「どういう事なのか聞かせてくれないかな? 」 先生にとっても意外だったのか、瞼を開き両目で私を見る。何だか自分ごときが狩野先生に講釈を垂れる様で気恥ずかしかっ…
ど素人が書くグダグダな小説モドキですが、どうぞ読んで笑ってやって下さい (´;ω;`)ウゥゥ
「どういう事なのか聞かせてくれないかな? 」 先生にとっても意外だったのか、瞼を開き両目で私を見る。何だか自分ごときが狩野先生に講釈を垂れる様で気恥ずかしかっ…
「梅ちゃん、お疲れ様」「あっ!先生、お世話になります」 狩野省吾先生はいつもと全く変わりなく、ただ、優しい笑みを浮かべ相談室へ入ってくる。先生を客観的に見れば…
調査に着手してから数日が経過し、私は改めて狩野省吾先生の事務所へと車を走らせている。契約日数を全て終えた訳では無かったのだが、とりあえずは現況を先生に確認して…
誠に申し訳ございません( TДT)ゴメンヨー 本日の「職場の影㊿」は仕事の都合でお休みさせて頂きます。 近い将来、少し変わった仕事に入る可能性が出てきました…
【19時08分】 イメージとは少し違う…それが率直な感想だった。 裏が取れている訳では無かったのだが、おそらく彼女は派遣型の風俗店に勤めていて、前回見た時も結…
【18時30分】 「嵌ったな… 」「っすね… 」 国道3号線を市内中心部へ向けて下っていたのだが、ちょうど夕刻の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまい身動きが取れな…
【17時58分】 『梅ちゃんお疲れ様。経過報告ありがとうございます。早速だけど、明後日の午後あたり都合はどうでしょうか? 』 「おっ!? 」 狩野省吾先生から…
【16時40分】 この後の動きをどうするか考えながら、私は狩野省吾先生にメールを書いた。 「先生、お世話になります。先生のご都合が合えば、一度打ち合わせをお願…
いつも弊社のブログをご覧戴いている皆様、誠にありがとうございます 本日は業務がびっしりですので「職場の影」をお休みさせて頂きます( TДT)ゴメンヨー この…
【16時25分】 「なんだここ…知ってる? 」「さぁ…僕も初めて来たっすよ… 」 散々細かい道を慎重に尾行しながら辿り着いた場所は、今まで見た事の無い旅館風の…
【16時00分】 「ったく…どこまで行きゃ気が済むんだよ! 」「やっぱ、大勝してるから強気っすね… 」「私なんて…こんな長い距離、タクシーに乗った事無いよ。多…
【15時20分】 「やっぱりな… 」「っす! 」 こちらの思惑通り、柏原幸広と彼女は2人笑いながら景品交換所から一番近い出入り口に姿を見せた。今日は2人して大…
【12時50分】 やがて30分近く待たされただろうか。未だYくんの姿は見えず、私は車内に悶々とした気持ちで取り残されたままだ。 店内で一体どうなっているのか今…
【12時05分】 「どうだったっすか? 」「当たりも当たり、大当たりだよ! 」「マジすか? 」「あぁ、この調子なら奴ら、閉店を待たずにどこかに出掛けるかも知れ…
【10時00分】 店員が一礼した後に自動ドアを開くと、いつの間にか長い列を作っていたパチンコファン達が一斉に店内へ入っていく。別に打つ気の無い私は柏原幸広と女…
【09時35分】 仕方なくYくんに小銭入れを渡して車から降りた。自業自得を認めたくない私は、誤魔化すように細かい指示をYくんに出す。 「いいかYくん!もしかし…
翌日、無言で車に乗っている2人。私の表情はどこか綻んでいて、ニヤついている。一方、Yくんはどこかしらイラついていて、私が何か一言余計な事を喋ってしまえば、今に…
毎度弊社の書き物をご覧頂きありがとうございます 新しい1週間が始まりましたが、実際毎日調査やってると今日が何曜日か何日か分からなくなってしまう事があります。 …
