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人事から見た採用とキャリアアップの実情 https://tomohiro358.hatenablog.com/

長年の採用教育の経験から①新卒の採用②ミドルの転職③シニアの生きがい転職④キャリアアップ⑤メンタル問題などを語っていきたいと思います

ASHIKAGA
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三島市
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2021/02/25

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  • 若いうちから選択すべき晩年は侍か風流人か

    問題は人生が長くなること 明治と大正時代の日本人の平均寿命は43歳・44歳でした 当然「60歳を過ぎた自分」など考える人は少なかったでしょう 昭和に寿命はぐんと延び男性も70歳を越え、平成になると55歳定年から60歳定年となりましたが、当時の人事関係者は5年延びた定年にかなり苦労して調整したようです 「人生100年時代」はまだまだ先の話ですが、X世代は男性85歳・女性95歳などは考えておくべきなのは確かで、Z世代となれば「80歳までは働く」「年金だけでの生活は困難」「国民の半分は老人」という社会になります 遺伝子情報から将来かかるべき病気がわかり、未然に防ぐことができるオミックス医療は2035…

  • 意外に多い恐怖症

    精神の病に偏見をもちやすい日本 「今後、最も人類を死に至らしめる病気はうつ病」と言われています その中でも日本人は要注意だそうです 繊細だからでも、精神が弱いからでもありません 「精神を病む」ということに少し偏見があるようで、初動が遅れ重症化しやすいようです 欧米などでは「なんか気持ちが落ち込みがちで変だから心理カウンセリング受けてくる」という気軽な感じですが、日本の場合は肉体の不調はすぐに病院に行くのに、精神の不調はすぐには動かず「かなり重症化してから動く」傾向があるそうです 精神を病む人が多いのではなく、動くのが遅いから重くなりやすいのです 最近はだいぶこの辺も「恥ずかしいことではない」と…

  • 時給1500円の世界

    人件費はコスト 「社員は会社の宝」 「社員あっての会社」 と言いますが、間違いではありません ですが会社が大きな利益を上げた場合、株主と経営者に分配されます 社員はせいぜいボーナスが良くなるだけです 「社長なんてゴルフばかりしている」 「株主なんて株をもっているだけで働きもしない」 「汗を流して働いているのは俺たち従業員だ!最も利益を還元すべきだ!」 と感じたことはないでしょうか? 子供にしっかり伝えておいた方がいいのは『世の中大きく富が分配されるのはリスクをとっている人』になります 会社が倒産しても社員は会社の借金もしょわず、諸々の責任も取らず、とっとと新天地に移れます お金を出している経営…

  • 解雇の自由化にシフトするのか

    雇用は過渡期に来ている 小泉進次郎議員が 「解雇規制は辞めるべき」 「年金支給は80歳で良い」 と主張して反発する国民も多くいました 人事部でも個人的な感想を述べれば 「日本は会社から解雇は出来ないが、従業員はどんなに辞められると困る状況でも簡単に辞めることができる国」と感じます 「学校を出たら一つの会社には最後まで勤め上げる」という忠義的な旧世代と 「一つの会社にぶら下がり続けるのは恥!激しい変化に対応し転職していく」という新世代が混在していくのが今の日本です ほっとけば必然的に流動化のある転職文化になっていきます 労働組合の職場委員も何度かなりましたので「降職は致し方ないが、解雇は絶対許さ…

  • 日本にもある世代間の分断

    人手不足と雇用延長 どこの企業でも「雇用延長はしなければならない」ということは理解していると思います 「採用が苦しいし、人手不足だから延長してくれるのはありがたい」 という組織もあれば、新卒採用の力があり 「延長するなら新卒の若い世代を活用したい」 と考えてる会社もあれば 「採用業務と教育業務に力を入れる余力はないから足りなくなったら中途採用で補う」 という考え方もあります 若者は採用業務も大変ですが、採用したら教育もしなければなりませんから結構な労力がいります 若手の採用と教育を面倒と感じると、いずれ社員の高齢化がおとずれます 「気がついたら社員が全員50歳以上」などもあります これからの日…

