【01:40】 すぐにパトランプの赤色灯が辺りを明るくし、他の応援が駆け付けた様子は明らかだった。そして深夜にも関わらず野次馬だろうか、数名の人影がカメラの前…
ど素人が書くグダグダな小説モドキですが、どうぞ読んで笑ってやって下さい (´;ω;`)ウゥゥ
「冷蔵庫…までの時間…? 」「はい」 店員は恐る恐る震える様な声で言うが、私の頭の中はそんな事全く考えちゃいなかった。 腕時計をチラリと見る。時刻は午後3時。…
いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます。早いもので2月も残すところ今日、明日の2日間になってしまいました… 今更ながら時の経つのは早いものです。…
「お願いします…と、言うか、私はここで奥様ともお会いしてはいませんから… 」 私と奥さんがこのスーパーで偶然とはいえ、接触した事を仲川宏が知れば、彼は余計、頑…
「洲本啓二さんが? 」「そうなのよ… 」 意外な所で、対象者である洲本啓二の名前が出てきたので驚いてしまう私だった。そのままの勢流れに任せて、私は彼女の話に耳…
「あっ!? 」「えっ!? 」 視線の先に、仲川宏と同居している女性が買い物カゴを脇に抱えて売り場に立っている姿に気が付いた。そして、同時に彼女もそんな私の存在…
いつも弊社のブログに遊びにお越し頂きありがとうございます。 本日の「桜の花弁が舞い散る頃」ですが、調査に追われとうとう書き上げられませんでした。って言うか、ま…
チョコレートなんて実に儚い食べ物だ。 せっかく楽しみに取っておいたン千円相当の箱チョコなんて、食べてしまえば一瞬。まるで蒸発でもしてしまったみたい。 「ささ……
そのまま3日が経ったが、杳として洲本啓二の居場所は手掛かりさえ掴めなかった。気持ちばかりが焦ってしまい、会社にも出勤する事も無く、ただ、ぼんやり考え込む日々。…
「あんた、この人に教えてやんなよ」 この言葉を聞いた瞬間、仲川宏が洲本啓二の居場所を知っている事を確信出来た。まだ、調査を引き受けてほんの数時間しか経っていな…
「だったら俺も知らねぇよ。もう用はねぇから帰れ! 」 瞬間、「しまった! 」と後悔したがもう遅い。私の不用意な発言で彼を怒らせてしまったのだ。 「ちょっと待っ…
つい、先程4階で聞き込みした男性が言っていた様に、仲川宏はもうひとつの出入り口から階段をズカズカと駆け上がり、2階奥のドアを開く。遅れてついていった私だったが…
「すみません… 」 そう言いながら軽自動車に近付いた私だったが、瞬間、降りてきた男性の姿を見て固まってしまう。 男性は濃いグレーのツナギを着ていて、背はスラリ…
「こんにちは!! 」 何度かノックしてはみたが、全く反応が無く、私の声だけが空しく響く。辺りは静まり返っていて、人がいる気配がまるでしない。仕方なく、向かい側…
進んでいくうち、ハッキリとその輪郭を見せた目的地だったのだが、1棟だけのそこは、白壁が経年の劣化でくすんでいて、畑の中にポツリと建っているからだろうか、妙に恐…
「悪い事は言わん。宏はやめとけ… 」 そう忠告する男性の態度は「触れてはいけない」雰囲気を醸し出すには充分だった。勿論、私だって許されるものならば関わりたくは…
「あぁ、中学校を卒業する頃には立派なワルだったよ。この辺じゃ武さんの評判は逆にすこぶる良かったから、『鷹が鳶生んだ』って皆、揶揄しよった… 」「…… 」「そう…
弊社のヘッポコ書き物をご覧頂き誠にありがとうございます。 本日は業務に追われ、限界を迎えてしまったので1日お休みを頂きます( TДT)ゴメンヨー さて、現在…
「はぇ~あんた探偵さん! 」 私の名刺を見て女性も同様に驚いている。まるで宇宙人でも見るような視線で私を見ていた。 「いきなり申し訳ありません。実は洲本さんっ…
時折後ろを振り返りながら、私は車に乗り込んだ。 彼女が言う通り、日常茶飯事的にふらついたりするのかも知れないと考えてはみるが、彼女が一人暮らしの事を思えば、突…
「それでは宜しくお願いします… 」「はい。確かに承りました。こちらこそ宜しくお願いします」 駅のすぐ傍にある町営住宅の前で木下幸代さんを降ろした私は、彼女とそ…
「えぇ?でも動かれた分、お金はかかるでしょうに… 」 そう言って戸惑いを見せる彼女。確かに人が動く以上、何かにつけて経費は発生するものだが、それは敢えて口には…
「まだ若いから…亡くなっているって事は無いでしょう」 50を過ぎた私や行方の分からない息子でも、彼女から見たら「若い」のだろう。そう思った。 「確かに、もしも…
