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ナラネコ日記 https://naraneko.com/

私ナラネコが訪ねた場所の事や日々の雑感、そして猫のことを書き綴っていきます。60歳になって週4日のお勤めの傍ら、休日にいい景色といい空気を求めて出歩いています。

ナラネコ
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2021/05/18

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  • 2024年 初冬の風景 ④

    朝の風景 今日は木曜日で仕事休みの日。日の出が遅くなってきたので、6時半を過ぎてもまだ薄暗い。今朝の散歩は7時半頃から。さすがにもう青空が広がっている。 貯水池にカモが数羽泳いでいる。この池で見るのは、カルガモかコガが多いのだが、今朝見かけたのはハシビロガモだった。これはメス。カモのオスは色の違いがはっきりしているが、メスはみんなよく似た色をしている。 ハシビロガモ 池の横のアサガオは、さすがにそろそろ勢いが弱ってきた。当たり前のように、季節が移ると咲く花も変わっていく。 アサガオもそろそろ終わりか 真っ赤なトウガラシの実がなっている。彩りの少ない季節に。赤い色がひときわ目立つ。 真っ赤なトウ…

  • 2024年 初冬の風景 ③

    朝の風景 だんだん冬らしくなってきた月曜日の朝。散歩途中に見た鳥の写真を3枚。 冬場は特によく見かけるハクセキレイ。 ハクセキレイ 電線にとまっているムクドリ。何かくわえている。 ムクドリ 貯水池を泳いでいるハシビロガモ。光線の関係か写りが悪い。 ハシビロガモ 日曜日のファミリー公園 昨日は午後、少しファミリー公園に行って歩いた。真っ赤な紅葉はそれほどないが、散策路の周りの木々がそれぞれの色に染まって、それなりに晩秋から初冬の雰囲気になっている。 散策路周辺の木々も染まって この日はデジカメを忘れたので、スマホで写真を撮った。私の使っているスマホはいまいち写りがよくないし、そもそもスマホで撮る…

  • 2024年 初冬の風景 ②

    日曜日の朝 今日は日曜日。曇り空で、7時近くなってもまだ薄暗い感じがする。7時半頃から朝の散歩に出かける。城跡の方を歩くと、まだ紅葉が美しい。例年なら12月の2週目くらいになると、そろそろ落葉が進んでいるのだが、今年は1週間以上紅葉の進みが遅い。 赤く色づく 追手門櫓の手前から柳澤文庫の方に上る坂を下から眺めたアングル。このあたりの色づき具合もいい。 柳澤文庫に続く坂道 城址会館をバックに1枚。 城址会館をバックに ピンクの山茶花の花が、先週より開花が目に見えて進んでいた。 ピンクの山茶花 カモのいる池では、まだ水量は乏しいがカモの数は増えていた。今朝はなぜか、ヒドリガモもマガモも、水から上が…

  • 最近読んだミステリー ~ 2024年 ④

    貫井徳郎『プリズム』 今日は読書の話題でミステリー編。最近読んだ3冊。 まず1冊名は貫井徳郎の『プリズム』。もう20年以上前の作品になる。 事件は小学校の若い女性教師が自宅で殺されるという事件から始まる。被害者の山浦美津子は生徒に人気のある教師だが、一方でその奔放な性格から、男性関係も多い、彼女の部屋からは睡眠薬入りのチョコレートが発見され、チョコレートを贈った同僚の男性教師の南条が疑われるが、事件には被害者の周囲のいろいろな人物が絡んでいることが明らかになっていく。 小説は4つの章から成り、それぞれの章で、被害者の教え子の男子生徒、同僚の女教師、元恋人、不倫相手が語り手となって、事件を推理し…

  • 2024年 初冬の風景 ①

    初冬の朝 12月初め、暖かい日が続いていたが、今日あたりから初冬といった感じの気候になりそうだ。今日は木曜日で仕事休みの日だが、用事で家にいるので、朝の散歩風景だけ。鳥の写真中心で。 どこかの納屋の上にとまっていたイソヒヨドリ。オスは背中が青、腹が赤茶色の絵の具で塗ったような色をしているが、メスはいたって地味な色だ。 イソヒヨドリ 電線にとまっているスズメ。スズメはいちばんありふれた野鳥という印象だが、私の子どもの頃から比べるとぐんと数が減っているらしい。 スズメ 柿の実にとまっているメジロ。甘いものが好きな鳥で、花の蜜もよく吸いにやってくる。秋は柿、冬は山茶花、早春になると梅。 メジロ 貯水…

  • 紅葉2024 天理ダム

    天理ダムの紅葉 一昨日の続きです。 石上神宮を出て、天理ダム付近に立ち寄って、桜井の方に出ようかと思っていたのだが、天理ダムの紅葉が思いのほかみごとだったので、先には行かず天理ダムの紅葉だけ見て帰ったのだった。 ダム近辺まで上ってくると、きれいに色づいた鮮やかな紅葉が目を引く。私の好きな、オレンジ色がかった明るい赤だ。 天理ダムの紅葉 ダムを見晴らせる場所の横に、公園がある。他の季節はなんということもない公園なのだが、そこの紅葉がまたみごとだった。色づき方も、赤、オレンジ色、黄色とさまざまで、目を楽しませてくれる。 赤く色づく 黄色く色づく 天理ダムは、ふだんはとりたてて景観のいい場所でもない…

  • 紅葉2024 郡山城跡から天理

    郡山城跡の紅葉 今日から12月に入った。少し寒い日もあったが、また来週から気温が上がるらしい。平年なら、そろそろ紅葉も見納めのだが、今年はまだ来週末くらいまで色づいていそうだ。 朝の散歩は、郡山城跡の方を回った。先週の土曜日は、まだ紅葉が半分くらいの感じだったが今朝はちょうど見頃と言う感じだった。追手向櫓のあたりも、カエデとイチョウで赤と黄にきれいに彩られていた。 追手向櫓のあたり 城址会館から本丸跡に向かう道のあたりもきれいに紅葉していた。ピンクの山茶花も咲いていて、紅葉と山茶花とでいい感じだったのだが、写真に撮ってみたらいまいち。山茶花のピンクが紅葉に負けてしまっている。 紅葉と山茶花 葉…

  • 2024 晩秋の馬見丘陵公園 ~ 水鳥編

    馬見丘陵公園の水鳥 昨日の馬見丘陵公園の続きです。 10月に来た時は、池の水鳥は、オオバンが1,2羽泳いでいるだけだったが、この日はもう冬が近づく季節とあって、渡り鳥の数が増えていた。 中央の大きな池では、来園した人が水鳥にエサをやったりしている。このあたりの二大勢力はカルガモとオオバンだ。 カルガモ オオバンよりカルガモの方が体は大きいが、エサを取りに行く時など、オオバンはすばしっこくて、負けていない。 オオバン オオバンの中に、バンが1羽だけ交じっている。このバンは、私が馬見丘陵公園によく来るようになった3年前から、ずっとこの池に1羽だけいるのだった。 バン 池のずっと奥の方に、マガモも小…

  • 2024 晩秋の馬見丘陵公園 ~ 紅葉編

    馬見丘陵公園へ 今日は木曜で仕事が休みの日。馬見丘陵公園に足を運んでみた。今の季節、ここは紅葉が美しい。この公園は桜も紅葉もすばらしいのだが、あまり名所には上げられない場所だ。 北エリアの駐車場にバイクを停め、北エリア内を歩くと、きれいに紅葉している。今年は紅葉が遅いので、ちょうど見頃を迎えたと言った感じだった。 紅葉が見頃に 花はそれほどない季節だが、皇帝ダリアが咲いていた。青空だとよく映えるのだが、曇っていたので、それほどきれいに撮れなかった。 皇帝ダリア それから、コスモスがまだ咲いていた。もう晩秋から初冬が近づく頃なのに、今年は季節の動きが遅いのだろう。 コスモスもまだ咲いている それ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の十三

    又吉直樹『火花』 今日は読書の話題で、最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は又吉直樹の『火花』。9年前の芥川賞受賞作品で、当時、お笑い芸人が大きな文学賞を受賞したということで大きな話題になった。いつか読もうと思っているうちに結構間が空いてしまった。 芸人の世界を描いた作品というくらいの予備知識はあって、何となく芸人たちの群像を描いているようなイメージがあったのだが、違っていた。描かれているのは語り手の売れない若手漫才師の「僕」(徳永)と先輩芸人神谷との関係だ。一見天才肌で破天荒に見えるが弱さを抱える神谷に惹かれ、芸人としての過剰な自意識を持て余しながらも、誠実に生きていこうとする「僕」の姿が描かれ…

  • 紅葉2024 けいはんな記念公園

    けいはんな記念公園の紅葉 今日はけいはんな記念公園に紅葉を見に行った。水景園の紅葉がすばらしく、あまり紅葉名所に数えられていないのが不思議なくらいだ。紅葉の時期は場所によって違うが、ここは早い方で、いつも11月の前半にはかなり色づいている。 今年は紅葉がどこも遅いので、今日ぐらいがいちばんの見頃かと思って足を運んだのが正解だった。水景園に入って、観月楼の方を見渡すと、真紅、オレンジ色、黄色と池の周りの紅葉がきれいに色づいている。 水景園の紅葉は見頃だった 観月橋から紅葉谷の巨石群のあたりを眺めると、そこの紅葉も、真紅に色づいていた。 真紅に色づく巨石群 少し角度を変え、俯瞰するような感じでもう…

  • 2024年 晩秋の風景 ⑤

    朝の風景 土曜日の朝。ここのところ、やっと平年並みの晩秋から初冬に移る時期の気候になってきた。朝の散歩はいつものコース。貯水池に久しぶりにカモの姿が見えた。10月中頃にいたコガモではなく、これはカルガモ。 カルガモ 郡山城跡 昼前から、ひさしぶりに郡山城跡のあたりを歩いた。追手向櫓のところを歩くと、修理工事をしていた。このところ、城跡付近の工事が多い気がする。再来年からのNHK大河ドラマで郡山城主であった豊臣秀長が主人公になるので、そのあたりの絡みもあるのだろうか。秀長という人自体、内政型で秀吉の補佐役というイメージが強く、地味な人物なので、どれくらい話題になるかは分からないが。 城跡の紅葉は…

