お茶の時間は午後4時不労者になってから、ほぼ毎日変わらない長年の習慣です。習慣は恐ろしいとか言いますが、ありがたいものでもありあります。忙しい時も暇を持て余す時も、気分の良し悪しも、日によって状況はさまざまですが、お茶の時間があることで、区切りができます。簡単な飲み物とちょっと甘いもの。近頃は良いことかどうかわかりませんが、何事につけても欲がなくなり、インスタントコーヒーで十分美味しいと満足しています。本当はエスプレッソが大好きなんですが、ちょっと面倒臭い。 6月のスケッチから くもり空の下 白い車 散歩道は花が満開。人目が気になるからスマホ写真で。 あまりうまくいきませんでした。水性クレヨン…

庭の草取り。手強いのはクローバーの根。なかなか抜けないそれをムキになって抜こうとして肋骨を痛めてしまいました。脇の下あたりでポクっと音がしたから骨折したかも？ですが、病院にかかっても痛み止め薬の処方くらいで、自然治癒に任せるしかありません。もう、何につけても無理は禁物の70代です。 それでここ数週間はスケッチは止めて、家で水彩作品を描いていました。 白い器 （明・暗の練習） ホルベインスケッチ帳／W&N 絵の具 久しぶりに水彩画らしいものを描く。ティーポットだけの予定だったが早く描けたのでミルク入れを追加した。そうすると奥が空いたのでカップも追加。つぎはぎで出来上がった構図ということになる。明…

5月は新緑、水面の反射、若者の髪、何もかもが眩しいです。シニアはそんな中、少しためらい、外に出て、自分もシーンの一員に加わります。で、へとへとに疲れて帰って来るのですが。ともかくは、何もしないよりは良いと思って、出かける時は筆ペンと百均のスケッチ帳を携えて行く。気に入った場所があれば人目につかないよう端に寄って、数分だけ描く。その時の状況を思い出すにはそれで十分だったりもします。 近隣のスケッチ3点 色は家で加える。立ってスケッチ帳を片手に持って描いた。立って描くのは難しい！階段に蔦 ソテツ 河口で 海に合流する河口にはいつも船があって、興味をそそられるモチーフ。この日河岸の狭い岩場におりて、…

庭にはまだクリスマスローズが咲いている。白花だから線で輪郭を取ったら、たくましい姿に変身した💦 NEOCOLOR2 &シュミンケ水彩絵の具 笑いをさそう笑い声 苦しくなるほど笑うことが近頃はめっきり減って、気がつけばむつかしい顔になっています。「あれこれ考えず腹の底から笑いたい」が、TVで観る漫才やお笑い番組などは正直好きではありません。 落語は自分の性に合わないけど、会場でスケッチしてみようというという下心もあって、先日、生まれて初めての落語鑑賞に行きました。 結果は思った以上に楽しめたし、スケッチもコソコソとしてきました。そして私の後の席にいた人は、まだ客席全体が笑い出す前に「オオゥ」とか…

毎日少しでも紙にむかい鉛筆を握ろうとは思うもむつかしいことです。 3月に不意の出費が重なったのも中断するきっかけに。一つは家のシロアリ予防工事、10年の定期点検に合わせて保証期間が切れたため。もう数年先でと考えていたのに、制度上義務づけられていて、免られませんでした。もうひとつは従妹（いとこ）と日光へ旅行したこと。急に話が決まってすぐ行ったから準備も何もする間もなく行ってきました。 大金がパーっと飛んでいって、晴天の霹靂みたいな2週間だったのですがシロアリ工事は家の安全に投資し、旅は楽しい経験を得られたのだから、どちらも良い出費だったと言えます。 それにしても日光東照宮は荘厳でした。そして、国…

気を張らず遊び感覚でスケッチしたいシニアです。ウォーキングがてら外に出てちょこっと描くのが理想です。どうすれば長続きするか考えた結果、失敗しても勿体なくない安価なスケッチ用紙、すぐ取り出せるペン類、小サイズの水彩絵の具セットと水筆、これらを小さい紙袋に入れて、身軽に行けば良いのではないかと考えました。 ペンを使うことはあまりなかったから、どういうものが向いているのかわからない。なんでも良い気もしますが、興味半分でトンボの筆ペン（黒）を買ってみました。それと手元にあるピグマペンを使おうと思います。水筆と小さい水彩セットも揃えました。 夜遅い時間、家で練習。これはピグマ極細。練習だったけど捨てずに…

