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読樹庵 https://yuukimasiro.hatenablog.com/

ブログ開設二年目の、主にラノベの感想を日々綴るブログです。興味がありましたら、是非どうぞ。

真白優樹
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2021/01/02

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  • 読書感想:俺だけデイリーミッションがあるダンジョン生活2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺だけデイリーミッションがあるダンジョン生活 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品の登場人物は誰もがファンキーな一面を持っている、というのは語ったと思うが。今巻においてもその一面は変わらない。それどころか、英雄の周り、他の家族達も曲者揃い、というのが分かるのが今巻なのである。

  • 読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう5

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今巻の表紙からお察しされている読者様もおられるかもしれないが、この作品は今巻で完結である。ずっと読み続けてきた身としては、少し寂しいものがある。しかしこの打ち切り溢れる昨今のラノベ界で、五巻も続けてこられたのは、正に誇るべき事なのだろう。

  • 読書感想:午後4時。透明、ときどき声優2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:午後4時。透明、ときどき声優1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、良菜と紫苑、全く違う人生を歩んできて、けれど声がよく似ている二人。前巻で紫苑により良菜は声優の世界に本格的に引き込まれた訳であるが、画面の前の読者の皆様もそろそろお察しであろう。そもそも、入れ替わりなんてずっとうまくいく訳がないのだ、という事を。既にバラしてしまえば、声優としての人生に傷がつくことは明白。それでも、彼女達は選ばなければいけないのだ、どうするのか、という事を。

  • 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。3 - 読樹庵 (hatenablog.com) 生き抜く事、勝ち抜く事。それは傷を負う事、傷ついていく事。と、いうのは幽鬼の師匠である白士の肉体改造ぶりを見ていれば皆様もご存じであろう。 その後を継ぎ、師匠の願いを叶えんとする幽鬼も、生き抜くたびに傷ついていく。その傷は、身体に溜まっていく。それ即ち。生き抜くにつれて生き抜くのは、難しくなっていく、という事なのだ。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫編。

    こんばんは。そろそろ八月が終わると言う事に、何だか時間の流れの速さを実感している真白優樹です。さて本日はそろそろ発売される新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話していきたいと思います。 読書雑記:九月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・俺がどんな選択をしようが、SS級美少女たちが全力で注目してくる ・著:春日部タケル先生 絵:塩かずのこ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しました作品で…

  • 読書感想:放課後の迷宮冒険者3 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:放課後の迷宮冒険者2 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、異世界と現代日本をのんびりと行き来して、自由気ままに冒険に励む我らが主人公、晶。彼が変人である、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろうか。そんな彼は基本的にソロで行動するが、時に誰かと組んで行動する事もある。と、いうのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。それもまた、彼の人徳と言うか魅力であるのかもしれない。

  • 読書感想:俺と妹の血、つながってませんでした2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺と妹の血、つながってませんでした - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、知ってしまったのならば、知らなかった、事には戻れない。一度生まれてしまったものはそう簡単には死なない。それは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。 前巻、光雪の知らぬ所で久留里が知ってしまった、自分と兄には血のつながりがないと言う事実。自分の叶わぬ筈だった思いの大義名分が取り払われた事で、いよいよ思いが動き出していくのが今巻なのである。

  • 読書雑記:九月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。八月が終わりそうですが、最近少しは涼しくなる気配がしている気がしている真白優樹です。さて本日は来月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・俺がどんな選択をしようが、SS級美少女たちが全力で注目してくる ・著:春日部タケル先生 絵:塩かずのこ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔してくる」シリーズで有名な春日部タケル先…

  • 読書感想:生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様はとある漫画に登場するスキル、「愚行権」なるものをご存じであろうか。簡単に言ってしまえばご都合主義、主人公補正への拒否権という一見してしまえば訳が分からんスキルである。と、いうのはともかく。 ラノベのような青春、というのは基本的にはない、のは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。桜と共に転校生が現れたりなんて、雪とネオンに彩られた街中で恋人と寄り添う、なんて基本的にはない。 起きないのである。

  • 読書感想:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば、勇を取り巻く三人の元クソガキヒロイン、未夜、眞昼、朝華の三人が集い、彼を巡るラブコメが本格的に始まった、というのはご存じであろう。しかし改めて状況を整理してみると、このラブコメ、意外とバランスがいいのかもしれない。そもそも未夜と眞昼と勇は生活リズムが違う為、中々時間が合わせられず。思いの重さ的にメインヒロイン一直線に見える朝華は県外、というデバフがあり。勇だけがある程度自由に行動が出来る、という面から考えて、割とバランス…

