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2021/08/11

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  • 葉茶壷「三日月」 みかづき

    戦国期において「天下無双ノ名物」とうたわれた葉茶壷。三好実休が所持していたが、戦乱の中で六つに割れ、千宗易が継いで修復したことがあるという。後に三好笑岩が降伏する際に織田信長に進上された。信長の時代に焼失したとされる。

  • 茶入「つくも茄子」 つくもなす

    戦国期に「天下一の名物」とうたわれた唐物茶入。足利将軍家ゆかりの名物とされる。越前朝倉氏の一族である朝倉宗滴所持の後、越前府中の山本宗左衛門尉(小袖屋)が譲り受けたが、京都で紛失したところ松永久秀が入手。後に久秀から服属の証として織田信長に進上された。

  • 豊後天目 ぶんごてんもく

    灰被天目に分類される天目茶碗の名物。越前朝倉氏一族の朝倉景紀が所持していたが、後に織田信長の手に渡り京都所司代の村井貞勝に下賜された。貞勝死後は羽柴秀吉が所有した。

  • 宮王肩衝 みやおう かたつき

    中国宋代のものとされる唐物肩衝茶入。その銘は、茶人でもあった能役者の宮王大夫が所持していたことに由来するという(『古名物記』)。織田信長に仕えた松井友閑が所持していたが、後に羽柴秀吉に献上。大坂の陣後に徳川家康から井伊直孝へ下賜され、井伊家の重宝となった。

  • 饅頭 まんじゅう

    小麦粉などを練って作った皮で餡を包み蒸したもの。中国から伝来し、点心の一つとして日本で普及した。室町期には京都や奈良で饅頭屋や饅頭売りが登場し、市販されるようになっていた。中世の饅頭は餡を野菜などで作る菜饅頭が基本であったとみられるが、砂糖を入れた小豆を餡とする砂糖饅頭も存在していた。

  • 呉 くれ

    広島湾の東の関門である音戸瀬戸近くに位置する港町。平安末期には呉浦として史料にみえる。中世は呉津とも呼ばれ、大内氏に属す警固衆である呉衆の根拠地となった。

  • 中之村 なかのむら

    石見国邑智郡久永荘の賀茂神社の門前町。現在の邑南町中野。賀茂神社には鎌倉末期には三重塔が築かれており、戦国期には見世棚55軒が軒を並べる門前市が存在した。

  • 雪田 光理 ゆきた みつただ

    石見国邑智郡阿須那本拠地とした国人領主石見高橋氏の家臣。家中の有力者の一人。官途名は民部少輔。その姓から雪田村(島根県邑南町雪田)を拠点としたとみられる。

  • マール・サルギス Mar Sargis

    サマルカンド出身のネストリウス派キリスト教徒。甘味料シャラーブ(舎里八)に精通し、元朝の世祖クビライから舎里八赤に任じられた。のちに鎮江府の副長官となり、同地とその周辺にネストリウス派キリスト教の教会を建立した。マルコ・ポールの『東方見聞録』にも、その事績の一端が記されている。

  • シャラーブ sharāb

    砂糖や果汁を原料とした甘味飲料。アラビア語で"飲み物"を意味する。薬用としての側面があり、イスラームの医学書に製法が記されている。東アジアにも伝播して普及した。中国の文献には「舎里八」や「攝里白」「砂哩別」などとしてみえる。

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