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モヤモヤを抱えて今日も生きる。 https://moyamoyaikiru.hatenablog.com/

どこのウマの骨かわからないワタシですが日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

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2021/09/13

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  • 『おしいれのぼうけん』

    我が家には夜のルーティンがありました。 それは就寝前の絵本の読み聞かせです。 このルーティンのおかげでこどもを寝付かせるのに苦労した覚えはありません。 我が家にはリビングに作り付けの自作の本棚があります。 下の方の2段には絵本を中心にこども用の本が並んでいます。 「寝る時間だよ」という声かけを合図に、こどもたちは歯磨きを済ませ本棚の前へ。 ここで就寝前に読んでもらう本を一冊選ぶのがルールです。 読んでもらえるのは一人一冊ですから選ぶのも真剣です。 たくさんある本の中から本日の一冊を選ぶことは、こどもにとっては大変な決断だったのでしょうね。 よく選ぶ絵本の人気ベスト3に入る作品に『おしいれのぼう…

  • 何としても戦争は起こさぬという決意なんだよな

    この文、8月27日付の朝日新聞の天声人語にありました。 「政治家にまず求めたいのは、何としても戦争を起こさぬという決意である。」 そうそう、これなんですよね。 「日本は絶対に戦争はしません!」と事あるごとに政治家に言ってほしいのです。 政治家は「戦争はダメです!」って、世界に向けて愚直に言い続けてほしいんです。 沖縄県石垣島で住民説明会があったそうです。 「台湾有事」などの武力攻撃事態を想定した島外避難などについての意見交換会だとか。 参加した住民からは「疎開と何が違うのか」という質問もあったようです。 政府や行政がこんな説明会を開くこと自体、なんか、戦争の準備のように思えて良い気がしません。…

  • 戦争を回避する小さな抵抗を生活の場面から

    「生活を楽しみ、ぼんやり生きながらも、戦争を回避できる」 これが理想的な環境だな、と思いました。 これは、「日常から消えたあの戦争」と題した朝日新聞の寄稿記事にあったものです。 毎年、夏になると戦争のことを思い起こします。 それは、この季節に終戦記念日があり、広島長崎原爆投下の日があり、テレビや新聞などのメディアが話題に取り上げるからなのでしょう。 くだんの記事は「生活の場面から小さな抵抗で戦争を回避していくような内容を」という、依頼を受けて小説家の柚木麻子さんが書いた寄稿文です。 ドイツでは季節を問わず、「日頃からごく当たり前に、戦争に関する番組がゴールデンタイムにバンバン流れているらしい …

  • 「走れ!児童相談所」を読みました

    ジソーって言われて、児相のことだと思い当たる人はどれくらいいるだろうか。 ジソーが児相=児童相談所だと言い当てても、 児童相談所がどんなところであるか的確に説明できるだろうか。 児童相談所のことは特に最近耳にするようになった気がするが、気のせいか? 気のせいでないとしたら、児相で扱うような出来事が多くなったということか。 児相で扱う案件といったら、発達障害や児童虐待や非行など。 こういうことが世の中で話題になるくらい増えているってことでしょうか。 走れ! 児童相談所 を読みました。 「どの解説書よりも、わかりやすく、感動的に児童相談所の仕事と職員の活動を、臨場感あふれるタッチで描き出した物語」…

  • 「大人になれるか不安」

    大人になれるか不安。 こんなつぶやきがポツンと紙切れに書かれていた。 どうやって応えればいいのだろうか? ワタシには明確な答えの持ち合わせがない。 大人になるのは至極難しいことなのかもしれない。 偶然にも『デミアン』を読んでいた。 この本は、かなり歳の離れた若者に読むことを以前より強く薦められていた。 実は何度か読み始めたことはあったのだが、最初の数ページで挫折していた。 今回、何度目かの挑戦で最後まで読み切った。 しかも、読み終えた次の日に、もう一度最初から読み直した。 立て続けに2度読んだということだ。 どう理解したらよいのかわからないところがいっぱい残ったからかもしれない。 2回読んでス…

  • 戦争起こさぬ責任は誰にある?