外はまだ寒いし体調も良くないので、家の中や近隣で短いスケッチをしています。 近所のお宮にある桜の古木、境内の石のベンチに座って描いた。 隣の敷地にやってくる小鳥。毎日癒されます。 これらスケッチは、10分か長くても20分以内で終わらせた。 息をつめて描くのはもうやめよう。誰が見るわけでもなし。 生涯学習 昨年春から放送大学で勉強しています。卒業を目指しているのではなく、興味のある分野を学習したいという思いから、負担にならないよう年間を通じて4教科だけ選択しました。「方丈記と徒然草」「中国語1」「より良い思考の技法」「ビートルズで英文法」一般的にはこれでは少ないでしょうが、私にはいっぱいいっぱい…

ご無沙汰しています。前回から半年余りになるけれど、絵を描くことはまだ止めていません。時折思い立ってはコマ切れに描いています。 寒波が身にこたえる2月、それでもそろそろ庭にメジロが来はじめました。すぐ飛び去るのでそれ描くのは難しいですが。 「ロビン」 スケッチブック maid in チャイナ（メーカー不明） 約15×15㎝鉛筆の下描き＋水彩 画像をもとに2回に分けて描く。どちらも30分程かかった。1回目（左）これでいいと思ったが、1日置いて2回目（右）を描いて比べるとずいぶん雑だった。が、この拙さの方が自分らしい気もする。

6月某日、雨の日 友人とのティータイムに立ち寄ったラウンジで、居合わせた人をスケッチしました。許可なくこそっと描かせてもらうから、後ろめたい気がして落ち着いて描けないです。初めての街中・人物スケッチは7〜8分でおしまい。 鉛筆デッサンは現場家に帰って少し色をのせ完了 大型スーパーの2階、窓から見える街路は鬱陶しい雨。関連のない人たちが、背中合わせで思い思いにくつろいでいて、私は抹茶フロートをいただきました。 放送大学 今年4月から放送大学に入学しました。高齢者の場合、これを学び直しとか生涯学習とかいうのでしょうが、私にはそんなちゃんとした目的がなく、単なる思いつきです。単位取得はしないつもりで…

新しいスケッチブックの1ページ目に描いたサボテンの花 近所の玄関先にあるサボテンに茶色の実のようなものと黄色の花がついています。何年もそこを通っていて、今まで見たことがなかったから驚きです。 日記式に描いていく予定のスケッチブック 北斎と広重 県立美術館で開催中の ”北斎と広重展” へ行きました。 葛飾北斎の「富嶽三十六景」の全46図、歌川広重の「東海道五十三次」と「江戸百景」の主要な画が公開されています。 子供の頃、マッチ箱に刷られていた 広重の東海道五十三次を見てワクワクしていた私。今回それを間近に見ることができてとても嬉しいです。 会場内撮影OKだったので撮りましたが、見事に歪んで余計な…

視力の悪いのは書きものやものつくりをする人にとって、大きなマイナス資質であり悩ましい問題です。モネにしても、ヘッセにしても視力が落ちなければもっと多くの作品を残せただろうに。 私の老後の趣味のスケッチでさえ視力が良くないことでやる気に違いが出ます。夏場は特に直射日光を避けたいから外に出て描くことはしません。 きれいな白目でなくてもいいから。あまり遠くが見えなくても良いから。身の回りのことは差し支えなくできますように。（ちょっと大袈裟ですが） 今日は短時間の落書き。K叔母さんの絵を参考に、目の部分だけを途中まで描いてやめる。

感覚を取り戻すために、クロッキー紙に鉛筆でいろいろな線を引いてウォームアップしています。直線をまっすぐ引くことの難しさ。まん丸もまた然り。何回も繰り返し練習して手と腕の感覚を鍛えるほかありません。気長に少しずつするのが良さそうです。 今日は手慣らしの後、その勢いで鉛筆画を描いてみました。 先日、コンポジションを描いた紙の余白利用です。 シメオン・シャルダン 「羽根つき遊びの少女」を模写しました。（画像が暗くて見にくいです^^;）シャルダンは静謐な静物画の方がよく知られているかもしれません。 できれば、1日のうち5分でも机に向かおうと思っています。

庭の紫陽花をスケッチ。 葉がどうも難しい。30分くらいで、行き詰まってやめました。 ダメな出来でも自分の能力を認めるという点で役立ちます。 花の部分だけ、コラージュに使ってみようと切り取りました。（コラージュなんてしたことないけど） ウォーミングアップすることが目標だから、今日それはできたと自己肯定して終わりました。

また突然の気まぐれのように発作が起きて、戻ってきました。何か創造したい。自分を喜ばせたい。 と言って、いきなり何かを描くことは難しいので、色遊びのようなことで取っ掛かりを作ります。 3原色による色のコンポジション 赤系と青系 黄系と濁色系 赤系 始める前の決めごとは 気楽に 自由に やり直しはしない 長い時間頑張らない 久々の白い紙に対する恐れをなくすことが必要でした。これらのことを頭におき、その通りに淡々と進めていったおかげで、思った以上に楽しい作業になりました。 小さなことではありますが、やって良かったと思っています。

