【23時00分】 うっすらと汗をかいているYくんに「もう死ん…いや、寝ててもいいよ」と声を掛け、私は尾行に集中する事にした。女性の乗った車は、国道から県道へ抜…
ど素人が書くグダグダな小説モドキですが、どうぞ読んで笑ってやって下さい (´;ω;`)ウゥゥ
いつも弊社の拙いブログを読んで下さり誠にありがとうございますm(__)m嬉しい事ですが、本日は午後から相談がずっと入っており、カキカキする時間が取れなさそうで…
「そりゃ仕方ないっすね…まぁ、いいっす。気を取り直してまたやっていくっすよ!」「あ、はい。分かりました… 」 何だか自分の無力を痛感させられた出来事だった。自…
「そうっすねぇ… 」 てっきり、「良かった」と、言ってくれるものばかりだと思っていたが、正面を見据えたまま言葉に詰まるYさんを見て、少し意外な気がしていた。 …
「私ね… 」「…… 」「少しおかしくなっているのかも知れない…… 」 そう言われ、敢えて意外な顔をして驚いてみせる。 「何がおかしくなったんですか?全然そんな…
【23時05分】 スーパーの照明もすっかり落ちてしまい、店内には閉店作業に追われるまばらな人影が見えている。 駐車場は何故だか分からないのだが、24時間開放さ…
【22時50分】 わざとYさんからも見える位置に向かい、自動販売機の前にあるちょっとしたプラスチック製の腰掛に座る様促す。垣内恵美も素直に頷き、私達は向かい合…
【22時20分】 もう考える暇は無かった。私は襲い掛かる様に彼女へ近付き、カップ麺を持っていた右手にそっと触れる。 「あの…垣内恵美さん… 」「えっ!? 」 …
【22時15分】 品数の少ない中、総菜に見切りをつけた彼女は、カップ麺が所狭しと並んでいるコーナーへと入って行ったが、私は誰もいなくなったそこへ遅れて入り、彼…
【22時00分】 「嘘…でしょ」 まさか彼女が今夜も動き出すとは思ってもみなかったので、私もYさんも一様に驚いてしまう。相変わらず目は虚ろだったが、確かに垣内…
弊社の書き物を読んで下さる全ての皆様に心より感謝申し上げます。 まぁた、何だかバタバタしていて、書き物が間に合いそうになかったので、すぐに白旗宣言させて頂きま…
彼女は自宅近くのバス停で降りて、そのまま重い足取りで自宅方向へと歩いて行く。尾行するのが当たり前なのだが、どうにも忍びない気がしてしまい、気が付けば距離はずっ…
【20時30分】 いつもより30分ほど遅れて全ての照明が消された店舗の勝手口から、垣内恵美達が出てくる姿が見える。周囲は暗く、あくまでシルエットしか見えないの…
店を出た女性は、振り返る事無くフィアットに乗り込むと、エンジンを掛けたようだった。垣内恵美から報告を受けたのであろう、店長らしき男性は急いで女の元に駆け寄って…
「あれ、卓の女じゃないっすか!? 」「えぇ、間違い無いです。卓の女… 」 フィアットだとすぐに分かったのだが、頭の中にまさか卓の女が垣内恵美の勤務先にまで来る…
【13時00分】 「テメェ…ふざけんなよ… 」「別にふざけてないっす。人が仕事してる時にさっさとメシ喰ってるヤツが悪いっす」「はぁ!? 」「ギャハハ八!! 」…
【12時32分】 ひーとYくんの代わりに弁当を買って来た私は、それぞれを2人のデスクの上に並べる。 「おい、悪いが先に喰うよ… 」「っす! 」「うん、いいよ」…
【12時06分】 「恵美の件で電話しました」「うん? 」 不思議なもので、狩野先生と話しをしたタイミングでの連絡に少々驚いた私だった。同じ事を考えている時間と…
「来週だと…水曜日か木曜日であればどちらでもいけます」「そうか…では木曜日にしましょう」「分かりました。先生、場所はどちらで? 」「梅ちゃんどこかいいお店は知…
【11時45分】 「ただいま… 」「っす! 」「おっ、珍しいな… 」「おつかれ! 」「お疲れってあんた… 」 事務所のドアを開けると、珍しくYくんがデスクの上…
【11時05分】 卓の住むマンション、それもエントランスが見える場所へ仕掛けた監視カメラを回収する為に、私は午前中のうちから車を走らせていた。 昨日テレビで見…
いつも弊社のヘタッピ小説をお読み下さり誠にありがとうございます。 本日、何事もなかった様に更新するつもりだったのですが…急な案件が入ってしまいこれから県外へ旅…
【23時00分】 結局、垣内恵美はマンションへと帰宅し、今はシャワーでも浴びているのか、ドアの横にある換気口から白い蒸気が漏れているのが見える。 「さすがに明…
