日です・・・個人指導、ペア活動、グループ活動)今は幼稚園に慣れることが先決。幼稚園を優先するために、難聴教室は休みがちになっても仕方がない。そうは決めているのですが...。難聴教室も、新学期行事や遠足などが立て込むと、休みづらいことがあって。けっきょく、4月の幼稚園出欠状況は、登園日14日中、9日出席5日欠席でした。(風邪欠席1日を含む。)5月も、幼稚園と難聴教室、出欠のやりくりが大変です。カレンダーを見ながら、「明日は幼稚園?お教室?どっち?」と聞いてくるマメです。「幼稚園(お教室)だよ」「へぇー」幼稚園は少しも嫌がらずに登園しています。「勇んで」で...マメ4歳
年末年始の幼稚園探しから始まった「幼稚園ドタバタ狂想曲」。ここに来て、ようやく終わりを告げようとしています。わたしの不安・杞憂・悲観。どれも「取り越し苦労」だったことが、だんだんとわかってきたのです。「聞こえる集団」の中の「聞こえにくい子」。孤立して途方に暮れるマメのすがたが、いつも脳裏に浮かんでいたのでしたが...。じっさいにはマメはちっとも混乱していないし、おじけづいてもいないし、心が折れてもいない。いたって平常心で登園している。「今日は砂場でお山つくったよ」とズボンを汚して帰ってきます。「お弁当全部食べたよ」と、先生にもらった花丸シールをうれしそうに見せてきます。(先週金曜日から弁当が始まって、偏食・少食のマメを心配していましたが。)また、早くも「**ちゃん」という、好きなお友だちの固有名詞が出てき...「幼稚園狂想曲」からの開放
火曜日はマメの風邪が奇跡的に軽快して、幼稚園に行くことができたし、娘との争いもおさまってメデタシメデタシ。ところが翌水曜日。ジェットコースターはまたも急降下したのです。この日は、難聴教室の行事参加のため、やむなく幼稚園は欠席です。教室行事は午前中で終わり、午後は、幼稚園の保護者懇談会に娘だけ出席することになっていました。その間、もちろんマメはうちで過ごします。うちに来て30分もしないうちに、「補聴器の電池がなくなった」とマメがうったえてきました。えっ!なにそれ...。怒りを通り越して、感じるのは深い落胆です。だって、この電池切れがもし幼稚園で起こっていたら...。マメはどれほどの不安を感じることか...。想像するだけで胸が苦しくなります。母親なのに、そんなこともわからないの?電池の寿命は1週間くらいとか。...ジェットコースターの急降下
翌火曜日も、朝8時に娘宅に着きました。うん大丈夫、マメは元気そうです。「マメちゃん、今日は幼稚園行くよ」とニコニコしています。娘のいない時にそっと連絡帳を見ると、婿さんのていねいな字で適切な内容が書かれています。良かった、ホッ。9時にマメを車で幼稚園に送って、「11時半の降園までは解散でいい?」と聞くと、「う〜ん、どうかな」と娘。「えっ、じゃあちょっとドライブでもしようか?」「うん」ふたりで約2時間のドライブ。音楽を聞いて、楽しい時間を過ごしました。前奏で曲の当てっこ。「えーと、これ何だっけ」「聖子ちゃんだよ」「そっか、SweetMemoryだね」マメを迎えに行って、お昼を食べて少し遊んで、楽しい気持ちで帰ってきました。きのうの「トボトボ」が今日は「ルンルン」です。まるで毎日がジェットコースターじゃん。そ...毎日がジェットコースター
風邪で登園できないと聞いて、娘宅にすっ飛んでいった月曜日。ていねいな看病でマメはメキメキと回復。そこは良かったのですが、娘との関係が激しく悪化して...。まず、わたしは娘に対して腹を立てていました。(年度当初の大事なときにマメの体調管理ができなかったことで。)で、朝から何となくツンツンしていて、娘はイヤだったと思います。さらに、幼稚園への欠席連絡をわたしがしてしまったこと。「お母さんが電話するよ」「えっなんで?」「いいからいいから」<新学期早々の風邪欠席>という不手際をカバーするためには、テキパキハキハキの伝え方が必須。「あのー、そのー、えーと」などという娘の口下手電話なんか、ダメよダメダメ。テキパキと電話するわたしを不快そうに見る娘。そのあともマメの看病に夢中で、娘を無視し、疎外し続けた一日でした。午後...母親としての娘の尊厳
