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ブログタイトル
小説感想ブログ~ロマンスを探して~
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https://romannsu.hatenablog.com/
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ロマンス小説に夢中。本の感想ブログ
更新頻度(1年)

38回 / 110日(平均2.4回/週)

ブログ村参加:2020/09/25

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ななさんの新着記事

1件〜30件

  • 「シャーブルックの花嫁」キャサリン・コールター

    シャーブルックの花嫁(キャサリン・コールター) ★★★ 伯爵家の若き当主ダグラス・シャーブルックに、イギリス軍からある重要な指令が下った。急遽フランスへ赴くことになったものの、折しも国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドとの婚礼が間近に迫っていた。ダグラスは一計を案じ、親戚のトニーに花婿代理を依頼した。任務ほ無事終え、メリサンドの麗しい姿態を思い描きながらはやる心で帰還したダグラスだったが、目にしたのは思いもよらない光景だった。見ず知らずの小柄な娘が、伯爵夫人の間に陣取っている。「私はアレクサンドラよ。はっきり申しあげると、あなたの妻です」。 公爵令嬢×伯爵。 ほんっとヒーローがデリカシーない…

  • 「同居のルール」ノーラ・ロバーツ

    同居のルール(ノーラ・ロバーツ) ★★ パンドラは愛する伯父の奇妙な遺言に呆然とした。大切な屋敷と遺産を強欲な親族から守るためには、いけ好かないいとこのマイケルと半年も同居しなければならないというのだ。知性を重視するパンドラにとって、“低俗な”テレビドラマの売れっ子脚本家である彼は理解しがたい存在だった。共同生活はこのうえなく険悪なムードで幕を開けた。しかし、親族たちが次々と仕掛ける罠のおかげで二人の仲は急速に近づいて…。 叔父の遺言により、同居することになったパンドラとマイケル。 難しいことを考えず、手軽に読めるサスペンスロマンといったところ。 さくっと味わいたいならおすすめ。

  • 「天使のせせらぎ」リンダ・ハワード

    天使のせせらぎ(リンダ・ハワード) ★★★ 両親亡き後、たったひとりで菜園を営む女性ディー・スワンが住む土地は、エンジェル・クリークと呼ばれる小川のおかげで肥沃な谷間だった。自立した暮らしをこよなく愛する彼女にとって、男はまったく不要の存在。しかし、近隣一の牧場の持ち主ルーカスが彼女に近づいてくる。彼の目的はエンジェル・クリークを自分のものにして牧場を発展させること。ディーは断固として彼を拒絶するが、いつしか胸の奥には名状しがたい疼きが…。 アメリカ開拓時代が舞台。 主役二人があまり好きになれず。 また、他作家の荒野ものと似ており、こちらの方が後作ということもあり楽しめなかった。

  • 「春の雨にぬれても」リサ・クレイパス

    春の雨にぬれても(リサ・クレイパス) ★★★★★ 「壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつきつけた。不本意な結婚は阻止できないものか。ウェストクリフ伯爵はハウスパーティーに花婿候補の紳士を招待してチャンスをつくってくれた。デイジーは思いをこめて「願いの泉」にピンを投げ入れる。すると背後に見知らぬ男性が。自分のことを知っているようだが、まったく覚えがない。でも、漂ってくる香りは、ボウマン社の石鹸の香り。まさか、彼が父の指名した男性、マシューな…

  • 「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ

    心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもまでいたという。その夜、動謡を心に抱えて眠りについた彼女を、予期せぬ侵入者が目覚めさせた。二日早く到着した宿の滞在客、アメリカ人のミステリー作家グレイだった。謎めいた男性的魅力を発散させる彼とブリアンナは互いに惹かれてゆくが…。 宿屋経営娘×作家。 派手さはないものの、飽きさせない展開で非常に面白い。 前作では苦手だった姉マギーがこちらではいい味だし…

  • 「大地の誓いにメロディを」パメラ・クレア

    大地の誓いにメロディを(パメラ・クレア ) ★★★★ 植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてしまう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿敵ウェントワースの命によりセアラ奪還におもむくが、彼女はすでに屈強な戦士長の花嫁となっていた。セアラを救う方法はただひとつ、自身が結婚の契りをかわす相手として名乗りをあげることだけ―。 アメリカ植民地戦争時代が舞台。 骨太な内容ながらも、あくまでメインは恋愛物語で、非常に読みやすい。 シリーズと知らずこれ単体で読んだが、十分楽しめた。

