chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kurara
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/11/05

  • 【レビュー・あらすじ・感想】ワシントンハイツの旋風:山本一力

    ワシントンハイツの旋風(講談社)山本一力著のレビューを掲載しています。

  • 【書評・感想・レビュー】好きになってしまいました。:三浦しをん

    大和書房「好きになってしまいました。」三浦しをん著のレビューを掲載しています。今回の爆笑エッセイは植物や虫とのバトル!!

  • 【書評・感想・レビュー】カヨと私:内澤旬子

    本の雑誌社「カヨと私」内澤旬子著のレビュー/あらすじを掲載しています。

  • 【まとめ】中江有里のブックレビューで紹介された本 テーマ:「普通」ってなんだろう。

    ここではNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本をまとめて掲載しています。今月のテーマは「普通」って何? 中江有里さんがおすすめした4冊の本は?

  • 【書評・感想・あらすじ】まっとうな人生:絲山秋子

    河出書房の「まっとうな人生」絲山秋子著のレビューを掲載しています。

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付4月場所(2023年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2023年4月場所です。

  • 【ブックレビュー・感想・あらすじ】木挽町のあだ討ち:永井紗耶子

    木挽町のあだ討ち:永井紗耶子著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想・あらすじ】真珠とダイヤモンド:桐野夏生

    真珠とダイヤモンド上:桐野夏生著のレビューを掲載しています。(ネタバレなし)

  • 【レビュー・感想・あらすじ】化物園:恒川光太郎

    化物園:恒川光太郎著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想・あらすじ】世はすべて美しい織物:成田名璃子

    世はすべて美しい織物:成田名璃子著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・あらすじ・感想】ジャングルジム:岩瀬成子(絵)網中いづる

    ジャングルジム:岩瀬成子著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想】おつかれ、今日の私。:ジェーン・スー

    おつかれ、今日の私。:ジェーン・スー著(マガジンハウス)のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想】誰かがこの町で:佐野広美

    小説「誰かがこの町で」佐野広美著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想】アナベル・リイ:小池真理子

    アナベル・リイ:小池真理子著のレビューを掲載しています。

  • 【ブックレビュー・感想】この痛みに名前をつけてよ:橋爪駿輝

    この痛みに名前をつけてよ:橋爪駿輝著のレビューを掲載しています。

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 2月場所(2023年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2023年2月場所です。

  • 【ブックレビュー】ある愛の寓話:村山由佳

    ある愛の寓話:村山由佳著のレビューを掲載しています。

  • 【季節の特集】厳選!ひなまつりに読みたい3冊-大人も子どもも一緒に読もう!

    厳選!ひなまつりに読みたい3冊を掲載しています。大人も子どもも一緒に読もう!

  • 【レビュー】この父ありて 娘たちの歳月:梯久美子著

    この父ありて 娘たちの歳月:梯久美子著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想:娘たちの作品に潜む父親の影 りすさんからのnext本 ☞読書ポイント 名作を残した9人の「書く女たち」。彼女たちはどんな家庭環境で育ったのか。そして父親にとの関係はどうだったのか。生い立ちを知ることによって、彼女たちの作品に触れたくもなる1冊。名前は知っているけど....という作家が多い。 感想:娘たちの作品に潜む父親の影 この父ありて 娘たちの歳月 梯さんの本を久しぶりに読みたくて調べていて見つけた一冊。どんな親子関係が取り上げられているのかは見ないで読み始めた。想像では、森鴎外と森茉莉のような、ちょとこってりめの…

  • 【書籍・新刊情報】発売されたらすぐ読みたい!2023

    【新刊情報2023】少しでも早く話題の小説等の発売日等を掲載しています。

  • 【レビュー】BAD KIDS:村山由佳

    BAD KIDS:村山由佳著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想: りすさんからのnext本 ☞読書ポイント 高校生の恋と友情の話とは言え、内容はちょっとビターな展開が待っている。繊細で多感なこの時期に、同性の同級生を好きになった隆之。20歳年上の男性に身も心も振り回されている都。やがて、隆之と都は互いに良き理解者となり近づいて行く。若さゆえのジリジリしたもどかしさの行方はいかに・・・。 BAD KIDS (集英社文庫) 感想: 「おいコー」が終了したので、あらたな青春小説が開始されたのかな?って思ったわけだけど、読み始めてみると「いや、これは現在の村山さんの作品じゃないな?」って、うっすら…

  • 【レビュー】有吉佐和子の本棚:有吉佐和子

    【ブックレビュー】有吉佐和子の本棚:有吉佐和子著のレビューを掲載しています。

  • 【レビュー】ハロルドとモード:コリン・ヒギンズ

    【本のレビュー】「ハロルドとモード」のレビューを掲載しています。

  • 【レビュー】ゴミ清掃員の日常:滝沢秀一、滝沢友紀

    【ブックレビュー】ゴミ清掃員の日常:滝沢秀一、滝沢友紀著のレビューを掲載しています。

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 1月場所(2023年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2023年1月場所です。

  • 【レビュー】すべてのことはメッセージ小説ユーミン:山内マリコ

    「すべてのことはメッセージ小説ユーミン」山内マリコ著のレビューを掲載しています。

  • 【レビュー】憐憫:島本理生

    島本理央さんの「憐憫」のレビューです。

  • 【レビュー】戦争とバスタオル:安田浩一・金井真紀

    戦争とバスタオル:安田浩一・金井真紀著のレビューです。 戦争とバスタオル:安田浩一・金井真紀著のレビューです。 戦争とバスタオル 作者:安田 浩一,金井 真紀 亜紀書房 Amazon ☞読書ポイント 感想 「戦争はまだ終わっとらん」 りすさんからのnext本 ☞読書ポイント 本書の面白いところは、同じ場所に行って、同じ人々に会って、実際どう感じたか、二人の視点から語られるということ。また、各自がその時の互いの様子を観察する感じも面白い。各地の温泉や銭湯の歴史と、戦争体験者の話は必読。記録としても貴重な話ばかりです。 感想 「戦争はまだ終わっとらん」 見た目結構分厚い本ですが、読み始めるとあっと…

  • 【特集】恋の季節 ♥ バレンタインと恋の本

    乙女たち必見!ここでは「バレンタインに読みたい本」を掲載しています。あま~い、あまい本をたっぷり紹介します!

