[Ⅺ 333] ヨブ記巡禮 ; 今を生きるヨブ (2) / 異 邦
私は「ヨブ記」を〈第1章〉から順を追って巡禮の旅に出ることにします。鑑三翁も基本は同様です。精神医学者のユング翁は全く異質にソフィア論(キリスト論/聖母マリア論)を軸としたダイナミックな展開をしていますが。〈第1章〉は書き出しから少し引用します。ヨブという人間の人となりが記されています。【ウヅの地にヨブという名の人がおりました。そのひととなりは完全でかつ正しい生活をし、神を畏怖して日々祈りをかかさず悪には縁のない生活をしていました。彼の家族には妻と男の子七人と女の子三人がおりました。飼っている家畜は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき(千頭)、雌ろばは五百頭で、召使も非常に多く、この人はこの地域東方の人々の中でも豊かで有力者でもありました。】(1:1-3)ウヅという地はどこにあったのか。辞典によれば、パレ...[Ⅺ333]ヨブ記巡禮;今を生きるヨブ(2)/異邦
2025/02/27 20:19