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2020/11/05

1件〜100件

  • 【書評】ヤクザ・チルドレン:石井光太

    ヤクザ・チルドレン:石井光太著のレビューです。 ☞読書ポイント 「子は親を選べない」とは、こういうことを言う 【つなぐ本】本は本をつれて来る ヤクザ・チルドレン 作者:石井光太 ミリオン出版/大洋図書 Amazon ☞読書ポイント 「まさか?」「なんで?」「こんなことって....」を、ただただ繰り返す読書になる。一体これらの問題の根っこはどこにあるのか?誰のせい?誰が悪い?...読めば読むほど答えに辿り着けない根深い問題がここに。 「子は親を選べない」とは、こういうことを言う これまでも石井光太氏のノンフィクションは結構な覚悟を持って読んできた。今回もそれなりの心構えをしていたものの、数時間で…

  • 【レビュー】怖い村の話:宝島社

    怖い村の話のレビューです。 ☞読書ポイント 怖いのに、眠い。途中まで一向にページが進まなかった。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 怖い村の話 宝島社 Amazon ☞読書ポイント 「村」「島」「禁忌地帯」、そして「怖い奇習」。怖すぎて逆に「都市伝説」であって欲しいと思った話も。とにかく、次々と怖い話がやって来る。 怖いのに、眠い。途中まで一向にページが進まなかった。 タイトルからも一目でわかる怖い本。感想は「怖い」ということをまずは書きたいところだけど、この本、とにかく読んでいるときはずっと「眠かった」といった印象。なんなんでしょう。昼夜問わず、短い話にもかかわらず、ひとつの話を読み終えるのに…

  • 【レビュー】美しい繭:櫻木みわ

    美しい繭:櫻木みわ著のレビューです。 ☞読書ポイント ちょっとした異空間で過ごす貴重な日々 【つなぐ本】本は本をつれて来る うつくしい繭 作者:櫻木みわ 講談社 Amazon ☞読書ポイント 美しい文体、作品の持つ静謐な雰囲気、異国情緒。つかみどころのない話ではあるけれど、旅をしながら浄化され、再生していくような不思議な感覚があった。素敵な物語。 ちょっとした異空間で過ごす貴重な日々 毎日本は読んでいるけれど、「これは!」という作家さんに出会うは年に1度あるかないか。まったく出会いのない1年っていうこともざらにある。ということで、その希少な本との出合いが、今年は巡って来た。 櫻木みわさん。初読…

  • 【レビュー】夜に星を放つ:窪美澄

    夜に星を放つ:窪美澄著のレビューです。 夜に星を放つ (文春e-book) 作者:窪 美澄 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント 喪失感からの出発 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 直木賞受賞作。大切な人との別れ。人はその喪失感のなかでどう生きているのか。そして、そこからどう歩き始めるのか。喪失から星を放つまでの心の動きが繊細に描かれる短編集。どれも読みごたえがあります。 喪失感からの出発 直木賞が発表された日にたまたたま図書館からやって来たのがこの本。もう、なんて素晴らしいタイミングなの~と、ひとりニヤニヤ。窪さんはいつか必ず受賞されると思っていたので驚きはしなかったけど、や…

  • 【レビュー】森瑤子の帽子:島﨑今日子

    森瑤子の帽子:島﨑今日子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「森瑤子」を振り返りながら見えてきたもの 【つなぐ本】本は本をつれて来る 森瑤子の帽子 (幻冬舎文庫) 作者:島﨑 今日子 幻冬舎 Amazon ☞読書ポイント 森瑤子と言えばバブル期に大ブームになった作家のひとり。華やかな外見とは裏腹に、自身のドロッとした感情を作品に反映させているかのよう複雑な女性の気持ちを描いていた。実際、彼女の生活はどうだったのか?森瑤子と関わりのあった人々の証言から、さらに深くリアルな「森瑤子」を知る一冊。 「森瑤子」を振り返りながら見えてきたもの 「森瑤子」という名前とともに「ある時代」を思い出すのは、リア…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 7月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年7月場所です。

  • 【レビュー】おいしいコーヒーのいれ方 掌のアナザーストーリーてのひらの未来:村山由佳

    おいしいコーヒーのいれ方 掌のアナザーストーリーてのひらの未来:村山由佳著のレビューです。 ☞読書ポイント こうしてみると、みんないろいろあったよなぁ。おいコーを振り返るアナザーストーリー。 【つなぐ本】本は本をつれて来る おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー てのひらの未来 (JUMP j BOOKS) 作者:村山 由佳 集英社 Amazon ☞読書ポイント 終了したと思った「おいコー」シリーズ。しかし、アナザーストーリーとして再び登場!脇役だったあの人達の話が詰まった1冊。あんなことも、こんなこともあった勝利とかれん。そんな二人を見守って来た周りの人々の…

  • 【レビュー】87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし:多良美智子

    87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし:多良美智子著のレビューです。 ☞読書ポイント 87歳、健康であればここまで可能....ということは解った。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし 作者:多良 美智子 すばる舎 Amazon ☞読書ポイント 87歳の自分を想像したことがありますか?そのとき、自分はどんな生活をしているのだろう?本書は団地で一人暮らしをしているお婆さんの話。YouTubeでも有名な多良さんの日常が一冊の本になった。参考になるかならないかは、今の生活次第かも!? 87歳、健康であればここまで可能....ということは解った。 新聞広告で大々的に…

  • 【レビュー】大人の食物アレルギー:福冨友馬

    大人の食物アレルギー:福冨友馬著のレビューです。 ☞読書ポイント 食物アレルギーは、大人になっても発症する 【つなぐ本】本は本をつれて来る 大人の食物アレルギー (集英社新書) 作者:福冨 友馬 集英社 Amazon ☞読書ポイント 「成人の10人に1人に症状あり」と言われるほど、アレルギーを持っている人は結構多い。アレルギーか否か、「もしかしたら」と疑いのある方はぜひ一読を。大人になってもアレルギーは発症するのです。 食物アレルギーは、大人になっても発症する 大人になってから「花粉症」になったって話はよく聞く。かくゆう母も高齢になってから軽症ではあるけど「花粉症」になった。花粉症はもう国民病…

  • 【レビュー】夢を見る:性をめぐる三つの物語:石原燃 

    夢を見る:性をめぐる三つの物語:石原燃著のレビューです。 ☞読書ポイント 目を背けちゃいけない3つのテーマを脚本形式で読む 【つなぐ本】本は本をつれて来る 夢を見る: 性をめぐる三つの物語 作者:石原 燃 アジュマ Amazon ☞読書ポイント 3つのテーマを脚本形式で読む。従軍慰安婦、男性から性暴力の被害を受けた男性、そして、中絶と中絶薬。どれもハードな内容だ。特に「中絶薬」については、男女問わず読んでおきたい内容です。 目を背けちゃいけない3つのテーマを脚本形式で読む 3つの短編は、どれも重たいテーマである。これらのテーマを、劇作家である石原さんならではの脚本形式でアプローチ。なので、ある…

  • 【レビュー】暮らしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識

    くらしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識のレビューです。 ☞読書ポイント 布や紙物はキリがないわけだけど.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 暮らしの図鑑 布 楽しむ工夫×いま欲しい布210×基礎知識 翔泳社 Amazon ☞読書ポイント 「布」を使って何ができるのか?布の種類を知るだけでなく、実用面でもばっちり知ることができる布本!眠っている布を生活の中にどんどん取り入れよう! 布や紙物はキリがないわけだけど.... またまた「布」の本を借りました。まったくこのジャンルの興味は尽きることなく、手が伸びてしまうという。先日も同じような本を読んだばかりなのに、またもや無意識…

  • 【レビュー】丸の内魔法少女ミラクリーナ:村田沙耶香

    丸の内魔法少女ミラクリーナ:村田沙耶香著のレビューです。 ☞読書ポイント 設定から飛ばしてまくる村田作品 【つなぐ本】本は本をつれて来る 丸の内魔法少女ミラクリーナ (角川書店単行本) 作者:村田 沙耶香 KADOKAWA Amazon ☞読書ポイント 一見、変な話に見えるかもしれないけれども、実は社会で起きている問題が盛り込まれている。なかなか思いつかない設定から、ぼんやり見えて来る社会問題。筆者の投げて来るボールをキャッチできるか!? 設定から飛ばしてまくる村田作品 これから片っ端から読んでいこうと思っている村田沙耶香さんの作品。今回は、表紙もキラキラファンシーだし、そんなどぎつい内容では…

