問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
試験解説の方しばらくお休みさせていただいています。 昨日、安全衛生技術試験協会のホームページを見ましたら、今回の作業環境測定士の試験問題と解答がアップされていたので、さっそくダウンロードしました。 詳しくは見ていないのですが、労働衛生一般をぱっとみてGHSのシンボルマークがダイレクトに出題されていました。これは、測定士に作業環境管理専門家としての対応を可能にしたことから、求められる資質として…
新学期が始まりますが、台風の影響で出鼻をくじかれたようです。所によっては警報級の雨が降るとのことなので要注意です。 今回の台風ももうすぐ温帯低気圧になって、報道からも姿を消すのかも知れません。進路の予想もしなくなるのでしょうが、離れた場所で大雨が発生しているのでもともとあまり役に立っていなかったようです。1年間で降る雨の量が1日2日の間に落ちてくるなんて想像できませんが、現実に起こっているので…
今日は、開店休業状態でした。台風で完全に休業した事業所があったからですが、こちらとの荷物のやりとりも止まったままになっています。宅配業者さんに預かり状態で止めてもらいました。配達したところで、水に浸かってしまっては使い物になりませんから、荷解せず、コンテナに入れたままの方がいいと思ったからですが、想定以上に雨が降ると、コンテナごと水没してだめになるかも知れません。一つの賭けみたいな物ですが、今…
台風の速度が遅く、かつ、迷走しているようですが、これは典型的な夏台風の特徴です。昔は南の洋上でこのような動きをしていたはずですが、日本の近海でも海水温が高く、発達しながら迷走するのは温暖化の影響ですね。今年はそれまでに発生した台風が日本に近い近海で発生しているので秋が深まっても同じように台風が襲来するかもしれません。 秋が遅くなり、冬が短くなる。北海道に降っていた雪の結晶が、本州に降る雪と…
台風10号は動きが遅くて長い間戦わなくてはならないようです。 通勤通学する人にとっては交通手段の確保が気がかりですが、思い切って自宅から動かないことも選択肢に入れる必要があるかも。 出先から帰宅難民になりそうな時も同じです。ただ、動きが遅く一晩で抜ければいいですが、そうもいかなくなるかも。したがって足止めになったときにどうするか準備してから出かけましょう。私は古いスニーカーを持って出かける…
私の専門分野は生物無機化学でした。科目で分けると化学科の中の分析化学研究室です。やっていることは生物の持っている無機化合物の研究で私は血液を担当していました。それもいか、たこなどが持つ青い血液。これは陸上動物が持っている鉄を基盤とする赤い血液とは異なり銅を基盤としているので、一酸化炭素とも可逆的に反応します。しかし、酸素を運搬することには変わりがないので、地球環境的にはかなり後の時代、つまり現…
試験が終わって、ちゃんと復習したというか、反省をした人はいるでしょうか。忘れないうちに早く押さえるのがベストですが、始めるのに遅いということはありません。試験は一つの通過点に過ぎませんから、仕事を続ける限り新しいことに当たって学習し、反省し、改善するの繰り返しです。何年経ってもこれで良かったのかなと思える間は進歩します。単に同じことの繰り返しになる場合もありますが、仕事の面白さを忘れて離れてい…
今日は眼科に行って視野の検査をしました。経験のある方もいるかも知れませんが、私はこれが苦手で、旨くデータが取れません。中心のオレンジ色の点を見たまま様々位置に現れる光の点を見つけるたびにボタンを押すのです。中心のオレンジの点から視線がずれるとエラーのブザーが りますから、視線を戻さないといけません。 左の目は緑内障の疑いがあり、光を感じる力が弱いのでどうしても光の点を追いかけてしまいます。…
台風10号が接近していますが、今度は紀伊半島の近くを通るか通らないかくらいです。直撃は避けられないようです。既に台風周辺を取り巻く水蒸気が本州に影響を与えていて、ゲリラ豪雨が発生していますね。影響が長く続きそうなので、防災グッズを早めに準備しましょう。 まずは交通機関の情報をどう集めるか。情報が生命線になりそうです。 次に停電に備えての準備です。最近の建物は電気が止まると水道が使えなくなる…
夏休みももうすぐ終わりますが、夏が終わると何か寂しい気持ちになります。涼しくなりはじめるとなおさらです。昼間は暑いのでなんとも感じませんが、朝は歩いているときの汗の出方がずいぶんと少なくなりました。歩いているだけで口が渇き、呼吸するのが苦しいくらいだったのが、お盆休み明けからは感じなくなりました。数字だけでは判らない、体の反応みたいなのが着実に進んでいるのでしょう。これからは寒さに順化していか…
試験の方お疲れ様でした。 今日は解説の方はお休みにします。 手応えのあった方も、なかった方もひとまずはお疲れ様でした。 この先が大切です。 合格者は指定講習に進み、不合格者は再度挑戦。 合格者はこれから登録までの日程が結構長くなりますからそのつもりで。 また勉強してきた知識は必ず役に立ちますが、それだけではどうにもならない場面が出現します。現場は教科書通りには行かないものです。…