  • 2024年 晩秋の奈良公園

    奈良公園へ 今日は木曜日で仕事休みの日。奈良の町に出かける用事があったので、ついでに奈良公園を歩いてみた。 平日だからそれほど人出は多くないかと思ったが、とんでもない。うんざりするくらいの人だった。外国人観光客、団体客、それに修学旅行生。奈良の秋はいいはずだが、ちょっと風情を味わうという雰囲気ではなかった。 JR奈良駅から三条通を東に進み、猿沢池の横から石段を上り南円堂の横を抜ける。修学旅行生が列になってお参りしていた。 南円堂 すぐ横に興福寺の五重塔があるのだが、今は保存修理工事中で見えない。すぐ横に工事日程が書かれた看板があった。見ると修理工事が終わるのが令和14年とのこと。あと8年間こん…

  • 2024年 晩秋の風景 ④

    初冬の気候に 昨日から気温がぐっと下がって、晩秋を通り越して一気に初冬のような気候になった。奈良県の朝は冷えるので、朝の散歩の時も上から着こむ感じになる。 冬場にカモが渡ってくる散歩コースの貯水池には、ここのところ1羽もカモの姿が見えない。今朝はアオサギが1羽だけ立っていた。この場所によくいる常連。 常連のアオサギ 池の横の空地に咲くアサガオは、まだまだ勢いが衰えずに咲いている。よく見ると、青紫色だが、濃い色とやや薄めの色の2種類があるように見える。 アサガオ ふと散歩コースの壁際に、ウキツリボクの花が少しまだ残っているのに気づいた。これも花期の長い花で、真冬以外ほぼ一年中咲いている。 ウキツ…

  • 紅葉2024 和束から信楽へ ~ 其の二

    玉桂寺の紅葉 昨日の続きです。 湯船森林公園から信楽まで、バイクでのんびり走って30分くらい。いつもは陶芸の森の方に向かうのだが、気分を変えて、この日は玉桂寺の方に先に行ってみた。ここは淳仁天皇の保良宮跡に建てられたという縁起をもつ、歴史のある寺だ。寺の前の紅葉もきれいに色づいている。 寺の前の紅葉もいい感じ 寺に入る。この寺は、まず目を引くのが正面の大きな不動明王像。寺の中の紅葉と不動明王像をうまくマッチングさせて写真を撮ろうと思うが、なかなかいいアングルがない。とりあえずこんな感じ。 不動明王像と紅葉 境内の本堂の方には、黄色く色づくカエデの木が立っていた。 黄色く色づく 寺を出たところか…

  • 紅葉2024 和束から信楽へ ~ 其の一

    紅葉を探して たいてい11月から12月上旬の休みの日は紅葉がきれいなところに出かけるのだが、今年はかなり色づきが遅そうだ。というわけで、今日は和束経由で信楽の方に足を運ぶことにした。 信楽は好きな場所なので、ここ数年初夏と秋に訪れる。秋は紅葉見物も兼ねるのだが、寒冷地なので、10月末には紅葉が進み、11月の上旬にはきれいに色づいているのが普通だ。一昨年は11月5日に来て、陶芸の森の紅葉がまさに見頃だった。今年は見頃が10日ほどは遅くなりそうだと思い、満を持して今日足を運んだのだった。 和束の紅葉 信楽は、加茂から和束回りで行く。いちばん近道で、車の通行量も少ないので、50㏄バイクにはうってつけ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の十二

    山本兼一『利休にたずねよ』 今日は読書の話題で、最近読んだ本3冊の感想。 1冊目は山本兼一の『利休にたずねよ』。15年前の直木賞受賞作で、一度読んでみたいと思っていた作品だった。 千利休という人物は、茶道の第一人者として、誰でもその名を知っている人物だ。秀吉に切腹を命ぜられるという最期を遂げたことも知られているが、その理由には諸説あり謎とされている。『利休にたずねよ』は、その一生を描くにあたり、切腹の日から若き日まで、時間をさかのぼって書いていくという独特の手法をとっている。歴史小説であるから、各章に秀吉をはじめとする実在の人物が何人も登場するが、利休が肌身離さず持つ緑釉の香合とそれにまつわる…

  • 2024年 晩秋の風景 ③

    暖かな秋の終わり 今日は水曜日だが、振り替えで仕事は休みでのんびりとした1日。先週あたり、晩秋らしい気候になってきたが、今週はまた季節が少し戻った感じだ。最高気温が22℃くらいの日が続き、それはそれで過ごしやすくていい。 朝の散歩はいつもの田畑の中のコース。貯水池にひと月ほど前にコガモが渡ってきたが、このところ姿を消している。セイタカアワダチソウとススキがせめぎ合っていた空き地から、いつの間にかセイタカアワダチソウが姿を消し、ススキだけになっている。 空き地もススキだけに 松尾寺 今日は用事で外出したついでに、松尾寺の方に立ち寄ってきた。山門の前の紅葉が、季節になるときれいなのだが、ほとんど青…

  • 2024年 晩秋の風景 ②

    晩秋の大和民俗公園 昨日の続きです。奈良カエデの郷ひららに紅葉を見に行った帰り、時間もまだ昼過ぎだったので、大和民俗公園のあたりを少し散策した。木々はさすがにかなり色づいているようで。古民家集落の横の植え込みもいい感じに染まりかけていた。 古民家集落の横を歩く 橙色の小さな実をつける灌木があった。これはピラカンサスらしい。直径5ミリくらいの小さな実なのだが、写真を拡大すると、ちょっと柿のように見えたりする。 ピラカンサス この公園には復元された古民家集落が何か所かあるが、奥の芝生広場に近い宇陀・東山集落のあたりはまだ木々が青々としていた。 宇陀・東山集落 紅葉も始まりかけており、かなり赤く染ま…

  • 紅葉2024 奈良カエデの郷ひらら

    奈良カエデの郷ひらら そろそろ紅葉シーズンだ。私は紅葉が好きなので、毎年ここというところには足を運んでいる。今年残暑が秋までずっと続いていたので、色づきは平年より遅い。今日は奈良カエデの郷ひららに行った。ここは宇陀の山の方にあるので他の場所より半月ほど紅葉が早い。去年は11月2日に行って、ほぼ色づいていた。 バイクで桜井から宇陀に出て、道の駅宇陀路大宇陀にバイクを停めてひと休み。いつもよりバイクがたくさん停まっている。今日は11月にしては暖かく、絶好のツーリング日和だ。いつもはここで宇陀松山の町を歩くのだが、まだ足底腱膜炎の痛みが残っているので自重して、カエデの郷ひららに向かった。 カエデ園に…

  • 2024年 晩秋の風景 ①

    晩秋らしく 昨日からやっと晩秋らしく朝から冷える気候になった。朝の散歩も、すこし上から着こんで歩くことになる。あまり変わらぬ風景。アオサギが1羽、池の横を悠々と歩いている。この鳥は、羽の色は灰色なのになぜかアオサギという。 アオサギ 貯水池の横のアサガオはまだ勢いよく咲いている。去年は最後のひと花が12月後半まで咲いていたが、年は越さなかった。今年はどうだろうか。 晩秋のアサガオ 晩秋の平城宮跡 昨日は仕事休みの日なので、ひさしぶりに平城宮跡あたりをひと歩きした。奈良公園周辺は近年人が多すぎてうんざりするが、平常宮跡はひっそりとしている。今の季節はオギが一面に生い茂っていて、なかなかいい眺めだ…

  • 最近読んだミステリー ~ 2024年 ④

    柚月裕子『盤上の向日葵』 今日は読書の話題。最近読んだミステリー2冊について。 1冊目は柚月裕子の『盤上の向日葵』。私は将棋の腕はさっぱりだが、見るのは好きだ。そこでこの本がブックオフで文庫の上下巻とも百円で売っていたので買ってみた。作者についての知識はないが、この年の本屋大賞2位の作品なので、外れはないだろうと思い読んだ。 細かく章立てがしてあって、まず序章が将棋の最高位を決めるタイトル戦である竜昇戦(竜王戦を思わせる)の場面。七番勝負は最終局までもつれ、タイトル保持者の壬生(羽生を思わせる)に業界から特例でプロ入りした異色棋士上条圭介が挑戦している。そしてそれを石破と佐野(佐野はかつて棋士…

  • 久しぶりに神戸に ~ ポートタワー

    神戸の海 昨日の続きです。 デ・キリコ展を見た後、まだ11時頃だったので、海の方に行ってみた。大阪の南港あたりの風景も好きだが、神戸の港の風景は格が違うという感じがする。 メリケンパークのあたりに出ようと思ったが、市立博物館の横の道をずっと南下すると一本東の突堤に出てしまった。そこからハーバーランド方面を眺めたのが下の写真。青空に白い雲、神戸の海ときたら、絶景条件がそろっている。 メリケンパーク、ハーバーランド方面 そこから少し引き返して、メリケンパークの方に出てみた。連休中で人が多いのだが、広々とした空間で開放感がある。 メリケンパークあたりを歩く きれいな海辺の風景をもう1枚。 神戸の海 …

  • 久しぶりに神戸に ~ デ・キリコ展

    ひさしぶりの神戸 今日は久しぶりに神戸に足を運んだ。なぜ神戸かというと、家でとっているいる新聞の販売店から、神戸市立博物館で開催されている「デ・キリコ展」の無料観覧券を貰ったので、観に行ってみようと思ったのだった。私は美術系は詳しくないので、デ・キリコといっても名前を知っているくらいだ。 神戸はかなり久しぶりになる。もっと西の姫路や赤穂はここ2,3の間に18きっぷで足を運んだのだが、神戸はコロナが流行する前に行って以来なので、たぶん6年ぶりくらいになる。天気もよさそうなので、展覧会を見たついでに神戸港のあたりをぶらついてこようかと思った。 私の家から三ノ宮へは、電車の乗り継ぎパターンが多く、1…

