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なまちゃん通信 https://namachan.club

読んだ本を忘れてしまわないように記録を始めました。そして、細かく内容を書くのではなく、読んでみて自分がどう感じたのかを中心に心赴くままに書いています。ネタバレしないように内容に関することはうすーく書いています。

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2022/01/12

  • 予言の島 (澤村伊智)

    ちょっとしたきっかけから、なかなか手を出さないホラーミステリー小説に手を出してみた。それも読むのは初めての作家である。過去にある島で霊能力者がその霊によって死んでしまったという島に残された予言が現実であるかを確かめにいくところからスタート

  • 絶対貧困 -世界リアル貧困学講義-(石井光太著)

    世界の貧困問題を著者なりにコミカルにというか悲惨だと訴えるだけではなく、その国や民族の置かれた状況とともに書かれている。貧困地域の問題は悲惨であるが、そこで生きている人たちにはそれぞれに理由があり、そして、生きていくためには仕方なくやらなく

  • 自律と尊重を育む学校(工藤勇一編著)

    もう何冊目かの元麹町中学校長、工藤勇一さんの本である。今回は、実際に学校改革を行った担当の先生方も著者として加わり、具体的な学校行事や学校運営の方法に触れながら書かれた本である。まさに学校を変えていこうと思った人たちが何を大切にして、どこを

  • 闇祓 (辻村深月)

    闇ハラスメント…怖い言葉である。自分の事情や思いを相手に押し付けてくること。この小説はそんな闇ハラを振りまく家族を闇祓する物語なのだが。小説というのは読むタイミングが大事だと感じた。体調が悪く熱が出たり頭痛があったり、そんな中で借りてあった

  • 群衆心理 (ギュスターヴ・ル・ボン著 櫻井成夫訳)

    NHKの100分で名著をよく見る。今回は群衆心理を見て、番組内でも番組だけではなく本を読み直してほしいといっていたので(だったのかはすでに覚えていないが…)、図書館で借りてきた。他言語の文章を日本語に訳すというのはとても難しいと思う。本を読

  • 電気工学のテスト

    高校物理のテストと言っても過言ではない試験がありました。これまでの15回の講義も、毎回の課題は他に類を見ないほどに多く、問題解いたり、レポート書いたり、実習したりとしてきました。そして最後は高校物理の試験…。似たような公式がいっぱい出てく

  • 最新の脳研究でわかった!自立するこの育て方 (工藤勇一・青砥瑞人)

    工藤勇一先生は現在は横浜創英中学校・高等学校の校長で元は公立中学校で学校改革を進めて、定期テストなどをなくして日本の教育の変化を生み出した方である。青砥瑞人先生は、日本の高校を中退して海外に行き、脳神経科学を学び多くの分野に応用して活躍さ

  • 感染宣告 エイズウィルスに人生を変えられた人々の物語(石井光太)

    この人の本が好きだという人のおすすめということで読んでみた。小説ではなく、ドキュメンタリーである。HIVに感染した人たちのそれぞれの人生に向き合った本である。著者がインタビューしたものを書き起こしていった物なので、インタビューに答えてくれる

  • 発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法 (岡田尊司)

    なかなか読書をする時間がない。課題のような読まされる読書はやはり楽しくない。さて、久しぶりに岡田先生の本を見つけたので読んでみた。岡田先生の著書はとても分かりやすくまとめられていてすらすらと読めるのでありがたい。さすがは小説家でもあるだけ

  • それでも空は青い (荻原 浩)

    新しい作家に挑戦するときは、友達にどんな小説がいいか選んでもらうといいのも一つの方法。さて、そうやって小さなきっかけの中で選んだのが、この小説だった。 ボジティブな話、ホッとするような話を求めて、手に取ったのだが…思ったものとは違う。短編

  • 死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由(西川幹之佑)

