爽やかな小説だなぁ。リズムがいい。面白かった。今年の本屋大賞に選ばれたのがなんとなくわかる。ターゲットを選ばない。成瀬あかりという少女の成長日記のような物語。 いくつもの短編が積み重なりながら、ちょっと変わった成瀬の突拍子もないエピソードが
読んだ本を忘れてしまわないように記録を始めました。そして、細かく内容を書くのではなく、読んでみて自分がどう感じたのかを中心に心赴くままに書いています。ネタバレしないように内容に関することはうすーく書いています。
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爽やかな小説だなぁ。リズムがいい。面白かった。今年の本屋大賞に選ばれたのがなんとなくわかる。ターゲットを選ばない。成瀬あかりという少女の成長日記のような物語。 いくつもの短編が積み重なりながら、ちょっと変わった成瀬の突拍子もないエピソードが
ファシリテーションを任されることになったので、改めて大切なことを確認してみようと思いで手に取った一冊である。 はじめに、でいきなり「教えることはしない方がいい」ということからスタートである。学ことに対する意識を変えることから始めないとファシ
また、すごい小説に出会ってしまった。ゾクゾクする…それもいろんな感情で。最初の三分の一の気持ち悪いようなゾクゾク。なんでそうなるの?というような展開。この気持ち悪いような感じは読み進めるのが苦しいなぁと思いながら、曖昧な終わりを迎えて、その
睡眠が学習に及ぼす影響というようなことについてお話を聞いたことがある。睡眠不足は脳の働きに大きな影響を与え、人は寝ながらにしてノンレム睡眠とレム睡眠(眼球運動があるかないか)を繰り返して、記憶の定着や消去について脳は働いている。そんな話を聞
久しぶりの東野圭吾なのかなぁ。新聞広告に大きく取り上げられているのを見て図書館で検索してみると…思った以上に分厚い小説が出てきた。一瞬、これ読むのにどれくらいかかるだろうか…と躊躇したくらいだ。ところが読み始めると先が気になる…ゴールデンウ
国際子ども権利センター 甲斐田万智子 編 荒牧重人 監修 こどもの権利条約について知りたくて、図書館で探して読んでみました。世界中で子どもが強制労働させられたり、食べられなかったり、差別されたりしていることは想像できました。ところが日本
芸術に興味はない…けれど、原田マハの小説を読むと、見てみたいと思う。作品の向こう側にある物語が面白い。青森弁は読みづらい(笑)。 棟方志功という名前はなんとなく耳にした事がある。しかし、作品を見たことはない。ゴッホに憧れて画家を目指して、自
勧められて手に取った本である。文庫本が世の中には出回ってりるが私は図書館で厚いハードカバーを借りてきた。上下巻に分かれた2冊は2016年に初版が発行されている。 これまで私たち人類が地球上でどのような進化や発展をしてきたかは、学校の歴史の授
一枚の絵がある。その絵を見て、何を思うのだろうか。私は、いろいろな美術館に行って、有名な絵画を見ても…つい素通りしてしまう。絵画や芸術というのに、あまり興味がないのである。自分自身それがとても残念。 しかし、今回も原田マハの物語には魅せられ
すごい題名の本だ…。そして、あとがきまで読んで作者が女性だと知る。SF小説の短編集であるが、その領域はかなり広い。歴史的なことにSFが混ざるのは、僕はとても読みやすかったし、状況を思い浮かべながら読むことができる。ところが、「まずは牛を球と
言葉って、いろいろな解釈があります。今回は猫のお告げをタラヨウと言う樹の下で受け取る物語。その人にしか見えないたった一つの単語がお告げ。数文字の単語がキーワードになって気づきを与えてくれる。そんな短編をいくつか組み合わせて、一つの物語になる
技術の教員免許を取ろうと思い行動し始めて間もなく2年になる。職場で翻弄されながらも、ようやく大学に行けるようになってから1年半が過ぎた。昨年度の後期から始まり、3期の間に何とか全ての単位が揃えられそうである。そして、近隣の大学では取れなかっ
重松清の短編集とはいっても、「あの年の秋」「旧友再会」「ホームにて」「どしゃぶり」「ある帰郷」の5話が収録されていて、そのほとんどは「どしゃぶり」であった。テーマは仕事をリタイヤしようとしていたり、故郷への帰郷であったり、実家仕舞いや別れと
令和5年の最後に手に取った小説がこの「鎌倉うずまき案内所」である。そして、いつの間にか年は変わり、令和6年の最初に読み終えたのもこの小説となってしまった。この小説を手に取って、読んでいる間にいろいろあったのは間違いない。 たくさんの短編小説
