chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
鑑三翁に学ぶ[死への準備教育] https://blog.goo.ne.jp/tsuguchan4497

内村鑑三翁の妻や娘の喪失体験に基づく「生と死の思想」の深化を「死への準備教育」の一環として探究してみたい。

tsuguchan
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/12/12

arrow_drop_down
  • [Ⅺ 333] ヨブ記巡禮 ; 今を生きるヨブ (2) / 異 邦

    私は「ヨブ記」を〈第1章〉から順を追って巡禮の旅に出ることにします。鑑三翁も基本は同様です。精神医学者のユング翁は全く異質にソフィア論(キリスト論/聖母マリア論)を軸としたダイナミックな展開をしていますが。〈第1章〉は書き出しから少し引用します。ヨブという人間の人となりが記されています。【ウヅの地にヨブという名の人がおりました。そのひととなりは完全でかつ正しい生活をし、神を畏怖して日々祈りをかかさず悪には縁のない生活をしていました。彼の家族には妻と男の子七人と女の子三人がおりました。飼っている家畜は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき(千頭)、雌ろばは五百頭で、召使も非常に多く、この人はこの地域東方の人々の中でも豊かで有力者でもありました。】(1:1-3)ウヅという地はどこにあったのか。辞典によれば、パレ...[Ⅺ333]ヨブ記巡禮;今を生きるヨブ(2)/異邦

  • [Ⅺ 332] ヨブ記巡禮 ; 今を生きるヨブ (1) / 巡 禮

    内村鑑三翁は『ヨブ記講演』(岩波文庫収録2014)を刊行しています。私は鑑三翁のこの本を縁(よすが)として旧約聖書「ヨブ記」への旅に出かけてみたいと考えてきました。長い間の私の念願でした。「ヨブ記に挑戦するなぞ身の程をわきまえなさい」と聖書学者や牧会の指導者の人たちから叱正されるか嘲笑されるのを覚悟しながら、この度この”無謀で困難な”試みに踏み出したいと考えました。私がこの連載題を「ヨブ記巡禮」としたのは、そもそも「巡禮」という言葉自体には教会や寺院を巡るといった意味はなく、世情や日常的空間から離脱して非日常空間/聖なる空間に入って聖なるものに接近/接触し、その後再びもとの世情や日常空間に帰る行為を意味しています(※「巡禮」:〈ラテン語peregrinus〉〈英語pilgrim〉の元々の意味は共同体や権力...[Ⅺ332]ヨブ記巡禮;今を生きるヨブ(1)/巡禮

  • [Ⅹ 331] 世は進歩しつつあるか‥(9) / この世はこのままでよい

    高校時代英語の授業でO.Henryの”TheLastLeaf”を読んだ。その時の英語教師は平田邦夫先生、先生の専攻は比較文学でその後大学で教鞭をとられた。平田先生はO.Henryの研究者でもありこの作品にも思い入れがあったようでこの授業は熱のこもったものだった。私はこの授業を契機にO.Henryの短編小説を妙に好きになった。だがO.Henryの作品集は私の手元に今はない。そこで実験としてかのAI(Copilot)を使って”TheLastLeaf”(最後の一葉)を600字で要約してください‥と頼んでみた。成績優秀の優等生の作ったようなよくできた要約文が返ってきた。だが無味で凸凹もなく強調点もなく味わいは薄い。「AIは人間を超えて行く」を前々回に書いたが、様々の意味であらためてそう思う。私はこれを読んで急に怠...[Ⅹ331]世は進歩しつつあるか‥(9)/この世はこのままでよい

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、tsuguchanさんをフォローしませんか?

ハンドル名
tsuguchanさん
ブログタイトル
鑑三翁に学ぶ[死への準備教育]
フォロー
鑑三翁に学ぶ[死への準備教育]

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用