9日(水)の入園式につづく、10日(木)11日(金)の登園。順調な幼稚園生活スタートが切れて、ホクホクしていた週末のことです。娘からラインがありました。「マメが風邪引いたみたい」「熱はないけど、鼻水と咳が出る」「月曜日は幼稚園に行かれないかも」えっ!もう!!何やってんだい!!!娘(夫婦)への怒りを抑えられません。この大事なときに、体調管理が甘すぎるよ。今週は難聴教室の方でも大きな新学期イベントがあって、水・木はどうしても幼稚園を休まなくてはならないのです。それなのに、風邪で月曜日お休み?下手したら火曜日もお休み?んもう...。最悪、最低じゃん。月曜日の朝、8時に娘宅に飛んでいきました。大したことがなければ、何とか幼稚園に行かせたい。...でも、マメの様子を見て、あきらめました。たしかに咳がひどいし、鼻水や...何やってんだい!
入園式でかなりの安心情報を得られて、ホッとひと安心。でも、問題は「その翌日から」です。家族と離れて2時間余(9時から11時半)を過ごすなんて、マメにとって生まれて初めての経験です。ほかの子と違って、プレクラスに全然参加していないマメです。マメがこの幼稚園に行ったのは、後にも先にも1月の2回だけ。見学時と面接時です。初登園の10日(木)。もちろん、朝8時ごろには娘宅に到着してスタンバります。内心のハラハラドキドキをマメに気取られないように、さりげない口調で言います。「マメちゃ〜ん、ママとバイバイする時ちょっと悲しいかもしれないけど、大丈夫だからね」「ママとばあばがすぐお迎えに行くからね」すると、ヨーグルトを食べながら、ニッと笑うマメです。まるで<ばあば、なに心配してんの?><そんなことで悲しくなるわけないじ...幼稚園生活スタート(2)
3日前の4月9日(水)が幼稚園入園式でした。わたしも行きたかったけれど、そこはガマン。式のあと娘一家がやってきて、お昼を食べながら、いろいろ様子を話してくれました。1.年少さんは2クラスで、それぞれ22人ずつ。2.各クラスには担任と副担任がつき、マメのクラスは、ふたりとも年配ベテラン風の先生だった。3.マメの難聴の事情はよく理解してくれていて、マメの座席は先生のすぐ左側になっていた。4.マメは、式では少し緊張していたけれど、終わったあとは園庭で元気に遊んだ。2と3については心配していたので、良かった!とホッとしました。1月中旬の見学の際、担任は一人と聞いていたのです。3歳児20人クラスに一人担任では心もとないなあ、と危惧していたのです。二人担任ということで安心しました。ましてや、経験豊富なベテラン先生との...幼稚園生活スタート(1)
ドキドキ不安が止まりません。いったい何がドキドキ?何が不安?幼稚園です。来週水曜日(9日)が入園式です。ああいよいよ!来たるべきときが来た!生まれてからの4年間。溺愛おとな(父母と祖父母)に守られ、安心安全の世界で元気いっぱいに育ってきたマメ。もうすぐ、「世の中」という未知の世界に足を踏み入れなくてはなりません。「左耳小耳(形態面)」と「両耳難聴(機能面)」というハンディキャップを携えて。大丈夫かマメ。大丈夫だよねマメ。とてもかしこい上に、たぶんクラスでいちばん月齢の高いマメ。新しい(聞こえにくい)環境でも、何とか身を処していけるよね。ドキドキ待つのがつらいので、早く入園日を迎えたいです。あと5日です。ドキドキ不安が止まらない
