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孫娘は小耳症 https://blog.goo.ne.jp/granddaughter

苦しさを乗り越えるために書いています

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2022/02/19

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  • マメの幼稚園 つづき(給食 / 弁当)

    じつは当初、給食の有無は、幼稚園選びでの大きな判断ポイントでした。不器用な娘にとって、毎日の弁当作りは荷が重いからです。でも、幼稚園の給食は保育園の給食とはぜんぜん違います。保育園の給食とは、調理師さん(たち)が調理室で作った(できたての温かい)昼食のことですが、幼稚園の給食とは、「宅配弁当」なのです。たまたまある幼稚園を見学していたとき、この「宅配弁当」が届きました。中を見せてもらってびっくり。冷たいごはんと冷たいおかず。(1月の寒いときです。)おかずは、冷凍ハンバーグ(?)と少々の煮物。何とも魅力のないものでした。幼稚園児用にしてはサイズも大きすぎる気がしたし。その少しあとに、今の幼稚園を見学しました。案内してくれたのは、例のバリキャリ風園長先生です。「寒い時期は保温庫で弁当を温めます」と言いながら、...マメの幼稚園つづき(給食/弁当)

  • マメの幼稚園

    今年1月、本命幼稚園から「もう定員いっぱいです」と言われて大ショック!やむなく選んだのが今の幼稚園です。でも今、わたしはかなりこの幼稚園が気に入っています。まず、園長先生がいいです。アラフィフのキビキビと有能そうな女性。幼稚園を管理・運営・統括する能力がとても高そうです。ちょっと厳しめキャラなので、未熟な母親など一喝されそうです。(そういうところも「たいへん」好ましいです。)この園長先生のリーダーシップのもと、他の先生たちの保育姿勢もじつにプロフェッショナル。「学校出たてデース」みたいな、20代へなちょこ新米先生はひとりもいません。みなかなりのベテラン風で、職業人としての自信に満ちあふれてますマメの担任は、中でもきわだったベテランさん。かなりのご年配とお見受けしました。「(年配すぎて)大丈夫かなぁ」と危惧...マメの幼稚園

  • 「またあしたね」と「ありがとう」

    <幼稚園から帰ったあとでばあばと遊ぶのはかったるい><ママとふたりでのんびりしたい>というマメの気持ちがなぜわかったか、というと...。前記事で書いた「心の声」などというオカルト的なものではなく、もっと明快なメッセージなのでした。あとから考えて、いろいろ思い当たるのでした。1.「またあしたね」長男が小さいときのことです。うちで(わたしのいるところで)仲良しの友だちと遊んでいました。とつぜん長男が「バイバイ」と言い出しました。「えっ?」とおどろく友だちとわたし。長男はさらにハッキリと「バイバイ」を繰り返します。友だちも理解したようです。「じゃあね、バイバイ」と帰っていきました。「もう遊びたくない、帰ってほしい」という気持ちを、さすがにそのまま口にするのは(幼いなりに)気が引ける。で、考えついたセリフが「バイ...「またあしたね」と「ありがとう」

  • マメの成長がうれしくて寂しい

    前記事で触れた「違和感」ですが...。4月以降のわたしには<耳の不自由なマメは、幼稚園という「聞こえる世界」で、少なからぬ不安を感じるであろう>という大前提がありました。マメのそういう不安感やストレスを和らげるために、うんとていねいにマメと関わっていこう。4月〜6月が正念場だもんね。連休明けの今も、気をつけなければいけないわね。一日二往復でも三往復でもして、マメをサポートしなくちゃね。と、こ、ろ、が。上述の「大前提」は間違っていたようなのです。マメは、幼稚園生活に対して、ほとんど不安やストレスを感じていないようなのです。最初はあったかもしれない緊張感は、すぐに解消したようなのです。「ふんふん、幼稚園てこういうところか」「わりと楽しいじゃん」というふうに。最近は、幼稚園の鉄棒で「さか上がり」と「前まわり」が...マメの成長がうれしくて寂しい

  • 一日二往復

    マメの幼稚園入園で、わたしの日常も変化を強いられています。いま、どんなふうにマメと関わっているかというと...。まえにお伝えしたように、マメのスケジュールは週に3〜4日:幼稚園週に1〜2日:難聴教室というふうになっています。難聴教室の方は最近送迎をやめたので、娘とマメは電車で通っています。(つまり、わたしは休養日。)問題は幼稚園の日です。娘の家に二往復しなければならないのです。<登園前(朝8時〜9時)>*弁当を作る*服装や持ち物をチェックするといった実務要素(娘を信頼できない)に加えて、心理要素もあります。幼稚園という「不安世界」に出ていくマメに、ゆるぎない安心感を与えたい。(ばあばがついてるからね、大丈夫だからね。)<降園後(午後2時〜4時過ぎ)>「不安世界」から疲れ果てて帰ってくるマメを、温かく迎えた...一日二往復

  • わかりやすい例え話で

    ママとばあばの関係性がわかってきたマメ。先日は、自分の弁当のことで「こうした方がいいよ」(ばあば)「よけいなことしないで!」(ママ)のバトルが起こりそうになって、泣き出してしまいました。これは...。何とかしなくては...。今までのように「困ったねえ」などと手をこまねいている場合ではありません。どうしたら、娘の頑なな心を和らげることができるのか。(「娘をここまで頑なにしたのはわたしの責任」とは百も承知です。)よくよく考えて、わかりやすい例え話を思いつきました。あたまの中で話し方をシミュレートします。弁当事件の数日後、満を持して娘に語りかけます。*あのさ、A子(娘)がどこかの会社に就職したとするよ*担当者が仕事の説明をしてくるよね*A子はそれをよく聞いて、仕事を覚えようとするよね*今の家の状況はそれと同じな...わかりやすい例え話で

  • ママとばあばの関係性

    わたしの娘(マメの母親)はグズでトロい。その家事育児には、ツッコミどころが満載。でも、うかつにツッコむ(助言する/注意する/叱る)と、すぐ怒る。そんな娘に対して、わたしはイライラがおさえられない。こういった関係性を、最近のマメはほぼ正確に認識するようになったみたいですマメから見るとこんな感じでしょうか。*何に関してもばあばの方が上手だし手際がいい*だから、本当は「わたしのお世話」はばあばにやってもらいたい*でもそんなこと言ったらママが怒るから、がまんしなくちゃ先日、幼稚園の弁当のことでひと波乱ありました。弁当初日はわたしが作り、「こんな感じだよ」と見せました。(べつにキャラ弁風にする必要はないし、幼児の弁当なんて量も少ないし簡単。)次の弁当は3日後。前日に「作り方のコツ」を再度ラインで送りました。翌朝行っ...ママとばあばの関係性

  • マメ4歳

    マメが満4歳になりました。幼稚園入園にともなって、バタバタと忙しい日々を送っています。幼稚園と難聴教室、両方に通うのがとてもたいへん。(教室は相変わらず週3日です・・・個人指導、ペア活動、グループ活動)今は幼稚園に慣れることが先決。幼稚園を優先するために、難聴教室は休みがちになっても仕方がない。そうは決めているのですが...。難聴教室も、新学期行事や遠足などが立て込むと、休みづらいことがあって。けっきょく、4月の幼稚園出欠状況は、登園日14日中、9日出席5日欠席でした。(風邪欠席1日を含む。)5月も、幼稚園と難聴教室、出欠のやりくりが大変です。カレンダーを見ながら、「明日は幼稚園?お教室?どっち?」と聞いてくるマメです。「幼稚園(お教室)だよ」「へぇー」幼稚園は少しも嫌がらずに登園しています。「勇んで」で...マメ4歳

  • 「幼稚園狂想曲」からの開放

    年末年始の幼稚園探しから始まった「幼稚園ドタバタ狂想曲」。ここに来て、ようやく終わりを告げようとしています。わたしの不安・杞憂・悲観。どれも「取り越し苦労」だったことが、だんだんとわかってきたのです。「聞こえる集団」の中の「聞こえにくい子」。孤立して途方に暮れるマメのすがたが、いつも脳裏に浮かんでいたのでしたが...。じっさいにはマメはちっとも混乱していないし、おじけづいてもいないし、心が折れてもいない。いたって平常心で登園している。「今日は砂場でお山つくったよ」とズボンを汚して帰ってきます。「お弁当全部食べたよ」と、先生にもらった花丸シールをうれしそうに見せてきます。(先週金曜日から弁当が始まって、偏食・少食のマメを心配していましたが。)また、早くも「**ちゃん」という、好きなお友だちの固有名詞が出てき...「幼稚園狂想曲」からの開放

  • ジェットコースターの急降下

    火曜日はマメの風邪が奇跡的に軽快して、幼稚園に行くことができたし、娘との争いもおさまってメデタシメデタシ。ところが翌水曜日。ジェットコースターはまたも急降下したのです。この日は、難聴教室の行事参加のため、やむなく幼稚園は欠席です。教室行事は午前中で終わり、午後は、幼稚園の保護者懇談会に娘だけ出席することになっていました。その間、もちろんマメはうちで過ごします。うちに来て30分もしないうちに、「補聴器の電池がなくなった」とマメがうったえてきました。えっ!なにそれ...。怒りを通り越して、感じるのは深い落胆です。だって、この電池切れがもし幼稚園で起こっていたら...。マメはどれほどの不安を感じることか...。想像するだけで胸が苦しくなります。母親なのに、そんなこともわからないの?電池の寿命は1週間くらいとか。...ジェットコースターの急降下

  • 毎日がジェットコースター

    翌火曜日も、朝8時に娘宅に着きました。うん大丈夫、マメは元気そうです。「マメちゃん、今日は幼稚園行くよ」とニコニコしています。娘のいない時にそっと連絡帳を見ると、婿さんのていねいな字で適切な内容が書かれています。良かった、ホッ。9時にマメを車で幼稚園に送って、「11時半の降園までは解散でいい?」と聞くと、「う〜ん、どうかな」と娘。「えっ、じゃあちょっとドライブでもしようか?」「うん」ふたりで約2時間のドライブ。音楽を聞いて、楽しい時間を過ごしました。前奏で曲の当てっこ。「えーと、これ何だっけ」「聖子ちゃんだよ」「そっか、SweetMemoryだね」マメを迎えに行って、お昼を食べて少し遊んで、楽しい気持ちで帰ってきました。きのうの「トボトボ」が今日は「ルンルン」です。まるで毎日がジェットコースターじゃん。そ...毎日がジェットコースター

  • 母親としての娘の尊厳

    風邪で登園できないと聞いて、娘宅にすっ飛んでいった月曜日。ていねいな看病でマメはメキメキと回復。そこは良かったのですが、娘との関係が激しく悪化して...。まず、わたしは娘に対して腹を立てていました。(年度当初の大事なときにマメの体調管理ができなかったことで。)で、朝から何となくツンツンしていて、娘はイヤだったと思います。さらに、幼稚園への欠席連絡をわたしがしてしまったこと。「お母さんが電話するよ」「えっなんで?」「いいからいいから」<新学期早々の風邪欠席>という不手際をカバーするためには、テキパキハキハキの伝え方が必須。「あのー、そのー、えーと」などという娘の口下手電話なんか、ダメよダメダメ。テキパキと電話するわたしを不快そうに見る娘。そのあともマメの看病に夢中で、娘を無視し、疎外し続けた一日でした。午後...母親としての娘の尊厳

  • 何やってんだい!