  • 地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47頭道府県!:森井ユカ

    地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47頭道府県!:森井ユカ著のレビューです。 ☞読書ポイント あの県のスーパーでは、どんな美味しいものが売っているんだろう? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県! (地球の歩き方BOOKS) 作者:森井 ユカ 地球の歩き方 Amazon ☞読書ポイント 全国津々浦々、その土地のスーパーでしか出合えない食べ物を知ろう。地元スーパーで売られているものだけを寄せ集めて作る「スーパーディナー」なるものも登場。 あの県のスーパーでは、どんな美味しいものが売っているんだろう? 日本全…

  • 【レビュー】老いの福袋:樋口恵子

    老いの福袋:樋口恵子著のレビューです。 ☞読書ポイント 親子で読むことをおすすめ!高齢の親と子の日々から見えるもの 【つなぐ本】本は本をつれて来る 老いの福袋-あっぱれ! ころばぬ先の知恵88 (単行本) 作者:樋口 恵子 中央公論新社 Amazon ☞読書ポイント なってみないと分からない高齢者ならではの苦労。何をするにも一仕事。母と娘のやり取りとりから、互いの想いが見えて来る。高齢者とともに暮らしている方は、特に共感する部分が多い。じめっとならず軽快な文章も魅力! 親子で読むことをおすすめ!高齢の親と子の日々から見えるもの 若いころは隠居した老人の生活を見て、毎日のんびりお茶をすすりながら…

  • 【レビュー】春の夢―或る台湾人女性の物語:山中啓二、許旭蓮

    春の夢―或る台湾人女性の物語:山中啓二、許旭蓮著のレビューです。 ☞読書ポイント ある台湾女性の人生から見えてくるものとは? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 春の夢―或る台湾人女性の物語 作者:山中啓二,許旭蓮 神奈川新聞社 Amazon ☞読書ポイント 統治時代の台湾人に起きていたこと、当時の人々の心情等々、本書を通してしっかりと感じ取ることが出来ます。ことに結婚を約束したふたりが離れ離れになり、その後の長い人生がどうであったか。戦前から現在までを辿る。 ある台湾女性の人生から見えてくるものとは? なにかとても得るものが大きかった一冊でした。と言うのも、戦前から戦後までの話を通して、当時の日…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 6月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年6月場所です。

  • 【レビュー】怖ガラセ屋サン:澤村伊智

    怖ガラセ屋サン:澤村伊智著のレビューです。 ☞読書ポイント 怖がらせ屋さんは容赦ない 【つなぐ本】本は本をつれて来る 怖ガラセ屋サン 作者:澤村 伊智 幻冬舎 Amazon ☞読書ポイント うしろめたいことをすると、いろんな形でしっぺ返しが来る。....と言うことを知る一冊。ホラーとは違う怖さがあなたを襲う。 怖がらせ屋さんは容赦ない すごく怖い話を想像していたけど、いわゆるホラー系の怖さではなかったかな。ただ、なにか人として後ろめたいことをしていると、いずれしっぺ返し来る....と言った感じで、その時味わう後悔を、嫌と言うほど見せつけられた。 本書で一番印象的だったのは「子供の世界で」だった…

  • 【レビュー】ウチの江戸美人:いずみ朔庵

    ウチの江戸美人:いずみ朔庵著のレビューです。 ☞読書ポイント 家に帰って来たら、江戸時代の女性がいたら? 【つなぐ本】本は本をつれて来る ウチの江戸美人 作者:いずみ朔庵 晶文社 Amazon ☞読書ポイント 江戸時代の女性と現代の女性が一緒に住んだら一体どうなるのか?これが意外にも楽しい関係を築けるという面白さ。女性の関心ごとは時代が違っても共通する部分が多い。互いの時代を学び合いながら過ごす微笑ましい話が満載。 家に帰って来たら、江戸時代の女性がいたら? ちょっと想像すると怖いかも....でも、江戸時代は自分にとってとても興味深い時代のひとつ。あれこれ聞きたいことがいっぱいある。と、考える…

  • 【レビュー】ミシンと金魚:永井みみ

    ミシンと金魚:永井みみ著のレビューです。 ☞読書ポイント カケイさんの頭の中の世界は装丁画が再現しているかのよう 【つなぐ本】本は本をつれて来る ミシンと金魚 (集英社文芸単行本) 作者:永井みみ 集英社 Amazon ☞読書ポイント 認知症になっても、いろんな過去の断片が頭の中で手をつないでいる。主人公のカケイさんの壮絶な過去のはなしから、「老いる」ことをひたすら考える。 カケイさんの頭の中の世界は装丁画が再現しているかのよう ふわっふわとした読み心地だったなぁ。つかみどころがないというか。というのも、本書の主人公は認知症のおばあさんなのだ。彼女が日々どんなことを考え、周りの人々と話したり、…

  • 【レビュー】信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談

    信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談:中村うさぎ、マツコ・デラックス著のレビューです。 ☞読書ポイント ひとりっこの話に腑に落ちる! 【つなぐ本】本は本をつれて来る 信じる者はダマされる うさぎとマツコの人生相談 作者:中村 うさぎ,マツコ・デラックス 毎日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント 安定の名コンビ。とくに「一人っ子」の方は「そうそう!」と共感できる話もあって嬉しいかも!? ひとりっこの話に腑に落ちる! うさぎさんとマツコさん、やっぱりこの組み合わせが私の中で一番しっくりくる。マツコさんとうさぎさんはお付き合いも長く、今回の対談も互いに言いたいことを言って、突っ込みも激し…

  • 【レビュー】世界のかわいい民族衣装:上羽陽子/国立民族博物館

    世界のかわいい民族衣装:上羽陽子/国立民族博物館のレビューです。 ☞読書ポイント その布、どこのもの? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 世界のかわいい民族衣装―織り、染め、刺繍、レースなど手仕事が生みだす世界の色と形 誠文堂新光社 Amazon ☞読書ポイント よく見るけどどこの布や衣装なのだろう?アジア、ヨーロッパ、南米のもの...ざっくり区別はできても実のところよくわかっていない。そんな時、この本を開けば、「おぉ!」となる。日本の着物に負けないくらい、各国の美しい民族衣装にうつつを抜かす一冊。 その布、どこのもの? 海外旅行に行くと欲しくなる布もの。現地で見るとやたら欲しくなるのですが、日…

  • 【レビュー】風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) :原田マハ

    風神雷神Juppiter, Aeolus(下) :原田マハ著のレビューです。 ☞読書ポイント 宗達とカラバッジョの運命的な出会いに胸が高鳴る 【つなぐ本】本は本をつれて来る 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) 作者:原田 マハ PHP研究所 Amazon ☞読書ポイント 下巻になりますのでご注意を。天正遣欧使節の一員としてローマへ派遣された俵屋宗達と原マルティノたちの長い航海。そして到着先での新たな出会い。たった1日でも人生最大の友と出会う場面は感動的。後半はマハさんらしい胸熱ストーリー。 宗達とカラバッジョの運命的な出会いに胸が高鳴る まずは、上巻のおさらいから。 www.rea…

  • 【レビュー】結婚させる家:桂望実

    結婚させる家:桂望実著のレビューです。 ☞読書ポイント 40代上の婚活、これはこれでまたハードルが高い 【つなぐ本】本は本をつれて来る 結婚させる家 作者:桂 望実 光文社 Amazon ☞読書ポイント アラフォー以降の婚活は、個々が抱えている問題との兼ね合いが難しい。結婚や再婚はもはや自分たちだけでなく、高齢の両親や連れ子との相性なんかも課題。結婚情報サービスから見えて来る中年の婚活状況。結婚にこだわるか、それとも......? 40代上の婚活、これはこれでまたハードルが高い 年頃の娘や息子を「結婚させる」ことに躍起になる家族の話かと思ったけどそうではなく、結婚情報サービスの会社でお付き合い…