  • 【レビュー】私のことだま漂流記:山田詠美

    私のことだま漂流記:山田詠美著のレビューです。 ☞読書ポイント 山田さんのペン先から流れ出る言葉はまさに「宝庫」 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 「山田詠美」のこれまでを辿る。ファンで読み続けた読者にとっては、ちょっとした思い出の旅に出られるような感覚になる1冊。ご本人の話だけでなく、文壇の話など、鬼籍に入った作家たちのとの貴重な話なども。 山田さんのペン先から流れ出る言葉はまさに「宝庫」 とにかく楽しめた1冊。読み終わるころには「同窓会」に出席した気分になっていたものね。どうしてこんな気分にさせられたのかって?それはデビュー作 の『ベッドタイムアイズ』からエッセイを含め、彼女…

  • 【まとめ】中江有里のブックレビューで紹介された本 テーマ:信念の人

    ここではNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本をまとめて掲載しています。今月のテーマは「信念の人」です。

  • 【レビュー】全員悪人:村井理子

    全員悪人:村井理子著のレビューです。 ☞読書ポイント 気に食わないって思うことにもちゃんと訳がある 【つなぐ本】本は本をつれて来る 全員悪人 作者:村井 理子 CCCメディアハウス Amazon ☞読書ポイント 認知症の人にとって周りにいる人々はどんな風に見えているのだろうか。世話してもらっているにも関わらず、全員悪人に見えてしまうのはなぜだろうか?時に攻撃的な発言をするのも、本人なりの「なにか」があるからということが本書を読むと理解ができる。 気に食わないって思うことにもちゃんと訳がある 認知症になるとどんな症状が現れるのだろうか。徘徊とか暴力、暴言、被害妄想、物忘れ等々、ちょっとこわい症状…

  • 【レビュー】まるごとバナナが、食べきれない:大久保佳代子

    まるごとバナナが、食べきれない:大久保佳代子著のレビューです。 まるごとバナナが、食べきれない (集英社学芸単行本) 作者:大久保佳代子 集英社 Amazon ☞読書ポイント 仕事をする50代女性の等身大!小さな毒吐きながらもたまにホロリ。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント テレビで見かけない日はないほど売れっ子芸人の大久保佳代子さん。忙しそうだけど実際どんな生活をしているのだろう?覗いてみると、ごくごく普通の独身女性の姿が浮かび上がる。家族や仲間たち、恋愛話などくすりと笑える日常を綴る共感度抜群のエッセイ。 仕事をする50代女性の等身大!小さな毒吐きながらもたまにホロリ。 女芸…

  • 【レビュー】星栞2023年の星占い:石井ゆかり

    星栞2023年の星占い:石井ゆかり著のレビューです。 ☞読書ポイント 内容紹介 星栞2023年の星占い 3年の星占い ☞読書ポイント 1年単位というよりもう少し長いスパンで運勢を見てみたい。毎日、毎月、年単位と、細かく知りたい。強い言葉で告げられるのではなく、じっくり内省できるるような言葉。占い自体に続きがあるので来年もまた読みたくなる。 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします 今年もこの本からスタートです! 石井ゆかりさんの占いの本を読むのは今年で4年目です。読むことが定番化したので、今回は余裕をもって11月に購入。母も昨年から読み始め、気に入ったようなので…

  • 【読書まとめ】2022年・読んでよかったベスト12冊

    こんにちは。kuraraです。 今年もコツコツと読書記録を書き綴り、「今年のベスト12」を選ぶ季節になりました。年々読書ペースが落ちて来ているようで、今年は月に10冊ペースでしたが、その分、自分の好きなジャンルをじっくり読めた気がします。また、小説、エッセイ、ノンフィクションと、バランスよく読めました。 以下、今年のベスト12冊です (書影、クリックするとAmazonサイトが覗けます) ■ノンフィクションで最高にインパクトがあったのは、何といっても「聖なるズー」。新潮社の中瀬ゆかりさんのおすすめで手にした本ですが、評判通り本当に衝撃的でした。 ■「森瑤子の帽子」は、昔読みまくった小説家の一人で…

  • 【レビュー】死に方がわからない:門賀美央子

    死に方がわからない:門賀美央子著のレビューです。 ☞読書ポイント 人はひとりで死ねないものだと、しみじみ。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 死に方がわからない 作者:門賀美央子 双葉社 Amazon ☞読書ポイント どんな人も死後のことは自分ではできない。しかし、人任せには出来ないと考えている人も多いはず。生きているうちに何をしておけばよいのか。筆者は誰にも気づかれず亡くなった場合どうなるのか?「腐りたくない」という必死な思いから今からできることを試みる。 人はひとりで死ねないものだと、しみじみ。 まさにタイトル通り「死に方がわからない」という問題を取り上げた1冊。いや、これは自ら命を絶つとか…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 12月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年12月場所です。

  • 【レビュー】一九六一東京ハウス :真梨幸子

    一九六一東京ハウス :真梨幸子著のレビューです。 ☞読書ポイント 気軽に申し込んだリアリティショーに参加した家族の行方は.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 一九六一 東京ハウス 作者:真梨幸子 新潮社 Amazon ☞読書ポイント 高額賞金がもらえるリアリティショーの番組に参加した家族。しかしこの番組は単なる娯楽ではなかった。やがて殺人事件が起こるのだが、その事件は昔起きた事件と酷似。一体、この番組にはどんな企みがあったのか?読めば読むほど謎だらけ....という世界に巻き込まれる。 気軽に申し込んだリアリティショーに参加した家族の行方は.... とても不思議な小説で、どこに、誰に焦点を当…

  • 【レビュー】終恋―SHUREN―:高生椰子

    終恋―SHUREN―:高生椰子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「突然に失礼します。お元気でしょうか?」―45年ぶりの元彼からの連絡が.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 終恋―SHUREN― 作者:高生 椰子 幻冬舎 Amazon ☞読書ポイント 45年間の空白を経て、昔の恋人からの連絡。そして、再び動き出した時間。「魂の伴侶」とは一体どんな関係なのか?残りの人生を誰と過ごすのが幸せなのか?等々、最後の恋愛を描いた小説。 「突然に失礼します。お元気でしょうか?」―45年ぶりの元彼からの連絡が.... あれ~~この本、なんで読みたいリストに入っていたんだろう?って、読み終わってから考えて…

  • 【レビュー】凛:蛭田亜紗子

    凛:蛭田亜紗子著のレビューです。 ☞読書ポイント 人間はこんなにも変わってしまうものなのか? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 凜 作者:蛭田 亜紗子 講談社 Amazon ☞読書ポイント 開拓真っただ中の北海道。網走界隈ではその昔、トンネル工事が行われていた。そこで働く労働者は、「タコ部屋」と呼ばれる劣悪な環境下におかれ生活していた。拘束、暴力など目を覆いたくなるシーンも多いが、このような悲しい歴史を知る上でおすすめ。東京の帝大生、麟太郎がこの地にやって来てみるみる変貌する様は圧巻。 人間はこんなにも変わってしまうものなのか? ここ最近読んだ本の中で最も過酷な内容だったと思える作品。もう何とい…