【22時20分】 出来れば行って欲しくは無かったのだが、垣内恵美の乗る自転車は社長達が挙げていたスーパーの敷地内へと消えていく。 「やっぱここっすね… 」「で…
【21時38分】 バスから1人。垣内恵美は少し疲れた表情を見せてバスを降りる。彼女からは見えにくい場所でその様子を窺っていた私は、尾行するタイミングを計ってい…
いつも弊社のブログを読んで下さり誠にありがとうございます。 お決まりですが本日の更新を「休憩」させて頂きます(´;ω;`)ウゥゥ 早いもので11月に入り、少し…
【21時18分】 驚いた事に、垣内恵美は私が想像していたよりもずっと自ら足を運んだビルの中から出てくるのが早かった。完全に油断していたので、焦りながら車のシー…
【20時48分】 「九品寺バス停です…お待たせしました」 アナウンスと共に、私には全く気付く様子の無い垣内恵美が背中にそっとコートの肩の部分で触れてバスを降り…
【20時28分】 「ふぅぅ… 」 バス停に並ぶ列の中で、私は微かに次に並ぶ人を盾に身を隠し、微妙に垣内恵美に気付かれぬ様、身を潜めている。 年明けにたった1度…
「寒いっすねぇ… 」「ですね… 」 私とYさんは今夜から垣内恵美の行動を洗う事になった。勿論、別口でのんちゃんが接触する事になってはいたのだが、つい、先日まで…
【22時14分】 卓より先にエントランスを潜った女性は自らの部屋ポストを確認し、中に何も無い事を知ると卓の待つエレベーターの中へと足を踏み入れる。同時にエント…
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【23時00分】 うっすらと汗をかいているYくんに「もう死ん…いや、寝ててもいいよ」と声を掛け、私は尾行に集中する事にした。女性の乗った車は、国道から県道へ抜…
【22時45分】 柏原幸広の姿と、一緒だった女性がアパートの階段を降りてくる姿が見える。Yくんは既に助手席でイビキをかきながら●んでしまっているが、私は慌てて…
【20時50分】 「やっぱ入ったっすか? 」「あぁ、入ったよ…入りやがったよ! 」 柏原幸広が何を考えているのか、私にはさっぱり分からないまま、吐き捨てる様に…
いつも弊社の書き物をお読み下さり誠にありがとうございます 本日の「職場の影」ですが、気が付いたら書いてた原稿が終わっていたのでお休みさせて頂きます( TДT)…
【20時31分】 「嘘っっ!! 」 Yくんは無関心を装いすれ違ったが、確かに柏原幸広だ。そして、その後ろには最初の見立て通り、年齢は30歳くらいの少し落ち着い…
【20時10分】 こちらの思惑通り、柏原幸広は自宅へ向かって進んでいる。ここまで来れば帰宅はもはや確実なものとなりつつあった。 「思ったよりここまで時間かかっ…
【19時50分】 「おいぃぃぃぃぃ!まだか!!まだ出てこんのかいぃぃぃ!! 」「ぐぅぅぅぅぅ…←(Yくんのイビキ) 」 Yくん同様、私も眠気で意識を失いかけて…
【14時15分】 少し待っていると、店を出る2人が見えた。女性は少し大きめのバッグを抱えている。入る時にはハンディカムを構えていて気付かなかったのだが、きっと…
【13時40分】 「ふー…喰ったな」「うん、美味しかった。じゃあ私、店に行って着替え取ってくる! 」 女性がそう言って席を立った音が聞こえたので、顔を隠すべく…
いつも弊社の拙いブログをお読み下さり誠にありがとうございます久々に今日は「職場の影」をお休みさせて頂きます( TДT)ゴメンヨーさて、世間では既に「ゴールデ…
思いきり甘いものに飢えていた私は、出されたメニューを見てテンションが上がりそうになったのだが、Yくんが目配せで「何やってるっすか!? 」と、言いたそうだったの…
【12時45分】 2人はタクシーを降りると、そのままアーケードへ入って、ブラブラ繁華街を散策し始める。Yくんにとりあえずの尾行を任せ、私は近くの駐車場へと車を…
【12時25分】 じっと張り込みを続けている私達の前に、柏原幸広達が姿を現す。どうやら、パチンコでそれなりの成果が上がったのだろう。外へ置いてある灰皿の傍で煙…
「なんすかそれ? 」 Yくんは私の意図が分からず不思議そうな顔をして尋ねる。それは当たり前のリアクションだと言えるのかも知れない。 「いやな、このまま調査を続…
「ふぅわ…眠ぃ… 」 翌日も私達は前日と同じ時間に柏原幸広の自宅前を陣取って張り込みを続けている。前日からの疲れなのか慢性的な疲労なのか、もはや区別をつける事…
【18時32分】 大通りで停車したタクシーの後方、数十メートルの場所に私達も同じように車を停車させる。 「社長…まさかっすよね? 」 Yくんが不安そうな声で言…