【23時45分】 ある程度予測はしていたが、2人は女性が車を停めていたパーキングの方向に向かって歩いていく。思い出せばパーキングには他の車もあった。 私の予測…
【23時30分】 店舗と倉庫のに挟まれた、細い路地の奥に2階建ての建物。暗くてハッキリとは見えないが、凡そ周囲とは似合わない小さなアパートか若しくは少し大きめ…
【23時10分】 「んふふ…♡ 」 Yくんの顔はキャンバスだ!芸術は爆発だ!多分。なんて思いながら、思いきり溜まったストレスを落書きで発散する私。まずは時間も…
【23時00分】 うっすらと汗をかいているYくんに「もう死ん…いや、寝ててもいいよ」と声を掛け、私は尾行に集中する事にした。女性の乗った車は、国道から県道へ抜…
【22時45分】 柏原幸広の姿と、一緒だった女性がアパートの階段を降りてくる姿が見える。Yくんは既に助手席でイビキをかきながら●んでしまっているが、私は慌てて…
【20時50分】 「やっぱ入ったっすか? 」「あぁ、入ったよ…入りやがったよ! 」 柏原幸広が何を考えているのか、私にはさっぱり分からないまま、吐き捨てる様に…
いつも弊社の書き物をお読み下さり誠にありがとうございます 本日の「職場の影」ですが、気が付いたら書いてた原稿が終わっていたのでお休みさせて頂きます( TДT)…
【20時31分】 「嘘っっ!! 」 Yくんは無関心を装いすれ違ったが、確かに柏原幸広だ。そして、その後ろには最初の見立て通り、年齢は30歳くらいの少し落ち着い…
【20時10分】 こちらの思惑通り、柏原幸広は自宅へ向かって進んでいる。ここまで来れば帰宅はもはや確実なものとなりつつあった。 「思ったよりここまで時間かかっ…
【19時50分】 「おいぃぃぃぃぃ!まだか!!まだ出てこんのかいぃぃぃ!! 」「ぐぅぅぅぅぅ…←(Yくんのイビキ) 」 Yくん同様、私も眠気で意識を失いかけて…
【14時15分】 少し待っていると、店を出る2人が見えた。女性は少し大きめのバッグを抱えている。入る時にはハンディカムを構えていて気付かなかったのだが、きっと…
【13時40分】 「ふー…喰ったな」「うん、美味しかった。じゃあ私、店に行って着替え取ってくる! 」 女性がそう言って席を立った音が聞こえたので、顔を隠すべく…
いつも弊社の拙いブログをお読み下さり誠にありがとうございます久々に今日は「職場の影」をお休みさせて頂きます( TДT)ゴメンヨーさて、世間では既に「ゴールデ…
思いきり甘いものに飢えていた私は、出されたメニューを見てテンションが上がりそうになったのだが、Yくんが目配せで「何やってるっすか!? 」と、言いたそうだったの…
【12時45分】 2人はタクシーを降りると、そのままアーケードへ入って、ブラブラ繁華街を散策し始める。Yくんにとりあえずの尾行を任せ、私は近くの駐車場へと車を…
【12時25分】 じっと張り込みを続けている私達の前に、柏原幸広達が姿を現す。どうやら、パチンコでそれなりの成果が上がったのだろう。外へ置いてある灰皿の傍で煙…
「なんすかそれ? 」 Yくんは私の意図が分からず不思議そうな顔をして尋ねる。それは当たり前のリアクションだと言えるのかも知れない。 「いやな、このまま調査を続…
「ふぅわ…眠ぃ… 」 翌日も私達は前日と同じ時間に柏原幸広の自宅前を陣取って張り込みを続けている。前日からの疲れなのか慢性的な疲労なのか、もはや区別をつける事…
【18時32分】 大通りで停車したタクシーの後方、数十メートルの場所に私達も同じように車を停車させる。 「社長…まさかっすよね? 」 Yくんが不安そうな声で言…
【18時00分】 「Yくんあれ…! 」「かあっ!!面倒くさいっすねぇ!! 」 Yくんが腹を立てる気持ちも理解出来ないではない。階段の前に1台のタクシーが停まっ…