    麹町中学校でいろいろな学校改革をされた工藤勇一先生の講演を聞く機会があった。その際に、教え子の書いた本を紹介されていた。小学校までの教育で、自己肯定感を失い苦しんできた親子が、麹町中学校で救われたというのだ。その彼自身が書いた本から麹町中

  • 魂を養う教育 悪から学ぶ教育 (曽野綾子)

    最後まで読んでみて、なかなか難しいというか厳しい内容であった。人間に対してひとつひとつの考えがとても厳しい。他者に対する一種の諦めがあり、そのうえで自身への厳しさがある。こういう母を持つ子どもはどう育つのだろう。「私の母は○○に厳しかった

  • 金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサト)

    以前にも読んだことがあると思いながら・・・読み進めてきた。そして、その時にも同じことを感じたんだろうなぁと。結局、自分はその刺激をどのように消化したのだろうか。お金のために働くのか、自分のためにお金を働かせるのか。 このブログを振り返って

  • どの子も違う 才能を伸ばす子育て潰す子育て(中邑賢龍)

    目から鱗とまでは言わないが、そうだよなぁ、そうだなと納得しながら読み進めることができる内容である。子どもたちは、親の世代と育つ環境は大きく違うのに、なぜが学校でも求められることは同じというのはやっぱりおかしい。私自身も子どもの保護者参観に

  • 異邦人(いりびと)原田マハ

    なんだか、読書から少し離れてしまった時に、小説でも読んでみようと思うのだ。そして、いつも持ち歩けるような物を求めて、文庫本を選ぶ、では誰の小説を??と思いながら図書館を歩き回っていると原田マハの小説に出会ったのだ。 読んだことないなぁ、と

  • ザリガニの鳴くところ (ディーリア・オーエンズ)

    夏の読書にはちょうど良い。ちょっと厚めの翻訳小説だった。2021年の本屋大賞翻訳小説部門第1位である。誰かに紹介されたが、その時には手に取ることもなく、図書館で出会ったので借りたのだ。それも何冊か借りたうちの一冊で…結果的には、一番読むの

  • 共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか (山竹伸二)

    図書館のいつもの書架を歩いていると、ふと目に留まった一冊である。共感…すごく興味があるので、手に取った。しかし、この「共感」というのを哲学的に見ていくとなると、なかなか難しいものである。先人たちの共感に対する考え方や、共感がどのように生ま

  • ただいま神様当番 (青山美智子)

    ちょっと出かける時に、一冊の小説を持っていくだけで、電車の中や待ち時間が読書タイムに変わり、時間を有意義に過ごせるようになる。文庫本がもってこいである。でも、小説を選ぶというのは、なかなか難しい。そんな時は、誰かが読んでいる小説を「何読ん

  • 学問としての教育学 (苫野一徳)

    教育哲学を専門とする苫野さんの著書。教育学というものが、共通の目的をもって研究されないとあちこちで勝手なことを言って収集がつかなくなっちゃうというところからスタートしている。そして、教育の目指すべき「よい教育とは」について、論証していくの

  • 迷路館の殺人 (綾辻行人)

    ある人が図書館で借りてきた本を並べてあるのを見つけて、「この中でいちばんのおススメは?」と聞いたところ紹介してくれたのがこの小説。ならば、君が返した後に借りてみるね…なんて言って借りてきた本である。 さて、読書には自分に合った物語と合わな

  • 進化する勉強法 (竹内龍人)

    教育心理学の分野では多くの研究がなされてきている。そんな研究の中でも実験によって有効性を認められたものを集めてきたのこの本である。心理学を専門とする大学教員によって書かれた本ではあるが、難しい内容はなく、一つ一つのキーワードを紹介しながら

  • 暗幕のゲルニカ (原田マハ)

    久しぶりに原田マハの本を手に取った。それも図書館でたまたま文庫本を見つけて、借りたのだ。美術に疎い私は、その時はまだゲルニカとは何かを知らなかった。そして、一つの小説として読み始めて、ゲルニカに引き付けられていく自分をすごく感じることがで

