「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
漢文では「如何(いかん)」と「何如(いかん)」は用法が異なる。前者は手段・方法についての疑問であり、後者は状態についての疑問である。(現代語の)国語辞典を調…
副詞「さ」(前に出たものを受けて「そう」の意を示す)は多く分けるとA 「さ」+ラ変「有り」系Bその他に分けられると思う。 A のグループには・さらば(「そう…
私は若いころ、生け花を習っていたことがある。これは大変いい経験だったと今でも思う。生け花の流派は大変多くその消長は激しく変転極まりない。しかし盛花に関してご…
「うつつ」は漢字では「現」と書く。現実のことを言う。「うつつ」の反対語は何か。「夢かうつつか」とか「夢かうつつか幻か」などと言うから「夢」「幻」あたりが反対…
古文で過去のことを「来し方」(やってきた方。「し」は過去の助動詞「き」)という。未来のことを「行く末」という。セットで「来し方行く末」と使うが、半ば無意識的…
昔の時間の数え方で一刻を四等分し、一ツ、二ツ、……と数える数え方がある。その数え方で八ツ時(午後三時)に食べる間食が「おやつ」である。 一方、無関係の人にま…
「未必の故意」という言葉を『広辞苑』で引くと [法]行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、発生するかもしれな…
鳥のトビは何故「トビ」という名前になったのだろうか? 動詞「飛ぶ」の連用形の名詞化だと考えると、面白い想像ができる。ほぼ全ての鳥が飛ぶ中で、あえて「トビ」と…
女性週刊誌に「遣り繰り上手の奥様」と書いてあった。思うに「遣る」というのは「自分から遠い方向へ移動させる」(お金を使う)ことだろう。「繰る」というのは手元に…
数字の桁は一、十、百、千、万、億、兆、京、……と進んでいく。十まで来ると「十中八九」とか「十分」とか「十全」とかいうように、一応大きな数を表すようになる。 …
因果とは原因と結果である。人ごみに出てインフルエンザに罹ったといった関係である。しかし人ごみに出た人が全てインフルエンザにかかるわけではない。たまたま体調が…
「威張る」など「-ばる」は、その状態・性質が隅々まで広がっている様子を形容する言葉だと思う。適用範囲はかなり広い。・くたばる・へたばる・形式ばる・こわばる・…
「立つ」という言葉の本質は何だろうか。・言い立てる・弁が立つ・声を立てる・聞き耳を立てる・目立つ・顔を立てる・腹を立てる・身を立てる・戸を立てる・お茶を立て…
地図や地球儀には経度と緯度が書かれている。縦が経度で、横が緯度である。 『般若心経』や『法華経』あるいは四書五経は「~経」で終わる。時代を貫いて流れる聖なる…
料理の味を確かめる意の「あじみ」を漢字で書いてくださいと言ったら書けるだろうか。「あじ味」と書いてから「あじ」を漢字にすると「味味」になって「あれっ?」と思…
「井守(イモリ)」というのは、漢字の当て方からもわかるように淡水に住む。昔の人には井戸や水を守っているように見えたのであろう。だからイモリ(「モリ」は「防人…
海にいるヒトデは人の手に似ているからヒトデという。五角形をしているわけだから、指の数としても五本である。上手いところに目をつけるものだ。 紅葉が美しいカエデ…
「所以(ゆえん)」「所縁(ゆかり)」「所謂(いわゆる)」は面白い言葉だと思う。漢字と日本語の読みが微妙に関係するような、しないような感じである。 「所謂(い…
「尖る」という漢字は面白い。「大」の字の上に「小」の字が乗っていて、端に行くほど小さく(とがる)意味を表しているようである。このような字を誰が考えついたのだ…
「何」という言葉も色々な表現を生み出す。「何ぞ何ぞ」が変化したのが「謎々」である。「何たらかんたら」など俗語で辞書には載っていないだろうと思っていると載って…
「成る」の複合語は振幅が大きく面白いと思う。・成り行き・成り上がる・成り代わる・成りきる・成りすます・成り果てる・なりわい・成り立ち・なりふり・なるだけ・な…
「ぬかずく」は「額ずく」で「額(ぬか。ひたい)」を地面などにつけて深く礼をすることである。 「うなずく」は「頷く」で「頷(あご。下あご)」を首につける事であ…
キアゲハ・アオスジアゲハ・クロアゲハなどチョウチョの種名で名前に「アゲハ」と付くものがある。これは「揚げ羽」であり、花などに止まったとき、両方の羽を垂直にし…
山芋の反対語は何か。私は里芋だと思う。里山が対にされているのである。 毛虫の反対語は何か。私は芋虫だと思う。前者は毛があり、後者は毛が無いという対になってい…
「しめた!」(チャンスが来た)と「しまった!」(チャンスを逃した)という言葉は、音調が似ていて意味が正反対であり興味深い。 「しめた!」は「占めた」かも知れ…
大学が制作した学校案内を読んでいると「学問の探求」などと書いてあることがある。 「探求」と「探究」は意味的にも被る率が高い同音異義語ではあるが、大学の「学問…