  • 2024年 秋の風景 ⑦

    10月も終わり 今日で10月も終わる。やっと気候がカレンダーに追いついてきた感じだが、まだ平年より少し高めのようだ。 木曜日で仕事休みの日。いつものように朝の散歩に出かける。貯水池の横にアサガオが勢いよく咲いているが、池に水鳥は1羽もいない。 アサガオ 畑に赤い実がなっている。ピーマンかパプリカか。まだ野菜の区別がしっかりとつかない。平べったいからパプリカだろうか。 赤い実 JRの線路際のフェンスに絡みついているのはフウセンカズラ。緑から茶色に変化していくのだが、まだ緑の実が残っている。 フウセンカズラ 斑鳩へ 今日は午前中から斑鳩の方に出かけた。法輪寺の駐車場にバイクを停めていかるが溜池の方…

  • 馬見丘陵公園のダリア ②

    まだダリアが見頃 一昨日の続きです。 馬見丘陵公園では、まだダリアがきれいに咲いていた。10月6日のブログでも花の写真を上げたが、その時は咲いていなかった花もあったので紹介。 真紅の花で「大鷲」。この日はきれいに晴れていたので、青空に花の色が映えていた。 大鷲 オレンジに黄色のツートンカラーで「奈奈」。 奈奈 白い花で「白馬」。 白馬 薄いピンクに赤い斑の入ったような独特の色をした「ムーンワルツ」。ちょっと和風の感じがした。 ムーンワルツ 黄色の花が青空に映える「イエロークリスタル」。 イエロークリスタル オレンジ色の「飛行船」。 飛行船 オレンジ色がかった黄色の「白鳳」。 白鳳 花びらが細長…

  • 2024年 秋の馬見丘陵公園

    衆議院議員選挙 今朝の散歩は城跡のあたりを回るコース。追手向櫓の手前の堀の前にフヨウの花が咲いていた。 追手向櫓とフヨウの花 冬場にカモが集まる堀の水は、まだ抜かれたままだ。カモが渡ってきて水がなかったら他の池に行くのだろうかなどと考える。堀端の道を下りたところに近鉄の踏切があり、コスモスとアサガオがフェンス際に咲いている。近鉄特急が走り抜けて行く。 コスモスと近鉄特急 散歩の帰りに衆議院議員選挙に行ってきた。近年、20代の投票率が低く、3人1人くらいしか投票に行かないらしいが、これはかなり危機的な状況ではないかと思う。私たちの世代(60代)は7割くらいは投票に行くようだが、これでもまだ棄権が…

  • 青春18きっぷが変わる

    青春18きっぷリニューアルに思う 昨日、JRグループから、冬季の「青春18きっぷ」の詳細が発表された。大幅リニューアルということで、今季から、自動改札機での利用が可能になるというのはいいのだが、問題は日程と利用人数。今までは分散した日程での利用や複数人数での利用が可能だったのが、複数人数での利用が不可になり、連続する3日間または5日間の利用でなければいけないという縛りがついたのだ。 私はもっぱら夏季の利用なのだが、おそらく今回の改正(悪)が今後も引き継がれると考えるとたいへん痛い。というのは、私のような日帰り旅を楽しんでいる人間は、とびとびの日程で、土日などの休日を利用していろいろな土地に足を…

  • 2024年 秋の浄瑠璃寺

    朝の風景 今日は木曜日で仕事休みの日。6時20分頃から朝の散歩に出かける。昨日はなんとなく蒸し暑いと思ったら、奈良の最高気温は平年より7℃ほど高かったようだ。ただ、天気予報でよく使われる「平年」というのは過去30年の平均で、データの更新も毎年されているわけではないので、温暖化が激しい近年の気候の体感とはズレがあるようだ。 散歩風景の写真を数枚。ナスがきれいな色の実をつけていた。ナスは花の色と実の色が一致している。 ナスの実 ジョウビタキがいた。そろそろ冬鳥がやってくる時期になったのか。離れたところにいたので写りが悪いが、今年初めてなので上げておく。ブログは個人的な備忘録としても役立つ。一昨年の…

  • 2024年 秋の風景 ⑥

    朝の風景 今日は何か湿度が高くて、朝からあまりすっきりとはしない気候だった。平日なので、話題は朝の散歩風景くらい。 6時半頃の空。きれいな秋の雲ではなく、やや雨を予感させるような色をしている。 朝の雲 稲刈りが終わった田んぼにまた草が生えてきていた。 稲刈りの終わった田に草が 今の季節、空き地を占拠しているのはススキとセイタカアワダチソウだ。ススキは日本古来の植物で、セイタカアワダチソウは外来種だが、どちらも繁殖力が強く、せめぎ合っている。 ススキとセイタカアワダチソウ 草むらの中に、忘れ去られたようになっている柿の実。いちばん日本的な果物が柿で、いちばん日本的な野菜がナスだと思う。柿は暖かく…

  • 2024年 藤原京のコスモス

    肌寒い朝の散歩 昨日雨が降り、今朝は一気に気温が下がった。ひさしぶりに肌寒い朝。といっても、10月後半相応の気候にやっと戻ったというところか。しかしまた明日から気温は上がるそうだ。 朝の散歩はやや長めのコース。アサガオがいろいろなところに咲いている。晩秋まで咲いているアサガオは、夏咲くものと品種が違うらしい。マルバアサガオ、ソライロアサガオ、セイヨウアサガオなど、調べると名前が出てくる。夏のアサガオより勢いよく咲いている。 秋に咲くアサガオ 池の横に咲いている白い花はフロックス。フロックスは種類がいくつかあり、花期は春から晩秋までと長い。 フロックス 散歩コースは貯水池が多いので、ハクセキレイ…

  • 2024年 秋の風景 ⑤

    朝の鳥 秋本番とは言いえ、まだ最高気温も最低気温も平年よりは5℃くらい高い日が続いている。 昨日、朝の散歩をしていると、カモがいる貯水池のふちに見慣れぬ色合いの小鳥がとまっていた。少し離れた場所だが、なんとかデジカメで写せる範囲だったので撮って見るとカワセミ。カワセミはたまに見かけるが、すぐ飛び去って行くのでうまく撮れたことがほとんどない。しかも2羽で1羽が前を向き、もう1羽が後ろを向いている。貴重な写真。 カワセミ2羽 少し歩いて、20分後くらいに戻ってくると、2羽の向きが反対になっていたのがおもしろかった。 向きが反対に カワセミのとまっているさらに向こうには、ここのところよく見かけるコガ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の十一

    今村夏子『こちらあみ子』 今日は読書の話題で、最近読んだ本の感想。 1冊目は今村夏子の『こちらあみ子』。今村夏子の小説は、芥川賞受賞作の『むらさきのスカートの女』を初めて読んだが、『こちらあみ子』はデビュー作だ。 文庫本で、短編が3編収められている。独特の世界を持っている作家だが『こちらあみ子』はまさに全開という感じ。主人公のあみ子は変わった女の子だ。純粋だが、その突き抜けた行動が周囲を呆れさせ、母親の心は壊れる。面倒を見てくれた兄は不良となり、あこがれていたのり君にはパンチで前歯を折られる。ついに父親はあみ子を家族から引き離すが、あみ子の心のありようは変わることがない。 この本の多くの読者と…

  • 津軽三味線と法起寺のコスモス

    吉田兄弟ライブ 今日は津軽三味線の吉田兄弟のライブを聴きに、奈良百年会館に行った。中ホールでマイクを通さない生の演奏を堪能。デビュー25周年の全都道府県ツアーとのことで、休憩入れず90分間、二人の三味線演奏のみの迫力あるライブだった。 コンサートはもちろん撮影、録画等NGだが、最後のアンコールの一曲に関しては、写真や動画撮影、SNSへのアップOKとのことでみなさんスマホをかざしておられた。私も何枚か撮影。舞台から遠い席だったのでこんな感じ。 吉田兄弟 法起寺のコスモス ここからは昨日の話です。 五條から帰った後、まだ3時半頃だったので、ふと思いついてバイクでひと走りの法起寺まで出かけた。いつも…

  • 秋の五條新町から柿博物館へ

    五條の方へ 今日は五條の方まで足を運んだ。目的地は五條新町から柿博物館。このあたりは何回か来ているが、柿博物館は今の季節なら実物の柿の実が数多く展示してあるので、それが主な目的だ。 今日はバイクではなく、家の者といっしょに車で来た。吉野川の河川敷に「水辺の楽校」という場所があり、そこの駐車場に車を停める。青空の下の吉野川はいい眺めだ。 吉野川の眺め 五條新町は、江戸時代から昭和初めまでの町屋が残されており、のんびりと散策するのにいい場所だ。公開施設であるまちや館にまず入った。案内の女性がたいへん親切に説明をしてくれた。 まちや館 まちや館は江戸時代の米商の町家を改修したもので、吉田茂内閣時代に…

  • 2024年 秋の風景 ④

    渡り鳥の季節 3連休の初日。今日は用事で家にいることになるので朝の散歩は長めに歩いた。散歩コースの貯水池を見るとカモが数羽いる。コガモだ。昨日から姿を見かけるようになった。いつもの年より少し早い。これから冬の渡り鳥の季節になっていくのか。 貯水池のコガモ 貯水池の横の草むらには白い彼岸花がまだ咲いている。そばにはピンクのオシロイバナ。この組み合わせも珍しいので1枚。 白い彼岸花とオシロイバナ 昨日の朝は稲穂が伸びていた田んぼが、今朝はきれいに刈り跡になっていた。稲刈りが終わると、風景の印象が変わる。 稲刈りも終わり 草が生えている田んぼには、アオサギが1羽とまっていた。剥製のようにじっとしてい…

  • 2024年 秋の風景 ③

    朝の散歩風景 今週前半は、ちょっと天気もぐずつき気味で雨もあったが、今日は朝から好天。週末の連休あたりまでは、秋日和が続きそうだ。 朝の散歩は6時を過ぎてから。夏場は5時台から明るかったが、夜明けがどんどん遅くなってくる。散歩コースを歩くと、空も秋の雲が出ている。 空の雲も秋らしく 彼岸花が、少し色あせているが、まだ咲いている。去年のブログを見返すと、同じ場所に咲く彼岸花が、10月9日では枯れかけていた。この感じでは、紅葉も今年は遅いだろう。ブログはこういった時、備忘録としても役立つ。 彼岸花 去年の10月9日の彼岸花 彼岸花の咲いている近くの草むらには、コスモスとキバナコスモスが咲いていた。…

