「人がもし、物的生活の奴隷となることを止め、生命の根源へ目を向けるなら、もはや心を煩わす何ものもなく、深い平和が訪れます。どうか内在の神意によって、外的の煩いから離れ、一切生命の核心にある平和と真理を求められるよう。嵐が外に吹き荒れようと、内在の深い平和こそは、一切の力の根源です。そこから、人は必要な導きと支えを常に引き出すのです。平和は物を動かす力です。平和な心から正しい行為が出てきます。焦った...
物的進歩にもそれなりの役割があります。身体にとって必須のものを無視することは私共の教えに反します。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
さらに霊的進化について聞かれてーーー 「霊に関わる分野において進歩が容易に得られることは有り得ません。もし容易であれば成就する価値がないことになります。霊的進化はもっとも成就し難いものです。一歩一歩の向上が鍛錬と努力と献身と自己滅却と忠誠心によってようやく克ち得られるものだからです。霊的褒賞を手に入れるには奮闘努力がいるのです。もしも簡単に手に入るものであれば価値は無いことになります。価...
地上生活は永遠なる生命のごく短い一時期にすぎません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
出席者がしきりに、”災害”とか”悲劇”とかの言葉を使って語り合っているのを聞いていてこうの述べた。 「物的な側面だけを見つめてはいけません。物的尺度で無限なるものを計ることはできません。そのことを常に念頭において物事を判断してください。物的な目だけで見れば地上は不公平だらけです。しかし悪業に対する懲罰があるように、善行に対する報酬も必ずあります。霊的な天秤はいつかは平衡を取り戻すようになっているの...
今回は未来についての質疑応答です。ーーーこれから先のことはどの程度まで運命づけられているのでしょうか。それは自分の行いや心掛けによってどの程度まで変えられるのでしょうか。”なあ、ブルータスよ、オレたちがうだつが上がらんのは星のせいじゃない。オレたち自身が悪いのさ”(シェークスピア)”門がいかに狭かろうが、いかなる逆境が運命の巻物に記されていようと、私は平気だ。なぜなら運命の主人公はこの私だからだ。私...
すべての事故は因果律によって起こるべくして起きているのです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー航空機事故のような惨事は犠牲者及びその親族が業を消すためなのだから前もって計画されているのだという考えは、私にはまだ得心がいきませんが・・・「ご質問はいろいろな問題を含んでおります。まず”計画されている”という言い方はよくありません。そういう言い方をすると、まるで故意に、計画的に、惨事を引き起こしているように聞こえます。すべての事故は因果律によって起こるべくして起きているのです。その犠牲者ーー...
霊的生長というのは実際に物事を体験し、それにどう対処するかによって決まります。その辺に地上への再生の全目的があります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー地上で辿るべきコースがわかっているとすると、その結果得られる成果についてもわかっているということでしょうか。「その通りです」 ーーーそうなると、前もってわかっているものをわざわざ体験しに再生することになりますが、そこにどんな意義があるでしょうか。「地上に再生する目的は、地上生活から戻って来て霊界で行うべき仕事があって、それをおこなうだけの霊的資格(実力)をつけることにあります。前もってわ...
大半の人間は地上で辿るべき道程について再生前からあらかじめ承知しています。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回の内容は寿命についての質疑応答です。ーーー寿命は魂そのものが決定するとおっしゃいましたが、すべての人間に当てはまることでしょうか。たとえば幼児などはどうなるのでしょう。判断力や知識、教養などが具わっていないと思うのですが・・・「この世に再生する前の判断力と、再生してからの肉体器官を通じての判断力とでは大きな差があります。もちろん再生してからの方が肉体器官の機能の限界のために大きな制限を受けます...
善因善果、悪因悪果というのも大自然の因果律の一部です。その働きには何者といえども介入は許されません。これは神の公正な証として神が用意した手段の一つです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は業や寿命、戦争についての質疑応答です。ーーー戦争と事故、疾病などで何万もの人間が死亡した場合も業だったのだと考えるべきでしょうか。もって生まれた寿命よりも早く死ぬことはないのでしょうか。戦争は避けられないのでしょうか。もし避けられないとすると、それは国家的な業ということになるのでしょうか。「業というのは詰まるところは因果律のことです。善因善果、悪因悪果というのも大自然の因果律の一部です。その...