問14 物質Aの濃度が2.0×10-5mol・L-1の濃度の溶液を光路長1.0cmの試料セルに入れ、波長550nmにおける吸光度を測定したところ、0.240であった。この溶液中の物質Aの550nmにおけるモル吸光係数として、正しい値は次のうちどれか。 1 3.0×103mol-1・L・cm-1 2 6.0×103mol-1・L・cm-1 3 1.2×104mol-1・L・cm-1 4 2.4×104mol-1・L・cm-1 5 3.6×104mol-1・L・cm-1 問14 解説…
問14 光散乱方式の相対濃度計による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 光散乱方式の相対濃度計の指示値は、試料空気の吸引流量には影響されない。 2 光散乱方式の相対濃度計の測定値は、気温や相対湿度の影響をほとんど受けない。 3 粒子の組成と粒径分布が一定で、濃度に変動がなければ、相対濃度の値は、測定時間に比例する。 4 質量濃度(C)、相対濃度(R)及び質量濃度変換係数(…
問14 特定化学物質障害予防規則又は有機溶剤中毒予防規則において規制されている物質Aとそれぞれの規則において規定されている当該物質の区分Bとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 ⒶA B 1 1,2-ジクロルエチレン 第1種有機溶剤等 2 クロルベンゼン 第2種有機溶剤等 3 石油ベンジン 第3種有機溶剤等 4 …
問14 酸素欠乏症及び硫化水素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 空気中の酸素濃度が15~16%程度の酸素欠乏症では、一般に頭痛、吐き気などの症状がみられる。 2 窒素ガスで置換したタンク内の空気など、ほとんど無酸素状態の空気を吸入すると徐々に窒息の状態になり、この状態が5分程度継続すると呼吸停止する。 3 酸素欠乏危険作業を行う場所において、爆発、酸化等を防止するため換気…
問13 次の金属イオンを含む水溶液のうち、可視部に吸収があるものはどれか。 1亜鉛イオン(Zn2+) 2カルシウムイオン(Ca2+) 3銀イオン(Ag+) 4銅イオン(Cu2+) 5バリウムイオン(Ba2+) 問13 解説 可視部に吸収があるということは溶液に色があるということです。金属イオンは水溶液中では水に囲まれているわけですが、金属の中心に向かって酸素が配意します。この時酸素から配意される…
問13 液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集では、吸引流量を3 L/min とする。 2 バブラーによるガス状物質の捕集では、気泡が小さいほど捕集率は高くなる。 3 小型ガス吸収管による有機溶剤など揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が高いほど捕集率は高くなる。 4 捕集袋を再度使用する場合には、窒素又は清浄空気で…
問13 特定化学物質障害予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 1 特定化学設備については、2年を超える期間使用しない場合を除き、2年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行い、所定の事項を記録し、これを3年間保存しなければならない。 2 特別有機溶剤業務に係る作業については、試験研究のため取り扱う作業を除き、有機溶…
問13 騒音に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 人が聴くことのできる音の周波数は20Hzから20,000Hz程度までで、会話音域は500Hzから2,000Hz程度までである。 2 騒音性難聴は、騒音により内耳の前庭や半規管の機能に障害を受けることにより生じる。 3 騒音性難聴の初期に認められる4,000Hz付近の音を中心とする聴力低下の型をc5dipという。 4 等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベル…
問12 容量分析に用いる試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 容量分析の一次標準物質には、化学的に安定な固体試薬が用いられる。 2 炭酸ナトリウムは、水酸化ナトリウム溶液の標定に用いられる。 3 フタル酸水素カリウムは、水酸化ナトリウム溶液の標定に用いられる。 4 シュウ酸ナトリウムは、過マンガン酸カリウム溶液の標定に用いられる。 5 塩化ナトリウムは、硝酸銀溶液の標定…