  • 2024年 秋の風景 ②

    馬見丘陵公園の花 昨日の続きです。馬見丘陵公園のダリアについて昨日は書いたが、それ以外の秋景色について。 コスモスはまだほとんど咲いていなかった。秋にコスモスが咲くエリアがあるのだが、ちらほらといった感じ。見頃はまだ半月ほど先だろうか。 コスモスはまだ咲きかけ 北エリアの芝生を彩っていたのはサルビア。何色か咲いていたが、やはり赤い花はインパクトが強い。 赤いサルビア いちばん奥のカリヨンの丘では、コキアがそろそろ赤く染まり始めていた。すっかり染まるのは十月後半くらいだろうか。 染まりかけたコキア 驚いたのは、中央エリアでひまわりがまだ勢いよく咲いていたこと。いつもの年なら、今の時期はもう跡形も…

  • 2024年 馬見丘陵公園のダリア

    日曜日の朝 朝の気温はもうすっかり秋になった。奈良県は山に囲まれた盆地なので、いったん気温が下がり始めたら早い。今日の朝の散歩は城跡の方を一周。追手向櫓の横を通って本丸跡の方に向かう。まだ木々は夏景色のままだ。 追手向櫓 堀端の道を歩くと、堀の水が抜かれていた。水がないと風景が一変する。冬場にカモが渡ってくる頃までには水が張られているだろうか。水がなくなった堀に白いサギが10羽ほどたむろして、何かつついている。 水のない堀とサギ 馬見丘陵公園のダリア 今日は馬見丘陵公園に出かけた。この前訪れたのが8月初めなのでほぼ2か月ぶりだ。今日のお目当てはダリアで、いつもこの時期に足を運ぶ。公園では、昨日…

  • 朝の散歩と彼岸花

    秋本番に 夜中から明け方の気温が下がってきて、ようやく秋本番という気候になってきた。昨日は雨の一日だったが今日は晴れそうだ。つい10日ほど前まで真夏のような猛暑だったのが、嘘のように感じられる。 朝、散歩しようと外に出たら地面がかなり濡れている。夜中まで雨が降っていたのだろうか。 10月の彼岸花 散歩コースのいたるところに彼岸花が咲いていた。今がいちばんの盛りという感じだ。9月の猛暑の影響か、普段の年より少し遅い。今日は彼岸花中心で。 近所の彼岸花 彼岸花は群生しているといっても、田んぼのあぜ道に沿って咲くので、縦長の赤い花の塊となっていることが多い、開花期間は短く、1週間くらいで色あせてくる…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の十

    平野啓一郎『マチネの終わりに』 今日は読書の話題で、最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は平野啓一郎の『マチネの終わりに』。平野啓一郎はずっと未読の作家だったが、この前『ある男』を読んでよかったので2冊目。映画化もされた恋愛小説だという予備知識はあった。 文庫本で460ページほどあるのでかなり長い。内容はまさに恋愛小説。世界的な天才ギタリストの蒔野聡史と国際ジャーナリスト小峰洋子の愛を描く。二人は薪野のコンサートをきっかけに知り合い、最初の出会いで惹かれ合う。洋子には婚約者がいるが、薪野はそれを知りながらも、2回目の出会いの時に自分の思いを伝え、洋子は婚約解消を決意する。 洋子が薪野に会うためにパ…

  • 2024年 秋の風景 ①

    足底腱膜炎 右足のかかとがここひと月ほど痛いので、昨日近所の整形外科に行ったら、足底腱膜炎だと診断された。年なのか、歩きすぎなのか、歩き方が悪かったのか、靴が悪かったのか、それらが複合したものなのか分からないが、よくある症状とのことなのでちょっと安心。とりあえずストレッチを教えてもらい。適当な靴を1足買った。 散歩コースの彼岸花 というわけで、今朝は新しい靴で朝の散歩。痛みが引くまで歩く距離は少し控えた方がいいだろう。 散歩コースの彼岸花の勢いが、ここ3日ほどでかなり増してきた。 勢いが増した彼岸花 日曜日に明日香で見たような群生とまではいかないが、ところどころに小さな赤い花の塊が見える。 花…

  • 2024年 秋の彼岸花②

    明日香の彼岸花 昨日の続きです。 藤原京跡から南に向かい明日香へ。このあたりの田んぼの回りがいちばん彼岸花の群生地帯で、いたるところに咲いている。バイクを停めて写真を撮ったりするが、草むらに赤い花の塊というのが変わらず、あまり変化のある写真にはならないのだった、 明日香の彼岸花① 明日香の彼岸花② 石舞台古墳の近くの駐輪所にバイクを停め、周辺を散策。少し歩いたところに、去年白い彼岸花が咲いていたのを思い出し、そのあたりを見て歩くと、今年も咲いていた。 明日香の彼岸花③ 明日香の彼岸花といえば、稲渕地区の棚田が知られているが、近年数が減少したことから、去年まで「彼岸花祭り」として実施してきた催し…

  • 2024年 秋の彼岸花①

    散歩コースの彼岸花 9月最後の日曜日。朝の散歩をしていたら、散歩コースに彼岸花が咲いていた。この花は毎年同じ場所に咲く。一昨年に比べて去年は咲くのが遅めだったのだが、今年も同じような感じで、彼岸を少し過ぎた頃に花の勢いが増す。 散歩コースの彼岸花① 9月の猛暑のせいで、開花時期も遅くなり花自体少し元気がないように思う。いつもは白い花も顔を出しているのだが、まだ出ていない。 散歩コースの彼岸花② 彼岸花を求めて 今日は彼岸花を見に出かけることにした。コースは藤原京のあたりを通って明日香に行き、桜井から天理を回って帰ってくることにした。 藤原京のあたりは、一昨年、彼岸花が圧倒されるような勢いで群生…

  • 2024年 初秋の風景 ⑤

    朝の風景 彼岸が過ぎて気候も少し落ち着き、朝の散歩が快適になってきた。今日は散歩コースの写真を何枚か。 フヨウの花が空き地の草むらに咲いていた。 フヨウの花 家の玄関の前に猫が2匹。飼い猫だろう。おだやかな顔をしている。 猫が2匹 踏切に差し掛かると、近鉄電車が走り抜けて行った。早朝だが、京都方面に向かう列車なので乗客が多い。 近鉄電車 道の脇には、地面を這うようにしてアサガオの花が咲いていた。 アサガオの花 納屋のようなところからぶら下がっているタマネギ。この場所はいつ通っても、タマネギがぶら下がっている。 タマネギ 稲穂がすっかり色づいてきた。うちの近所では、だいたい10月の初めに稲刈りを…

  • 2024年 初秋の風景 ④

    金言が新しく 昨日朝の散歩に出たら、散歩コースのお寺の前に張ってある金言が変わっていた。一つ前のものは3か月ほどそのままだった。張ってある期間はまちまちなので、住職がそろそろと思ったら、張り替えるのだろう。今回は美智子上皇后の言葉。 お寺の金言が新しく 近江勧学館 一昨日の近江神宮の続きです。参拝した後、境内に勧学館という建物があるという表示があったので、行ってみた。どんな場所なのか予備知識はない。行くと新しい建物で、前に「ちはやぶる」という題の映画ポスターらしいものが張ってある。あとで調べると「ちはたふる」は競技かるたを題材とした少女漫画で、アニメや実写映画化もされたらしい。知らなかった。 …

  • 初秋の瀬田川から近江神宮へ

    琵琶湖の方へ 異常な暑さがやっとやわらいできて、ちょっと過ごしやすい気候になった。今朝は朝の散歩に出て。ひさしぶりに「ひんやり」という感覚を味わった。 今日は遠出しようと、瀬田川から琵琶湖南岸のあたりに足を延ばしてみた。このあたりに来るときはいつも、瀬田川洗堰の横のアクア琵琶のところにバイクを停めて散策する。着いた時は曇り空だった。旧洗堰のあたりの風景は、いつ見てもすばらしい。 旧瀬田川洗堰 瀬田川沿いの散策路を歩いた。川風が当たり、気持ちがいい。気候が落ち着いたせいか、ジョギングしている人がいる。それから釣りをしている人も。のどかな風景だ。 瀬田川横の散策路を歩く 川べりに生えているヒメガマ…

  • 2024年 初秋の風景 ③

    彼岸 明日が秋分の日なので、もう彼岸に入っている。明日雨が降り、その後天気はぐずつくが、来週からちょっと秋らしい気候になるようだ。今朝の散歩はいつものコースを歩く。倉庫のような建物の前のピンク色の百日紅がまだきれいに咲いている。7月6日のブログに写真を上げたのでもうふた月半になる。名前の通り息の長い花。 息の長い花 踏切を越えたところにバラの花が咲いていた。野生のバラだろうか。これもピンクの花。 ピンクのバラ けいはんな記念公園 ちょっと暑さがましのようだったので、けいはんな記念公園に行った。7月に足を運んで以来なので、ほぼふた月ぶりだ。水景園に入って散策。庭園はいつも通りいい眺めだ。 水景園…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の九

    有吉佐和子『青い壺』 今日は読書の話題で、最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は有吉佐和子の『青い壺』。有吉佐和子は昭和40年代から50年代にかけて活躍した作家で、社会問題をテーマにした作品も多い。一度読もうと思いながら、今まで手に取る機会がなかったのだが、たまたま本屋で文庫の新刊が出ていたので買ってみた。 連作短編集という形で、無名の陶芸家が作った青磁の壺が、様々な人々の手に渡って行く中で、その壺を手にした人たちの身の回りに起こる人間ドラマを描いている。有吉佐和子の小説には、『複合汚染』『恍惚の人』といった社会で大きな反響を呼ぶような作品がある。『青い壺』はそちらの系統ではなく、軽めの「読み物」…