【16時20分】 結局、店内で彼女の姿を見つける事は出来なかった。勿論「手洗い」に入っている可能性だってありはするのだが、こればかりは確かめる術も、時間も無い…
【16時00分】 「おい、まだ16時だよ… 」「っすねぇ… 」「時間だから…次はYくん見てこいよ」「へいへい… 」 パチンコ店の駐車場で車の中にじっと待つだけ…
【13時00分】 「社長!起きるっす!!もう昼っすよ!! 」「……ん!? 」 車内で泥の様に眠り込んでいた私は、Yくんから身体を思いきり揺さぶられてやっと目を…
普通に考えれば、仕事もせず2人で閉店までパチンコ台にしがみ付いていたとしても何ら不思議では無い。一度そんな想像を始めてしまうと、今の自分が段々暇に思えてきて……
「なにやってんすか? 」 Yくんが開口一番そう言って呆れている。 「パチンコ屋の事がよく分かんなかったんだよ!って言うか…アイツ見てた? 」「心配しなくっても…
遅い時間のアップとなってしまいました。いつも弊社の書き物をご覧頂きありがとうございます。 本日の「職場の影」は都合により、お休みさせて頂きます( TДT)ゴ…
【08時55分】 じっと様子を窺っていたのだが、私達の予想に反して2人はヘラヘラと笑いながら徒歩で移動を始める。 「マジか!面倒くせぇなぁ… 」「っすねぇ… …
「何でYくんはそう言い切れるんだ? 」 張り込みを始めたばかりだったが、酒を買い込んでたった今、柏原幸広は部屋に引き籠ったばかりだ。きっと暫くは出てこないだろ…
「いらっしゃいませ… 」 やっとの思いで柏原幸広をレジで接客し終えた緊張感からか、女性の表情はうっすらと青ざめていた。なので、彼女に気を遣わせる訳もいかないと…
柏原幸広はほろ酔い気分なのだろう。ショーケースを開くと、思い思いにビールやハイボールの缶を取っては、カゴの中に放り込んでいる。店内は今から仕事に向かう人達が多…
「いらっしゃいませ」 朝のコンビニはなかなかの活況で、これから仕事に向かう人達が思い思いに商品を手に取っている。奥にある弁当やサンドイッチの棚は、既に並べてあ…
建物の全景を撮影し、念の為、窓に明かりが点いている部屋の窓だけを少しズームして映す。もしも、この部屋が対象者の住む202号室だったら、既に対象者は起きているか…
「対象者の名前は柏原幸広、年齢は32歳。後はこの資料を見てくれ」「っす! 」 私が昨夜、簡単にまとめた資料にYくんは眼鏡を額に掛け、目を通している。写真も送ら…
「さぁ、先生も帰った事だし会議を続けましょうか」「…… 」 今更上手く逃げ果せる術も無く…仕方なく説教の続きをされるものとばかり思っていた私。 「それで社長、…
「なぁ、おかしいだろう? 」 狩野弁護士は少し呆れた様に言う。 「確かにそうですね… 」 会社側がどんな理由で、もう少し強気な話が出来ないのかさえ私には分から…
そんな私とSさんの仲睦まじい(?)やり取りを敏感に感じた狩野弁護士は、口角を静かに上げて私に言った。 「私が言うのも可笑しいけど、梅ちゃんも煙草…付き合ってく…
相変わらず仕事の話になると、真剣な眼差しになる狩野先生を前にして、私もそんな態度を合わせたかったのだが、どうにも恥ずかし過ぎる姿を見られた直後だったので間抜け…
「梅ちゃん、久しぶり」 そう言って静かに微笑む男性は、まさに狩野省吾先生。私は思わず歓喜する。これでやっと説教が終わるからだ! 「どうなさったんですか先生!ど…
「あのぅ…そろそろ正座やめても… 」「やかましい! 」「はひっ! 」 正座はおろか、この際、会社も辞めたいくらいだ!なんで社長の私がこんなにも叱られなくちゃな…
何故だかは分からないが、私は今まで何度となく見た。いや、正確に言えば「見慣れた」風景を見ている。 勿論、場所は事務所の中。なのに、何故こんなにも、まるで夢でも…