    9日(水)の入園式につづく、10日(木)11日(金)の登園。順調な幼稚園生活スタートが切れて、ホクホクしていた週末のことです。娘からラインがありました。「マメが風邪引いたみたい」「熱はないけど、鼻水と咳が出る」「月曜日は幼稚園に行かれないかも」えっ!もう!!何やってんだい!!!娘(夫婦)への怒りを抑えられません。この大事なときに、体調管理が甘すぎるよ。今週は難聴教室の方でも大きな新学期イベントがあって、水・木はどうしても幼稚園を休まなくてはならないのです。それなのに、風邪で月曜日お休み?下手したら火曜日もお休み?んもう...。最悪、最低じゃん。月曜日の朝、8時に娘宅に飛んでいきました。大したことがなければ、何とか幼稚園に行かせたい。...でも、マメの様子を見て、あきらめました。たしかに咳がひどいし、鼻水や...何やってんだい!

  • 幼稚園生活スタート(2)

    入園式でかなりの安心情報を得られて、ホッとひと安心。でも、問題は「その翌日から」です。家族と離れて2時間余(9時から11時半)を過ごすなんて、マメにとって生まれて初めての経験です。ほかの子と違って、プレクラスに全然参加していないマメです。マメがこの幼稚園に行ったのは、後にも先にも1月の2回だけ。見学時と面接時です。初登園の10日(木)。もちろん、朝8時ごろには娘宅に到着してスタンバります。内心のハラハラドキドキをマメに気取られないように、さりげない口調で言います。「マメちゃ〜ん、ママとバイバイする時ちょっと悲しいかもしれないけど、大丈夫だからね」「ママとばあばがすぐお迎えに行くからね」すると、ヨーグルトを食べながら、ニッと笑うマメです。まるで<ばあば、なに心配してんの?><そんなことで悲しくなるわけないじ...幼稚園生活スタート(2)

  • 幼稚園生活スタート(1)

    3日前の4月9日(水)が幼稚園入園式でした。わたしも行きたかったけれど、そこはガマン。式のあと娘一家がやってきて、お昼を食べながら、いろいろ様子を話してくれました。1.年少さんは2クラスで、それぞれ22人ずつ。2.各クラスには担任と副担任がつき、マメのクラスは、ふたりとも年配ベテラン風の先生だった。3.マメの難聴の事情はよく理解してくれていて、マメの座席は先生のすぐ左側になっていた。4.マメは、式では少し緊張していたけれど、終わったあとは園庭で元気に遊んだ。2と3については心配していたので、良かった!とホッとしました。1月中旬の見学の際、担任は一人と聞いていたのです。3歳児20人クラスに一人担任では心もとないなあ、と危惧していたのです。二人担任ということで安心しました。ましてや、経験豊富なベテラン先生との...幼稚園生活スタート(1)

  • ドキドキ不安が止まらない

    ドキドキ不安が止まりません。いったい何がドキドキ?何が不安?幼稚園です。来週水曜日(9日)が入園式です。ああいよいよ!来たるべきときが来た!生まれてからの4年間。溺愛おとな(父母と祖父母)に守られ、安心安全の世界で元気いっぱいに育ってきたマメ。もうすぐ、「世の中」という未知の世界に足を踏み入れなくてはなりません。「左耳小耳(形態面)」と「両耳難聴(機能面)」というハンディキャップを携えて。大丈夫かマメ。大丈夫だよねマメ。とてもかしこい上に、たぶんクラスでいちばん月齢の高いマメ。新しい(聞こえにくい)環境でも、何とか身を処していけるよね。ドキドキ待つのがつらいので、早く入園日を迎えたいです。あと5日です。ドキドキ不安が止まらない

  • 朝日新聞の記事を読んで

    成長とともにますます顕著になるマメのかしこさ。それについて、内心で「フフフ」とほくそ笑んだり、身内相手にドヤってるだけでは足りなくなって...。「英才教育」っつうものをわたしもやってみたくなり、英才教育界のカリスマ、佐藤ママの実践を参考にしたくなり。「ったくもう何をトチ狂ってるんだ」という話なのですが、きっかけは、1〜2週間まえの朝日新聞の記事でした。重度難聴を乗り越えて耳鼻科医になった男性の話が、5回連続で掲載されたのです。「おお!」と胸が高鳴り、5日間、毎日夢中で読みました。*3歳で初めて難聴がわかったこと*親の夢中の頑張りで、ことばが順調に発達したこと*学校はすべて普通学校に通ったこと*授業の聞き取りには苦労したが、不明点は必ずその日のうちに質問するなど頑張ったこと*自分の聴覚障害を理解するために医...朝日新聞の記事を読んで

  • 「我が家はこうして読解力をつけました」

    前記事でお伝えしたのはこの本です。小学校就学までの幼児期英才教育について、佐藤ママさんがくわしく書いています。佐藤家の場合、なんと言っても、幼児教育の中心になるのは「くもん」です。(へぇそうなんだ。)わずか1歳ごろに始めて、その後小3〜小4くらいまで、延々10年近く公文教室に通います。このお母さん、「くもんが良い」と見きわめたらもう迷いません。まず、くもん推薦図書(絵本や児童書)を300冊まとめて購入します。くもんの知育教材もすべて購入します。その上で、自分なりのアレンジを加えながら、もっとも効果的な学習法を工夫します。たとえば、*絵本読み聞かせのペースは一日15冊。前日夜に選び、ひと通り読みの練習をした上で、朝のうちにテーブルにズラリとべます。「今日の絵本は何かな」と、こどもたちはワクワクとのぞきこみま...「我が家はこうして読解力をつけました」

  • 英才教育なら佐藤ママ

    10日ほどまえ、次男の嫁さんに「お母さん、マメちゃんにどんな英才教育してるんですか?」と聞かれて、こそばゆい思いをしました。<絵本を読み聞かせる><質問にていねいに答える>などが自覚的に思い浮かんだのですが、そこで「待てよ」という気持ちが沸き起こりました。そんなふんわりしたもので満足してていいの?今は、いわば「幼児期前期」が終わって「幼児期後期」が始まるとき。就学までの3年間、もっと「攻めた英才教育」に移行したほうがいいのでは?そこで浮上したのが「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんです。このかたは、4人のお子さん全員を東大医学部(大学偏差値ランキングの最高峰)に合格させたお母さんです。その英才教育ハウツー本が人気を博して、わたしも10年ほどまえに読みました。冷やかし半分で読み始めてビックリ。何て緻密な、何てスマー...英才教育なら佐藤ママ

  • 英才教育(?)その2 <ていねいな会話>

    今から40年まえ、わたしは3人の幼い子どもの母親でした。小さい子特有の「わけのわからなさ」が苦手だったわたしにとって、子育てはけっこうしんどいものでした。あるとき、(テレビか本で)、こんなことを主張する母親に遭遇しました。「子どもって好奇心のかたまりですよね」「なぜ、どうして、が無限に出てきます」「その発想に、おとなが驚かされることもあります」「ひとつひとつの疑問にていねいに答えると、子どもの顔が輝きます」「子どものせっかくの知的好奇心をつぶさないよう、いつも心がけています」とか何とか。「ウッ」となりました。世の中の「良いお母さん」て、そんなことやってんの?ムリムリ、わたしにはムリ。フルタイムで仕事してるから、という言い訳がスっと浮かびましたが、、自分ではよくわかっていました。仕事してなくとも、わたしには...英才教育(?)その2<ていねいな会話>

  • 英才教育(1)絵本

    きのうの日曜日、次男一家(5人)が遊びに来ました。中3長男の高校受験が終わったので、その報告がてらという感じで。受験はわりと波乱の展開になったので(適宜中間報告あり)、わたしも相当ドキドキしました。親ならば、その何倍も心の動揺を味わったはず。(本人はもちろんですが。)「たいへんだったねー、よく頑張ったねー」と、息子夫婦と孫を慰労します。奮発したごちそうを囲んで(寿司、あまおうイチゴ、ケーキ、などなど)、たくさんたくさん話を聞いて、共感して、健闘を称えて。受験トークが一段落したときに、嫁さんがマメのことを話題にしてくれました。マメの近況を話しているうちに、いけないいけない、自重しようと思ってるのに口が勝手に動きます。せめて「さりげなさ」を装いたいのに、じっさいは「コテコテ」の自慢話。ニコニコと聞いてくれるや...英才教育(1)絵本

  • 絵本近況

    さて絵本です。順調に進んでいます。ストーリー性のあるものを理解して楽しめるようになったので、図書館での絵本選びに、さらに力(りき)が入ります。読んでいると、質問や感想をいろいろ口にするマメです。<「人食い鬼とゼラルダ」>「けっこんってなあに?」とマメ。「好きなひとと同じ家に住んで、いつもいっしょにいることだよ」「ふ〜ん、ゼラルダはこのひとが人食い鬼って知らなかったんだね」「う、うん、そうだね」<「ふんふんなんだかいいにおい」>泣いているオオカミの子を見て「ママがいなかったら、パパに抱っこしてもらえばいいのにね」<「うらしまたろう」>「なんでおうちがなくなっちゃったの?じしん?」読んだ本の内容はいつまでも覚えていて、「あ、これってヒロミちゃんの魔女のほうきみたいだね」「くまのコールテンくんみたいに、ボタンが...絵本近況

  • たまには湯たんぽで良くない?

    「パパロス」で寂しいマメ。ママ(娘)には、その寂しさを癒やすちからはない(であろう)。じゃあ、ばあばが頑張るしかないのよね。いつもように、「よ〜し」とアドレナリンが出てきます。*片道40分かけて難聴教室に送迎する(月火水)*帰宅したらマメと遊ぶ*晩ごはんを作る(マメの好きそうな献立)*木金は、近くの大きな公園(またはわが家)で遊ぶこんなことを2週間つづけたら、涙がこぼれてきたのです。つらい。自分の時間がない。少しは休みたい。でも、マメの寂しさを考えると休めない。この(はたから見るとたぶん)異様な心の動きの中で、ピカーンと解決策が浮かんだのです。<高性能エアコンでなくとも、湯たんぽで良くない?>と。パパの放出する圧倒的な暖かさ。パパ不在時のマメの生活をその熱量で満たすには、かなりの高性能エアコン(つまりわた...たまには湯たんぽで良くない?