  • 【レビュー】しろがねの葉:千早茜

    しろがねの葉:千早茜著のレビューです。 しろがねの葉 作者:千早茜 新潮社 Amazon ☞読書ポイント 遠い昔の闇の中から浮かび上がる生と死と。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 戦国時代末期石見国、仙ノ山と呼ばれる銀山の間歩(坑道)が舞台。「山を削り続けることは、命を削り続けること」―厳しい世界での彼らの生きざま、それを支える女たちの姿。死と生を考えさせられる、これまでにない千早さんの歴史長編。 遠い昔の闇の中から浮かび上がる生と死と。 事前にざっくりあらすじを読んでいて、結構好みの内容だと楽しみにしていた一作。戦国時代末期石見国、仙ノ山と呼ばれる銀山の間歩(坑道)が舞台とい…

  • 【レビュー】おしっこ、ヒル、頭にドリル :本当にあったトンデモナイちりょう:クライブ・ギフォード

    おしっこ、ヒル、頭にドリル 本当にあったトンデモナイちりょう:クライブ・ギフォード著のレビューです。 おしっこ、ヒル、頭にドリル: 本当にあったトンデモナイちりょう 作者:クライブ・ギフォード 化学同人 Amazon ☞読書ポイント 今も昔も病気や怪我に悩まされてきた。今みたいに色々な治療方法がなかった時代、一体、どんな治療がおこなわれていたのだろうか? そこには「唖然」とする治療がたくさんあったのだ。タイトルに恐れず読んでみよう。今の医療の進歩とありがたさが身に染みる一冊。 こんな治療するくらいなら...と思わず思ってしまう珍?治療 ひらがなで「ちりょう」と書いてあるので、やわらかな雰囲気の…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 11月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年11月場所です。

  • 【レビュー】事故物件、いかがですか?東京ロンダリング:原田ひ香

    事故物件、いかがですか?東京ロンダリング:原田ひ香著のレビューです。 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング (集英社文庫) 作者:原田ひ香 集英社 Amazon ☞読書ポイント 最近よく耳にする「事故物件」。たいていの人は「事故物件なんて絶対無理!」って思うなか、自ら事故物件に住む人々がいる。一体、彼らにはどんな事情があるのだろうか?くわえて本書では「失踪」についても取り上げている。 「事故物件」に住む人にはどんな事情があるのだろうか。 大島てるさんのサイトが注目され始めてから、「事故物件」という言葉や本を多く見かけるようになった。かく言うわたしもサイトを覗き、近所に事故物件なるものがあ…

  • 【レビュー】夏日狂想:窪美澄

    夏日狂想:窪美澄著のレビューです。 夏日狂想 作者:窪 美澄 新潮社 Amazon ☞読書ポイント 前半は吉屋信子の描く少女小説のような世界、中盤からは雰囲気が変わり、ある女性の評伝小説であることに気付く。あの有名な詩人と出会いや別れ、女優になりたいという夢、そして数々の恋愛と執筆活動。彼女の本当の望みや本当に愛した人は誰なのか?そんなことを探りながらの読書が楽しめる。 どんなときも胸のなかにいたあの人 窪さんの作品は漏れなく読むことに決めているので、なんの情報も入れずに読み始めたわけだが、今回は装丁からしていつもと違う雰囲気。一体どんな内容なんだろう? 読み始めて数分後、吉屋信子さんらが書い…

  • 【レビュー】犬のかたちをしたもの:高瀬隼子

    犬のかたちをしたもの:高瀬隼子著のレビューです。 犬のかたちをしているもの (集英社文庫) 作者:高瀬 隼子 集英社 Amazon ☞読書ポイント そんなこと言われたって・・・と思わずつぶやいてしまう 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 唐突にやって来る「え?」という状況。そこからはじまる人間関係の歪み。「そのままじゃまずいでしょ?」って思う読者を置き去りにして、物語は淡々と進んでいく感じにやられてしまう。一見普通のカップルもその裏を覗くとこんなこともあり得るかも? そんなこと言われたって・・・と思わずつぶやいてしまう 今年に入って急接近した作家さんと思える高瀬隼子さん。気づけばす…

  • 【レビュー】嘘つきジェンガ:辻村深月

    嘘つきジェンガ:辻村深月著のレビューです。 ☞読書ポイント 小さなこころの迷いの隙間から入り込む「詐欺」 【つなぐ本】本は本をつれて来る 噓つきジェンガ (文春e-book) 作者:辻村 深月 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント 他人が騙された事例を聴くと、「そんなことで自分は騙されない」って思ってしまうことは多々ある。しかしもし、自分が藁(わら)にもすがる思いにかられたら、意外にも簡単に詐欺に引っかかることは誰にでも起こり得る。本作はそんな心の隙間にスッと入り込んだ詐欺の話が3編。他人事とは思わす読もう。 小さなこころの迷いの隙間から入り込む「詐欺」 「詐欺」に関する話が3つ。こうして読…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:知らない世界への扉( 2022年11月7日放送分)

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「知らない世界への扉」です。

  • 【レビュー】9月9日9時9分:一木けい

    9月9日9時9分:一木けい著のレビューです。 ☞読書ポイント 人を想うことは本当に難しいことなのかもしれない 【つなぐ本】本は本をつれて来る 9月9日9時9分 作者:一木 けい 小学館 Amazon ☞読書ポイント してはならない恋。と言っても不倫ではないパターン。あぁ、こういうケースもあるんだなぁと。高校生のピュアな気持ち、ときめきから苦悩まで、後半は、舞台をタイに移し駆け抜ける。サラッと読めるけど、胸が締め付けられるような苦しさも。 人を想うことは本当に難しいことなのかもしれない 前半は人を好きになることの息苦しさ。後半は恋愛に家族問題が絡んでくるというさらに重苦しくなっていく。さらっとし…

  • 【レビュー】深夜薬局歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます:福田智弘

    深夜薬局歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます:福田智弘著のレビューです。 ☞読書ポイント ここはみんな止まり木、そんな薬局が歌舞伎町にはある 【つなぐ本】本は本をつれて来る 深夜薬局 歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます (ShoPro Books) 作者:福田智弘 小学館集英社プロダクション Amazon ☞読書ポイント 眠らない街、歌舞伎町に一軒の薬局がある。20時に開店する薬局は、この街で働く人、住む人、遊びに来る人らを一晩中見守っている存在。病気やケガだけではなく、様々な問題を抱えている人たち。お客さんの様子をさりげなく観察しつつ、対応している薬剤師がここにいる。 ここ…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 10月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年10月場所です。