大きな業(カルマ)を背負って生まれて来た人間の業がいっぺんに消えることはありません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は業に関しての質疑応答です。ーーー大きな業(カルマ)を背負って生まれて来た人間が、何かのキッカケで愛と奉仕の生活に入った場合、その業がいっぺんに消えるということは有り得ますか。 「自然法則の根本はあくまでも原因と結果の法則、つまり因果律です。業もその法則の働きの中で消されていくのであって、途中の過程を飛び越えていっぺんに消えることはありません。原因があれば必ずそれ相当の結果が生じ、その結果...
物質界に誕生する霊としない霊とがいるのはなぜかという質疑応答です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー物質界に誕生する霊としない霊とがいるのはなぜですか。「霊界の上層部、つまり神庁には一度も物質界に降りたことのない存在がいます。その種の霊にはそれなりの宇宙での役割があるのです。物質器官を通しての表現を体験しなくても生長進化を遂げることが出来るのです。頭初から高級界に所属している神霊であり、時としてその中から特殊な使命を帯びて地上に降りてくることがあります。歴史上の偉大なる霊的指導者の中には、...
双子霊の片方が他界した場合について。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は昨日に引き続き、ツインソウルの問題です。ーーー双子霊でも片方が先に他界すれば別れ別れになるわけでしょう。「肉体的にはその通りです。しかしそれもホンの束の間のことです。肝心なのは二人が霊的に一体関係にあるということですから、物質的な事情や出来事がその一体関係に決定的な影響を及ぼすことはありません。しかも、束の間とはいえ地上での何年かの一緒の生活は、霊界で一体となった時と同じく、素晴らしい輝きに...
双子霊が出逢った場合には、正に地上天国を達成することになります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は双子霊Twin Soulsついての質疑応答です。ーーー”双子霊” Twin Souls というのはどういう場合ですか。 「双子霊というのは一つの霊の半分ずつが同時に地上に生を享けた場合のことです。自分と同じ親和性をもった霊魂ーーいわゆるアフィニティは宇宙にはたくさんいるのですが、それが同じ時期に同じ天体に生を享けるとは限りません。双子霊のようにお互いが相補い合う関係にある霊同士が地上で巡り合うという幸運に浴した...
進化の過程についてです。進化するにつれて利己性が薄れ、一方、個性は益々発揮されていくとのことです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は進化についての質疑応答です。ーーーでは今ここに類魂の一団がいるとします。その個々の霊が何百万年かの後に完全に進化しきって一個の霊になってしまうことは考えられませんか。 「そういうことは有り得ません。なぜなら進化の道程は永遠であり、終わりがないからです。完全というものは絶対に達成されません。一歩進めば、更にその先に進むべき段階が開けます。聖書に、己れを忘れる者ほど己れを見出す、という言葉が...
霊的関係というものは、その最も崇高なものが親和性に起因するものであり、その次に血縁関係に起因するものが来ます。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回もダイヤモンドに譬えられている類魂についての質疑応答です。ーーーあなたがダイヤモンドに譬えておられるその”類魂”について、もう少し説明していただけませんか。それは家族関係のグループですか、同じ霊恪を具えた霊の集団ですか。それとも同じ趣味をもつ霊の集まりですか。あるいはもっと他の種類のグループですか。「質問者がファミリー(家族)という言葉を文字通りに解釈しておられるとしたら、つまり血縁関係のある者...
霊があるからこそ肉体も地上生活が営めるのです。霊が引っ込めば肉体は死にます。霊そのものに名前はありません。神性を具えているが故に無限の可能性をもっています。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回の質疑応答も類魂についてです。ーーー霊にいくつかの側面があり、そのうちの一つが地上に生まれ、残りは他の世界で生活することもあり得る、という風におっしゃいましたが、もう少し詳しく説明して頂けませんか。「私達霊界の者は地上の言語を超越したことがらを、至ってお粗末な記号にすぎない地上の言語でもって説明しなくてはならない宿命を背負っております。言語は地上的なものあり、霊はそれを超越したものです。その超...
疑い深い人間につける薬はありません。何でも疑ってかかる人は自分で納得がいくまで疑ってかかればよろしい。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は霊的なことに対して疑い深い人間についての質疑応答です。ーーー一先天性心臓疾患の子や知能障害児は地上生活を送っても何の教訓も得られないのではないかと言う人がいます。私達スピリチュアリストはこうした難しいことは神を信じて、いずれかは真相を理解する時が来ると信じているわけですが、疑い深い人間を説得するいい方法はないものでしょうか。「疑い深い人間につける薬はありません。何でも疑ってかかる人は自分で納...