問12 ろ過捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 ガラス繊維ろ紙による微細粒子の捕集では、ろ過流速が速いほど、拡散作用による捕集率は減少する。 2 メンブランフィルターは、ガラス繊維ろ紙に比べて、粉じんの堆積による通気抵抗の増加が大きい。 3 鉱物性粉じん中に含まれる遊離けい酸の分析に用いるサンプルの捕集には、オープンフェース型ホルダーを用いる。 4 一般に、ろ紙による…
問12 特定化学物質の区分に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 第1類物質は、全て製造の許可を受けるべき有害物である。 2 特別有機溶剤は、全て特別管理物質である。 3 第3類物質には、特別管理物質に該当するものがある。 4 コールタールは、第2類物質である。 5 ホスゲンは、第3類物質である。 問12 解説 特定化学物質に関する内容です。 特定化学物質障害予防規…
問12 振動障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 振動障害は、チェーンソーなどの振動工具によって生じる障害で、手のしびれなどの末梢循環障害やレイノー現象などの末梢神経障害がみられる。 2 日振動ばく露量は、周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値と1日の振動ばく露時間から求められる。 3 日振動ばく露量が、日振動ばく露限界値を超えることがないよう振動ばく露時間の抑制、低振動の…
問11 炭酸カルシウム(CaCO3)0.400gを酸化カルシウムと二酸化炭素に完全に分解した。このときに生成した二酸化炭素の物質量として正しい値は、次のうちどれか。ただし、それぞれの原子の原子量は次のとおりとする。 Ca:40.0、C:12.0、O:16.0 。 1 0.400mol 2 0.200mol 3 0.040mol 4 0.020mol 5 0.004mol 問11 解説 炭酸カルシウムCaCO3を酸化カルシウムCaOと二酸化炭素CO2の完全分解…
問11 固体捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 ポーラスポリマービーズは、活性炭に比べて有機溶剤蒸気に対する単位重量当たりの捕集容量が大きい。 2 シリカゲル管は、ミストの捕集には不適当である。 3 ガスクロマトグラフのカラム充塡剤には、固体捕集法の捕集剤として用いられるものがある。 4 n-ヘキサンの捕集には、活性炭管を用いることができる。 5 メチルエチルケトンの捕…
問11 個人サンプリング法に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 作業環境測定機関が、事業場の委託を受けて指定作業場について個人サンプリング法による作業環境測定を実施する場合、作業環境測定機関として個人サンプリング法について登録を受け、かつ、個人サンプリング法について登録を受けた作業環境測定士にデザイン及びサンプリングを行わせなければならない。 2 金属アーク溶接等作業を…
問11 温熱環境及び熱中症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 温度感覚を左右する環境条件は、気温、湿度及び気流の三要素によって決まる。 2 相対湿度とは、空気中の水蒸気圧とその温度における飽和水蒸気圧との比を百分率で示したものである。 3 WBGT は、暑熱環境による熱ストレスの評価に用いられる指標で、日射がない場合は、自然湿球温度と黒球温度の測定値から算出される。 4 Ⅰ度の熱…
問10 検量法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定結果が検量線の濃度範囲を超えた場合は、試料溶液を希釈して再測定する。 2 測定値と濃度が本来比例関係にあるにもかかわらず検量線が直線とならない場合は、分析条件を再検討する必要がある。 3 標準添加法は、測定対象物質濃度がゼロの時に測定値がゼロとみなせる場合に使用可能である。 4 内標準法は、測定対象物質と内標準物質のそれ…
問10 流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 面積式流量計を捕集材と吸引ポンプの間に接続した場合、捕集材の圧力損失が大きくなるに従って、流量計の指示値は真の流量より小さくなる。 2 絞り式(オリフィス)流量計は、ハイボリウムエアサンプラーの校正に用いる。 3 石けん膜流量計は、所定の区間を石けん膜が移動する時間を測定して、所要時間とその区間の容積から流量を求めるものである…
