chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
わさびの日記 https://blog.goo.ne.jp/tsuki29_1954

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

わさび
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/08/08

arrow_drop_down
  • 電動自転車を買いました

    少しばかりボーナスがでましたので、思い切って電動アシスト自転車を買いました。とは言っても、買うと決めてから、実際に買うまでは結構かかりました。やはり、高価な買い物ですから、失敗したくありません。駅前の電動自転車専門店は、30万円も40万円もする、こだわりの自転車が置いてあります。普段使いとしては、贅沢過ぎます。結局、量販店で型落ちの人気車種、ヤマハのPASにしました。それでも、盗難や故障の保証などを入れると10万円以上しました。何日か通勤に使いましたが快適です。ケチケチして迷っていた自分がばかばかしくなります。それでも、充電器の寿命は充電回数で決まると云われ、平地ではエコモードで電気を消費しないようにし、できるだけ長持ちさせようとしています。貧乏人根性からは抜け出せません。通勤以外に、駅前への買い物にも使えます...電動自転車を買いました

  • 徒然草第百十段 (勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。)

    「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。」、勝負の名人に勝つコツを聞くと、負ける手を打たないようにすればよいとのことです。勝負事では、ミスの多い方が負けると云われます。テニスのラリーでもミスをした方が負けます。しかし、それでは面白くありません。観客としては、ここぞという所で勝負に出て勝つところを見たいのです。強打でラインぎりぎりを狙って相手を負かす。プロ中のプロしかできない妙技を見て興奮したいのです。ミスをしない一番の方法は、無難に何もしないことです。横綱が、自分からは責めずに、相手がしびれを切らして出てきたところを上手投げで勝つ。それが横綱相撲、日本の勝負師の見本なのでしょう。柔道の試合では、何も攻撃しないと指導が出て、消極的と見做されポイントを取られます。果敢な攻めと、待ちの横綱相撲、相手によるのでし...徒然草第百十段(勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。)

  • 徒然草第百九段 (あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ)

    「あやまちは、安き所に成りて、必ず仕つかまつる事に候ふ」、木登り名人が、弟子が高い木から降りてきて、軒先ほどの高さになって気を付けろと注意したとの話しです。高いところは危ないので注意を払うが、低い所に来てあと少しとなると油断するということでしょう。最初に失敗すると注意力が高まり、後は上手く行くということがあれば、この話しのように最後に油断して失敗するということもあります。失敗学という学問があります。テレビドラマにもなり、変人の賢い女性の学者が事故などの原因を突き止めるといった内容でした。以前勤めていた会社でも、ヒューマンエラーの撲滅のために失敗学を取り入れようとしました。簡単に説明すると、失敗した人の言い訳を沢山聞くことで、失敗の本質を見つけるのです。言い訳には、原因のヒントがあるという発想です。例えば、コード...徒然草第百九段(あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ)

  • 徒然草第百八段 (寸陰惜しむ人なし)

    「寸陰惜をしむ人なし」、一瞬の時間を勿体ないと思う人はいないが、その一瞬一瞬の積み重ねが人生になるのだから、その一瞬を大切に暮らさなければいけないとの教えです。一瞬の時間を大切にするとは、無駄な時間を費やさないということです。何が無駄で、何が大事かは難しいところです。仕事として働くと、一日○○円と賃金が決められます。一日、職場にいるだけで○○円が稼げます。もっとも、何もしないと月給泥棒と云われますが、稼いでいると時間は無駄にはしていないと思いがちです。しかし、それは本当でしょうか。好きなことをして楽しかった時間、苦しくても達成感が得られた時間、人の為になり遣り甲斐のあった時間などは、一銭も得なくても無駄ではないでしょう。むしろ、お金が貰えても、いやいや、だらだら時間が過ぎるだけならば、それは無駄な時間でしょう。...徒然草第百八段(寸陰惜しむ人なし)

  • 徒然草第百七段 (女の性は皆ひがめり)