  • 【レビュー】老婦人マリアンヌ鈴木の部屋:荻野アンナ

    老婦人マリアンヌ鈴木の部屋:荻野アンナ著のレビューです。 ☞読書ポイント 女性が集まるところには、目まぐるしく話もやってくる! 【つなぐ本】本は本をつれて来る 老婦人マリアンヌ鈴木の部屋 作者:荻野 アンナ 朝日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント 介護する人、される人、そして、その家族。何かがちょっとだけ不幸だったりする反面、何があっても我が道を行く女性たちの逞しさを見る。とにかくいろいろな話が次々出てくる。不思議な読み心地になる一冊。 女性が集まるところには、目まぐるしく話もやってくる! よく女性たちのおしゃべりは同時に話して人の話を聴いていないとか、あっちこっちに話が飛ぶとか言われるけ…

  • 【レビュー】文豪たちのスペイン風邪(シリーズ紙礫):皓星社

    文豪たちのスペイン風邪のレビューです。 ☞読書ポイント みんな、みんな、いまの私たちと一緒 【つなぐ本】本は本をつれて来る 文豪たちのスペイン風邪 (シリーズ紙礫) 皓星社 Amazon ☞読書ポイント あの有名な文豪たちが、スペイン風邪の流行時に何を感じ、どんな行動をしていたのか?それぞれの行動から見えて来る文豪たちの性格が如実に見えて面白い。また、どんな予防をしていたのか?今と比較しながら当時の様子を想像。 みんな、みんな、いまの私たちと一緒 シリーズ「紙礫」は、いろいろなテーマで出版されるアンソロジーで、このシリーズで初めて知った作家も数知れない。とても雰囲気のあるアンソロジーで、取り上…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 5月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年5月場所です。

  • 【レビュー】私が見た未来 :完全版:たつき諒

    私が見た未来 :完全版:たつき諒著のレビューです。 ☞読書ポイント 「災害」か、「災難」か。いずれにしろ来る!?....のかな。 【つなぐ本】本は本をつれて来る 私が見た未来 完全版 作者:たつき諒 飛鳥新社 Amazon ☞読書ポイント 「ノストラダムスの大預言」が好きだった人は、この本も好奇心をそそられるのではないかと。まさに「信じるも信じないもあなた次第」って内容。たつきさんの描く「夢日記」はかなり明確に記されているので、よりリアルにイメージができました。気が引き締まる一冊。備えておくことは大事。 「災害」か、「災難」か。いずれにしろ来る!?....のかな。 好奇心100%で購入。昔で言…

  • 【レビュー】アルタイの片隅で:李娟

    アルタイの片隅で:李娟著のレビューです。 アルタイの片隅で 作者:李娟 インターブックス Amazon ☞読書ポイント アルタイってどんなところ? 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 私たちと同じ時間を生きている人々の話のはずなのに、なにか別の世界を生きる人々の話のようにも思える不思議な感覚。小さな共和国に住む人々の生活を生き生きと描くエッセイ。驚き、笑い、価値観の違いなど、小さな洋品店を営むある一家の話から楽しめる一冊。 アルタイってどんなところ? 世の中知らない場所が本当にたくさんあるってことは、読書生活を通じて毎度知ることのひとつだ。今回も「アルタイ」って自分の世界地図には存…

  • 【レビュー】燕は戻ってこない:桐野夏生

    燕は戻ってこない:桐野夏生著のレビューです。 ☞読書ポイント 「今の自分には、子宮込みの肉体を売るしか、できることがなかった。」 【つなぐ本】本は本をつれて来る 燕は戻ってこない (集英社文芸単行本) 作者:桐野夏生 集英社 Amazon ☞読書ポイント 貧困、不妊、代理母。この3つの問題が絡み合う小説。最初から最後まで、不安、心配が尽きず、得体の知れない緊張感が続いた。かなり分厚い本ですが、躊躇せずに手に取ってもらいたい。読み始めたらあっという間です。 「今の自分には、子宮込みの肉体を売るしか、できることがなかった。」 図書館で受け取った時、まず「厚い!」と思わず声が出そうになった。「そうだ…

  • 【レビュー】聖なるズー:濱野ちひろ

    聖なるズー:濱野ちひろ著のレビューです。 ☞読書ポイント これらは夢の中の話でもなんでもなくノンフィクションなのだ。想像をはるかに超える世界。 本は本をつれて来る 聖なるズー (集英社学芸単行本) 作者:濱野ちひろ 集英社 Amazon ☞読書ポイント 多様性とは言うけれど、我々はどこまでその実態を知っているのか?本書を読むと、自分の想像を軽く越えていく世界があることを知り、改めて自分の住んでいる世界の狭さみたいなものを感じる。「動物性愛者」とは、どんな人々なのか。読むのにちょっと覚悟が要る一冊です。 これらは夢の中の話でもなんでもなくノンフィクションなのだ。想像をはるかに超える世界。 新潮社…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:ファミリー( 2022年5月9日放送分)

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「ファミリー」です。

  • 【レビュー】翡翠色の海へうたう:深沢潮

    翡翠色の海へうたう:深沢潮著のレビューです。 ☞読書ポイント あの時、一体なにが起きていたのか? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 翡翠色の海へうたう 作者:深沢 潮 KADOKAWA Amazon ☞読書ポイント 慰安婦についてニュースではよく見るが、実際どういうことが起きていたのか。実は「なんとなく」しか私たちは知らないのではないか?....ということが、本書を読むとはっきり解る。そしてもうひとつ。慰安婦関係について「書く」ということ。繊細なテーマに斬り込む深沢さんならではの作品。 あの時、一体なにが起きていたのか? 読む前と後では、表紙の海を眺める気持ちも大きく変わる。そしてタイトルも。「…

  • 【レビュー】私のしあわせ図鑑-たまてばこ篇:津田直美

    私のしあわせ図鑑-たまてばこ篇:津田直美著のレビューです。 ☞読書ポイント なぜか集まって来る好きなものたち。...という言い訳もまた楽しい。 本は本をつれて来る 私のしあわせ図鑑―たまてばこ篇 中央公論新社 Amazon ☞読書ポイント すきなものが自分の周りにある嬉しさ、すきなものに出会ったときの心の弾む感じ。本書にはそんな自分をしあわせにしてくれるものたちが集まっている。筆者と同じものを集めている人にはさらにたまらない一冊! なぜか集まって来る好きなものたち。...という言い訳もまた楽しい。 誰かの大切にしているものを見せてもらう時のわくわく。 それが自分の大切にしているものと被っていた…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 4月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年4月場所です。

  • 【レビュー】もしも、東京(小学館)

    もしも、東京(小学館)のレビューです。 ☞読書ポイント コロナの風景が過去のものなったら、また見たくなるかもしれないイラスト多数 本は本をつれて来る もしも、東京 作者:石塚 真一,浅野 いにお,萩尾望都,出水 ぽすか,小畑 友紀,望月 ミネタロウ,昌原 光一,山下 和美,市川 春子,松井 優征,大童 澄瞳,黒田 硫黄,安倍 夜郎,咲坂 伊緒,石黒 正数,太田垣 康男,岩本 ナオ,奥 浩哉,吉田 戦車,松本 大洋 小学館 Amazon ☞読書ポイント 漫画「もしも東京」展(終了)で出品された20人の漫画家の作品と、角田光代さんらの寄稿文を加えた作品集。様々な作品から見える人々の夢や想いが詰まっ…

  • 【レビュー】懐かしい家:小池真理子

    懐かしい家 :小池真理子怪奇幻想傑作選1:小池真理子著のレビューです。 ☞読書ポイント 考えるのも怖ろしい。次は誰なの? 【つなぐ本】本は本をつれて来る 懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1 (角川ホラー文庫) 作者:小池 真理子 KADOKAWA Amazon ☞読書ポイント 気のせい、たまたま、偶然。不思議な出来事はこれらの言葉で片付けがちだけれども、何度も続くとそう言ってはいられない。エンドレスにも思える話だけど、意外な形でラストを迎える。唖然とする結末に戸惑う短編集。 考えるのも怖ろしい。次は誰なの? 怖い、小池さんの怖い話は心底凍えるものがある。短編集なのですがどれもこれもラストに…