「つく」という言葉は面白い。気が付く 身に付く 目に付く 耳に付く 鼻に付く 足が地に着く(漢字の差は中国語と大和言葉の差である)火が付く 差が付く 決心が…
二点間を結ぶ最も短い線は直線である。最短距離である。最短で物事をやり遂げることは評価されることが多い。しかし常に直進が優れているとは限らない。 沖縄地方に石…
「二」が付く表現も面白い。「二の足を踏む」「二の舞いを演じる」(「二の舞を踏む」は誤用)「二の句が継げない」など。腕のうち、肘から肩にかけての部分を「二の腕…
「句」というのはなかなか面白い言葉だ。「二の句がつげない」という慣用表現がある。朗詠で第一句が終わって第二句に入る時、急に高音になるので上手く歌えないところ…
「之」という文字は漢文で「の」「これ」「この」「ゆく」などと読む。「ゆく」と動詞で読む時が一番間違いやすいのではないだろうか。しかし実はこれは、皆既に知って…
予言と預言は全く別物である。「205×年×月×日大地震が起こる」と言うのは予言である。将来起こることを予め言っている。これに対して預言とはキリスト教などで使…
前項で私は「しも」が付く言葉を並べた。こういうことができるのは、日ごろからノートを取っているせいもあるが、それ以上に『逆引き広辞苑』のおかげである。多くの電…
文語の副助詞に「しも」というのがある。強意を表す。もともと強意の助詞「し」に、感動の助詞「も」が付いて一体になったものだ。現代文で単独で使われることはないが…
乾布摩擦は乾いた布で体を摩擦するから乾布摩擦という。私はこれを寒風摩擦だと思っている人ニ三人に出会ったことがある。ある本の説明文を読んでいたらわざわざ「寒風…
運動会場設営のため高校一年A組の教室から椅子をに十脚ほど持ち出して運動場に運び込むとする。この場合、・運動場へ椅子を搬入する。・運動場へ椅子を搬出する。のど…
配付と配布はよく似た言葉だが、少し意味が異なる。配付は一人ひとりに配るのである。将に付けてゆくイメージだ。これに対して配布は不特定多数の人に配ることである。…
「沽券(こけん)にかかわる」という表現がある。「自分の面子に差し障りがある」と言った意味である。「沽」は「売る」の意で、「沽券」は売渡の証文である。自分(他…
私は「ロクでもない」というのは「禄でもない」と書くのだと思っていた。「こんな少額ではとても給与とは言えない。もらってもしょうがない。もらわなくても同じだ」と…
我々は「三日」を「みっか」と読む。しかし「三日月」は「みかづき」と読んで、「みっかづき」とは読まない。何故だろうか。 実は古代の読み方・言い方が残ったのであ…
辺には辺境など中心から離れたところと言う意味がある。多角形を取り巻く線のことを辺と言うがこれも同じだろう。 上の側の辺は天辺(てっぺん)であり、中心から離れ…
「方」には四角という意味があるようだ。正方形と長方形の共通部分「方形」を考えてみると納得できよう。前方後円墳と言えば、前側が長方形で後ろ側が円形の古墳である…
蚕の繭と眉毛のマユは、同一の言葉ではないだろうか。
日本人が仏教を受け入れてから千五百年近く経とうとしている。日本的変容を遂げながらも、仏教は完全に日本に根付いたと言ってよいであろう。 ところが、仏教用語の中…
中国の北方ないし西北の地を胡という。この胡の地から輸入された物品には「胡」の字が付いているものが多い。特に食物に目立ち、・胡瓜(キュウリ)・胡椒(コショウ)…
初めから終わりまで、最初から最後までのことを何と言うだろうか。割にストレートな表現では「終始」とかその語順を逆にした「始終」と言ったところであろう。数字的表…
やった仕事量、進度、はかどり具合のことを「はか」と言う。「はかばかし」「はかどる」と言えば、仕事の能率が上がったことを言う。「はかが行く」という表現も同様で…
「おかず」は漢字で書くと「お数」である。数が複数あるから「お数」というのである。発想が面白い。「数」に「お」という敬語がつくところが面白い。食事関係はそうい…
次の漢字が読めるでしょうか?1凸凹2凹凸 正解は1が「でこぼこ」、2が「おうとつ」です。 「これは本当に漢字なのか? 単なる記号ではないのか?」と思った方も…
動詞は普通、動作や状態を表す(「行く」「住む」)。存在を表す動詞というのは特殊である。日本古典で言えば「有り」がこれに相当する。「有り」以外のすべての動詞は…
前の項目で「木魂」と「魂消る」を出した。「たま」というのは何と説明すればよいのだろうか。よくわからない。心の働きの主体であろうか。「木魂」や「魂消る」の他に…
最近「木の葉」を「きのは」と読む人が多い気がする。100%間違いだとは言えないにしても99%間違いではないのか。「木の葉」は「このは」と読む。この方が日本語…
ミジンコははるか昔、小学校の理科の実験で使った記憶がある。このミジンコは実は漢字である。「微塵子」(「水蚤」とも)と書く。「微塵」という言葉は現代ではそれほど…