  • 読書感想:世話焼きキナコの××管理

    さて、とみに一人暮らしというものは中々色々な事に金がかかるものであり、一人暮らしに関する様々な生活上の豆知識、というものがあるのもご存じの方も多いであろう。そんな知識を知っていれば、少しだけ生活で節約できた里、生活が豊かになったり、という事もあるであろう。といった感じの、生活、そしてそれ以上の豆知識に溢れているのがこの作品なのである。

  • 読書感想:ブラックガンズ・マフィアガール

    さて、VRと書いてヴァーチャル・リアリティと読むのは画面の前の読者の皆様はご存じであろう。ではVR、ひいては電脳世界と聞いて、皆様はどんな作品をイメージされるであろうか。SAOという読者様が主流であるかもしれないし、もしかしたらロックマンEXEのような懐かしい作品をあげられる読者様もおられるかもしれない。しかしどちらにせよ、電脳世界、我々の現実世界とは違う魍一つの世界は古来から物語の題材となり。人々を魅了してきたのは確かである。

  • 読書感想:俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ

    さて、画面の前の読者の皆様は「ダンジョン」という単語を聞いて、どんな場所を連想されるであろうか。例えば魔王城のような、強力な魔物が次々と現れる場所であったり、迷宮のような罠も宝物も潜んでいる、迷わしてくる場所であろうか。はたまた現実世界のダンジョンと言われる、とある電車の駅であろうか。その答えは、皆様の答えにお任せするとして。 ラノベの世界においては、ダンジョンと言うものは時に現実世界にも表れる、というのは皆様もご存じであろう。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

    こんばんは。最近、どうも寝つきが悪い真白優樹です。原因は何なのか、模索していきたいですね。さて本日は、あさって発売予定の三レーベル分の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・ブラックガンズ・マフィアガール ・著:扇友太先生 絵:tatsuki先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しました作品です。果たして電脳世界で、住む世界が違う…

  • 読書感想:都合のいい地雷系彼女とカラダだけの関係を

    さて、最近ラブコメの世界においては時路委ではあるが地雷系、と呼ばれるヒロイン像を見かける気がするが、こういったタイプのヒロインが今は傍流ではあるが、一つの流れを作り始めているのは最近からであろうか。そんな話はともかく、画面の前の読者の皆様は「地雷系」と呼ばれるファッションに身を包んでいる女性を見かけられた事はあるであろうか。 私は正直、ファッションには疎いのでそのような服装の判別があまりつかない訳であるが、独断と偏見で言わせてもらうと、やはり都会のような場所にこそいるのであろうか。

  • 読書感想:スパイ≒アカデミー 真実を惑わす琥珀

    さて、この作品のタイトルを見て、画面の前の読者の皆様は身も蓋もない事を言わせてもらうと、こう思われた読者様もおられるのではないだろうか。 ファンタジア文庫のスパイもの、と言えば既にアニメ化もされているスパイ教室が存在しているではないか、と。しかし安心して欲しい、十分に差別化は出来ているので。ではこの作品は何を軸に描いていくのか。それは、師匠と弟子の絆、そして弟子の愛である。

  • 読書感想:バスタブで暮らす

    さて、過去には「四畳半神話大系」なるアニメが一部で人気を博していた訳であるが、実際の所、人間が住むのに必要な最低限の広さというものはどのくらいで、日本最小の物件、とはどれくらいのものなのだろうか? というのはともかく、最近引きこもりの中高年というものが増えているらしいが、それが社会問題になるというのは、世の中的にどうなのであろうか。

  • 読書感想:クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、約一年と少し前に刊行された前巻の最後、主人公の卓也とヒロインの紫音は無事に付き合いだしたわけであるが。付き合いだして、それだけでうまく何もかも進んでいくのか、と言われるとそういう訳ではないのだ。 確かに恋人同士にはなった、だけど恋人同士になった所で終わっていないのなら、物語は未だ続くのである。

  • 読書感想:獄門撫子此処ニ在リ

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は、陰陽師と聞いてどのキャラを思い浮かべられるであろうか。怪異、関係であれば該当するキャラはまぁまぁいるかもしれないが、陰陽師まで深堀していくと、中々いないかもしれない。では陰陽師、と言えばどんなイメージを連想されるであろうか。 やはり怪異とぶつかり合って、祓う、というイメージが多いのかもしれない。

