理解を問う「ダンジョン飯」。17話、シュローはマイヅルの作った飯を口にする。だが彼の、いや彼らの食べた「飯」はそれだけではない。
不思議の国の「幻日のヨハネ」。1話では夢破れた主人公ヨハネの帰還が描かれる。だが、彼女が帰る場所は故郷ヌマヅであってヌマヅではない。
最後の優しさ――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」23話レビュー&感想
偽りなしの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。23話ではクワイエット・ゼロで激闘が繰り広げられる。今回は兄姉弟妹の戦いを踏まえつつ、副題の意味を考えてみたい。
虹を背負う弾丸――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」25話レビュー&感想
終わらない「バーディーウイング」。最終回25話ではイヴが運命に抗う。結末から見えるのは彼女の異名"レインボー・バレット"の正体だ。
猶予を縫い止めよ――「魔法使いの嫁 SEASON2」12話レビュー&感想
一休みの「魔法使いの嫁 SEASON2」。12話では生徒達を守るためライザがある決断をする。全てを解決はしなくとも、その一息こそが必要な時がある。
【ネタバレ】主役交代のお知らせ――「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」
新次元のアニメーション描写で世界の度肝を抜いた前作から4年、パワーアップして帰ってきた「スパイダーバース」。前作の主役はピーターに代わってスパイダーマンとなった少年マイルスであったが、今回の主役も彼であって彼ではない。
進むための二人――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」22話レビュー&感想
再び歩む「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。22話ではいよいよ決戦が始まる。スレッタやミオリネが進むために必要だったものはなんだろうか?
彼方去る君――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」24話レビュー&感想
命輝く「バーディーウイング」。24話では夢の舞台で葵が翼をはばたかせる。イヴにとって、葵のゴルフは最後に与えられた難題である。
詰替えの時――「魔法使いの嫁 SEASON2」11話レビュー&感想
望みと違う「魔法使いの嫁 SEASON2」。11話では様々なすれ違いが起きる。目にする対象が同じでも見ているものまでそうとは――詰め替えられていないとは限らない。
気温の安定しない中でも夏の気配が強くなってきました。2023年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
できること、できないこと――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」21話レビュー&感想
可能性を探す「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。21話では最後の戦いへスレッタが踏み出す。彼女にとっての「できること」とは果たして何だろう?
選ばれぬ翼――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」23話レビュー&感想
舞台を求める「バーディーウイング」。23話では残酷な運命が葵に降りかかる。しかし、苦難にもまた翼は生まれるものだ。
許されざる身代わり――「魔法使いの嫁 SEASON2」10話レビュー&感想
正体を顕にしていく「魔法使いの嫁 SEASON2」。10話ではチセのルームメイトであるルーシーの事情が明かされる。現在まで尾を引く事件から見えてくるのは、許し難き"身代わり"だ。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」よりHG ガンダムルブリスウルを製作しました。
揃わない二つ――「機動戦士ガンダム 水星の魔女」20話レビュー&感想
どん底の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。20話では学園の争いに決着がつく。今回は「逃げれば一つ、進めば二つ」の重さを教えてくれる話だ。
もう一つの明日――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」22話レビュー&感想
虹の彼方の「バーディーウイング」。22話ではイヴの明日が問われる。しかし、彼女の目指す明日とはいったい何を指すのだろう?
静かなるすり替え――「魔法使いの嫁 SEASON2」9話レビュー&感想
急変の「魔法使いの嫁 SEASON2」。9話では学院が一気に不穏さを増す。すり替えという行為は、いつだって密やかに行われるものだ。
「ブログリーダー」を活用して、闇鍋はにわさんをフォローしませんか?
理解を問う「ダンジョン飯」。17話、シュローはマイヅルの作った飯を口にする。だが彼の、いや彼らの食べた「飯」はそれだけではない。
愉快な仲間の「ブルーアーカイブ The Animation」。3話は便利屋68を名乗る4人の――そう、完璧な仕事ぶりが光る回である。
瑞々しき「響け!ユーフォニアム3」。3話の副題は「みずいろプレリュード」、すなわち前奏曲。それを奏でているのはいったい誰だろう?