    改めて日本国憲法の前文を読み返してみました。 〈政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・・〉 若い頃からこの憲法前文に感銘を受け、この部分も何度もくり返し読みました。 朝日新聞の社説(2024.8.18付)を読んでハッとしました。 「その『戦争の惨禍』とは何かが具体的に分かって初めて、国民主権の意味に迫れるのではないか」 「戦争の惨禍」とは何か? 具体的にリアルに考えてみたことがありませんでした。 惨禍とは見るに堪えないような災難という意味ですよね。 「戦争の惨禍」とは具体的に言うとしたら何だろう? 殺されること、食べ物がなくて飢えること、着る物がないこと、…

  • 「親孝行」は心をしばりつける呪いの言葉

    親孝行というワードであれこれ検索していて見つけた本です。 お母さん、年末、実家に帰らなければダメですか? まだ読んでいないのですが、これは読んでみたい!と思う一冊です。 きっかけはこちらの新聞記事を読んだから。 「親孝行」圧力って、きついんですよね。 最近では、「毒親」なんて言葉も定着してきた感があるので、 「親孝行」に否定的な考えを人前で言っても受け入れてくれる雰囲気がありますが、 一昔前はきつかったですね。 「親不孝」なんて言葉もあって、 実際に自分の親から言われたりしたら、たまったものではありません。 「親孝行」は人の心をしばりつける呪いの言葉にもなりえる、と記事にありました。 そういう…

  • ブレイディみかこさんの最新エッセイ集

    その国を知るには、そこに行って自分の目で見ることがいちばんだ。 できれば、しばらくその国に住んでみることだ。 転がる珠玉のように を読みました。 著者は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)』の ブレイディみかこさんです。 長年イギリスに住んでいるから、現地のことがリアルに伝わってきておもしろいです。 特に「巻き込まれるスキル」はおもしろかった。 シャイを自称する著者が次々にコミュニケーションの輪に巻き込まれていく様がおもしろい。 「・・・と、ここで会話が終わってもいいところだ。が、」 で、次の展開がはじまってしまう。 これが何回も続くのだから、「英国の人はめっちゃしゃべる…

  • 『誰にも相談できません』by高橋源一郎

    人生とはかくも悩み多きものなんですね。 誰にも相談できません (毎日文庫) を読みました。 新聞に掲載された人生相談とその回答が100本収められています。 回答者は作家の高橋源一郎さん、げんちゃんです。 げんちゃんの人生相談は大好きです。 毎回、どんな回答が出てくるのか楽しみです。 それにしても、100本を一気に読むのはハードですね。 なんていったって、人生がかかってますからね。 ひとつ一つが重い。 だから、こんな読み方をしていました。 まず、相談者からの相談を読んで目を閉じて一呼吸入れます。 自分だったらどんなアドバイスをするだろう?と想像します。 それから、げんちゃんの回答をじっくり読みま…

  • もう少し生きやすい社会をつくるんだよ!だれが?

    「講釈師、見てきたように嘘をつき」っていう表現がありますよね。 学者にも、同じようなところがあるんじゃないかって感じるときがあります。 「現場を知らないくせに抽象的な理論を振り回して満足してない?」 学者や研究者に対してこんなふうに感じることがあります。 ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた を読みました。 人新世の「資本論」 (集英社新書) でお馴染みの研究者です。 「もっと現場から学ばなければいけない」と思い、 「現場に行け」を実践した2年間の記録です。 理屈を聞いてるよりもおもしろい。 そう言えば、ウーバーイーツもその仕組みは理屈ではわかっているが、 実際にやってみたこと…

  • 山田太一の小説、宮藤官九郎の脚本でドラマ化!

    今年、2024年の夏、 広島と長崎に投下された原爆によって被爆した人たちの平均年齢が85.58歳となったと、 ニュースが伝えていた。 被爆体験をどう引き継いでいくのかが課題になっていると。 戦争体験を継承するのは難しい。 過去の戦争体験をどんなに詳しく聞こうが、 昔の話に過ぎない。 現在世界のどこかで起こっている戦闘の話を聞いても、 遠い外国の話としか理解できない。 どこか、ひとごと。 リアリティーがない。 戦争はしちゃいけないと思っている。 自分が巻き込まれるのはまっぴらごめんだ。 どんなに不正義でも、戦争よりはいい。 自分が、こんなふうに思うのはどうしてなんだろう。 人間は、放っておいても…

  • 読書感想文にはあらすじは書かなくてもいい!

