「またあんたやったっすねぇ… 」「そうですよ社長! 」「ばかだねぇ… 」「…… 」 事務所の中では、スタッフの視線が私に突き刺さっていた。着手金も貰わずに安易…
ど素人が書くグダグダな小説モドキですが、どうぞ読んで笑ってやって下さい (´;ω;`)ウゥゥ
「またあんたやったっすねぇ… 」「そうですよ社長! 」「ばかだねぇ… 」「…… 」 事務所の中では、スタッフの視線が私に突き刺さっていた。着手金も貰わずに安易…
【23:00】 帰り道中、私は俯く彼女に何も話し掛ける事が出来ず、終始無言のまま事務所へと辿り着いた。杉田隆二の自宅を見に行くというイレギュラーな行動が入って…
【22:45】 「今夜はどうやらここまでのようですね… 」「…… 」 こんな遅い時間に、隣近所の呼び鈴を鳴らして聞き込む訳にもいかず、私は日を改める提案をした…
「まぁいいでしょう…その…彼が住んでいた家はどこにありますか? 」「中央区の本荘になります」「マンション?戸建て? 」「アパートです」「アパート… 」 IT関…
「すみません。いただきます… 」 大堀麻衣は、そう言ってカップに口をつけた。人を年齢や仕事で判断してはいけないのだろうが、驚くほど礼儀正しい。そんな彼女を見て…
【22:05】 「すみません…何にもありませんが… 」「あ、いえ…ありがとうございます」 淹れたてのコーヒーを目の前にそっと置くと、彼女は軽く会釈する。私は運…
【21:55】 約束の時間ギリギリの到着だった。事務所の建物が目に入ると、1階の駐車場に真っ白な軽自動車がポツンと停まっているのが見える。ヘッドライトに照らさ…
「お疲れ様。悪いな… 」「まったくだよ!もっとはやめにいってよ!! 」「すまねぇ… 」 そう言って訝しむひーを宥めながら私は帰り支度をしている。昨日、頭の中で…
地元熊本へ帰ります。 様々な刺激を受けて有意義な出張となりました。勿論、ここでの調査が終わった訳では無いのですが、少しの間信頼出来る仲間(?)に託してここを…
私だけ今夜で出張は一旦終了となります。熊本に残した少しばかりの仕事を終わらせる為にです。勿論大切な案件に変わりはありませんのでそちらが終われば再び東京へと、と…
ずーっと開店休業状態で申し訳ない限りです… 少しずつ出張先での仕事も終わりに近づいてきました。とにかく右往左往するばかりの毎日でしたが、どうやら週末には熊本へ…
いつも弊社のブログを読んで頂いている皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。ホテルへ帰りそのまま⚪︎んでしまう毎日で今日もお休みになってしまいます🚗での張…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。思うように書く時間が確保出来ない事もあり、本日の「無題」はお休みさせて頂きます。先日もお話した通り、現在…
「あの… 」 私はやっとの思いで声を絞り出した。 「はい? 」「そこまでお話されたんです。良かったら詳しい事情を聞かせて欲しいのですが、お時間を取る事は難しい…
「あの…秘密は守られますか? 」 急な前置きだったが、私はすぐに「はい。勿論です」と即答した。すると、彼女の息を吸い込む音がする。 「お金を…貸しているって言…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。 どことは言えませんが、関東出張に入りました。なかなか厳しい現場ですので朝早くから夜まぁまぁな時間まで大…
「…… 」「…… 」 無言が続くと、それにつられて私も無言になってしまう。きっと意を決して連絡をくれたまではいいが、ここまで無言できてしまうと、私も対応に困っ…
12月に入り、尋常では無い程忙しい日々に追われている。 既に晦日までの予定は全て決まっていて、会社として行う関係取引先への歳暮や、年賀状を作る暇すらもない。…