  • パパロスでツンドラ地帯

    先月中旬から、婿さんは新しい職場で働き始めました。9月に婿さんの出勤拒否が始まってから、およそ5ヶ月半ぶりです。思えばこの5ヶ月半、娘一家はいつも3人で行動していました。週末の2〜3日を必ずわが家で過ごしていたので、一家のようすはよくわかりました。家族のかなめは何と言ってもパパ。やさしくて、穏やかで、温かい。マメを溺愛し、たっぷりのスキンシップで根気よく遊びにつきあいます。家事育児全般に頼りない妻に対しても、責めるような態度はまったく見せません。夫婦そろって、機嫌よくにこやかで楽しそうです。3人のあいだには、暖かい春風がいつもソヨソヨと吹き渡っているようでした。「パパが仕事に行って、昼間は不在になる」「その間は、ママとマメ、ふたりで過ごす」5ヶ月半前までは、ごく当然のことだったのに...。「絶えまなく吹き...パパロスでツンドラ地帯

  • マメ3歳10ヶ月

    3歳10ヶ月のマメです。ひらがなは「読み」も「書き」もほぼ完全マスターしました。「けーき」を「けえき」「まえださん(知り合いのおじさん)」を「まいださん」「ぴかちゅう」を「ぴかつう」などと書いたりはしていますが。ひらがなカタカナにつづいて漢字も認識するようになり、いくつか読めるようになりました。「バスが止まるまで席を立たないでください」とか。「おいしい牛乳」とか。「ここでお待ちください」とか。自分の町(その他)の名前とか。(車のナンバープレートの地名を読みます。)「マメちゃん小さいから、まだあんまり漢字読めないの」と面目なさそうに言うので「3歳で漢字読めなくていいんだよ、漢字は小学校に入ってから」と安心させて(?)います。さて、これまで、「歌」についてあまり話題にしてきませんでした。どんな感じかお伝えしま...マメ3歳10ヶ月

  • 「幼稚園よりも教室が大事です」

    難聴教室の2歳児クラスは、在籍8人です。そのうち、すでに保育園(または幼稚園満3歳クラス)に通っている子が数人いるとして、残りはこの4月から幼稚園に年少入園するはずです。(マメのように。)そこで<4月の幼稚園入園後、教室の療育スケジュールはどうなるのか?>という疑問が浮上してくるわけです。わたしの予想回答はこうでした。「幼稚園に行くようになったら週3の療育は無理なので、週1〜2回で実施していきます」と・こ・ろ・が。先生の回答はこうでした。「ほぼ今まで通りのスケジュールです」おどろいて「でもでも幼稚園が...」と質問しました。すると、教室の揺るぎないスタンスがわかってきました。*幼稚園(なんか)よりも教室がずっと大事です*聞こえにくい集団(幼稚園)でぽやんと過ごすより、教室で明確な言語教育を受けたほうがはる...「幼稚園よりも教室が大事です」

  • 幼稚園と難聴療育

    1週間ほどまえ、マメの難聴教室グループ活動につきそいました。ばあばの引率は、去年の夏以来およそ半年ぶりです。先生たちやほかのママさんたちに「お久しぶりです」とあいさつしながら、楽しいリラックス気分になります。マメは月齢の高さ(たぶんクラスでいちばん)と持ちまえのかしこさで、相変わらず安定した存在感です。先生の指示を的確に理解するし、とにかく何をするのも早いし上手い。うれしく誇らしい気持ちで、2時間近くを過ごしました。活動の最後におやつが出て、「先生さようなら、みなさんさようなら」と解散。さあここからが、わたしの今日の用事の始まりです。担任の先生を呼び止めて質問します。「先生、4月からはどんな感じのスケジュールになるんですか?」じつはこの質問。先生やほかのママさんに訊いてくるよう、娘に何度もうながしました。...幼稚園と難聴療育

  • 娘一家の引っ越し(2)

    ふつうに考えたら、わたしのやっていることは変。キモくてウザい。娘一家の引っ越しに連日顔を出して、「この押し入れには**を入れるように」「ふだん使わないものは天袋に入れるように」など、「ああせい」「こうせい」と指図ばっかり。たとえば、長男一家や次男一家にこんなことをするなど考えられません。向こうも、わたしの介入は断固拒否するはず。でも、娘はべつです。トロくてノロくてグズな娘。「引っ越し片付け」などという高難度タスクに、うまく対処できるわけがない。ああ。わたしに「自由に動いていい3日間」が与えられたらなあ。(夫と協力して)ダンボールをすべて開け、要・不要を分別し、不要物はクリーンセンターに捨てに行き、必要物は、出しっぱなしにならないよう収納場所を確保し、その際、収納・整理グッズを適宜購入し、(ホームセンターや...娘一家の引っ越し(2)

  • 娘一家の引っ越し(1)

    娘一家は、先週新居に引っ越しました。その日をまえに、「ああ、しんどい数日になりそうだなあ」と、胃が痛いような思いで武者震いしていたわたしです。...予想通りでした。今は心身ともに疲れ果てて、ダウン寸前です。今までの引っ越しは、わりと気楽でした。*どうせ数年ごとの引っ越しになるんだから、荷ほどきなんか適当でいいんじゃない?*台所だけは、使い勝手良く片付けてあげる*あとの部屋は自分たちでやりなさいよでも、今回は今までと違う。「終の住処(ついのすみか)」への引っ越しです。今後何十年、家族が快適に暮らせるか否かは、初動の1週間にかかっている。わたしがかなり采配を振るって、荷ほどきと整理整頓を指導しなくては。でもでも、そんな「指導」におとなしく従う娘ではない。「よけいな口出ししないで、キー!!」となるに決まってる。...娘一家の引っ越し(1)

  • 幼稚園選び、激動の5日間(5)

    五日目25日土曜日この日は、長男一家が遊びに来ることになっていました。マメは朝から大フィーバーです。8歳と5歳のいとこたちがやってくると、ふたりにくっついてキャーキャーとはしゃいでいます。そんなマメを見るのはうれしかったけれど、わたしはもう限界寸前。いつもは楽しい長男夫婦とのおしゃべりも、やっとの思いでつなぎます。「マメちゃん、幼稚園決まったんですか」という何気ない質問が、グサッと胸に刺さります。幼稚園のことを話題にしたくない。少なくとも今はまだ。そのうち、例によって、長男が早期教育自慢を始めます。タブレットで英語の自学自習をさせているんだとか。「ハイハイ」と冷やかし笑顔で突っ込むのがお約束なのに、その元気が出ません。「へぇ〜」と力なく相づちを打つのが精いっぱい。長男一家は夕方5時ごろ引き上げていきました...幼稚園選び、激動の5日間(5)

  • 幼稚園選び、激動の5日間(4)

    四日目24日金曜日いっぽうには、幼稚園選びが何とか終わった安堵感があるけれど...。もういっぽうに、苦く辛い思いが消えずに残ります。幼稚園選び、うまくいかなかった...。最後の最後で、あれほどのドタバタ劇になるとは予想もしなかった...。もっと万全の状態で決定したかった...。ああ、ああ、ああ...。それとはべつに、D幼稚園はほんとうに定員に達したんだろうか、という疑念が頭をもたげます。難聴のマメを受け入れたくなかったんじゃないのか。いろいろな思いがぐるぐると胸を駆けめぐって。メンタル的に「いっぱいいっぱい」になってしまいました。そこに体の不調が追い打ちをかけます。じつは、二週間ほどまえ、コロナに感染したのです。インフルかなと受診したらコロナでした。症状は軽く、6日間の自宅待機後は「完全快復」という感じで...幼稚園選び、激動の5日間(4)

  • 幼稚園選び、激動の5日間(3)

    23日(木)10時半の予約で、E幼稚園の見学に行きました。広々の園庭には、魅力的な遊具がたくさん並んでいます。「ワァ!楽しそう!」とマメ。おとなたちも、期待が高まります。C園D園と同規模の幼稚園です。(各学年ふたクラス。)朝の会のようすを、各教室まわって見せてくれます。ん?何か違和感。何か感心しない。まず、こどもたちが前向き何列かで着席しているのがイヤでした。互いの顔が見えるように、円陣形に座らせるに決まってるじゃん。先生たちはほぼ全員がマスク着用。そして、いやにボソボソしゃべる。これじゃ、マメちゃん(ほかの子だって)聞こえないよ。こどもたちも、90%近くがマスクしている。マメちゃん左耳が小さくてうまくマスクできないのに、これはつらいなあ。まったく良いところのない園でした。家に帰って、マメにユーチューブを...幼稚園選び、激動の5日間(3)

  • 幼稚園選び、激動の5日間(2)

    22日(水)。D幼稚園がダメとなると、C幼稚園が第一候補となります。E幼稚園と比較検討して、良い方を選ぶことになります。でももし...。この辺で冷たい恐怖が胸中に湧き上がってきます。C幼稚園からも「定員に達しました」と言われたらどうしよう?マメは行くところがなくなってしまう。不安の中、B園に電話をかけました。まだ空きがあるか確認するためです。「ハイハイ、まだ大丈夫ですよ」と、フレンドリーな応答が返ってきてホッとしました。良かった、これでキープがかけられた。夕方、娘一家がやってきます。翌日午前中のE幼稚園見学にそなえて。ふたりとも格別ガックリしたようすもなく、ふつうの笑顔です。わたしの判断ミスを責めたりもせず、「定員に達したなら仕方ない」とあっさりしています。胸がよじれるほど苦しいのはわたしだけ?けっきょく...幼稚園選び、激動の5日間(2)

  • 幼稚園選び、激動の5日間(1)

    1月21日(火)から今日25日(土)までの5日間。辛く苦しい日々でした。火曜日の午前中、まずE幼稚園に見学依頼の電話をしたのでした。この幼稚園の持つ意外な魅力に今さらながら気づいたためでした。それまでに見学したA〜D4園のうち、第一希望はほぼほぼD園に決まっていました。だから、E園見学はあくまで「念のため」でした。あとで見落としの後悔が出ないための。E園のつぎに、本命D園に電話しました。気になる点を2〜3質問するため、またできれば、もう一度(わたしだけでも)見学させてもらうため。ところが、電話口に出た園長が言うには、「もう定員に達したので募集はしめきりました」。な、な、何ですと!電話口でどんなに懇願してもダメでした。ショックで胸がバクバクします。すぐに娘夫婦に連絡します。娘夫婦も「えーっ」と気落ちしていま...幼稚園選び、激動の5日間(1)

  • 「一件落着感」が得られない

    幼稚園見学を申し込むとき、電話口ではよけいなことを言わないに限ります。たとえば「あのー、おとなは何人まで付きそっていいですか?」などと。当日はとにかく3人で行ってしまいます。両親のほかに祖母まで来ているのを見て、受け付けの人は「えっ」という顔をしますが、まさか帰ってくれとは言えません。「すみません、おおぜいで押しかけて」とていねいに挨拶すると、「大丈夫ですよ」と笑顔で受け入れてくれます。もうひとつ、難聴のことも電話では伝えません。面倒がられて「門前払い」などされてはたまりません。(一度目の幼稚園選びのとき、苦い経験があります。)じっさいにマメを見てもらうところまでは、何としてもたどり着かねば。当日、まっ先に難聴のことを伝えます。ハキハキと名前や年齢を伝えるマメのかしこげなようすで、園側はひと安心。入園を渋...「一件落着感」が得られない

  • 三たびの幼稚園選び

    前の記事でも書いたように、今、幼稚園見学をしています。3度目の幼稚園選びです。1度目は、転居まえのおととし9月。満3歳入園のことを人から聞き、次年度入園に向けてあわてて動き始めたのでした。2度目は、転居直後の昨年4月。4月誕生日で3歳になるマメは、翌5月以降いつでも入園できる。なので、1度目にくらべてやや気が急いていました。けっきょく、1度目も2度目も、最初に足を運んだ園に決定しました。圧倒的に心を惹かれるものがありました。「運命のみちびき」みたいなものを感じました。さて、3度目となる今回。この4月には何としても、年少児入園しなければなりません。時間がなくてあせります。さらに今回は、「ここだ!」という決め手的ビビビ感がないのです。迷います...。年末から年明けにかけて、4園(A園〜D園)見学しました。A園...三たびの幼稚園選び

  • 「マメちゃんおとなになったら」

    マメの4日まえの発言を思い出して、胸苦しさを感じています。その発言を誘発したのは、わたしのデリカシーに欠けた言動でした。それを思うと一層つらさが増します。<場面1>あらたな転院先K病院に、初診予約の電話をしたとき娘一家が泊まりに来ていたときでした。昼食後、みんなでソファでダラダラしていました。「そうだ、早く予約したほうがいいね」と電話をかけるわたしを、マメが注目します。「ばあば、誰に電話するの?」と興味しんしん。サービスのつもりで、通話をスピーカーホンにしました。予約受付のひとに、マメの状況をくわしく説明します。*左耳小耳症で、左耳の聴力は期待できないこと*右耳にも中等度難聴があるが、補聴器装用で30デシベルくらい聞こえること*ことばの発達はとても順調であることやたらハキハキと説明して電話を切ったとき.....「マメちゃんおとなになったら」