  • 弘仁寺へ

    敬老の日 今日は敬老の日で休み。昔は9月15日固定だったが、今は第3月曜だ。そろそろ朝晩ちょっとは涼しくと思うが、一向にそうならない。今朝は城跡の方を回る少し長めの散歩コースを歩いた。じっとりと汗をかく。 遊歩道から見た天守閣跡の石垣 堀端の道を歩くと、猫が1匹寝そべっていた。以前は3,4匹がいつもいて仲良く戯れていたのだが、ここ2年ほど姿を見なかった。以前の猫かは分からない。 堀端の猫 弘仁寺へ 昨日は用事で1日中家にいた、今日は近場でちょっと外出しようと思い、何となく奈良県の寺の一覧のようなサイトを見ていると、まだ足を運んだことのない寺がかなりある。その中から弘仁寺(こうにんじ)に行ってみ…

  • 初秋の月ヶ瀬から南山城村へ

    連休 9月は連休が2回ある。敬老の日が第三月曜なので、年によっては大型連休になる時もあるが、今年のように3連休2回の方がいい。朝からいつもの通り散歩。やはりまだ涼しい朝とはいかない。 散歩コースの畑の隅に百日草が朝日を浴びてやけに色鮮やかにさいていた。 百日草 月ヶ瀬へ 土曜日は、気候のいい日は外出するのだが、ネットで奈良の9時の気温を見ると、すでに30℃。ちょっと涼しいところに行こうと、東部の山の方に向かった。正暦時の横を通る近道を上ると、県道の奈良名張線に出る。そこから水間トンネルの方に向かう。気温は下界より2,3℃くらい低い感じがする。キバナコスモスがあちらこちらで道の脇に群生している。…

  • 2024年 初秋の風景 ②

    まだまだ猛暑 今日は木曜日で仕事は休みの日。いつも通り朝の散歩に出かける。昼間もそうだが、早朝の気温が下がらないので、朝の散歩時のさわやかな空気の肌触りがない。田畑の中の道を歩いた。空き地のガマの穂の中に少しはじけているものがあった。ちょっと気が早いか。 ガマの穂 貯水池の横の草むらの赤い色のオシロイバナがきれいに咲いていた。一時期勢いをなくしていたのだがどうしたのだろうか。 赤いオシロイバナ 草むらに、アサガオが咲いていた。写真では大きさの感覚が分かりにくいが、普通のアサガオよりかなり小さいく、遠慮がちに咲いている。画像検索すると、アメリカアサガオと出てきた。 アメリカアサガオ 百日紅の花が…

  • 2024年 初秋の風景 ①

    猛暑の秋 ひと昔前は、9月に入ったら初秋で、一雨降るごとに秋が深まっていくという感覚位だったが、毎日34℃くらいまで気温が上がるとそれどころではない。残暑という生易しいものではなくまだ猛暑が続いている。 平日なので、朝の散歩写真でも数枚。 6時少し前の朝の空。だんだんと日の出が遅くなっていく。 朝の空 色づいてきた稲。うちの近所は稲刈りが遅い方なので、まだ半月以上後だろうか。米が足りないと言っていたが、そろそろ店にも出ているようだ。 もうすぐ稲刈りの季節 農家の軒先に吊ってある玉ねぎ。いい色をしている。 吊るされた玉ねぎ 近鉄電車が走り抜ける。小豆色の車体は奈良県民の欠かせない足。 今日はこれ…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 参宮線編 ②

    夫婦岩 昨日の続きです。 賓日館を出て、海沿いに少し歩いたら、夫婦岩のある二見興玉神社が見えてくる。このあたりの雰囲気は適度に観光客が多く、昔からの景勝地と言った感じでいい。カエルの置物が多いのは、祭神である猿田彦大神の神使がカエルであるからとのこと。 カエルが鎮座 夫婦岩はあまりにも有名すぎて、たいていの人は、何回も写真で見ているだろう。来ている人は、とりあえず写真は撮っておくという感じだ。私も撮ってみた。周囲の景色も入れて1枚。 夫婦岩① アップでもう1枚。ちがう角度からも撮ってみたが、やはりこの向きがいちばんのようだ。 夫婦岩② これは二見興玉神社の境内社にあたる竜宮社。晴天ということも…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 参宮線編 ①

    予定変更 青春18きっぷがあと1回分残っている。利用期限は9月10日までなので、今日出かけようと思っていた。そろそろ暑さも落ち着く頃かと思い、湖北の方まで行き、余呉湖や小谷城のあたりを駅でレンタサイクル借りてのんびり走ろうかと考えていたのだが、今週はまだ猛暑が続くという予報だったので、予定を変えて参宮線で、二見浦の方に出かけることにした。 朝5時半ごろの列車に乗り、大和路線の終点加茂で乗り換え、関西線で6時13分の亀山行に乗る。 関西線に乗り換え 亀山でまた乗り換えると紀勢線から参宮線。亀山駅は、JR西日本とJR東海の境界にある駅で、乗換駅としてもポイントとなる駅なのだが、駅舎は古く、線路にも…

  • 9月のファミリー公園の猫たち

    残暑厳しく 今日は木曜日で仕事休みの日。台風が過ぎて少しは涼しくなると思ったが、暑さがぶり返した。いつも通り6時前から朝の散歩。道路脇の草むらにコサギが1羽。 コサギ ファミリー公園の猫たち 今日は昼から用事があったので、朝のうちにちょっと歩こうとファミリー公園の方に行った。9時前なのにすでにかなり気温が上がっている。芝生広場も草が伸びてきている。青空の下、緑の芝生というシンプルな風景。 芝生広場 芝生広場の周りの道をぐるりと一周して浄化センターの方にも足を延ばす。ここにいる猫たちは、ボランティア(美化サポーター)の方々によってしっかりと頭数管理されて保護されているのだが、勝手に餌をやったり子…

  • 暦は秋になったけれど

    9月の朝の空 一昨日からカレンダーは9月に。9月となれば秋風が吹く頃だったのは昔の話で、台風が過ぎるといきなり暑い。今週いっぱいは最高気温が30度台前半くらいまで上がりそうな様子。 だんだんと日の出の時間が遅くなってくる。今日の奈良の日の出はは5時半頃だ。夏場は5時台に散歩していても青空が広がっていたのだが、今朝は朝焼けの空を見ながら歩いた。 朝の太陽 安倍文珠院 今日は仕事の日で特に話題もないので、一昨日橿原市昆虫館の帰りに寄った安倍文珠院の写真でも数枚。ここは近くを通ることはあるが、入るのはひさしぶりだ。言わずと知れた学問の神様なので、自分や子どもの受験の時も参拝した。子どもの受験といって…

  • 橿原市昆虫館へ行った

    橿原市昆虫館へ 台風はまだ去ってはいないが、居座っている間に弱まって、今日はバイクで外出できる天気になった。東日本の方は被害が大きかったようだが、奈良はあまり大雨にはならなかった。とはいえ、昨日は1日雨模様でずっと家にいた。 まだ今日も天候は不安定なので、あまり遠出はできない。そこでふと足を運びたくなったのが橿原市昆虫館。ここは箕面、伊丹と並んで関西の三大昆虫館の一角に名を連ねる。といっても昆虫館自体、それほど数がないのだが。 昆虫館に着くと9時過ぎ。開館時間を見ると9時30分だったので、近くの香久山公園を少し歩いて時間待ち。フィールドアスレチック風の遊具がある公園だ。春の桜、秋の紅葉も美しい…

  • 台風停滞中で雨

    台風停滞 今日は木曜日で仕事は休みの日。台風が九州に停滞している。先週後半くらいの予報では、今週の火水くらいが近畿通過のはずだったのが、近畿接近は土日になりそうだ。青春18きっぷの残り1回分を今週の土曜くらいで使うつもりだったが、それどころではない。きっぷは9月10日まで使えるので、来週出かけることにする。 奈良県も今日は1日中雨だが、ずっと家にいると体がなまるので、雨のやみ間に外を歩いた。田んぼの稲もすっかり成長している。台風接近となれば気がかりなところだろう。 稲も成長して 佐保川沿いを歩く 雨が降ってこないので、佐保川べりまで足を延ばして歩いた。どんよりとした雲が空を覆っている。 佐保川…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の八

    小川洋子『人質の朗読会』 今日は読書の話題。最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は小川洋子の『人質の朗読会』。小川洋子の作品を読むのは3冊目だ。以前ブログにも書いた『ことり』がたいへんよかったので、あえて少し間を置いて買ってみたのがこの本。十数年前に書かれた作品だ。 話はまず、海外で起きた日本人のツアー客の反政府ゲリラによる誘拐事件から始まる。ツアーに参加した8人は人質となるのだが、現地の軍とゲリラの銃撃戦のため、全員死亡してしまう。ショッキングな形で終わった事件だが、2年後になり、人質たちが収容されていた猟師小屋から録音テープが見つかり、彼ら彼女らが自ら書いた物語を朗読し合っていたことが分かる。…

  • 2024年 夏の風景 ⑦

    残暑続く 8月最後の日曜日というのに朝から暑い。最低気温が26℃台なので余裕の熱帯夜だ。盆を過ぎたあたりからエアコンを入れずに寝ようと思うのだが、なかなかそうはいかない。 朝の散歩は城跡の方を回って歩く日曜日のいつものコース。3キロくらい歩くので、40分ほどかかり今の季節は汗をかく。 緑に包まれた追手向櫓 追手向櫓の横を通って城址会館を横目に、極楽橋から本丸跡の柳澤神社前に出る。このあたりはみなさん朝の散歩コースになっているのか、いつも出会う人がいる。堀端の道を通ると、堀の水量がぐっと減っていた。ふだんは散策路の手すりの横まで水がきているのだが、茶色い地面が見え、どこか殺風景な風景になっている…

  • 夏の赤目四十八滝

    赤目へ 8月も終わりに近づいた。今日は土曜なのでちょっと遠出しようと思い、赤目の方に出かけることにした。赤目は去年の夏以来なので1年ぶりだ。今年の4月に赤目四十八滝の入口にある日本サンショウウオセンターが、赤目滝水族館としてリニューアルオープンしたというのでちょっと楽しみでもあった。 バイクで交通量の少ない山の中を抜けて行くことにして、やまなみロードから笠間峠を越えていった。このルートは近道でもある。笠間峠から東の山々を眺めると雲が多い。天気はやや下り坂の様子。 笠間峠から東の山々を望む 赤目の滝に近づくと土産物店などが並ぶ情景は以前の通りだが、以前は有料だった駐車場がすべて無料になっていた。…