部活か委員会活動かどちらかに入らなきゃいけない学校ってまだあるのかなぁ。昔は…必ず部活やらなきゃいけなかったなぁ。なんて思いながら、そんな時に、本を一度もまともに読んだことのない主人公が選んだのは楽そうだからという理由で図書委員を選んだ。め
二つのストーリーがある。交互にそのストーリーが現れるのだ。Weblio 辞書で調べてみると「慟哭」とは、悲しみに耐えきれず激しく泣くことを意味する言葉である。慟哭の「慟」とは「声をあげ、身を震わせてなげく」という意味で、「哭」とは「声をあげ
大学で実習授業も受けています。デザイン??!?なんちゃら実習という名前だったけど、まぁ、被覆実習です。布を買ってきてシャツを作ります。11回の実習でなんとか形になりました。一応完成です。作ってみると達成感がありますし、もう少し丈を伸ばせばよ
これで調理実習も最後の一回です。今回はハンバーグなので家族も楽しみにしてくれました。段々と手際もよくなってきたのか、やる前は面倒だなぁと思うけど、やり始めると、割と簡単だったりもする。思ったよりも上手にできるとうれしいものですね。今回も西洋
重松清の小説が好きで、ネット新しい文庫本を見つけて購入した。読んでみると、小説ではない。早稲田大学で重松ゼミを開いているって?特任教授??頭にいくつも「?」を浮かべながら読み進めていく。 2016年から早稲田大学で教師をしているそうだ。そ
全5回の調理実習も終盤に入ってきました。今回は西洋料理を作るということですが、鮭のムニエルとトマトのサラダ、そして、コンソメスープに、マーブルゼリーを作成しました。今回はムニエルに添えるマッシュポテトで、男爵イモをご指名だったのに、家にあっ
これまでに何冊かの石井光太さんの著書を読んできた。ノンフィクション作家だと言われて紹介されたし、読んできた本もノンフィクションだった。ところが今回は小説である。んん?と思いながら読み進める。プロローグから暴力的で、物語にしては重たいことば
この著者の本を何冊か頂いて、時間のある時に読んでいる。もう何冊目だろうか。今回の本は写真が多く、読むのに時間はかからない。しかし、とても気持ちは重くなる。目を背けてはいけないと思いながら、文字の間にある写真は文字の印象をさらに深く心の中に沈
ちょっとしたきっかけから、なかなか手を出さないホラーミステリー小説に手を出してみた。それも読むのは初めての作家である。過去にある島で霊能力者がその霊によって死んでしまったという島に残された予言が現実であるかを確かめにいくところからスタート
世界の貧困問題を著者なりにコミカルにというか悲惨だと訴えるだけではなく、その国や民族の置かれた状況とともに書かれている。貧困地域の問題は悲惨であるが、そこで生きている人たちにはそれぞれに理由があり、そして、生きていくためには仕方なくやらなく
もう何冊目かの元麹町中学校長、工藤勇一さんの本である。今回は、実際に学校改革を行った担当の先生方も著者として加わり、具体的な学校行事や学校運営の方法に触れながら書かれた本である。まさに学校を変えていこうと思った人たちが何を大切にして、どこを
闇ハラスメント…怖い言葉である。自分の事情や思いを相手に押し付けてくること。この小説はそんな闇ハラを振りまく家族を闇祓する物語なのだが。小説というのは読むタイミングが大事だと感じた。体調が悪く熱が出たり頭痛があったり、そんな中で借りてあった
NHKの100分で名著をよく見る。今回は群衆心理を見て、番組内でも番組だけではなく本を読み直してほしいといっていたので(だったのかはすでに覚えていないが…)、図書館で借りてきた。他言語の文章を日本語に訳すというのはとても難しいと思う。本を読
高校物理のテストと言っても過言ではない試験がありました。これまでの15回の講義も、毎回の課題は他に類を見ないほどに多く、問題解いたり、レポート書いたり、実習したりとしてきました。そして最後は高校物理の試験…。似たような公式がいっぱい出てく
工藤勇一先生は現在は横浜創英中学校・高等学校の校長で元は公立中学校で学校改革を進めて、定期テストなどをなくして日本の教育の変化を生み出した方である。青砥瑞人先生は、日本の高校を中退して海外に行き、脳神経科学を学び多くの分野に応用して活躍さ
この人の本が好きだという人のおすすめということで読んでみた。小説ではなく、ドキュメンタリーである。HIVに感染した人たちのそれぞれの人生に向き合った本である。著者がインタビューしたものを書き起こしていった物なので、インタビューに答えてくれる