  • 【レビュー】つけびの村 噂が5人を殺したのか?:高橋ユキ

    つけびの村 噂が5人を殺したのか?:高橋ユキ著のレビューです。 ☞読書ポイント 「一夜にして5人の村人が殺害された」--事件の真相を探る 【つなぐ本】本は本をつれて来る つけびの村 作者:高橋ユキ 晶文社 Amazon ☞読書ポイント 山口連続殺人放火事件の真相を探るノンフィクション。さまざまな事件や証言が出て来る。一体何が起きていたのか?なかなか辿り着けない真実に翻弄されながら読む一冊。少々、もどかしい。 「一夜にして5人の村人が殺害された」--事件の真相を探る まずは、こちらの事件を覚えていますか? 山口連続殺人放火事件は、2013年7月21日に山口県周南市大字金峰の集落にて発生した連続殺…

  • 【レビュー】ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある:パリッコ

    ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある:パリッコ著のレビューです。 ☞読書ポイント 好奇心が止まらない!?とことんやってみよう! 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント スーパーの話というより、好奇心が止まらくて実験的にいろんなことをしたレポートみたいな本。どうなんだろう?と思っていても、実行する人はあまりいないだろうと思われる料理の数々。楽しんだ者勝ち的な一冊。家の時間が楽しくなるかも!? ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある 作者:パリッコ スタンド・ブックス Amazon 好奇心が止まらない!?とことんやってみよう! タイトルに惹かれて読んだ一冊。なのでパリッコさん…

  • 【レビュー】うまれることば、しぬことば:酒井順子

    うまれることば、しぬことば:酒井順子著のレビューです。 ☞読書ポイント 日々変化することばの世界。生存競争が激しいことばたちの実態とは!? 【つなぐ本】本は本をつれて来る うまれることば、しぬことば (集英社ノンフィクション) 作者:酒井順子 集英社 Amazon ☞読書ポイント 言葉を深く観察していくと、いろいろ見えて来るものがある。...ということを改めて感じさせられる。酒井さんの深い考察と、語彙に関する感度の良さが相まって、ことばの世界の楽しさが味わえる一冊。 日々変化することばの世界。生存競争が激しいことばたちの実態とは!? いわゆる流行語とか、若者言葉とか、言葉は「生もの」であること…

  • 【レビュー】東京幻想作品集:東京幻想

    東京幻想作品集のレビューです。 ☞読書ポイント 知っているけど、まだ見ぬ風景 【つなぐ本】本は本をつれて来る 東京幻想作品集 作者:東京幻想 芸術新聞社 Amazon ☞読書ポイント いつもの風景に人が居なくなったら?24時間、人の動きが絶えない東京の風景。でもなにか様子が違う。幻想なのか?それとも、未来の姿なのか?ページをめくりだしたら止まらない。あなたの知らない東京の世界へ。 知っているけど、まだ見ぬ風景 なかなか順番待ちで読めなかった1冊。この本を知ったのはコロナでステイホームが叫ばれていた時。何が何だかわからない怖さの中でこの本の存在を知った。なぜかあの時、この表紙の絵にものすごく惹か…

  • 【レビュー】若見えの呪い:地曳いく子

    若見えの呪い:地曳いく子著のレビューです。 ☞読書ポイント 目指せ!「経年美化」 【つなぐ本】本は本をつれて来る 若見えの呪い (集英社文庫) 作者:地曳いく子 集英社 Amazon ☞読書ポイント 目指せ!「経年美化」 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 中高年のファッションは難しい。似合っていたはずの服やメイクがどんどんしっくり来なくなる。そのままで行くのか、それとも思い切ってチェンジするべきか?猛スピードでやってくる「老化」を「経年美化」へ変えることは可能か!? 目指せ!「経年美化」 なんとなくタイトルが気になり読んでみた。気になるってことは、どこか自分も「若く見られたい」と…

  • 【レビュー】地中の星:門井慶喜

    地中の星:門井慶喜著のレビューです。 ☞読書ポイント なんとしても都内に地下鉄を作ろうと身を捧げた男がいた 【つなぐ本】本は本をつれて来る 地中の星 作者:門井慶喜 新潮社 Amazon ☞読書ポイント 東京の地下鉄はいつ、如何にして作られたのか。今となっては当たり前の存在である地下鉄。そのはじまりには人々の大きな大きな努力と情熱があった。この本を読むと、今あるメトロ網の発展のすごさを改めて感じます。 なんとしても都内に地下鉄を作ろうと身を捧げた男がいた 今でこそ地下鉄は当然あるものとして存在しているが、考えてみればこれだけの地下鉄が都会の下で年中動いている状態ってすごいことなんですよね。そん…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 3月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年3月場所です。

  • 【レビュー】不村家奇譚:彩籐アザミ

    不村家奇譚:彩籐アザミ著のレビューです。 ☞読書ポイント ずっと不気味、ずっと閉塞感が.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 不村家奇譚 作者:彩藤 アザミ 新潮社 Amazon ☞読書ポイント ホラーとミステリーが合わさったような作品。異形の奉公人たちや「あわこさま」の存在とは?。東北地方の一族「不村家」の昭和から現在までを追う。怖い中にもレトロでどこか幻想的な雰囲気の小説。 ずっと不気味、ずっと閉塞感が.... ある一族の歴史を昔から現在へと綴っていく小説であるのだけれども、前半は話を頭の中でまとめることと、時代によって少しずつ変わりゆく登場人物と人間関係をつなげていく作業が自分には結構…

  • 【レビュー】世界でいちばん美しい皿の図鑑:シャックス・リーグラー

    世界でいちばん美しい皿の図鑑:シャックス・リーグラー著のレビューです。 ☞読書ポイント 筆者は言う。「この本はディッシュ・マニアを育成する恐れあり」 【つなぐ本】本は本をつれて来る 世界でいちばん美しい皿の図鑑 作者:シャックス・リーグラー 原書房 Amazon ☞読書ポイント 食器を集めてる人。食器好きな方。よく見る柄だけど、どこの食器なのか知りたい、詳しくなりたい。世界の窯の歴史を知りたい。見ているだけでうっとりしてしまうお皿の数々に魅了される一冊。美術本として眺めているだけでも十分満足が得られる。ただし、大判で結構な重さがある。 筆者は言う。「この本はディッシュ・マニアを育成する恐れあり…

  • 【レビュー】奇跡:林真理子

    奇跡:林真理子著のレビューです。 ☞読書ポイント 「僕たちは出会ってしまったんだ」って言うけれど.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 奇跡 作者:林真理子 講談社 Amazon ☞読書ポイント 梨園の妻と、世界的に有名な写真家の出会いから結婚までの実話。ただし、双方にはすでに家族がいるという、いわゆる不倫からの結婚です。この手の話は好き嫌いが分かれると思うので、読む前のチェックは慎重に。 「僕たちは出会ってしまったんだ」って言うけれど.... あーこれは、実話としてではなく、こっそりフィクションとして出して欲しかったかも。実話として残したかったのならば、ご本人の自費出版とか、週刊誌の連載と…

  • 【レビュー】いつか深い穴に落ちるまで:山野辺太郎

    いつか深い穴に落ちるまで:山野辺太郎著のレビューです。 ☞読書ポイント ラストを知りたいがために読む一冊 【つなぐ本】本は本をつれて来る いつか深い穴に落ちるまで 作者:山野辺太郎 河出書房新社 Amazon ☞読書ポイント 果たしてブラジルと日本を結ぶ穴を開通することは可能なのか?その結末をただただ知りたくて読み進める小説。ようやく辿り着いたその先に見えた風景は?これまた、圧巻!? ラストを知りたいがために読む一冊 こちらはアメトーーク!の読書芸人の回で紹介された一冊。 matome.readingkbird.com 小説にはその過程を追って楽しめる本と、ひたすら結末を知りたくて読み続けるタ…