  • 透明人間が見えるようになって 続き

    婿さんが休職状態で家にいたあいだ、娘一家はとても楽しく過ごしていたと思います。(とくに、転職のメドが立ってからは。)最初は「パパが毎日家にいる」ことに戸惑っていたマメも、しだいにその恩恵を大享受するようになりました。マメはパパが大好きなのです。だって、とにかくやさしくて、とにかく遊ばせ上手なパパですから。娘も、日中ひとりでマメの相手をするしんどさから開放されて、気持ちが楽になったようです。ただ...。この状況...。いっぽうに超魅力的なパパがいて、いっぽうにあまり魅力のないママがいる。あるとき(うちに来ているとき)、マメを連れて出かける用事(A)ができたようです。用事の内容的に、ママが連れて行ったほうが良さそう。それに、そのあいだにパパは別の用事(B)をすませたいようだし。ところが、マメは「パパと行く」と...透明人間が見えるようになって続き

  • 透明人間が見えるようになって

    先日、娘一家が二泊三日で泊まりに来ました。いつもの「ただ遊びに来る」という感じでなく、三日とも用事がありました。二日目の夕方、どうしても用事ができて、婿さんだけ一泊で自宅に戻ることになりました。(ちなみに、娘たちはまだ社宅に住んでいます。)夕方5時ごろ婿さんを見送って、まず感じたのが「やったー!今日の晩ごはんは作らなくていいやー!」でした。朝から何となく風邪気味でだるかった。それでも、ハヤシライスなど作ろうと準備していたけど...。婿さんがいないなら、たちまちメニューは「卵かけご飯」に変更です。みんなでおいしく食べました。婿さんの不在でもう一つ感じたことがあります。「見えなくなっていた人物が見えるようになった」ことです。その「人物」とは娘です。以前のわたしにとって、娘はいわば世界の中心。とろくて弱い娘を守...透明人間が見えるようになって

  • スーツケースで図書館へ

    音楽会のあと、「本を借りる」という長男一家にくっついて、となりの図書館に。こども本コーナーの奥が、ちょっとした「くつろぎスペース」になっています。くつを脱いで上がり、寝転がったり、親子で絵本の読み聞かせをしたりできます。3人の孫たちと、そのスペースで楽しく過ごしました。小2孫が椅子にすわり、「絵本を読んでほしいひと?」「はーい」とうれしそうに手をあげる小さいふたり。そのうちにマメもまわりの絵本を手に取り、たどたどしく読み始めます。「い・い・な・い・い・な・ぼ・く・も・ほ・し・い・な」すると年中孫が「マメちゃんちがうよ。いいな、いいな、ぼくもほしいな、って区切って読むんだよ」と指導を入れてきます。微笑ましく孫守りをしていると、息子と嫁さんが忙しそうに動き回っているのが目に入りました。棚から棚へ移動しながら、...スーツケースで図書館へ

  • 音楽会大丈夫かな

    元日に、長男一家と次男一家が我が家に集まりました。(娘一家は婿さんの実家を訪問していたため不参加。)ワイワイガヤガヤのなかで、長男嫁さんが誰かと話しているのがチラリと聞こえます。「今度の日曜日に、公民館ホールの無料音楽会に家族で行く」と。「えっなになに?」と、すぐに首を突っこむわたしです。もう心のなかでは、マメを連れて行く気まんまんになっているのでした。土曜日にやってきたマメにそのことを言うと、「うん、マメちゃん、あした音楽会行く!」と、ハイテンション。音楽会というより、いとこたち(小2女児、年中女児)に会えるのが楽しみなようです。ただ、わたしには一抹の不安がありました。マメ、音楽会大丈夫かな。補聴器をしているマメは「大音量」が苦手です。以前娘夫婦がアンパンマンの映画に連れて行ったら、わずか数分で外に出た...音楽会大丈夫かな

  • グイグイ行くマメ

    マメは、公園などでたまたま居合わせた子とフレンドリーに遊びます。(「誰でも」というわけでなく、ある程度の好みはあるようです。)つかず離れず遊んだあと、相手の子が帰るそぶりを見せると、そばに行って「バイバイ」や「タッチ」などで別れを惜しみます。そんな様子を何度となく目にして、微笑ましく思っていました。さて、このまえの土曜日。マメとふたりで出かけた近所の公園。親に連れられた子どもたちが。思い思いに遊んでいます。そのなかに、8歳と4歳の姉妹がいました。(何歳?と聞いたら答えてくれました。)お姉ちゃんが、鉄棒で「逆上がり」「前まわり」「片足まわり」などを見せてくれます。「わーじょうずだね」とわたし。マメはぽーっとして、お姉ちゃんにひたすら見とれています。その後、この姉妹に対するマメの「つかず離れず作戦」が始まりま...グイグイ行くマメ

  • マメ3歳8ヶ月

    3歳8ヶ月になったマメです。ことばの発達についてですが、口頭言語に関しては、もはやまったくノープロブレム。文字言語に関しても、かなり目覚ましい発達を見せています。<ひらがな>*読みは、50音すべて完璧(小さい「つ」「や」「ゆ」「よ」、濁音・半濁音も)*書きは、50音中半分以上書ける(同上)(「ばあばだいすきだよ」「ぱぱとまま」「おなかすいたよ」など、わりあい自在に)<カタカナ>*読みはほぼ完璧(「ツ」と「シ」、「ン」と「ソ」が紛らわしいことなども理解している)*書きは不明<数字>*読みも書きも10までは完璧(実際に数えることもできる)*1から順番に言うと10台20台30台くらいまで言えるが、ときどき間違える<英語>*アルファベットのABCDEFGまで読んで書けるくらべる対象は、長男宅の下の女の子です。(マ...マメ3歳8ヶ月

  • 押して支えて疲労困憊

    今年も残すところわずかとなりました。あ〜大変だったなあ。よく頑張ったなあ。自分をよしよしするわたしです。9月9日からの3ヶ月。娘一家のプッシュとサポートに、体力・気力の限界まで使い果たした感じです。押して、押して、押して。支えて、支えて、支えて。この間、月の半分近くを我が家に入りびたっていた娘一家。明日からの年末年始は、婿さんの実家で過ごします。おお助かった〜。今日・明日・あさっての3日間はのんびりするぞ〜。大そうじなんて何もしないぞ〜。31日は、紅白を見ないで早寝するぞ〜。元旦の大宴会に向けて英気を養うぞ〜。(娘一家は不参加で、長男一家と次男一家が集まります。)押して支えて疲労困憊

  • さらなる転院

    4月の転勤・転居で、**県こども病院から転院する必要に迫られたマメ。転院先をどこにするかで迷いに迷ったあげく、Sこども病院に決めたことは以前お伝えしました。決め手は<耳鼻科・形成外科・(小児)歯科を全部診てもらえる病院>ということでした。同一病院のなかで各科の連携が取れたほうがいいだろう、と考えたのです。でも、その後事情が変わりました。マメの場合、「同一病院のなかでの各科の連携」はあまり必須ではないことがわかってきました。また、形成外科と歯科は当分のあいだ、1年に1度くらいの受診ですむこともわかってきました。何と言ってもマメの主要受診科は耳鼻科です。それならば...。娘一家の新居からずっと近いK病院に変わったほうがいい。K病院はわたしの家からもとても近く、何より、非常に権威のある一流病院です。きのうの歯科...さらなる転院

  • 過蓋咬合の不安

    つい先日、転院先こども病院での「小児歯科」初診がありました。けっこうドキドキでした。5月の3歳児検診で過蓋咬合を指摘されたとき、「あちゃー!」という感じになったわたしです。(過蓋咬合とは、「上の歯が過度に下の歯におおいかぶさる」という咬合トラブルです。)そもそも小耳症は、「第一・第二鰓弓(さいきゅう)症候群」という先天性奇形の一形態です。耳のほかに口(巨口症)や顎(小顎症)などのトラブルが合併することが多い。顎に低形成があると、当然ながら歯並びに影響が出る。その矯正は往々にして長期にわたり、手術が必要になることもある(顎延長手術)。こういうことは知識として知っていたけれど、マメには該当しないと楽観していました。そんな矢先の「過蓋咬合」指摘です。動揺しました。すぐに「こみこみライン」に助けを求め、そこで得ら...過蓋咬合の不安

  • CT検査とその結果

    マメは11月末にCT検査を受けました。「小耳症の左耳も何らかの方法で補聴できないか」というこちらからの要望に答えるかたちで、「ではとりあえず、左耳の中がどうなっているか見てみましょう」という趣旨で行われた検査です。当初は「眠らせて検査」という予定でしたが、もう3歳半だからできるかな?ということで、覚醒のまま実施しました。看護師さんのてねいな事前説明に納得して、ひとりで落ち着いて検査室(検査器械)に入ったマメ。検査後、えらかったね、お利口さんだったね、と口々にほめられてうれしそうでした。1週間後に結果説明がありました。結論は「今のところ、左耳の有効な補聴方法はない」でした。1.内耳に低形成があるので、骨導補聴器は効果が期待できないだろう2.右耳と同じ気導補聴器がもしかして有効かもしれないが、小耳なので耳掛け...CT検査とその結果

  • ようやく事態解決

    記事更新が滞っていました。娘婿の「出社拒否」で不安定な日々が続いたためです。でも、3ヶ月経ったこのほど、ようやく事態解決の運びとなりました。「新しい仕事」と「新しい住居」を手に入れることができたのです。良かった。ひと安心です。マメについて、いろいろ書きたいことがたまっていたので、順番にお伝えしていきますね。ではまず、CT検査とその結果から。ようやく事態解決

  • 大きいばあばに会いに行く

    わたしの母は98歳です。2年まえに大腿骨頸部骨折をするまでは、どこへでもふつうに歩いて行っていました。骨折後は車椅子生活になり、近くの(車で20分)老人ホームで暮らしています。かなりの認知症で、奇跡的にわたしのことがわかる以外は「すべて茫漠たる霧の中」という感じです。先日、面会にマメを連れて行きました。3時のおやつのあとで、母をふくめて20人くらいの老人が食堂に残っていました。母のそばに行って「こんにちは」と声をかけると、「ああよく来たね」と、すぐにうれしそうな笑顔になります。ところが、マメを見ても無反応。まったく興味なさそうです。「**のこどもだよ、マメっていうの、3歳だよ」と紹介しても「......」マメの顔に不審そうな表情が浮かびます。周囲のおとなからチヤホヤされることに慣れっこのマメ、こんなふうに...大きいばあばに会いに行く

  • わたしってやり過ぎ?

    先週末、いつものように娘一家が泊まりに来ました。「**公園に行ってみない?」と提案し、わが家から車で30分ほどの大きな公園に行きました。3歳児ひとりに大人が4人付き添うという、例によって例のごとくの珍妙な一行です。やや「気が引ける感」はあったものの、マメを楽しませるためには、なりふりかまっていられません。この行楽のプランナーはわたしです。事前にオススメポイントを万全に予習し、公園に着いてからもすべてを仕切ります。*「お昼はあの売店で食べよう」*「お昼のあとはあそこの子ども遊園地で遊ぼう」*「そのあとはサイクリングセンターで...」*「そのあとは...」などなど。しか〜し。娘夫婦も夫も、とにかくのろま。お昼をゆっくり食べすぎる!待ちきれず「遊ぶー遊ぶー」のマメ。けっきょく、「うん遊ぼう」とマメといっしょに走...わたしってやり過ぎ?