  • 読書感想:師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で異世界版「かたかわ」とも呼べる、王道無比なるファンタジーである今作品は始まった訳であるが。ファンタジー世界の一種の常套句とも言う一夫多妻制はこの作品の世界には珍しく存在していないので、最後には誰かを選ばねばならぬ。というのはともかく。今巻ではラブコメも勿論であるが、ファンタジー方面に方向を広げていく。前巻で登場した「終焉教団」、その魔の手が意外と根深く伸びている、というのが分かるのが今巻である。

  • 読書感想:堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲

    さて、音楽のジャンルとしてヴィジュアル系というのが存在するわけであるが、画面の前の読者の皆様の中にもそういうバンドが好き、という読者様もおられるだろうか。そういったバンドは、それぞれの世界観の設定があり、それを演じ、それを遵守している訳であるが。やはりヴィジュアル系、というのはそういった世界観、こそが魅力となるのであろうか。

  • 読書感想:さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々

    さて、「復讐するは我にあり」、と言う言葉がある。「目には目を歯には歯を」、という文言で復讐を許容していた法律もある。しかし現在の日本では、復讐は犯罪行為となる。よって復讐したい相手がいたとしても、基本的には出来ないものである。ではそれでも復讐しよう、とする者はどんな者なのだろうか。それの一つの例として、「無敵の人」、最早何も失うものがない人、というパターンがあるのかもしれない。

  • 読書感想:ドスケベ催眠術師の子

    さて、催眠術と言えばエロというカテゴリにおいて一つのジャンルとして確立しており、一定数のファンがいる訳であるが。画面の前の読者の皆様は、催眠術というものにどんな印象を抱かれているであろうか? ドスケベ、というエロ要素は抜きにしても、他人の身体の自由を奪う、他人を思い通りに動かす、という術であるという印象を抱かれている読者様も多いのではないだろうか。

  • 読書感想:マッチングアプリで元恋人と再会した。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:マッチングアプリで元恋人と再会した。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で翔と光、心の間の三角関係は本格的に動き出したわけであるが、この関係は停滞するのだろうか、と言われると停滞と言うのは、起きると画面の前の読者の皆様は思われるであろうか? 否、そんな事はない。翔の周りの人達がその停滞を許す訳もないし、翔の心もまた、選ばなければいけない、という思いに駆られていく。ならば、止まる事は許されない。進み続けるしかないのである。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

    こんばんは。久しぶりの仕事で筋肉痛、真白優樹です。さて本日は今週土曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しますので、宜しければご覧ください。 ・俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ ・著:モノクロ先生 絵:あゆま紗由先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の書籍化作品となります。果たして最強の力に…

  • 読書感想:S級冒険者が歩む道 ~パーティーを追放された少年は真の能力『武器マスター』に覚醒し、やがて世界最強へ至る~

    さて、昨今追放ものは異世界モノの主流の一つと化している訳であるが、追放ものの王道の展開と言えば、追放された主人公側は成り上がり、追放した悪役側は落ちぶれる、という展開が多いであろう。無論、ある程度時間を置いて主人公側と悪役側が仲直りする、という展開もないわけではないが。だがしかし、別に追放された側と追放した側が頻繁に顔を合わせる、という事もない事はないだろう。 追放が理不尽なものではなく、ある程度の理由があれば。お互い見つめ直す事も出来るであろう。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。&GCN文庫編。

    こんばんは。明日からお仕事、真白優樹です。さて本日は今週金曜日発売予定の2レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・獄門撫子此処ニ在リ ・著:伏見七尾先生 絵:おしおしお先生 それではまずは最初の作品です、こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しました、第17回小学館ライトノベル大賞で大賞を受賞した作品となります。果たして、本格的な伝奇ファンタジーを思わせて…

  • 読書感想:アストラル・オンライン3 魔王の呪いで最強美少女になったオレ、最弱職だがチートスキルで超成長して無双する

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:アストラル・オンライン2 魔王の呪いで最強美少女になったオレ、最弱職だがチートスキルで超成長して無双する - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻謎の鎧騎士にキーアイテムを奪われてしまい、暴食の災厄攻略に黄色信号が灯った予感がする訳であるが。それでも、負ける訳にはいかない。と、いう訳で第一章、風の章の完結巻、暴食の災厄との決着となるのが今巻なのだ。