  • 【レビュー】ポップス大作戦:武田花

    ポップス大作戦:武田花著のレビューです。 ☞読書ポイント いつものモノクロ写真からカラー写真にチャレンジ! 【つなぐ本】本は本をつれて来る ポップス大作戦 作者:花, 武田 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント いつもはモノクロ写真を掲載した作品が多い花さんが、今回はカラー写真に挑戦した。エッセイは亡くなったご両親や愛猫、そして一億年前の恐竜などが出てくる不思議さんっぷりは健在!独特なフォトエッセイは、時空がちょっとだけ歪む。 いつものモノクロ写真からカラー写真にチャレンジ! 久しぶりの花さんのフォトエッセイ。この方の本を読みたくなるのは疲れている時だったりする。どこか知らない寂れた街を、気…

  • 【レビュー】きときと夫婦旅:椰月美智子

    きときと夫婦旅:椰月美智子著のレビューです。 ☞読書ポイント 冷めた夫婦関係、旅に出るとどうなる? 【つなぐ本】本は本をつれて来る きときと夫婦旅 作者:椰月美智子 双葉社 Amazon ☞読書ポイント 離婚に及ぶほどではないけれど、日々、相手に対するイライラは止まらない。...なんて夫婦は意外に多いのではないだろうか。そんな夫婦が旅をするとどうなるか?「きときと夫婦旅」は、決して仲の良い夫婦ではないふたりが富山観光をする話。旅がもたらす夫婦の関係はいかに?笑えたり、イライラしながらも観光気分が味わえる一冊です。 冷めた夫婦関係、旅に出るとどうなる? ちょっと互いに冷めた夫婦が旅をする話。ごく…

  • 【レビュー】硫黄谷心中:村田喜代子

    【レビュー】硫黄谷心中:村田喜代子著のレビューです。 ☞読書ポイント この宿は心中する者たちがあの世に旅立つ波止場だったのです 【つなぐ本】本は本をつれて来る 硫黄谷心中 作者:村田 喜代子 メディア: 単行本 ☞読書ポイント 舞台は赤峯高原の硫黄谷。湯治客に紛れて心中する男女がやって来る宿。生死を彷徨う彼らの最後の一日はどんなものっだのか。死者とこの世の者がいつの間にか一体となる夢うつつな世界へ。 この宿は心中する者たちがあの世に旅立つ波止場だったのです この世、あの世、生、死、夢。村田さんの小説の世界は必ずこのテーマが含まれているように思う。時にやるせなく、時にユ―モラスにと、視点を変えな…

  • 【作家別書評一覧】角田光代の作品一覧/ガイド/書評

    角田光代さんの作品のレビューを集めた記事です。どの作品から読もうか?どんな作品があるのか。作品選びの参考になさってください。

  • 【レビュー】家庭用安心坑夫:小砂川チト

    家庭用安心坑夫:小砂川チト著のレビューです。 ☞読書ポイント 父は「マインランド尾去沢」に展示されているマネキン 【つなぐ本】本は本をつれて来る 家庭用安心坑夫 作者:小砂川チト 講談社 Amazon ☞読書ポイント 不気味さと底知れぬ寂しさが一体になったような小説。冒頭の「けろけろけろっぴ」のシールの話からすでに不穏な空気が漂っている。展示物の「ツトム」を父親だと教え込まれた女性の行き着くところは? 父は「マインランド尾去沢」に展示されているマネキン うー、うー、と、これもなにか理解に苦しむ「うなされる系」の作品だ。芥川賞候補で知った一冊。やはり芥川賞関連の作品は、どこか理解しがたいものが多…

  • 【レビュー】そして誰もゆとらなくなった:朝井リョウ

    そして誰もゆとらなくなった:朝井リョウ著のレビューです そして誰もゆとらなくなった (文春e-book) 作者:朝井 リョウ 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント とにかく笑えます!そして、読んだ後はちょっとだけ哀愁が漂います。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 小説家でここまで笑いが取れる人は稀だ。ご本人はいつだって物事に対して真剣に挑んでいるのだけど、何故か空回りすることが多い。そこに可笑しみが生まれてしまう悲劇が炸裂。とにかく人のいないところで読んでください!絶対声を出して笑ってしまうから。 とにかく笑えます!そして、読んだ後はちょっとだけ哀愁が漂います。 まず言っておき…

  • 【レビュー】百年厨房:村崎なぎこ

    百年厨房:村崎なぎこ著のレビューです。 ☞読書ポイント 地震がきっかけでタイムスリップ! 【つなぐ本】本は本をつれて来る 百年厨房 作者:村崎 なぎこ 小学館 Amazon ☞読書ポイント 明治時代の女中が、大地震で階段から落ちた衝撃で未来にタイムスリップ。王道のタイムスリップ小説だが、登場する料理や、栃木県界隈のことが覗けて楽しめる一冊。 地震がきっかけでタイムスリップ! 装丁とタイトルに惹かれて思わず読みたくなった1冊。ですが、内容は自分の思っていた感じとはかなり違いました(笑) 宇都宮市大谷町にある元石材商の旧家に暮らす公務員・石庭大輔。ある日、彼の暮らす家にアヤという明治時代の女中が現…

  • 【レビュー】奇跡集:小野寺史宜

    奇跡集:小野寺史宜著のレビューです。 ☞読書ポイント 同じ電車に乗ることは、一時の運命共同体 【つなぐ本】本は本をつれて来る 奇跡集 作者:小野寺 史宜 集英社 Amazon ☞読書ポイント 同じ電車に乗り合わせているってこと自体、もしかしたら「奇跡」なのかもしれない。たった数分でもその電車が運命を決めてしまうこともある。そんな目に見えない「奇跡」が、今、この電車のなかで起こっている。 同じ電車に乗ることは、一時の運命共同体 いや~~電車の中のたった数分でも、これだけのことが起きてる、これだけの人々の人生が詰まっているものなんだ....と改めて思う。特にいくつかの駅を飛ばして走る特急とか快速な…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 9月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年9月場所です。

  • 【レビュー】昭和インテリアスタイル・ワンダー:グラフィック社

    昭和インテリアスタイル・ワンダーのレビューです。 昭和インテリアスタイル・ワンダー グラフィック社 Amazon ☞読書ポイント 好きなものにこだわる生活からは幸せムードが感じられる 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 昭和の家や物を大切に使うとどうなるか。断捨離が推奨される中、いいものを残し、再度輝かせてあげることも良いことだなぁと思わせてくれる1冊。懐かしい雑貨などを見ながら昭和を顧みる。 好きなものにこだわる生活からは幸せムードが感じられる 母の実家は私が生まれてから3度建て替えをしている。現在の家は祖父母も叔父も亡くなったのでめっきり訪れる機会も減ってしまいあまり思い入れは…