    「女の性しやうは皆ひがめり」、女性の性格はみんなひん曲がっていると述べています。女性にどんなに振り回されても、男は女に良く思われたいと、涙ぐましい努力をする。それが恋心というもだそうです。男性は理論的で、女性は情緒的だとされています。理屈好きは理系で、昔しは理系の学部はほぼ100%男性でしたが、最近は理系女子も増えているそうです。それでも、割合的には男性が多く、そのため男性の方が理屈っぽいと考えられがちです。私も学校は理系ですが、最近は古文書などの文系の分野に興味が出てきました。これは女性化しているのでしょうか。ちょっと違うような気もします。老化で理屈っぽい思考ができなくなってきていて、直感的に分かることの方が思考エネルギーは少なくて済むからではと思います。直感といっても、これまでの経験の蓄積から判断できる範囲...徒然草第百七段(女の性は皆ひがめり)

  • 徒然草第百六段 (比丘よりは比丘尼に劣り)

    「比丘びくよりは比丘尼びくにに劣り」、高野山の上人が女性の僧は男性の僧より劣ると云ったとか。男尊女卑が当たり前の世の中だったのでしょう。修行の場の山では、女人禁制だった所が多くあります。高野山も開創から明治に至るまで女人禁制だったそうです。男性がよくて、女性は駄目ということが、男尊女卑の意識を生む一つの原因だったのかもしれません。ところが、女性の神様(女神)がいるように、宗教の世界では女性を軽視しているわけではなさそうです。それでは、何故、女人禁制なのか。色々と所説はあるそうですが、山の神様は女性で、女神に捧げるのは男性、女性が入ると嫉妬されるということが、私なりにはしっくりいく解釈です。この上人、男性と女性を上だの下だのと云ったのは間違ってた。「極きはまりなき放言はうごん」と反省されるましたが、感情が高ぶった...徒然草第百六段(比丘よりは比丘尼に劣り)

  • 2021古文書解読実践 第8回課題

    第8回の課題の添削が返ってきました。今回は、久々の◎A評価でした。前回、自信があったのに◎が取れなくて落胆していたので良かったです。今年3回目の◎ですが、目標は年に5回です。まだ2回分の課題があるので可能性はあります。解読の実力は少しずつ付いていると思いますが、まだまだ穴が多いといった感じです。井原西鶴の『世間胸算用』の影印で読んでいます。これは内容が面白いこともありますが、かな文字の解読には打って付けです。読み終わるころには、かな文字の苦手意識が無くなるのではないか、と期待しています。来年の5月、古文書解読検定準1級の案内が送られて来ました。今の実力では合格は厳しいです。迅速に、正確に解読できるように、さらなる実力アップが必要です。何が足りないのか、かな文字は何とかなるとして、頻出の漢字の解読を確実にすること...2021古文書解読実践第8回課題

  • 大阪いらっしやいキャンペーン~鰻を食べました

    大阪いらっしやいキャンペーンの日帰りツアーにかみさんが申し込みました。天満橋の八軒屋から舟で日本橋、道頓堀までクルーズし、鰻屋でうな重を食べるツアーです。5000円の補助と3000円のクーポンが貰えます。朝9時半に天満橋の八軒やの船着き場に集合、3000円のクーポンを貰います。スマホにregionPAYというアプリをダウンロード、クーポンのバーコードを読み取ってチャージします。かみさんが、ダウンロードできないとやら、登録できないとやら、色々うるさいです。スマホの登録は、年寄りにはちょっと辛いかもしれません。道頓堀クルーズは10時に出発、さほど珍しいものが観れるわけではありませんが、ツアーでないとキャンペーンの対象にならないそうで仕方ありません。昔の大坂は海運が盛んで、竹垣日記でも、代官が八軒やから淀川沿いの見分...大阪いらっしやいキャンペーン~鰻を食べました

  • 徒然草第百五段 (けはひなど、はつれつれ聞こえたるも、ゆかし)

    「けはひなど、はつれつれ聞こえたるも、ゆかし」、寒い冬空の下、訳ありの男女が何やら話し合っている。なかなか何を話しているのか聞き取れない。女の顔がちらっと見えて、さらに興味がそそられるといった話しでしょう。聞きたくもない話しを大きな声で話している迷惑な人がいれば、何を話しているか気になって仕方がないひそひそ話しもあります。若い男女が長々と話していれば、別れ話しを想像しますが、年寄りが話しているのは、大抵病気のこと、どこが悪いの、誰が何の病気で死んだのといったことです。他人の話しに聞き耳を立てても、それが何なんだという内容も多いものです。人は、他の人に楽しい話ができるほど幸せだと思います。痛いの、しんどいのとばかり話していると人生損をします。幸せな人生を暮るには、楽しみを見つけることが大切です。その楽しみを他人が...徒然草第百五段(けはひなど、はつれつれ聞こえたるも、ゆかし)