  • 「情熱の赤いガラス」ノーラ・ロバーツ

    情熱の赤いガラス(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであるローガンが訪ねてくる。彼はマギーの作品の独占販売権を申し出た。強引なやり方に最初彼女は反発するが、ローガンの掲示した条件に心動かされ、これまで無縁だった華やかな世界に足を踏み入れてゆく…。 ガラス工芸家×画廊オーナー。 この作者はどんな設定でも面白い。 ただヒロインの気性がかなり激しく、あまり感情移入できなかった。

  • 悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ

    悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ ★★★★ 名家の令嬢ながら、継母と義妹に虐げられて暮らすバーサは、自らの誕生パーティなのに悪趣味なドレスを着せられ立ち尽くしていた。大勢の招待客が美しい義妹に興味を示すのと対照的に、いかにも平凡な容姿の彼女には誰も寄ってこない。ところが、それを見ていたドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして僕と食事に行かないか?」 「四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003」に収録。 ヒーロー視点が多く、とても楽しめた。 派手さはないが、心にじんとくる内容。

  • 「マクレガーの花婿たち」ノーラ・ロバーツ

    マクレガーの花婿たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ またいつもの悪だくみか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえに向かない、いやなら断れ、とそっけない。パーティの夜、D・Cはその女性の姿を目にして思わずうなった。まさに“クール”な氷のプリンセス…長い夜になりそうだ。今度は独身貴族の孫3人がターゲット。手を替え品を替え、ダニエルの陰謀はもう誰にも止められない?―。 短編3作。 孫息子3人を結婚させるため、祖父ダニエルは策略を練る・・・。 「花嫁」同様、いろいろな恋愛が楽しめてお得な1冊…

  • 「不機嫌な子爵のみる夢は」 ジュリア・クイン

    不機嫌な子爵のみる夢は (ジュリア・クイン) ★★★ 放蕩者として有名なブリジャートン子爵アンソニーは、長男としての責任から結婚を考えるようになった。花嫁に望む条件は3つ。ある程度、魅力的であること。愚かでないこと。本当に恋に落ちる女性ではないこと。今シーズン一の美女で理想的な候補エドウィーナを見つけ、近づこうとするアンソニー。だが、妹を不幸にすまいと、エドウィーナの姉ケイトが事あるごとに邪魔をする。忌々しく思うアンソニーだったが、いつしかケイトとの諍いこそを楽しんでいる自分に気がついた…。放蕩者の子爵が選んだ恋の相手は…? 子爵×令嬢。 ラブコメ調で、さらっと読めた。 二人のじゃれつき合い(…

  • 「マクレガーの花嫁たち」ノーラ・ロバーツ

    マクレガーの花嫁たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★ マクレガー家の当主ダニエルも90歳、激動の人生を経て成功を手に入れ、大家族に囲まれて幸せな余生を送っている。だが、目下の心配は愛する孫娘たちがいっこうに嫁に行く気配がないことだ。弁護士のローラ、医者のグウェンドリン、実業家のジュリアはみな美しく聡明な女性だというのに、仕事にかまけて彼氏のひとりもいないときている。ここは、経験豊かな祖父のちょっとした“親切”が必要か?曾孫を抱く日を夢見て、ダニエル・プロジェクトがふたたび発進。はたして3人に伝統のベールをかぶらせることができるのか…。 短編3作。 孫娘3人を結婚させるため、祖父ダニエルは策略を練…

  • 「この悪夢が消えるまで」J.D.ロブ

    この悪夢が消えるまで(J.D.ロブ) ★★★ 21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には<六の一>と書かれていた。イヴは、そのビルのオーナーである謎めいた大富豪ロークを容疑者と見なす一方、心ならずも彼に惹かれていく。だが、やがてふたたび娼婦殺害事件が発生、現場には<六の二>と記された紙が……。 近代未来を舞台にしたロマサスもの。 早々に犯人がよめてしまったり、急展開すぎる恋愛がちょっと残念。 人気シリーズのようだが、自分には合わないか…