  • 【レビュー】閉店時間:有吉佐和子

    閉店時間:有吉佐和子著のレビューです。 閉店時間 (河出文庫) 作者:有吉佐和子 河出書房新社 Amazon ☞読書ポイント ちょっと前のデパートの裏側。お仕事小説の先駆けです。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント お仕事小説の先駆けとも言える一冊。昔のデパートの仕事や、職場の人間関係など、現在と比較しながら面白く読める。また、お年頃の女性たちの恋愛事情も。 ちょっと前のデパートの裏側。お仕事小説の先駆けです。 今もこうして有吉佐和子さんの作品が新刊として私たちの手もとに届くことは嬉しい限り。ちょっとレトロな感じの表紙も雰囲気があって、読む前から気分が上がります。 舞台は東京の新宿…

  • 【レビュー】日本のいいもの おいしいもの:KAILENE FALLS

    著のレビューです。 ☞読書ポイント 「幽霊」の存在を肯定も否定もしないと言うけれど.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 日本のいいもの おいしいもの THE WONDERFUL & DELICIOUS IN JAPAN 作者:KAILENE FALLS 朝日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント 美味しいと思えるものは万国共通!?アメリカ人の筆者が、日本で出合った美味しい食べ物を紹介する。何といってもイラストがキレイでおいしそう!伝統的な日本料理はもちろん、コンビニフーズまで、あらためて日本の食文化の豊かさが確認できる一冊。 「幽霊」の存在を肯定も否定もしないと言うけれど.... こういう…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:学ぶ( 2022年9月5日放送分)

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「学ぶ」です。

  • 【レビュー】おいしいごはんが食べられますように:高瀬隼子

    おいしいごはんが食べられますように:高瀬隼子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 【つなぐ本】本は本をつれて来る おいしいごはんが食べられますように 作者:高瀬隼子 講談社 Amazon ☞読書ポイント 芥川賞受賞作品。みんなはそうではなさそうなんだけど、なんとなくイヤだなって感じる人、職場にいませんか?自分だけ?それとも?職場での歪んだ人間関係をリアルかつゾクゾクするようなタッチで描いた作品。タイトルに騙されぬよう注意! 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 職場のストレスと言えば大半は人間関係にあると聞いている…

  • 【レビュー】一心同体だった:山内マリコ

    一心同体だった:山内マリコ著のレビューです。 ☞読書ポイント まさに私たちは一心同体だった!? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 一心同体だった 作者:山内 マリコ 光文社 Amazon ☞読書ポイント 「わたしたちの平成30年史」。女子たちはどんな風に毎日を過ごしてきたか。小学校から40代になるまでの「わたしたち」の歩みがここに。誰かと誰かが少しずつロンド形式で繋がっていくちょっと変わった小説。 まさに私たちは一心同体だった!? どんな内容なのか全く知らずに読み始めた。途中まで読んでこれはなかなか面白い試みかもと。本書の意図を理解し始めると、読むペースもぐんとアップした。 それにしても私たちは…

  • 【レビュー】とんこつQ&A:今村夏子

    とんこつQ&A:今村夏子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「過ぎたるは及ばざるがごとし」そんなテロップが頭の中で流れ出す 【つなぐ本】本は本をつれて来る とんこつQ&A 作者:今村 夏子 講談社 Amazon ☞読書ポイント ほのぼの気分で読んでいられるのも最初だけ。途中からの違和感が、あっという間に狂気じみた話になっていき、手が付けられなくなるような展開。今村作品は一度読むと次がすぐ読みたくなる。中毒性があるのでご注意を! 「過ぎたるは及ばざるがごとし」そんなテロップが頭の中で流れ出す やはや今村さんの小説には本当に毎度、毎度、毎度、うわーーとさせられる。何というか、最初は通常モードで読ん…

  • 【レビュー】#真相をお話しします:結城真一郎

    #真相をお話しします:結城真一郎著のレビューです。 ☞読書ポイント 先が見えてきてもまだ油断はできぬ! 【つなぐ本】本は本をつれて来る #真相をお話しします 作者:結城真一郎 新潮社 Amazon ☞読書ポイント 話題沸騰中の一冊。結末が見え始めるとさらにその先でひっくり返されるということがちょっとした快感になる短編集。時代に即した内容なので読み易い。ザワザワした胸騒ぎが止まらない世界へ。 先が見えてきてもまだ油断はできぬ! とにかく今、最も注目されている作品と言った感じですよね。前評判を聞き、わたしも読むのを楽しみにしていました。 さてさて、本作は二転三転、驚きの展開になるようなことを方々か…

  • 【レビュー】ひきこもりグルメ紀行:カレー沢薫

    ひきこもりグルメ紀行:カレー沢薫著のレビューです。 ひきこもりグルメ紀行 (ちくま文庫) 作者:カレー沢薫 筑摩書房 Amazon ☞読書ポイント とにかく面白くて、読む➡ググる、読む➡ググるを繰り返す。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント ひきこもりながら、全国のグルメを楽しもうという試み。どんなものを取り寄せるか?すでにそこから編集の方に丸投げしちゃっているあたりが受け身なのですが、それらを食した感想がものすごく面白い。気になって検索したくなる罠にはまる。 とにかく面白くて、読む➡ググる、読む➡ググるを繰り返す。 美味しいものを紹介するグルメ本。本当にたくさんの本が出版されてい…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 8月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年8月場所です。

  • 【レビュー】柴田理恵のきもの好日:柴田理恵

    柴田理恵のきもの好日:柴田理恵著のレビューです。 ☞読書ポイント 家族の歴史をこういう形で継承するっていいなぁ。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 柴田理恵のきもの好日 作者:柴田 理恵 平凡社 Amazon ☞読書ポイント 箪笥の中に眠っている着物や帯を柴田さんがリメイク。柴田さんが普段着ている着物にはどんな思い出があるのだろう?家族の思い出とともに引き継いだ愛おしい着物たちと、柴田さんの日常が見え隠れする素敵な一冊。粋な着物がたくさん登場します。そして富山県情報も! 家族の歴史をこういう形で継承するっていいなぁ。 柴田さんの私生活と言えば、愛犬のわんちゃんがまず頭に浮かぶんだけど、最近は「着…

  • 【レビュー】25年後のセックス・アンド・ザ・シティ:キャンディス・ブシュネル

    25年後のセックス・アンド・ザ・シティ:キャンディス・ブシュネル著のレビューです。 25年後のセックス・アンド・ザ・シティ 作者:キャンディス・ブシュネル 大和書房 Amazon ☞読書ポイント 幸せを手に入れるまで努力を惜しまないアメリカ人女性たちのリアルな姿 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント SATCはまだ終わってなかった!?あの大ブームから早25年。ドラマを見ていた人も、そして著者もみんな同じように年を重ね、今はどんな風に過ごしているのか。恋、仕事、家庭、友情、めくるめく日はまだまだ続いているのであった。 幸せを手に入れるまで努力を惜しまないアメリカ人女性たちのリアルな姿 …