問10 作業環境評価基準に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定点における測定対象物質の濃度が、その測定で採用した試料採取方法及び分析方法で求められる定量下限の値に満たない場合には、当該定量下限の値をその測定点の測定値とみなして、管理区分の区分を行う。 2 2種類以上の有機溶剤を含有する混合物に係る単位作業場所にあっては、測定点ごとに、定められた算定式により求めた換算値を当該…
問10 有機溶剤及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 脂溶性があり、脂肪の多い脳などに入りやすい。 2 揮発性が高いため呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。 3 低濃度の繰り返しばく露による慢性中毒では、頭痛、めまい、記憶力減退、不眠などの不定愁訴がみられる。 4 肝機能障害や腎機能障害を起こすものがある。 5 皮膚や粘膜の症状には…
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問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
問15 解説 可視光線は赤外線から紫外線までの範囲にあり、赤外線の方の波長が長くなっています。黄色は赤外線に近い位置にありますから青い光より波長は長くなっています。 赤外線は可視光線よりも波長が長く、分子の振動に相当するレベルのエネルギー範囲であり、主な障害として白内障があげられています。赤外線の領域は広いので、波長の短い方から近赤外線、中赤外線、遠赤外線と分類することがあります。白内障に関係…
問14 解説 前問と同じです。 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 設問の条件では0.460=2.0×104×C×2が成り立っています。 物質の濃度C…
問14 解説 相対濃度計の感度は機械ごとに異なっているため、標準散乱板値も機械ごとに異なります。そのため測定前に機械ごとに確認しておく必要があります。 相対濃度計の散乱光の強さは粒子の大きさや数で決まります。光を反射するので粒子の色や粒子の面積、粒子径が散乱光の強度に影響します。同じ質量濃度なら0.3μmの粒子数より5μmの粒子数が少ないので、散乱光の強度は小さいことになります。 相対濃度計による…
問14 解説 有機溶剤は第1種有機溶剤、第2種有機溶剤、第3種有機溶剤に分類され、重量で5%を超えて含有するものが、対象になります。混合物の場合はその中で5%を超える成分があればその成分によって分類されます。まず第1種、第2種として分類され、それ以外は第3種となります。 第2種有機溶剤はそのものが5%を超えていなくても第1種と併せて5%を超えるならば、第2種として扱われます。当然、1種だけで5%を…
シャトルバスにのって万博に行きましたが、バスの運営には大阪市交通局の路線バスほか近鉄など一般の会社も関わっています。桜島と会場間の往復利用しましたが、行きも帰りも大阪市交通局のバスにあたりました。路線バス車両が使われていますが、電気で動いている最新のバスでした。直行バスだから、路線バスにある降車ボタンを押す必要はないのですが、路線バスだとついついボタンを押しそうになる不思議な感覚。じっさい帰り…
今日は夏至で、太陽の出いている昼時間が最も長い日ですね。本来なら梅雨時で、太陽の光を浴びることが少ないはずですが、全く暑い一日になりました。ただし、地軸が傾いている関係で朝の日の出時間はまだまだ早くなりますし、夕方の日の入りの時間は既に早くなっています。日の出から日の入りまでのトータルの時間が最も長いというだけです。 朝顔のように短日植物は日に当たる時間が短くなるこれから花を開くようになり…
問14 解説 酸素欠乏となる場所は概ね酸素濃度が18%を下回る場所とされており、これを下回るといろいろな障害が出始めます。16%程度になると頭痛、目めまい、吐き気、集中力の低下などが出現し作業を継続することが困難になってきます。 大脳皮質は集中力の必要な作業、意思決定などをつかさどりますから、正常な判断、行動を起こすことに支障が出ます。簡単な計算が出来なくなったり、自分が置かれた状況の判断が出来な…
問13 解説 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 吸光度は、物質の濃度に比例し、光路長にも比例することを示しています。 物質の吸光度は…
問13 解説 液体捕集では吸収液と対象物質が反応することを利用するものと、単に溶解することを利用するものがあります。溶解するものは物質が変化するのではなく溶液にそのまま溶け込んでいるだけです。 小型ガス吸収管で反応を利用する場合も、溶解利用する場合も通気速度が速くなると捕集効率は小さくります。 ミゼットインピンジャーは粒子の慣性衝突を利用していますから、粒子が小さくなれば慣性力も小さくなり捕…