  • あの夏の正解 (早見和真)

    「2020年5月20日、全国高等学校野球選手権大会の中止が決定した。」という一文から始まるノンフィクションの取材レポートである。著者は小説家であり、元高校球児。甲子園がコロナのために中止になったのだ。その決定を、甲子園の常連校である愛媛県

  • ルポ 教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち (おおたとしまさ)

    一気に読めてしまう本がある。今回の本がそうであった。なにから探してきたのかは覚えていないが、「教育虐待」という題名に刺さるものがあり、図書館で借りてきた。 私は教育とは何か?!という問いを常に持っている。でも、教育が「虐待」となると言われ

  • 心を鍛える (堀江貴文・藤田晋)

    これまでに、ホリエモンの本は読んだことがある。メディアではいろいろと言われる人であるが(言われることをバネにしているのかもしれない)、いつも話は一貫していて、その生き方を貫いている印象がある。一方で、藤田晋さんのことは全く知らなかった。も

  • 相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え (廣瀬俊朗)

    新聞の広告欄に、この本の紹介が掲載されていた。図書館にいってみると置いてなかったので選書希望を出すと、所蔵に加えてくれた。さて、廣瀬俊朗といえば、ラグビー元日本代表で、キャプテンを務めた選手である。ドラマ化された「ノーサイドゲーム」や、ニ

  • 読書メモ 「オシムの言葉」

    2022年5月1日に元サッカー日本代表監督であるイビチャ・オシム氏が80歳で亡くなったという報道があった。オシムといえば「オシムの言葉」という本を読んだことを思い出す。読書ノートを引っ張り出して、「オシムの言葉」で私がメモした文章を読み直

  • めだか、太平洋を往け (重松清)

    図書館で見つけた本です。久しぶりの重松清。なんだか、重松清の小説が読みたくなる時があるんですよね。今回は題名を見て…なんかしっくりこなかったんです。どんな物語なんだろうって…。 重松さんの小説は本当に重松らしいです。あぁこの言い回し、この

  • ノーサイド 勝敗の先にあるもの (村上晃一)

    図書館にふらりと行ったときに、目に止まった本である。手に取ると、小学生でも読めるように漢字にはルビがあるし、行間も広く、そう、どちらかといえば小学生に向けて書かれたような印象を受ける。普段なら、そのまま書棚に戻すところであるが、最初の〜引

  • 自分を動かす習慣80のヒント集 (張替一真)

    図書館を歩いていて、ふと目がとまり、なんとなく気になって、中も見ずに借りてきた本です。こういう自己啓発の本を手に取るなんて…最近なかったかもしれない。導かれていたのか、それとも、自分の気持ちが落ちていたのか。 こういう本は大抵、書いてある

  • 子どもが心配 人として大事な三つの力 養老孟子

    2022年5月5日 養老孟子の本はとっても勉強になる。今回は子どものことに関するお話ですが、4人の人との対談集である。ご時世であってコロナ禍の対談なのでネットでの対談もあったようである。解剖学者の養老さんですが、なんでこうもすんなり言葉が入

  • 坂の上の雲 司馬遼太郎

    2022年4月25日 ひとこと、「ついに読み終えた」。あとがきによれば、司馬遼太郎がこの坂の上の雲を書くまでに5年の歳月をかけて調べ、そして新聞紙面には4年間掲載されたそうである。司馬遼太郎の40代は、ほぼ「坂の上の雲」を書くことに費やされ

  • 叱らない、ほめない、命じない 新しいリーダー論 岸見一郎

    著者の岸見先生は、日本におけるアドラー心理学の第一人者であり、哲学者である。先生の著書は本当に学びが多い。人間関係に悩んだ時、仕事に行き詰まった時に、図書館で出会うのである。今回の本もそうであった。求めて、アンテナを張っている人の元にち

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