    あらすじは書かなくっていいって、 三谷幸喜さんが言ってます。 以前に当ブログでも書いたことがありますが、 読書感想文の宿題ってホント厄介です。 読書感想文の書き方なんて学校で教えてくれないですよね。 それなのに「書け!」って乱暴じゃないですか。 あんまり考えたことなかったけど、ちょっと考えたら気づきました。 この宿題は、出す方は簡単(楽ちん)で効果が大きいということじゃない? つまり先生は、「読書感想文を書きなさい」というだけ。 やる方の子ども(児童・生徒)は、本を選んで読んで作文して…とかなり作業が多い。 しかも、提出された感想文はコンクールかなんかに出せるわけですから、 先生にとっては効率…

  • だから本を読めとは言わないが

    パリオリンピックの体操男子個人総合で 岡慎之助さんが金メダルを獲得したことを報じる、 8月2日付の朝日新聞の記事の切り口が素晴らしかった。 金メダルの陰に言葉の力があったことを伝える記事です。 「監督にミスした理由を問われても、返す答えはきまって『きつかったからです』。」 何を訊ねても、答えがいつも「きついっす」。 こんな高校生がいますね。 これだと考えてることがなかなかこちらに伝わってこないんですよね。 いろいろ言葉を補って、「こういうこと?」とか助け舟を出してなんとかわかる。 岡選手の場合、18歳の春にケガをして練習ができないときに、 「練習ができない時間を使って本を読み、感想文を書くこと…

  • 『国民の違和感は9割正しい』

    今年の夏は暑い! いや、今年の夏も暑い! こう暑くては、どうしても・・・という必要に迫られなかったら外に出たくない! そんな状況の中でこの本を読んだ。 国民の違和感は9割正しい 最悪のタイミングでこの本を読んだ。 そんなことあったっけ? こう暑いと、全てのことがどうでもよくなる。 思考停止状態だ。 これはまずい・・・ 「災害や芸能ニュース、政治家のスキャンダルなどでニュースが一色になった時は、あれ?と違和感を持って下さい。」 と、著者の堤未果さんは言います。 なぜか?っていうと、 そういうときは、「かなりの確率で、怪しげな閣議決定がされていたり、政府が私たち国民に作っているところを見られたくな…

  • 『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』

    そのタイトルに惹かれて、読みました。 その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く―― 精神科医の森川すいめいさんが「自殺希少地域」5か所を巡ったときの記録です。 「自殺希少地域」とは自殺で亡くなるひとが少ない地域のことです。 「自殺希少地域」だって前情報があるからなるほどなぁ〜って感じるところがあるけど、 それがないと、ただの田舎探訪って感じ。 著者の森川さんはどうだったんだろう? こういう研究は難しいなって思いました。 「自殺希少地域」ってことは、一人ひとりが大事にされてるんだろうなとか思うし、 読んでるこちらも、他の地域と違うはっきりした特徴が知りたくなる。…

  • 上野千鶴子さんの初プライベート・エッセイ

    上野千鶴子さんといえば・・・ ワタシごときが今さら云々することはありません。 「本やエッセイをたくさん書いてきた。だがプライベートな暮らしについては、これまでほとんど書いてこなかった。」 そうそう、そこに興味があってこの本を手に取りました。 『八ヶ岳南麓から』 爽やかな印象を与える表紙、 それに八ヶ岳っていう響きがワタシにはとっても気持ちがいいのです。 そうそう、勝手につくっていた上野千鶴子さんのイメージとはかなり違う。 大学時代はワンダーフォーゲル部に所属し、スキーもお得意だったのですね。 彼の地での暮らしのレポートを楽しく読ませていただきました。 妙に印象に残っているのがトイレのドア問題。…

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