木下幸代さんの話を要約すると、50年ほど前に当時の夫と離婚した彼女は、そのまま前夫に息子を引き取られる形で以来、2人と音信不通になったままだという。 息子に会…
小柄だが背筋は伸びていて、品のいい眼鏡を掛けた木下幸代さんは、70代の半ばくらいの印象でしかなく、少々面食らってしまう。もしも私が同じくらいの年齢になった時、…
水曜日。私はいつもより少しだけ早起きをして身支度を済ませると、意気揚々と車に乗り込む。今日は木下幸代さんの話を伺う日だ。 いつもなら、すぐに調査現場へ行ける様…
「私が?Sさんの何を? 」「だから、ちょこれーと」「バカ言っちゃいけない。何で私がそんな事しなくちゃいけないんだ? 」「だってしゃちょうすぐたべるでしょ! 」…
「おはようさん! 」 元気よく、ハイテンションでドアを開けると、既に出勤していたYくんの間抜け面が目に入る。 「おはようっす! 」 相変わらずヘンテコなしゃべ…
週が明けて月曜日。今日は朝から特別な場合を除いて、スタッフが出勤してくる日になっている。 相変わらず私の隠された秘密は、運が良いのか悪いのか、何とか今日まで発…
安堵した私が、その復元されたチョコをそっと握って再び、冷蔵庫に戻ろうとした時だった。 「こんちは---!! 」「ギャッ!! 」 焦った私は、握っていたチョコレ…
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【01:40】 すぐにパトランプの赤色灯が辺りを明るくし、他の応援が駆け付けた様子は明らかだった。そして深夜にも関わらず野次馬だろうか、数名の人影がカメラの前…
【01:25】 杉田隆二の後へ続いて、ドアの前に立ち尽くす人影が見えた。時刻コードは午前03時12分を指している。 「一体誰なんだ… 」 勿論、直接見た訳では…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます 昨年の暮れも当然に忙しかったのですが、今年は開業以来の20数年で初めてといっていいほど檄アツな1月を迎…
【01:05】 私は別件の報告書を書き、ひーは私が監視カメラで録画した映像をずっと無言で眺めている。たまにちゃんとやているかチラ見してみるが、もはや人の顔なの…
翌日の深夜11時。ほぼ24時間ぶりに、私は杉田隆二の住んでいたアパート近くにいる。やっぱりどうにも怖くて、暫く2階の様子を眺めていた。 しかし、この日のアパー…
【00:30】 「なぁ、頼むから行ってくれよぉ… 」「やだよ!こわいもん!! 」「お化けなんて出ないって…多分」「やだって!しゃちょうしつこい! 」 深夜の押…
【00時20分】 「お疲れ様です… 」「あぁ、お疲れ様」 静かにドアが開き、しんどそうな顔をしたSさんが入ってきた。 「ひー、今日は帰ろうか」「うん。ちょっと…
【23:50】 私は、監視カメラを仕掛けていた事を少し後悔しながら車を運転していた。 「マジ怖っ!気色悪っっ!! 」 スパナ男が今回の調査と何の関わりも持って…
【23:30】 深夜11時30分頃、私は性懲りも無しに杉田隆二がいたアパートの近くにいる。全神経を集中させてスパナ男が出てこないか細心の注意を払いながらの作業…
【18:18】 後ろを振り返り、誰もいないのを確認すると、自然と駆け足になっていく。 「た…たたた助かったぁぁぁ!! 」 何とか無事に解放された安堵感で、再び…
【18:00】 辺りはすっかり陽も暮れてしまい、そのせいか男性の表情もどこか寂し気に映っている。スパナ男のアパートに戻るよりはマシだと思い、私は黙って彼の話に…
【17:20】 「そうか…そうか、そうか…やっぱりあの野郎、最近寄り付きもしねぇと思っていたら… 」「…… 」 男性の苛立ちが痛いほど私に伝わってくる。しかし…
【17:00】 「弟分がいる。そこに行って尋ねてみろ」「…… 」 脳裏にトラウマになった記憶が蘇る。衝撃だけは投げ付けられたスパナが頭に直撃したみたいな感じだ…
【16:45】 「末吉興行」 この金看板を眺めながら、昨日起こった出来事を懸命に思い出した。頭の中で何度も「コンチクショー!お前んトコのキチ●イ野郎が壊した車…
「そりゃ本当の話ですか? 」「えぇ…実際に私の車、フロントガラスにヒビ入ってますよ… 」 駐車場を通る人間が、皆一様に私の車をジロジロと眺めて通り過ぎる。傍か…
「末吉興行って… 」 背筋に冷たいものが走った気がした。昨日もそうだったが、スパナを投げ付けてきたのもヤ●ザ者。アパートの所有者が万一そっち系の会社だったとし…
翌日、私は事務所の近くにある法務局へと足を運んでいた。勿論、目的は杉田隆二の住んでいたアパートの所有者を割り出す為だった。 いつもそうなのだが、熊本県内では一…