  • 【書評】ヤクザ・チルドレン:石井光太

    ヤクザ・チルドレン:石井光太著のレビューです。 ☞読書ポイント 「子は親を選べない」とは、こういうことを言う 【つなぐ本】本は本をつれて来る ヤクザ・チルドレン 作者:石井光太 ミリオン出版/大洋図書 Amazon ☞読書ポイント 「まさか?」「なんで?」「こんなことって....」を、ただただ繰り返す読書になる。一体これらの問題の根っこはどこにあるのか?誰のせい?誰が悪い?...読めば読むほど答えに辿り着けない根深い問題がここに。 「子は親を選べない」とは、こういうことを言う これまでも石井光太氏のノンフィクションは結構な覚悟を持って読んできた。今回もそれなりの心構えをしていたものの、数時間で…

  • 【レビュー】怖い村の話:宝島社

    怖い村の話のレビューです。 ☞読書ポイント 怖いのに、眠い。途中まで一向にページが進まなかった。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 怖い村の話 宝島社 Amazon ☞読書ポイント 「村」「島」「禁忌地帯」、そして「怖い奇習」。怖すぎて逆に「都市伝説」であって欲しいと思った話も。とにかく、次々と怖い話がやって来る。 怖いのに、眠い。途中まで一向にページが進まなかった。 タイトルからも一目でわかる怖い本。感想は「怖い」ということをまずは書きたいところだけど、この本、とにかく読んでいるときはずっと「眠かった」といった印象。なんなんでしょう。昼夜問わず、短い話にもかかわらず、ひとつの話を読み終えるのに…

  • 【レビュー】美しい繭:櫻木みわ

    美しい繭:櫻木みわ著のレビューです。 ☞読書ポイント ちょっとした異空間で過ごす貴重な日々 【つなぐ本】本は本をつれて来る うつくしい繭 作者:櫻木みわ 講談社 Amazon ☞読書ポイント 美しい文体、作品の持つ静謐な雰囲気、異国情緒。つかみどころのない話ではあるけれど、旅をしながら浄化され、再生していくような不思議な感覚があった。素敵な物語。 ちょっとした異空間で過ごす貴重な日々 毎日本は読んでいるけれど、「これは!」という作家さんに出会うは年に1度あるかないか。まったく出会いのない1年っていうこともざらにある。ということで、その希少な本との出合いが、今年は巡って来た。 櫻木みわさん。初読…

  • 【レビュー】夜に星を放つ:窪美澄

    夜に星を放つ:窪美澄著のレビューです。 夜に星を放つ (文春e-book) 作者:窪 美澄 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント 喪失感からの出発 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 直木賞受賞作。大切な人との別れ。人はその喪失感のなかでどう生きているのか。そして、そこからどう歩き始めるのか。喪失から星を放つまでの心の動きが繊細に描かれる短編集。どれも読みごたえがあります。 喪失感からの出発 直木賞が発表された日にたまたたま図書館からやって来たのがこの本。もう、なんて素晴らしいタイミングなの~と、ひとりニヤニヤ。窪さんはいつか必ず受賞されると思っていたので驚きはしなかったけど、や…

  • 【レビュー】森瑤子の帽子:島﨑今日子

    森瑤子の帽子:島﨑今日子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「森瑤子」を振り返りながら見えてきたもの 【つなぐ本】本は本をつれて来る 森瑤子の帽子 (幻冬舎文庫) 作者:島﨑 今日子 幻冬舎 Amazon ☞読書ポイント 森瑤子と言えばバブル期に大ブームになった作家のひとり。華やかな外見とは裏腹に、自身のドロッとした感情を作品に反映させているかのよう複雑な女性の気持ちを描いていた。実際、彼女の生活はどうだったのか?森瑤子と関わりのあった人々の証言から、さらに深くリアルな「森瑤子」を知る一冊。 「森瑤子」を振り返りながら見えてきたもの 「森瑤子」という名前とともに「ある時代」を思い出すのは、リア…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 7月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年7月場所です。

  • 【レビュー】おいしいコーヒーのいれ方 掌のアナザーストーリーてのひらの未来:村山由佳

    おいしいコーヒーのいれ方 掌のアナザーストーリーてのひらの未来:村山由佳著のレビューです。 ☞読書ポイント こうしてみると、みんないろいろあったよなぁ。おいコーを振り返るアナザーストーリー。 【つなぐ本】本は本をつれて来る おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー てのひらの未来 (JUMP j BOOKS) 作者:村山 由佳 集英社 Amazon ☞読書ポイント 終了したと思った「おいコー」シリーズ。しかし、アナザーストーリーとして再び登場!脇役だったあの人達の話が詰まった1冊。あんなことも、こんなこともあった勝利とかれん。そんな二人を見守って来た周りの人々の…

  • 【レビュー】87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし:多良美智子

    87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし:多良美智子著のレビューです。 ☞読書ポイント 87歳、健康であればここまで可能....ということは解った。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし 作者:多良 美智子 すばる舎 Amazon ☞読書ポイント 87歳の自分を想像したことがありますか?そのとき、自分はどんな生活をしているのだろう?本書は団地で一人暮らしをしているお婆さんの話。YouTubeでも有名な多良さんの日常が一冊の本になった。参考になるかならないかは、今の生活次第かも!? 87歳、健康であればここまで可能....ということは解った。 新聞広告で大々的に…

  • 【レビュー】大人の食物アレルギー:福冨友馬

    大人の食物アレルギー:福冨友馬著のレビューです。 ☞読書ポイント 食物アレルギーは、大人になっても発症する 【つなぐ本】本は本をつれて来る 大人の食物アレルギー (集英社新書) 作者:福冨 友馬 集英社 Amazon ☞読書ポイント 「成人の10人に1人に症状あり」と言われるほど、アレルギーを持っている人は結構多い。アレルギーか否か、「もしかしたら」と疑いのある方はぜひ一読を。大人になってもアレルギーは発症するのです。 食物アレルギーは、大人になっても発症する 大人になってから「花粉症」になったって話はよく聞く。かくゆう母も高齢になってから軽症ではあるけど「花粉症」になった。花粉症はもう国民病…

