関連ポスト:日本では、そう簡単には握らせてくれない {色んな国の色んな挨拶①} 色んな国の色んな挨拶 #2 ス
ノマド系コマ撮りアニメーション映像作家のブログ。 面白いっと個人的に思った事を、文章、写真、そして時に数コマ漫画でしたためています。 今は主にスロバキアとスウェーデンで制作中。
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ミリオンビリオン 鳩と暮らす日々を書こうと思いました。鳩が私の人生に飛び込んで来た日からの日々をまとめています。 前回のストーリ
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ミリオンビリオン 前回のストーリー。☟ 鳩と暮らす・鳩日記1。鳩一家ご入居 さて。 7月のスロバキアはブラチスラバ。 あるじのお
7月。 ブラチスラバから電車で東に約2時間の距離にある、トポルチャニー(Topoľčany)という小さな町で行
7月。 ブラチスラバから電車で東に約2時間の距離にある、トポルチャニー(Topoľčany)という小さな町で行
7月のブラチスラバ。 トポルチャニーでの2週間のレジデンシーが終わり、ヘロヘロになり帰宅する。 玄関にドサドサっと荷物を置き、ウヘー疲れた。。。と、ソファーでのびていたら、 キッチン横、バルコニー前のドア手前に突っ立って、こちらを振り返りもせず私を呼ぶクリス 「ねえ、ちょっと来て。なんか、おかしい・・・」 バルコニーの入り口付近には、ガラスがひび割れ、耳にかけるメガネのつるも一本ネジ折れた、見覚えのない黒縁メガネが無造作に落ちていた。 ガ、ガラスがバッキバキに割れたメガネがひとつ。。。そしてこの勢いのあるネジ曲がり。。。 意を決して、バルコニーで倒れているはずのメガネの主に対面すべく、へっぴり腰で恐る恐るバルコニーへ出てみると。 ドゥヴェ ヴァイーチカ (↑ 今日学んだスロバキア語。卵2個) バルコニーの端には小さな卵がちょこんと2つ置かれていた。 あったのは可愛いい卵だったのだが、もう心は叫ぶ準備をしていたので、反射的に叫んでしまった。 ギャーーーーーーーー! 絶叫マシーンのようなもので、一度心が叫ぶ準備をすると、案外なんともなくて拍子抜けしても一応念の為叫んでしまう。 果たしてこの白い双子は何の卵なのか、ググる。 ふとスクリーンから目を上げあたりを見渡すと、この建物内のご近所さんのベランダには、鳩よけのアミアミネットをつけているお家、鳩よけのカラスの置物を置いているお家がわんさか、そして極め付けには、建物一面ぐるっと鳩がいて、ほーほー鳴いていた。 「うん、鳩やね。」 まだこのアパートに引っ越してきて初めての夏だったから、この建物に鳩がこんなに住んでいることを私たちは知らなかった。 正直鳩には、興味を持った事がなかったので、内心、なーんだ鳩か。と思った。 その2ヶ月後には、鳩グッズを見つけるとほくほく買ってしまうぐらい鳩を愛する人間に変身するとはこの時は思ってもいなかった。 「なーんだ鳩か」ではあるが、何にしても無事巣立って欲しいので、この時からバルコニーに出るのをキッパリやめて、代わりに家の中から自然界を観察させてもらうことにした。 それにしても、なんてミニマリスティックな都市型の鳩だろう。 普通はさ、木の枝とかをちまちま集めて、せっせと巣を作って、そこに産むよね。 丸裸、野ざらし、天敵からも丸見えでっせ、この卵。 しかもプラスチックの人工芝の上に直置き。 よく言えば、無駄の無い、省エネ・コスパ最高・ミニマリ
㊗️ おめでとう子供アーティストのみんな!  