人類の持続可能な発展のため二〇三〇年までに到達すべき目標として設定されたのが、SDGSである。このSDGSの二項目目に「飢餓をゼロに」がある。また十二項目目…
私が一番好きな古文単語は「くらぶ」(比ぶ)である。「比較する」という意味が当然ある。しかし同時に「仲良くなる。親しく付き合う」という意味があるのだ。比較した…
「様」という語は色々な言葉につくが、どのような言葉につくかをまとめていくと、そこに日本人の心性とも言うべきものが立ち現れてくるように思う。 最も注目されるの…
文人が作った造語や概念というとどのようなものを思い浮かべるだろうか。宮沢賢治の使うオノマトペであろうか。あれは独創的過ぎて一般人が使用するには至っていない。…
病気が治った場合、次のうち正しい表現はどちらだろうか。 1)病気回復 2)健康回復 こう聞かれると意外に戸惑う人が多かったのではないだろうか。答えは 2…
「理」(ことわり)という古文単語がる。道理といった意味だ。語源的には(事割り)である。物事は割って行くと、分解・分析して行くと、その意味がわかってくるものだと…
旅行に行って竹細工体験をした。竹細工で鉛筆立てを作るのだ。指導してくれた人が「竹細工をすると,その人の性格がよくわかる。竹を割ったような性格とか、性格を竹で…
間(ま)は色々な使い方をされる言葉である。落語など日本の話芸、能・狂言などの演劇、舞踊あるいは武道などで重視される観念である。そもそも人間という言葉に「間」…
「真(ま)」は「本当の」といった意味だろう。 実に色々な言葉につく。色につけば (真)+(赤・青・白・黒・黄色)などがある。陰陽五行説の五色には全て「真」が…
今回は大変記憶があやふやな話を書く。明治・大正に活躍した大国語学者大槻文彦に『大言海』という大辞典がある。語源に詳しい。語源は難しいから必ずしも正しいという…
安山岩は漢字で書くせいか、由来を知らない人が結構いる。「安山」とはアンデス山脈のことなのだ。アンデス山脈にたくさんある石なわけである。明治時代、学問上の外国…
「コツをつかむ」という表現がある。この表現の「コツ」が「骨」であることを知って私は大変驚いた。ちょうどそれを知った後、看護学校に進学した子が来るというので、…
センター入試・共通テストの漢文で時々「次の漢字と同じ意味の使い方をしている熟語を選べ」などという設問があり、「白」や「道」に「言う」という意味があることを知…
神奈川県藤沢市にある江の島は江戸時代から観光地として大人気であった。当時の人にとっては、江戸から気軽に行って帰れる距離であったのである。陸繋島(島ではあるが…
無意識にと言っても無理だから、出来るだけ自然に口から舌を出してみて欲しい。遠慮せずに思い切りやってみていただきたい。その時、舌は上方向(上唇の側)に向いたで…
「居る」(ゐる)を古語辞典で引いてみると、色々な意味が出て来る。二大別するなら①存在すると②座る、座っているになるだろう。 ここでは「座る、座っている」の意…
辞典と事典はどちらもジテンと読む。しかも機能も似ている。どう違うのか。実は辞典は国語辞典とか英和辞典のように言葉の意味を中心に解説した書物である。一方、事典…
「是非ともお越しください」といった表現がある。「是非」でひとまとまりとして意識するためあまり考えないが、「是」はYESまたはOK、「非」はNOまたはNOTの…
我々がカラスと呼んでいるのは、種名ではなく、総称である。大抵はハシブトガラスかハシボソガラスである。漢字で書けば「嘴太烏」「嘴細烏」である。字を見てわかるよ…
何の時であったか、私は朝早く上野動物園のそばを通ったことがあった。朝早くて人間の喧騒が始まる前であった、動物園の中からは様々な動物の鳴き声が聞こえて来ていた…
▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようハンコの文化、無くなってきましたね。環境問題的にペーパレスにするのはいい事だから、仕方ないんでしょう…
さて宝論部分の説話を少し見てみたいと思います。(非金宝論)・楊震が道を行くと多くの金があった。楊震は取らずに行き過ぎた。一緒にいた者が「どうしてこれほどの宝を…
最近、暑中見舞い書いたことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようスマホが定着して暑中見舞いも年賀状も減りましたよね。新しい文化形態への…
一晩を寺で過ごそうという人が何人かいます。その中の志有る人で「この世で一番の宝は何か」という雑談になります。今この文章を読まれている皆さんは「七宝」とか「七宝…
最近もの忘れをして困ったことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようまだ物忘れで困っていることはありませんが、時間の問題かなあと……。退…