  • 通院あれこれ

    定期的に、病院に通っています。高血圧で、近所の内科へ2週間に一回。病院の泌尿器科、半年一回、前立腺肥大のため。そして眼科、数年前に患った病気をレーザー治療した経過をチェックするためです。これ以上は増やさないようにしないと、医療費も嵩張りますが、病院通いが仕事になってしまいます。今回の診察で、眼の病気は完治したと云われました。それじゃ、もう通院しなくて良いかと思いきや、4か月後に来てくださいとのことです。この眼科、受付が16時までで、明らかに仕事をしている人には不便です。だから、患者はほとんど高齢者です。自分もその仲間に入りつつありますが、死ぬまで通うとすると気が遠くなります。どこかで切り上げて欲しいものです。最近、減量の効果からか腰痛が緩らいできました。ただ、腰痛は胃痛からではと疑っているので、今年の胃の検査は...通院あれこれ

  • 徒然草第百四段 (人目なきに、女の憚る事ある比にて、つれづれと籠り居たる)

    「人目めなきに、女の憚る事ある比にて、つれづれと籠こもり居たる」、世間の目を避けて隠れ住む女を訪ねた男。一晩を過ごして帰ろうとすると、朝の光が眩しく差し込んで来た。その光景がいつまでも忘れられないということです。世間の目を避ける必要とは、今でいうスキャンダルでしょう。召使いの女を雇っているぐらいですから、貴族の女、もしかすると宮廷に仕えていた女官なのかもしれません。その女に会いに行く男、そのスキャンダルの原因なのかもしれません。つまり、宮廷で高貴な人のお手付きになったのに、他の貴族の男との関係が疑われ、それが噂になり、宿下がりになったといったところを想像します。一般の民の多くが貧困に苦しんでいる時代ですから、限られた特権階級の人々の優雅な話しでしょうが、今日ならば、恰好のワイドショーネタになりそうです。徒然草第百四段(人目なきに、女の憚る事ある比にて、つれづれと籠り居たる)

  • 徒然草第百三段 (なぞなぞを作りて解かれける処)

    「なぞなぞを作りて解とかれける処ところ」、なぞなぞ大会で、人をからかい怒らせたという話しです。そんな昔しから'なぞなぞ'があったとは知りませんでした。昔しの人は言葉遊びが好きなようです。なぞなぞもそうですが、和歌なども掛け詞が使われ、直接の意味と裏の意味があったりして、それが理解できるか、聞き手の教養、感性が試されるのかもしれません。このなぞなぞは、悪い駄洒落で人を傷つけていますが、和歌などの場合、事の本質に気づかされることもあり、詠み手にも品格が求められるのでしょう。古文書を読んでいると、当て字が多く、どうしてその字を使ったのか考えてしまいます。特に、かな文字は元の漢字が色々あり、同じ文の中でも多様に使われます。パソコンで誤変換しても、誤った字の方が今の気持ちに合っているようなことがあります。そのような感覚で...徒然草第百三段(なぞなぞを作りて解かれける処)

  • 徒然草第百二段 (老いたる衛士の、よく公事に慣なれたる者にてぞありける)

    「老いたる衛士ゑじの、よく公事くじに慣なれたる者にてぞありける」、長年勤めていると、誰よりも詳しくなり、例え上役でも、その人に聞いた方か確かだということがあります。そのような人がいるのは、便利なようですが、もしその人が突然いなくなるなると、誰も分からないという困ったことになります。最近は、10年、20年、場合によっては入社してから定年まで一所にいるようなケースは少なくなっているでしょう。大きな会社ではローテーションがルール化され、小さな会社は非正規社員や派遣社員に実務を任せ入れ替わりが激しいためです。人の入れ替わりで困らないようするには、業務のマニュアル化や二人担当制がとられます。業務のマニュアル化は、難しく言えば、暗黙知を形式知にする作業です。誰もが仕事の内容が分かるようになりますが、担当者はなかなか作成して...徒然草第百二段(老いたる衛士の、よく公事に慣なれたる者にてぞありける)