㊗️ おめでとう子供アーティストのみんな! 2020年、コロナ1年目の夏やすみ、67人のこどもたちがそれぞれのおうちスタジオからオンラインで力を合わせて2本の短編映画をつくりました。 先日、子供たちのこの作品「みんなのぼうけん」が、国際映画祭 Short Shorts Film Festival & Asia 2021 での上映プログラムに選ばれたとの嬉しいお知らせが届きました。 kids おうちスタジオから、みんなでぼうけんの旅に出よう 「コマ撮りアニメーションワークショップ+ライブコラージュ地図づくり」 なつやすみ子供アートサーカスについて https://kodomoartcircus2020.com/ としま未来文化財団が毎年夏休みに小学生対象で開催している文化体験アートワークショップ。なんとその内容は、伝統芸能、音楽、身体表現、美術、プログラミングなどなど、いい歳した私もこどもがえりして参加したくなる内容!なんと英才教育! しかし2020年は、そう、コロナがやってきて、このアートワークショップをオンラインで行う事となりました。加えて今年からはアニメーションプログラムもとのことで、私にもお声がけいただきました。 私も財団の皆様もオンラインでのワークショップは初の試みで、オンラインミーティングで数ヶ月じっくり企画と構成を練りながら、みんなで一緒につくりあげていったプロジェクトでした。 2020年のアートワークショップのゴール 音楽ワークショップ、コマ撮りアニメーションワークショップ、そこに6人の音楽家の方たちの奏でる音楽、この3つのコラボレーションで一本のミニアニメーション映画を作ろうというゴールが決まりました。 いざワークショップを行ってみると、子供達のつくるお話のそれぞれがあまりにも素敵だったので、これは是非とも個々のお話も形にしなくちゃ!という嬉しいサプライズから、予期していなかった方の短編「それぞれのおはなし」も誕生したのです。 子供の感性や想像力。 ここではない世界へと無限に広がるお話をしてくれる子供達の、想像力。 その想像の中の住人を現実のものとして作り出す集中力と全力の熱意、胸がジーンと熱くなりました。 私は今のところ自分の子供がいませんし、何かに夢中になるともっぱら朝までも、次の日の昼までもぶっ通しでやってしまうような超夜型ですし、子供と呼んでも差し支えのないような年代との関わりが全くない人
関連記事スロバキアのロックダウン① {ミニ漫画報}スロバキアのロックダウン②スロバキアの民のロックダウン中の楽
関連記事スロバキアのロックダウン① {ミニ漫画報}スロバキアのロックダウン②スロバキアの民のロックダウン中の楽しみ方。 アホーイ!スロバキアに来て以来、結構どっぷり制作の深海に潜っていたので、なかなか更新できずにいたのですが、新しいスタジオの設置も終わり、お家も決まり、深海での探し物もひと段落して、春のブラチスラバに浮上して参りました。 あぁ春ですね! 春といえばスロバキアの春には、地面からのエネルギーを超濃縮して生えてきているおネギがありまして、口に入れると真っ直ぐ脳の真髄までビリビリ地面からのエネルギーを届けてくれる、最高に痺れるおネギがありまして、毎日毎日そればかり食べています。近々そのネギ特集をする予定でおります。 そして脳天といえば、今日は今年の冬にスロバキアで初めて受けたコロナテストの感想をお話したいと思います。 日本では、出国時にも受けさせてもらえず、淡くほのかな憧れすら抱いていたコロナテストですが、実際受けてみたら結構今でも引きずるぐらいのトラウマになった。。。というお話です。 あれは1月の半ばごろ、スロバキアは国全体がガッチガチにロックダウンしていて、 コロナテストが国内全国展開で行われていました。しかも無料ですぜ!無料!太っ腹なことに私のような外国人に対しても無料!! その時期はもう「私も歩けばコロナ会場にあたる」みたいなぐらい、あちらの角にこちらの角にいっぱい会場があったのです。 よく耳にするPCRテストとはまた別の、AGテストという形式のテストが即座に受けれる会場がドロップイン形式で設けられていました。 ある日友からの電話で 「ねえ、薫、明日の土曜日はさ、コロナテスト受けに行ってから、市場行ってさ1週間のごはんの買い物しようよ!」 え?コロナテストってそんなカジュアルな、遊び行こうよ的なノリで行く感じのやつ?そういうレジャー的なノリで行くやつ? でも、ねぇ、折角なので噂のコロナテストに行ってみましょうか。というわけで、数あるテスト会場から、建築学校の建物が使われている検査会場へと向いました。 会場建物の外に立っている、白い装備のお姉さんから整理番号を受け取り、建物の外で番号を呼ばれるまで待つ。 その間にも、やはりスロバキア、近くの人がなんやかんやと話しかけてくる。ホントどんな時でもフレンドリーなスロバキアの民だわ。 一応ドキドキしていたのだが、ここでちょっと和みタイムが入り、 番号もらって
アホーイ!スロバキアに来て以来、結構どっぷり制作の深海に潜っていたので、なかなか更新できずにいたのですが、新しいスタジオの設置も終わり、お家も決まり、深海での探し物もひと段落して、春のブラチスラバに浮上して参りました。 …
前回のスロバキアのロックダウン①に続いて、まだまだロックダウン中なスロバキア第二弾です。 スロバキアのロックダ