すべての生命、特に霊的な生命に関する限り、常に進歩的です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も再生に関する質疑応答です。ーーー再生するごとに進歩するのでしょうか。時には登りかけていた階段を踏み外して一番下まで落ちるというようなこともあるのでしょうか。「すべての生命、特に霊的な生命に関する限り、常に進歩的です。今は根源的な霊性についてのみ述べています。それが一番大切だからです。一旦神の摂理に関する知識を獲得したら、それを実践するごとに霊性が生長し、進歩します。進歩は永遠に続きます。なぜ...
再生すべき人は自分でそう決心するのです。すべて魂自身が決めるのです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も再生の質疑応答です。ーーー再生するに際して過ちのないように指導監督する官庁のようなものが存在するのでしょうか。「こうした問題はすべて自然法則の働きによって解決されます。再生すべき人は自分でそう決心するのです。つまり意識が拡大し、こんど再生したらこれだけの生長が得られるということがわかるようになり、それで再生を決意するのです。再生専門の機関や霊団がいるわけではありません。すべて魂自身が決めるの...
生まれ変わるということは必ずしも罪の償いのためとは限りません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は地上で犯した罪の償いについての質疑応答です。ーーー死後、霊界に行ってから地上生活の償いをさせられますが、さらに地上に再生してからまた同じ罪の償いをさせられるというのは本当ですか。神は同じ罪に対して二度も罰を与えるのですか。 「償うとか罰するとかの問題ではなくて、要は進化の問題です。つまり学ぶべき教訓が残されているということであり、魂の教育と向上という一連の鎖の欠けている部分を補うというこ...
愛は宇宙最大のエネルギー シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回の質疑応答は再生についての疑問です。ーーー生命がそのように変化と進歩を伴ったものであり、生まれ変わりが事実だとすると、霊界へ行っても必ずしも会いたい人に会えないことになり、地上で約束した天国での再会が果たせないことになりませんか。「愛は必ず成就されます。なぜなら愛こそ宇宙最大のエネルギーだからです。愛は必ず愛する者を引き寄せ、また愛する者を探し当てます。愛する者同士を永久に引き裂くことは出来ま...
再生時、意識している霊もいれば意識しない霊もいます。それも霊的進化の程度次第です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も再生についての質疑応答です。ーーー再生するということが自分で分かるのでしょうか。「魂そのものは本能的に自覚します。しかし知的に意識するとは限りません。神の分霊であるところの魂は、永遠の時の流れの中で一歩一歩、徐々に表現を求めています。が、その段階でどう表現してもその分量はわずかであり、表現されない部分が大半を占めています」 ーーーでは無意識のまま再生するのでしょうか。「それも霊的進化の程...
再生の証拠についての質疑応答です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は再生の証拠についての質疑応答です。ーーーなぜ霊界の方から再生の決定的な証拠を提供してくれないのでしょうか。 「霊言という手段によっても説明しようのない問題に証拠などがあり得るでしょうか。意識に受け入れ態勢が整い、再生が摂理であることが明確になってはじめて事実として認識されるのです。再生はないと言う者が私の世界にもいるのはそのためです。まだその事実を悟れる段階にまで達していないからそう言う...
類魂同志、全体の進化のために体験を求めて物質界にやってくるのです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も霊についての質疑応答です。ーーー人間の霊も原始的段階から徐々に進化してきたものと思っていましたが・・・ 「そうではありません。それは身体については言えますが霊は無始無終です」 ーーー古い霊魂と新しい霊魂との本質的な違いはどこにありますか。「本質的な違いは年輪の差でしょう。当然のことながら古い霊魂は新しい霊魂よりも年上ということです」 ーーーマイヤースの言う類魂と同じものです...
霊は永遠の存在ですから、あなたも個体に宿る以前からずっと存在していたわけです。霊界にはすでに地上生活を体験した人間が大勢います。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は霊魂はどこから来るのかという質疑応答の内容です。ーーー霊魂はいったいどこから来るのですか。どこかに魂の貯蔵庫のようなものがあるのでしょうか。地上では近頃産児制限が叫ばれていますが、作ろうと思えば子供はいくらでも作れます。でもその場合、魂はどこから来るのでしょうか。 「あなたのご質問には誤解があるようです。あなた方人間が霊魂をこしらえるのではありません。人間がすることは霊魂が自我を表...