嵯峨清凉寺に到着して拝んでいると、隣の部屋から寺僧がこの寺の仏像の由来を語っているのが聞こえてきます。忉利天(とうりてん)に説法に出かけ、この世界を留守にした…
最近ちょっと親切にできたと思うことは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう「小さな親切運動」というのがありました。「小さな親切、大きなお世…
鬼界が島から戻ってきた平康頼は東山の居宅に籠っており、そこに友人が訪ねてくる。「鬼界が島のことは申しても無益であろう」と言って話さず、昨今の都の様子を聞くこと…
よく読むエッセイや日記は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう「よく読む」と言えるうちには入りませんが、養老孟司氏のエッセイを「少しだけ」…
今日から私の一押しの古典『宝物集』の概説を始めます。「ほうぶつしゅう」と読みます。平安末期の仏教説話集で、平康頼の編纂です。「ほうぶつ」の「つ」というところは…
あいあい傘したことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は傘の日。日本で長く暮らす親日的中国人がYouTubeで、日本は落し物が戻…
日本古典を読むと日本文化の伝統や知恵が自然に身について来ると思います。学校教育に色々な科目が増え、相対的に古典の重要度は低くなっているように見えますが、これか…
時は金なりを実感したことは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう うつ病→出勤できない→収入が減る
自分の考えを貫いたことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようロックの日で自分の考えを貫いたことというと、親は音楽の道へ進むことに反対だ…
環境のために気にかけてることは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう海洋汚染がひどすぎます。沖縄の海か、お雇い外国人が描いている明治の海の…
あなたのおふくろの味は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう 2050年……。自然離れが急速に進むのに比例して急増していた毒親の割合が遂に…
日本古典を読むと日本文化の伝統・知恵が自然と身について来ると思います。従来の日本文化の上に立って新しい日本文化が花開いてくるわけですから、従来の日本文化を受け…
老後の趣味にしたいことは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう書道。何か日本文化をやって、後世に伝える手助けになりたいです。「六十の手習い…
日本古典を読み続けていると知らず知らずのうちに日本文化の伝統や知恵が身について来ると思います。将来の日本にとってとても大切なことでしょう。 ある高僧が非常に体…
生まれ変わるならどの虫になりたい?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう名前からするとテントウムシでしょうかね。テントウムシはもともと漢字で…
日本古典を読むと日本文化のセンスや知恵が自然に身について来ると思います。将来の日本にとって大切なことでしょう。 自分をとらえて閻魔王宮に連れて行こうとする鬼三…
日本古典を読むと日本文化の伝統や知恵が自然に身について来ると思います。将来の日本にとって大切なことでしょう。 いつも鳥の卵を煮て食べていた男がいる。麦畑に連れ…
日本古典を読むと、日本文化の伝統や知恵が身につくと思います。将来の日本にとって大切なことでしょう。 また言うことには「仏法では陰徳をよい事のように言うけれども…
長く大切に使い続けているものある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう物はみんな長く大切に使っています。問題があります。①家に物が溜まって…
日本古典から日本文化を学ぶのは一つの有力な方法だと思う。一方、外国人が直接体験して驚いている日本文化を学ぶアプローチも貴重だろう。ここしばらく外国人がアップし…
最近手持ち花火したことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようないです。人間、火を使う動物だったはずです。それが今は庭のある家が減って花…
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「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
漢文では「如何(いかん)」と「何如(いかん)」は用法が異なる。前者は手段・方法についての疑問であり、後者は状態についての疑問である。(現代語の)国語辞典を調…