  • マメの転院事情

    4月の転居まえにマメが通っていたのは、**県こども病院です。ここでは耳鼻科だけの受診(数ヶ月に一度)でした。昨年12月、札幌医科大の四ツ柳医師を受診したとき「形成外科もかかっておいたほうがいい」と助言されました。「顎の低形成からくる歯科矯正問題は<小耳症あるある>ですからね」と。へぇそうかな〜と話半分だったわたし。5月にあった三歳児検診で「過蓋咬合」を指摘されて、しゃっきり本気になりました。(「過蓋咬合」とは、いわゆる「受け口」の反対で、上の歯が過度に下の歯におおいかぶさることです。)こみこみラインで相談するなど、転院先を迷いに迷ったあげく、ようやく決めたSこども病院。10月に形成外科初診。11月に耳鼻科初診。形成外科で過蓋咬合のことを伝えると、すぐに歯科の予約をとってくれました。歯科初診は12月です。耳...マメの転院事情

  • 「大事な子だから」

    数ヶ月まえ、家の近くに、スーパーマーケットを含む大きな複合商業施設ができました。3つある車の進入路が当初は一つだけしか利用できず、残る2つは徒歩客が使っていました。最近ようやく、3つ全部が本来の車進入路として使われるようになったのですが、家からいちばん近い進入路は、車の出入りが少ないこともあり、相変わらず徒歩客が(わたしも)通っています。前置きが長くなりました。先日、マメをつれてその店におつかいに行きました。当然のように、家の近くの車進入路から入っていくと、マメがすぐ気づきました。「ばあば、ここさー、車が通る道になったんでしょ」(ひとが通っていいの?のニュアンス)「う、うん、大丈夫。あんまり車来ないし、もし来たらばあばがマメちゃんを脇に引っ張るから」「ふうん」そのあと少しして、マメからこんな発言がありまし...「大事な子だから」

  • マメ3歳6ヶ月 つづき

    <マメのメンタル>9月上旬にとつぜん始まった「パパの出社拒否」。毎日パパが家にいる。なんで?ばあばも交え、おとなたちがしょっちゅう眉を寄せて話し合っている。なんで?幼いなりに、マメだって不安定になるはずです。この2ヶ月、週の半分近くを我が家で過ごしている娘一家ですが、その帰りがけに必ず「ばあばと別れるのがさびしい」と号泣するマメです。マメの泣き顔を見ると、わたしの胸も張り裂けそうになります。「不安なのね、つらいのね」と、例によっての深読みモードが起動するので。ところが、先週も今週も、涙は見られませんでした。バイバイと笑顔で手を振ってくれます。良かった!マメなりに、状況を乗り越えたのね。えらいえらい。さすがマメだよ。<マメの日常>本当なら、先月から幼稚園に入園しているはずのマメ。今、どんな日常を送っているか...マメ3歳6ヶ月つづき

  • マメ3歳6ヶ月

    マメが3歳半になりました。近況をお伝えします。<言葉と文字について>日常のおしゃべりは、ますます内容豊富なものになってきました。表現のテクニックもなかなかのものです。先日は、ユーチューブで見た面白い場面を、何とかわたしに伝えようと頑張りました。「...でね、...でね、...、したからね、おかしくてマメちゃん笑っちゃったの」「ああ、それってこれですよ」と、あとでパパが見せてくれた短い動画。なるほど、マメが説明してくれたとおりの内容なのでした。文字については、ひらがなに続いてカタカナがほぼ読めるようになりました。誰もとくに教えてはいません。くもんのひらがな表に小さく付されているカタカナを見て、自然に覚えたようです。ただ、「カットわかめ」の袋を「かしと」などと読んだりはしていますが。<遊びの変化>40年まえの...マメ3歳6ヶ月

  • 絵本近況

    不安定な日常の中でも、マメの絵本熱は冷めることなく持続しています。うれしいです。例の絵本棚、いつもこんな感じに(ぎっちりと)本をレイアウトしています。つねに数軒の図書館をハシゴして、マメの好みそうな本をあつめているのですが、読んでみて、マメがそれほど興味を惹かれないものはどんどん回転・返却。いっぽう、「読んで読んで」とお気に入りの本は、貸出期限延長などして繰り返し読みます。このころは(2ヶ月まえ)、「ともだちのひっこし」「おこってるんだからね」「まあちゃんのまほう」に、とくにハマっていましたっけ。先日、めずらしくじいじが絵本を読んでやっていました。「え〜と、なになに?」と言いながら、何だかたどたどしい読み方。あ〜ダメダメ。あんな読み方じゃダメ。もっと気持ちを入れて、メリハリつけなきゃ。それに、文字が多い本...絵本近況

  • 「ごっこ遊び」のコツがわかってきた

    ここひと月ほど、週の半分近くを我が家で過ごすようになった娘一家。不安定な日常の中、マメを手元で見守れるのはうれしい反面...。朝から晩までつづく「ばあば遊ぼう」攻勢には閉口です。最近のマメ。お気に入りの遊びは、何と言っても「ごっこ遊び」です。「お医者さんごっこ」「パン屋さんごっこ」「おまわりさんごっこ」などなど。わたしは、こういった室内ちまちま遊びが大の苦手です。かったるい、やってらんない、かんべんしてよ、という思いで仕方なく付き合うのですが、最近、何となく遊びのコツがつかめてきました。たとえば「お医者さんごっこ」。アンパンマンを始め、十数個のミニ人形をテーブルの上に整列させます。「つぎのかたどうぞ〜」と、マメが患者を招じ入れます。「おなまえは?」「なんさいですか?」「きょうはどうしましたか?」などと質問...「ごっこ遊び」のコツがわかってきた

  • 97歳母の肩にすがって(?)

    婿さんに復職の意志がないことがはっきりして、考えなくてはいけないことがたくさん出てきます。まず住むところ。社宅を出たあと、どうする?うちに住む?でも、お互い気を使って疲れそう。賃貸アパートは、月々家賃が負担になる。それならいっそ、中古住宅などを購入する?資金計画は立ちそう?つぎに、マメの幼稚園。住むところが決まらないと、幼稚園も決めにくい。それでも、ぼちぼちと見学をはじめなくてはなりません。再度の引っ越しで、マメはまたしても情緒不安定になるかもしれません。マメが不憫で愛おしくて、これまでにも増して猫可愛がりしてしまうわたしです。なので、お別れ時はいつも愁嘆場。「ばあばとバイバイするのがさびしい...」と泣きじゃくるマメ。(家族3人、毎週2泊3日で泊まりに来ています。)こんな中、わたしのメンタルも下がり気味...97歳母の肩にすがって(?)

  • 幼稚園プレクラス

    きのうは、月2回の幼稚園プレクラスの日でした。本当ならこの日、プレクラスのあとで、簡単な面接があるはずでした。そして、来週10月1日から、めでたく満3歳入園となるはこびでした。でもでもでも...。婿さんの出社拒否がつづいています。たぶんこのまま退職の方向に向かうと思います。そうなると、今住んでいる居心地のいい社宅は退去しなければなりません。せっかく見つけたステキな幼稚園ともお別れです。(社宅から徒歩10分ほどの距離。)メールで事情を伝えた上で、「あらためてごあいさつ」ということで、きのうはわたしがマメに付き添いました。たまたま、内容が「ミニ運動会」でした。いつもより広いホールで*かけっこ*玉入れ*障害物競走*ボール遊びを楽しみました。張り切って走りまわるマメ。すっかり顔なじみになったお友だち(マメのほかに...幼稚園プレクラス

  • 連日のサポート

    「青天の霹靂!」から一夜明けた火曜日、何とか気持ちが落ち着きました。ファイトが湧いてきました。何としても支える。全力で支える。婿さんを、娘を、マメを。いっぽうでわたしを支えるのは、例の「超優秀なわたしが本気出せば、できないことなど何もない」という誇大妄想です。婿さんは先週いっぱい仕事を休みました。今後も、行けるようになるとは思えません。原因が人間関係(パワハラ?)だからです。退職が視野に入ってきますが、それならそれでいいか、という感じです。数年ごとの転勤が、マメの教育にとって良いわけがない。「転勤のない仕事に転職できないものか」といつも願っていました。今回のことで転職(退職)の思い切りがつくなら、それもありよねと自分に言い聞かせます。とにかく今は、婿さんのメンタルを悪化させないことが第一義。そのためにわた...連日のサポート

  • 青天の霹靂!

    1週間まえの月曜日。難聴教室の送迎のため、9時ごろ娘宅に着きました。婿さんが在宅していました。「あれ、**くんどうしたの?具合でも悪いの?」沈んだ表情の婿さんからは、会釈もありません。???娘が横から説明します。しばらく前から職場のストレスを口にしていた婿さん。週明けの今日、どうしても出勤できなくなったとか。え〜っ!!!ショックの中で、心が(頭が)忙しく動きます。落ち込んだ婿さんを家にひとりで残していくのはまずい。難聴教室に電話して、「パパも行ってもいいか」と了解を取ります。教室のあとは近くの大きな公園でランチ。家に戻ってからは、婿さんや娘をはげましたりマメと遊んだり、大忙し。夕方になって、後ろ髪を引かれる思いで引き上げました。帰りの車を運転しながら、心は千々に乱れます。*娘一家にとって経済的にも精神的に...青天の霹靂!

  • マメ3歳4ヶ月

    (これまでは「マメ*歳*ヶ月」(主として言語面)という記事を毎月更新していました。でも、成長とともに月ごとの変化は小さくなるので、今後は2〜3ヶ月ごとの更新にしたいと思います。)で、今回は2ヶ月ぶりの更新。だいぶ遅くなりましたが、マメ3歳4ヶ月の言葉状況をお伝えします。話し言葉に関しては、しばらく前から、完璧に近いコミュニケーションが成り立っています。語彙がどんどんふえて、少し込み入ったことも難なく表現できるようになりました。「茶色っぽいからチョコレートみたいって思ったけど、コーヒーなのかぁ」(コーヒーゼリーを見て)「これは足が痛くて歩けない人が乗るんだよ」(車イスマークを見て)「あの子持ち物が多いね、荷物が重くてかわいそう」(終業式間近の小学生を見て)「これっておしりのウンチふくやつだよね、まいっか」(...マメ3歳4ヶ月

  • ZOOMミーティングに参加

    先日、「こみこみライン」を通じて、ZOOMミーティングのお知らせが届きました。主催母体の「みみとも東京」は「こみこみライン」とはべつ組織らしく、「ん?」と混乱しました。でもまあ、そんなことはどうでもいいので、迷わず参加申し込みをしました。できるだけアンテナを広く張る。できるだけ多くの情報を得る。マメの難聴&小耳症に関して、これがわたしの基本ポリシーですから。じつはZOOMを使うのは今回が初めて。自信がないので、発言なしのオブザーバー参加というかたちにしてもらいました。(前半、画面や音声が乱れまくりだったので、これで正解でした。)十数人(家族)の参加でした。全員の自己紹介のあと、司会者が手際よく話題をまわしていきます。この日の主たる話題は「札幌医科大での小耳症手術」です。2度目の手術が終わったばかりの小学生...ZOOMミーティングに参加

  • 「体験格差」何するものぞ

    「体験格差」という言葉を初めて聞いたのは長男からです。子育てに「経済格差」と「教育格差」がついてまわるのは知っていたけれど、最近は「体験格差」という要素も加わるらしい。「うちもそれを意識して、いろんなところに連れ出してるんだ」と長男。この夏は、旅行2回・海水浴1回・キャンプ1回を計画したようです。グーグルフォトにアップされた、たくさんの家族行楽写真。どの写真にも、家族4人の笑顔がはじけています。「いいな...、それにくらべてマメは...」とへこむわたしです。*共働きの長男家庭とちがって、娘一家にはあまり経済的余裕がない*娘も婿さんも、あまり「お出かけ好き」ではないという理由で、マメには「体験」の機会が少ないのです。(長男宅の7歳と5歳の女児にくらべたら圧倒的に。)困ったなぁとモヤモヤしていたところ、数日ま...「体験格差」何するものぞ