  • クリスマス・ツリー

    今年もクリスマスが近づいてきました。近所には、クリスマスのイルミネーションをしている家があります。庭にある木に飾り付けをしたり、結構力を入れています。年々飾りが増え、派手になっていくように思います。我が家にも、ささやかなクリスマス・ツリーがあります。娘にねだられて買ったものです。子供たちや孫も来ないのに、出して飾り付けをしました。毎晩、赤や青の灯りを点滅させ、私達、老夫婦だけで楽しんでいます。クリスマス・ツリー

  • 徒然草第百一段 (内記の持ちたる宣宣命を取とらずして、堂上せられにけり)

    「内記ないきの持ちたる宣宣命せんみようを取とらずして、堂上たうしやうせられにけり」、儀式で大切な宣誓書を持たずに壇上に上がってしまったが、そっと女官にそれを持って行かせた人がいて、大変に気の利くことだとの内容です。しかし、周りがフォローしてくれるのは、地位のある偉い人だけで、ただの年寄りは馬鹿にされるだけです。齢を取ると、どんなに慣れていても、つい失敗してしまいます。それは老化により注意力や記憶力が低下するからです。若い頃は、なんでそんなこと間違えるの、気がつかないのと、年寄りを子馬鹿にしていましたが、還暦を過ぎするとそれが我が身に起き始め、古希を前にすると、むしろ何か失敗しない方が不思議なぐらいになってきました。日頃の生活の中で、些細な失敗は笑い話しですみますが、仕事となるとそれでは済みません。若い人から「使...徒然草第百一段(内記の持ちたる宣宣命を取とらずして、堂上せられにけり)

  • 徒然草第百段 (まがりしてぞ召しける)

    「まがりしてぞ召しける」、'まがり'とは、酒や水を飲む器のことで、殿上で水を飲むのは土器ではなく、まがりを使うのが礼儀ということなのでしょう。偉い人の集まるところには、暗黙の仕来りあり、何かと気を使うものです。今回は第百段、ここまで来たかと思う一方、まだ半分にも至っていません。何事も成し遂げた時の達成感は格別ですが、ふり返るとむしろそれまでの過程が楽しかったということが多いです。その意味では、まだまだ楽しめることに喜ばなければなりません。この楽しみをさらに続けられるよう、次に何をするか模索中です。候補としては、昔から興味のあった井原西鶴の「世間胸算用」の影印を、くずし字の勉強を兼ねて四苦八苦して読んでいます。徒然草第百段(まがりしてぞ召しける)

  • 徒然草第九十九段 (累代の公物、古弊をもちて規模とす)

    「累代るいだいの公物くもつ、古弊こへいをもちて規模きぼとす」、古いものは、ただ古いというだけで価値があるということです。古くなると価値がなくなるものでも、さらに永く持っていると価値が出てくることがあります。終活の一環として、身の回りのものを整理していこうと考えていますが、古くなると価値が出るとなると簡単には捨てられません。ただ、人生100年ぐらいでは骨董品としての価値もないので、気にすることはないのかもしれません。悩むのは電化製品です。レコードプレーヤーやカセット用のラジカセなどは捨ててしまいましたが、最近リバイバルしています。捨てたのは惜しいなと思いながらも、故障していたのを修理も出来ないので仕方ないと諦めています。レコード盤やカセットテープも残っていますから、今度はそれらを捨てるかどうかで悩みそうです。VH...徒然草第九十九段(累代の公物、古弊をもちて規模とす)

  • 徒然草第九十八段 (世の事を心にかけぬを、第一の道とす)

    『一言芳談』という僧侶の名言集があり、いくつか紹介されていますが、その中でも気になっているのは「世の事を心にかけぬを第一の道とす」です。ただ暇にして、世の中のことを気にせず、呆然としていれば良いということです。これは翁道の核心かもしれません。これは、世の中のことは一切気にしないということではありません。死の危険は心に掛けなければいけません。死を恐れるのではなく、無駄な死に方はしないようにするという意味です。病気や老いから死ぬのは仕方ないことですが、避けられる災難は巻き込まれないようにして長生きしましょう。「しやせまし、せずやあらましと思ふ事は、おほやうは、せぬはよきなり」、するかしないか迷っているならば、しない方が良いということです。考えがしっかり決まっていないのにすると、リスクに対する心構えが出来ていないので...徒然草第九十八段(世の事を心にかけぬを、第一の道とす)