  • 【レビュー】しずかな日々:椰月美智子

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、椰月美智子さんの「しずかな日々」の感想です。

  • 【レビュー】古都旅情:瀬戸内晴美

    古都旅情:瀬戸内晴美著のレビューです。 ☞読書ポイント 寂聴さんとの本の旅はまだまだ続く 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 寂聴さんが訪れた場所やお寺、行事など多岐に渡る話に耳を傾けながら歩く古都・京都。若き日の寂聴さんが何を見て、何を思いながらこの地で過ごしていたのか。修業時代の話も含め、興味深い話がたくさん登場します。京都へ行くときは持っていきたい一冊。 古都旅情 (新潮文庫) 作者:瀬戸内 晴美 新潮社 Amazon 寂聴さんとの本の旅はまだまだ続く 寂聴さんが亡くなってからはじめて読む一冊。何を読もうか迷ったけど、小説ではないものを....と手に取った。 「寂聴さんが亡く…

  • 【レビュー】あの名作の舞台-文学に描かれた世田谷百年物語

    あの名作の舞台-文学に描かれた世田谷百年物語のレビューです。 ☞読書ポイント あの作家が見ていた風景に触れる、しみじみと 【つなぐ本】本は本をつれて来る あの名作の舞台―文学に描かれた東京世田谷百年物語 〓出版社 Amazon ☞読書ポイント 世田谷区にあるあの場所は、どんな物語の舞台になったのだろうか?作家たちの住まいの近辺は、文学の舞台になっていることが多いのだということが窺える。世田谷区にあの作家も住んでいた!という新たな発見も! あの作家が見ていた風景に触れる、しみじみと 世田谷区とゆかりのある作家と言えば誰がいただろうか。まず思い浮かべたのは、サザエさんの作者である長谷川町子さんかな…

  • 【レビュー】朱より赤く:窪美澄

    朱より赤く:高岡智照尼の生涯:窪美澄著のレビューです。 ☞読書ポイント 「綺麗な着物を着せたる」からはじまる波乱万丈 【つなぐ本】本は本をつれて来る 朱より赤く: 高岡智照尼の生涯 作者:窪 美澄 小学館 Amazon ☞読書ポイント いつもの窪美澄作品と一味違う作品。高岡智照という女性の波乱万丈の人生を描く。12歳で父親に大阪のお茶屋に売られた少女。男女間のいざこざで小指を切り落したスキャンダルでも有名。様々な場所で様々な経験をしながら最終的には仏門に入る。高岡智照について知ることが出来る1冊。 「綺麗な着物を着せたる」からはじまる波乱万丈 いつもの窪作品から大きく路線が変わったという印象の…

  • 【レビュー】ひとまず上出来:ジェーン・スー

    ひとまず上出来:ジェーン・スー著のレビューです。 ☞読書ポイント スーさんは中年女性たちの「道しるべ」 【つなぐ本】本は本をつれて来る ひとまず上出来 (文春e-book) 作者:ジェーン・スー 文藝春秋 Amazon ☞読書ポイント ラジオのパーソナリティとして、今や大人気のジェーン・スーさん。常に何かに立ち向かい、問題意識をもって生活されているスーさんの日常が垣間見れるエッセイ。浮いたり沈んだりみんないろいろあるんだなって、共感し合えるのが魅力! スーさんは中年女性たちの「道しるべ」 自分の勝手な思い込みだけど、スーさんの本は友達とか同僚とか、とにかく身内が書いている本という感覚で、新刊が…

  • 【レビュー】70歳が老化の分かれ道:和田秀樹

    70歳が老化の分かれ道:和田秀樹著のレビューです。 ☞読書ポイント 老化は止められないが、遅らせることは可能か!? 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 「70代の10年間は、人生最後の活動期」と言う。そのために70歳まで最低限やっておきたい、習慣化させておきたいことはなにか?まだ先のことと思わないで、少しずつはじめて損はない。 70歳が老化の分かれ道 (詩想社新書) 作者:和田 秀樹 詩想社 Amazon 老化は止められないが、遅らせることは可能か!? 普段あまり健康関係の本は読まないので、なんでこの本を借りたのかすら忘れてしまっていたころに予約が回ってきた。ん~たぶん新聞広告かな…

  • 【レビュー】始まりの木:夏川草介

    始まりの木:夏川草介著のレビューです。 ☞読書ポイント 旅のはじまりは「藤崎、旅の準備をしたまえ」から 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 一見無駄だと感じることを学ぶ意味。なんで自分はこの学問を選んだのだろう?など、学ぶことの意味を見失いそうになった時に読むと力やヒントをもらえる一冊だと思います。民俗学のフィールドワークを通して「学ぶ」ことの意味を知る。 始まりの木 作者:夏川草介 小学館 Amazon 旅のはじまりは「藤崎、旅の準備をしたまえ」から 「民俗学」というワードで飛びついた1冊だったのですが、自分の想像していたものとちょっと違ったかなぁ~。もう少し、民俗学に焦点を当て…

  • 【レビュー】消える人たち―九つの不思議な話:斉藤洋

    消える人たち―九つの不思議な話:斉藤洋著のレビューです。 ☞読書ポイント 「幽霊」の存在を肯定も否定もしないと言うけれど.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る 消える人たち―九つの不思議な話 (Y.A.Books) 作者:斉藤 洋 小峰書店 Amazon ☞読書ポイント 「一体これはどういうことだろう?」と思わせる作者の不思議体験を集めたもの。怖がらせようという意図で書かれてないのが逆に怖さを増幅。怖いはなしだけでなく、ホロリとくるものまでバリエーション豊富。 「幽霊」の存在を肯定も否定もしないと言うけれど.... 怖い本はよく読むほうだ。なんで怖がりのくせに読みたくなるか?は、自分でも解ら…

  • 【レビュー】そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい:鈴木純

    そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい:鈴木純著のレビューです。 ☞読書ポイント まさに「そんなふうに生きていたのね」と、思わずつぶやいた 【つなぐ本】本は本をつれて来る そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい 作者:鈴木 純 雷鳥社 Amazon ☞読書ポイント 身近な植物たちはどんな種類があって、どんな風に生きているのか。どこを観察すればいいのか?夏休みの植物観察などで、大いに役に立ちそうな一冊。大人も子どもも気軽に読める植物の本。さぁ、植物たちと話そう!? まさに「そんなふうに生きていたのね」と、思わずつぶやいた Twitterで知った一冊。なにが目を引いたかって、この優…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 2月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年2月場所です。

  • 【レビュー】しつこくわるい食べもの:千早茜

    しつこくわるい食べもの:千早茜著のレビューです。 ☞読書ポイント 食に一途、好きなものはしつこく食べる 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 東京に引っ越して来てますます美味しいものを食べる生活に拍車がかかって来た感じがする千早さん。「食べ物のこと」だけではなく、「食べること」そのものについて綴られる。千早さんの食にまつわる話がまるまる一冊に。 しつこく わるい食べもの 作者:千早 茜 発売日: 2021/02/26 メディア: 単行本 食に一途、好きなものはしつこく食べる 「しつこくわるい食べもの」とは、味がちょっとしつこい食べもののことだと思ったけど、本書は同著の「わるい食べもの…

  • 【レビュー】朔が満ちる:窪美澄

    朔が満ちる:窪美澄著のレビューです。 ☞読書ポイント 壮絶な描写に圧倒されっぱなし。けれども救いも待っている。 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント 父親の暴力が日常にあった子供。それでも父と別れなかった母親。誰にも助けを求められなかった少年はついに....。容赦ない筆者の描写に圧倒され、痛みと息苦しさがマックスに。 朔が満ちる 作者:窪 美澄 朝日新聞出版 Amazon 壮絶な描写に圧倒されっぱなし。けれども救いも待っている。 読むのが痛い、つらい、苦しい。窪作品はこれらを覚悟して読むのですけど、今回はさらに拍車がかかったとでも言おうか。とにかく前半からかなりの痛みを伴う話で絶望し…

  • 【レビュー】私が食べた本:村田紗耶香

    私が食べた本:村田紗耶香著のレビューです。 ☞読書ポイント 村田紗耶香と本まわり 【つなぐ本】本は本をつれて来る 私が食べた本 (朝日文庫) 作者:村田 沙耶香 朝日新聞出版 Amazon ☞読書ポイント ちょっと不思議な世界観を持つ村田さんの作品に魅せられている方は多いはず。そんな村田さんは普段どんな本を読み、何を感じているのか。村田紗耶香ワールドを知る手がかりとしてぴったりな一冊。 村田紗耶香と本まわり とにかく最近気になる作家と言えば村田紗耶香さん。「コンビニ人間」を読んだときまでは、さほど村田さんの個性に気づかず、コンビニで働きながら執筆されている方っていうことぐらいしか印象はなかった…