さて、次のお話を書かなければならない所ですが、出張準備の為、今日もお休みを頂かなくてはなりません( TДT)ゴメンヨー 少しでも楽しいお話、何か問題提起をし…
いつも弊社のブログをお読み下さり誠にありがとうございます 今回はスピンオフと言えば大袈裟になってしまいますが、弊社のスタッフ「ひー」の素顔について触れてみまし…
「何で…アイツあんな事言ったんだろう…何か私達、悪い事でもしたのかな? 」「まさか…でも私にも分かりません] 帰り道、私とSさんは1杯コーヒーを飲もうと喫茶店…
身内ばかりと思われる、小さな通夜式だった。直接聞いた訳では無いので確かな事は分からないが、恐らくは会話の感じから察して、この中にあって血縁で無いのは、私とSさ…
「おいYくん」「っす! 」「ひーのお父さんが亡くなられたらしい。今夜の調査、調整出来るか? 」「マジっすかぁ…そりゃ大変っす!そうっすねぇ…いやぁ…… 」 今…
ついさっきまで仕事をこなした後、グダグダになって帰宅し布団に潜り込んだ日の事だ。意識を失いかけた時、不意に鳴った電話に私は無理矢理起こされた。 「マジか…誰だ…
【19:30】 ホテルの通路を歩きながら、仕掛けたカメラに視線を送る。後はこいつらが完璧な仕事をしてくれればそれでいい等と考えながら。 「ほんとうにいいの? …
【19:10】 私達は素早く仕掛けカメラを設置した後、ホテルの部屋へと入る。ここまでの作業さえ終わってしまえば、対象者達が退室するまで何もする事は無く、ただ、…
弊社のブログをいつもお読み下さる皆様ありがとうございます昨日からまた県外出張に入らせて頂きました実際に現場で調査が始まってしまうと、たちまち時間が読めなくなっ…
【18:50】 派手なネオンが眼前にチラつき始めた頃、まるでどこへ入るのかを迷う様にワゴン車は減速し始める。私もギアを落とし、相手に悟られぬ様、徐々に減速して…
【18:32】 加速すると、すぐにワゴン車へは追い付く事が出来た。どちらかと言えば対象者よりもゆっくりしたおとなしめの運転だと思い、私はとりあえず安堵の溜息を…
【18:26】 信号が青へ変わると同時に、いきなりアクセル全開で走り始めたかったのだが、世の中そう上手くはいかないが常で… 「何でこうもおっそいんだよっっ! …
次のチャンスは想像よりもずっと早く、前の密会から半月ほど経った頃だった。たまたま私とひーが他の現場を終え事務所に帰る途中、偶然にも対象者の車とすれ違ったのだ。…
いつも弊社の拙い書き物に目を通して下さり、誠にありがとうございます。 急に寒くなり、秋桜の季節さえすっ飛ばしそうな今日この頃ですが、詰まりに詰まった仕事をこな…
【23:55】 「さ、帰るぞ… 」「うん… 」 通常の失尾(見失う事)とは違っていて、全く男性の乗っていた車が見えなかった事もあり、まともな手掛かりも見えない…
【23:20】 スピードを上げながら左右に手分けして視線を散らしながら、私達は進んでいく。しかし、男性の車は影も形も見当たらず…やがて私は諦めてアクセルを緩め…
【23:10】 対象者は小さく手を振った後、すぐに自身の車へと乗り込む。それを見届けたもう1台の車は、バックランプを点灯させ、静かにゆっくりと動き出した。 「…
【23:03】 ゆっくりと私達の車の前を通り過ぎようとする車を見て、ひーは言った。 「あれはちがうよ。このあいだみたくるまじゃない! 」 そもそも、テンパって…
【22:56】 やがて時間は23時になろうとしていた。 「おそいね」「だな… 」 周囲の民家にポツポツ点いていた明かりも随分と少なくなった気がしていた。エンジ…
【21:40】 やがて私達は、位置情報が示す場所へと辿り着く。古びた工場の跡地で、所有者はいるのだろうが、ここに勝手に車を駐車したからと言って誰も咎めないのだ…
そんなひーの失敗があって、やがて1カ月が過ぎた。再び対象者が動き出すのを悶々としながら待ってはいたのだが、こちらの期待に反して彼女が動く事は無く… 「一体どう…