  • みんなにヨイショされて

    プールでのマメの(かしこげな)ようすを、息子たちも見ていたようです。「へぇー、マメちゃん成長したねぇー」と感心しきり。「でしょ、でしょ」と、内心の得意を隠しきれないわたしです。そのあとみんなに向かって、ふたつのマメ自慢をさりげなく&効果的に披露します。<自慢1>「マメは昼間のトイトレが完全に終わったのよ」嫁さんたちが率先してリアクションをとってくれます。「早いですねぇ、びっくりです!」(マメ以外の孫は全員保育園育ち。保育園はトイトレがゆっくりで寛容です。)「ウンチもトイレで?それってすごいですよね!」「うちの**は4歳になるまで、ウンチだけはオムツでしていましたよ」<自慢2>「マメはひらがなを全部読めるのよ」「えっすごい!まだ3歳3ヶ月ですよね。うちの子たちがようやく文字の存在に気づいたころですよ」「マメ...みんなにヨイショされて

  • いとこたちと大興奮のプール遊び

    「年に3回こどもたち家族(総勢12人)が実家に集まる」というのが、ここ数年の恒例になっている我が家です。*正月*ゴールデンウィーク*夏休みの3回です。寄る年波で、どの時も大人数の接待はしんどいのですが、とくに夏休みが...、暑すぎて...。すると去年から、夏休みは長男が自宅を提供してくれることになりました。(ありがたやー。)で、3日前(12日月曜日)がその「あつまり」でした。「Aおじちゃんのおうちでみんなに会って遊ぶ〜」うれしい興奮で、6時まえから起きてはしゃいでいたマメです。長男宅には広いウッドデッキがあり、そこに超巨大ビニールプールが設置してあります。そのプールでキャッキャッと水遊びするのが、こどもたちのお楽しみです。去年はまだ水に慣れていなかったマメ。小さいプールをべつに出してもらって、足だけぽちゃ...いとこたちと大興奮のプール遊び

  • 満3歳入園では、早い月齢のメリットを活かせない

    <難聴はウェルカムに受け入れます><でも、トイトレが終わらない間は入園おことわりです>という幼稚園。引っ越しによる情緒不安定でトイトレが逆戻りしてしまったマメですが、ここひと月でようやく完了しました。良かった、予定どおり、10月入園に向けて動き出せそうです。でも...。ちょっと待って...。迷いが生じてきました。先日の難聴教室グループ活動で、自信満々で輝いていたマメを思い出します。1.わずか6人のグループで2.全員が難聴児で3.そのなかでマメは(たぶん)いちばん月齢が高いからこその自信だと思います。でも幼稚園では1.15人〜20人のクラスで2.マメ以外の全員が健聴児で3.そのなかでマメより年長の子(年少さん)が14人もいるという状況になります。大丈夫かな...。「満3歳入園」という概念にあれほどワクワクし...満3歳入園では、早い月齢のメリットを活かせない

  • 早い月齢から来る自信

    先日、7月につづいて約一ヶ月ぶりに、難聴教室のグループ活動につきそいました。そして、深い感慨を得ました。7月はまだ緊張して表情が固かったマメ。今回は完全リラックスです。始まるまでの「予備遊び時間」は、好きなおもちゃでマイペースかつ楽しそうに遊びます。(この年齢ではまだ、「子ども同士遊ぶ」という状況にはなりません。)授業が始まってもイキイキはつらつのマメ。前列中央のイスに陣取って、先生の指示や質問に「食い気味」に反応します。歌や手遊びも、とても積極的。休憩時間のトイレも、前回とちがって、率先して行きます。(昼間のトイトレは、ここ一ヶ月で完全に終了しました。)マメのパンツを見て、ママさんのひとりが「まあ!」とおどろいています。まだまだオムツ装着の子が多いなか、マメは「おねえさんパンツ(トレーニングパンツ)」を...早い月齢から来る自信

  • 見た目をキープ、マメのため

    娘はとにかくトロい。その上グズでのろまときています。そんな娘が順調に学校生活をおくれるよう、わたしは常に心を砕いていました。気がかりなこと(主としていじめ)があれば、すぐ担任に連絡。小学校時代なら、まずは連絡帳から始めます。状況を具体的に書き(**くんがこういうことをした)、担任としての対処を求めます。連絡帳に誠意ある返事が書かれていれば、しばらくようすを見ます。<返事に誠意が感じられない、または、なかなか事態が改善しない>いう場合は面談を要求します。両親そろって出向いて、こちらの「本気度」を伝えます。それでもらちがあかない時は、校長との面談を要求します。だいたいこの辺で、学校側はこちらの「モンスターペアレントぶり」に辟易し、<きちんと対処しないと面倒なことになる>と理解します。こういうふうに娘を守ってき...見た目をキープ、マメのため

  • 元気で長生き、マメのため

    先日、はきなれない靴で歩いていたとき、足首がカックンとしました。足首カックンはよくあることなので、ちょっと照れ笑いをしながら態勢を立て直そうとしたところ...。立て直せませんでした。そのまま前にのめって、両手と両膝をついてしまったのです。まわりのひとたちが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、ありがたいやら情けないやら。ああこれが「フレイル」(老化による運動機能の低下)と言われるものなのね。やばいやばい。今後、フレイルが進んで、この程度ではすまないことが起こるかもしれない。ねんざや骨折でしばらく歩けない、とか。そうしたら、娘とマメの世話ができなくなる。ダメよダメダメ、そんなことは耐えられない。また、フレイルとはべつに、重い病気にかかるかもしれない。ガンで余命数ヶ月とか。でもまあ、それって心配しても仕方のな...元気で長生き、マメのため

  • 髪を結ぶこと

    マメの髪はずっと「おかっぱスタイル」です。(わたしが散髪。)よく似合って、とても可愛らしいです。それにこのヘアスタイルだと、「補聴器の右耳」も「小耳症の左耳」も、いい具合に隠れるのです。でも周囲を見ると、髪を結んでいる2〜3歳女児が圧倒的に多い。マメもあんなふうにしてやりたいなあ。髪を結ぶことで、この猛暑も少しはしのぎやすくなるかもしれないし。両サイドの髪を少量だけ取って結んでみました。いい感じです。補聴器も小耳も「多少は見える」けれど、それほどのむき出し感はありません。マメはすぐ鏡を見に行って、「かわいい〜」とご満悦です。どうせぶきっちょな娘にはうまく結べない。だから、ばあばの来ない日は、いつものおかっぱスタイルでいいよね。こんな暗黙の了解があったはずですが(わたし、娘、マメのあいだで)、先日行くと、マ...髪を結ぶこと

  • 夏休みでも教室がある

    そういえば、少しまえに娘が「夏休みも教室はあるんだよ」と言っていたことがあったけど、「そんなわけないじゃん」と軽く受け流していたわたしです。でも、娘の言うとおりなのでした。「これが確定予定表だよ」と見せてくれたプリントによると...。8月中旬に10日ほどの休みがある以外は、ほぼ平常通りの教室スケジュールなのでした。うわっ、なんてありがたい!「幼稚園のプレクラスもお休みで、どこも行くところのない40日間」と思っていたのに。ろう学校はしっかり40日(以上)の夏休みだったけど、そうか、なるほどね。あちらは「国立の学校」、こちらは「民間の療育機関」。いろいろ、内容やスタンスが違って当然なのね。こうして難聴教室への信頼感が高まってくると、わたしの心のなかに、こんな考えが生まれてきました。<1.今年度いっぱいは難聴教...夏休みでも教室がある

  • 難聴教室の終業式

    きのうは、難聴教室の一学期終業式でした。終業式って、どんな感じなんだろう?あとで娘に聞くと、1)2歳児クラス以上が大教室にあつまる(親子30組弱)2)教室前方にこどもたちが座り、後方に親たちがすわる3)一学期にならった歌をみんなで歌ったり手遊びをしたりする4)その後、年齢べつクラスごとに小教室にうつって遊ぶ5)最後におやつを食べて解散といった楽しげな内容で、マメもご機嫌で帰ってきました。3)のところでマメは終始大張り切りで歌ったらしく、先生にほめられたよーとうれしそうな娘でした。すっかり「新しい学校」になじんでいるマメ。そのように仕向けてくれる先生たちに、感謝の思いでいっぱいです。この教室、いろいろなところにきめ細かさを感じるのです。<例1:5月に入室するとすぐ、担任4人の顔写真を配布してくれたこと>壁に...難聴教室の終業式

  • またしても補聴器を外すマメ

    おととい娘を訪問すると、おや?マメが補聴器をつけていません。ん?なになにどうしたの?娘に聞くと、「きのうまでは普通につけてたけど、なぜか今日は朝から拒否してる」とのこと。えっ?2ヶ月まえにも同様のことがあって、そのときは大パニックになったわたしです。ろう学校担任の先生に、すがりつくように相談したのでした。先生はおっとりとほほえんで、「おばあちゃま、こんなことは<補聴器あるある>ですよ」「大げさに考えなくて大丈夫」「マメちゃんだって、たまには補聴器のない生活をしてみたいのかもしれませんよ」なので、今回はあわてずさわがず、マメの意志を尊重することにしました。補聴器をつけないマメをそのまま受け入れて、一日過ごしたのです。もちろん、いつもの音量で話しかけても聞こえません。良い方の(大きい)右耳に口を近づけて話すと...またしても補聴器を外すマメ

  • 難聴教室グループレッスン

    先週、風邪気味だった娘にかわって、難聴教室と幼稚園プレクラスにマメを連れていきました。わーうれしい、ワクワク。とくに、難聴教室のグループレッスン(2歳児クラス)は、どんな感じなのか興味しんしん。部屋に入ると、マメのほかに5組の親子がいました。授業(?)開始まで、わりとゆるい感じで、親子が思い思いに遊んでいます。すぐに5人全員にあいさつします。(ママさん4人、パパさんひとり。)「マメの祖母です、よろしくお願いします」と。みんなからフレンドリーな笑顔が返ってきて、心がほっこりします。危惧していた<できあがったグループにあとから入る居心地悪さ>は、まったく感じられませんでした。ほっ。さあ授業が始まります。3人の先生が前に立ちます。<お名前呼んではーい>のあと、10〜15分程度の短い「活動」が、つぎつぎに進行しま...難聴教室グループレッスン

  • トットちゃんのトモエ学園

    きのうの夜、NHK7時のニュースを見ていました。ニュースが終わると「プロジェクトX」が始まり、そのテーマ人物は、トモエ学園の小林校長でした。そう、黒柳徹子ことトットちゃんが80年まえに通った小学校の校長です。「何を今さら」と思ったわたしです。「窓ぎわのトットちゃん」が大ベストセラーになったのはずいぶん前のことだし、最近アニメ化されたのは知ってるけど、だからって、わざわざ再フィーバーをねらうようこと...。なんかうざい...。新聞パズルをしながら聞き流していたところ、「先生は、生徒の悪いところは責めず、良いところをほめてくれた」という黒柳さんの言葉が胸に刺さりました。ああ。そうよね。そのとおりよね。なのにわたしは...。今、まったく逆のことをしている。良いところはぜんぜんほめず、悪いところを責めるばかり。誰...トットちゃんのトモエ学園