  • 「雇われた婚約者」アマンダ・クイック

    雇われた婚約者(アマンダ・クイック) ★★★★★ 19世紀前半、26歳の美女エリノーラは、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。やむなくロンドンで職探しを始めた彼女が出会ったのは、氷のような男と評される伯爵アーサー。彼が提案してきた仕事は意外なものだった。ある危険な目的のために周囲の目を欺きたいので、自分の婚約者になりすましてほしいというのだ。エリノーラは合意した。その時点では、ふたりともあくまで打算的なつもりでいた。しかし、ふたりの心の奥には、知らぬ間に愛が芽生えていた…。 雇われ婚約者×伯爵。 サスペンスとロマンスのバランスが良く、どちらも楽しめた。 硬派…

  • 「うたかたの誓いと春の花嫁」メアリ・バログ

    うたかたの誓いと春の花嫁(メアリ・バログ) ★★ 突然の爵位継承で、貧しい田舎暮らしが一転。華やかな社交界に仲間入りしたハクスタブル家の四人姉弟。しかし次女のヴァネッサはある理由から子爵エリオットに求婚する事態に!―。 未亡人娘と子爵のロマンス物。 うーん、ヒロインが合わなかった。 内容もそこまで好きになれず。

  • 「ハートの誘惑」ウェンディ・ロズノー(マイ・バレンタイン2007)

    ハートの誘惑(ウェンディ・ロズノー) ★★★★ シェフとして働いていたスティーヴィーは、恋人に捨てられたうえ、火事で住む場所を失った。こうなったら、心機一転、叔父から相続したレストランがある町へ引っ越そう。だが運悪く、道を聞こうと立ち寄ったバーで彼女は悪酔いをし、ハンサムなバーテンダーに介抱される。翌朝、目覚めた彼女が身につけていたのは、なんと彼のTシャツだけだった。 「マイ・バレンタイン2007」収録。 全てを失ったヒロインが、新天地で新たな人生を歩んでいく物語。 ヒーローがとても魅力的。 サブキャラたちも個性豊かで、彼らの恋の行方も気になる。

  • 「ドクターにキスを」ベティ・ニールズ

    ドクターにキスを(ベティ・ニールズ) ★★★★ 大雪で立ち往生した一組の男女が、フィリーの住む牧師館にやってきた。偶然にも彼らは、先日道に迷っているところをフィリーが助けたふたりだった。その男性ジェームズに、フィリーはひそかに強く惹かれる。だがジェームズは、都会に住む名高い医師。一方のフィリーは、ただの田舎娘だ。何より彼の隣にはいつも、完璧なまでに美しい婚約者がいた。 「ウエディング・ストーリー2005 愛は永遠に」収録。 派手な作品ではないが、かなり好きな内容。 主役二人は良識があり、絆の深まる過程が非常に丁寧で違和感ない。 この作家の作品は初めて読んだが、他の作品も是非読んでみたい。 じん…

  • 「愛のカーテンコールを」リサ・クレイパス

    愛のカーテンコールを(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘と噂され、婚約破棄されるように仕向けようと。マデリンがスキャンダルの相手に選んだ男性は、当代随一の名優にして劇場経営者のスコット。放蕩者としても名高い彼なら自分の誘いを受け入れてくれるのではと、素性を隠して劇場を訪れたマデリンだったが、スコットからは邪険にされるだけ。なんとか劇場の雑用係として雇ってもらえたものの、彼の前では失敗続きで…だがスコットは…

  • 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 E L ジェイムズ

    フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (下) (E L ジェイムズ) ★★★ 女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレイに会ったとたん、強く惹かれる。彼が運命の人?グレイもアナに好意を持っているのか、彼女の行く先々に姿を見せた。ふたりは急激に近づいていくが、やがて、グレイの倒錯した秘密の顔が明らかに…。 女子大生アナと特殊性癖を持った美男社長との話。 ネット小説っぽいなぁと思ったら、原作はサイトで書かれていた某作品の二次創作小説とのこと。 納得。 日本のネ…

  • 「薬指の契約」ペニー・ジョーダン

    薬指の契約(ペニー・ジョーダン) ★★ 社長マシューに呼びだされたハリエットは、親友であり同僚でもあるベンとの関係について問いつめられた。どうやら彼女とベン、そしてベンの恋人との三角関係が、社内で噂になっているらしい。ハリエットは即座に否定するが、マシューはいっこうに納得しない。ついには、このままでは仕事にも影響が出ると言い、信じがたい解決策を提案する。 「ウエディング・ストーリー2005 愛は永遠に」収録。 社内恋愛している親友(男)に、会社内でべたべた触るヒロイン。 そんなヒロインを好きなイケメンヒーローは、嫉妬心からヒロインが自分と結婚するよう強引に仕向ける。 うーん、だれもかれもが、自…