翌日、私は朝からひーに電話を掛けてみる。昨夜彼女に言い過ぎた後悔はあったが、一度吐いた言葉が元に戻る訳でもなく… 「おつかれさまです」「お疲れ様。今日は何時頃…
いつも弊社のぼログ( ´艸`)をお読み下さりありがとうございます。 やっと熊本へ帰ってきました!関東地方があんなに寒いとは思ってもみなかったのでいきなり風邪は…
「おい!ひー!!テメェ分かんないってどういう事だよ!! 」「…… 」 ひーの言葉遣いが特殊である事は充分分かっていたつもりだったが、完全に冷静さを失ってしまっ…
ビジネスホテルの中で1人、祈るような気持ちで待っていた。そんなに難しい事を要求した訳じゃないのだが、どうしても不安が付き纏い、頭から離れない。 「おっ!? 」…
電話を切って1時間ほどが経っただろうか。思っていたよりも早く、ひーは私に電話をしてくる。待っていた私は安堵し、すぐに電話を取った。 「お疲れ様。どうだ?車はあ…
いつも弊社のおもんない書き物をご覧頂き、誠にありがとうございます… 実は…週明けから関東方面に出張しておりまして、熊本へ帰るのは来週になります。 しかし(-_…
私が久しぶりに県外へ出張している時の事だ。 1件だけ、地元へ残してきた気になる案件があった。対象者が、月に1回程度だけ動くかどうかというものなのだが、わざわざ…
ひーとやらが、うちで仕事をする様になって早いもので1カ月が過ぎた。彼女は未だ1日の大半を掃除係程度で過ごしていたのだが、少しずつ仕事にも慣れ、状況によっては、…
「♪…薄紅の秋桜が秋の日の… 」 なんて、懐かしい「秋桜」の歌詞を口ずさみながら、朝からずっと黄昏てしまっている私。時間はちょうど12時を指していた。 「社長…
「なんかいる…(-_-;) 」 朝から出勤してドアを潜ると、目の前になんかいる。 「あ、おはようございます! 」「あ、あぁ…おはようございます… 」 私とその…
「はっはっはっ!ありゃダメっすよ――――!はっはっはっ!! 」「テメェ…他人事だと思いやがって… 」 「山内さん」が帰った後暫く経ってから、Yくんは思い出した…
「おれ…とにかくかせがなきゃ」「稼がなきゃ…って事? 」「うん」 仕事の内容云々ではなさそうだった。聞けば、最近は母親も病気がちで思うように家族収入が得られず…
「りれきしょ…あぁ、Sがもってけっていったやつ? 」「そう、Sさんが持ってけって言ったヤツ… 」 まるで年中さんを相手にしている様に私は言う。怒りと悲しみと笑…
「ん? 」「? 」 確かにドアの開く音がしたが、その後半透明なパーテーションの向こうに何も変化は無い。 「おいYくん。今、確かに何かドア開く音したよな? 」「…
「参ったなぁ… 」 昨日の出来事を引き摺ったままの出勤だった。 勿論、箸にも棒にも掛からぬと私が判断するなら断ればいいだけの話なのだが、そんなものは昨日Sさん…
「部長、いつお休みされました? 」「は!?僕っすか?? 」「はい。部長です」 いきなり話が飛んだので、驚いてSさんを見るYくん。まるで、自分が疑われているのか…
「ふぅ… 」 Sさんとの話もひと段落し、改めて動画の編集作業に向おうとしている時だった。 「嘘----!! 」 奥のキッチンからSさんの大声が聞こえる。 「何…
「え、何?それって調査員でって事?? 」「はい、そうです」 Sさんが私の顔色を窺っているのはすぐに分かった。忙しい時は矢でも鉄砲でも持って来い的な感じで会社が…
「おい、対象者出たぞ! 」「うん! 」 私が言うか早かったか、ひーがハンディカムを構えて撮影を始めるのが早かったか、きっとそれくらいのタイミングで彼女は対象者…
9月も残すところ数日となったのだが、この年の暑さは全く衰える事を知らず、気温も連日35度前後を推移している。そんな中、私とひーはマンションの出入り口が見える駐…
今晩こそどうにもなりませんと言う訳で今夜は調査中に撮影した写真特集。ごめんなさいまた明日。(おわり) ㈱OTS探偵社ホームページ あいざわ調査室ネットショッ…