愛する者が再生していったら残った者との間はどうなるのかとの質問のお答えです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は愛の絆で結ばれた者同士の片方が再生してしまったらどうなるかの質疑応答です。ーーー死後は愛の絆のある者同士が生活を共にすると聞いておりますが、愛する者が再生していったら残った者との間はどうなるのでしょうか。「別に問題はありません。物的な尺度で物事を考えるからそれが問題であるかに思えてくるのです。何度も言っていることですが、地上で見せる個性は個体全体からすればホンの一部分にすぎません。私はそれを...
地上で学ばねばならない教訓、果たすべき仕事、償うべき前世での過ちも、施すべきでありながら施さなかった親切、こうしたものを明確に自覚するようになり、再生する。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は再生がどのようにして、行われるかについての質疑応答です。ーーーー再生は自発的なものでしょうか、それとも果たすべき目的があってやむを得ず再生するのでしょうか。「そのいずれの場合もあります」 ーーーということは、つまり強制的ということですね。「強制的という言葉の意味が問題です。誰かに再生しろと命令されるものであれば強制的と言ってもいいでしょうが、別にそういう命令が下るわけではありません。ただ...
今回も続きです。ーーー一つの意識体の個々の部分、というのはどういうものでしょうか。「これは説明の難しい問題です。あなた方には”生きている”ということの本当の意味が理解できないからです。実はあなた方にとっての生命は実質的には最も下等な形態で顕現しているのです。そのあなた方には生命の実体、あなた方に思いつくことのできるものすべてを超越した意識をもって生きる、その言語を絶した生命の実情はとても想像できない...
類魂同志の体験について。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も前回の続きです。ーーー個々の意識は自らの進化に自らが責任を負い、他の分霊の体験による恩恵は受けないというのは本当でしょうか。「その通りです。個々の霊は一つの中心霊の構成分子であり、さまざまな形態で自我を表現しているわけです。進化するにつれて小我が大我を意識して行きます」(訳者注ーーマイヤースは、”類魂”の説明の中で他の仲間の体験を自分のものとすることができると述べている。ここでシルバー・バーチ...
再生の原理 あなたも他の分霊も一個の中心霊の側面です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も昨日の続きで「再生の原理」からです。しばらく続けようと思います。ーーー個々が独立しているのでしょうか。「いいえ、独立はしていません。あなたも他の分霊も一個の中心霊の側面です。つまり全体を構成する一部であり、それぞれがさまざまな媒体を通して自我を表現しており、時折その分霊同志が合体することもあります。合体したことに互いに気づかないこともありますが、それは表現し始めて間もない頃(霊的な幼児期)に...
今回はシルバー・バーチ霊の霊訓の中の「再生の原理」の中からの記載です。”再生”ーー生まれ変わりーーはスピリチュアリストの間でも論議の的となっている問題で、とかく意見が食い違うことがある。シルバー・バーチはこれを全面的に肯定するスピリットの一人であるが、ただ従来の輪廻転生説にみられる機械的な生の繰り返しではなく、進化のための埋め合わせを目的とし、しかも生まれ変わるのは同一霊の別の意識層であるとする。次...
一個の魂が物質界に誕生することになっている時は、それを阻止しようといかに努力しても、必ず誕生します。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回も昨日のシルバー・バーチ霊の霊訓の「”苦”の哲学」からの抜粋です。ーーー遺伝的に精神病を抱えた人の人生が、その肉体的欠陥のために地上体験から教訓が得られないという意味で無意味であるとした場合、その病気の遺伝を防ぐ目的で断種をするという考えをどう思われますか。「私には、そして全宇宙のいかなる存在もみなそうですが、生命の法則を変える力はありません。一個の魂が物質界に誕生することになっている時は、それ...
霊は妊娠中のどの時期に宿るのでしょうか。の質問に答えています。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回もシルバー・バーチ霊の霊訓の中の「”苦”の哲学」の抜粋です。ーーー霊は妊娠中のどの時期に宿るのでしょうか。「異議を唱える方が多いことと思いますが、私は二つの種子(精子と卵子)が合体して、ミニチュアの形にせよ、霊が機能するための媒体を提供した時、その時が地上生活の出発点であると申し上げます」 霊が宿るのは精子と卵子が合体した時と言われています。その時点で、命は宿っているのです。だから堕胎...
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「人がもし、物的生活の奴隷となることを止め、生命の根源へ目を向けるなら、もはや心を煩わす何ものもなく、深い平和が訪れます。どうか内在の神意によって、外的の煩いから離れ、一切生命の核心にある平和と真理を求められるよう。嵐が外に吹き荒れようと、内在の深い平和こそは、一切の力の根源です。そこから、人は必要な導きと支えを常に引き出すのです。平和は物を動かす力です。平和な心から正しい行為が出てきます。焦った...
