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  • 九州自然歩道 100日目 九州山地のだいたい快適な山道を宇納間地蔵尊まで歩く 宮崎県東臼杵郡美郷町西郷田代~東臼杵郡美郷町北郷宇納間 2021年5月2日

    2週間ぶりの九州自然歩道トレッキングは宮崎県美郷町からの再開。今回は土曜日の午前中まで仕事が入っていたため、午後の飛行機で宮崎空港まで移動。宮崎空港から日向市駅まではJR日豊本線を利用。日向市から美郷町までは宮崎交通バス。ほとんど待ち時間がない乗り継ぎができる最速パターンで移動したのだが、自宅を午後2時前に出て、美郷町の旅館に到着したのは午後8時前。宮崎はマジ遠い。 このところの週末は飛行機で宮崎に もし、飛行機以外の公共交通機関を利用したならば、本日中には日向市までしか到達できず、トレッキング再開地の美郷町には翌日の昼過ぎになる。ボトルネックとなるのがバス。人口が集積し、大型の商業施設のある…

  • 九州自然歩道 99日目 珍神山に新緑燃ゆ 宮崎県日向市東郷町坪谷 牧水公園~宮崎県東臼杵郡美郷町田代 美郷町役場 2021年4月18日

    今朝はあまりの寒さで目が覚めた。気温は3℃だった。想定外の冷え込み。宮崎には一年中アロハシャツで過ごせるようなイメージがあったが、そんなイメージはガラガラと崩れ去ってしまった。そういえば昨夜は星がきれいだった。5:20に寝袋から這い出し、6:25に行動を開始した。 日の出は5:40 この日は快晴 若山牧水記念文学館の前を通過して坪谷川を越える。たしか、中学校の教科書に載っていた若山牧水の歌がこれ。 「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」 この歌は当時から自分に刺さっていた。しかし、それ以上に中学校時代の思い出で若山牧水といえば、愛知県豊橋市の古本屋。初めて入る古本屋に緊張して、…

  • 九州自然歩道 98日目 矢研谷から桃谷にかけては滝三昧の絶景 宮崎県児湯郡都農町 尾鈴キャンプ場~宮崎県日向市東郷町 牧水公園 2021年4月17日

    今回の九州自然歩道トレッキングも、金曜の夜から宮崎に前泊。夕食には名物の釜揚げうどんと肉巻きを食べて早めにベッドに入った。 福岡-宮崎はボンバルディア・エアロスペース社のDHC8-400 宮崎名物の釜揚げうどん 今日は織田薪(おだまき) うどんだけでは足らずに、にくまき本舗の肉巻き 本日土曜日の天候は雨。5:40にホテルを出て、宮崎駅に向かう。6:01の始発の列車で都農に6:40に到着。今回は、大変ズルいと思うのだが、都農駅から尾鈴キャンプ場まではタクシーを利用。前回は尾鈴山瀑布群から都農駅まで歩いたのだが、17kmほどある。現地までは公共交通機関利用か徒歩のみと決めており、本来はSchedu…

  • 九州自然歩道 97日目 尾鈴山瀑布群を見るのは一生に一度の機会だったかもしれない 宮崎県児湯郡川南町白鬚~尾鈴山瀑布群~児湯郡都農町都農駅 2021年4月11日

    本日は川南町白髭の山中で、明け方近くの冷え込みのために5:00ごろに目が覚めた。7℃しかないので、夏用のシュラフでは少し寒い。寝る前に眺める空の星が多いときには、たいてい翌朝は寒さで目が覚めてしまう。 日の出は5:55だが、すでに東の空は明るくなってきた。今日一日の行程を地図で確認し、Webで天気予報をチェックし、本日帰宅の途につく都農駅から出発する日豊本線の時刻を確認する。今日は九州自然歩道を10kmも歩けば都農駅への再近接地点を通過するので、そこで行程を中断してもよいし、尾鈴山の登山口まで歩を進めて引き返してもよいし、さらには支線の尾鈴山瀑布群まで見てから引き返すという方法もある。3パター…

  • 九州自然歩道 96日目 たまには山中のカフェでのんびりとくつろぐ 宮崎県西都市西都バスセンター~児湯郡川南町白鬚 2021年4月10日

    今回の九州自然歩道トレッキングは宮崎県西都市からの再開。交通を考えると前泊が必要だが、そうそう金曜日に休むわけにはいかないので、今回は金曜夜の最終便の飛行機で福岡空港から宮崎空港に行くことにした。たかだかトレッキングに贅沢なと思われるかもしれないが、早割料金ならばJRの正規料金よりも安い。 飛行機は見るのも好き 宮崎便の使用機材はボンバルディア DHC8-Q400 福岡空港から宮崎空港までの飛行時間はたったの35分だった。九州山地の上を飛ぶ飛行機の上から今回のトレッキングルートが見えないかと目を凝らしてみたが、すでに日没を過ぎ、残念ながらコースは判別できなかった。19:10の到着予定時刻だった…