梅木でーす。今朝も早朝から調査現場に入っています…この後、現場が終われば夜は別件のクライアントと会食をしながらの打ち合わせになります。当然、いつ何時何があるか…
いつも弊社のブログを読んで下さっている皆様、誠にありがとうございます。 さて、昨日まで「ひとやすみ」と題して勝手気ままな事を書き連ねてまいりましたが、今日から…
出来ればそろそろこの話を切り上げたい梅木です( TДT)ゴメンヨー さて、現代の「浮気」事情とは、私がお聞きした限り、日常生活の「不満」から起こっている事が…
もうこの挨拶にも飽きました梅木です! 昨日は最後に「不倫のお作法」と書きましたが、これは私が勝手に作った言葉です。多分、そんなものは存在しないでしょう。 何が…
梅木です。 今日も性懲りもなく思いついた事を勝手気ままに並べ立てようと思います。昨日の続き?だとお考え頂いていいでしょう。 それと余談ですが、もうそろそろ次の…
どうも梅木です。 今日もひと言思いついた事を勝手気ままに書いてみようという試みです。かなりの偏見を含む可能性がありますので、この様な話題がお嫌いな方は、どうぞ…
弊社のブログをいつもご覧頂き誠にありがとうございます。 すぐにでも次のお話に移りたい所ですが、昨日お話したように、ほんの少しの間、お暇を頂きたいと思います。 …
いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます 110回を数えた「入梅」を書くにあたって、実は最初から少し長いお話を書いてみようと考えた上で取り組んだま…
狩野省吾弁護士と話をしてから早くも1週間が過ぎた。テレビでは連日猛暑の報道ばかりが続き、毎日がとても蒸し暑く、調査中も気分はすっかりだれてしまっている。 「し…
「僕が求めていたものは、まさにそれなんだ」「それって… 」 狩野省吾弁護士の意図が分からずキョトンとした表情をしてしまう。先生は旨そうに煙を吐きながら、私の方…
「木本は見た目には地味だが、一時期、反社の構成員に名を連ねていたらしい。これは私が懇意にしている県警OBからの情報だから確かなものだと思う」「そうだったんです…
狩野省吾弁護士は、私の目をじっと見たまま静かに話し始めた。 「京子の両親がなぜ亡くなったのかまでは分からない。しかし、僕が見た限り、両親共に寿命とは程遠い年齢…
「先生、朝のお話ですが、どういう事でしょう? 」 開口一番、余計な挨拶は抜きにしてそう、切り出した。先生は自らが買って来た缶コーヒーを開け、それをひと口流し込…
狩野省吾弁護士と約束した19時少し前に、私は事務所の駐車場へと到着する。今回の調査に関して言えば、何も「活躍」した実感も無く、ただ、河野京子と他2人の行動を確…
「お疲れ様… 」 事務所へ帰りドアを開けると、まるでお決まりの様にYくんとヘンテコ妖怪がそこにいた。そしてお決まりの様にそのヘンテコ妖怪は私の椅子に鎮座してい…
「まずはA社の情報…特に社内の動向を知る為に、どうしても森下をA社に潜り込ませる必要があったんだ」「潜り込ませる… 」「これは一朝一夕で出来る計画じゃない。そ…
それから3日間、森下明夫の行動に密着したのだが、ドラッグストアBの社長どころか、河野京子や木本信二と密会するような事も無く、私は福岡での調査を切り上げて熊本へ…
続きを書いてはいるのですが…どうにも時間が足りず間に合いません 入梅(102)は書き上げ次第アップさせて頂きます。日付は超えるかも知れませんが、どうぞ…
【20時45分】 携帯を開き「代表者からのメッセージ」と記載されたページを開くと、すぐに写真が目に飛び込んでくる。私がさっきこの目で見た、白髪の男性がそこには…
いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます。 非情に悔しいのですが、最近はなかなか書く時間が確保出来ない毎日です(´;ω;`)ウゥゥ何だかお話も少し…
