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  • 【闘病記】第3話パニック障害・鬱発症と克服までの記録『母ちゃんはキュウリが切れない』

    前回のお話(第2話)はこちらから kyurika-chan.hatenablog.jp 第1話から見たいかたはこちらから kyurika-chan.hatenablog.jp 饅頭太郎(長男)の育児に悩みまくり、その結果資格を取得した母ちゃん。それから3年の月日が流れていた。饅頭太郎(上の子)5才、おかめ花子(下の子)3才になり、いよいよ母ちゃんは働き出す事に決めた。が!しかし!!まずは保活が大変だった。結果…、何とか下の子も保育園には入れたものの、上の子と下の子別の園(;'∀')!! さらに自分も出勤の為に保育園に通っていたので、毎朝3園の保育園をまたぐという結果に。8時30分、上の子の保育…

  • 夢をあきらめるということ

    【幼き日の夢】 小さい頃の夢…幼き頃の夢を叶えた人って、きっとほんの一握りなんだろう。 ちなみに、一番最初の私の夢は、セーラームーンになる事だった。 あの頃は美少女戦士の事で頭がいっぱいで友達と協力して戦っては悪の組織を倒す自分の将来に胸躍らせていた。 それから何度夢が変わっただろう…。 ある時は医者になりたかった。決して優秀では無かったし、そもそも文系だったけれど。おそらくドラマの影響だ。 ある時はアナウンサーになりたかった。決して容姿端麗でも滑舌が良い訳でもなかったけれど。フジテレビの女子アナに憧れていたのだ。 思えば、高校受験も大学受験も、割と高望みの学校を志望していた。 「難しいだろう…

  • 子育てしながら思うこと【その日は来る】

    ちょっとだけ待っててね 9月になると思い出す景色がある娘(おかめ花子)が初めて靴を履いて外を歩いた日の事だ今では見る影も無いがおかめ花子は3歳まで、とっても臆病な性格だった。兄(饅頭太郎)はどこに行くでも平気目を離したらアチコチ迷子になってしまう程アクティブな性格に対しておかめ花子は、いつも母ちゃんの傍から離れずいつもそっと母ちゃんの服の裾を握って横にいるタイプだった。 そんなちょっぴり臆病なおかめ花子に1歳の誕生日、靴を買った。しかし、部屋は歩ける花子が、靴を履くと途端に怖くて泣きだしてしまう結局靴は買ったものの、春・夏と靴を履いて歩く事は無く結局季節は秋を迎えてしまった。母ちゃんは焦ってい…

  • 【闘病記】第2話パニック障害・鬱発症と克服までの記録『母ちゃんはキュウリが切れない』

    長男(饅頭太郎)はスクスクと大きくなっていた。身体の大きさもさることながら性格も豪快だった。母ちゃんは当時、饅頭太郎の育児に悩んでいた。「一人目だから大変なのかな?」と思っていたのだけれど、今になって振り返れば、生まれ持った性格で若干の“育てにくさ”のような物があったように思う。ただ…、それが饅頭太郎が生まれながらに持ってきた愛おしい個性なのだ。 こだわりが強く、人の物が気になり、癇癪が起きるとなかなか切り替えられない。太郎のそんな所に当時の母ちゃんはとても悩んでいた。ある時期、「太郎も大きくなってきたし、そろそろ私も支援センターでママ友なんて出来たら良いなぁ」なんて素敵な妄想を広げ、母ちゃん…

  • ラジオとカセットとドロップと

    ラジオが好きだ。なーんて、前から好きだったように語ったら怒られる。 聞き出したのは本当に最近。パニック障害になってからだ。 一時期、目からの刺激が一切ダメだった。本もスマホもテレビも…。息子の小学校の手紙さえ読めなかった。 GWの緊急事態宣言下で、毎日流れてくるコロナのニュースが怖くて少し映像から離れたかったという心の問題もあった。 あの時期…景色さえもフワフワして、出来ることならずっと目を閉じていたかった。 そこで出会ったのがラジオだ。 思えばラジオなんて全く触れずにきた。車の移動中は専らCDを聞き、家ではTV。 私の人生にラジオと交差する時間はなかったように思う。 ところが、聞き出すと夢中…

