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ある整形外科医のつぶやき hirochinn.work

整形外科外来と患者さんとの壁を取り除くためのブログです。 整形外科医として30年以上の経験をもとにできるだけわかり易くお伝えします。どうかよろしくお願いいたします。

ひろくん
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2020/11/22

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  • スウェーデンのその後ー日本の参考にー

    今日もまた日記風に書かせてもらおうと思っていましたが、どうもテレビを見てもPCや携帯でニュースを見ても、やっているのはコロナの報道ばっかり。しかも何も政策・対策を打ち出せない政府や自治体のTOPの無能ぶり、その裏では困り果てている国民の姿が伝えられるのみ。 そこで日本の対策の参考になるのは、外国の政策や考え方です。 気になっているのは、スウェーデン。私の中では、「命の選別」を国の政策として実施した国です。しかしあの国独特の事情があってのことと思います。 drhirochinn.work あれ以降どうなっているのでしょう。 10月ごろまで感染者は、それほど増えていませんでしたが、11月から再び急…

  • 療養解除はいつ?

    年末も押し迫ってきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。 私は相変わらずまったりとした時間を過ごしています。(コロナの最前線で働く方々からは、怒られそうですが) 以前の記事で、コロナに関していくつかの疑問がありますと書きましたが、実はもう一つ大きな疑問点がありました。それは「感染者は、いつ療養解除になるのか」ということです。まず最近の感染状況から。 増加の一途ということです。 重症化率は年齢とともに急増していきます。 当たり前ですが、年配者はうつされないように、十分気を付ける必要があります。 現在の日本での退院基準は 6月12日から、以下の基準となっているようです。 過去に色々言われていまし…

  • 医者の生活

    皆さんこの一年、お仕事大変ご苦労様でした。 私はおかげさまで12月28日が仕事納めで、昨日今日とのんびりブログを書いたり、you tubeで音楽を聴いたり、ボケーとしたりして一日を過ごしています。 時々投稿されてくる”読者”の記事を、残らず読ませてもらったりして、いい意味で刺激をもらっています。最近少しずつ分かってきたのですが、コメントやブックマークなどを利用して皆さんとコミュニケーションをとると、このブログサイトでの世界がどんどん広がるような気がします。このブログの世界に足を踏み入れたのは、わずか4か月前ですが、私の中では凄く広大な空間が生まれてきた感があります。 救急科や感染症科、コロナ病…

  • コロナだけではありません。医療は。

    今回は、少しコロナから離れてみようと思い、私の仕事中のエピソードから、はじめての”日記”風に書いてみたいと思います。 私は、大体週に一度、コロナ蔓延地区にある整形外科クリニックで、非常勤の仕事をしています。 つい最近あったことですが、行ったらいきなり縫合処置の患者さんが来て子供だったので傷痕が残らないように丁寧に縫合しました。するとまたすぐに今度は上腕骨の脱臼骨折(骨頭が遠位に骨折し脱転)の患者さんが来院。早めの整復、場合によっては観血的整復を要すると判断し、3~4か所の近くの病院に問い合わたところいつもはすぐ引き受けてくださる所が、整形外科医が不在とか、手術が今年はもうできないとかの理由で丁…

  • ワクチンの有効率95%!?

    今日報道によると、アメリカで新型コロナウイルスに対するワクチンの接種がこれまでに100万回に達したとのことです。現時点で接種の対象者となっているのは、医療従事者と高齢者施設の入居者などで、全米で1700万人以上にのぼるとのことです。 しかも、ファイザー製もモデルナ製も有効率95%ということです。 ワクチンの効果に関しては、感染予防、発症予防、重症化予防に分けて考えた方が適当と考えます。 感染予防とは、接種した人が感染しないことですが、このウイルスの場合発症しない感染者が多数存在しますので、実証はかなり難しいと思います。 そうするとこの有効率は発症予防のことと思われます。 ワクチンを打ったら95…

  • C O V I D -19での医療崩壊の理由は?