いつも弊社の拙いブログをお読み下さり誠にありがとうございます普通、キリの良い所で3月31日にお話を終わりたいと思っていたのですが…結局はオーバーランしてしまい…
「社長、お客様が… 」「えっ!? 」 Sさんが困惑したような表情で言うので思わず右側にある半透明のパーテーションの方を見た。確かにそこには人影があり、座ったま…
更に数日が経った。 私は相変わらず自宅と受け持ちの調査現場を往復している変わりない日常。 そもそも…私のごくごく小さな(?)不祥事が原因でスタッフ(特にSさん…
「息子がそう言ったのなら仕方がないわよ。いいじゃない、仕事に責任感を持って本人が忙しくしているのだから… 」「そんな… 」 木下幸代さんは私の振る舞いを責める…
道の途中、何かささやかな見舞いでも持って訪問しようと考えてはいたのだが、病室でどんな姿になっていらっしゃるのか分からない所に食べ物や飲み物も無いだろうと思い直…
「ぅわ!びっくりした!! 」 一瞬、眠りに堕ちていた私。思わず飛び起きてしまい、土手を転がり落ちそうになる。 「眠ってただけか… 」 ここの所、睡眠不足が続い…
何もかもが私の行き過ぎた行動で無駄になってしまった。そんな虚無感だけが私を包んでいる。 「とにかくもう話す事は無い。黙って帰ってくれ。頼む」「…… 」 最後は…
「お願いします!洲本さんが忙しい事も重々承知しています!だけど… 」「だけど何だ? 」 一段低い声でそう言われて、思わず下げていた頭を上げてみる。すると洲本啓…
「洲本ですが… 」 電話の声は友好的には聞こえない。どちらかと言えば「迷惑」を匂わせる様な暗い声だった。 「こんな時間にすみません。今、施設に来ていて… 」「…
私はもう一度改めて佐賀へと向かっていた。 九州自動車道を福岡方面へと進みながら、山の斜面を桜色に染める桜を見ても何だか今年は浮かれた気分にはなれずに、いずれ散…
「啓二が…ですか? 」「はい。そうです… 」 言ってしまった傍から、後々場合によっては「嘘つき」と非難されても仕方の無い自分の発言に嫌悪感を抱いてしまう。勢い…
買い物を終え、予定を少しオーバーした16時40分に私は町立病院に到着する。夕方近くになったせいか車も混みだして多少焦ったが、木下幸代さんに告げていた時間を10…
良かった…それが偽らざる本音だった。 電話を切る前に、互いの電話番号を交換する。これでとりあえずは彼が約束を反故にする可能性は無いと踏み、更に安堵した。 しか…
翌日、会社に行くのが怖くて引き籠っている私の元に洲本啓二からの電話が掛かってくる。時刻は昼の13時過ぎ。 携帯電話の番号を聞いていた訳では無かった私は、彼から…
「マジでどうしよう… 」 完全にパニック状態に陥ってしまっている私だった。善後策を考えるが頭の中では彼女にバカ程殴られるシーンや顔面を踏みつけられるシーンが頭…
そう言いながらまた、裏口から忙しなく施設の中に戻る洲本啓二を眺めていて、使命感を持って仕事を行っている彼の様子に安堵したのだが、その彼が仕事を終え1人になった…
そして目を開いた瞬間、彼は何かを思い出した様にも見えた。しかし、制止された以上、私から口を開く訳にもいかず、彼の言葉をじっと待っていた。 「そう言えば… 」 …
「私が洲本ですが…あなたは? 」 防犯を徹底しているからなのか、いきなり背後から現れた洲本啓二に対し、私は一瞬戸惑ったものの、すぐに慌ててバッグの中から名刺を…
施設のドアに手を掛けて開けようとしたのだが…鍵が掛けられていてドアは開かない。 「マジか…もう施錠? 」 2、3度、取っ手を握って前後に揺さぶってみるものの、…
私の悪癖。お節介、出しゃばり、余計なお世話etc.… 分かっていても、生い先そう、長くはないであろう彼女の声を聞いていると、どうにも我慢が出来なくなってしまう…