  • 読書感想:銃弾魔王子の異世界攻略 ―魔王軍なのに現代兵器を召喚して圧倒的に戦ってもいいですか―2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:銃弾魔王子の異世界攻略 ―魔王軍なのに現代兵器を召喚して圧倒的に戦ってもいいですか― - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で銃器を扱う力に目覚め、更には原始の魔人、という種族にまで目覚めたこの作品の主人公、ラウルであるが。尊敬する父親を殺し、領土を蹂躙した憎き敵への復讐譚が今巻から始まる訳であるが、果たしてすぐに復讐が始まるか、と言われればそんな事はない。ラウルはまだ子供、未熟に目覚めたばかり。故に一先ず、臥薪嘗胆の期間が必要なのだ。

  • 読書感想:Fランク召喚士、ペット扱いで可愛がっていた召喚獣がバハムートに成長したので冒険を辞めて最強の竜騎士になる2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:Fランク召喚士、ペット扱いで可愛がっていた召喚獣がバハムートに成長したので冒険を辞めて最強の竜騎士になる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で相棒であるトカゲのキュックがドラゴンである、というのが判明し山賊の軍団だったりオーガへと変わったロックを召喚獣として仲間に加えたジェイであるが。前巻まで読まれている読者様であればこの作品の方向性はもう把握されているであろう。この作品は、言わばそれぞれの章ごとに一つの依頼をこなす形式であり、その章ごとに登場人物が違う、という事を。

  • 読書感想:クリムヒルトとブリュンヒルド

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:竜の姫ブリュンヒルド - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、竜へ献身的な愛を抱いたブリュンヒルドは孤独な旅へと旅立ち、悪へと変わった竜を己の手で討ち滅ぼしたブリュンヒルドは、王国の発展に努めた訳であるが。今巻では何を描くのか、という事であるが。それは「悪にならざるを得なかった正義」。 前巻の歴史から百年後、王国史から消された暗愚の女王、クリムヒルト(表紙左)。民達から謗られ罵られ、それでも自分なりに精一杯に駆け抜けた彼女の、多くの人の目には残らぬ閃光のような記録である。

  • 読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。コミケの委託同人誌を買いに行ったり、筋トレをしていたりしたら気が付けば夏季休暇が半分終わっていました、真白優樹です。さて本日は八月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に注目している作品についてお話したいと思います。 読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 ガガガ文庫編 ・獄門撫子此処ニ在リ ・著:伏見七尾先生 絵:おしおしお先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは第17回小学館ライトノベル大賞で栄えある大賞を受賞された作品となります。細音啓先生や三河ごーすと先生が大…

  • 読書感想:転生王女と天才令嬢の魔法革命7

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生王女と天才令嬢の魔法革命6 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でアニスがドラゴンの力を完全に取り込んだ事で、人でありながらドラゴンでもある、という存在へと変わり。ユフィに寿命で置いて行かれる、という問題に関しては解決を迎えた訳であるが。例え永遠の命を得たとしても、永久に統治の座についてはいけないし、魔学のトップにいつまでもいるわけにはいかない。その行いは必ず組織にとっての毒となり、いずれ取り返しのつかぬ事態を引き起こすのだから。

  • 読書感想:竜王に拾われて魔法を極めた少年、追放を言い渡した家族の前でうっかり無双してしまう2 ~兄上たちが僕の仲間を攻撃するなら、徹底的にやり返します~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:竜王に拾われて魔法を極めた少年、追放を言い渡した家族の前でうっかり無双してしまう ~兄上たちが僕の仲間を攻撃するなら、徹底的にやり返します~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、聖竜王と敵対する冥竜王たるアルティナの保護下にあるカルは、現状どう考えても、注目されないわけがない。それは敵からも、味方からもである。 そして今、彼はアルスターと言う新たな名前を得、男爵位と領地として無人島を授かった訳であるが。一国一城の主となったからこそ、彼は貴族としての責務を背負う、という事に他ならぬ。

  • 読書感想:ユア・フォルマ VI 電索官エチカと破滅の盟約

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ユア・フォルマ V 電索官エチカと閉ざされた研究都市 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、先日この作品のアニメ化が発表されたのは記憶に新しいが、果たしてこの作品、どこまでどうアニメ化するのだろうか? 事件として一つ一つが独立している訳ではなく、全てが結果的に一つに繋がっているので、中途半端なクールでは途中で途切れてしまうと思うのだが。 という訳で、画面の前の読者の皆様は何となくお察しであろう。今までエチカとハロルドが捜査してきた数々の事件、それは糸を引く黒幕の手により、一繋がりになっている、という事は。 その糸を引く相手、通称を「同盟」。その同盟の…

