2024年4月2日に佐渡島に戻ることにしました。 64歳であちこちガタが来てますが気はまだまだ若いつもり。 北端の村で海はもちろん山野を歩きながら何か珍しいも…
天高く馬肥ゆる秋農耕馬など現在ではほとんど皆無に近いということは誰が肥ゆるのか。 食欲の秋とはいえ秋ならではの旬の素材ということさえ流通が発展し温暖化の影響で…
暑かった夏はそろそろ終息九月の名残も終え季節は明後日から10月。 暑い中での魚の焼物は塩を中心とした塩焼き素材の持ち味を引き出す塩。これが涼しさを追って秋から…
シャインマスカット流行り生産者も販売者もホクホクいい品種改良が出来た。しかし種か苗かが海外に流出その内に安価な労働賃金の国から手ごろな価格で逆輸入される元祖メ…
昔から用心に用心をして準備に準備を整えて確実にリスクヘッジして物事進める慎重なひとを石橋をたたいて渡るような慎重派のひと。 羹に懲りて膾を吹くというのは物事を…
そんな名前で父たちは雑魚の扱いにしていた魚。正式にはホッケのことである居酒屋で手軽にシマホッケの開きは普通にメニューに載っている。 アイナメ科に属しているアイ…
社会の流行には主張から始まり次に流行そして風俗の三つの段階があります。 これから社会に必要な新しい生活の仕方や道具を誰かが主張します芸術家やデザイナーそして企…
私のマーケティングの師匠がこんな発想の商品開発は戒めなければならない。 人の手で少しの風土の改良はいいがすっかり変えてしまうような作物を移植するのは人間の傲慢…
蝦夷アワビの酒蒸し柔らかくてアワビの旨みが凝縮とも餡が敷いてある赤酢のシャリをころっとまん丸に握ってありそいつを入れてとも餡をからませ一口頂くそして汁を入れて…
呑食里これでどんぐりと読ませる。 中標津の友人が用意してくれた店道産子料理かなー?だってどんぐりでしょ。 凝った名前で実は中身はイッタンモメンのような軽薄何を…
北海道から帰りました。札幌駅北口で脱兎のごとく走る男たち(やばい!後1分)走れー!まずい階段だー。 出発のベルが鳴る飛び込んだ―! プレミアムチェックインカウ…
(^^♪はーーるばる来たぜ札幌♬というわけで昨日から札幌に出張今回は定山渓ファーム視察そして釧路ファーム視察。というのもここを買収して開発した元代表が友人。視…
今でも荒物屋という看板を掲げている店がある。荒物とは雑なモノ家庭用に主に台所で使われるモノ石油由来のプラスティックが発明されてからすっかり台所の棚を奪われた。…
日本の固有種として親しみのある萩秋に花を咲かせることから草かんむりに秋と書く。秋の情感を醸し出す芸能や唄にも多く登場する。 佐渡島の山にも夏を過ぎるといち早く…
父の姉私からは叔母。 父が小学生の頃相次いで両親を亡くし女三人と父の面倒を見て母親代わりをした。 今では自分が誰かさえ分からない状態になっている記憶力がよく麹…
モバイル断ちの四日間。何故か知らねど標高848メートルの山に鎮座する平安仏教の中心寺院の高野山金剛峯寺と並び称される天台宗の総本山比叡山延暦寺の平成令和の大改…
真白い猫が竹の篭に入って我が家にやってきた。 目の色が違う尻尾はまん丸可愛い猫名前は白いからシロに決定。 私が小学校二年生だから昭和43年頃だと思う。 自分た…
禁酒法がもたらした歴史の中にウィスキーがある。 ビールは比較的短時間に酵母と麦汁が醗酵して飲める酒になったがこれをお上の目に触れないように急いでビールを保存し…
ググってみるとともとは友供伴とあり中心に考えるものに対してそれに寄り添うものとある。 佐渡島ではよくこのともの料理を食べた。 とれとれのスルメイカを切りそのワ…
その昔お総菜に困ったら豆腐芝居に詰まったら忠臣蔵なんて言われた国民的食品の豆腐。 江戸時代には豆腐百珍などの料理本があるほど古くから親しまれた豆腐生よし煮てよ…
これだけの呼び名がある魚がいるのだろうか。しかし佐渡島ではこいつに出くわした記憶がまったくなく食べたこともない。 富山⇒オキノジョロウ新潟⇒オキノジョウ東京⇒…
秋になると料理に登場する(衣かつぎ)という子芋。元々は子芋を洗って上から二分のところに包丁目を入れて蒸し上げ塩をかけるこの皮がむけるところを衣に見立てた料理。…
美人は三日で飽きる。 飽き症で有名な日本人らしいことわざなのかも知れない海外でもあるのかわからない。 美人の定義もなんだか分からない世の中時代背景や流行により…
世にいう三大動物名精進料理というのがある。 一つ目は狸汁二つ目は雉焼そして三つめは鴫焼である。 精進料理だから肉は使わない。 狸汁は牛蒡と大根などそして蒟蒻こ…
七割を超える日本の土地の山間部平らなところは三割に満たない。 昔から地滑りが多い地形その被害を少しでも減らすための方策としたと知恵の産物が棚だと言われる。 千…
秋の稲刈りの前だったと記憶している。 畦には大豆の枝がぷっくりとはち切れんばかりに大きくなっている。中には殻から飛び出している。 豆の色も鶯色から黄色に変わっ…