  • 九州自然歩道 95日目 菜の花に彩られた古墳群を歩く 宮崎県西都市上三財~西都市西都バスセンター 2021年4月4日

    本日は周囲が明るくなってきた5:30に、山中のテントの中で目を覚ました。まだ小雨が降っている。 昨日は1日中ひどく雨に降られた。それに加えて、谷川を徒渉する際に転倒して膝上まで水に浸かってしまい、散々な目に遭っている。レインウェアはテントの中に一晩ぶら下げていたため、なんとか着ても良いかと思える状態まで回復した。今現在も着用している綿のズボンは本来は撥水性のものであるが、水に浸かったらその効果もないようで、冷たいまま。靴下はメリノウールでできており、まだビチョビチョ。ただし靴下は、前回の教訓から替えを持参している。靴は洗濯を終えて脱水前となったTシャツぐらいの濡れ具合。ウーム、これをもう一度履…

  • 九州自然歩道 94日目 川で転んで膝上まで濡れたら世の中に怖いものは何もなくなる 宮崎県東諸県郡綾町栄町~西都市上三財 2021年4月3日

    今回の九州自然歩道トレッキングは宮崎県の綾町からの再開。福岡から宮崎への交通はかなり時間がかかり、当日の朝に福岡を出るとトレッキングの再開地への到着は夕方になってしまう。ということで、金曜日の午後は仕事を休み、宮崎市内に前泊とした。 宮崎は学生の時から何度も訪れていた思い出の多い街。ところが少し辛いことがあって、20年ほど前から訪問を避けていた。辛いことというのは、学生の時にもっとも仲のよかった宮崎出身の同級生が20年前に亡くなってしまったこと。葬式と一周忌の際には訪れたのだが、その後は辛くてしばらくはどうしても行くことができなかった。 10年ほど前からは少し心の傷が癒えてきて、この頃は毎年、…

  • 九州自然歩道 93日目 満開の桜吹雪の花道を一人歩く 宮崎県東諸県郡綾町照葉大吊橋~綾町南俣 2021年3月28日

    昨夜は20:00頃から雨が降り出した。今回の野営地には屋根はなく、直接テントに雨が降りつけるため、わずかな雨でも分かる。夜半までは降ったり止んだりを繰り返していたが、明け方近くからかなり強く降っていた。天気予報どおり。最近の天気予報は本当に精度が高い。 6:00に起床したが、撤収準備をしつつ、テントの中で8:30の大吊橋営業開始まで待つこととした。コーヒーでも淹れたいところだが、ガスコンロのクッカーが昨夜のパスタソースで汚れたまま。雨は降るが、クッカーを洗う水がない。テントの外に出たら10秒で全身ずぶ濡れになりそうなぐらい降っている。 照葉大吊橋は営業前 8:00を少し回った頃、少しだけ小降り…

  • 九州自然歩道 92日目 春の広葉樹は山をパステルのように染める 宮崎県小林市野尻町紙屋西町~東諸県郡綾町照葉大吊橋 2021年3月27日

    今回の九州自然歩道トレッキングは宮崎県小林市からの再開。宮崎県は福岡からの交通がなかなか困難な場所で、主幹線のはずの日豊本線で九州の東海岸に沿って行くと7時間近くかかる。西海岸を九州新幹線の終点の鹿児島まで南下した後、日豊本線で宮崎まで北上すると、距離は長くなるものの、最も早く到着できることが多い。しかし、今回のトレッキング再開地点の小林市は、吉都線というかなりマイナーな路線にあるため、便数が少なく、乗り換えのための待ち時間がかなり長くなる。さらにそこからバスに乗らなければならない野尻町となると、乗り換え案内を駆使して調べたが、土曜日の最速乗り換えで15:57到着という結果しか出てこない。帰り…

  • 九州自然歩道 91日目 たいていのことは走れば解決する 宮崎県西諸県郡高原町霞神社~小林市野尻町紙屋西町 2021年3月21日

    昨夜は夕方からひどい雨だった。大粒の雨が打ち付け、屋根の下のテントにまで弾け飛んでくる。夜中まで雷鳴が何度も轟きわたり、テントから3km以内にも何度か落雷した。稲妻が光るたび、テントの外壁に雨が伝わり落ちていくのが分かる。テントの内壁には結露がビッシリと付いている。屋根の下でよかった。こんな雨に直接さらされていたら、テントの床に水が溜まるどころではなかったと思う。 屋根の下にテントを設営したがかなりの被害 そんな雨も、夜半から勢いが落ちてきて、明け方は霧雨に変わっていた。日の出前の6:00に起床して、お湯を沸かしてコーヒーを淹れた。一晩たってもズボンや上着は湿ったまま。コーヒーを飲んで、元気が…