    医療崩壊つまりコロナ患者さんだけでなく、通常の疾病の患者さんも受け入れができなくなるという意味ですが、これは今始まったわけではなく以前から延ばせる手術を延期したり、もう少し保存的な治療で様子を見たりと影響は既に出ていました。 緊急で入院或いは手術が必要になるのは何もコロナ患者だけではありません。このまま悪化したらコロナ患者だけでなく、二次的にほかの疾患の死亡者が次々に出てくると思われます。 本格的に医療崩壊となると少なくとも戦後初めての事態で、誰も想像すらできない事態になるでしょう。 報道で聞こえてくる、危機感のない政府やその政府頼みの自治体の首長の対策は、相も変わらず国民への自粛の要請と医療…

  • C o v i d -19 に関するいくつかの疑問

    先般千葉県医師会主催で、県民公開講座が開かれました。時節柄 Web 開催として行われ、お二人の講師が講演されましたが、大変勉強になりました。 以前から持っておりました私の疑問も概ね晴れたように思います。今回は以下の疑問に対して、自分の勉強も兼ねて書かせていただきます。 www.youtube.com 日本の P C R 検査数は少ないか? まず初めに、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)のPCR検査は、ウイルスの遺伝子を増幅して検出しますが、 このPCR検査の感度(感染者が正しく感染ありと判定される率)は約70%。 特異度(非感染者が正しく感染者と判定される率)は99%です。 この感度・…

  • COVID-19 ここまでのまとめ

    皆さん大変お疲れ様です。お仕事にコロナに日々体も気持ちも休む暇がないと思いますが、いかがお過ごしですか。 政治家も役人も我々の命には興味はないようですので、自分の命は自分で守り、他の人への感染にも配慮しましょう。 ここまでわかっていることを、一回確認してみましょう。(少し冷静になるために) 新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織が「10の知識」を発表しました。 ① 11月27日時点で国内で約9万6000人が感染と診断、年代別では20代が最多 ② 6月以降に診断された人のうち、重症化したのは50代以下で0.3%、60代以上で8.5%、死亡はそれぞれ0.06%と5.7% ③ 重症化…

  • c o v i d -19と医療従事者の死

    世界中で新型コロナで医療従事者がたくさんなくなっています。

  • スウェーデンのCOVID-19 について思うこと

    スウェーデンの C O V I D -19 対策が世界の注目を集めています。ほかの欧州諸国のようにロックダウンなど厳しい規制を導入しなかったためです。 そもそもスウェーデンにおける第一例目は、一月下旬武漢より帰国した20代の女性でした。その後スウェーデン国民の二月のスポーツウィーク(学校が一週間の休みになる)中の海外旅行の影響なのか、三月に入り感染が急拡大しました。 スウェーデンでは、エビデンスがないとか憲法で「国民の移動の自由」が保障されているなどの理由で都市閉鎖(ロックダウン)は行われず、ソーシャルデイスタンスを取ることや医療機関での面会禁止、大人数でのイベント禁止、手洗いなど個人の感染防…

  • COVID-19について

    当ブログは、皆さんから見て「整形外科の外来に行くと一体どんな事されるの?」という質問にできるだけ優しく、具体的に答えられるように色々書かせていただいております。 整形外科外来といっても田舎の診療所では、発熱の患者さんもたまに来院されますし、かかりつけの患者さんが院内で突然熱発を訴えられることもあります。 ですから、個人としてはもとより仕事上も C O V I D-19 に関しては当初より強い関心を持ってきました。 現在第三波の勢いがさらに増して医療崩壊が実際に始まっています。 医療崩壊というのは C O V I D -19 の患者さんを診れなくなるだけでなく、他の疾患の患者さんの病院治療もでき…

  • 千葉県 COVID-19 初期診療マニュアル

    今回は、医師会会員に向けて県医師会が発刊した冊子が届きましたので、少し見て頂こうと思います。 本来は医師に向けての発行物ですが、covid-19の診療が、円滑かつ安全に行われるためには、皆さんの情報共有も不可欠と思い、敢えてブログに上げさせていただきます。 web上でも公開されており、皆さん既にご承知の内容かもしれません。 これが所属の県医師会より送られてきました。 https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/documents/manual.pdf まず発熱など自分がコロナ感染を疑った時は ① かぜと、FLUとの鑑別 ② 問診項目と検査適応のフロー ③ トリアー…

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