朝から禅のような言葉。 自粛や在宅リモートなどコロナ禍で家にいることが多くなったそのぶん食べる機会も食べる種類も多くなったよく言われているのは人の暮らしは日に…
世界的な漁獲に関して会議で議論が活発になってしまったマグロ。 承知の通りマグロと日本人の関係は結構古く(古事記)にシビという名前で登場する。 それほど取れて…
さー今日から九月長月と呼ばれ夜が徐々に長くなる。 昭和の佐渡島夏の帰省で賑やかで華やいだ声が家々で聞かれ子供たちが海ではしゃぎ夜な夜なカロ(庭)や浜辺では花火…
美味しい料理をつくる知人の料理人は揃いも揃って時間に忠実だ。料理は醗酵の組み合わせの技でたくさんの素材の一番美味しい醗酵のときを逆算して頂点を組み合わせるのだ…
「ブログリーダー」を活用して、昭和の料理の記憶さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
2024年4月2日に佐渡島に戻ることにしました。 64歳であちこちガタが来てますが気はまだまだ若いつもり。 北端の村で海はもちろん山野を歩きながら何か珍しいも…
師走に突入した。 雪の年には海苔の量も質もいい昔から母たちはそう口にする。 二酸化炭素Co2の削減地球温暖化という大きな問題が生態系の変化や海水温度上昇ハリケ…
越中バイ加賀バイ大越中バイ秋田バイなど呼び名がいろいろあるバイ貝。 五月から七月前までの梅雨の期間は産卵期であるので味は落ちると言われる。 深い海に棲み夜行性…
昭和43年かと記憶している。海府のでこぼこ道が真っ黒い平らな道になっている。 思わずサンダルを脱いで歩いた。まだあったかい。初めてアスファルトに舗装されたムラ…
その昔お総菜に困ったら豆腐芝居に詰まったら忠臣蔵なんて言われた国民的食品の豆腐。 江戸時代には豆腐百珍などの料理本があるほど古くから親しまれた豆腐生よし煮てよ…
亥の子餅とは旧暦10月亥の日に食べるとされるお菓子。 平安時代の宮中で亥猪餅(げんちょうもち)というお餅を使った儀式が元になっている。 茶道では11月1日の亥…
佐渡にもいい酒を造る熱心な酒造メーカーが散見されますやっぱり地元で飲むとまた格別に旨い! 居酒屋や割烹の献立に利き酒セットなるものがあるデギスタション試飲や試…
確か以前にも綴ったかもしれません鯖にあたってしまった話です。 その日は若い板前がつくったしめ鯖を手土産に家に戻った。久しぶりのしめ鯖と熱燗で夕餉を終えた旨み…
昭和53年の三月に私はへなちょこ板前として(食に関わる生き方)が始まった。父と一緒に上京をした。 悪ガキ三人の巣立ちに父は必ずついて行ったと記憶している本当に…
相模の国足柄山で山姥に育てられた強き男の子。 熊と相撲をとって勝ってしまう怪童と言えば鉞担いだ坂田金時。誰それ?そう金太郎である。 後に源氏の総帥の源頼光の四…
ひと時女性のインナーのCMに寄せて盛るみたいなワードがありました。 今年の佐渡は何やら暖かい。 昭和の頃は11月に入ると霰が降るそして沖合の海に雷ゴロゴロ雪下…
晴れると信じ込んでる文化の日である。 カレーライスとライスカレー一緒なのか別物なのか? 大した問題ではないだろう私のイメージは真ん中にご飯があってその上からま…
昭和53年の4月佐渡島の高校を卒業し東中野の結婚式場で新社会人の料理人として仕事を始めた。 いきなり春の結婚式シーズン2週間のオリエンの後各席セクションに振り…
昭和42年だから私はピカピカの一年生だったと思う。 古い家は母屋と納屋そして牛の小屋鶏小屋そして便所真ん中にはカロ(中庭)があった。 納屋と牛の小屋の間は通り…
昭和の頃には佐渡島の舟小屋には少なからず何個かガラス製の浮き玉(ビン玉)が転がっていたと記憶している。 ロープで網目のように編んで結ばれて床や舟の上に置いてあ…
昭和40年頃。私はといえば小学生。悪ガキ全開の頃である。ムラの沢庵用に干してある大根を木刀の切れ味の試し切りしてこっぴどく叱られるなど悪さのし放題。 その…
村のはずれに小さな小さな小川がある。 二畳ほどのところに芹が自生している。たぶん田圃にも田芹があった気がする。 芹の仲間には毒ゼリというのがあり意識障害などを…
父からの電話。当時の電話はプッシュではないダイヤルを回す真っ黒なタイプ。何やら持ってくるらしい。 2月の極寒の頃であった。夕食も済ませてコタツの四隅に悪ガキ三…
すっかり寒くなった。 こうなると料理屋の献立には魚に寒という文字がつけられる。 寒の鰤寒の鯖寒の鮃寒の鯔(ボラ)寒の鱈などなど何となく脂がのって旨そうに見える…
佐渡島の方言いや海府独特の言い回しなのか今では使わないかもしれないちゃらくらげいな!たぶん漢字で書くとお茶羅家ということになろういい加減ふざけた嘘っぽいなど比…
2024年4月2日に佐渡島に戻ることにしました。 64歳であちこちガタが来てますが気はまだまだ若いつもり。 北端の村で海はもちろん山野を歩きながら何か珍しいも…