成長とともにますます顕著になるマメのかしこさ。それについて、内心で「フフフ」とほくそ笑んだり、身内相手にドヤってるだけでは足りなくなって...。「英才教育」っつうものをわたしもやってみたくなり、英才教育界のカリスマ、佐藤ママの実践を参考にしたくなり。「ったくもう何をトチ狂ってるんだ」という話なのですが、きっかけは、1〜2週間まえの朝日新聞の記事でした。重度難聴を乗り越えて耳鼻科医になった男性の話が、5回連続で掲載されたのです。「おお!」と胸が高鳴り、5日間、毎日夢中で読みました。*3歳で初めて難聴がわかったこと*親の夢中の頑張りで、ことばが順調に発達したこと*学校はすべて普通学校に通ったこと*授業の聞き取りには苦労したが、不明点は必ずその日のうちに質問するなど頑張ったこと*自分の聴覚障害を理解するために医...朝日新聞の記事を読んで
前記事でお伝えしたのはこの本です。小学校就学までの幼児期英才教育について、佐藤ママさんがくわしく書いています。佐藤家の場合、なんと言っても、幼児教育の中心になるのは「くもん」です。(へぇそうなんだ。)わずか1歳ごろに始めて、その後小3〜小4くらいまで、延々10年近く公文教室に通います。このお母さん、「くもんが良い」と見きわめたらもう迷いません。まず、くもん推薦図書(絵本や児童書)を300冊まとめて購入します。くもんの知育教材もすべて購入します。その上で、自分なりのアレンジを加えながら、もっとも効果的な学習法を工夫します。たとえば、*絵本読み聞かせのペースは一日15冊。前日夜に選び、ひと通り読みの練習をした上で、朝のうちにテーブルにズラリとべます。「今日の絵本は何かな」と、こどもたちはワクワクとのぞきこみま...「我が家はこうして読解力をつけました」
ここだ!という例の本命幼稚園で、公開保育がありました。時期からして在園児保護者向けと察しがつきますが、問い合わせると、「入園希望者の方もどうぞどうぞ」と、至ってウェルカム。娘とマメと3人で、ウキウキと参加しました。朝のわやわやした時間が終わると、「年少さんのダンス発表があります」とのことで、広い体育室へ。元気いっぱいの先生が前に立って、音楽に合わせて号令をかけます。<「つぎは1」「つぎは4」などの指示にしたがって、足元に置かれた「1」「2」「3」「4」の丸い数字パネルの上を軽やかにステップする>はずの子どもたちなのですが...。何とかそれらしく動いていたのは、14人中約半分の6〜7人。のこりの子どもたちは、*その場に棒立ちor座りこむ*ウロウロと歩きまわる*親のそばをべったり離れないなどでした。フムフム、...公開保育
先日、娘宅近くの大きな公園に行きました。公園のゴミ箱には全部、アミがかけられています。「ゴミ箱だけど、ゴミを捨てちゃいけないんだよ、公園のゴミはおうちに持って帰るの」「ふ〜ん」という表情で聞いていたマメ、少しして、ペチャクチャおしゃべりが始まります。「マメちゃんがゴミ捨てたら、えーっこれなにーっておまわりさんビックリするね。パトカーでけいさつに連れて行くよ。パパとママとじいじとばあばに会えなくて、マメちゃんえ〜んするよ」と。(「おまわりさん」「けいさつ」「パトカー」が、マメ最近の急上昇ワードです。)「よく話せる」からと言って「よく聞こえてる」とは限らない。1〜2ヶ月まえにこのことに気づいてから、気持ちが凹んで、マメの言語発達を素直に喜べなくなって...。でもこの頃ようやく、以前のように、マメとの会話が楽し...マメ3歳1ヶ月
きのう、娘とマメを伴って、くもん教室に出かけていきました。ふたりとも、ウキウキワクワクしています。教室に入っても、ぜんぜんものおじしないマメ。先生に聞かれて、名前(フルネーム)と年齢をハキハキ答えます。いいぞいいぞ。娘が、まえの先生からもらった進度表をわたします。「ふんふんなるほど、*ー*まで進んでいるんですね」「じゃあ今から、かんたんな確認テストをします」*鉛筆で線をなぞる(「ズンズン」という学習項目らしい)*絵カードを読む*先生のあとについて語句をくり返すなどの「テスト」をしました。すべて落ち着いて、難なくクリアするマメです。先生がたくさんほめてくれます。営業トークだけとは思えない、前のめりなほめことばです。するとマメが、持参したくもんリュックのフタを開けて、それとなく中身をチラ見せしています。目ざと...くもん入室テスト