  • 【レビュー】夢を見る:性をめぐる三つの物語:石原燃

    夢を見る:性をめぐる三つの物語:石原燃著のレビューです。 ☞読書ポイント 目を背けちゃいけない3つのテーマを脚本形式で読む 【つなぐ本】本は本をつれて来る 夢を見る: 性をめぐる三つの物語 作者:石原 燃 アジュマ Amazon ☞読書ポイント 3つのテーマを脚本形式で読む。従軍慰安婦、男性から性暴力の被害を受けた男性、そして、中絶と中絶薬。どれもハードな内容だ。特に「中絶薬」については、男女問わず読んでおきたい内容です。 目を背けちゃいけない3つのテーマを脚本形式で読む 3つの短編は、どれも重たいテーマである。これらのテーマを、劇作家である石原さんならではの脚本形式でアプローチ。なので、ある…

  • 【レビュー】暮らしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識

    くらしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識のレビューです。 ☞読書ポイント 布や紙物はキリがないわけだけど.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 暮らしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識 翔泳社 Amazon ☞読書ポイント 「布」を使って何ができるのか?布の種類を知るだけでなく、実用面でもばっちり知ることができる布本!眠っている布を生活の中にどんどん取り入れよう! 布や紙物はキリがないわけだけど.... またまた「布」の本を借りました。まったくこのジャンルの興味は尽きることなく、手が伸びてしまうという。先日も同じような本を読んだばかりなのに、またもや無意識…

  • 【レビュー】丸の内魔法少女ミラクリーナ:村田沙耶香

    丸の内魔法少女ミラクリーナ:村田沙耶香著のレビューです。 ☞読書ポイント 設定から飛ばしてまくる村田作品 【つなぐ本】本は本をつれて来る 丸の内魔法少女ミラクリーナ (角川書店単行本) 作者:村田 沙耶香 KADOKAWA Amazon ☞読書ポイント 一見、変な話に見えるかもしれないけれども、実は社会で起きている問題が盛り込まれている。なかなか思いつかない設定から、ぼんやり見えて来る社会問題。筆者の投げて来るボールをキャッチできるか!? 設定から飛ばしてまくる村田作品 これから片っ端から読んでいこうと思っている村田沙耶香さんの作品。今回は、表紙もキラキラファンシーだし、そんなどぎつい内容では…

  • 地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47頭道府県!:森井ユカ

    地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47頭道府県!:森井ユカ著のレビューです。 ☞読書ポイント あの県のスーパーでは、どんな美味しいものが売っているんだろう? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県! (地球の歩き方BOOKS) 作者:森井 ユカ 地球の歩き方 Amazon ☞読書ポイント 全国津々浦々、その土地のスーパーでしか出合えない食べ物を知ろう。地元スーパーで売られているものだけを寄せ集めて作る「スーパーディナー」なるものも登場。 あの県のスーパーでは、どんな美味しいものが売っているんだろう? 日本全…

  • 【レビュー】老いの福袋:樋口恵子

    老いの福袋:樋口恵子著のレビューです。 ☞読書ポイント 親子で読むことをおすすめ!高齢の親と子の日々から見えるもの 【つなぐ本】本は本をつれて来る 老いの福袋-あっぱれ! ころばぬ先の知恵88 (単行本) 作者:樋口 恵子 中央公論新社 Amazon ☞読書ポイント なってみないと分からない高齢者ならではの苦労。何をするにも一仕事。母と娘のやり取りとりから、互いの想いが見えて来る。高齢者とともに暮らしている方は、特に共感する部分が多い。じめっとならず軽快な文章も魅力! 親子で読むことをおすすめ!高齢の親と子の日々から見えるもの 若いころは隠居した老人の生活を見て、毎日のんびりお茶をすすりながら…

  • 【レビュー】春の夢―或る台湾人女性の物語:山中啓二、許旭蓮

    春の夢―或る台湾人女性の物語:山中啓二、許旭蓮著のレビューです。 ☞読書ポイント ある台湾女性の人生から見えてくるものとは? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 春の夢―或る台湾人女性の物語 作者:山中啓二,許旭蓮 神奈川新聞社 Amazon ☞読書ポイント 統治時代の台湾人に起きていたこと、当時の人々の心情等々、本書を通してしっかりと感じ取ることが出来ます。ことに結婚を約束したふたりが離れ離れになり、その後の長い人生がどうであったか。戦前から現在までを辿る。 ある台湾女性の人生から見えてくるものとは? なにかとても得るものが大きかった一冊でした。と言うのも、戦前から戦後までの話を通して、当時の日…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 6月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年6月場所です。

  • 【レビュー】怖ガラセ屋サン:澤村伊智

    怖ガラセ屋サン:澤村伊智著のレビューです。 ☞読書ポイント 怖がらせ屋さんは容赦ない 【つなぐ本】本は本をつれて来る 怖ガラセ屋サン 作者:澤村 伊智 幻冬舎 Amazon ☞読書ポイント うしろめたいことをすると、いろんな形でしっぺ返しが来る。....と言うことを知る一冊。ホラーとは違う怖さがあなたを襲う。 怖がらせ屋さんは容赦ない すごく怖い話を想像していたけど、いわゆるホラー系の怖さではなかったかな。ただ、なにか人として後ろめたいことをしていると、いずれしっぺ返し来る....と言った感じで、その時味わう後悔を、嫌と言うほど見せつけられた。 本書で一番印象的だったのは「子供の世界で」だった…

  • 【レビュー】ウチの江戸美人:いずみ朔庵

    ウチの江戸美人:いずみ朔庵著のレビューです。 ☞読書ポイント 家に帰って来たら、江戸時代の女性がいたら? 【つなぐ本】本は本をつれて来る ウチの江戸美人 作者:いずみ朔庵 晶文社 Amazon ☞読書ポイント 江戸時代の女性と現代の女性が一緒に住んだら一体どうなるのか?これが意外にも楽しい関係を築けるという面白さ。女性の関心ごとは時代が違っても共通する部分が多い。互いの時代を学び合いながら過ごす微笑ましい話が満載。 家に帰って来たら、江戸時代の女性がいたら? ちょっと想像すると怖いかも....でも、江戸時代は自分にとってとても興味深い時代のひとつ。あれこれ聞きたいことがいっぱいある。と、考える…

  • 【レビュー】ミシンと金魚:永井みみ

    ミシンと金魚:永井みみ著のレビューです。 ☞読書ポイント カケイさんの頭の中の世界は装丁画が再現しているかのよう 【つなぐ本】本は本をつれて来る ミシンと金魚 (集英社文芸単行本) 作者:永井みみ 集英社 Amazon ☞読書ポイント 認知症になっても、いろんな過去の断片が頭の中で手をつないでいる。主人公のカケイさんの壮絶な過去のはなしから、「老いる」ことをひたすら考える。 カケイさんの頭の中の世界は装丁画が再現しているかのよう ふわっふわとした読み心地だったなぁ。つかみどころがないというか。というのも、本書の主人公は認知症のおばあさんなのだ。彼女が日々どんなことを考え、周りの人々と話したり、…