  • 2024年 夏の風景 ⑥

    夏の斑鳩 残暑というにはまだまだ厳しい暑さが続く。休みの日でもあまり遠出をする気にもならないので、斑鳩の方を歩いた。法輪寺横の駐車場にバイクをとめて、いかるが溜池の方に向かう。池の横の畑に少し遅めのひまわりが咲いていた。 ひまわり ツクツクボウシが鳴いている。クマゼミのうるさい声はほとんど聞こえない。もう夏の終わりという感じがする。池には遠く離れたところに水鳥が3羽、おそらくカイツブリだろうか。 カイツブリ いかるが溜池と法輪寺の間の道の脇にはいつも季節の花が咲いている。青い花はヤナギバルイラソウ。これは去年名前を知った。 ヤナギバルイラソウ 塀に花の咲いたつるが伸びているいるのはノウゼンカズ…

  • 最近読んだミステリー ~ 2024年 ③

    米澤穂信『満願』 今日は読書の話題でミステリー編。最近読んだ2冊の感想。 読んだことのない作家を新規開拓しようと思い買ったのが、米澤穂信の『満願』。2年前に直木賞を受賞した作家だが、手始めにと思い、これもいくつかの賞を受賞したこの短編集を買ってみた。 短編集にはいわゆる連作と呼ばれるものがあるが、『満願』には、6編とも設定が異なる独立した短編が収録されており、作者の創作に対する矜持のようなものを感じた。設定がやや強引に感じた作品もあったが、全体としてはおもしろく読めた、 それでは簡単に感想を。 「夜警」 当直中の若い巡査が、緊急の出動で拳銃を使用するが、相手を死亡させ、自分も刺され命を落として…

  • 第29回 全国金魚すくい選手権大会

    全国金魚すくい選手権大会 今日は盆休みのラストの日。全国金魚すくい選手権大会を観に行ってきた。私の住む大和郡山市は、金魚の町として知られているが、金魚すくい選手権大会は今年で第29回となる。 猛暑の中、いつもはバイクで行くのだが、今日は家の者の車で会場の体育館に行く。この体育館も、大和郡山市総合公園施設多目的体育館という堅い名前から、金魚スクエアという名前に変わっている。 金魚スクエア 体育館の表には、金魚を形どったオブジェが2体並んでいる。こちらのオブジェには「金魚すくいの聖地」という文字が刻まれている。 金魚すくいの聖地 会場の外も、食べ物屋の屋台や金魚すくい関係グッズ、土産物などのテント…

  • 堺の大仙公園へ

    盆休みも終盤 お盆の休みも今日明日で終わりだ。そろそろ、猛暑も少し落ち着いてくる季節になるか。朝の散歩で貯水池の横を通ると、またサギが集まっていた。狭い範囲にかなり密集してたむろしている。他の池ではこんな現象は起こっていない。何かサギをひきつけるものでもあるのだろうか。 池に集まるサギ 大仙公園へ 今日は初めての場所に行ってみようと思い、堺市の大仙公園に足を運んだ。仁徳天皇陵の隣にある大きな公園で、春は桜の名所でもある。 電車はJRの大和路線で天王寺まで行き、そこからは阪和線で百舌鳥駅で降りる。降りたら左手に公園が見える。 JR百舌鳥駅 木立の中に、広い散策路が通っている。人の姿は少ない。休み…

  • 八月の吉野山を歩く

    お盆の墓参り お盆の休みも後半に入った。昨日は家の者と墓参り。うちの家では年に4回、彼岸と盆と暮れに墓参りをする。したがって、春の彼岸とお盆の間がいちばん長い。墓の周りも雑草が生えたり、汚れたりしている。暑さもあって、ひととおり掃除すると汗びっしょりになるのだった。 墓地の供養塔 吉野山へ 今日は吉野山の方に足を運んだ。最近あまり行っていないように思っていたが、ブログを見返して見ると、去年の4月後半に来て以来だった。 直線距離でいちばん近いのは、24号線から169号線を南下するルートだが、今日はちょっと気分を変えて、明日香から県道(険道)15号線を通り、芋峠を越えるルートで行った。 下千本駐車…

  • 真夏の天王寺動物園 2024

    天王寺動物園へ 昨日の話です。 盆休みの間、少し涼しい日でもあればバイクで出かけようと思うのだが、さすがこの暑さではダウンしてしまいそうだ。電車でそう遠くないところへと思っていて、ふと天王寺動物園に行きたくなった。 大和路線に30分ほど乗れば天王寺。あべのハルカスを横目に見ながら、天王寺公園を抜けて行くと、天王寺動物園のてんしばゲートが見えてくる。いつもは新世界に面した正面入口から入るのだが、今日はてんしばゲートから入った。 天王寺動物園てんしばゲート いちばん気になっていたのがメガネグマ。というのは、ここのメガネグマは2頭つがいで飼われているのだが、オスのダイスケが1990年生まれでメスのブ…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 生野銀山編 ③

    鉱山資料館など 昨日の続きです。 生野銀山の坑道巡りを終え、敷地内にあった鉱山資料館と吹屋資料館、そして外にあった生野鉱物館にも入ってみた。どれも充実した施設だった。鉱山資料館では江戸時代の銀山の様子を描いた絵や坑内模型などが展示してあった。坑内模型を見ると、昔の人々が機械もない中でどれだけ深く掘り進んでいったかが分かる。 坑内模型の一部 下は大正時代に使われていた水力発電設備。 大正時代の発電設備 「吹屋」とは江戸時代に幕府に献上する上納銀を作るための施設とのこと。吹屋資料館ではそういった関係の展示があった。ここでも登場するマネキン人形たち。 吹屋資料館の人形たち 生野鉱物館では、生野や日本…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 生野銀山編 ②

    生野に到着 昨日の続きです。 11時1分に生野駅に到着。駅から生野銀山までは4㎞ほど。以前は路線バスが通っていたがもう走っていない様子。銀山まで行くにはタクシーか徒歩か自転車ということになるのだが、駅前の朝来市観光センターにレンタサイクルがあるので直行。 生野駅に到着 電動自転車の借り賃が1000円で銀山の入場料が1200円、合わせて一人2200円の出費の心づもりだったが、行ってみると割引期間でレンタサイクルの借り賃が700円、さらに銀山の入場料が半額になる券も貰えたので、出費が1300円となった。これはありがたい。しかも記念品に朝来市の名物入りのハンカチも貰えた。観光案内所の方の対応も親切で…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 生野銀山編 ①

    生野銀山へ 昨日から盆の休みに入った。青春18きっぷがあと3回分残っているので、このあたりで使おうと思い、思いついたのが生野銀山。ここは今まで行ったことがない。最寄り駅は播但線のJR生野駅。播但線は姫路から出ていて、始発で出ると姫路に8時前に着くはずなので、結構早く到着できると思いきや、ネットで時刻表を検索すると到着は11時1分。始発で出ても7時台に出ても到着時刻は変わらない。これは播但線が姫路から途中の寺前駅までは結構出ているのだが、その後極端に列車の本数が減るため。まあ、18きっぷでローカル線を旅する時よくある話だった。 残り3回 今回は家の者と一緒に出かける。18きっぷは複数人数でも同一…

  • 馬見丘陵公園の夏景色 2024

    盆休み 今年は夏季休暇をお盆の期間にまとめてとれたので9連休になった。週4日のお勤めなので、このくらいのペースでちょうどいい。今日はその初日。 休みといっても早く目が覚めるので、いつも通り6時頃から朝の散歩に出かける。猛暑のピークは過ぎようとしているのだろう。蒸し暑さがちょっとましになっている。田畑の中の道を、周囲の彩りを目に入れながら歩く。 真っ赤に色づいているのはトウガラシ。いかにも辛そうな色。 真っ赤なトウガラシ 黄色いゴーヤの実もなっていた。ぐるりと一周すると、貯水池にはまたサギが集まっていた。 黄色いゴーヤ 馬見丘陵公園へ 今日は馬見丘陵公園を歩いた。7月にひまわりを見に行った時、北…

  • 2024年 夏の風景 ⑤

    爽やかな朝 今日は木曜日で仕事休みの日だ。ずっと熱帯夜が続いていたが、朝起きると蒸し暑さを感じない。今朝の奈良の最低気温は23℃台だった様子。ここのところ最低気温27℃くらいだったので、かなり体感が違う。 田畑の中の道を中心に朝の散歩。サギが大量にいた貯水池からサギの群れが去っていた。池の横の草むらには何種類かの花が咲いている。赤い花はモミジアオイ。 モミジアオイ オシロイバナも咲いている、これは同じ赤でもピンクがかった赤。 オシロイバナ アサガオの花が少し勢いをなくしてきた。ここのアサガオはマルバアサガオといって開花期が長く、晩秋になってもまだ咲いている。秋になってまた元気を取り戻すのだろう…

  • 2024年 夏の風景 ④

    朝の猫 猛暑は相変わらずだが、今週あたりからちょっと天気が不安定になってきた。お盆前くらいには少し暑さがおさまるのだろうか。 平日なので特に話題もないので、朝の散歩風景でも。散歩コースには猫がよくうろついているので今日は猫の写真。 まず近所の家に飼われているトラ猫。 近所のトラ猫 少し町中を歩いたところにいる、これもトラ猫。よく似ているが、口元の茶色の毛の模様が少し違う。 これもトラ猫 冬場にいつもエアコンの室外機の上に陣取っている白黒の猫。夏場はたいてい地面に寝そべっている。 白黒猫 白黒猫の近くにいるキジトラ猫。 キジトラ猫 朝の花と鳥 散歩コースにある老人ホームの前にプランターが置かれて…

  • 2024年 夏の風景 ③

    日曜日の朝 相変わらず夜中になっても気温が下がらず、早朝から28℃くらいある。 日曜日の朝はだいたい城跡の方を回って散歩に出かける。だいたい3キロくらいの散歩コースで気候のいい時期はちょうどいいのだが、今の季節は長く感じられる。道の横の家の前にノウゼンカズラとアサガオが咲いていた。 ノウゼンカズラとアサガオ 堀の横の草むらにはオシロイバナの花が見える。白と赤と黄色の3色が交じり合うようにして咲いている。 オシロイバナ(白と赤) オシロイバナ(赤と黄色) ファミリー公園へ 今日は遠出する感じでもなかったので、午前中からファミリー公園を少し歩いた。夏休み中はファミリープールが盛況でいっぱいになるの…