  • 「もう一度あなたを」リサ・クレイパス

    もう一度あなたをリサ・クレイパス ★★★★★ 19世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2人の「不適切な関係」が、厳格な父親に知られ、マッケナは邸を追放された。もしもアリーンに会うため邸に戻ってきたら、大変なことになる…。彼女は愛するマッケナを守りたい一心で、「冷酷な令嬢」を演じる。しかし失意の日々を過ごすアリーンにさらなる「悲劇」が!12年後。米国からの招待客の中に、とても魅力的な青年実業家がいた。マッケナだった。「恋の復讐」のため、彼…

  • 「光と闇のカーニバル」ノーラ・ロバーツ

    光と闇のカーニバル(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 強引な婚約者から逃れて故郷を飛び出し、ラスベガスにたどり着いたダーシー。ポケットの所持金はわずか9ドル。どうせのたれ死ぬなら―ダーシーはなけなしの金をカジノのスロットマシンに入れ、ボタンを押した。けたたましいサイレンが鳴り、周囲がざわめく。めまぐるしく動くマシンを見て、ダーシーの意識が遠のいた…。目が覚めたのは豪華なスイートルームだった。傍らで見守っていたカジノの若き支配人ロバート・マクレガー・ブレードは、ダーシーに言った。「君は気絶したんだ、200万ドル当てたんだから無理もないが」―。 家出娘×カジノ経営者。 婚約者から逃げ、辿り着いたラ…

  • 「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー

    ふたりの六週間(デビー・マッコーマー) ★★★ 過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきたヒラリーは、ひとり暮らしを始めることにした。初めて手にした自由に心が躍るが、二日目の朝、異変は起きた。冷蔵庫の中のキッシュがなくなり、居間に見覚えのないバッグが置かれているのだ。困惑していると、突如体格のいい男性が現れ、怒りもあらわに言った。「ぼくの家で何をしているんだ?」。 「ウエディング・ストーリー2005 愛は永遠に」収録。 手違いで6週間ルームシェアすることになった二人。 戸惑いながらも相手に惹かれていく様子が、自然でよかった。 後味のいい作品。

  • 「カムフラージュ」リンダ・ハワード

    カムフラージュ(リンダ・ハワード) ★★★★★ ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆破事件に巻き込まれて大怪我をし、全身を包帯で覆われた目の前の男には、かつての面影の片鱗もない。なにかがおかしい―頭のなかで警報が鳴り響いたが、ジェイは確かに彼本人だと証言してしまう。その行為が自らの運命を大きく狂わせるとは、夢にも思わずに…。 ラブサスペンスもの。 主に2人の絆が深まる過程に重点が置かれており、サスペンスはおまけ程度。 派手さはないけ…

  • 「冬空に舞う堕天使と」リサ・クレイパス

    冬空に舞う堕天使と(リサ・クレイパス) ★★★★ 19世紀の英国。「壁の花」の一人、エヴィーは、とても内気で、口数の少ない娘だった。そんなエヴィーが、放蕩者で知られる美貌の青年貴族、セバスチャンの邸をひそかに訪れ、意外な提案をした。「いますぐスコットランドへ発って、わたしと駆け落ち結婚をしてください」エヴィーは、親友たちにもすべてを打ち明けられないほどの危機に直面していた。交換条件を示して、セバスチャンに頼むしか逃れる方法はなかった。「誘拐事件」未遂を起こすほど貧窮していたセバスチャンは、この取引にのることにした。いままでまったく違う世界に生きてきた2人が、冬のスコットランドに旅立つ。思いがけ…

  • 「天使がくれたクリスマス」キャロル・モーティマー(四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003)

    天使がくれたクリスマス(キャロル・モーティマー) ★★ 誤って自分に届けられたクリスマス・カードを手に、オリビアはアパートメントの真上に住むイーサンを訪ねた。そこに突然若い女性が現れ、腕に抱いた赤ん坊を彼に渡して走り去った。プレイボーイには当然の報いと愉快に思うオリビアに赤ん坊を押しつけて、彼は女性を追いかけていった。この騒ぎを天から見ていた天使がオリビアのために立ち上がる! 「四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003」に収録。 ファンタジー要素があり、クリスマスらしい内容。 全体的にまとまっていて楽しかったが、小出しに主役二人の秘密が暴露されていく展開は共感しずらい。 クリスマス気分に…