【19時50分】 森下明夫は後部座席に上半身を突っ込んだ様な態勢で乗っている人物と話をしている。私は暗視カメラを構えてその奥に向けてズームした。 「クソっ!見…
【19時00分】 「マジか… 」 勿論、森下明夫がドラッグストアBの社屋に入る様子を見た訳では無い。しかし、ここで無ければ一体どこに行ったか明確な憶測も立たな…
【16時30分】 熊本県から再び福岡県へ。森下明夫の車は既に福岡インターを越えて北九州市内まで進んでいた。 「一体どこまで行くんだろう… 」 いつもとは明らか…
いつもヘッピリ小説をご覧頂き誠にありがとうございます さて、本日の「入梅」ですが、まさかの現場へスクランブル発進により、本日はお休みさせて頂きます。 お話…
【15時00分】 予想通り、森下明夫は元来た県道を通って松橋インターチェンジから再び九州自動車道に乗ろうとしている、河野京子と木本信二も同じ道を通り同じ方向へ…
【14時30分】 「…… 」 こちらへ向かってくるYくんが手で合図する。やがて3人が出てくるタイミングだと。私はすぐにハンディカムを握りしめて撮影に備える。 …
【13時10分】 ダイヤモンドシティから最寄りの九州自動車道、松橋インターチェンジで森下明夫が高速道路を降りた様子が分かったのですぐにYくんへ連絡を取った。 …
【10時30分】 位置情報によれば、河野京子は国道3号線をそのまま南下し、熊本市街地へと入ったようだ。しかし、市街地で一番大きな交差点を過ぎても変わらず南下を…
【09時30分】 改めて身支度を終えるとホテルを出る事にした。未だ森下明夫が動く様子は無いので、暫くホテルの中で他の仕事を済ませる事も考えたのだが、自然と身体…
【09時15分】 「先生、おはようございます」 少し大きく声を張り電話に出た。 「おはよう。どうだい?福岡住まいは? 」 狩野省吾先生は冗談交じりに言う。 「…
河野社長を見送る途中で、携帯が震えているのに気付いた。狩野省吾弁護士かも知れないと思い、社長の姿が見えなくなった後、画面を見る。 「なんだよ… 」 電話の主は…
【07時08分】 翌朝、私は社長に取ってもらったホテルで目を覚ますと、すぐに御礼のショートメールを送る事にした。 「昨晩は御馳走になり、ありがとうございました…
本日の入梅もお休みとさせて頂きます。 弊社は今、ちょっとしたプチパニックです!訳がわかんいし自分で何言っているかすらも分からない(-_-;) ま――――ったく…
弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます。 本日と明日は隣県への出張する為にお休みを頂きます( TДT)ゴメンヨー 昨夜まさかの緊急事案で今日の出張予…
【23時45分】 河野社長と話しているうちに、戸を叩く音が聞こえて女将が顔を出した。 「社長、そろそろ閉店のお時間ですが如何なさいますか? 」 「如何」という…
【23時15分】 賑やかだった店内も、いつの間にかすっかり静かになってしまっていて、ハッキリした事は分からないが、もうほとんど客も残ってはいないようだった。 …
【23時00分】 河野社長の記憶喚起を手伝いながら、時折グラスに口をつけハイボールを流し込む。いつもとは勝手が違い、あまり食べていない上での酒なので、徐々に酔…
「前の妻とは…梅木さんがお察しの通り、京子が原因です」「…… 」「私が京子と知り合い、夢中になってしまいました。歳柄も無く恥ずかしい事なのですが」「前の奥様と…
弊社のブログをご覧戴いている皆様へ いつもありがとうございます。 毎回、その季節に合わせてお話を書いていたつもりなのですが「入梅」も80回を超え、すっかり「秋…
【22時50分】 美味しそうな食べ物も、グラスに水滴を付けている酒も、この個室さえも秘密の話を行う為だけの道具と化している。そんな中、我慢が出来なくなったのか…