前回のスロバキアのロックダウン①に続いて、まだまだロックダウン中なスロバキア第二弾です。 スロバキアのロックダウンもかれこれ1ヶ月以上となりました。ブラチスラバの町の中心ですら、本当に人通りが少なくガラーンとしていて静かなんです。 いや、流石にそろそろ、皆さん本当にどこにいるの?と不思議に思っていたのですが、ようやく判明しました。 山が無理なら丘に行こう。 とある雪の日、友人から丘へ行こうとお誘いが来ました。 山が好きなスロバキアの民、(過去記事:スロバキア人は山が好き) 「本当は山へ行こうと言いたいところだけど、仕方がないので今日は丘ですわよ」と。 というのも、刻々と調整され変化していくスロバキア政府からのお触れの内容が、その週のものでは、 1。県またぎのレジャーはダメだけれど、 2。自然の中でのレクリエーションは推奨されている。 とのことで、その二点をクリアするブラチスラバ内にある丘に行こうよ、とのお誘いでした。 前記事でも書きましたが、スロバキアの人々、コロナ関係の規律を結構きちんと守るんです。 マスク着用率なんて街中では100%だし、マスクしてない人をつまみ出すセキュリティーみたいな人も店の中にいるし、声がでかい人いたら客同士で注意しあってるし、ちゃんと気にしてます感が溢れてます。 規律がある、できないことがある、じゃあ許されている範囲の中で楽しもう、と許可された要素を組み合わせてカスタム仕様で柔軟に楽しみを見つけれるところがいいなぁと思います。 町で友人たちと待ち合わせ、やってきたトロリーバスに乗り込むと、結構な満員バスでした。 ここらから、しばらくご無沙汰だった人々の活気を既に感じ始めました。 終点まで誰も降りることなく、一目散に丘をグイグイ登っていくトロリーバス。 15分ぐらい後、バスを降りるとそこは真っ白な雪山でした。 レトロな木製の雪そりに親子3人でぎゅうぎゅう詰めに乗って、キャッキャと雪道を滑り降りてくる人たち。雪の坂道を器用にもマウンテンバイクで滑り降りていく少年。ザクザクピックを刺しながらしっかり坂道を登っていく老夫婦。雪の坂道をお尻で直接滑っていく親子。自分の腰ひもに幼い息子をくくりつけ、スキー講習をしているお父さん。それぞれ思い思いに雪と新鮮な空気を楽しんでいる光景とすれ違いながら緩やかな丘を登っていきます。 楽しい!!!っていう人々の笑顔が雪の大通りに溢れていて、 なぜか初詣に来たか
前回のスロバキアのロックダウン①に続いて、まだまだロックダウン中なスロバキア第二弾です。 スロバキアのロックダウンもかれこれ1ヶ月以上となりました。ブラチスラバの町の中心ですら、本当に人通りが少なくガラーンとしていて静か…
もうかれこれ1ヶ月近くになるスロバキアのロックダウン。 基本、スーパーとドラッグストアしか開いてないし
もうかれこれ1ヶ月近くになるスロバキアのロックダウン。 基本、スーパーとドラッグストアしか開いてないし、首都ブラチスラヴァの中心街にも、ポツポツしか人出はないし、どこもかしこもガラーンとしている。スロバキア人は、コロナ対策に超真剣のようです。 たとえば先日、こんな事がありました。 ひと嗅ぎした時点で、スライディングして床を滑りながら現れたセキュリティーのおじさん。 勇しく、神々しかったです。 好きです、この真剣さ。 そしてごめんなさい。もう外で匂うとかそんな事しません。反省。 ——- 約束は守りながら、楽しむこともあきらめないスロバキア 政府からの公式な禁止項目をみなさん結構ちゃんと守っているスロバキア。屋内で会うのは禁止されているから、代わりに外で会おうよとのお誘いを受けます。 この間の、2年ぶりの友人との再会も、氷点下の中、小さな林の湖畔で開催されました。 ブラチスラバの町の中心地からバスに乗ること約10分ほどでたどり着いた小さな湖。 湖畔に着くなり、小石を丸く並べていそいそと料理用の暖炉+焚き火を作る友。 火がいい感じにパチパチ言い始めると、「失礼」と言いながら服を脱ぎ捨て、素っ裸で氷点下の湖に意気揚々と飛び込む友。(遠くに浮かんでる黒い点がその彼です) 見渡すとあたりにはその彼の他にも寒中湖水泳を敢行しているおじさん達がちらほらと。ところどころ水面に頭が突き出てるのよ。無言で。いや、そら無言なるわよね。 ガッチガチに震えながら湖から上がってきた彼。もう、腕が寒さで固まっちゃって全然回らないので、ヨメに体を拭いてもらいながら、ドヤ顔で一言。 「ほらね。僕たちはコロナによって、今まで普通にできていたたくさんの事ができなくなったけれど、その代わりに今までできないと思っていた事が簡単にできるようになったんだ。」 とガッチガチに震えながらコロナに打ち勝った様子であった。理屈はよくわからんけど、いいっ!イイですよ〜そのポジティブさ。 好きやわ〜、このスロバキアの突き抜けたポジティブ。 その後は、焚き火の煙に炙られながら、彼らが持ってきてくれたスロバキア伝統のクリスマスキャベツスープ(Kapustnica/カプストニッツア)と、数種類のハーブの入った自家製ブレンドの紅茶をいただいたのですが、ここがまたスロバキア。 スロバキアの友人たちはいつも手作り料理でもてなしてくれるんです。そして今回は、コロナ感染予防対策として、別
もうかれこれ1ヶ月近くになるスロバキアのロックダウン。 基本、スーパーとドラッグストアしか開いてないし、首都ブラチスラヴァの中心街にも、ポツポツしか人出はないし、どこもかしこもガラーンとしている。スロバキア人は、…
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