  • 「ダイヤモンド・ガール」ダイアナ・パーマー

    ダイヤモンド・ガール(ダイアナ・パーマー ) ★★★★ 「君のために僕はあることを思いついたんだよ、シンデレラ」犬猿の仲であるリーガンの言葉に、ケナは耳を疑った。弟のデニーを誘惑して、財産目当ての美女から遠ざけてほしい。そのために君を魅惑的な女性に磨きあげてみせる、と彼は言う。確かに、ケナが上司のデニーに密かな恋心を抱いて2年になる。そろそろ“仕事一筋のさえない秘書”から脱却しなければ…。ケナは決死の覚悟でリーガンの申し出を受けた。弟とは正反対のリーガン―荒削りな魅力を放つ傲慢な彼に、心を奪われることになるとは夢にも思わずに。 弁護士×秘書。 中編で読みやすい分、ヒーロー側の心境の変化が分かり…

  • 「恋の香りは秋風にのって」リサ・クレイパス

    恋の香りは秋風にのって(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀の英国。アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女、リリアンは、家族と一緒に、数週間におよぶウェストクリフ伯爵のハウスパーティに招待されていた。香りに強い感受性をもつリリアンは、出発前に、香水商で、理想の恋人と出会えるという「秘密の香水」を手渡される。パーティーの主催者は、広大な地所、館の主、ウェストクリフ伯爵。美貌の青年貴族だが、高慢で、堅苦しく、どうにもリリアンの気にさわる。それはウェストクリフ伯爵も同様で、不作法なリリアンが不快だった。ところがある日、ウェストクリフは、ものかげでリリアンとふたりきりになったとき、リリアンを抱きしめ…

  • 「ポピーの幸せ」ダイアナ・パーマー(マイ・バレンタイン2007)

    ポピーの幸せ(ダイアナ・パーマー) ★★ 多忙な仕事の合間に、ポピーはスキー場で休暇を楽しんでいた。今日は天気が悪くてスキーは無理だから、インストラクターから聞いた、かわいそうな迷子の子犬を探そう。そう思ってロッジを出たとたん、いきなり後ろから体をすくわれ、車に押しこめられてしまった。見ると相手はがっしりとした男性。どういうこと?まさか、私は誘拐されたの。 サスペンス要素があり、短編ながら詰め込まれた内容。 ただ、短い時間で起こったことにしては無理がある気がしなくもない。 特に、主役二人が絆を深めるには短すぎたかなぁ。 中編くらいで読みたい内容だった。

  • 「見知らぬ侯爵と結ばれて」エマ・ワイルズ

    見知らぬ侯爵と結ばれて(エマ・ワイルズ) ★ あと、2日で花嫁になるなんて…。令嬢ジュリアンはいまだ戸惑っていた。花婿であるロングヘイヴン侯爵にして公爵家の跡取り、マイケルは18年間婚約していたハリーの“弟”だ。ハリーが病で突然亡くなったのち、爵位とともに婚約も引き継がれたのだった。しかも快活だった兄と違い、マイケルは謎めいている。愛ある結婚を望むジュリアンは、ほとんど話したことすらない彼を夫として愛せるか不安だった。一方、望まぬままにすべてを引き継いだマイケルもまた迷いの中にいた。兄の死にひどく落胆している両親のために婚約に同意したものの、彼は妻にさえ絶対に知られてはならない任務にたずさわっ…

  • 「ハイランドで眠る夜は」リンゼイ・サンズ

    ハイランドで眠る夜は(リンゼイ・サンズ) ★★★★ 13世紀イングランド北部。両親を亡くしたイヴリンドは、意地悪な継母の仕打ちを受けながらも、天真爛漫に生きてきた。だがある日、“ドノカイの悪魔”のもとに嫁ぐよう告げられて―。それは父と妻を手にかけたと噂される、恐ろしいハイランド領主。悲しみのあまり遠乗りに出かけたイヴリンドは、そこで荒々しくも情熱的な眼差しをもつひとりの男と出会う。結婚前の最後の思い出に、熱いひとときをともにしたイヴリンドだが、その男の正体とは思いもよらぬ人物で…。 貴族の娘×スコットランド領主。 ハイランドものに多い、嫁いでから始まるロマンスもの。 ミステリーとロマンスのバラ…

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