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  • アマゾンCEO交代と特許

    AmazonのCEO候補は三名だったと聞いていますが知財情報からそれが見抜けるのか特許情報から見ていきます。って書きながら無理に決まってるやんと、自分にツッコミです。発明家=経営者ならずですよね。 CEO争いは今年初めには決着がついていたようで2021年初めにジェフ・ウィルケ氏が退職しています。発表自体は昨年8月だったので、けりがついたのはもっと前かもしれません。 何か知見が無いかと知財情報をみていきます。新CEOのJassyさんを特許で検索すると14件が発明者として載っていました。AWSのトップなので多いかと期待。しかし後ろで書くように分割だらけで件数は少なめです。 A

  • ゲーム周辺のビジネスモデル

    Google Stadiaの開発チームを解散するとアルファベットは2月3日に発表しました。グーグルはクラウドベースのゲーム開発からは撤退するそうです。 パソコンプラットホームのSteamに勝つため一足先にクラウドかぁ?やっぱり早いし資金力にものをいわせて凄い!って期待していたのに残念です。 そういえばゲーム業界はどうなの? まずゲームに詳しく無い人のためにゲーム業界の現状分析を先に見せておきます。階層毎に参加者が異なります。 GAFAが参入しようとしているのは一番上のクラウドにシステムを置いてストリーミングでゲームを送るゲームのプラットホームです。 上の階層 プラッ

  • 最新IPRのやり方をトップ事務所&Square, Inc.の昨日から

    頻繁にPTAB の規則が変わり、判断基準も未だに定まっていないように感じるアメリカの無効主張。 USで行う無効主張の代名詞IPRの現在ランキング2位の弁護士事務所の手続きを見ていきます‼️ その前に最近のIPRの動向を最高裁判決から見ていきます。年数件しか知財の判例は出ないのに珍しいことに複数有ります。 1. SAS Institute最高裁判決 35 USC 318(a)は、PTABがすべてのクレームの特許性に関する最終判断を下すことを明記しているとしました。CAFCにおける判決を覆し、PTABがどのクレームに対してIPRを開始するか、そのような判断を許す裁量権は、法律で認

  • スーパーセルのグリー特許無効訴訟IPR

    ライフワークになりそうなぐらいUS訴訟が立て続けにあるゲームのGREEとSupercellの争いですが、今回は訴訟の前にIPRという無効審判を3件したスーパーセルの動きを見ていきます。 グリー(Gree,Inc,.)が クラクラ(Clash of Clans)やクラロワ( Clash Royale )で有名な Supercellを訴えてました。 反訴の中でのSupercell側の言い分によると2016年9月にグリーを代理するUS大手法律事務所からお手紙がスーパーセルに来たのが発端のようです。 付属書類を見たところグリー保有の15グループの日本特許に対し、「 Clash Roya

  • iCarとテスラ

    アップルのEV参入が再び噂になっています。 iPhone を持ったカーならぬiCar遂に本命の登場ですかね。アップルが開発しているのは、下の車のエクステリア特許からも本当のようですが、本気度は今回も不明です。 ちなみにアップルは研究開発費に1.6~8兆円を年間かけています。全てが純粋な研究開発費では無いので、またiPhone やMacintosh、半導体まで作っているのでどこまでEV車の開発にかけているかは不明です。 さて、前回旗色を決めたので、再び水素燃料電池をけなします。 最近、第19回 水素・燃料電池戦略協議会(書面審議)(METI/経済産業省)が開催されました。

  • iPhone によるパラダイムシフト

    世の中の概念が一変する事象 パラダイムシフトが分かる図が見たいというのを見て 考えたところ、最も分かりやすいと思ったのが iPhoneの例です。 その昔Windows95の前後で大前研一氏は ビフォーWindows、アフターWindowsと言っていましたが、iPhoneも同じように、いやそれ以上にパラダイムシフトだと言えると思います。Windowsもパソコンが文字通り個人の所有に変わった、弁理士の仕事を大きく損ねた技術革新ですけどね。 <iPhone以前> iPhone 迄に私たちの持つ携帯はガラケーまで進化していました。計算機能は出来るし、画面の上に今の時刻は表示される

  • 2030年の都市人口予測と特許分析

    これからどの国に投資をするべきか、将来10年単位で考えてみます。 昨日の2016年の都市人口分布に対して、その同じ資料で2030年の都市人口の推定が載っていました。これとPCTの特許で作ります。 一般的に人口予測は精度が高い事が知られています。一人一人の出生や引っ越しなどがランキングの急激な変化には必要だからです。こんなイベントにより人口自体の大幅な流入や放出することは余り無さそうなので一夜にしてトップは有りえません。天変地異が無い限りこの数値の尤度は高いと言えると思います。今回のコロナ禍でも東京脱出の人はそれほど多くなかったそうですし。また中国の国家プロジェクトで生まれた人工都

  • 都市スケールに特許は比例する?

    昨年末に出版されたジェフリーウェスト著スケール(早川書房)訳 山形浩生と言う本では 一生の心拍数の数はねずみも人もクジラも同じ、スケールが大きくなるほど効率的になるという結論でした。 中で引っ掛かりが有ったのが図3。特許の出願件数もほぼ同等に都市の人口に応じ効率的に発明され直線近似になるとありました。 図3 都市別特許数をその人口に対して示した。p12 ※5 図表には著作権があるので口頭になりますが、 見事、メトロポリタンの都市人口が増えるに連れて特許の数も増える直線近似出来ましたというのを見て想定とは異なりびっくりしました。 本末の注釈を見るとリサーチ ポリシー2007

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