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「またあんたやったっすねぇ… 」「そうですよ社長! 」「ばかだねぇ… 」「…… 」 事務所の中では、スタッフの視線が私に突き刺さっていた。着手金も貰わずに安易…
【23:00】 帰り道中、私は俯く彼女に何も話し掛ける事が出来ず、終始無言のまま事務所へと辿り着いた。杉田隆二の自宅を見に行くというイレギュラーな行動が入って…
【22:45】 「今夜はどうやらここまでのようですね… 」「…… 」 こんな遅い時間に、隣近所の呼び鈴を鳴らして聞き込む訳にもいかず、私は日を改める提案をした…
「まぁいいでしょう…その…彼が住んでいた家はどこにありますか? 」「中央区の本荘になります」「マンション?戸建て? 」「アパートです」「アパート… 」 IT関…
「すみません。いただきます… 」 大堀麻衣は、そう言ってカップに口をつけた。人を年齢や仕事で判断してはいけないのだろうが、驚くほど礼儀正しい。そんな彼女を見て…
【22:05】 「すみません…何にもありませんが… 」「あ、いえ…ありがとうございます」 淹れたてのコーヒーを目の前にそっと置くと、彼女は軽く会釈する。私は運…
【21:55】 約束の時間ギリギリの到着だった。事務所の建物が目に入ると、1階の駐車場に真っ白な軽自動車がポツンと停まっているのが見える。ヘッドライトに照らさ…
「お疲れ様。悪いな… 」「まったくだよ!もっとはやめにいってよ!! 」「すまねぇ… 」 そう言って訝しむひーを宥めながら私は帰り支度をしている。昨日、頭の中で…
地元熊本へ帰ります。 様々な刺激を受けて有意義な出張となりました。勿論、ここでの調査が終わった訳では無いのですが、少しの間信頼出来る仲間(?)に託してここを…
私だけ今夜で出張は一旦終了となります。熊本に残した少しばかりの仕事を終わらせる為にです。勿論大切な案件に変わりはありませんのでそちらが終われば再び東京へと、と…
ずーっと開店休業状態で申し訳ない限りです… 少しずつ出張先での仕事も終わりに近づいてきました。とにかく右往左往するばかりの毎日でしたが、どうやら週末には熊本へ…
いつも弊社のブログを読んで頂いている皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。ホテルへ帰りそのまま⚪︎んでしまう毎日で今日もお休みになってしまいます🚗での張…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。思うように書く時間が確保出来ない事もあり、本日の「無題」はお休みさせて頂きます。先日もお話した通り、現在…
「あの… 」 私はやっとの思いで声を絞り出した。 「はい? 」「そこまでお話されたんです。良かったら詳しい事情を聞かせて欲しいのですが、お時間を取る事は難しい…
「あの…秘密は守られますか? 」 急な前置きだったが、私はすぐに「はい。勿論です」と即答した。すると、彼女の息を吸い込む音がする。 「お金を…貸しているって言…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。 どことは言えませんが、関東出張に入りました。なかなか厳しい現場ですので朝早くから夜まぁまぁな時間まで大…
「…… 」「…… 」 無言が続くと、それにつられて私も無言になってしまう。きっと意を決して連絡をくれたまではいいが、ここまで無言できてしまうと、私も対応に困っ…
12月に入り、尋常では無い程忙しい日々に追われている。 既に晦日までの予定は全て決まっていて、会社として行う関係取引先への歳暮や、年賀状を作る暇すらもない。…
さて、次のお話を書かなければならない所ですが、出張準備の為、今日もお休みを頂かなくてはなりません( TДT)ゴメンヨー 少しでも楽しいお話、何か問題提起をし…
