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  • 「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ

    心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもまでいたという。その夜、動謡を心に抱えて眠りについた彼女を、予期せぬ侵入者が目覚めさせた。二日早く到着した宿の滞在客、アメリカ人のミステリー作家グレイだった。謎めいた男性的魅力を発散させる彼とブリアンナは互いに惹かれてゆくが…。 宿屋経営娘×作家。 派手さはないものの、飽きさせない展開で非常に面白い。 前作では苦手だった姉マギーがこちらではいい味だし…

  • 「大地の誓いにメロディを」パメラ・クレア

    大地の誓いにメロディを(パメラ・クレア ) ★★★★ 植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてしまう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿敵ウェントワースの命によりセアラ奪還におもむくが、彼女はすでに屈強な戦士長の花嫁となっていた。セアラを救う方法はただひとつ、自身が結婚の契りをかわす相手として名乗りをあげることだけ―。 アメリカ植民地戦争時代が舞台。 骨太な内容ながらも、あくまでメインは恋愛物語で、非常に読みやすい。 シリーズと知らずこれ単体で読んだが、十分楽しめた。

  • 「情熱の赤いガラス」ノーラ・ロバーツ

    情熱の赤いガラス(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであるローガンが訪ねてくる。彼はマギーの作品の独占販売権を申し出た。強引なやり方に最初彼女は反発するが、ローガンの掲示した条件に心動かされ、これまで無縁だった華やかな世界に足を踏み入れてゆく…。 ガラス工芸家×画廊オーナー。 この作者はどんな設定でも面白い。 ただヒロインの気性がかなり激しく、あまり感情移入できなかった。

  • 悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ

    悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ ★★★★ 名家の令嬢ながら、継母と義妹に虐げられて暮らすバーサは、自らの誕生パーティなのに悪趣味なドレスを着せられ立ち尽くしていた。大勢の招待客が美しい義妹に興味を示すのと対照的に、いかにも平凡な容姿の彼女には誰も寄ってこない。ところが、それを見ていたドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして僕と食事に行かないか?」 「四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003」に収録。 ヒーロー視点が多く、とても楽しめた。 派手さはないが、心にじんとくる内容。

  • 「マクレガーの花婿たち」ノーラ・ロバーツ

    マクレガーの花婿たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ またいつもの悪だくみか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえに向かない、いやなら断れ、とそっけない。パーティの夜、D・Cはその女性の姿を目にして思わずうなった。まさに“クール”な氷のプリンセス…長い夜になりそうだ。今度は独身貴族の孫3人がターゲット。手を替え品を替え、ダニエルの陰謀はもう誰にも止められない?―。 短編3作。 孫息子3人を結婚させるため、祖父ダニエルは策略を練る・・・。 「花嫁」同様、いろいろな恋愛が楽しめてお得な1冊…

  • 「不機嫌な子爵のみる夢は」 ジュリア・クイン

    不機嫌な子爵のみる夢は (ジュリア・クイン) ★★★ 放蕩者として有名なブリジャートン子爵アンソニーは、長男としての責任から結婚を考えるようになった。花嫁に望む条件は3つ。ある程度、魅力的であること。愚かでないこと。本当に恋に落ちる女性ではないこと。今シーズン一の美女で理想的な候補エドウィーナを見つけ、近づこうとするアンソニー。だが、妹を不幸にすまいと、エドウィーナの姉ケイトが事あるごとに邪魔をする。忌々しく思うアンソニーだったが、いつしかケイトとの諍いこそを楽しんでいる自分に気がついた…。放蕩者の子爵が選んだ恋の相手は…? 子爵×令嬢。 ラブコメ調で、さらっと読めた。 二人のじゃれつき合い(…

  • 「マクレガーの花嫁たち」ノーラ・ロバーツ

    マクレガーの花嫁たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★ マクレガー家の当主ダニエルも90歳、激動の人生を経て成功を手に入れ、大家族に囲まれて幸せな余生を送っている。だが、目下の心配は愛する孫娘たちがいっこうに嫁に行く気配がないことだ。弁護士のローラ、医者のグウェンドリン、実業家のジュリアはみな美しく聡明な女性だというのに、仕事にかまけて彼氏のひとりもいないときている。ここは、経験豊かな祖父のちょっとした“親切”が必要か?曾孫を抱く日を夢見て、ダニエル・プロジェクトがふたたび発進。はたして3人に伝統のベールをかぶらせることができるのか…。 短編3作。 孫娘3人を結婚させるため、祖父ダニエルは策略を練…

  • 「この悪夢が消えるまで」J.D.ロブ

    この悪夢が消えるまで(J.D.ロブ) ★★★ 21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には<六の一>と書かれていた。イヴは、そのビルのオーナーである謎めいた大富豪ロークを容疑者と見なす一方、心ならずも彼に惹かれていく。だが、やがてふたたび娼婦殺害事件が発生、現場には<六の二>と記された紙が……。 近代未来を舞台にしたロマサスもの。 早々に犯人がよめてしまったり、急展開すぎる恋愛がちょっと残念。 人気シリーズのようだが、自分には合わないか…

  • 「雇われた婚約者」アマンダ・クイック

    雇われた婚約者(アマンダ・クイック) ★★★★★ 19世紀前半、26歳の美女エリノーラは、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。やむなくロンドンで職探しを始めた彼女が出会ったのは、氷のような男と評される伯爵アーサー。彼が提案してきた仕事は意外なものだった。ある危険な目的のために周囲の目を欺きたいので、自分の婚約者になりすましてほしいというのだ。エリノーラは合意した。その時点では、ふたりともあくまで打算的なつもりでいた。しかし、ふたりの心の奥には、知らぬ間に愛が芽生えていた…。 雇われ婚約者×伯爵。 サスペンスとロマンスのバランスが良く、どちらも楽しめた。 硬派…

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