  • 大阪 綿業会館見学

    還暦から指折り数えるほどの誕生日が来ました。記念に、かみさんが綿業会館の見学と食事を企画して祝ってくれました。綿業会館は戦前の貴重な建造物で、国の重要文化財になっています。戦前は木造の建物が多く、周辺は空襲で焼け野原になりましたが、綿業会館は鉄筋コンクリート造りで窓にも耐火ガラスを使用していたため焼失を免れたそうです。大阪には、戦前からの古い建物が所々に残っています。以前勤めていた会社の本社も大坂市内にあり、旧館と呼ばれていた建物は、綿業会館同様に戦前の古い建物でしたが、すっかり新しく建て替えられてしまいました。立派なビルになったのはいいのですが、本社機能はほとんど東京に移り、空しくそびえ立っているように感じます。館内には、リットン調査団が来館したときの写真、GHQに接収されたときの通達書などが展示されていて、...大阪綿業会館見学

  • 徒然草第九十七段 (小人に財あり)

    「小人せうじんに財たからあり」、余分にあると身を亡ぼすものに財産があります。自分で稼いだものならば、それが無くなっても元に戻っただけですが、親からもらった資産、宝くじで当たったお金は無くなるとマイナスです。マイナスを帳消しにするのは至難の業で、逆に雪ダルマのように膨れ上がります。人は身の丈に合った暮らしをすることが大切です。背伸びすると転げ落ちます。住むところがあり、毎日の食事に有り付け、少しの楽しみと心配があれば幸せと自覚しなければいけません。ただ、人は現状に留まると退化します。だから、何某かの成長のための営みは必要です。若いうちは、少なからず立身出世し金持ちを目指すものですが、一旦リタイヤしたからには、そのような欲は捨てなければと思います。ところが、未だにお金のために働く自分がいるのは、現役時代の呪縛から抜...徒然草第九十七段(小人に財あり)

  • 徒然草第九十六段 (めなもみといふ草あり)

    「めなもみといふ草あり」、めなもみ(雌なもみ)はキク科の植物、秋の散歩道などに自生しているのでよく目にします。虫刺されに効く薬草です。生葉を揉んで、刺された箇所に貼り付けるとよいらしいです。雌なもみに対して雄なもみもあり、両方ともキク科ですが、全く違った植物です。共に虫刺されの薬草なので、雰囲気から同じような名前が付けられたのでしょう。雌なもみ、雄なもみは、いわゆる「ひっつき虫」とも呼ばれるものです。雌なもみ以外にも多種多様な「ひっつき虫」があります。人や動物に引っ付いて、その種子を遠くへ運ばせ生息域を広げるのでしょう。子供のころ、冬が近づくと毛糸のセーターなどを着だすと、登下校でふざけて誰かの背中にこの「ひっつき虫」を大量に投げつけ、取り除くのに困らせ喜んだのを憶えています。一応、おしゃれを気にする女の子には...徒然草第九十六段(めなもみといふ草あり)

  • 徒然草第九十五段 (ある有職の人に尋ね申し侍りし)

    「ある有職いうそくの人に尋ね申し侍りし」、専門家の意見を聞くことは大切なことですが、その専門家の言っていることが正しいかどうかは分かりません。多くの場合に前提があり、その前提まで理解しないと本当のところは分からないでしょう。最近の話題はやはりコロナの問題です。感染症の専門家は、感染の拡大と医療のひっ迫に警鐘を鳴らします。それは当然のことですが、どうすればよいかとなると、マスクと手洗いを基本とし、多人数での会食をしないことです。人の接触が減ると、それに伴い経済活動も減退します。収入が減って生活に困る人も出てきます。そうなると、経済の専門家の出番になりますが、その専門家は感染症が広がると人の命がどの程度失われるかの前提でコメントすることになります。人の命が失われるのはインフルエンザも同じですが、インフルエンザでは学...徒然草第九十五段(ある有職の人に尋ね申し侍りし)

  • 徒然草第九十四段 (勅書を、馬の上ながら、捧げて見せ奉るべし)