というわけで、先週土曜日、娘宅から徒歩5分のくもん教室に出かけていきました。娘たちにはあえて伝えず、家にも寄らず、スッと行ってスッと帰りました。(片道1時間。)ふたりの男児が、ロの字型に並べた机の二辺に座ります。(親に抱かれて。)(ひとりはちょうど3歳、もうひとりは2歳3ヶ月。)正面が先生です。速い、すべてがとても速い。童謡を聞かせる絵カードを見せて名前を言わせる数字を100以上まで数える国旗カードを見せて名前を言わせることわざカードを見せて先生のあとに復唱させる漢字カードを見せて読ませる絵カードを見せて英語で言わせるなどなど。流れるようなスピードで「授業」は進みます。すごい!英才教育じゃん!と驚くなかれ。ふたりの男児はほとんど声を発しません。先生のほぼひとり芝居です。まあ、これはこれでありかも。2〜3歳...くもん2歳児グループを見学
9月か10月に幼稚園にはいれるまで、「なんかひま〜」なマメが行くところはないか。娘と顔を見合わせて「アレだよ!」と考えついたのがそう、くもんです。マメも「うん、くもん行く!」と張り切っています。さっそく、娘宅近くのくもん教室をさがして電話します。電話口の担当者と、話がかみあいません。「えーと、ですからね、教材を自宅で進めるという一般的なベビーくもんのやり方じゃなくてね」と、まえのくもん教室のやり方を説明します。「週2回、30分ずつ、対面マンツーマンで授業を受けるやり方でお願いします」「あのー、そのようなやり方はうちではやっていないし、どの教室でもやってませんよ」「えっ、そうなんですか?」だんだんとわかってきました。あのやり方はくもんの規定プログラムではなく、先生がまったくの善意でやってくれていたものなのだ...「くもん」ふたたび
良い幼稚園を見つけて大安心ですが...。すぐに入園するのはムリです。<理由1>マメのメンタル余力がない(であろう)引っ越しで環境が変わって、今はそれに対応するだけで精いっぱいの(はずの)マメ。今、何より第一義に対応する(慣れる)べきは「難聴教室」です。今月は週一の個人指導だけでしたが、6月からはグループ活動が始まります。「個室で優しい先生とマンツーマン」の蜜月的楽しさに、新集団参加のストレスが加わると...。*ね、だから、ろう学校を今やめたことは失敗だったのよね。(辛くて胸がかきむしられます。)<理由2>トイトレが未完了難聴については、いともフラットに寛容に受け止めてくれた幼稚園。トイトレに関しては厳しいです。入園の条件は「おむつが外れていること」です。マメは3月時点で、おむつが外れる一歩手前まで行ってい...今すぐの入園はムリ
幼稚園です。引っ越しさえなかったら(ほらほらまた言ってるよ)、今ごろはろう学校2歳児クラスに進級するかたわら、地元の幼稚園に通い始めていたはずです。(「満3歳入園」制度では、満3歳になった翌月から入園できるので。)ところが転居先では、もういちど幼稚園探しから始めなくてはなりません。1.満3歳入園を実施していて(全幼稚園の半分くらい)2.家からそれほど遠くない園を5つ、厳選ピックアップしました。順番に見学を申し込むとして、まずはA園からスタート。「プレクラスにお試し参加したあと見学させてもらえる」ことになりました。マメの難聴のことも、娘のコミュ障のことも、電話口では伝えませんでした。。祖母も同行するとだけ。プレクラスの担当先生は、やさしそうな年配の女性です。「この3月まで園長先生だったんですよ」と、となりの...幼稚園選び