  • 2024年 夏の風景 ②

    熱帯夜 猛暑で夜中になっても気温が下がらない。最低気温が25℃以上の夜を熱帯夜というらしいが、明け方の最低気温が27℃台だったので、立派な熱帯夜だ。朝は6時前から近所を散歩。草むらからムクゲの花が顔をのぞかせていた。 ムクゲの花 家のベランダの手すりのようなところにハウセキレイがとまっていた。この感じは幼鳥だろうか。 ハクセキレイ 信貴山から高安山へ 土曜日はちょっと遠くに出かけることが多いが、この暑さなので遠出は避けて、信貴山から高安山の方に足を運ぶことにした。高安山のケーブル駅のあたりは年に数回訪れる。のどか村の裏から歩くといい運動になるが、春先でも汗をかくくらいの距離なので、信貴フラワー…

  • 2024年 夏の風景 ①

    猛暑の朝の散歩風景 梅雨明けして猛暑が続く。ここのところ夏はずっと暑さが厳しいが、その中でも猛暑の年と少しはましな年があって、今年は猛暑の方らしい。 今週は仕事休みの木曜日も、家で用事があって出かけなかったので、朝の散歩風景をまとめて。 冬場にカモがいる貯水池に、やけにサギが集まっていた。この時期に、何か理由があるのだろうか。 貯水池のサギ集団 貯水池横の家庭菜園周りの草むらに赤とピンクの彩り。赤い花はモミジアオイ、ピンクはキョウチクトウ。 モミジアオイとキョウチクトウ 通勤コースになっている公園の百日紅がきれいに咲いていた。白い花とピンクの花、名の通り開花期間が長い花だ。ひと夏の間咲いている…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の七

    長嶋有『猛スピードで母は』 今日は読書の話で、最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は長嶋有の『猛スピードで母は』。ブックオフに立ち寄った時、100円コーナーで目についた。作者についての予備知識はゼロ。かなり以前の芥川賞受賞作で、題名が印象に残っていたというそれだけの理由で買ってみた。 80ページくらいの短編小説が2作。1作目が「サイドカーに犬」。 作者についての知識を入れないで、さっそく読み始める。読みやすい文章だ。語り手は女の子で、母が家出し、洋子さんという父の愛人が家にやってきた小4の夏休みの話が語られる。出だしで作者は女性かと思った。長嶋有というペンネームは男女どちらともとれる。また、書き方…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 舞鶴編 ③

    赤れんがパーク 一昨日、昨日の続きです。 赤れんが博物館から少し歩いたところが赤れんがパークの中心。ここは赤れんがの倉庫群がいくつも建ち並んでいる。その中は展示室やカフェ、イベントホールなどとして使われており、舞鶴観光の拠点となっている。 赤れんが倉庫群 その前に寄った赤れんが博物館の展示もよかったが、やはり建物がずっと建ち並んでいるのはいい。 赤れんがの建物が続く 赤れんがパークは全部で8棟ある。そのうち2号棟が舞鶴市政記念館となっていて、舞鶴市の歴史を知ることができる。うまく建物を活用しているという印象だった。 舞鶴市政記念館 2号棟1階の奥の部屋では、「平和のための舞鶴の戦争展」という催…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 舞鶴編 ②

    舞鶴へ 昨日の続きです。 福知山発10時18分の列車で目的地の東舞鶴を目指す。福地山城から駅に戻ると、発車4分前くらいで結構ぎりぎりだ。これを逃すと後1時間半くらい次の列車が来ないので途中から早歩きで汗が流れる。 東舞鶴行普通列車 福知山東舞鶴間は50分くらい。列車は混んでいなかった。 東舞鶴駅で降り、駅舎の外に出るとむっとする暑さ。日本海側が暑いというのは覚悟していたが、思っていた以上だっだ。ちなみに帰ってから調べると、この日の舞鶴は最高気温37.5℃まで上がったようだ。 東舞鶴駅 駅から海の方にまっすぐに出ている大通りを歩いた。途中から道の両側にはアーケードが設置されていて、これは雪が多い…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 舞鶴編 ①

    猛暑の中、日本海側へ 青春18きっぷの日帰り旅、2回目。今日は日本海側まで足を運ぶことにした。行先は一昨年も行った舞鶴。舞鶴は観光客であふれるような土地ではないが、好きな場所で数年に1回くらいは行きたくなる。一昨年は、途中で雨が降り出したことや、赤レンガ博物館が休館になっていたことなど、ちょっと予定外のことがあったので、一応博物館が休館ではないことだけは調べておいた。 始発の大和路線に乗車。まだ5時前でも明るい。 4時50分頃の空 大和路線から環状線で大阪まで出て、大阪で福知山線に乗り換え。大阪駅の2階から向こうのビルのダイキンの顔の形をした看板が見える、早朝から気温29℃。すでに暑さが厳しい…

  • 2024 馬見丘陵公園のひまわり

    馬見丘陵公園のひまわり 梅雨が明けて、本格的な夏となった。真夏の花といえばひまわり。今日は木曜日で仕事が休みの日なので、馬見丘陵公園まで、朝からヒマワリを見に行った。 馬見丘陵公園では、去年まで「ひまわりウィーク」を開催していたのだが、今年は「あおぞらマルシェin馬見ひまわり」という名のイベントが今週末開催されるという、イベント当日の土日は混むのでひと足早く訪れるのはいつものこと。 公園に着くと、もう完全に盛夏の空気。セミの声が響いている。 クマゼミ 遊歩道脇のクヌギの木にはクワガタもいた。これも夏の虫だ。 コクワガタ 今日は北エリアのヒマワリがきれいに開花していた。このエリアでいちばん多く咲…

  • 2024 おふさ観音風鈴まつりと藤原京の蓮

    藤原京の蓮 昨日の話です。 7月からおふさ観音で風鈴まつりをやっているので、見に行った。この季節は藤原京の蓮池の蓮もちょうど見ごろになっているはずなので、寄って行くことにした。おふさ観音と藤原京は目と鼻の先なので、だいたいセットにして足を運ぶ。 8時過ぎに家を出たのだが、かなり暑い。国道24号線をバイクで南下する。藤原京に近づくと、駐車場に車がいっぱい停まっている。蓮を目当てにきておられるようだ。 蓮池に近づくと、やはり人が多い。蓮はきれいに咲いていた。掲示されている案内を見ると、10種類くらいあるようだがぱっと見ただけでは分からない。色はピンクから白で、よく見ると花の開き方が違うようだ。 藤…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024 ~ 和歌山編 ②

    湯浅の町を歩く 昨日の続きです。 湯浅の町で、醤油資料館の次に入ったのが甚風呂。ここは幕末から昭和の終わり頃まで、「戎湯」の名前で昔営業していた銭湯の跡を、資料館として保存して公開している施設だ。男女の浴室や番台などが残っている。 甚風呂 下の浴槽で昭和60年まで営業されていたという。今は町の銭湯自体が昔より随分少なくなっている。 昔の銭湯 浴室の奥には、昔の建物がそのまま展示室となっていて、昔の資料が展示されていた。案内の女性がたいへんていねいに説明してくれた。土地の印象というのは、そういうことで決まったりする。 江戸時代の藩札 醤油徳利 甚風呂を出て、次に入ったのが旧栖原家住宅。これは「フ…

  • 青春18きっぷ日帰り旅2024~和歌山編①

    青春18きっぷ 3日前に青春18きっぷを買ったが、今日から使用期間が始まる。さっそく出かけてみた。滋賀県の湖北の方か、和歌山県のどこか海が見えるあたりが候補だったのだが、今日の天気が近畿北部が不安定で、通り雨がきそうだったので、和歌山方面に決めた。 持ち物は18きっぷと財布、スマホ等の最低限のものに、文庫本2,3冊。これは電車の中で本を欠かせない私には必需品だ。始発電車に乗る。5時前だが、駅に着くともう明るかった。これが8月後半くらいになると5時前はかなり暗い。 始発列車を待つ 湯浅へ 去年、一昨年も18きっぷで1回ずつ和歌山方面に行った。一昨年は御坊から切目。去年は紀伊田辺。降りたことのない…

  • ちょっと山の方へ

    猛暑 梅雨はまだ明けていないが、暑くなってきた。今日の奈良は35℃を超えるという予報が出ている。木曜日で仕事は休み。朝の散歩は起きてすぐの6時前にしているので、まだ涼しい。 おじいさんが畑を作っていた家庭菜園に草が生えて、最近おじいさんの姿も見ない。かなり高齢の方だったので気になる。草むらの中、グラジオラスの赤い花だけが存在を主張している。 グラジオラスの赤い花 貯水池の横のアサガオの花は相変わらず元気に咲いている。 アサガオの花 曽爾、御杖へ 今日はちょっと涼しい山の方へ行くことにした。曽爾から御杖村のあたりを目標にする。去年の秋以来なので、久しぶりだ。 名阪国道横の裏道をバイクで上って都祁…

  • 青春18きっぷ購入

    青春18きっぷ 今日、青春18きっぷを購入した。そろそろ廃止かとの噂もあったが、今年も販売されていた。 私はこのフリー切符というのが好きで、お得感があるというのはもちろんだが、乗り降り自由なので、途中で急に気が変わって予定外の駅で降りたり、先まで足を延ばしたりできるというのがいい。年3回あるが、春と冬は期間が10日短いので、やはり夏ということになる。 今年はどこに行こうか。 青春18きっぷ

