今週のお題「わたしとバレンタインデー」 いくら五年生レベルでも、これだけ仲良くしていれば、安奈ちゃんからチョコをもらえるかもしれないと思った、義理かどうかは別にして。 順一君は期待しながらも、あくまで謙虚だった。 「こんばんは」 「いらっしゃいませ、田口さん!こんばんは 笑笑」 安奈ちゃんはいつも通り、可愛い笑顔で順一君を迎えてくれた。 「お仕事お疲れ様でした」 「いや、そんな…」 「いつものでいいですか?」 「うん、いつもの日替わり下さい」 「はい、お待ち下さい。日替わり1でーす!」「お待たせしました、日替わりでーす」 「ありがとう」 「ごゆっくりどうぞ」 安奈ちゃんはそう言うと、すぐ厨房に…
今週のお題「わたしとバレンタインデー」 「安奈ちゃんお店戻らなくて大丈夫?」 「うん、知っての通りお客さんいないし 笑」 「寒くない?」 「ちょっと寒いけどへーき」 「じゃ、せめて」 順一君は自分のマフラーを外して安奈ちゃんの首にまいてあげた。 「いいよ田口さん!田口さんこそ風邪ひいちゃうよ」 「僕は…安奈ちゃんからのプレゼントで身も心もあったかいから 笑」 「ありがとう。ごめんね、こんな所で渡して」 「別に場所とかは 笑」 「お店で渡すってことはおばさんに見られるって事でしょ?」 「あっ!」 「ね、恥ずかしいから、田口さんが帰ったら追いかけてここで渡そうと思って。サプライズ的に」 「そうだっ…
今週のお題「わたしとバレンタインデー」 いくら五年生レベルでも、これだけ仲良くしていれば、安奈ちゃんからチョコをもらえるかもしれないと思った、義理かどうかは別にして。 順一君は期待しながらも、あくまで謙虚だった。 「こんばんは」 「いらっしゃいませ、田口さん!こんばんは 笑笑」 安奈ちゃんはいつも通り、可愛い笑顔で順一君を迎えてくれた。 「お仕事お疲れ様でした」 「いや、そんな…」 「いつものでいいですか?」 「うん、いつもの日替わり下さい」 「はい、お待ち下さい。日替わり1でーす!」「お待たせしました、日替わりでーす」 「ありがとう」 「ごゆっくりどうぞ」 安奈ちゃんはそう言うと、すぐ厨房に…
今週のお題「わたしとバレンタインデー」 『もしもし桜井ママ!』 『あら順一君こんばんは、ん?もしかして届いた!?』 『はい!バレンタインチョコありがとうございました!』 『うん、良かった 笑、桜井ママから愛を込めた本命チョコだから!』 『えっ……』 『ちょっと!そんなに引かないでよ、順一君!!』 『すみません』 『あっ!ごめーん、順一君はちゃんと本命チョコもらえるんだわね、もうもらったの?』 『あー、会社の人から何個かもらいました 笑』 『バカね!義理チョコの話じゃないわよ、安奈ちゃんから本命チョコもらったの?』 『いや!そんな本命チョコだなんて、僕はその安奈ちゃんの〒♧♬&㈱☞』 『ちょっと…
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