「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
間(ま)は色々な使い方をされる言葉である。落語など日本の話芸、能・狂言などの演劇、舞踊あるいは武道などで重視される観念である。そもそも人間という言葉に「間」…
「真(ま)」は「本当の」といった意味だろう。 実に色々な言葉につく。色につけば (真)+(赤・青・白・黒・黄色)などがある。陰陽五行説の五色には全て「真」が…
今回は大変記憶があやふやな話を書く。明治・大正に活躍した大国語学者大槻文彦に『大言海』という大辞典がある。語源に詳しい。語源は難しいから必ずしも正しいという…
安山岩は漢字で書くせいか、由来を知らない人が結構いる。「安山」とはアンデス山脈のことなのだ。アンデス山脈にたくさんある石なわけである。明治時代、学問上の外国…
「コツをつかむ」という表現がある。この表現の「コツ」が「骨」であることを知って私は大変驚いた。ちょうどそれを知った後、看護学校に進学した子が来るというので、…
センター入試・共通テストの漢文で時々「次の漢字と同じ意味の使い方をしている熟語を選べ」などという設問があり、「白」や「道」に「言う」という意味があることを知…
神奈川県藤沢市にある江の島は江戸時代から観光地として大人気であった。当時の人にとっては、江戸から気軽に行って帰れる距離であったのである。陸繋島(島ではあるが…
無意識にと言っても無理だから、出来るだけ自然に口から舌を出してみて欲しい。遠慮せずに思い切りやってみていただきたい。その時、舌は上方向(上唇の側)に向いたで…
「居る」(ゐる)を古語辞典で引いてみると、色々な意味が出て来る。二大別するなら①存在すると②座る、座っているになるだろう。 ここでは「座る、座っている」の意…
辞典と事典はどちらもジテンと読む。しかも機能も似ている。どう違うのか。実は辞典は国語辞典とか英和辞典のように言葉の意味を中心に解説した書物である。一方、事典…
「是非ともお越しください」といった表現がある。「是非」でひとまとまりとして意識するためあまり考えないが、「是」はYESまたはOK、「非」はNOまたはNOTの…
我々がカラスと呼んでいるのは、種名ではなく、総称である。大抵はハシブトガラスかハシボソガラスである。漢字で書けば「嘴太烏」「嘴細烏」である。字を見てわかるよ…
何の時であったか、私は朝早く上野動物園のそばを通ったことがあった。朝早くて人間の喧騒が始まる前であった、動物園の中からは様々な動物の鳴き声が聞こえて来ていた…
▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようハンコの文化、無くなってきましたね。環境問題的にペーパレスにするのはいい事だから、仕方ないんでしょう…
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「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
漢文では「如何(いかん)」と「何如(いかん)」は用法が異なる。前者は手段・方法についての疑問であり、後者は状態についての疑問である。(現代語の)国語辞典を調…
副詞「さ」(前に出たものを受けて「そう」の意を示す)は多く分けるとA 「さ」+ラ変「有り」系Bその他に分けられると思う。 A のグループには・さらば(「そう…
私は若いころ、生け花を習っていたことがある。これは大変いい経験だったと今でも思う。生け花の流派は大変多くその消長は激しく変転極まりない。しかし盛花に関してご…
「うつつ」は漢字では「現」と書く。現実のことを言う。「うつつ」の反対語は何か。「夢かうつつか」とか「夢かうつつか幻か」などと言うから「夢」「幻」あたりが反対…
古文で過去のことを「来し方」(やってきた方。「し」は過去の助動詞「き」)という。未来のことを「行く末」という。セットで「来し方行く末」と使うが、半ば無意識的…
昔の時間の数え方で一刻を四等分し、一ツ、二ツ、……と数える数え方がある。その数え方で八ツ時(午後三時)に食べる間食が「おやつ」である。 一方、無関係の人にま…
「未必の故意」という言葉を『広辞苑』で引くと [法]行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、発生するかもしれな…
鳥のトビは何故「トビ」という名前になったのだろうか? 動詞「飛ぶ」の連用形の名詞化だと考えると、面白い想像ができる。ほぼ全ての鳥が飛ぶ中で、あえて「トビ」と…
女性週刊誌に「遣り繰り上手の奥様」と書いてあった。思うに「遣る」というのは「自分から遠い方向へ移動させる」(お金を使う)ことだろう。「繰る」というのは手元に…
数字の桁は一、十、百、千、万、億、兆、京、……と進んでいく。十まで来ると「十中八九」とか「十分」とか「十全」とかいうように、一応大きな数を表すようになる。 …
因果とは原因と結果である。人ごみに出てインフルエンザに罹ったといった関係である。しかし人ごみに出た人が全てインフルエンザにかかるわけではない。たまたま体調が…