  • 住む場所も考える時代

    人気リゾートだが採用ができない 少子高齢化と言われてもまだまだ実感はありませんが、過疎化が進んでいる地域は深刻になってきているようです とある地方のグループのリゾートホテルを中国資本に売却することになりました 非常に人気の高原リゾートでお客様が減ったわけではありません、従業員の採用が難しくなってきているからです 「客は来るが地域の労働人口が少なすぎる」ということで、人口減に伴い年々採用が困難になってきています 派遣社員やリゾートバイトで切り抜ければ?と言われますが、派遣は寮費と食事代はこちら持ちなので、地域住民を雇う倍のコストがかかります 都市型リゾートと違い、田舎のリゾートは採用問題で苦戦し…

  • 人の寿命と企業の寿命

    老舗企業が多い日本 全国には創業100年以上の企業が4万社以上あるそうです 海外の経済評論家からは「日本はつぶすべき企業をつぶさないからゾンビ企業が多い」とか「老舗企業が多いせいで新陳代謝が悪い」などと言われますが、大いなる和の国、大和らしく素晴らしいことだと個人的には思っています 仕事で毎週京都に行っていましたが、取引先で「明治創業の老舗のお菓子です」などと渡していましたが、東京から一緒に来ていた方に「明治創業など京都の人から見れば老舗ではないですよ」とこっそりアドバイスされます 「室町からとか、中には平安時代からなどと言う老舗がたくさんありますから明治など老舗という認識がありません」とのこ…

  • 中国を観察しながら年金の未来を学ぶ

    中国の少子高齢化の四重苦 先進国では多くの国が少子高齢化問題を抱えています その中でも中国の少子高齢化は四重苦といわれています まずどこの国でも文化・文明が成熟すれば医療技術が進歩し、社会保障も充実し、食も豊かになり、人々も健康への知識が上がり長寿化していきます もちろん健康・長寿は人類が目指していたことであり、喜ばしいことですが高齢者は増えていきます 次に『子供は資産から負債になっていく』ということです パナソニックの創業者である松下幸之助さんは7歳くらいで丁稚奉公に出されます 毎晩、母親を思い出して泣いていたそうですが、この時代は当たり前のことでした 当時は長男以外は早々に労働力として外に…

  • 定着率が良ければいいというものではない

    一所懸命は武士の文化 私の新卒で入社した会社の入社研修で「一生懸命だはなく一所懸命」と講義を受けます この頃から時代は「石の上にも3年はもう古い」と転職をあおるようになってきます 私のいた会社でも転職者こそいないものの、自己申告書に転勤希望をする若手社員が増えていました 「隣の芝生は青く見える」と言いますが「もっといい場所があるはずだ!」と自分の部署や支店から出ることを希望する若手社員が徐々に増え始めていたようです たしかに無役職の若手は環境を変える力はないので逃げ出すしかありません 困った会社の洗脳教育が「一所懸命」で、武士は守れと言われた場所を懸命に守ってきたんだぞということです ある程度…

  • 実は最も組織にマイナスな人

    頑張る人は応援すべきだが 「あいつは頑張っているから」 「あの人は本当に努力家だ」 私達は懸命に頑張っている人を評価します 人より努力している人は美しいし、やはり努力に報いる成果を出してほしいと願います 研修のコーディネーターをしていた頃『営業成績のいい社員に学ぶ』という講習がありましたが、正直「営業成績がいい社員に努力家は1割くらい」と感じました その多くが「出来るだけ頑張らなくて、いい成績を出すにはどうしたらいいのか?」ばかり考えている社員が多かったです 教育研修課も「ロクに努力もしないで要領よく数字を創っている事実を若手の多い研修に発信していいものか?」となります 結局は「努力は人一倍し…

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