【18時00分】 「Yくんあれ…! 」「かあっ!!面倒くさいっすねぇ!! 」 Yくんが腹を立てる気持ちも理解出来ないではない。階段の前に1台のタクシーが停まっ…
【16時20分】 結局、店内で彼女の姿を見つける事は出来なかった。勿論「手洗い」に入っている可能性だってありはするのだが、こればかりは確かめる術も、時間も無い…
【16時00分】 「おい、まだ16時だよ… 」「っすねぇ… 」「時間だから…次はYくん見てこいよ」「へいへい… 」 パチンコ店の駐車場で車の中にじっと待つだけ…
【13時00分】 「社長!起きるっす!!もう昼っすよ!! 」「……ん!? 」 車内で泥の様に眠り込んでいた私は、Yくんから身体を思いきり揺さぶられてやっと目を…
「マズいな……」 何がマズいものか。普通に考えれば松本の浮気現場に奥さんと両親が乗り込んできた構図なので不謹慎ながら、斉藤さんの事を思えば本当は喜んでいいのか…
斉藤さんに芳美さんと松本の現状を話した1週間後、既に調査も終わりに近付いていた。 相変わらず地獄の様な暑さの中にあって、夕方になると秋の虫が鳴く声が聞こえてく…
斉藤さんの意向として、万一、芳美さんが妊娠していたとしてもそれはそれで仕方ないと言う。 そんな意向が飛び出してくるなんて思ってもみなかったのだが、産みたいと言…
斉藤さんを緊張させないように、最大限配慮する。そう思った時、思わず断って煙草に火を着けた。 ひと口煙を吐く。斉藤さんの不安はしっかり伝わってくる。様々考えもし…
弊社の拙いブログにお越し下さり毎度ありがとうございます。 早いものでゴールデンウィークもすっかり終盤。皆様はどんなお休みを過ごされたのでしょうか。 1年を通し…
「え、うそっっ??」 ひーの顔も引き攣ってしまう。そりゃそうだ。いきなり芳美さんに「妊娠」の可能性があるなんて言ったもんだから・・・。 島田と竹下から取材した…
「私達には守秘義務があります。勿論、ここで伺った事を無暗に他へ話したりはしません。」 私がそう言うと、竹下は呆れた様に私に言い返す。 「俺達車屋だってそうだよ…
「おたくが梅木さん?」「え・・・あ・・・はい・・・。」 正直、コイツが売人か??と疑ってしまう程、失礼にも「悪人顔」の男性だった。松本やさっきの取材者、島田の…
翌日から、芳美さんと松本の行動だけではなく、松本の身元についても少し詳しく調べる事にした。 勤め先に内偵を入れる事も検討されたが、そこで情報漏れしてしまえば相…
「そうだな・・・・・。」 私は暫くの間、ざる蕎麦の残りを平らげなら黙っていた。なかなか面白い視点だ。妖怪も人の幸せをたまには考えるのか?あくまで私見だったが、…
「うっ・・・旨っ!!」「しゃちょう、もっとゆっくりくいなよ・・・。」 この日の調査を終え、私とひーは24時間営業のうどん屋で本能の赴くままに食欲を爆発させてい…
ロワールイシハラが見えてきて、次第に眼前の駐車場の様子も視界に入ってきた頃、小さな驚きと共にさっき松本を見かけた時見た車と、芳美さんが乗るムーブが並んでいるの…
翌日も仕事を終えた芳美さんは実家から少量の荷物を運び込み、地味だが着実に転居の準備を行っている様子を確認出来た。その芳美さんを尾行する前に松本の車を確認したく…
男性の乗るワンボックスカーは国道をひたすら菊陽方面へと向かって走っていく。 「あのおじさんのすまいにいくのかな?」「さぁ・・・どうでもいいけど、お前の方が充分…
電気が消えて約1時間が経つ頃、再びリビングの窓に明かりが点灯する。あまりに生々しいその情景を見て、またひとつ、私は溜息をついた。 勿論、彼女は私の嫁さんでも無…
「早く子・・にも・・・たいわ・・・。」「そうだね。早・・・・・・ダメだよ。」「うん・・。」「それに・・・も大事だからね。」「うん」 2人のすぐ傍にある車の陰に…
いつも弊社の拙い書き物を読んで頂いている皆様には本当に感謝感激です。 早速ですが・・・今日は色々思うところありで「男は2度殺される」をお休みさせて頂く事にしま…
「や・・・やばしぃぃぃぃぃぃ!!!」 慌てて手足をバタバタさせるが、歩いているのとそう変わらない。いや、カロリー消費量はこちらが断然多い筈だが、スピードはほと…
かなり暑い思いもしたが、陽はやがて傾き、同時に秋が近付いている事を知らせる虫の鳴き声が少しずつ聞こえてくる。こんな暑さなのだが、確実に季節は少しずつだが確かに…
少し待った所でいきなり空が曇り出し、暫くすると驚く程大粒の雨が降り出す。まるで「ゲリラ豪雨」と言っても差し支えないそれのお陰で、激しくフロントガラスを叩く雨音…