公立高校で教員をしていたときのことです。かなりレベルの高い進学校で、「一浪してでも志望校を目ざす」という生徒が少なからずいました。Aくんもそういう生徒のひとり。卒業翌年の3月、週刊誌でAくんの名前を見つけました。「大学合格者数(高校)ランキング」という特集記事の中で。この記事では、東大・京大レベルの大学に限って、高校名の他に合格者名も載るのです。Aくんの名前は、理工系ではトップレベルの某国立大のところにありました。「Aくんすごいじゃん!やったね!」職員室で、同僚とも喜び合いました。その夜、おめでとうを伝えたくてAくんに電話しました。今から30年もまえの話です。携帯電話などありません、電話と言えば家電(イエデン)です。お母さんと二人暮らしのAくん宅。電話には誰も出ませんでした。まいっか。また週明けにでも電話...吹っ切る能力
引っ越しに伴うつらさがつづく中、とくにここ一週間の苦しさがきわだっています。先週とつぜんわき起こった「マメの難聴療育について重大な選択ミスをした!」という思い。(ろう学校担任との面談がきっかけです。)急いで療育先を変えなくとも、今年1年は今のろう学校に通いつづければ良かった。慣れ親しんだろう学校で娘もマメも安定しながら、いっぽうで、地域の幼稚園にも通えたはず。転居で遠くなったと言っても(車で1時間〜1時間半)、週2回くらいならじゅうぶん通えたはず。「しまった失敗した!」「今ならまだ間に合うのでは?」「いやいやもう無理でしょ...」「でもでも...」揺れる思いを消化しきれず、週が開けてから娘に伝えてしまいました。「やっぱりろう学校に戻ろうか?」と。娘の反応によっては、いかに困難でも、ろう学校復帰の道をさぐる...揺れはおさまらない
ここ数ヶ月、さまざまな情報にふりまわされてきました。<1.ガセ情報>3月始め、転居を伝えたある人から、こんなことを言われました。「じゃあもう、ろう学校には通えませんよ」「えっ、そうなんですか?」「ええ、あの学校には<ドア(自宅の)ツードア(学校の)で1時間以内>というルールがあるから」ガーン!そうだったの?それまで、娘宅からろう学校まで、さまざまなルートで実踏を繰り返してきたのに、これでもうあきらめてしまいました。ろう学校がダメということで、それにかわる療育先を探し始めたのです。でも、あとでろう学校の先生に訊くと、そんな明確なルールはないとのこと。(いちおうの目安としてはあるが。)<2.不十分な情報にモヤモヤ>「補聴器の設定を上げられないか」という質問に対して、「騒音問題があるから上げられない」と気の毒そ...情報にふりまわされる
娘一家の引越しからひと月あまり。日々、不安や苦しさがてんこ盛りで、さすがのわたしもメンタル崩壊(?)寸前です。きのうは、3連続記事を投稿したあともつらさが収まらず(ふだんならブログ投稿がかなり有効なメンタルケアなのに)、思いあまって夫に苦しさをぶつけました。「へ?やり手統括本部長が、オレみたいなペーペー社員に?」みたいな顔をしながらも、まあゆっくり話を聞いてくれたので、少し楽になりました。今日は朝8時すぎに家を出て、夕方4時近くに帰宅するまで、延々のセルフケア。3軒の喫茶店をはしごして、(各2時間くらいずつ滞在)、合間に市内循環バスに揺られること1時間。喫茶店では、日記や「マメ成長記録」などを細かく書きます。持参したパズルを解いたり、お金の計算をしたりします。スマホをアレコレ検索したりもします。ラインやメ...メンタル崩壊(?)寸前
きのう、ろう学校担任と面談したときのことです。いつもは娘母子を校門そばで乗降車させるだけなのですが、久しぶりに構内に入りました。いつも思うことですが、何てきれいな学校!ろう教育トップエリート校と言われるだけのことはあります。広々と緑いっぱいの美しいエントランス。大きな敷地内に、校舎も校庭もゆったりと配置されています。幼児教室棟も、明るくてとにかく広いです。生後6ヶ月から2年半通った学校。いつも「こんな良い学校に通えている」といううれしさと楽しさでいっぱいだった。先生たちも親身で良いひとたちばかり。この学校とお別れするとは...。もしかしてわたし、重大な選択ミスをしたのかも。今年一年は、ここに通いつづけてもよかったかも。週2回くらい、ちょっとくらい遠くても送り迎えできたかも。なじんだろう学校に通いながら、地...選択ミスだったかも...