改めまして今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます 2025年が明けて早いもので3日になりました。何だか今年は元旦から各案件も休ませてはくれず、元旦から大騒動です…
【19:30】 グダグダに疲れてしまった私に小さなヘッポコ妖怪は上から「おつかれさま」と声を掛けた。いつもなら「何だテメェ! 」と小競り合いになるところなのだ…
新年明けましておめでとうございます今年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。 弊社は不幸にも1日から頑張ってます 【19:00】 「分かりました…一…
やがて煙草を吸い終える頃、誰かがドアを2回ノックした。 「……どうぞ… 」 非常口のドアが開くと、顔を見せたのは垣内恵美の方だった。てっきり狩野弁護士だとばか…
「…… 」 垣内恵美はまた無言に戻ってしまう。煮え切らない態度に思わず苛立つ私だったが、狩野弁護士の表情が変わる事は全く無く、その場はやがて膠着状態へと入って…
母親から無理な借金を背負わされ、挙句、常習的な盗みに手を染めてしまった彼女を見ていると、何とも切ない。 気の毒に思える事情もあるが、私達に出来る事は少ないと思…
こんにちは(≧▽≦) いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございますm(__)m 長く続いた「千里眼」も次の150話で終わりにしようと意気込んで書いてい…
「私が…悪いんです… 」 いきなり割って入った垣内恵美の一言に、私と狩野弁護士は一瞬、顔を見合わせた後、すぐに彼女の方へと視線を移した。 「先生…すみません……
「梅ちゃん! 」 狩野弁護士にいきなり言葉を遮られ、思わず先生に視線が釘付けになってしまう。 一瞬だったが、先生が凄い剣幕に見えてしまい焦ったが、表情はいつも…
事務所の中へ入ると、すぐ右側に見える相談室の扉は開いていて、中に見える中央のデスク、向かって左側には垣内恵美の姿も見えた。彼女は私の姿を見るなりすぐに立ち上が…
先生の事務所へと先を急ぎながら、私はどんな話になるのか想像もつかなかったが、純粋に垣内恵美が今、何を考え日々生活しているのか本音を聞き出したいと意気込んでいた…
結局、私は予定していた業務を済ませてそのまま自宅へではなく事務所へと戻った。 既に皆、担当案件に向かったのか仕事を終わって帰路に就いたのかは分からなかったが、…
いつも弊社のブログをお読み下さってありがとうございますm(__)m 先日、予告した通り、本日もお休みを頂きます。ごめんなさいい。 バカ忙し過ぎて段々凡ミスが散…
弊社の拙いブログを読んで下さり誠にありがとうございます 千里眼ですが、報告書作成業務に追われている為、今日、明日の2日間(上手くいけば明日は書きます)お…
「とりあえず…ちゃんとのんちゃんに言わなきゃな… 」 いつまでも放っておく訳にもいかず、私はのんちゃんの携帯に電話を掛けた。 「お疲れ様です。社長、どうされま…
「一体、どういう事ですか先生! 」 噛みついてしまいそうな勢いで狩野弁護士に尋ねる。すると先生は意外な事に触れた。 「梅ちゃんの報告を受けてから、何だか嫌な予…
その日の夜にのんちゃんからすぐに連絡が入り、垣内恵美は明後日の夜、バイトの焼き肉屋を休んでここへ来ると返事があった。彼女からそんな報告を受け、少し安堵した私だ…
「ただいま… 」「あ、お疲れ様でした」「うん、おつかれさま」「何でお前だけ上から? 」 見慣れた景色と、変わらない顔ぶれが待つ事務所へと戻ってくる。私は早々に…
「どうしてそう思うか…う~ん… 」 そう尋ねられた狩野弁護士は、微笑みながら珍しく言葉に詰まる。いつも論理的で、裏付けに支えられた事しか語らない先生らしからぬ…
「では梅ちゃんに質問しよう」「!? 」「例えば、何らかの罪で証言台に引っ張り出された人間が2人いたとしよう。無論、これは単純な架空の話だ」「はい… 」「同じ罪…
狩野弁護士は片目を瞑ったまま、静かに語り出す。 「梅ちゃんは刑事事件の裁判を傍聴した事はあるかな? 」「はい…勿論」 私は別にそれが趣味と言った訳では無かった…
いつも弊社の勝手気ままブログに起こし頂きありがとうございます 旅に出ようとしたら…早速ご相談が入ったので中止してご相談を受けてきましたご家族を探して欲しいと言…
いつも弊社の「んっ?ブログ」をお読み下さり誠にありがとうございます。 いきなりですが、今日…若しくは今日と明日、ちょっとした「旅」に出ようかと思います。 いつ…