「私共は幽界のモヤを越え、更に立ち込めた濃い地上の霧の中へ下って来ます。その時、目に映るのは、いかに多くの災いが恐怖によって引き起こされているか。そうです。目に映るのは、災いの源の多くが恐怖に根ざしているということです。人間の心は、未来の怖れ、明日はどうなるか判らないという不安で一杯です。皆さんは既にお判りと思うが、どんなに困ったこと、心煩わすことがあっても、それは一時のこと。自分が大切な教訓を学...
「人間が地上に生を享けた目的は、神の子である霊、これを外に発揮すること、神性の美を、終局おいて、物質の上に表現することです。人は心の中の秘処に進み入り、其処に神の子である神性を発見せねばなりません。自己内在の秘密を学び取らねばなりません。私達は、人が物質に過度に目を向けることを求めたりはしません。何よりも、内に深く深く隠れている、物質の背後にある、本当の創造力の秘密を人が求めることを、願っているの...
「人生には、時には、どうすることも出来ず困りきってしまう事が起こるものです。道が見つからず、決断がつきません。中には、この悩みの解決を、ある霊魂に訴えて、助けて貰おうとする人がいます。こういう人達は、自分を助けてくれるのは、その霊魂だけと思い込んでいるわけです。だが、それは間違いです。彼が助力を訴える相手の霊は、その霊だけに限りません。彼が目を向けるべき霊は、神です。その人がいつも崇敬を捧げている...
「我意と神から来る直観とは全く違ったものです。それを見分けるには、先ず何よりも、我を捨てることです。感情的なもの、欲望を去ることです。不統制の感情、これが直観を妨げる大敵です。波立つ水は影をこわし、何も映すことは出来ません。静かなる水面は、正しくその影を映します。同じ事です、よく統制された静かな平和な魂には、霊的世界が映ります。これが直観、内面の知です。神からの使者、天使達は、皆さんを助けるために...
「無言の友が、貴方の傍に居ます、霊の姿で、彼等は貴方の悩みも喜びも、また、あなたの魂の求めるところも、知り抜いています。一人っきりと、貴方は思っていても、貴方は一人ではないのです。魂の友、貴方の愛する者は、貴方の傍に立っています。一人と感じるのは、貴方が現実の生活で一人っきりであったり、またそういう意識を持つからです。貴方の霊はそんな枠を乗り越えて、愛する者と一つになることは可能なのです。ただ、そ...
「民族間、国家間の誤解や衝突によって、人間の心の平和も、信頼関係も閉ざされています。しかし、地上の人を超える視力でものを見る時、人間は内的には驚くべき成長を遂げつつあるのです。宇宙の星々の霊団から、地上に向けて、光明と愛の光線が投射されております。皆さんは、愛について語り合うことがありますね。しかし、高い世界から放射される愛の本当の力や秘密については、殆ど判っていません。そのような愛と光明と慈しみ...
「霊師達は、何よりも、皆さんが神に素直に身を委ねることを求める。と申しても、決して貴方の人生を苦労なしにしてやろうとか、目を開き意識を高めるに大切な人生勉強をなしにしてやろうとか、そういう事ではありません。心に善意を持ちなさい。素直になりなさい。進んで悩みも重荷も、貴方を見守り導いてくれる霊的な愛に委せてしまいなさい。無私の、援助を求める声があるところ、必ずや吾々はそれに応えることが出来ます。他者...
「地上にも、他界にも、霊師達が居られます。これら諸霊は、更に偉大な霊師達と結んで、宇宙に一大組織を形成しておられ、生命の諸階層で活動しておられます。この組織を大ホワイト霊団と申します。これら霊師達は、過去に様々の苦難をなめ、霊性を清められた結果、その輝きが神の使徒に相応しいホワイト(白色)となられたわけです。霊師達は、静寂の中に、いつも皆さんを待ち受けて居られる。もし出来ることなら、皆さんの目を開い...
「第二のことは、感謝です。神への感謝の念を絶やすことのないよう。これが完全な生に至る秘訣です。神への感謝の行いによって、人は神と道交するものですから。この世に生まれたことを神に感謝しなさい。この世に生を享け、そのおかげで貴方は神性発揮に歩一歩近づける、この事に感謝しなさい。決して一日一日をぼんやりと過ごすことのないよう、生活の一つ一つにその意義を学び取るようにして生きなさい。泥まみれになることが人...