  • 【レビュー】信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談

    信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談:中村うさぎ、マツコ・デラックス著のレビューです。 ☞読書ポイント ひとりっこの話に腑に落ちる! 【つなぐ本】本は本をつれて来る 信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談 作者:中村 うさぎ,マツコ・デラックス 毎日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント 安定の名コンビ。とくに「一人っ子」の方は「そうそう!」と共感できる話もあって嬉しいかも!? ひとりっこの話に腑に落ちる! うさぎさんとマツコさん、やっぱりこの組み合わせが私の中で一番しっくりくる。マツコさんとうさぎさんはお付き合いも長く、今回の対談も互いに言いたいことを言って、突っ込みも激し…

  • 【レビュー】世界のかわいい民族衣装:上羽陽子/国立民族博物館

    世界のかわいい民族衣装:上羽陽子/国立民族博物館のレビューです。 ☞読書ポイント その布、どこのもの? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 世界のかわいい民族衣装―織り、染め、刺繍、レースなど手仕事が生みだす世界の色と形 誠文堂新光社 Amazon ☞読書ポイント よく見るけどどこの布や衣装なのだろう?アジア、ヨーロッパ、南米のもの...ざっくり区別はできても実のところよくわかっていない。そんな時、この本を開けば、「おぉ!」となる。日本の着物に負けないくらい、各国の美しい民族衣装にうつつを抜かす一冊。 その布、どこのもの? 海外旅行に行くと欲しくなる布もの。現地で見るとやたら欲しくなるのですが、日…

  • 【レビュー】風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) :原田マハ

    風神雷神Juppiter, Aeolus(下) :原田マハ著のレビューです。 ☞読書ポイント 宗達とカラバッジョの運命的な出会いに胸が高鳴る 【つなぐ本】本は本をつれて来る 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) 作者:原田 マハ PHP研究所 Amazon ☞読書ポイント 下巻になりますのでご注意を。天正遣欧使節の一員としてローマへ派遣された俵屋宗達と原マルティノたちの長い航海。そして到着先での新たな出会い。たった1日でも人生最大の友と出会う場面は感動的。後半はマハさんらしい胸熱ストーリー。 宗達とカラバッジョの運命的な出会いに胸が高鳴る まずは、上巻のおさらいから。 www.rea…

  • 【レビュー】結婚させる家:桂望実

    結婚させる家:桂望実著のレビューです。 ☞読書ポイント 40代上の婚活、これはこれでまたハードルが高い 【つなぐ本】本は本をつれて来る 結婚させる家 作者:桂 望実 光文社 Amazon ☞読書ポイント アラフォー以降の婚活は、個々が抱えている問題との兼ね合いが難しい。結婚や再婚はもはや自分たちだけでなく、高齢の両親や連れ子との相性なんかも課題。結婚情報サービスから見えて来る中年の婚活状況。結婚にこだわるか、それとも......? 40代上の婚活、これはこれでまたハードルが高い 年頃の娘や息子を「結婚させる」ことに躍起になる家族の話かと思ったけどそうではなく、結婚情報サービスの会社でお付き合い…

  • 【レビュー】老婦人マリアンヌ鈴木の部屋:荻野アンナ

    老婦人マリアンヌ鈴木の部屋:荻野アンナ著のレビューです。 ☞読書ポイント 女性が集まるところには、目まぐるしく話もやってくる! 【つなぐ本】本は本をつれて来る 老婦人マリアンヌ鈴木の部屋 作者:荻野 アンナ 朝日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント 介護する人、される人、そして、その家族。何かがちょっとだけ不幸だったりする反面、何があっても我が道を行く女性たちの逞しさを見る。とにかくいろいろな話が次々出てくる。不思議な読み心地になる一冊。 女性が集まるところには、目まぐるしく話もやってくる! よく女性たちのおしゃべりは同時に話して人の話を聴いていないとか、あっちこっちに話が飛ぶとか言われるけ…

  • 【レビュー】文豪たちのスペイン風邪(シリーズ紙礫):皓星社

    文豪たちのスペイン風邪のレビューです。 ☞読書ポイント みんな、みんな、いまの私たちと一緒 【つなぐ本】本は本をつれて来る 文豪たちのスペイン風邪 (シリーズ紙礫) 皓星社 Amazon ☞読書ポイント あの有名な文豪たちが、スペイン風邪の流行時に何を感じ、どんな行動をしていたのか?それぞれの行動から見えて来る文豪たちの性格が如実に見えて面白い。また、どんな予防をしていたのか?今と比較しながら当時の様子を想像。 みんな、みんな、いまの私たちと一緒 シリーズ「紙礫」は、いろいろなテーマで出版されるアンソロジーで、このシリーズで初めて知った作家も数知れない。とても雰囲気のあるアンソロジーで、取り上…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 5月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年5月場所です。

  • 【レビュー】私が見た未来 :完全版:たつき諒

    私が見た未来 :完全版:たつき諒著のレビューです。 ☞読書ポイント 「災害」か、「災難」か。いずれにしろ来る!?....のかな。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 私が見た未来 完全版 作者:たつき諒 飛鳥新社 Amazon ☞読書ポイント 「ノストラダムスの大預言」が好きだった人は、この本も好奇心をそそられるのではないかと。まさに「信じるも信じないもあなた次第」って内容。たつきさんの描く「夢日記」はかなり明確に記されているので、よりリアルにイメージができました。気が引き締まる一冊。備えておくことは大事。 「災害」か、「災難」か。いずれにしろ来る!?....のかな。 好奇心100%で購入。昔で言…

  • 【レビュー】アルタイの片隅で:李娟

    アルタイの片隅で:李娟著のレビューです。 アルタイの片隅で 作者:李娟 インターブックス Amazon ☞読書ポイント アルタイってどんなところ? 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 私たちと同じ時間を生きている人々の話のはずなのに、なにか別の世界を生きる人々の話のようにも思える不思議な感覚。小さな共和国に住む人々の生活を生き生きと描くエッセイ。驚き、笑い、価値観の違いなど、小さな洋品店を営むある一家の話から楽しめる一冊。 アルタイってどんなところ? 世の中知らない場所が本当にたくさんあるってことは、読書生活を通じて毎度知ることのひとつだ。今回も「アルタイ」って自分の世界地図には存…

ブログリーダー」を活用して、kuraraさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kuraraさん
ブログタイトル
うずまきぐ~るぐる
フォロー
うずまきぐ~るぐる

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用