  • 【レビュー】吉祥寺ドリーミン~てくてく散歩・おずおずコロナ~:山田詠美

    吉祥寺ドリーミン~てくてく散歩・おずおずコロナ~:山田詠美著のレビューです。 ☞読書ポイント 【感想】終始楽しいエッセイだけど、言葉に対すことは容赦ない 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント ポンちゃんシリーズのエッセイを読み続けている人以外でも楽しめる。穏やかな日々を過ごす山田詠美さん。しかし「言葉に」を大事にしているが故に、変な使い方をしている人々に牙をむく(笑)くすくす笑いながらもパンチが効いたエイミー語録の数々が楽しめる。 吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~ 作者:山田詠美 小学館 Amazon 【感想】終始楽しいエッセイだけど、言葉に対すことは容赦ない おお…

  • 【レビュー】ヘイケイ 日記 女たちのカウントダウン:花房観音

    ヘイケイ 日記 女たちのカウントダウン:花房観音著のレビューです。 ☞読書ポイント 観音さんの自分語りのエッセイは結構しんどい! 【つなぐ本】中年ファッションと若者の本音 ☞読書ポイント 花房観音さんってどんなに人?50代に入るまでの苦悩を綴る。閉経前の体の変調など女性ならではの気づき。男性遍歴や官能作家と呼ばれること、それらにまつわる辛いエピソード。容姿のコンプレックスなどなど、パンチが利いた文章で読む。 ヘイケイ日記 女たちのカウントダウン 作者:花房 観音 幻冬舎 Amazon 観音さんの自分語りのエッセイは結構しんどい! 花房観音さんの作品は我ながら結構読んでいる方だと思っている。書評…

  • 【レビュー】うつくしが丘の不幸の家:町田そのこ

    うつくしが丘の不幸の家:町田そのこ著のレビューです。 ☞読書ポイント 【感想】「『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」なんて言われても.... 【つなぐ本】本は本をつれて来る:アルバムの家 ☞読書ポイント 引っ越し先の先住民はどんな人たちだったのか?噂を簡単に信じてしまってよいのか?ちょっとだけ視点を変えてものごとを捉えてみると、また違ったものが見えて来る。人の言葉に左右されず、自分自身を信じることの大切さを知る人間ドラマ。 うつくしが丘の不幸の家 作者:町田 そのこ 発売日: 2019/11/20 メディア: 単行本 【感想】「『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買わ…

  • 【レビュー】ポップス歌手の耐えられない軽さ:桑田佳祐

    ポップス歌手の耐えられない軽さ:桑田佳祐著のレビューです。 ☞読書ポイント 桑田佳祐は音楽で出来ている 【つなぐ本】本は本をつれて来る ☞読書ポイント SASの桑田佳祐を知りたい。両親やお姉さんはどんな方?どんな風に育ったのか。湘南と桑田佳祐。青学時代の桑田佳祐。原由子さんとの出会いを含めた学生バンド。芸能界での交流関係。大物スターとの秘話。そして、どんな話も常に頭の中にある「音楽」がある桑田佳祐氏の日常。知っているようで知らないことが盛りだくさんな一冊。 ポップス歌手の耐えられない軽さ (文春e-book) 作者:桑田 佳祐 文藝春秋 Amazon 桑田佳祐は音楽で出来ている この数日この本…

  • 【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付 1月場所(2022年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2022年1月場所です。

  • 【書評】「死ぬまでに行きたい海」岸本佐知子

    ☞読書ポイント 昔住んでいた場所、子供の時に行った場所、昔の職場界隈など、今どうなっているか気になっている。懐かしい場所を再び訪れてみたい。または、ずっと気になっているけど行けていない場所がある。ちょっとシュールなエッセイを読みたい。なんでもない思い出を失いたくない。 死ぬまでに行きたい海 作者:岸本 佐知子 スイッチ・パブリッシング Amazon あれれ、あれれ?....結末はやはり! 期待を裏切らない岸本さんのエッセイです。「とにかくなんでもいいから、岸本さんのエッセイを定期的に読ませてくれぇ~~~」と、思っているので、新刊情報を目にすると「わーい、わーい」と小躍り。今回はちょっと出遅れま…

  • 【レビュー】博多さっぱそうらん記:三崎亜記

    博多さっぱそうらん記:三崎亜記著のレビューです。 博多さっぱそうらん記 作者:三崎 亜記 KADOKAWA Amazon (本が好きの!の献本書評です) 知っていますか?福岡と博多の地名について。 福岡と博多。この二つの地名はどう違うのか? 「東京のことを江戸って言っているのと同じ感じじゃないのん?」程度にしか考えてなかったから、正直なところ疑問すらなかった。 福岡は一度だけ行ったことがある。なのに、なのにである!お恥ずかしいことに、ただひたすら美味しいものを求め歩いていた記憶しかない。そしてさらに恐ろしいことに、今の今までこの本を読むまでずっと「東京のことを江戸って言っているのと同じ感じじゃ…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:表と裏( 2022年1月11日放送分)

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「時代」です。

  • 【レビュー】李王家の縁談:林真理子

    李王家の縁談:林真理子著のレビューです。 李王家の縁談 (文春e-book) 作者:林 真理子 文藝春秋 Amazon 娘たちの結婚は母親にとっての大仕事。その意気込みは圧巻! 皇族、華族の結婚の在り方がどうだったのかを描いた小説。ちょうど眞子さんのご結婚と重なるようなタイミングでの新刊だったので、今と昔を比べてみると、重なる部分もあったりして、とにかく「大変だなぁ」とため息が出てしまう。 主人公は佐賀藩主であった鍋島直大侯爵の次女の梨本宮妃伊都子(いつこ)。美しい容姿の才媛として知られている。その伊都子が娘たちの結婚に苦悩する様子を描いた小説です。 それほど複雑ではないのかもしれないのですが…

  • 【レビュー】姉の島:村田喜代子

    姉の島:村田喜代子著のレビューです。 姉の島 作者:村田 喜代子 朝日新聞出版 Amazon 170歳が「潜る」ぞ!! ここのところ海が舞台の小説が続く村田作品。前作の「飛族」の姉妹本のような既視感を覚える「姉の島」。 高齢者の海女たち、海、島、戦争、そして、生と死。似たような設定ではあるのだけれども、今回は海の中に潜ります! 本書から伝わってくるもの、それは、 潜る、探る、感じる、そこから浮かび上がるあの世。死者たちの声。 世界の海の底にはたくさんの水中遺跡となった沈没船が300万隻は沈んでいるという。先日そんな話をラジオで聴いた。日本の海にもかなりの数の船が沈んでいるそうだ。本作に登場する…

  • 【レビュー】見つける東京:岡部敬史

    見つける東京:岡部敬史著のレビューです。 見つける東京 作者:岡部 敬史 東京書籍 Amazon コロナ禍の東京という意味でも貴重な写真集 岡部さんの写真で「目でみることば」シリーズはこれで何冊目だろう。初めて読んだ時の楽しさを今でも覚えている。あれからあっという間に人気シリーズになったみたいで、常に新刊の広告を目にするようになった。 ということで、久しぶりに借りてきました。今回は「見つける東京」ということで、なにか能動的に動いて見つけに行く感じの東京の風景なんだろうと本を開いた。 知っているものも結構あったけど、予想通り「へぇー」の数も増えまくる。なんというか、東京の蘊蓄本とでも言おうか。ち…

  • 【レビュー】星栞2022年の星占い:石井ゆかり

    星栞2022年の星占い:石井ゆかり著のレビューです。 新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)> 今年はこの本からスタートです! 石井ゆかりさんの占いの本を読むのは今年で3年目。12月はなにかと忙しく、星栞を買うことをすっかり忘れてしまっていたわたし。急いで本屋さんに駆け込んだのですが、売り切れ~~~。仕方がないのでネットで購入。ぎりぎり12月31日に届きました。ということで、紅白を見ながら、なんとか年内にざっくり読むことが出来ました。 星栞はいつも枕元においておき、いいことがあった時、ちょっと停滞しているなぁーと思ったときに本を開くようにしてきま…