「どうなさったんですか… 」 あまりに覇気の無い声に、思わず心配してしまい出た言葉だ。 「実は…今、入院していまして」 やっぱりという予感はあったのだが、今は…
「梅木さんはまだまだやね。やっぱりこの仕事を続けていく以上、常に顧客の立場になって考えて「徳」を積んでいかないと」「はぁ?では香月社長はその『徳』を積んでいら…
「お久しぶりで~す… 」 あいざわ調査室のドアを開くと事務所の奥から声がした。 「どもども…お久しぶりです」 その奥に目をやると、変わらない笑顔で香月社長の顔…
「何だ…洲本主任の事だったんですね!びっくりしたぁ… 」 そう言って彼女は笑った。同時に私の緊張感も半分は和らぎ、思わず天を仰いだ。 「すみません…主任は今日…
ここへ辿り着いて、たった10分程度しか経っていないのに、視界に入る介護職員の数だけでも10名を超えている。想像以上に大きな箱だと感じていた。 先入観の中では「…
昨日食べたケーキは実に美味かった。気が付けば買い込んだ5個のケーキ全てが朝露の如く消えてしまっていたくらいなのだから… そんなどうでもいい事を思い出しつつ、私…
「しまったぁぁぁぁぁぁ!! 」 団地を出た私は今、国道をスーパー方向へと猛ダッシュしている。すっかり暗くなってしまった国道はまだ多くの車が流れていて、実に危険…
「その話は確かか? 」 仲川宏は私を覗き込む様に尋ねた。もっとも、これこそ私にしてみれば咄嗟についた「方便」だったのだから「違います」と言ってしまえば彼はきっ…
「ふぅ…… 」 仲川宏は溜息を突いて、背中を少し丸める様にして椅子に腰掛け直す。そしてツナギの胸ポケットから煙草を取り出すと少し大きな声で言った。 「おい、ナ…
彼が欲しがっている情報と、私が欲しがっている情報。まさに「人質の交換」みたいな話になってしまっているが、私の立場でわざわざ取材に応じて情報をくれた2人に背いて…
「はい? 」 奥さんではなく、仲川宏の声だった。その声には、余程ここへ誰かが訪問する事は珍しいのだろう。明らかに不審の音が混じっている。直感的に私が来た事を悟…
走って追い掛けたはいいが、団地までは結構な距離があって、私なんかが走った所で仲川宏の乗る軽自動車に追い付く筈も無く…… それでも走りながら、手に握っていた買っ…
「……わっ!! 」 つい、ウトウトしている間に、すっかり春の陽気に煽られて眠ってしまっていた私。慌てて腕時計を見ると時計の針はやがて5時30分になろうとしてい…
「冷蔵庫…までの時間…? 」「はい」 店員は恐る恐る震える様な声で言うが、私の頭の中はそんな事全く考えちゃいなかった。 腕時計をチラリと見る。時刻は午後3時。…
いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます。早いもので2月も残すところ今日、明日の2日間になってしまいました… 今更ながら時の経つのは早いものです。…
「お願いします…と、言うか、私はここで奥様ともお会いしてはいませんから… 」 私と奥さんがこのスーパーで偶然とはいえ、接触した事を仲川宏が知れば、彼は余計、頑…
「洲本啓二さんが? 」「そうなのよ… 」 意外な所で、対象者である洲本啓二の名前が出てきたので驚いてしまう私だった。そのままの勢流れに任せて、私は彼女の話に耳…
「あっ!? 」「えっ!? 」 視線の先に、仲川宏と同居している女性が買い物カゴを脇に抱えて売り場に立っている姿に気が付いた。そして、同時に彼女もそんな私の存在…
いつも弊社のブログに遊びにお越し頂きありがとうございます。 本日の「桜の花弁が舞い散る頃」ですが、調査に追われとうとう書き上げられませんでした。って言うか、ま…
チョコレートなんて実に儚い食べ物だ。 せっかく楽しみに取っておいたン千円相当の箱チョコなんて、食べてしまえば一瞬。まるで蒸発でもしてしまったみたい。 「ささ……