問13 解説 特定化学設備は労働安全衛生法施行令第15条第1項第10号に定義されており、同施行令別表第3第2号に掲げる第2類物質のうち厚生労働省令で定めるもの(特定第2類物質)又は同表第3号に掲げる第3類物質を製造し、又は取り扱う設備で、移動式以外のものをいうとされています。またその附属設備も含まれます。 管理特定化学設備とは、特定化学設備のうち発熱反応が行われる反応槽等で、異常化学反応等によ…
今日は父の日ですが、高齢になると食が細くなり、体も細くなるといわれています。しっかり運動して食べることといわれますが、消化にも負担が掛りますから、普段から食べる習慣を持っていないと食べても身につきません。 運動することでエネルギーが補われないと、体は筋肉を分解してエネルギーを産出するので、体が細ってしまうのです。そのためエネルギー源に糖質を取るのはNGで脂質の方が良いといわれていますね。 …
明日は父の日ですが、母の日に比べて世の中が静かだと感じるのは私だけでしょうか。 母の日ならカーネーションといった定番がありますが、父の日はそういった定番がありません。 そして、今の日本でも替わらないのは、父親と過ごす時間の少なさでしょうか。子供の頃から母親と接する時間の方が、圧倒的に多いように思います。 核家族化が進んで、子供と両親だけまたは片親だけという世帯が増え、親とさらにその親つまり…
問13 解説 は周波数特性の重みづけ曲線を示していますが、低周波の落ち込みが大きく、高周波側の落ち込みが少ないのがA特性です。低周波、高周波とも落ち込みが小さくほぼ均等なのはC特性です。高周波域で膨らみがある曲線は周波数補正では考えません。 人がばく露を受ける騒音の測定ではA特性を用いて行います。C測定は作業者に騒音計を付けてもらって測定することで、これもA特性を用いて行います。C測定を用いる…
問12 解説 容量分析の一次標準物質は秤量するときに安定であることが要求されます。したがって、固体で吸湿性が少なく、微細な粉末になっているものが利用されます。フタル酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩などが用いられています。 硝酸銀の水溶液に塩化ナトリウムを加えると塩化銀が沈潜を創ります。この沈殿は溶解度が低く、塩素がほぼ定量的に沈潜を生成するので、標定に用いることが出来ます。 中和滴定で塩酸の標定では…
問12 解説 分粒装置を使用するのは吸入性粉じんを対象とする場合です。通常の有害性を評価する場合は体内に取り込まれる物質全部を対象としますから、分粒は行いません。現在、吸入性を評価しているのはマンガン及ぶその化合物、インジウム化合物、鉱物性粉じんです。 多孔状フィルターのポアサイズは物理的な粒子径を示しており、捕集できる最小粒子を示したものではありません。実際には慣性衝突、ブラウン運動などで…
問12 解説 労働安全衛生法で扱う特定化学物質は労働安全衛生法施行令で定めており、これを第1類、第2類、第3類に分類していますから特定化学物質は必ずどれかに該当します。 特別管理物質とは、第1類物質、第2類物質のうちでがん原生物質およびその疑いのある物質をいいます。第1類物質のうち塩素化ビフェニルは特別管理物質ではありませ。 特別管理物質はPCB以外の第1類物質6種と第2類物質のうち38種…
問12 解説 振動加速度は空間での評価になるため、3軸方向の振動加速度レベルの実効値で評価します。 日振動ばく露量は、周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値と1日のばく露時間から求められこの値が5.0m/s2を超えないよう、振動のばく露時間の抑制、低振動工具の選定を行うようにします。 1日の暴露限界値は5.0m/s2で、一連続の振動暴露時間は10分以内とすることが作業指針で定められています。日振動ば…
昨日は万博の入場者が多かったようですが、なんだかんだいってもやはり万博。目標入場者数だけでは計れない何かがあるのかもこれは期限が押し詰まってきて9月くらいになるともっと拍車が掛るかも知れません。頭の良い人は既に何回も足を運んで満喫した後です。私は頭が悪いので、入場のルールさえ理解していません。前売り券だけは持っていますけれど。 お米も本当に欲しいものを買っているでしょうか。安いからと言って…
梅雨に時期になると雨に濡れたあじさいが光を放つようになります。 青い花がひときわきれいに見えますが、青は寒色なので、蒸し暑くなるこれからの時期、見ていて涼感を感じるからかもしれません。 赤というか淡いピンク色もきれいですが、私は青の方が好きです。花の色は土の酸度で決まります。リトマス紙とは反対で青は酸性、赤はアルカリ性の土に育ちます。石灰を巻いて土をアルカリ性にするとピンク色になります。地…
問6 次の作業のうち、法令上、作業主任者の選任が規定されていないものはどれか。 1 特定粉じん作業 2 屋外作業場において、特定化学物質のうち、第2類物質を製造する作業 3 屋内作業場において、金属をアーク溶接する作業 4 屋内作業場において、第3種有機溶剤等を用いて行う洗浄の作業 5 酸素欠乏危険場所における作業 問6 解説 作業主任者の選任については特定化学物質障害予防規則などの特別…