「昔、東方の賢人達が星の導きで、イエスの元に至りました。もし貴方がその星に至りたいなら、どうしても胸に温めて貰いたい二つの事があります。許しと感謝、これです。これが天国の門を開く鍵です。いとも単純な鍵、この教訓を身に付けぬ者は、誰一人天国の門をくぐることは出来ません。イエスは申しました『私達に背く者を私達が許すように、私達の過ちも許し給え』と。許すことは難しい。しかしどうしても人が学び取らねばなら...
「貴方の内に宿る神性に気付く事は、何ものにも勝る霊的経験です。それは貴方の霊的諸媒体の浄化に役立ちます。ひるがえって、貴方の肉体の健康にも有効なのです。人間は四六時中、自分の乗る車ーーーつまり肉体・幽体・霊体などの媒体ーーーの浄化をすすめる事が出来ます。それが貴方の未来の地上生活や他界での生活の有り様を決定します。生命の幾段階が、神の子である貴方を待ち受けています。盲目ではその美を見ることは出来ず...
「皆さんは霊的進歩の道を選びました。そこで毎日こう祈っています、「神よ、私を見捨てないで下さい。私がつまずくことのないように、誘惑に会うことがないように。神よ、私に力を、悪魔のささやきにも挫けぬ力をお与え下さい」と。それにも拘わらず、貴方がたはつまずき、しばしば悪魔の世俗のささやきに負け、神の道を、愛の道を見捨ててしまいます。なぜ、魂はこうした誘惑に耐えねばならないのでしょうか。その答えは簡単、試...
「常に、心の静穏を保つように努めなさい。心から争いと恐怖の思いを消しなさい。これは、愛を学ぶにつれ、出来るようになるものです。師を求めて荒野へ行った、ある新入りの信者の話があります。師はその者を受け入れこう言いました。入門者はすべて、絶えず霊的進歩を目指す強い心構えがなければいけないと。この新入りの弟子は、人並み以上にそうした強い願望を持っていました。しかし唯一、一番大事なものを欠いていました。つ...
「人は神秘を学べば、何か道が開けると思いがちです。だが、霊的神秘は言葉で魂に伝わるものではありません。それは行為です。貴方がその神秘に触れるための行為によるのです。世の全ての書を読み、知識を知り尽くしても、人は依然無力です。それに至る道は唯一つ、日常の貴方の生活如何です。どんなに願い、憧れ、欲求しても無駄です。肝心なのは人類への現実の奉仕です。それがつまらない床掃除であったり、人の嫌がる仕事であっ...
「魂の試練は四種類あります。それは人間の霊的要素と関係しています。第一は『水』の目覚めです。この試練を経る者は『水』の要素を獲得したわけで、その日以後、感情の統制者となります。第二段階は思考の統制です。真と偽、黒と白、表と裏、高い心か低い心かを見抜く思考の修練です。これは『空』の目覚めで、これを経て心の見分け方を身に付けます。次に『火』の目覚め、これは愛の訓練、愛の力の聡明な使い方の修練です。最後...
「個人の問題も、人類の問題も、その回答はすべて、神の意に身を委ねるところにあります。貴方の内在の声『神の意なさるべし』これに従うところにです。しかし、人が神の意のままに従うことはなかなか難しいことです。人は未だ霊的進歩の途上にあるわけですから。それに、自己の力を過信している場合は、とりわけ難しい事です。神に仕えようと思う者は、誰しも重荷と試練に耐えねばなりません。それは、貴方が多くの魂の役立つ者と...
「人の師たること、救世者たること、その資質は限られた少数の人だけのものではありません。神の子はすべて、内にその可能性を秘めています。そして、貴方がたこそ、その神の子、人の師、救世者たり得る資質をもつものです。貴方には自由意志があります。貴方は霊性の開顕に必要な最高な状況に置かれています。それは貴方が神の偉大な計画の部分だからです。一粒の種子の中に、やがて花開く、花のすべての美が隠されています。種子...
「夜空に目を向ければ、広大な星空の拡がりに目もくらみます。しかし、人は空のほんの外側を見ているにすぎないのです。大空の星の一つといえど、一つの偉大な魂ーーー神と私達は呼びますがーーーその指揮下にあるのです。神は星々の命、その活動をみそなわし給う。この太陽系にある無数のもの、それは神の愛の通路です。それらもまた奉仕に生きることによって、同じ愛と同胞性の真理を表現しています。一枚の蝶の翅を思ってみられ...