  • 身近なひとたちの顔と名前がわかる

    2ヶ月あまりまえのゴールデンウィークに、こどもたち3家族が我が家に集合しました。総勢14人(おとな8人、こども6人)が、ワイワイとにぎやかに過ごしました。そのあと、親戚9人に対するマメの認知度が飛躍的に進みました。ふたりの伯父とその家族を、きちんと理解しているのです。<Aおじちゃん一家>Aおじちゃん、Bおばちゃん、Cちゃん、Dちゃん、<Eおじちゃん一家>Eおじちゃん、Fおばちゃん、Gにいにい、Hちゃん、Jちゃん、と、固有名詞も完璧です。*AおじちゃんとEおじちゃんに抱っこされると、ちょっと恥ずかしい*BおばちゃんとFおばちゃんの抱っこは恥ずかしくない*Gにいにい(14歳)は「ぷよぷよ」と言って、手や足をさわってくるから恥ずかしいなどと感想を言います。Cちゃん(7歳)とDちゃん(4歳)はまだ子ども子どもして...身近なひとたちの顔と名前がわかる

  • 楽観と悲観のあいだ(聴力に関して)

    前記事でも自慢たらしく書きつらねたように、マメの言語発達はこれまで一貫して順調でした。このことに安心して、難聴そのものも「大したことない」と過小評価していたわたしです。ところが、「よく話せるからと言ってよく聞こえているとは限らない」ことに、半年ほどまえに気づかされて...。聞こえに関する認識が、「楽観」から「悲観」へとジェットコースターなみに急降下して...。1.マメの場合、補聴器装用でも、望みうる最高聴力は30〜40デシベル止まり(健聴児は10〜20デシベルなのに)2.家族間のスムーズなコミュニケーションは、家族以外では通用しない3.集団の場では聞き取りに苦労する4.補聴器装用下では、騒音に対する耐性が弱い5.こんな状況で「インテ」(普通幼稚園入園)を考えるなんて、無謀だったかもしれないなどなど、つぎか...楽観と悲観のあいだ(聴力に関して)

  • マメ3歳2ヶ月

    先日、イオンの100円ショップで、マメといっしょにスライムを買いました。手に持って帰ってくると、顔見知りの小2お姉ちゃんが「マメちゃん何買ってきたの?」と聞いてきます。「これ!」と、得意そうにスライムを見せるマメ。あとでマメが「マメちゃん何買ったのーって、**ちゃんに言われたー」とうれしそうに話すのを聞いて、感慨深いものがありました。「〜に言われる」という受動表現が、いつの間にか身についている...。考えてみると、マメの日本語文法体系は、おおむね完成の域に達している感じです。*助詞の使い方はほぼマスターしている(〜が、〜は、〜の、〜と、〜に、〜も、〜で、〜から、など)*指示語を使いこなせる(あれ、これ、それ、あの、その、この、あっち、そっち、こっち、など)*疑問詞もOK(なに?だれ?どれ?どっち?いつ?な...マメ3歳2ヶ月

  • 猛暑の中のお出かけ場所

    来たりくる猛暑に備えて、屋内で涼しく過ごせる「お出かけ先」を確保しなければ。夏のあいだ日常的に通うところだから「近いこと」「お金がかからないこと」が必須です。いつものように、頭の中で考えて、ネット検索して、実踏して...。見つけたところは図書館です。娘宅から車で10分ほどのところに、大きな図書館がふたつあるのです。館内が広々と美しい上に、すぐ近くに公園やカフェもあって、立地も申し分ありません。いいないいな。週に一回、「今週はA図書館、来週はB図書館」というように週替りで訪問しよう。今後、マメの絵本はこの二館で調達しよう。ということで、すでにマメを連れて両方の図書館を訪問ずみです。マメの感触もGOOD!です。「今日は図書館に行くよ」「うん、ショトカン行こう!」ただ...滞在時間が...。マメに適した絵本を、...猛暑の中のお出かけ場所

  • ルーティーンがないとつらい

    転居まえは、週3回のマメ訪問時に、確固たるルーティーンがあって楽でした。2時間〜2時間半かけて(高速道路の渋滞状況による)10時半〜11時ごろ到着。軽く遊んでお昼を食べて、1時ごろに「お出かけ」です。「マメちゃん、お出かけするよ」「うん!」お出かけ場所はいつも決まっています。公園と大型スーパー(イトーヨーカドー)です。娘宅から徒歩5分ほどのところに、並んで位置するこのふたつ。公園は広々としてジャンボ遊具が魅力だし、ヨーカドーは屋外ミニ広場や大きなトランポリンが楽しかった。2箇所でたっぷり遊んだあと、ヨーカドーのフードコートかスタバでおやつ。家にもどってちょっとひと息入れて、4時ごろ引き上げる。こんな感じの「不動のルーティーン」ができあがっていたのでした。ところが転居後は、ルーティーンが作れなくてつらいです...ルーティーンがないとつらい

  • 疲弊するマメ

    最近、マメは疲れているようです。出先ではすぐ「おうちに帰ろう」と言うし、うちに帰ると「コロンして(寝ころがって)絵本読もう」と提案してきます。5〜6冊読んでもらうあいだにエネルギーチャージが完了するらしく、ムクッと起き上がります。(少しでも昼寝するといいのですが、昼寝の習慣がなくなってから久しいです。)元気になって遊び始めるマメ。ここで、前のように「ばあば遊ぼう」と付きまとわなくなったことに気づきます。ひとりで遊ぶのです。シルバニアファミリーの人形たち、アンパンマン関連の人形たちを相手に、延々のおままごと。おままごとというか、ひとり何役ものごっこ遊びです。「あ〜ん、おなかが痛くなったから病院行かなくちゃ」「たいへんたいへん、病院にはタクシーで行く?」「お金がないから行かれないよー」「じゃあどうする?」みた...疲弊するマメ

  • 難聴教室が本格スタート

    ろう学校の幼児教室は、5月末の運動会を最後に退室しました。それに伴って、新しい(地元の)難聴教室が本格的にスタートしました。5月中は週一回の個人指導だけでしたが、6月からはさらに、週一回のグループ指導も加わったのです。さあ、ここが気の揉めるところです。マメも娘も、グループにうまくなじめるかな。個人指導はノープロブレムでした。先生がひとり(時にはふたり)ついて、マメちゃんマメちゃんと「最大限のチヤホヤ」で遊んでくれるのですから。マメにとっては至福のひとときかも。でもグループレッスンは、初対面の親子たち(7〜8組)と過ごす時間です。すでにでき上がった集団(たぶん0歳児の時から)にあとから入っていくというのは...。心配していましたが、1回目が終わった今の時点では大丈夫そうです。娘はコミュ障的な口下手ではありま...難聴教室が本格スタート

  • 公開保育

    ここだ!という例の本命幼稚園で、公開保育がありました。時期からして在園児保護者向けと察しがつきますが、問い合わせると、「入園希望者の方もどうぞどうぞ」と、至ってウェルカム。娘とマメと3人で、ウキウキと参加しました。朝のわやわやした時間が終わると、「年少さんのダンス発表があります」とのことで、広い体育室へ。元気いっぱいの先生が前に立って、音楽に合わせて号令をかけます。<「つぎは1」「つぎは4」などの指示にしたがって、足元に置かれた「1」「2」「3」「4」の丸い数字パネルの上を軽やかにステップする>はずの子どもたちなのですが...。何とかそれらしく動いていたのは、14人中約半分の6〜7人。のこりの子どもたちは、*その場に棒立ちor座りこむ*ウロウロと歩きまわる*親のそばをべったり離れないなどでした。フムフム、...公開保育

  • マメ3歳1ヶ月

    先日、娘宅近くの大きな公園に行きました。公園のゴミ箱には全部、アミがかけられています。「ゴミ箱だけど、ゴミを捨てちゃいけないんだよ、公園のゴミはおうちに持って帰るの」「ふ〜ん」という表情で聞いていたマメ、少しして、ペチャクチャおしゃべりが始まります。「マメちゃんがゴミ捨てたら、えーっこれなにーっておまわりさんビックリするね。パトカーでけいさつに連れて行くよ。パパとママとじいじとばあばに会えなくて、マメちゃんえ〜んするよ」と。(「おまわりさん」「けいさつ」「パトカー」が、マメ最近の急上昇ワードです。)「よく話せる」からと言って「よく聞こえてる」とは限らない。1〜2ヶ月まえにこのことに気づいてから、気持ちが凹んで、マメの言語発達を素直に喜べなくなって...。でもこの頃ようやく、以前のように、マメとの会話が楽し...マメ3歳1ヶ月

  • くもん入室テスト

    きのう、娘とマメを伴って、くもん教室に出かけていきました。ふたりとも、ウキウキワクワクしています。教室に入っても、ぜんぜんものおじしないマメ。先生に聞かれて、名前(フルネーム)と年齢をハキハキ答えます。いいぞいいぞ。娘が、まえの先生からもらった進度表をわたします。「ふんふんなるほど、*ー*まで進んでいるんですね」「じゃあ今から、かんたんな確認テストをします」*鉛筆で線をなぞる(「ズンズン」という学習項目らしい)*絵カードを読む*先生のあとについて語句をくり返すなどの「テスト」をしました。すべて落ち着いて、難なくクリアするマメです。先生がたくさんほめてくれます。営業トークだけとは思えない、前のめりなほめことばです。するとマメが、持参したくもんリュックのフタを開けて、それとなく中身をチラ見せしています。目ざと...くもん入室テスト

  • くもん2歳児グループを見学

    というわけで、先週土曜日、娘宅から徒歩5分のくもん教室に出かけていきました。娘たちにはあえて伝えず、家にも寄らず、スッと行ってスッと帰りました。(片道1時間。)ふたりの男児が、ロの字型に並べた机の二辺に座ります。(親に抱かれて。)(ひとりはちょうど3歳、もうひとりは2歳3ヶ月。)正面が先生です。速い、すべてがとても速い。童謡を聞かせる絵カードを見せて名前を言わせる数字を100以上まで数える国旗カードを見せて名前を言わせることわざカードを見せて先生のあとに復唱させる漢字カードを見せて読ませる絵カードを見せて英語で言わせるなどなど。流れるようなスピードで「授業」は進みます。すごい!英才教育じゃん!と驚くなかれ。ふたりの男児はほとんど声を発しません。先生のほぼひとり芝居です。まあ、これはこれでありかも。2〜3歳...くもん2歳児グループを見学

  • 「くもん」ふたたび

    9月か10月に幼稚園にはいれるまで、「なんかひま〜」なマメが行くところはないか。娘と顔を見合わせて「アレだよ!」と考えついたのがそう、くもんです。マメも「うん、くもん行く!」と張り切っています。さっそく、娘宅近くのくもん教室をさがして電話します。電話口の担当者と、話がかみあいません。「えーと、ですからね、教材を自宅で進めるという一般的なベビーくもんのやり方じゃなくてね」と、まえのくもん教室のやり方を説明します。「週2回、30分ずつ、対面マンツーマンで授業を受けるやり方でお願いします」「あのー、そのようなやり方はうちではやっていないし、どの教室でもやってませんよ」「えっ、そうなんですか?」だんだんとわかってきました。あのやり方はくもんの規定プログラムではなく、先生がまったくの善意でやってくれていたものなのだ...「くもん」ふたたび