  • お気に入り本のまとめ(2021年~)

    今年読んで面白かった本2021年度版です。

  • 【レビュー】砂に埋もれる犬:桐野夏生

    砂に埋もれる犬:桐野夏生著のレビューです。 砂に埋もれる犬 作者:桐野 夏生 朝日新聞出版 Amazon 辛いのは本の中の人々なのに、渦中の辛さが生々しく伝わってきた コロナ禍以降、特にこの1年は本当に読むのがしんどい小説が多かった。窪美澄さん、西加奈子さん、朝井リョウさん、そして桐野夏生さん。パッと思い出せるだけでも、これだけの作家さんたちが、かなりの熱量とボリュームで小説を書かれているなぁと感じる。どの小説も本当にリアルで容赦ない。 「砂に埋もれる犬」も間違いなくそんな一冊で、とにかく辛い。ずっと辛い小説であった。最初は主人公の母親が本当に酷い、酷すぎることに怒りがマックス、子供のみじめな…

  • 【レビュー】記録するだけであなたの夢が10倍叶う!夢を叶えるドリームマネージャー手帳:金村秀一

    「記録するだけであなたの夢が10倍叶う!夢を叶えるドリームマネージャー手帳」:金村秀一著のレビューです。

  • 【レビュー】夜が明ける:西加奈子

    夜が明ける:西加奈子著のレビューです。 夜が明ける 作者:西加奈子 新潮社 Amazon 下へ下へ、地を這う 辛い小説だと前評判で何度も聞いて覚悟はしていたけど、やはりそれを超えていく痛みが何度も襲ってくる内容の小説であった。タイトルである「夜が明ける」ことを唯一の希望と思いながら、ただひたすら孤独で暗い道をテクテクと歩き続ける。そんな気持で読んでいた。 よく「見える景色が変わる」っていう。金持ちには金持ちに、貧乏には貧乏にしか見えない景色があり、それはなってみなければ決して見ることがない。 だから本書を読んで自分が登場人物たちの痛みや苦しみを理解できたかというと甚だ疑問が残る。書いている西さ…

  • 【5時に夢中!エンタメ番付】12月場所(2021年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2021年12月場所です。

  • 【レビュー】父のビスコ:平松洋子

    父のビスコ:平松洋子著のレビューです。 父のビスコ 作者:平松 洋子 小学館 Amazon 平松さんとお父さん、そして倉敷 平松さんのエッセイ、本当に久しぶりです。湯気の中から美味しいものが目の前に並んでいくような気分にさせてもらえる平松さんの食のエッセイが大好きで、お腹がすくと平松さんの本を…と言っても過言ではないくらい平松さんのエッセイは美味しい。そして、たまにパンチのきいた言葉にノックアウトする。 今回はそんな平松さんのエッセイとは少し違う雰囲気。エッセイはエッセイなのだが、タイトルからも解るようにお父様のことがメイン。残念なことにお父様はすでにお亡くなりになってしまったのだけど、その最…

  • 【レビュー】新版 雪に生きる:猪谷六合雄

    雪に生きる:猪谷六合雄著のレビューです。

  • 【レビュー】乳房のくにで:深沢潮

    乳房のくにで:深沢潮著のレビューです。 乳房のくにで 作者:深沢潮 双葉社 Amazon 「母乳」からはじまる家族の悲劇 「母乳」の話から、こんなにも話が膨らんでいくとは想像できなかった本書。いやぁ、、ただでさえ女性は子を生んでも生まなくても色々言われることが多いのに、生んだら生んだで今度は帝王切開だから苦労を知らない云々言われたり、さらに今度は母乳で育てるか否か、母乳が出ないとなるとそれがまた問題になるという。 本書はこれらの諸問題が次々に降りかかってきて頭がくらくらした。中でも子育てのなかでも大きなテーマとなる「母乳」の問題が女性たちを苦しめる。前半はとにかく「母乳、母乳、母乳」。母乳にま…

  • 【レビュー】全国ビジネスホテル朝食図鑑:カベルナリア吉田

    全国ビジネスホテル朝食図鑑:カベルナリア吉田著のレビューです。 全国ビジネスホテル朝食図鑑 ビジホの朝メシを語れるほど食べてみた 作者:カベルナリア吉田 ユサブル Amazon 同じのようで同じじゃない、ビジネスホテルの朝ごはん 旅の愉しみと言えば、やはり食事。郷土料理はもちろん、ホテルや旅館でいただく食事はまた格別で、食事時間が待ち遠しい。 そんな旅先での食事。朝食は和食・洋食の違いこそあるけれど、日本全国どこもそれほど違いはないだろう。特にビジネスホテルともなれば、どこも同じじゃないの~?って思ってしまう。かく言うわたしもいくつかビジネスホテルに泊まったことはあるけれど、朝食のメニューや味…

  • 【レビュー】万事快調:波木銅

    万事快調:波木銅著のレビューです。 万事快調〈オール・グリーンズ〉 (文春e-book) 作者:波木 銅 文藝春秋 Amazon なーんか厄介な小説と関わっちまったな!って、途中で何度も思ったものだ。そして、もうこの辺で脱落しようかなと、何度も思ったものだ。それでも、来る日も来る日も、少しずつ読み続けたのは、たくさんの人たちの「面白かった」という感想を目にしていたからだ。 ちなみにAmazonには錚々たる作家さんたちのコメントが。 ・おもしろかった。「万事休す」の状況なのに、この愉快さ。作者には天性の資質が感じられた。この賞が人生を狂わせないことを切に願う。--中島京子・頭ひとつ抜きん出ていた…

  • 【レビュー】日本列島地名の謎を解く:谷川彰英

    日本列島地名の謎を解く:谷川彰英著のレビューです。 日本列島 地名の謎を解く: 地名が語る日本のすがた 作者:谷川彰英 東京書籍 Amazon (「本が好き!」の献本書評です) 地名からその土地に刻まれた歴史を知る 「ええーー次はーなんじゃい、なんじゃいです」 こんな車内アナウンスが聞こえてきたら、「え、今、なんつった?」と、わたしの頭の中は「なんじゃい、なんじゃい?なんじゃいって、一体なんじゃい?」とせわしなくなるに違いない。(って、おやじギャグモード全開失礼しました) ということで、地名って楽しいですよね。自分の住んでいるところの地名の由来が気になって調べたことがある方も多いと思います。な…

  • 【5時に夢中!エンタメ番付】11月場所(2021年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2021年11月場所です。

  • 【レビュー】おそロシアに行ってきた:嵐よういち

    おそロシアに行ってきた:嵐よういち著のレビューです。 おそロシアに行ってきた 作者:嵐 よういち 発売日: 2019/12/17 メディア: 文庫 寒さが尋常ではなさそうなおそロシア 本書は「本が好き!」のサイトで頼りになるレビュアーさんのTwitterで知ることができた一冊。おやじギャグ的なタイトルと、このイラストにやられ読むことに。 嵐さんと言えば、「世界「誰も行かない場所」だけ紀行」 ではじめて知った方。久しぶりだなぁと思いながら、恐る恐るおそロシアに入って行く。 登場するロシアの場所は、 ・ウラジオストック ・樺太(サハリン) ・カリーニングランド ・モスクワ ・サンクトペテルブルグ …

  • 【レビュー】雪割草:横溝正史

    雪割草:横溝正史著のレビューです。 雪割草 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 推理小説じゃない横溝正史! レトロでわちゃわちゃした人間関係ものを探していたら、なぜか横溝正史に行き着いたという珍しい展開(笑)横溝正史といえば推理小説だけど、戦時下、時局にそぐわないという理由で探偵小説は忌避され、注文が途絶えていたときにこのような作品を書いたという。そんなことを「解説」で知ったのだけど、家族大河系の小説も全く違和感がない。とても新聞連載小説らしい作品だ。やはり横溝正史氏のすご腕を感じずにはいられません。 ということで、内容的にも希望通りのゴタゴタ度が高かく、けど、ちゃ…

