弘法大師空海のお話㉕ ~ 高尾山の「岩屋大師」、巨岩の力と祈りの力 ~ 「法の水茎」147
彼岸明けが近づいてきました(9月25日)。長かった残暑も一段落して、お寺の彼岸花も見頃を迎えています。 猛暑に豪雨にと不安定な天候のお彼岸でしたが、たくさんの方がお墓参りに見えられました。ありがとうございました。今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。高尾山の「岩屋大師」の伝承について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」147(2024年9月号) 三五夜中の 新月の色 二千里の外の 故人の心 (『和漢朗詠集』白居易) (八月十五夜。東の空から輝き出た月影を眺めながら、二千里の彼方に住んでいる親友の心を思いやるよ) 二十四節気の「白露」(9…
2024/09/24 18:58