「貴方が病気の時、また、貴方の愛する者が病んでいる時、貴方は自分の霊を高めて、キリスト、その輝く存在に触れることも可能です。本当にこれが出来さえすれば、一切の病気も痛みも治癒します。キリスト神霊は医師です。キリスト神霊はイエスを通じて、これを行ってみせました。この創造主の治癒力は、今もなお示され続けております。貴方は明日のことが気になりますか。行くべき道が分からないのですか。怖くて一歩が踏み出せな...
ーーー人種によって、身体的・精神的な相違があるのは何故ですか。「それは気候風土、生活様式や社会習慣の相違による。同じ親から生まれた二人の子供の場合も、離れて育って生活環境が違うと、同様な相違がおこる。これは精神的に全く違ってくるからだ」 ーーー人類はそれぞれ別の地域に出現したのですか。「そうだ。しかもそれぞれ時代を違えて出現した。これが人種による相違の一原因である。原始時代の人間は、いろいろな...
ーーー人間の始祖は一人ですか。「いや違う。アダムは人間の始祖ではない。また地上に人間を増やした唯一人の人ではない」 ーーーアダムはいつ頃の人か分かりますか。「西暦紀元前約4000年」 [注解] 伝説では有名なアダムとは、過去にしばしば起こった地殻大変動を生き延びて、現在種族の建設者となった者の中の一人であった。人類発生以来の進歩が、近々6000年前のアダムの時から行われたとすれば、人類の進歩はものす...
ーーー地上に生命が誕生したのはいつ頃ですか。「初めは混沌とした状況であった。混沌の中で、要素が混合された。漸次、これら要素がその処を得、その後、次々と変わる地球の状況の応じて、生物の各段階が現れた」 ーーーこれら生物は何処から来たのですか。「これら生物の種子は地球そのものの中にあって、適当な出現の時を待っていた。有機質はある力によって初めバラバラになっていたが、その力の停止と共に集合し、地上生...
ーーー宇宙は創造されたものですか。それとも神のように初めから存在していたのですか。「確かなことは、宇宙は自成した筈はないということ。では初めから在ったのかというと、それでは神の作品とは言えなくなってしまう」[注解] 吾々の理性によると、宇宙が自らを創ったとは考えられない。また偶然に出来たとも考えられないから、結局、神の創造と言わざるを得なくなる。 ーーー神はどのようにして宇宙を創造されたのですか...
ーーー宇宙空間は無限ですか。それとも有限ですか。「無限である。境界があると考えてみよう。ではその境界の向こうに何があるだろうか。こう考えていくと何もかも分からなくなる。しかしながら、これ以外にどう考えたらよろしいか。従ってどう考えてみても、無限という観念に行き着く。唯この無限という観念は、人間の小さな頭では、とても理解できるものではない」 ーーー絶対の真空というものが、どこかの空間に存在するの...
ーーー鈍重さは物質の本性ですか。「その通り。但し、それは人間が知っている物質の本性であって、宇宙的液状体としての物質の本性ではない。このエーテル的で精妙な物質は、人間からみると重さはない。しかし、これは物質の原理である」[注解]鈍重性は相対的な性質である。宇宙諸天体の引力空間の彼方には、重さなどというものはない、そこに上も下もないように。 ーーー物質は一つの要素からできているのですか、それとも幾...
ーーー霊と物質は別物ですか。それとも、霊は物質の持つ諸性質の単なる一つにすぎないのですか。たとえば、色は光の、音は空気の、それぞれ一性質でありますように。「霊と物質とは全く別物である。しかし、霊と物質の結合があって初めて、物質に知的活動が与えられるのである」 ーーーこの霊と物質の結合は、霊の発顕はつげんにも必要なのですか。(ここで言う霊とは、抽象的に知的原理の意味であって、個性をもった霊魂の意...
ーーー物質は神とともに、永遠より存在したのですか。あるいは、ある時期に創造されたのですか。「神のみが知り給う。しかしながら唯一つ、諸君の理性に訴えて言えることは、愛と慈悲の源泉である神は、一時も休まれることがないということ。いかに深く、神の活動の始原にさかのぼって想像をたくましくしても、いやしくも神が一瞬たりとも、その活動を停止なされたことがあり得ようか」 ーーー物質の一般的な定義として次のも...
ーーー人間は、未知なものの神秘を明らかにする日が来るのでしょうか。「もし人間が浄化を遂げるなら、神秘の扉は一部分開かれるであろう。しかし、あるものに限って、これを理解するには、いま人間に備わっていない能力が必要とされるであろう」 ーーーでは、科学が進歩しても、人間は大自然の神秘の一部を知ることが出来ないのですか。「科学的能力は、人間の進歩の手段として、人間に与えられているものである。しかしそれ...