  • 読書感想:家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです7

    さて、前巻で聖剣を入手し、ゴールデンドラゴンの子供を見事救出してみせたジーク、ことノアであるが。画面の前の読者の皆様もお気づきであろう、過干渉はまぁ何とか終わったけれど、ライザが傍に居る以上修業はいつでも続いている、という事を。そして姉達の庇護、という名の隠ぺいを本格的に抜けた事で、前巻にも増してノアが注目を集めていくのが今巻なのである。

  • 読書感想:勇者症候群2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:勇者症候群 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、人に仇為す「勇者」、戦いに関われるのはニ十歳になるまでの子供まで、という割と救いようのないこの世界で、前巻でカグヤにより「勇者」を救う、という新たな道が開けた訳であるが、それで彼等を取り巻く状況が少しでも好転する、かと言えばそうでもなく。あくまで新たな道が開けた、だけである。そこを簡単に進んでいけるか、と言われればそうではない。

  • 読書感想:敵のおっぱいなら幾らでも揉めることに気づいた件について2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:敵のおっぱいなら幾らでも揉めることに気づいた件について - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、能力の反動、というだけではないだろう思春期の情動に突き動かされ、敵相手にセクハラを働く、というヒーローとしては絶対に褒められる行いではないだろう行いに走る主人公、晴彦であるが。しかし同時に彼は、エロが前面に立つも、それでもヴィランをまずヴィランとしてみない稀有な人材であるのは間違いない。故に彼の存在がこの作品をコメディに押しとどめている、といってもいいかもしれない。

  • 読書雑記:七月読了作品の中から、個人的お勧め作品のお話。

    こんばんは。街に繰り出して、コミケ前のメロブを下見していたりしたら休暇一日目が終わってしまいました、真白優樹です。さて今回は、七月読了作品の中からお勧め作品を何作品か紹介したいと思います。 読書感想:追加戦士になりたくない黒騎士くん - 読樹庵 (hatenablog.com) それではまず最初の作品はこちら。 変身ヒーロー、という中々見ないジャンルの中で追加戦士になりたいダークヒーローな少年が、戦隊少女達から構われたりしながら地球を守るために戦うこの作品。笑えて燃えられる作品が好きな読者様は是非。 読書感想:やがてラブコメに至る暗殺者 - 読樹庵 (hatenablog.com) 二作品目は…

  • 読書感想:命短し恋せよ男女2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:命短し恋せよ男女 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で好位置と龍之介の献身により、ほのかと美澄も含めて四人の余命、という枷はとりあえず解けた訳であるが。画面の前の読者の皆様は、再発、の可能性を危惧されていたりするであろうか。その答えは先に言ってしまうと、今巻では語られない。穿った見方をしてしまうと、希望に満ち溢れている段階で仕掛けてくる、と危惧してしまうかもしれないが、とりあえず今巻では、そんな事は無い。 では今巻では何を描いていくのか。

  • 読書感想:透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

    さて、打ち上げ花火下から見るか、横から見るか、という話題はともかく。 画面の前の読者の皆様は、打ち上げ花火というものを最後に見上げられたのはいつであろうか。最近は新型コロナによる制限も終わり、徐々に観客も解禁されている訳であるが。是非に一度は、視界一杯に収まりきらぬ程に広がる花火、というのを見てみると良いかもしれない。きっと心が洗われる、という感覚が分かる筈なので。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介のお話。電撃文庫編。

    こんばんは。ボーナスが入りましたが職場がちょっとお仕事が無かった為、ちょっと低かった真白優樹です。さて本日は明日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・男女の友情は成立する? (いや、しないっ‼) Flag7. でも、恋人なんだからアタシのことが1番だよね? ・著:七菜なな先生 絵:Parum先生 それではまず最初の作品はこちら。日葵が「you」脱退を決める中、聖夜がやってくる今巻。果たして恋人が最初に来ないからこそのこの二人の関係は聖夜にどうなってしまうのか。期待したいですね。 ・ユア・フォルマⅥ 電索官エチカと破滅の盟約 ・著:菊石 ま…

  • 読書感想:なーんにもできないギャルが唯一できるコト2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:なーんにもできないギャルが唯一できるコト - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でギャルであり義妹であり、神絵師である涼風との関係が始まり、後に「宝くじ」が当たったようなもの、と語る主人公の新太であるが。その本当の意味とは、どういう事なのか。それが今巻で明かされるのか、と聞かれて鈴木大輔先生の作品に詳しい読者様であれば、最近はそうでもない、と答えられるであろう。 頁数を細かく、その中にぎゅぎゅっと詰め込み、そしてストーリーはじっくりと。それが最近の鈴木大輔先生の十八番の展開である。