  • 大好きな人の誕生日

    今日は大大大大好きな、ばぁちゃんの誕生日。母に聞いたところ、今日で86歳になったそうだ。実家が共働きだった為、3才の保育園の時からずっと、実家近くのばあちゃんの家へ帰っていた。保育園のお迎えも、じいちゃんとばあちゃんがしてくれていた。そんな訳で、私は大のおじいちゃんっ子、おばあちゃんっ子だ。記念すべき86歳のお誕生日に、私の大好きな、大好きな愛してやまない、ばあちゃんの事をひたすら紹介していく。ばあちゃんの好きな所。・料理上手、特に煮物・うつらうつら眠っていると見せかけて、目を閉じたまま昔話を始める。その姿はまるで忍者。・暖かい緑茶が大好き。お客さんが来ると、湯飲みのお茶が無くならないよう注ぎ…

  • 【闘病記】第1話パニック障害・鬱発症と克服までの記録『母ちゃんはキュウリが切れない』

    パニック障害を発症したのは今年4月。物語のスタートはそこから7年前へ遡る。今から7年前。私(キュウリ母ちゃん)は新婚だった。 「これから、どんな生活が待っているのかしら?」少々の不安と一杯の期待が入り混じった気持ちの中、新居(大阪)への引っ越しに向けて実家(愛知)で荷作りをしていた。そんな中かかってきた一本の電話。主人(ヒョロ長父ちゃん)からだ。「もしもし。あのさ、急な話なんだけど転勤になったよ。行先は石川県」えぇえええええええーーー!!!折しもこの日は4月1日。エイプリルフール。「またまたぁ!!父ちゃん悪い冗談を。」という私の茶化すような言葉に対して、「いや、ごめん長く話している時間ないから…

  • 耳垢とクシャミ【1分で読めるエッセイ】

    子供が生まれてから驚いた事がある。耳垢に種類がある事を知ったのだ。 ちなみに私、母ちゃんはカサカサの耳垢。スプーンの形状のような「耳かき」を使い耳掃除をする。実家の両親も妹も、家族全員がこのカサカサタイプの耳垢だったので、耳垢に種類がある事など今まで知らずに生きてきた。 ところが…息子(饅頭太郎)が生まれ、主人(ヒョロ長父ちゃん)が太郎の耳掃除をしている光景に衝撃を受ける事になる。なんと!!耳掃除をした後の綿棒が黄色いのだ!! どうした!!太郎の耳Σ(・□・;)となった。 ところが、父ちゃんは「へ?普通の事でしょ?」と平然と言ってのけるのだ。どうやら、父ちゃんと太郎の耳垢は粘り気のある湿型タイ…

  • 魔法の手【1分で読めるエッセイ】

    幼い頃、お腹が痛くなると、父や母がそっとお腹に手を置いてくれた。すると不思議と痛みが収まってくるのだ。幼い頃の私は、父と母の手は魔法の手だと思っていた。 「私もいつか魔法が使えるようになるんだろうか?」と…。 そんな私も母になった。ところが、長男である饅頭太郎は、お腹が強く、今まで「お腹が痛い」と言った事がない。検証不能。 下の子、おかめ花子が2歳の時「母ちゃん、お腹痛い」と…。その時はやってきた。いざ!花子のお腹に手を置く。不思議な感覚だった。 魔法が使えるとは、とても思えない。 「花子のお腹大丈夫かな?」「痛いの良くなると良いな」「母ちゃんのエネルギーが伝わりますように!!」 そんな少しの…

  • 空に虹がかかりますように【1分で読めるエッセイ】

    窓を開けてヒンヤリとした冬の風を入れる。途端に、止まっていた空気が、かき回され、部屋が息をしだす。 陽の当たる窓側の机に一輪、花を挿す。その生命の尊さに思わず背筋が伸びる。 音楽をかけながら、洗濯物を干してみる。いつもなら面倒な作業が何故かウキウキしてくる。 丁寧に急須でお茶を淹れる。深い香りにつれられて、瞼の裏に青々とした茶畑浮かぶ。 寒くない?と家族の小さな手を握ってみる。冷たい手とは対照的に真っ赤なほっぺに笑顔がともる。 なかなか会う事が出来ない祖母に手紙を書く。文字に会いたいを込めて。 どれもちょっとしたこと。でも、気持ちは変わる。そして周りも変える。 ぬくもりも、笑顔も、幸せも繋がっ…

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