問6 化学物質等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アクリルアミドによる健康障害では、皮膚の剝離、末梢神経炎などがみられる。 2 N,N-ジメチルホルムアミドのばく露では、頭痛、めまい、肝機能障害などがみられる。 3 塩化ビニルによる中毒では、レイノー現象、指端骨溶解や肝血管肉腫などがみられる。 4 フッ化水素による慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯がみられる。 5 …
問5 6.0mol・L-1の水酸化ナトリウム溶液の密度は1.20g・cm-3である。この溶液の水酸化ナトリウムの質量パーセント濃度として、正しい値は次のうちどれか。ただし、水酸化ナトリウムのモル質量を40.0g・mol-1とする。 116% 218% 320% 422% 524% 問5 解説 6.0mol/Lの水酸化ナトリウムですから1L当たりに6.0×40g=240gの水酸化ナトリウムあるということです。この溶液の密度が1.2g/cm3なの…
問5 次の有害物質のうち、1気圧において、沸点が最も低いものはどれか。 1 アセトン 2 エチルエーテル 3 エチレンオキシド 4 ジクロロメタン 5 二硫化炭素 問5 解説 有害物質の特性に関する問題です。 エチレンオキシドは沸点が10.7℃で作業環境の標準状態とされる25℃では気体です。 アセトン、エチルエーテル、ジクロロメタン、二硫化炭素は常温では液体です。 物性値を覚える必要はあ…
問5 作業環境測定に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 気温が28℃をこえ、又はこえるおそれのある坑内の作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該作業場における気温を測定しなければならない。 2 多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該屋内作業場における気温及び湿度を測定しなければならない。 3 溶融ガラスから…
問5 化学物質等の性状及び挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 昇華性を有する化学物質は、環境空気中では気体及び固体粒子が共存していることがある。 2 ヒュームの一次粒子の粒径は、一般に、1µm以下である。 3 ミストは、空気中に浮遊する液体の微粒子で、粒径は、5~100µm程度である。 4 気体の液体への溶解度は、一般に、液体の温度が高いほど大きい。 5 混合有機溶剤から出る…
問4 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アセトニトリルは、-CN基をもっている。 2 酢酸は、-COOH基をもっている。 3 トルエンは、-CH3基をもっている。 4 ホルムアルデヒドは、 C=O基をもっている。 5 ジエチルエーテルは、-OH基をもっている。 問4 解説 アセトニトリルはCH3CNでシアン基を持っています。 酢酸はCH3COOHでカルボキシル基を持っていま…
問4 有害物質のB測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 B測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに、B測定を行う。 2 B測定に光散乱方式の粉じん計を用いる場合は、10分間連続測定を行う。 3 B測定に圧電天秤方式の粉じん計を用いる場合は、測定時間を2分に合びんわせて、連続して5回測定を行う。 4 相対濃度指示方法に…
問4 法令により、定期に作業環境測定を行うべき作業環境測定対象A、測定頻度B及び記録の保存期間Cの組合せとして、誤っているものはどれか。 A B C 1 空気中の放射性物質の濃度 1か月以内ごとに1回 5年 2 空気中のシクロヘキサノールの濃度 6か月以内ごとに1回 3年 3 空気中のシク…
問4 化学物質の吸収、代謝、蓄積等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 多くの有機化合物は、肝臓で代謝されて排泄される。 2 キシレンは、代謝されて、尿中に主にメチル馬尿酸として排泄される。 3 テトラクロロエチレンの代謝物としてトリクロロ酢酸がある。 4 n-ヘキサンの生物学的モニタリング指標は、尿中のシクロヘキサノンである。 5 鉛の生物学的モニタリングの指標として、赤血…