一年余り絵を描いていない間にインフレが進み、急速に身の回りのものの価格が跳ね上がったのは切実に感じていましたが、それは画材にかんしても例外なく影響していました。 私が使用している絵の具は主にW&N社のものです。その中で、オーレオリンは一番に筆に取る黄色で、これに赤や青を足して欲しい色を造っていました。先日久々に絵の具を点検し、残り少ないこの黄色を補充しようとオンラインショップを当たったらえ？？ 〜〜廃盤〜〜 ですと。製造が中止されているんですね。 いつの間に・・・。3原色の混色がようやく分かり始めたところなのに、その基本色が手に入らなくなるとは思いもよらず、ガックリです。 調べればシュミンケ社…

水彩画を再開しました。やっと、です。 一年も休んでしまったため、手際は悪くいさぎよく色を置くこともできないけれど、また少しづつ描いていければと思っています。 廃駅のホーム ＜F4 ラングトン紙＞ 旧軽便鉄道の駅跡地でスケッチし、着彩は家で。水彩絵の具では白い花を描くのは難しく、風に揺れるコスモスは描けずじまい。 食事のこと・ 電気圧力鍋 夏頃より胃腸の具合が悪く食生活の見直しを始めました。その経過のメモです。 ー9月某日ー炊飯専用で使っていた電気圧力鍋の付録のレシピには、蒸し物、煮物、炊く、茹でるなど 約80種の料理が載っています。 これを使いこなそうと手始めに「ぶり大根 」を作る。 材料と調…

久々に更新します。今日は年度末の週末ですね。仕事をしていた頃はこの日が大きな区切りであり、公私ともに新旧入れ替わりの中で、多忙を極めていたことを思い出します。 今も昔も、私にとって春は、”花粉症”に悩まされる季節でもあります。外出はなるべく控えなければなりません。それでも、家にいて窓の外の木々や草花、近隣の家並み、山の端、空の様子など飽くこともなく眺めていられるのはーーー現役世代の方々には、社会保障費やそれ以外にも負担をかけることを思うと、心苦しくありますがーーー申し訳ないほど嬉しいものです。そして読書も。誰にはばかることもなく、好きな本をゆっくり読めること。1日に20ページほどしか進まないこ…

以前、雑誌で目にして心強く惹かれた油彩画があります。 またいつか ゆっくり見る機会が来るだろうと、タイトルと作者名だけは忘れぬよう頭の中に置いていました。 ⇩ ⇩ ⇩ タイトル 「サン・マメス六月の朝」作者 アルフレッド・シスレー タイトルも作者名も忘れるはずもありません。特徴ある地名、それにアルフレッド・シスレーは大好きな画家の一人です。シスレーはモネと同時代の印象派の画家。風景画では日本でも広く知られているから、探すのに苦労はしないだろうと鷹をくくっていました。 ところが、最近になってやっと重い腰があがり、この絵の追跡を試みたところ、タイトルから上がってきたのはなんと、記憶とは全く違う別の…

以前、雑誌で目にして心強く惹かれた油彩画があります。 またいつか ゆっくり見る機会が来るだろうと、タイトルと作者名だけは忘れぬよう頭の中に置いていました。 ⇩ ⇩ ⇩ タイトル 「サン・マメス六月の朝」作者 アルフレッド・シスレー タイトルも作者名も忘れるはずもありません。特徴ある地名、それにアルフレッド・シスレーは大好きな画家の一人です。シスレーはモネと同時代の印象派の画家。風景画では日本でも広く知られているから、探すのに苦労はしないだろうと鷹をくくっていました。 ところが、最近になってやっと重い腰があがり、この絵の追跡を試みたところ、タイトルから上がってきたのはなんと、記憶とは全く違う別の…

このブログを見てくださる数少ない皆様、いつもありがとうございます。 静かに平穏に隠居生活を送るのを理想？！としていた私ですが、思いがけぬピンチの到来で、心身健やかならぬ日々を、如何ともし難く過ごしています。 絵はまったく描けていません。いつになったら？予測も立ちません。そのような訳で、気持ちが上向く時のくるまで、しばらくの間、ブログの更新は滞ると思います。 何も手につかない中、今日は節約を兼ねてポチ袋を作ってみました。お正月が来るので、せめてこれくらいはしようと。 5人の孫のお年玉用です。 スケッチブックの半端な部分を利用。封筒型に切り取り、フリー素材など参考にうさぎのアレンジ画。水彩絵の具は…