いつも弊社のブログをお読み下さり誠にありがとうございます 今回はスピンオフと言えば大袈裟になってしまいますが、弊社のスタッフ「ひー」の素顔について触れてみまし…
「ごめん…ごめん… 」 謝りながら泣きじゃくる恵美を見て、深く後悔した。彼女の行動を半ば知っていながら、こんな対応しか出来なかった自分に腹が立ってしまう。 冷…
「確かにそうね。うちの社長、食い意地だけは本当にヤバいわよ」「食い意地…それって何?どういう事? 」 恵美はまた呆気に取られて私を見ている。その姿が余計に可笑…
「それで…何回くらい、その利息とやらを支払ったの? 」「もう、去年の11月くらいから…何度も払った。もうどれくらい払ったかも覚えてはいないわ… 」「そうだった…
いつも弊社のブログをご覧の皆様、お疲れ様です。 本日も昨日に続き、「千里眼」をお休みさせて頂く事になりました(´;ω;`)ウゥゥ全くだらしのない限りです。 ど…
いつも弊社の書き物をご覧頂き、誠にありがとうございます 本日の「千里眼」はお休みさせて頂きます。と、言うのも今日は作中にもたまに登場する「井上道場」主催の「W…
「そんな無茶な話ってある? 」 聞いている私の腹が立った。素人の私だってそれが犯罪行為だって事くらいは分かる。思わず憤慨して声を荒げてみたものの、それが何の解…
ビールをダイレクトに胃袋に流し込んだからか、ジワリと身体の芯が熱くなる感覚がある。思わず咳き込みそうになってしまったが、それをグッと堪え、恵美の方を見た。 恵…
焼き鳥の焼ける匂いが煙に乗って店の中をぐるりと包んでいる。 本来なら食欲を刺激する匂いなのだろうが、こんな話が始まってしまった以上、とてもじゃないが追加で何か…
「闇金って…恵美、あなた、そんなのどうして分かったの? 」 さすがの恵美も周囲の視線が気になったのか、私の方へ顔を寄せ小声で話す。 「それが…督促の電話が入っ…
いつも弊社の書き物をご覧いただき誠にありがとうございます。本日は急遽証拠撮影が入り現場に出ていますなーんか毎日忙しない感じで落ち着きませんね。渋滞で移動ひとつ…
「お母さんが? 」 恵美にお金の無心をするくらいだ。彼女のお母さんも相当に困っていたのだろう。気持ちは何となく理解出来ない訳でも無いが、それが何故、彼女をここ…
「私ね…私ね… 」 涙を浮かべながら、同じ言葉を繰り返す恵美を見て、背中を擦って「大丈夫」と言う事しか出来ない私。カウンターの向こうの男性は、そんな私達に配慮…
「のんはもう飲まないの? 」 瓶を手に取った恵美は、私にそう尋ねた。 「ありがとう」 そう言いながらグラスを差し出すと恵美は付き合ってくれる事を嬉しそうにしな…
「何よ、反撃って? 」 思わず驚いてしまう。すると恵美は両手を広げ冗談と言わんばかりに笑った。 「あなたが思う程のものじゃないわ。ささやかな抵抗ってヤツよ」「…
「知ってたの? 」 恵美に罪は無いことくらい百も承知なのだが、思わず問い詰める様に聞いてしまう。彼女は少し俯き加減でグラスを見つめている。 社長から「焦るなよ…
「あのさぁ…… 」 そこまで言いながら恵美は何度も躊躇っている。こちらから話しかけると途端に口を噤んでしまいそうな気がして、何も言えずにただ、彼女の言葉を待っ…
「美味しそう! 」 私は和え物、恵美は煮込みをそれぞれ手に取ると、小鉢の中身を箸でつまんで、口の中へと放り込んだ。和え物は、私の口の中で、程よい甘味と酸味が口…
古い開き戸を横に引くと、想像していたよりも比較的若い声が聞こえてきた。 「いらっしゃい。お2人? 」 店の外観は古いまま、記憶通りだったのだが、中には来上がり…
「何でのんは梅木さんの会社に行ってるの? 」 確か、前にも同じ質問を軽くされた記憶があったので、答えは単純だった。 「前にも言ったじゃん。私自身がお世話になっ…
会社から預かった経費を財布の中にしまって、のんは今、タクシーに乗っている。 Sさん達のうちの誰かに送って貰う事も考えたが、社長の鶴の一声で、仕事色を残さずプラ…