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  • 九州自然歩道 76日目 大隅半島の北風は冷たいが缶コーヒーは温かかった 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多風力発電所~南大隅町根占ネッピー館 2021年1月17日

    風車を甘く見たのが失敗だった。夜半には10m以上の風が吹いたようで、テントが何度も風にあおられた。風車の音も大きくなり、爆音といってよいほどの音を一晩中放っていた。今日の日程は余裕があるので、7:15の日の出を待って行動を開始すればよかったのだが、羽根が分解されんばかりの音を立てて頭上で回転する風車に耐えきれずに、5:30には起床して、5:55の真っ暗な中で行動を開始した。ヘッドライトの明かりを頼りに歩き出す。山の上には風車の赤いランプが点滅している。 真っ暗闇でこんな写真しかない 赤いランプは風車 15分ほどで菖栄の集落に出て、暗闇の中を地図に従って右折と左折を繰り返し、7:00ごろに竹野(…

  • 九州自然歩道 75日目 優雅に回る風車の横で草を食む薩摩黒牛は新橋ガード下の夢を見るか? 鹿児島県肝属郡南大隅町大泊~南大隅町折山佐多風力発電所 2021年1月16日

    今回の九州自然歩道トレッキングは鹿児島県の大隅半島の南端の佐多岬から7kmほど北の大泊からのスタート。前回はフェリーの欠航によるスケジュール変更を余儀なくされ、目標の佐多岬の先端までは走ってかろうじてクリアしている。 本日は福岡から新幹線、バス、フェリー、バスと乗り継いで、前回の離脱地点の大泊に12:08に到着した。天候は晴れ。路面が少し濡れているが、朝方まで雨が降っていたのかもしれない。南からそよと風が吹いており、気温は16℃と暖かい。ダウンジャケットを脱いでザックの中に詰め込んでから歩き始めた。 佐多岬まで8kmのゲート 本土最南端の大泊郵便局からスタート 大泊にはホテルとキャンプ場がある…

  • 九州自然歩道 74日目 夜明け前の佐多岬をひた走る 鹿児島県肝属郡南大隅町島泊~南大隅町佐多岬~南大隅町大泊 2021年1月11日

    テントの中で目が覚めたのが3:30。3連休の初日は悪天候のため錦江湾を横断するフェリーが運航されず、山川で1日足止めされた。連休2日目の昨日はリカバーしようと30km近く歩いたが、残りの休みは本日1日のみ。さて、今日はどうしようか。考えてみた。選択肢は3つある。 このままがむしゃらに前に進む。野営地から佐多岬まで12km+佐多岬からコースを30km北上+コースを離脱して根占港まで8km=50km。根占港の最終フェリーは16:30。 前に進むのを諦めて帰る。野営地から根占港までショートカット=25km。ゆっくりスタートしても根占港の最終フェリーには十分に間に合う。 途中までコースを進みバスで帰る…

  • 九州自然歩道 73日目 南大隅町の小学生の習字でほっこり 鹿児島県指宿市山川~肝属郡南大隅町根占港~肝属郡南大隅町島泊 2021年1月10日

    2021年最初の九州自然歩道トレッキングは鹿児島県の薩摩半島の山川からフェリーで大隅半島に渡るところから始まる。福岡から山川までの公共交通機関による移動はなかなかの難所となるので、山川に前泊してからのスタートとなった。1月9日にスタートする予定だったが、1月10日のスタートとなってしまった顛末は、前回の九州自然歩道73日目番外編をご覧頂きたい。 山川の宿で5:00に起床した。この宿はエアコンの稼働2時間ごとに100円玉を投入するシステムのため、明け方はテントよりも寒くて目が覚めた。これは苦情ではない。きっぱりとリーズナブルなシステムなのだ。100円玉を投入してしばらくするとエアコンの送風口から…

  • 九州自然歩道 73日目番外編 薩摩半島南端珍味四品盛合 2021年1月9日

    今回の九州自然歩道トレッキングは、鹿児島県の薩摩半島から大隅半島にフェリーで渡り、九州最南端の佐多岬まで進む予定。南薩摩および南大隅エリアは、現地までの公共交通機関を利用したアクセスの難易度が高いため、今回も金曜夜から現地近くの宿に前泊とした。 土曜、日曜、月曜と3連休のため、2泊3日のテント泊の機材と行程の食料を積み込み、今回の荷重は水を入れずに12.2kg。ここ数年で一番の寒波が到来しているので、シュラフカバーと断熱シート、それからアイゼン(チェーンスパイク)も積み込んだ。本日金曜は福岡でも積雪があり、どうやら目的地の鹿児島でも積雪を観測しているよう。厳しい条件となりそうだが、鹿児島で積雪…

  • 九州自然歩道 72日目 眺望絶佳の開聞岳 眺めて良し、登って良し、頂からの景色はさらに良し 鹿児島県指宿市開聞~指宿市山川 2020年12月26日

    今回は2020年最後の九州自然歩道トレッキングとなる、開聞から山川までのレグ。前回のトレッキングでは開聞岳への登山口のある指宿枕崎線の開聞駅まで歩を進めた。ところが、福岡から開聞までの公共交通機関によるアクセスはなかなか難易度が高く、福岡を始発で出発しても正午を過ぎてしまう。日曜日はめずらしく用事が入ってしまったため、土曜一日で薩摩半島最後の残り40km近いレグを歩き終えてしまいたい。やむなく、金曜に福岡を発ち、開聞に近い指宿枕崎線の山川のホテルに前泊することにした。 指宿枕崎線で山川駅に到着 山川港からは大隅半島の根占に行くフェリーが発着する 当日は、山川駅から6:11に出発する指宿枕崎線に…

  • 九州自然歩道 71日目 開聞岳 に目が釘付け 鹿児島県枕崎市枕崎駅~指宿市開聞駅 2020年12月20日

    本日も昨日に引き続き、枕崎市内のホテルからのスタート。ホテルで朝食を済ませ、7:30に行動開始。枕崎駅から20分ほど南に歩いたところで枕崎港に出て、九州自然歩道に復帰した。枕崎港の向こうの山には風車が多数並んでいるのが見える。太陽が昇り始めた東の海に目を転じると、開聞岳の肩越しに太陽が昇ってきた。空は雲量1の快晴。いいタイミングで歩くことができた。 朝の枕崎港 山の上では風車がゆっくりと回る ちょうど開聞岳の背後から太陽が昇ってきた 枕崎港からは海岸線に沿って東に進む。行く手には野焼きのような煙がたなびいているのが見える。こんな朝早くから草取りをして燃やしているのかなと思ったが、煙に近づくにつ…

  • 九州自然歩道 70日目 丸木崎からの坊津の海の荘厳な眺めは必見 鹿児島県南さつま市坊津今岳~枕崎市枕崎駅 2020年12月19日

    本日は枕崎駅の近くのホテルからのスタート。枕崎までは福岡から最速で5時間弱で到着できるのだが、枕崎からトレッキング再開ポイントの坊津町今岳までのバスの本数が1日4本と少ないのがネック。前泊しないと午後1時ぐらいからのスタートとなってしまう。やむなくホテルに前泊することにしたが、土地の料理を楽しんだり、観光地を訪れたりすることもできるので、それほど悪いことではない。 前泊の夕食に食べた鰹のたたき 枕崎駅前から8:25の鹿児島交通バスに乗って出発。バスは国道226号線を北上してトレッキング再開地の今岳に向かうが、今回はバスの路線がほぼトレッキングのコースになる。枕崎駅前から終点の今岳まで乗客は自分…

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九州自然歩道を週末に歩き倒す
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