  • 今すぐの入園はムリ

    良い幼稚園を見つけて大安心ですが...。すぐに入園するのはムリです。<理由1>マメのメンタル余力がない(であろう)引っ越しで環境が変わって、今はそれに対応するだけで精いっぱいの(はずの)マメ。今、何より第一義に対応する(慣れる)べきは「難聴教室」です。今月は週一の個人指導だけでしたが、6月からはグループ活動が始まります。「個室で優しい先生とマンツーマン」の蜜月的楽しさに、新集団参加のストレスが加わると...。*ね、だから、ろう学校を今やめたことは失敗だったのよね。(辛くて胸がかきむしられます。)<理由2>トイトレが未完了難聴については、いともフラットに寛容に受け止めてくれた幼稚園。トイトレに関しては厳しいです。入園の条件は「おむつが外れていること」です。マメは3月時点で、おむつが外れる一歩手前まで行ってい...今すぐの入園はムリ

  • 幼稚園選び

    幼稚園です。引っ越しさえなかったら(ほらほらまた言ってるよ)、今ごろはろう学校2歳児クラスに進級するかたわら、地元の幼稚園に通い始めていたはずです。(「満3歳入園」制度では、満3歳になった翌月から入園できるので。)ところが転居先では、もういちど幼稚園探しから始めなくてはなりません。1.満3歳入園を実施していて(全幼稚園の半分くらい)2.家からそれほど遠くない園を5つ、厳選ピックアップしました。順番に見学を申し込むとして、まずはA園からスタート。「プレクラスにお試し参加したあと見学させてもらえる」ことになりました。マメの難聴のことも、娘のコミュ障のことも、電話口では伝えませんでした。。祖母も同行するとだけ。プレクラスの担当先生は、やさしそうな年配の女性です。「この3月まで園長先生だったんですよ」と、となりの...幼稚園選び

  • 吹っ切る能力

    公立高校で教員をしていたときのことです。かなりレベルの高い進学校で、「一浪してでも志望校を目ざす」という生徒が少なからずいました。Aくんもそういう生徒のひとり。卒業翌年の3月、週刊誌でAくんの名前を見つけました。「大学合格者数(高校)ランキング」という特集記事の中で。この記事では、東大・京大レベルの大学に限って、高校名の他に合格者名も載るのです。Aくんの名前は、理工系ではトップレベルの某国立大のところにありました。「Aくんすごいじゃん!やったね!」職員室で、同僚とも喜び合いました。その夜、おめでとうを伝えたくてAくんに電話しました。今から30年もまえの話です。携帯電話などありません、電話と言えば家電(イエデン)です。お母さんと二人暮らしのAくん宅。電話には誰も出ませんでした。まいっか。また週明けにでも電話...吹っ切る能力

  • 揺れはおさまらない

    引っ越しに伴うつらさがつづく中、とくにここ一週間の苦しさがきわだっています。先週とつぜんわき起こった「マメの難聴療育について重大な選択ミスをした!」という思い。(ろう学校担任との面談がきっかけです。)急いで療育先を変えなくとも、今年1年は今のろう学校に通いつづければ良かった。慣れ親しんだろう学校で娘もマメも安定しながら、いっぽうで、地域の幼稚園にも通えたはず。転居で遠くなったと言っても(車で1時間〜1時間半)、週2回くらいならじゅうぶん通えたはず。「しまった失敗した!」「今ならまだ間に合うのでは?」「いやいやもう無理でしょ...」「でもでも...」揺れる思いを消化しきれず、週が開けてから娘に伝えてしまいました。「やっぱりろう学校に戻ろうか?」と。娘の反応によっては、いかに困難でも、ろう学校復帰の道をさぐる...揺れはおさまらない

  • 情報にふりまわされる

    ここ数ヶ月、さまざまな情報にふりまわされてきました。<1.ガセ情報>3月始め、転居を伝えたある人から、こんなことを言われました。「じゃあもう、ろう学校には通えませんよ」「えっ、そうなんですか?」「ええ、あの学校には<ドア(自宅の)ツードア(学校の)で1時間以内>というルールがあるから」ガーン!そうだったの?それまで、娘宅からろう学校まで、さまざまなルートで実踏を繰り返してきたのに、これでもうあきらめてしまいました。ろう学校がダメということで、それにかわる療育先を探し始めたのです。でも、あとでろう学校の先生に訊くと、そんな明確なルールはないとのこと。(いちおうの目安としてはあるが。)<2.不十分な情報にモヤモヤ>「補聴器の設定を上げられないか」という質問に対して、「騒音問題があるから上げられない」と気の毒そ...情報にふりまわされる

  • メンタル崩壊(?)寸前

    娘一家の引越しからひと月あまり。日々、不安や苦しさがてんこ盛りで、さすがのわたしもメンタル崩壊(?)寸前です。きのうは、3連続記事を投稿したあともつらさが収まらず(ふだんならブログ投稿がかなり有効なメンタルケアなのに)、思いあまって夫に苦しさをぶつけました。「へ?やり手統括本部長が、オレみたいなペーペー社員に?」みたいな顔をしながらも、まあゆっくり話を聞いてくれたので、少し楽になりました。今日は朝8時すぎに家を出て、夕方4時近くに帰宅するまで、延々のセルフケア。3軒の喫茶店をはしごして、(各2時間くらいずつ滞在)、合間に市内循環バスに揺られること1時間。喫茶店では、日記や「マメ成長記録」などを細かく書きます。持参したパズルを解いたり、お金の計算をしたりします。スマホをアレコレ検索したりもします。ラインやメ...メンタル崩壊(?)寸前

  • 選択ミスだったかも...

    きのう、ろう学校担任と面談したときのことです。いつもは娘母子を校門そばで乗降車させるだけなのですが、久しぶりに構内に入りました。いつも思うことですが、何てきれいな学校!ろう教育トップエリート校と言われるだけのことはあります。広々と緑いっぱいの美しいエントランス。大きな敷地内に、校舎も校庭もゆったりと配置されています。幼児教室棟も、明るくてとにかく広いです。生後6ヶ月から2年半通った学校。いつも「こんな良い学校に通えている」といううれしさと楽しさでいっぱいだった。先生たちも親身で良いひとたちばかり。この学校とお別れするとは...。もしかしてわたし、重大な選択ミスをしたのかも。今年一年は、ここに通いつづけてもよかったかも。週2回くらい、ちょっとくらい遠くても送り迎えできたかも。なじんだろう学校に通いながら、地...選択ミスだったかも...

  • ろう学校担任に相談

    「うるさい」と言って補聴器をとってしまうマメ。1歳2ヶ月ほどで常時装用の域に達してからほぼ2年。こんなことは一度もなかったのに。オロオロ...。パニックの中で助けを求めたのは、ろう学校幼児教室の担任です。たまたま翌日(きのう)が登園日だったため、娘のラインを通じて「相談」を申し込みました。教室終了後に時間を取ってもらえることになりました。相談室に通されて待っていると、娘とマメが合流します。マメはすぐ、部屋にあるおもちゃで遊び始めます。ほがらかで優しい担任の先生(50代くらいの女性)が入ってきます。「どうされましたか?」ここひと月ほど「うるさいうるさい」の連発であること。きのうはついに補聴器をとってしまったこと。などを前のめり気味に話すと、ニッコリ笑った先生、「それって補聴器あるあるですから、そんなに心配い...ろう学校担任に相談

  • 緊急事態!

    連休が明けるとともに、娘のしつこったらしい風邪も完全に治りました。5割増しになっていた娘の「トロさ」が通常値に戻り、わたしのイライラも収まりました。いよいよ新たなタスク(幼稚園探し)に乗り出そうと思っていた矢先、緊急事態発生!補聴器です。ここひと月ほど(つまり引っ越してから)、しきりに「うるさいうるさい」と口にするマメです。。トイレの流す音がうるさい。車で聞く音楽がうるさい。開けた窓から入る車の通行音がうるさい。などなど。以前はこんなことはほとんどなく、唯一、スタバで時々コーヒーマシーンから出る(?)ガガガーみたいな音に耳をふさいでいたくらいです。3月にイヤモールドの作り変えで担当STさんに会ったとき、「補聴器の設定をもう少し上げられないか」「騒音が気になってマメちゃんが嫌がると思う」という会話を交わした...緊急事態!

  • ありがたい冷却期間

    風邪が長引いて(じつに10日以上)、トロさが5割増しになった娘。そんな娘にイライラが抑えられず、爆発寸前になったわたし。<いつまで咳してんだよ、うるさいんだよ><のど飴やうがいなど、少しは工夫しろよ><そのゾンビみたいな顔、うざいんだよ><体調不良にあぐらをかいて、マメの世話を手抜きしてんじゃねーぞ>などなど、悪口雑言が胸の中にうずまきます。でも、あーうれしや。2日(木)〜6日(月)の5日間、娘訪問はお休みです。これをありがたい冷却期間として、気持ちをリセットしなくては。思えば、4月の平日20日間のうち、娘に会わなかったのは2日間だけ。(こちらから訪問したり、娘とマメが泊まりに来たり。)やりすぎですよね。無理しちゃったんですよね。連休後半のいま、娘一家は婿さんの実家を訪問中です。娘からのラインによると、マ...ありがたい冷却期間

  • ばあば、ママとお話しないで

    このごろ、娘と何か話そうとすると「ばあば、ママとお話しないで」とマメが言います。<あそんでほしい>からではありません。<ばあばとママのけんかを見たくない>からです。10日ほどまえ、娘がひどい風邪を引きました。はげしい咳が何日もつづきました。顔色が悪く、つねにだるそうな様子です。もちろん「実家への療養避難」もありましたが、なかなか快復しません。長引く不調の中で、娘のトロさとノロさが、いつもの5割増になりました。わたし:「マメの補聴器ちょっと変だよ、見てあげて」娘:「う〜ん...」わたし:「早く早く」娘:「う〜ん...」生返事だけして動こうとしません。わたし:「早くって言ってるんだよ」この辺でわたしの声が尖ってきます。または、マメの夏物の服がほんの少ししか見当たりません。夏日が連続しているのにこれでは困ります...ばあば、ママとお話しないで

  • 難聴教室

    難聴教室に連絡したところ「前後の学年はもういっぱいですが、2歳児クラスは空きがあります」と言われてホッとひと安心。さっそく、マメと娘と3人で出かけました。こういうときは、あらかじめ電話口で伝えておきます。「娘は極度の口下手(一種のコミュ障)なので、祖母のわたしが渉外担当です」と。マメに「今日は新しい学校に行くよ」と言うと一瞬「え?」と戸惑いながらもすぐに「うん!」と元気な返事。教室では、おだやかな女性施設長さんからていねいな説明がありました。「いかがですか?」「はい、よろしくお願いします!」「あら、ほかを検討しなくていいんですか?」「(驚いて)いえ、こちら一択ですから」「(微笑んで)おやおや」マメは、若い先生に濃厚に遊んでもらってうれしそう。「たのしかった!」と顔を輝かせていました。この難聴教室は、民間の...難聴教室

  • ろう学校への未練

    ろう学校幼児教室のことですが、じつは、まだ通っています。マメの難聴が、「軽いからダイジョブ」というようなレベルではないことに最近ようやく気づいたわたし。普通幼稚園・普通小学校へのインテも、果たしてうまくいくかどうかわからない。さあそうなると、いま通っているろう学校(この分野のトップエリート校)に未練が出てきました。この学校で幼稚部から高校まで過ごせば、安心安全、かつ高いレベルの教育も保証されます。何とかここにしがみつく方法はないものだろうか。とりあえず向こう数年間は(つぎの転勤まで)、片道1時間半かけてでも通ったほうがいいんじゃない?いやいや、何言ってんの?今年は何とか通えたとしても(週2回)、来年幼稚部に進んだら毎日になる。それはさすがにムリでしょ。それに、わずか3歳で、マメの今後の教育方針(ずっとろう...ろう学校への未練

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