静岡で40℃を記録したということですが、自然環境で40℃は想定外なので危険ですね。温度計が壊れてしまったのか見間違いかと思うことがあります。 作業環境の現場ではしばしば経験する温度ですがこちらはそれを想定して準備して行きますからなんとか対応していけます。しかし油断すると熱中症になる確率は高いです。 私は若い頃、午前中に脱水状態にな全く水を受け付けなくなった経験があります。水を飲めるのは熱中症に…
七夕には願い事を短冊に書いて、笹につるしましたが、子供の頃に何を書いたかなんて覚えていないと思います。 願い事をして夢が叶うわけではありませんが、夢を持つことは大事です。しかし、夢はいつまで経っても夢のままというわけにはいきません。何かに向かって努力することは大事です。それが自己満足に終わったとしても、その人にとって、一生懸命にやったというおもいが大事ですね。 死ぬときになって何をやってき…
各地で35度以上の猛暑日になっていますが梅雨は明けてません。来週はぐずつき気味で雨が降るようですが、これだけ一気に気温が上がると野菜の他果物も生育異常が出て、まだ値段が上がるかもしれません。 上がるのは株価だけでいいのですが、気温が上がるとそれなりに夏稼ぎ時の企業間儲かります。30度を超えるとアイスクリームより氷が売れるようになりますから、しばらくは氷菓子の売り上げが上がるでしょう。しかし、体は…
問3 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フェノールの水溶液は、アルカリ性を示す。 2 アニリンの水溶液は、アルカリ性を示す。 3 プロピオン酸の水溶液は、酸性を示す。 4 プロパンは、常温・常圧(25℃、1気圧)で気体である。 5 酢酸は、エタノールの酸化によって生じる。 問3 解説 フェノールは水溶液中で水酸基を遊離できませんから、アルカリ性は示しません。…
問3 有害物質のA測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定点と測定点の間隔は、6mを超えない等間隔であれば、縦方向と横方向は異なってもよい。 2 2年間にわたって第1管理区分であった単位作業場所では、測定点の数を5未満とすることができる。 3 測定点の数を5未満とすることができる単位作業場所でも、各測定点で繰り返し測定を行うことによって、測定値の総数は5以上とする。 4 …
問3 次の業務に労働者を常時就かせるとき、法令に基づく安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないものはどれか。 1 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務 2 レーザー光線による金属加工の業務 3 特定化学物質を製造する業務 4 鉛ライニングの業務 5 有機溶剤等を用いて行う洗浄の業務 問3 解説 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 特別教育が必要とされる業務は、…
問3 化学物質による健康影響及びその管理指標等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 量—影響関係とは、個体について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響の大きさとの関係を示したものである。 2 量—反応関係とは、集団について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響を表す個体の割合との関係を示したものである。 3 最小毒性量(LOAEL)とは、毒性試験において有害な影響が認められた最小…
男子準決勝の再放送を見ていましたが、結果が判っているのに、疲れてしまいますね。ただ、ドキドキして血圧が上がってしまうのは感じませんでした。 オリンピックが始まって、生放送を見ることはあまりないとは思いますが、実況中継を見るのは心臓に悪いのでやめておこうかなと思っています。 8時間くらいの時差ですから、その日の結果は翌朝には判っています。結果を知って、録画を見るのが、年寄りには良さそうです。 …
筋肉の再生が追いつきません。歳を重ねるとからだがだんだんと細くなって行く人は老衰で亡くなるのかもしれませんね。自分ではしっかりと食べているつもりですが長い目でみると体重は減ってきています。タンパク質をしっかり摂る必要があるといっても、体が吸収できなければいみがありませんね。運動すると筋肉は痛みますが、再生してこそ維持できます。歳をとるとホルモンの関係で吸収がうまくいかず、運動で破壊された細胞が…
電気料金の補助がしばらく出ることになり、少し助かった気がしますが、再生エネルギ-の活かし方が全くなっていません。もっと効率よく電気を使えばLNG消費はもっと減らせるはずです。電気は売電するのではなく自己消費に効率良く回すことを考えた方がいいでしょう。たくさん使うのではなく、少ししかないなら、少ししか使わないところに回せばいいだけです。テレビも大型化しましたから電気をたくさん使いますが、使わない日…