「うるさい」と言って補聴器をとってしまうマメ。1歳2ヶ月ほどで常時装用の域に達してからほぼ2年。こんなことは一度もなかったのに。オロオロ...。パニックの中で助けを求めたのは、ろう学校幼児教室の担任です。たまたま翌日(きのう)が登園日だったため、娘のラインを通じて「相談」を申し込みました。教室終了後に時間を取ってもらえることになりました。相談室に通されて待っていると、娘とマメが合流します。マメはすぐ、部屋にあるおもちゃで遊び始めます。ほがらかで優しい担任の先生(50代くらいの女性)が入ってきます。「どうされましたか?」ここひと月ほど「うるさいうるさい」の連発であること。きのうはついに補聴器をとってしまったこと。などを前のめり気味に話すと、ニッコリ笑った先生、「それって補聴器あるあるですから、そんなに心配い...ろう学校担任に相談
連休が明けるとともに、娘のしつこったらしい風邪も完全に治りました。5割増しになっていた娘の「トロさ」が通常値に戻り、わたしのイライラも収まりました。いよいよ新たなタスク(幼稚園探し)に乗り出そうと思っていた矢先、緊急事態発生!補聴器です。ここひと月ほど(つまり引っ越してから)、しきりに「うるさいうるさい」と口にするマメです。。トイレの流す音がうるさい。車で聞く音楽がうるさい。開けた窓から入る車の通行音がうるさい。などなど。以前はこんなことはほとんどなく、唯一、スタバで時々コーヒーマシーンから出る(?)ガガガーみたいな音に耳をふさいでいたくらいです。3月にイヤモールドの作り変えで担当STさんに会ったとき、「補聴器の設定をもう少し上げられないか」「騒音が気になってマメちゃんが嫌がると思う」という会話を交わした...緊急事態!
風邪が長引いて(じつに10日以上)、トロさが5割増しになった娘。そんな娘にイライラが抑えられず、爆発寸前になったわたし。<いつまで咳してんだよ、うるさいんだよ><のど飴やうがいなど、少しは工夫しろよ><そのゾンビみたいな顔、うざいんだよ><体調不良にあぐらをかいて、マメの世話を手抜きしてんじゃねーぞ>などなど、悪口雑言が胸の中にうずまきます。でも、あーうれしや。2日(木)〜6日(月)の5日間、娘訪問はお休みです。これをありがたい冷却期間として、気持ちをリセットしなくては。思えば、4月の平日20日間のうち、娘に会わなかったのは2日間だけ。(こちらから訪問したり、娘とマメが泊まりに来たり。)やりすぎですよね。無理しちゃったんですよね。連休後半のいま、娘一家は婿さんの実家を訪問中です。娘からのラインによると、マ...ありがたい冷却期間
このごろ、娘と何か話そうとすると「ばあば、ママとお話しないで」とマメが言います。<あそんでほしい>からではありません。<ばあばとママのけんかを見たくない>からです。10日ほどまえ、娘がひどい風邪を引きました。はげしい咳が何日もつづきました。顔色が悪く、つねにだるそうな様子です。もちろん「実家への療養避難」もありましたが、なかなか快復しません。長引く不調の中で、娘のトロさとノロさが、いつもの5割増になりました。わたし:「マメの補聴器ちょっと変だよ、見てあげて」娘:「う〜ん...」わたし:「早く早く」娘:「う〜ん...」生返事だけして動こうとしません。わたし:「早くって言ってるんだよ」この辺でわたしの声が尖ってきます。または、マメの夏物の服がほんの少ししか見当たりません。夏日が連続しているのにこれでは困ります...ばあば、ママとお話しないで