副詞「さ」(前に出たものを受けて「そう」の意を示す)は多く分けるとA 「さ」+ラ変「有り」系Bその他に分けられると思う。 A のグループには・さらば(「そう…
私は若いころ、生け花を習っていたことがある。これは大変いい経験だったと今でも思う。生け花の流派は大変多くその消長は激しく変転極まりない。しかし盛花に関してご…
「うつつ」は漢字では「現」と書く。現実のことを言う。「うつつ」の反対語は何か。「夢かうつつか」とか「夢かうつつか幻か」などと言うから「夢」「幻」あたりが反対…
古文で過去のことを「来し方」(やってきた方。「し」は過去の助動詞「き」)という。未来のことを「行く末」という。セットで「来し方行く末」と使うが、半ば無意識的…
昔の時間の数え方で一刻を四等分し、一ツ、二ツ、……と数える数え方がある。その数え方で八ツ時(午後三時)に食べる間食が「おやつ」である。 一方、無関係の人にま…
「未必の故意」という言葉を『広辞苑』で引くと [法]行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、発生するかもしれな…
鳥のトビは何故「トビ」という名前になったのだろうか? 動詞「飛ぶ」の連用形の名詞化だと考えると、面白い想像ができる。ほぼ全ての鳥が飛ぶ中で、あえて「トビ」と…
女性週刊誌に「遣り繰り上手の奥様」と書いてあった。思うに「遣る」というのは「自分から遠い方向へ移動させる」(お金を使う)ことだろう。「繰る」というのは手元に…
数字の桁は一、十、百、千、万、億、兆、京、……と進んでいく。十まで来ると「十中八九」とか「十分」とか「十全」とかいうように、一応大きな数を表すようになる。 …
因果とは原因と結果である。人ごみに出てインフルエンザに罹ったといった関係である。しかし人ごみに出た人が全てインフルエンザにかかるわけではない。たまたま体調が…
「威張る」など「-ばる」は、その状態・性質が隅々まで広がっている様子を形容する言葉だと思う。適用範囲はかなり広い。・くたばる・へたばる・形式ばる・こわばる・…
「立つ」という言葉の本質は何だろうか。・言い立てる・弁が立つ・声を立てる・聞き耳を立てる・目立つ・顔を立てる・腹を立てる・身を立てる・戸を立てる・お茶を立て…
地図や地球儀には経度と緯度が書かれている。縦が経度で、横が緯度である。 『般若心経』や『法華経』あるいは四書五経は「~経」で終わる。時代を貫いて流れる聖なる…
料理の味を確かめる意の「あじみ」を漢字で書いてくださいと言ったら書けるだろうか。「あじ味」と書いてから「あじ」を漢字にすると「味味」になって「あれっ?」と思…
「井守(イモリ)」というのは、漢字の当て方からもわかるように淡水に住む。昔の人には井戸や水を守っているように見えたのであろう。だからイモリ(「モリ」は「防人…
海にいるヒトデは人の手に似ているからヒトデという。五角形をしているわけだから、指の数としても五本である。上手いところに目をつけるものだ。 紅葉が美しいカエデ…
「所以(ゆえん)」「所縁(ゆかり)」「所謂(いわゆる)」は面白い言葉だと思う。漢字と日本語の読みが微妙に関係するような、しないような感じである。 「所謂(い…
「尖る」という漢字は面白い。「大」の字の上に「小」の字が乗っていて、端に行くほど小さく(とがる)意味を表しているようである。このような字を誰が考えついたのだ…
「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
漢文では「如何(いかん)」と「何如(いかん)」は用法が異なる。前者は手段・方法についての疑問であり、後者は状態についての疑問である。(現代語の)国語辞典を調…
副詞「さ」(前に出たものを受けて「そう」の意を示す)は多く分けるとA 「さ」+ラ変「有り」系Bその他に分けられると思う。 A のグループには・さらば(「そう…
私は若いころ、生け花を習っていたことがある。これは大変いい経験だったと今でも思う。生け花の流派は大変多くその消長は激しく変転極まりない。しかし盛花に関してご…
「うつつ」は漢字では「現」と書く。現実のことを言う。「うつつ」の反対語は何か。「夢かうつつか」とか「夢かうつつか幻か」などと言うから「夢」「幻」あたりが反対…
古文で過去のことを「来し方」(やってきた方。「し」は過去の助動詞「き」)という。未来のことを「行く末」という。セットで「来し方行く末」と使うが、半ば無意識的…
昔の時間の数え方で一刻を四等分し、一ツ、二ツ、……と数える数え方がある。その数え方で八ツ時(午後三時)に食べる間食が「おやつ」である。 一方、無関係の人にま…
「未必の故意」という言葉を『広辞苑』で引くと [法]行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、発生するかもしれな…