昨年から文科省著作権分科会の中で議論されてきた「AI と著作権に関する考え方について」の素案ですが、ついに最終版となったそうです。 資料1 AI と著作権に関する考え方について(1.4MB) 第69回 文化庁 (bunka.go.jp) パブコメ後にあったように、こちらは分科会法制小委員会の考え方を示すものであり、法的拘束力はなく、最終的な判断は司法的判断に委ねられることが最初のページで強調されています。 基本的には現在の著作権法の解釈に則り、現在のAIの状況を解釈した場合どうなるかというところでまとまった形でした。 一方で、まだ裁判例もなく学説も割れているような論点の箇所でもある、AI生…