  • 【レビュー】唐沢家の四本の百合:小池真理子

    唐沢家の四本の百合:小池真理子著のレビューです。 唐沢家の四本の百合 (双葉文庫) 作者:小池 真理子 双葉社 Amazon 細かな心理描写と閉塞感。目が離せないミステリー やっぱり小池さんのミステリは面白い!と再確認した「唐沢家の四本の百合」。 新刊予約に出遅れてしまい予約は見送り。けどけど、どうしても小池さんの小説が読みたくなってしまい未読の本を探していたら、こちらの作品に辿りつきました。 ミステリで登場人物がうじゃうじゃ出て来てきたり、時間があちこち飛ぶようなものが苦手なのですが、小池さんの作品はそういうストレスを一切感じず内容に没頭できる。出てくる人々の特徴や気持ちなどがしっかりこちら…

  • 【レビュー】ショローの女:伊藤比呂美

    ショローの女:伊藤比呂美著のレビューです。 ショローの女 (単行本) 作者:伊藤 比呂美 中央公論新社 Amazon ショローってこんなにパワフルなの!? 伊藤比呂美さんのエッセイは久しぶりだなぁ。日本で生活なさっているのは何となく知っていたけど、ここ数年どんな風に生活されていたのか全く知らなかったので、なんだかずっと連絡を取ってなかった友達の話を聞くような感覚で読みました。 ということで、伊藤さんは熊本にいらした!アメリカから熊本へ。一匹の犬のクレイマーと一緒に住んでいる。ご主人はお亡くなりになったようです。そして、娘さんたちはアメリカに残り、結婚もされたようだ。 伊藤さんの生活は熊本と東京…

  • 【レビュー】ジジイの片づけ:沢野ひとし

    ジジイの片づけ:沢野ひとし著のレビューです。 ジジイの片づけ 作者:沢野 ひとし 集英社クリエイティブ Amazon ジジイの片付けとはどんな感じ?一味違った片付け本! コロナの時代になって、家で過ごすことが多くなった昨今。うちの中の整理ということで、断捨離している方が多いと言う。今年はちょっと落ち着いたけど、いわゆるステイホームが叫ばれていた時期は、いつも以上にゴミが多かった記憶がある。かくいう私も家の中の不用品を整理していた時期で「あぁ、みんなもやってるんだなぁ」と思ったものだ。 そういうこともあって「断捨離」に関する本も増えてきているように感じます。このジャンルはあまり読んだことはないけ…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:時代( 2021年11月8日放送分)

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「時代」です。

  • 【レビュー】大阪:岸政彦・柴崎友香

    大阪:岸政彦・柴崎友香著のレビューです。 大阪 作者:岸 政彦,柴崎 友香 河出書房新社 Amazon 大阪loveがいっぱい詰まっている。もっと知りたくなる大阪! 大阪のことは知っているようで、実は何も知らなかったのだなぁということを、最近薄々と感じている。大阪にいる親戚に出す手紙の住所の地名に勝手に親近感を寄せていたけれど、どんな場所なのか知らなかったりする。ちなみに大阪へは3度訪れているが、USJと、あとは京都から空港へ行くために少し立ち寄ったとかぐらいなものだ。その時の印象は「大阪のマックの客席はにぎやか」ってこと。とにかく人々がすごい勢いでおしゃべりしている。今はどうなのだろう。あの…

  • 【レビュー】「昔はよかった」と言うけれど 戦前のマナー・モラルから考える:大倉幸宏

    「昔はよかった」と言うけれど 戦前のマナー・モラルから考える:大倉幸宏著のレビューです。 「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える 作者:大倉 幸宏 新評論 mAmazon 日本人のマナーは確実に改善されている ご年配の方に「最近の若い者は」とか「昔はよかった、もっとまともだった」的なお小言を言われたら、ササッとこの本を差し出し、是非読んでもらいたい。きっといろいろ思い出して、だんまりするんじゃないだろうか。 と、ちょっと攻撃的な感じになってしまったけど、本書を読むと「まぁー昔はマナーが悪い」ということが一目瞭然、今の状況を考えるといかに昔は酷かったかが分かる。 考えてみ…

  • 【5時に夢中!エンタメ番付】10月場所(2021年)

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、TOKYOMX・5時に夢中!の中瀬親方の「エンタメ番付」を紹介しています。2021年10月場所です。

  • 【レビュー】東京をんな語り:川奈まり子

    東京をんな語り:川奈まり子著のレビューです。 東京をんな語り (角川ホラー文庫) 作者:川奈 まり子 KADOKAWA Amazon これまで見てきた東京の風景が幻想的なものに見えてくる 怖い話を集めた本ということは間違いないのですが、これはパターンが変わっているというか、ちょっと風変わりな構成だなぁと感じました。「幻想ルポ怪談」というジャンルのようです。 歴史に関する話、川奈さんご自身の話、ある方の話など、一つのお題ともいえる話からバトンタッチするように次々と話が続いていく。なかなかそのパターンに慣れなくて、終始戸惑いましたが、話自体は面白く、怖い本にありがちな「慣れからくる中だるみ」という…

  • 【レビュー】羊は安らかに草を食み:宇佐美まこと

    羊は安らかに草を食み:宇佐美まこと著のレビューです。 羊は安らかに草を食み 作者:宇佐美まこと 発売日: 2021/01/07 メディア: 単行本 過去の断片を取り除く人生最後にする旅で見えてきたものとは よくできた作品で、夢中になって読みました。けどけども、後半出て来る「問題の男」がちょっと余計だったかな。個人的にはこの部分だけが、これまでの作品の旨味を一気に奪ってしまったような気がして、「本当に惜しい!もったいない!」と、ふてくされてしまった(笑) でもこの感情も物語のなかの人々がずっと抱いていた問題とどこか似ている。全てを知ることが果たして良いことなのか。「匙加減」という言葉あるけど、ま…

  • 【レビュー】命とられるわけじゃない:村山由佳

    命とられるわけじゃない:村山由佳著のレビューです。 命とられるわけじゃない 作者:村山 由佳 ホーム社 Amazon もみじ、お絹、村山さんの間には見えない糸で結ばれている 村山さんちの猫ちゃんたちのことは、ツイッターやこれまでのエッセイで十分拝見しているので、そろそろこの類のエッセイは読まなくてもいいかな...って思っていた。しかし、なんとなくこの「お絹さん」の表紙に誘われ手に取ってしまった。結果、やはり読んでよかった。面白かったです。 「運命の出会い」ってやっぱりありますよね。恋人、結婚相手、友人、恩師等々「この人とは不思議なご縁で...」と感じたこと、みなさんにも一度や二度あったことでし…

  • 【レビュー】赤ちゃんをわが子として育てる方求む:石井光太

    赤ちゃんをわが子として育てる方求む:石井光太著のレビューです。 赤ちゃんをわが子として育てる方を求む 作者:光太, 石井 小学館 Amazon 「特別養子縁組制度」の歴史にはある男の強い思いから成り立っていた 何かの制度をつくるときのきっかけは何であったのか?今では当たり前のように使われている制度にも、歴史を遡ってみると驚きの経緯があることに気づかされる。本書は、今ではよく耳にする「特別養子縁組制度」を、強い意志を持って勝ち取った一人の医師の話を綴ったもの。 1926年石巻で生まれた菊田昇は、母が経営する遊郭で育った。小さいころから遊郭で働く女性たちに囲まれて育った菊田は、女性たちの大人の悲し…

  • 【ひるまえほっと・中江有里のブックレビュー】テーマ:深堀り 2021年10月11日放送分

    当サイトでは本のレビューや本の情報を掲載しています。今回はNHKのひるまえほっと・中江有里のブックレビューで紹介された本です。今回のテーマは「深掘り」です。

  • 【レビュー】サハマンション:チョ・ナムジュ

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、チョ・ナムジュさんの「サハマンション」の感想です。

  • 【レビュー】三度目の恋: 川上弘美

    当サイトは本のレビューや情報を掲載しています。今回は、川上弘美さんの「三度目の恋」の感想です。夢の中で別の人生を生きる!?

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