  • 読書感想:女友達は頼めば意外とヤらせてくれる2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:女友達は頼めば意外とヤらせてくれる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で「エッチ遊び」により繋がった「女友達ハーレム」、という今の世の常識なのか、と古株のオタクは首を傾げてしまいそうな状況から始まった、寿也と葉月、瑠伽の三人での関係であるが。 帯にもある通り、この作品は発売後即重版したらしい。と、いう事はそれだけこの作品は人気という事なのであろう。 ではいい意味で頭が悪いこの作品は、今巻ではどんな方向に転がっていくのだろうか。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。GA文庫編。

    こんばんは。そろそろコミケの季節も近づいてきていますが、台風は大丈夫なのでしょうか。真白優樹です。さて本日は明日発売予定のGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ・透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 ・著:志馬なにがし先生 絵:raemz先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した、第15回GA文庫大賞で大賞を受賞された作品で…

  • 読書感想:もしも明日、この世界が終わるとしたら2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:もしも明日、この世界が終わるとしたら - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で終わりかけた世界はどのみちこのままでは一年後に終わる事が告げられ、その中で空はユーリも、そして世界も救うと言う事を決意したわけであるが。そも、前巻で仄めかされていた空の前世、「英雄」の世界への憎悪。ここに謎を感じておられた読者様もおられるのではないだろうか。世界を救ったはずの英雄は、何故世界を憎悪していたのか。世界の滅びに英雄もまた、関わっていると言うのなら。何故そんな事になっているのだろうか。

  • 読書感想:喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で瑠璃菜の恋敵として涼音が名乗りを上げ、律の心の中のスキ間も仄めかされた訳であるが、画面の前の読者の皆様は一人、まだヒロインとなり得る存在がいるのをお忘れではないだろうか。そのヒロインも舞台に上がらねば、結局のところ彼等の青春は本格的には始まらない。ならば、その残った最後の一人を舞台に上げずしてどうするのか。

  • 読書感想:聖剣学院の魔剣使い13

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:聖剣学院の魔剣使い12 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻から続く正念場、いよいよそれぞれの場所での激突が始まる訳であるが、画面の前の読者の皆様もそろそろお察しであろう。女神こと、ロゼリアに関する事柄もだいぶ進行しているという事を。目覚めが近づいているであろう中、その存在も戦いの行方に絡んでいくのが今巻なのである。

  • 読書感想:暗殺者は黄昏に笑う3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:暗殺者は黄昏に笑う2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一年と二カ月ぶりとなる今作品は、今巻で一つの節目、一先ずの完結を迎える訳であり、今までで一番明るい表紙、ミルの顔が一番笑顔である訳であるが。では今巻では何が起きていくのだろうか。

  • 読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻できちんと婚約者として、新たに恋人として歩き出した雄也と葵の二人であるが。お互いを想い合い、真っ直ぐに恋を深めていくこの二人に、何か波乱は巻き起こるのだろうか。もし起きるなら、何が起きるのだろうか。

  • 読書感想:異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか?

    刑事コロンボ、刑事七人、相棒。この三つのドラマに於ける共通点はお分かりかと思うが、刑事、という事である。ドラマでは時に犯人と格闘したり、犯人に拳銃を向けたり、犯人に説教して追い詰めたりする事もあるが。実際、刑事の仕事というのはチームで行うものであり、足を使って捜査する、というのが基本のようなので。

  • 読書感想:恋愛相談役の親友♀に、告白されたことを伝えたら

    さて、ラブコメにおいて蚊帳の外、となるヒロインとはどんなタイプなのであろうか。例えば幼馴染と親友が恋のさや当てを繰り広げる作品であったとしたら、幼馴染も親友も、蚊帳の外にはならないであろう。だがもし、「相談役」のような立場のキャラがいたとしたら。 そのキャラは、相談役として信用されるが故に、恋心を抱かれぬのかもしれない。

  • 読書感想:山本君の青春リベンジ!

    さて、リベンジとはその意味を改めて解説するまでもないであろう。そしてリベンジ、というのは時に青春という枕詞に付随して使われる事がある。青春をリベンジ、するというのは見返したり、やり直したりする、という事である。ではそのような事を望む、というのはどういう場合か。それは青春というものに未練、後悔があったりする場合が多い。

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