  • 桃尾の滝から竜王山へ

    梅雨空 この三連休は、1日くらいは遠出しようかと思っていたが、ずっと天気がぐずついていて、できなかった。朝は雨が降っていなかったので、いつもの通り早朝から散歩に出かける。近所の八幡神社の門の前には笹に七夕の短冊。 まだ七夕飾りが 貯水池の横ではアサガオが勢いよく咲いている。その横に、赤い色のオシロイバナが咲き始めていた。この花は開花期が暖かい時期で幅広い。日本的なイメージがあるが、原産地は南アメリカらしい。 赤いオシロイバナ 龍王山へ 今日は、天理ダム方面から龍王山に登った。天気予報は午後から雨なので、朝のうちに出かけた。龍王山は、天理ダムを越えたところにある。 天理ダムに向かう上り坂の道をバ…

  • けいはんな記念公園の夏の虫

    けいはんな記念公園の夏の虫 今日は三連休の中日だが、あいにくの雨の日となった。そこで昨日けいはんな記念公園で見た虫の写真でも。 7月に入るとカブトムシやクワガタといった夏の大型甲虫の季節となる、私は子どもの頃は虫捕りが好きで、夏はいちばん好きな季節だった。昨日のけいはんな記念公園の水景園にも、夏の虫が見られた。まず、そろそろ鳴き始めたセミ。クマゼミの声も聞こえた。 クマゼミ 園内にはクヌギの木が多いので、樹液に大型の甲虫が集まってきていた。クワガタで見かけたのはノコギリクワガタ。横にいるのはカナブン。 ノコギリクワガタ カブトムシはメスでも体が大きい。樹液が出る穴に顔を突っ込むようにしている。…

  • 2024年 梅雨時の風景 ⑧

    三連休 月曜が海の日なので、三連休ということになるが、どうも天気は梅雨空が続くようだ。朝は雨が降っていなかったので、いつも通り早朝から朝の散歩に出かけた。田畑の中の道を歩いていると、道の真ん中に、バンがとことこと歩いていた。 道を歩くバン 家の軒先の当たりにはツバメが数羽。まだすいすい飛び回る感じではないので、巣立って間もないツバメという感じがする。 軒先のツバメ 家庭菜園のような畑にはミニトマトがそろそろ色づきかけている。 色づきかけたミニトマト けいはんな記念公園へ 夕方まで、なんとか天気が持ちそうなので、けいはんな記念公園の方に出かけた。5月の終わり頃に来て以来なので、ほぼひと月半ぶりと…

  • 2024年 梅雨時の風景 ⑦

    朝から雨 木曜日で仕事が休みの日だが、朝から雨。いかにも梅雨の雨と言った感じでしとしと降っている。仕方なく朝の散歩もなしにする。9時過ぎになって雨もやんできたので、少し近いところで歩こうと大和民俗公園に出かけた。バイクで10分くらいなので、降り始めたらすぐに帰れる。 誰もいないかと思ったら、散策しておられる方がちらほら。炎天下よりは散歩にはいいかもしれない。園内をぐるりと一周する。紫陽花はすっかりもう色あせている。休憩所にある熊五郎狐の像もいつもの通り。 熊五郎狐 芝生広場は、さすがに人の姿もなくがらんとしている。 雨に濡れた芝生広場 ぐるりと一周して3,40分くらい。運動というには少し物足り…

  • 2024年 梅雨時の風景 ⑥

    ひと休み 今日は火曜日だが、1日休みを取ってのんびり。まだ梅雨は開けていないが、平年より4,5℃気温が高い日が続いている。いつも通り早朝から散歩に出かける。貯水池の横のアサガオが、元気に咲いている。 アサガオの花 松尾寺のカサブランカ 午前中、松尾寺にカサブランカを見に出かけた。松尾寺ではカサブランカ回廊という催しをやっていて、6月に来た時はまだつぼみだったが、そろそろ見頃のはずなので、足を運んでみた。カサブランカはユリの一種で、境内にずらりとカサブランカの鉢植えが並ぶ。 カサブランカ回廊 花の色は、黄色とワインレッドの2色があった。去年、一昨年もこの2色だった。私はどちらかといえば黄色の方が…

  • 鶴見緑地の夏景色 ~ 其の二

    咲くやこの花館 昨日の鶴見緑地の続きです。 「山のエリア」を出て、池の周りを一周する感じで園内を歩いた。暑い季節なので散策する人はそれほど多くない。出発点の地下鉄駅の前の大通りが見えてきたあたりにあるのが「咲くやこの花館」という施設。前の池にハスの花がきれいに咲いている。 「咲くやこの花館」前の池のハスの花 咲くやこの花館は、1990年に花博が開催された時のメインパビリオンとして建設された施設で、日本最大級の温室で世界の植物が観賞できるという。入園料は500円とお手頃価格で、大阪メトロのエンジョイエコカードで50円割引となる。 植物園はすばらしいものだった。いくつか紹介。これは熱帯雨林植物質で…

  • 鶴見緑地の夏景色 ~ 其の一

    猛暑続く 猛暑が続いている。昨日は奈良も36℃まで上がった、昼休みにいつも30分ほど外を歩くのだが、昨日はさすがにすぐ戻ってきたのだった、 今日は土曜日。いつものように軽く朝の散歩。サボテンを前に置いている家があるのだが、花がきれいに咲いている。サボテンは花が咲く期間がわずかだ。 サボテンの花 倉庫のような建物の前にある百日紅の花も咲き出していた、ピンクの花だ。花も次第に初夏の花から夏の花へと移っていく。 百日紅 道の脇にトラ猫が1匹。あまり人を警戒しないので飼い猫だろうか。穏やかそうな顔をしている。 朝の猫 鶴見緑地へ 土曜日はバイクで遠出することが多いのだが、さすがにこの暑さではダウンしそ…

  • 暑いので山の方へ

    蒸し暑い朝 今日は木曜日で仕事が休みの日。朝から蒸し暑い。6時頃からいつものように朝の散歩に出かけるが、湿った空気が体にまとわりついてくる感覚がある。散歩コースに白い花が咲いていた。名前を調べようと画像検索したらフロックスと出てきた。フロックスなら1週間ほど前に名前を調べたばかりだが、赤紫色だった。色が変わるとまったく違う花のように見える。 フロックス カミキリムシが飛んできて、木の葉にとまった。これはゴマダラカミキリ。私の小さい頃は、夏になるとしょっちゅう見かけた虫だ。 ゴマダラカミキリ 池の横にはハクセキレイが1羽。全身灰色っぽいのでメスだろうか。あるいは巣立って日が浅い鳥か。 ハクセキレ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の六

    平野啓一郎『ある男』 今日は読書の話題。最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は平野啓一郎の『ある男』。未読の作家の本を読んでみようと思い選んだのがこの本。平野啓一郎といえば純文学畑の作家という印象があったが、読み物としてもおもしろい作品だった。 まず、「序」で、作者らしき人物である「私」がこの話の主人公である城戸という弁護士を読者に紹介する。そして城戸が依頼を受けた女性の経験した出来事から物語が始まる。 里枝という宮崎県に住む女性は、結婚4年にして夫を不運な事故で亡くす。夫は谷口大祐という名前であったが、訪ねてきた夫の兄は、その遺影を見て弟とは全くの別人だという。自分が愛して結婚生活を送っていた男…

  • 2024年 梅雨時の風景 ⑤

    雨模様の日曜日 梅雨なので当たり前といえば当たり前だが、今日も1日雨模様のようだ。朝、小雨だtったので、カサを差して少しだけ散歩した。池にバンが泳いでいた。バンは夏になっても渡っていかない。黒い体に嘴だけが赤いのが特徴。 バン 昼前に散髪に出かけた。じめじめした気候なので髪を切るとさっぱりする。店を出ると、雨がやんでいたので、城跡のあたりから町中をぐるりと回って歩いた。ふだん机の前にからあまり動かない仕事なので。歩くのは健康のためでもある。 本丸跡の周りの堀には、やけに水草が繁茂していた。 水草が繁茂する堀 橙色の花が咲いていた。ユリかと思ったが、感じが違う。写真に撮ってあTで画像検索すると、…

  • 梅雨時に咲く花

    雨の後 昨日は昼間にかなり雨が降って、夜中も降った。梅雨入りすると、週間の天気予報にも傘マークがずらりと並ぶ。 朝の散歩は近所の田畑の中の道を一周。今朝は花が目についた。家庭菜園に咲いていた紫の花、名前が分からないのでこれも画像検索。フロックスという名前で、和名はオイランソウ(花魁草)というらしい。 フロックス 別の畑には、赤い花が咲いていた。これはグラジオラス。グラジオラスは赤、黄、青と色見本のようにすべての色が揃っている花だ。 グラジオラス 貯水池の周りのアサガオの花が、この前よりも数が増えていた。去年の今ごろと比べると勢いがいい。年によって花の育ち方も違うのだろうか。 アサガオ 塀ぎわに…

  • 2024年 梅雨時の風景 ④

    さわやかな朝 木曜日で仕事休みの日。夜明けが早いので目覚めも早い。梅雨とはいえ、あまりじっとりした感じがないさわやかな感じの朝。6時前から散歩に出かける。 電線にツバメが仲良くとまっている、巣立ってひとりだちしたばかりのひな鳥という感じがする。 電線にツバメ 大きめの池があり、ほとりに黄色い花が咲いている。この目通った時は気づかなかった。カンナの花だ。カンナは赤い花のイメージがあるが、黄色もある。 カンナの花 家の前に咲いているアサガオ。空き地に咲いている野生のものではなく、鉢に植えてあり、なんとなく行儀がいい。 アサガオの花 平城宮跡から西の京 さわやかな朝と思ったが、昼からは雲行きがあやし…

  • 2024年 梅雨時の風景 ③

    朝の風景 梅雨に入って、天気は雨模様で蒸し暑い。平日でとりたてて話題もないので、朝の散歩のときの変わりばえしない風景でも。 道の脇に咲いているのは、ピンクのアストロメリアの花。 アストロメリアの花 踏切に差しかかると警報機が鳴っている。近鉄電車の小豆色のおなじみの車体が通り過ぎる。早朝なので乗客はまだ少ない。 近鉄電車 畑の野菜。散歩コースには、本格的な農家というより、家庭菜園といった感じの畑が多い。キュウリにインゲン豆がなっている。 キュウリ インゲン豆 湿地帯のような空き地に顔を出しているのはガマの穂。大きさも形も、ちょうどフランクフルトソーーセージくらいだ。 ガマの穂 同じガマでも、ずっ…

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