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本のムシはやがて蝶になる https://yellowbooks.hatenablog.com/

感性を磨き続けたいアラフィフ主婦の読書記録。好きなジャンルはアート、音楽、メンタル、生き方など。ちょっぴり繊細なHSP気質。

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2021/06/27

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  • 【読書記録】ラテン文化に気持ちがほぐれる!『グアテマラの弟』片桐はいり 著

    グアテマラの弟 作者:片桐はいり 幻冬舎 Amazon 中米のグアテマラの古都•アンティグアで暮らす弟を訪ねる旅の話。そこでの約半年間の暮らしや出来事、文化などを書いた片桐はいりさんのエッセイです。 グアテマラの市場に行ったときのこと 黄色や赤の車体に派手な飾り文字、装飾過多のデコトラみたいなボンネットバス、ビニールに覆われていない色とりどりの元気な野菜たち、けばけばしい安物色のプラスチックの雑貨の山、そこを行き交う鮮やかな民族衣装の人たち。この世で思いつく限りの色という色が乱れ舞っていた。 色。色。色。原色の、生の。殴られたような気分だった。トマトの赤が、民族衣装の藍が、それぞれ拳をふりあげ…

  • 【読書記録】『何もかも憂鬱な夜に』中村文則 著

    何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫) 作者:中村 文則 集英社 Amazon 養護施設で育った孤児の刑務官の“僕“が主人公。時々犯罪性を帯びた行動をし、いつか何かやってしまうのではないかという混沌を抱きながら生きている。 刑務官としてどこか自分に似た“山井“という若き犯罪者と接する中で、自殺した友人の記憶や大切な恩師・養護施設の『施設長』とのやりとりを回想する。施設長の存在で主人公は破滅の一歩手前で押し留まることができたが、犯罪者とのスレスレの精神状態であったこともある。思春期の頃のまどろこしい、自分自身への苛立ち、多感で複雑な心境が手に取るようにわかる。 主人公と犯罪者との会話シーンなどから、…

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