そのまま3日が経ったが、杳として洲本啓二の居場所は手掛かりさえ掴めなかった。気持ちばかりが焦ってしまい、会社にも出勤する事も無く、ただ、ぼんやり考え込む日々。…
「あんた、この人に教えてやんなよ」 この言葉を聞いた瞬間、仲川宏が洲本啓二の居場所を知っている事を確信出来た。まだ、調査を引き受けてほんの数時間しか経っていな…
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「どういう事なのか聞かせてくれないかな? 」 先生にとっても意外だったのか、瞼を開き両目で私を見る。何だか自分ごときが狩野先生に講釈を垂れる様で気恥ずかしかっ…
「梅ちゃん、お疲れ様」「あっ!先生、お世話になります」 狩野省吾先生はいつもと全く変わりなく、ただ、優しい笑みを浮かべ相談室へ入ってくる。先生を客観的に見れば…
調査に着手してから数日が経過し、私は改めて狩野省吾先生の事務所へと車を走らせている。契約日数を全て終えた訳では無かったのだが、とりあえずは現況を先生に確認して…
誠に申し訳ございません( TДT)ゴメンヨー 本日の「職場の影㊿」は仕事の都合でお休みさせて頂きます。 近い将来、少し変わった仕事に入る可能性が出てきました…
【19時08分】 イメージとは少し違う…それが率直な感想だった。 裏が取れている訳では無かったのだが、おそらく彼女は派遣型の風俗店に勤めていて、前回見た時も結…
【18時30分】 「嵌ったな… 」「っすね… 」 国道3号線を市内中心部へ向けて下っていたのだが、ちょうど夕刻の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまい身動きが取れな…
【17時58分】 『梅ちゃんお疲れ様。経過報告ありがとうございます。早速だけど、明後日の午後あたり都合はどうでしょうか? 』 「おっ!? 」 狩野省吾先生から…
【16時40分】 この後の動きをどうするか考えながら、私は狩野省吾先生にメールを書いた。 「先生、お世話になります。先生のご都合が合えば、一度打ち合わせをお願…
いつも弊社のブログをご覧戴いている皆様、誠にありがとうございます 本日は業務がびっしりですので「職場の影」をお休みさせて頂きます( TДT)ゴメンヨー この…
【16時25分】 「なんだここ…知ってる? 」「さぁ…僕も初めて来たっすよ… 」 散々細かい道を慎重に尾行しながら辿り着いた場所は、今まで見た事の無い旅館風の…
【16時00分】 「ったく…どこまで行きゃ気が済むんだよ! 」「やっぱ、大勝してるから強気っすね… 」「私なんて…こんな長い距離、タクシーに乗った事無いよ。多…
【15時20分】 「やっぱりな… 」「っす! 」 こちらの思惑通り、柏原幸広と彼女は2人笑いながら景品交換所から一番近い出入り口に姿を見せた。今日は2人して大…
【12時50分】 やがて30分近く待たされただろうか。未だYくんの姿は見えず、私は車内に悶々とした気持ちで取り残されたままだ。 店内で一体どうなっているのか今…
【12時05分】 「どうだったっすか? 」「当たりも当たり、大当たりだよ! 」「マジすか? 」「あぁ、この調子なら奴ら、閉店を待たずにどこかに出掛けるかも知れ…
【10時00分】 店員が一礼した後に自動ドアを開くと、いつの間にか長い列を作っていたパチンコファン達が一斉に店内へ入っていく。別に打つ気の無い私は柏原幸広と女…
【09時35分】 仕方なくYくんに小銭入れを渡して車から降りた。自業自得を認めたくない私は、誤魔化すように細かい指示をYくんに出す。 「いいかYくん!もしかし…
翌日、無言で車に乗っている2人。私の表情はどこか綻んでいて、ニヤついている。一方、Yくんはどこかしらイラついていて、私が何か一言余計な事を喋ってしまえば、今に…