  • 九州自然歩道 90日目 春雨のしくしく降るに霞丘山の桜はいかにかあるらむ 宮崎県西諸県郡高原町高原駅~高原町霞神社 2021年3月20日

    今回の九州自然歩道トレッキングは宮崎県高原町からの再開。福岡から宮崎までの交通はなかなかたいへん。土曜日の本日、公共交通機関利用の現地到着ほぼ最速の方法で向かったが、トレッキング再開地点の高原駅到着予定時刻は昼をずいぶんと過ぎる時間。まあ、そこまでの過程も無駄なものではなく、そこそこ楽しいものではあるが。 朝は6:30に起床して、自宅を7:30に出発した。福岡市営地下鉄に乗り、博多駅に8:16に到着した。博多駅では、土日JR乗り放題のみんなの九州きっぷを受け取り、8:30博多発の九州新幹線みずほ601号に乗車した。先週まではだいたい5:36発の始発の新幹線に乗っていたこともあり、1両貸し切りの…

  • 九州自然歩道 89日目 美しい池を巡ろうとして自滅の巻 宮崎県西諸県郡高原町御池キャンプ場~西諸県郡高原町高原 2021年3月7日

    今朝は美しい湖畔のキャンプ場で目を覚ました。テントの中にいても、キャンプ場のお客さんが周囲を歩いたり、炊事場に水を汲みに来たりする音が聞こえる。遠くの方からは高い声の鳥のさえずりが響き、池からは魚の跳ねる水音が空気を震わせる。6:00に目を覚ましたが、テントの外に出ずに、寝袋の中で薄目を開けて外の様子を想像するのは至福の時間。30分ほどテントの中でゴロゴロしてから、ようやく6:30にテントの外に出た。 キャンプ場の前に拡がる御池(みいけ) 目の前に御池の碧色の水面が広がる。日の出の時刻は6:37であるが、太陽は顔を出しそうにない。霧のように細かな雨が降っている。夜半にはテントを叩くような雨が降…

  • 九州自然歩道 88日目 ついに鹿児島のラスボス制覇 鹿児島県霧島市霧島神宮~高千穂河原~高千穂峰~霧島東神社~宮崎県西諸県郡高原町御池キャンプ場 2021年3月6日

    今週の九州自然歩道トレッキングは鹿児島県霧島市の霧島神宮からの再開。博多から6:45の九州新幹線さくら401号に乗り、鹿児島中央駅できりしま6号に乗り換えて、9:36に霧島神宮駅に到着。霧島神宮駅前を9:51に通過する鹿児島交通バスに乗り、10:05に日本発祥の地、霧島神宮に到着した。天候は曇り。気温は15℃と心地よい。身支度を調えて、10:10に行動を開始した。 きりしま6号で霧島神宮駅に到着 バスで15分ほどの霧島神宮に到着 日本発祥の地から行動開始 今日は霧島神宮には立ち寄らずに、温泉の並ぶ通りを東に進む。本来の九州自然歩道のコースは、北に進んで新燃岳、中岳を経て、高千穂河原に進むのだが…

  • 九州自然歩道 87日目 大浪池の女神は雨の中を歩いた旅人に一瞬だけ微笑んでくれた 宮崎県えびの市えびの高原~韓国岳~大浪池~鹿児島県霧島市牧園町硫黄谷温泉 2021年2月28日

    昨日は、霧島神宮から高千穂嶽道(おたけみち)に入って、県道104号線、県道1号線と、ほぼ舗装路のみを歩いてえびの高原エコミュージアムセンターまで進んだ。一日中強い風が吹いていたが、幸い雨はほとんど降らず、それなりに霧島の山々の風景や噴気の漂う山歩きを楽しむことはできた。 ゴール地点のセンターからは、霧島連山周遊バスで麓の丸尾温泉まで下りて、暖かい宿で一晩過ごした。夜半も風は吹き続け、宿が揺れるほどであった。そして、今朝は雨。風も昨日と変わらず強い。 丸尾から霧島連山周遊バスでえびの高原まで引き返す 6:00に起床し、朝食にはご飯を2回おかわりして、7:55に雨具を着けて宿を出た。丸尾温泉のバス…

  • 九州自然歩道 86日目 いたるところから噴気が出るこの地を歩いたら、ここが日本発祥の地だというのがまんざらでもなく思えてきた 鹿児島県霧島市霧島神宮~宮崎県えびの市えびの高原 2021年2月27日