過去記事へのランダムアクセスボタンを追加しました
循環の「ダンジョン飯」。16話では3つのパーティが一堂に会する。だが、そこから見えるのはライオス達がダンジョンに空けた大穴だ。
信頼を築く「ブルーアーカイブ The Animation」。2話は1年生のセリカが中心となる。「ツンデレ」な彼女の気質は、借金に似ている。
選択の「響け!ユーフォニアム3」。2話では久美子達がコンクールで演奏する自由曲を決める。だが、彼女達が決めたのはただの曲目ではない。
地上は遠い「ダンジョン飯」。15話では彷徨うライオス達が描かれる。必要なのは座標を知ることだ。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/1-3月期分も参加したいと思います。
大人気ゲーム待望のTVアニメ化となった「ブルーアーカイブ The Animation」。1話は廃校の危機が描かれる。が、必要なのは物資の補充ではない。
昨年の映画を経て遂に地上波へ帰ってきたアニメ「響け!ユーフォニアム」。待望の3期だが、敢えて言おう。この1話ではまだ3期は始まっていない。
アメリカに遅れること8ヶ月、日本でも公開の運びとなった「オッペンハイマー」。原爆の父の伝記的物語が示すのは、発見や発明の持つ「核分裂的」インパクトである。
別世界を覗く「ダンジョン飯」。2クール目初回はライオス達の再出発回……ではない。いくつものパーティからはまたいくつもの、異なる生態系が見えてくる。
終わり始まる「メタリックルージュ」。最終回13話では黒幕によって自由と隷属が反転する。本作の鍵であるコード・イヴとはいったいなんだったのだろう?
異口異音の「ダンジョン飯」。13話では急転直下の事態にチルチャックの心が揺れる。言葉は時に、口移しである。
誰を問う「メタリックルージュ」。12話ではネアンのユニットであるイドが特別な輝きを放つ。それはいわば人の魂の輝きである。
日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
あまりにも限られた情報で展開される物語は私達に「知らない」「分からない」を突きつける。それは謎の宇宙船がすぐ側にある日常と何も変わらない。
念願の「ダンジョン飯」12話。魔物を食べながら続けたダンジョン探索で遂にレッドドラゴンを倒したライオス一行。だが、彼らが真に味わうのは炎竜の肉ではない。
紐解かれていく「メタリックルージュ」。11話では金星でのルジュ達の決戦が始まる。だが、副題にある「狙われた星」は金星を指していない。
大地に立つ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。15話ではジェターク社の御曹司グエルの行方が描かれる。アスティカシアから遠く離れた彼は、それでも"学校"を通して学びを得ている。
雌雄を決する「バーディーウィング」。16話ではイヴと葵の出生の秘密が明かされる。二人に課せられた運命の悪戯は、未だ生まれぬ伝説へのきざはしだ。
続く学びの「魔法使いの嫁 SEASON2」。3話ではカレッジの授業は描かれない。しかし放課後であっても学びはある。
「機動新世紀ガンダムX」よりHGAW ガンダムダブルエックスを製作しました。
破壊の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。14話ではスレッタとソフィの決闘が行われる。だが、これは今まで行われたような尋常一様の決闘ではない。
変転の「バーディーウィング」。15話では意味深な副題が目を引くが直接言及されることはない。「ただゴルフができるということがこれほどまでに幸福な理由」とはいったいなんだろう?
学院での生活が始まる「魔法使いの嫁 SEASON2」。2話は人間姿のエリアスが生徒から新しい先生かと問われる場面から始まる。"先生"は職業とは限らない。
1年半を空けての新章となった「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第3章ではプリンセスが選択を迫られる。選択のためには、彼女は鍵を見つけなくてはならない。 *ネタバレ注意
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2022/10-12月期分も参加したいと思います。
再会の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。13話では学園に思いもかけない新メンバーが加わる。ありえなかったはずの交流からは、スレッタ達が追い求めるべき新たな"二つ"が見え隠れしている。
新境地へ踏み出す「バーディーウィング」。2期初回となる14話では静岡・香蘭女子とのダブルス対決が描かれる。物語の鍵を握るのは香蘭の飯島薫子――いや、彼女の特技「イン・ザ・ゾーン」だ。
遠回りの「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。最終回となる38話では運命を巡るプッチ神父の野望が明らかになる。だが、運命は1つしか無いわけではない。
私とあなたが再び交錯する「魔法使いの嫁 SEASON2」。1話ではチセにカレッジ(学院)からの誘いが舞い込む。今回は学び舎の魔術について書いてみたい。
加速の果ての「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。37話ではプッチ神父との決戦が思わぬ結果を迎える。この戦いは、大いなる別れの戦いである。
宴は続く「吸血鬼すぐ死ぬ2」。最終回12話はノースディンとの対決……だけでは終わらない。だが、彼との戦いはこの2期の何たるかを体現している。
裁けぬを裁く「虚構推理 Season2」。最終回24話はうなぎ屋での珍問答から始まる。話題は驚きの殺人容疑に移るが、今回の話は琴子の役割を雄弁に語っている。
時代を見る「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。36話では「天国へ行く力」の一端が明かされる。今回はプッチ神父の新たなスタンドが何を象徴しているのか考察してみたい。
「機動戦士ガンダムAGE」よりHG ガンダムAGE-1を限定ガンプラカラーで製作しました。
落とし穴に落ちる「吸血鬼すぐ死ぬ2」。11話は雪山でのロナルド達の遭難から始まる。だが、遭難するのは彼らだけではない。
人ならざるを見る「虚構推理 Season2」。23話では事件の真実が明らかになる。だが、本章が明らかにしたのは事件の真相ではない。