難聴教室に連絡したところ「前後の学年はもういっぱいですが、2歳児クラスは空きがあります」と言われてホッとひと安心。さっそく、マメと娘と3人で出かけました。こういうときは、あらかじめ電話口で伝えておきます。「娘は極度の口下手(一種のコミュ障)なので、祖母のわたしが渉外担当です」と。マメに「今日は新しい学校に行くよ」と言うと一瞬「え?」と戸惑いながらもすぐに「うん!」と元気な返事。教室では、おだやかな女性施設長さんからていねいな説明がありました。「いかがですか?」「はい、よろしくお願いします!」「あら、ほかを検討しなくていいんですか?」「(驚いて)いえ、こちら一択ですから」「(微笑んで)おやおや」マメは、若い先生に濃厚に遊んでもらってうれしそう。「たのしかった!」と顔を輝かせていました。この難聴教室は、民間の...難聴教室
ろう学校幼児教室のことですが、じつは、まだ通っています。マメの難聴が、「軽いからダイジョブ」というようなレベルではないことに最近ようやく気づいたわたし。普通幼稚園・普通小学校へのインテも、果たしてうまくいくかどうかわからない。さあそうなると、いま通っているろう学校(この分野のトップエリート校)に未練が出てきました。この学校で幼稚部から高校まで過ごせば、安心安全、かつ高いレベルの教育も保証されます。何とかここにしがみつく方法はないものだろうか。とりあえず向こう数年間は(つぎの転勤まで)、片道1時間半かけてでも通ったほうがいいんじゃない?いやいや、何言ってんの?今年は何とか通えたとしても(週2回)、来年幼稚部に進んだら毎日になる。それはさすがにムリでしょ。それに、わずか3歳で、マメの今後の教育方針(ずっとろう...ろう学校への未練
パソコンの調子が悪くて更新が遅れましたが、マメは3歳になりました。引っ越しに伴って大人たちのメンタルが不安定になる中、マメはどんな様子かというと...。まあまあ元気にしています。新居のことはつねに「マメちゃんの新しいおうち」と表現し、(単に「おうち」と言うことはありません)、それなりに気に入っているようです。いっとき、「抱っこ抱っこ」としきりに要求することがあり、「マメちゃん、3歳のお姉ちゃんなのに抱っこなの?」と言うと、「ううん、マメちゃん赤ちゃんなの、1歳なの」と指を1本立てたりしていました。「引っ越しで心が弱ってるのよね」と、すぐに深読みするわたし。ある時など、広い公園の中を、腰が砕けそうになるくらい抱っこして歩き回ったりしました。マメがつらい思いをする、ということが耐えられない。マメのつらさを、何...マメ3歳
わたしが<インテ>への刺激を受けた難聴児ブログは、3つが3つとも人工内耳のお子さんでした。人工内耳とは、*かなり重度の難聴、かつ、補聴器では聴力の改善が望めない症例を対象とし、*手術で皮膚の下に埋め込んだ受信装置に、体外集音器から音を送るというシステムです。以前にくらべて、機器の性能は目覚ましく発達しているようです。マメの参考にしようと難聴児ブログを検索すると、ヒットするのはほぼ人工内耳例になります。マメのような、<60〜70シベルの中等度難聴で補聴器使用>というブログはなかなか探せません。ところで人工内耳についてのわたしの印象は、当初、わりとネガティヴなものでした。<例1>「筆談ホステス」の斉藤里恵さんが、高校生の時に人工内耳手術を受けるも、あまりの違和感で早々にあきらめてしまった。<例2>映画「サウン...人工内耳おそるべし