    「勅書を、馬の上ながら、捧ささげて見せ奉るべし」、勅書とは、天皇の勅命を下達する文書です。それを言い渡される相手は身分が下のため、上から下へ下げ渡される形をとるのでしょう。日本には、古来から天皇を頂点とする身分制度があり、現代でもその意識は引き継がれています。明らかな差別や迫害が無いとしても、身分制度は自由と平等を価値観とする社会では相容れないものです。また、人権という面からも矛盾を秘めています。しかし、日本の長い歴史の中で、日本社会の維持のためには、天皇制は捨てられない価値になったのでしょう。中国の人権問題を引き合いに出すのには異論があるでしょうが、中国指導部からすれば、人権や言論の制約による権力の集中は、社会の維持のために必要ということなのかもしれません。強い皇帝の下でしか大きな中国はまとめられない歴史がそ...徒然草第九十四段(勅書を、馬の上ながら、捧げて見せ奉るべし)

  • 事故の代償

    冬タイヤへの履き替えのため、ディーラーに車を持っていきました。先日の事故で傷ついた箇所の修理の見積もりも同時にしてもらいました。事故の際の衝撃で、前面のエアーバックの警告が表示されていて、その点の確認も必要です。車の傷は大したことありませんが、それでも修理には最低9万円ほどかかるとのことです。さらに、センサーが近くにあるためそれも念のため交換すると15万円になります。車両保険に入っているので、保険で修理すると一時的な費用は発生しませんが、来年から保険料が上がり、3年で8万円の増加になるようです。保険を使うと損するケースがありますが、今回の場合は8万円以下ならば自費で修理した方が良いということになります。そもそも、保険とはどういうものか。車両保険に毎年5万円ほど払っています。3年間で15万円払うことになるので、保...事故の代償

  • 徒然草第九十三段 (存命の喜び、日々に楽しまざらんや)

    「存命ぞんめいの喜び、日々に楽しまざらんや」、生きていることが何よりも大切であり、もし、災いに見舞われたとしても、命を失わなかったことを喜ばなければならない。命の価値は、何にも代えがたきものであるとの話しだと思います。生きていると、損をすることはよくありますが、得することは滅多にありません。それは得したということをあまり感じていないからです。予期せぬちょっとした出費があっただけでも損したと思い落ち込みます。しかし、長い目で見ると、高齢者と呼ばれる歳まで生き延びてこれたことは幸せな事であり、得が損を上回った結果だと考えるべきなのでしょう。徒然草第九十三段(存命の喜び、日々に楽しまざらんや)

  • メタセコイヤの並木道

    農業公園マキノビックランドにあるメタセコイヤの並木道に行ってきました。車で葉山珈琲まで行き、駐車場に停めて、ビックランドまで歩きました。往復で2~3kmは歩いたことになります。平日だったので、車も人も少なく、のんびりと散策できました。天気も良くて青空にメタセコイヤの紅葉が映えます。葉山さんで昼食と思ってましたが、それは止めて、琵琶湖湖畔にあるホテルのレストランで近江牛の煮込みハンバークを食べました。今月は、かみさんの誕生日があり、私の誕生日も続くので細やかながらも贅沢しました。メタセコイヤの並木道

  • 車をぶつけてしまった!

    かみさんとドライブから帰宅したら、家の前に工事用トラックが停まっていて、いつものようにバックで入庫できないので、前進で入れようとしたら左前方が門柱にぶつかって、バンパーを傷付けてしまいました。遠距距離を走ってようやく家に着いたとの疲労があり、工事のトラックが家の前に停まっていたこと、さらに工事資材が周囲に遠慮なく直置きされていて、それも避けて入庫しなければならず、不運と不愉快が重なったのが原因です。安全重視で選んだ車なのに、左前方の門柱を察知せず、自動ブレーキが効かなかったのが納得できません。もちろん、機械を当てにしていたわけではないので、ぶつけたのは自分が悪いのですが、何故だとの思いがあります。冬タイヤへの履き替えのため、近々販売店に行く予定でしたので、早速、修理を相談しようと連絡しましたが定休日でした。ちっ...車をぶつけてしまった!

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、わさびさんをフォローしませんか?

ハンドル名
わさびさん
ブログタイトル
わさびの日記
フォロー
わさびの日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用