ーーー神とは、宇宙と別個に在るものですか。また一説によると、神とは宇宙のもつ力と知の結果生じたものと言っていますが、そうですか。「後者の説が本当とすれば、神はもはや神ではない。神が結果であって万物の原因ではないということになるから。神が結果であり、また同時に原因でもあるという筈はあるまい。神は実在する。これを疑ってはいけない、これが一番の基本点である。またこれ以上に出てはならない、出れば迷路に入っ...
ーーー神の本質を人間は知ることが出来ますか。「それは出来ない。人間にはそれを理解する感覚が欠けている」 ーーーでは、神の神秘を理解できるようになりますか。「心の目が物質で曇らされなくなって、進歩して神に近づけば、神を見、神を理解するようになろう」 ーーーもし、神の本性を知ることが出来なくても、神の相貌のいくらかを理解できるようになれましょうか。「ある程度はできる。人が物質を超越していくにつ...
ーーー物が形成された第一原因は、物質の本性の中にあるとは言えませんか。「もしそうだとすれば、物質の本性の原因は何かということになり、常に他に第一原因がなければならない」 ーーー物の形成の第一原因は、物質が偶然に結合したという、いわば偶然説がありますが、これは如何でしょう。「これも愚説である。常識のある人なら、偶然を知的動因と考えることが出来ようか。偶然とは何か。そのようなものは存在しない」&nbs...
神について(神と無限)ーーー神とは何ですか。「神とは至上の英知、一切の第一原因である」 ーーー無限とは何ですか。「始めもなく、終わりもなく、未知なるもの。未知なるものはすべて無限である」 ーーー神は無限と言ってよろしいですか。「それは完全な定義とは申せない。人間の言葉は有限であり、人智を越えるものを定義することは難しい」 ーーー神の存在の証拠は何でしょう。「結果があるからには、必ず原因...
ーーー現段階では心臓移植は必ず失敗に終わると考えてもよろしいでしょうか。「実験そのものは成功するケースもあると思います。ただ私が気がかりなのは、実験そのものが霊的にみて間違った方向へ進みつつあることです。その方向は人間の幸福のために献身すべき人が選ぶべき道ではないということです。現段階のやり方では健康は得られません。健康とは調和状態のことです。今の医学者のやっていることは一時的な部分品の継ぎ合わせ...
ーーー霊的観点から見て心臓移植をどう思われますか。「何ごとも動機が大切です。移植が純粋に生命を永らえさせるためである場合が確かにあります。が、実験を重ねていくうちに実験そのものの興味が先行して肝心の目的を忘れている場合があります。興味本位で無抵抗の動物を残酷な実験に使用することは、霊的観点から言うと褒められた行為ではありません。人間の健康は残酷な行為からは得られません。これまでナゾとされている大自...
ーーー死体は火葬にした方がいいでしょうか。「絶対に火葬がよろしい。理由にはいろいろありますが、根本的には、肉体への執着を消す上で効果があります。霊の道具としての役割を終えた以上、その用のなくなった肉体のまわりに在世中の所有物や装飾品を並べてみたところで何になりましょう。本人を慰めるどころか、逆にいたずらに悲しみや寂しさを誘うだけです。人間は、生命の灯の消えたただの物質となった死体に対してあまりに執...
ーーー病気は教訓として与えられるのだとか人間性を築くためだとか言う人がおりますが、本当でしょうか。「言っていること自体正しいのですが、
ーーー例えば脳神経に異常をきたしてノイローゼのような形で自殺したとします。霊界へいけば脳がありませんから正常に戻ります。この場合は罪はないと考えてよろしいでしょうか。「話をそういう風に持って来られると、私も答え方によほど慎重にならざるを得ません。答え方次第では私がまるで自殺した人に同情しているかのような、あるいは、これからそういう手段に出る可能性のある人に口実を与えていることになりかねないからです...
別の日の交霊会では、親戚の者が自殺をしてしまったという人からの投書が読み上げられた。その最後に「自殺行為は霊的進歩の妨げになるのでしょうか」という質問があった。これに対してシルバーバーチが「もちろんです」と答えると ーーー神は耐え切れないほどの苦しみは与えないとおっしゃったことがありますが、自殺に追いやられる人は、やはり耐え切れない苦しみを受けるからではないでしょうか。「それは違います。説明の...