「威張る」など「-ばる」は、その状態・性質が隅々まで広がっている様子を形容する言葉だと思う。適用範囲はかなり広い。・くたばる・へたばる・形式ばる・こわばる・…
「立つ」という言葉の本質は何だろうか。・言い立てる・弁が立つ・声を立てる・聞き耳を立てる・目立つ・顔を立てる・腹を立てる・身を立てる・戸を立てる・お茶を立て…
地図や地球儀には経度と緯度が書かれている。縦が経度で、横が緯度である。 『般若心経』や『法華経』あるいは四書五経は「~経」で終わる。時代を貫いて流れる聖なる…
料理の味を確かめる意の「あじみ」を漢字で書いてくださいと言ったら書けるだろうか。「あじ味」と書いてから「あじ」を漢字にすると「味味」になって「あれっ?」と思…
「井守(イモリ)」というのは、漢字の当て方からもわかるように淡水に住む。昔の人には井戸や水を守っているように見えたのであろう。だからイモリ(「モリ」は「防人…
海にいるヒトデは人の手に似ているからヒトデという。五角形をしているわけだから、指の数としても五本である。上手いところに目をつけるものだ。 紅葉が美しいカエデ…
「所以(ゆえん)」「所縁(ゆかり)」「所謂(いわゆる)」は面白い言葉だと思う。漢字と日本語の読みが微妙に関係するような、しないような感じである。 「所謂(い…
「尖る」という漢字は面白い。「大」の字の上に「小」の字が乗っていて、端に行くほど小さく(とがる)意味を表しているようである。このような字を誰が考えついたのだ…
「泉」は、(出づ)+(水)であろう。 「水戸」は、(水)+(入口)であろう。 「汀」(みぎわ)は、(水)+(際)であろう。 「水面」(みなも)は、(水)+(…
漢文では「如何(いかん)」と「何如(いかん)」は用法が異なる。前者は手段・方法についての疑問であり、後者は状態についての疑問である。(現代語の)国語辞典を調…
副詞「さ」(前に出たものを受けて「そう」の意を示す)は多く分けるとA 「さ」+ラ変「有り」系Bその他に分けられると思う。 A のグループには・さらば(「そう…
私は若いころ、生け花を習っていたことがある。これは大変いい経験だったと今でも思う。生け花の流派は大変多くその消長は激しく変転極まりない。しかし盛花に関してご…
「うつつ」は漢字では「現」と書く。現実のことを言う。「うつつ」の反対語は何か。「夢かうつつか」とか「夢かうつつか幻か」などと言うから「夢」「幻」あたりが反対…
古文で過去のことを「来し方」(やってきた方。「し」は過去の助動詞「き」)という。未来のことを「行く末」という。セットで「来し方行く末」と使うが、半ば無意識的…
昔の時間の数え方で一刻を四等分し、一ツ、二ツ、……と数える数え方がある。その数え方で八ツ時(午後三時)に食べる間食が「おやつ」である。 一方、無関係の人にま…
「未必の故意」という言葉を『広辞苑』で引くと [法]行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、発生するかもしれな…
鳥のトビは何故「トビ」という名前になったのだろうか? 動詞「飛ぶ」の連用形の名詞化だと考えると、面白い想像ができる。ほぼ全ての鳥が飛ぶ中で、あえて「トビ」と…
女性週刊誌に「遣り繰り上手の奥様」と書いてあった。思うに「遣る」というのは「自分から遠い方向へ移動させる」(お金を使う)ことだろう。「繰る」というのは手元に…
数字の桁は一、十、百、千、万、億、兆、京、……と進んでいく。十まで来ると「十中八九」とか「十分」とか「十全」とかいうように、一応大きな数を表すようになる。 …
因果とは原因と結果である。人ごみに出てインフルエンザに罹ったといった関係である。しかし人ごみに出た人が全てインフルエンザにかかるわけではない。たまたま体調が…
「威張る」など「-ばる」は、その状態・性質が隅々まで広がっている様子を形容する言葉だと思う。適用範囲はかなり広い。・くたばる・へたばる・形式ばる・こわばる・…
「立つ」という言葉の本質は何だろうか。・言い立てる・弁が立つ・声を立てる・聞き耳を立てる・目立つ・顔を立てる・腹を立てる・身を立てる・戸を立てる・お茶を立て…
地図や地球儀には経度と緯度が書かれている。縦が経度で、横が緯度である。 『般若心経』や『法華経』あるいは四書五経は「~経」で終わる。時代を貫いて流れる聖なる…
料理の味を確かめる意の「あじみ」を漢字で書いてくださいと言ったら書けるだろうか。「あじ味」と書いてから「あじ」を漢字にすると「味味」になって「あれっ?」と思…
「井守(イモリ)」というのは、漢字の当て方からもわかるように淡水に住む。昔の人には井戸や水を守っているように見えたのであろう。だからイモリ(「モリ」は「防人…
海にいるヒトデは人の手に似ているからヒトデという。五角形をしているわけだから、指の数としても五本である。上手いところに目をつけるものだ。 紅葉が美しいカエデ…
「所以(ゆえん)」「所縁(ゆかり)」「所謂(いわゆる)」は面白い言葉だと思う。漢字と日本語の読みが微妙に関係するような、しないような感じである。 「所謂(い…
「尖る」という漢字は面白い。「大」の字の上に「小」の字が乗っていて、端に行くほど小さく(とがる)意味を表しているようである。このような字を誰が考えついたのだ…