    今日は2週間ぶりに九州自然歩道に復帰。残念ながら先週末は仕事のため、トレッキングができなかった。今回は鹿児島県の北の端の霧島市からのスタートだが、じつは霧島神宮あたりから九州自然歩道の本線は2つに分かれる。1つは霧島神宮から霧島連山の間を縫って北西に進んで大浪池(おおなみのいけ)まで至るコースで、この先は宮崎県に入る。ただし、九州自然歩道ポータルサイトの宮崎県の地図には大浪池以北のコースは記載されていない。また、先行する九州自然歩道ハイカーの方々の中で、霧島神宮からえびの高原にかけての本線について触れた記事を見たことはない。 九州自然歩道の本線は霧島神宮の北で2つに分かれる もう一つの本線は、…

  • 九州自然歩道 85日目 ここが日本発祥の地 鹿児島県霧島市国分敷根~霧島神宮 2021年2月13日

    今朝は桜島が真正面に見える海岸で6:00に目を覚ました。海抜は0メートル。暖かい。ただし、風が強く、撤収の際にはテントが飛ばされそうになる。錦江湾を隔てた桜島は美しいが、今日は笠雲がかかっている。たしか笠雲は天気が崩れるときの兆候。天気予報を見てみると、午前中の降水確率は30%から60%を行き来している。雨が降り始める前に歩き始めようと、すばやく撤収作業を終え、7:00に行動を開始した。 桜島に笠雲がかかる まずは検校橋のたもとまで戻り、ファミマのイートインでコーヒーを飲みながらバッテリーに充電を行う。ありがとうファミマ。まぢコンビニは神。イートインでコーヒーを飲んでいると、ドアを開ける人の3…

  • 九州自然歩道 84日目 錦江湾の向こうに桜島がドーーン 鹿児島県霧島市福山町狐ヶ丘高原~霧島市国分敷根 2021年2月12日

    今朝は遠くの方で巨人が振り回すブーメランの音で目が覚めた。風力発電用の風車は300m以上離れているというのに、耳障りな音だ。夜半にテント近くにイノシシが集餌のために来ていたようだが、ライトを一瞬点けたらその後は静かになった。これとは対照的に、風車を静かにする方法はないようだ。 快適な公園で朝を迎えた テントの周りにはイノシシの食事の跡が残されていた 本日の行程には余裕があるため、テントの中でコーヒーを淹れて、香りと苦みをゆっくりと楽しんでから撤収を開始する。神社のメインテナンスに使っている広場のようだが、過ごしやすい公園だった。 山頂まで続く階段を上ると神社があるようだった 7:42に行動開始…

  • 九州自然歩道 83日目 20機の風車の並ぶ稜線をのんびり歩く 鹿児島県鹿屋市高隈ダム~霧島市福山町福地狐ヶ丘高原 2021年2月11日

    今回の九州自然歩道トレッキングは鹿児島県鹿屋市郊外の高隈ダムからの再開。高隈ダムは鹿屋市の中心地区から北に15kmほどの景勝地である大隈ダムの南端にある。平日はこの地域には1日数便のローカルバスがあるが、土日祝日はバスの便がない。しかし幸運なことに、鹿児島空港から鹿屋までの高速バスが、高隈ダム近くの鹿屋カントリークラブの停留所で止まる。現在1日3便運行されているこの高速バスに乗るため、博多を6:10に出る新幹線に乗り、鹿児島中央から8:09の日豊線で国分まで行き、市役所前から高速バスに乗り継いで10:11にカントリークラブ前のバス停に到着した。 まずは博多から新幹線 鹿児島中央から日豊本線で国…

  • 九州自然歩道 82日目 標高500mの高峠高原から大隈湖に向かってクールダウン 鹿児島県垂水市大野原~鹿屋市高隈ダム 2021年2月7日

    昨夜は廃校跡の校庭の片隅にテントを設置させて頂いたが、一晩中、飛行機が上空を通過するような音が聞こえていた。桜島の噴火の音だろう。ここから火口までは北西に直線距離で12km。細かな火山灰も間断なく降り続いているようで、上下の歯を噛みしめるとジャリッとした感触がする。 ふだんはアルコールを全く飲まないし、飲めないのだが、鹿屋のドーミトリーをチェックアウトするときに店長さんからHARUという焼酎のミニボトルを1本頂いた。コップに焼酎を5mlほど垂らし、お湯で4倍ほどに希釈して寝る前に飲んでみたら、芳醇な香りに驚いた。わずか20mlほどの焼酎のお湯割りで身体は温かくなり、すぐに眠りにつくことができた…

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九州自然歩道を週末に歩き倒す
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