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急に気候が変化するからでしょうか…それとも日頃の私の行いが悪いのか!? どうも。梅木ですいつも弊社の書き物をお読み下さり誠にありがとうございます。今日はどうに…
「馬鹿野郎!この手紙を見ろっ! 」 そう言いながら便箋をYくんに渡す。すぐに反応したYくんも思わず『おおっ! 』と驚嘆の声を上げた。 「大道君…さすがっすねぇ…
「はぁぁぁぁぁぁぁ… 」「もう僕は知らんっす!!後は社長1人で探すっすよ!! 」 こんなヤツ連れて来なけりゃ良かった…福岡からの帰り道、私はYくんにブツブツ文…
ガチガチに緊張しまくった状態で会う同級生。私達2人は子供がそのまま大きくなった感じに過ぎないのだが、彼は違う。地道な努力を続け、ライバル達と切磋琢磨しながら今…
同じ住宅街に住み、幼少の頃から大の仲良しだった山上氏の協力もあって、意外にあっさり大道氏との面会は実現する事になった。しかし、調査はそう簡単にはいかない。 当…
何れにせよこの調査、一旦はYくん待ちである事も確かだったので、押し入れから出した卒アルを手に取った私は、再び事務所に戻る事にした。 あまりにも『大学』というも…
いつも弊社のいい加減ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 本日も隙間なく調査をさせて頂く事になり、大変喜ばしい反面、書き物はお休みとなってしまいます…
「隣のクラスだったっけ… 」 半信半疑だった。いくら何でも隣のクラスは教室も隣だったので分からない筈が無い。見落としたのか確かめる間もなく頁を開く。 「あ、や…
『田島 圭亮』(タジマ ケイスケ) 1969年生まれ 元九州大学准教授 現在53歳 既婚現住所 不明 職業 不明身長約 180cmくらい 痩せ型 対象者につい…
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「私にとって初めて正式にお付き合いした男性でした… 」「なるほど… 」「だからどうしても彼の言葉を忘れる事が出来なくて… 」 生まれて初めて付き合った男性が、…
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「え!?私もほぼ東区なんですよ! 」 掛川さんはそんな他愛も無い、小さな会話に反応してみせた。 きっと、話したいけど話しにくい自分の思いを、それでも誰かに聞い…
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こんにちは。 いつも拙いブログをお読み下さり誠にありがとうございます。 ③を書いていたのですが、仕事が立て込んでしまい途中で「あぁぁぁぁぁΣ( ̄ロ ̄lll) …
熊本市内に入る際に、少しだけ渋滞もしたが、何とか約束の1時間前に事務所へ辿り着く事が出来た。 「はぁぁぁぁぁぁ……間に合った♡」 間に合うと分かっちゃいたのだ…
10月だというのに、まだまだ昼間は夏だと勘違いしてしまう程に暑い。とにかく暑い。 ひーは車の助手席で呑気に窓を開けて煙草を吹かしている。福岡まで尾行した調査か…
いつも弊社のブログをお読み下さり誠にありがとうございます。 今日は何を書こうか… いつもの書き物に関して、新しいネタはあるものの、タイトルが思いつかない!つく…
いつもより、お話が少しだけ短くなってしまいました。と、言うより飽きてしまう前に終わらせた格好です。 原因は他でも無い、書いててなんだか少し間延びしてしまってい…
話し合いが終わった芳美さん達3人が解散してしまえば、斉藤さんがこちらに来てもあまり効果的だとは思えない。焦れながらいち早く連絡しなかった事を私は少し後悔してい…