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  • 「砂塵きらめく果て」ノーラ・ロバーツ

    砂塵きらめく果て(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ ゴールドラッシュに沸く19世紀のアリゾナ。東部でレディ教育を受けたセーラは、西部で成功している父と暮らすため砂漠の町へやってきた。しかし待っていたのは、貧苦の末に父が命を落としていた事実と、一匹狼のガンマン、ジェイクとの衝撃的な出会いだった。遺されたわずかなお金と涸れた土地を前に、セーラは父の夢を叶えるため、その地で生きると決意する…。 ゴールドラッシュ期のアメリカが舞台。 砂塵の街で懸命に生きていこうとするセーラ。 文章からは鮮やな景色が浮かび上がり、セーラの姿は美しく眩しい。 邦題・表紙共にストーリーと非常にマッチしている。 どちらかという…

  • 「初恋のラビリンス」キャンディス・キャンプ

    初恋のラビリンス(キャンディス・キャンプ) ★★ 没落貴族の娘アンジェラは使用人の少年キャメロンと恋に落ちた。輝くような喜びも束の間、アンジェラは資産家と結婚させられ、キャメロンは追放された。13年後、夫の暴力に耐えかねて離婚したアンジェラは、実家の窮状を救うため、ふたたび意に染まぬ結婚を強いられる。アメリカの富豪だという求婚者の姿を見たとたん、アンジェラは驚きに身を硬くした。「こちらがトレモント社社長のミスター・キャメロン・モンローです」ヒストリカルの女王C・キャンプがヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に描く、切なくも美しい愛の物語 初恋の人が金持ちになって帰ってくる、というベタなストーリー…

  • 「夜色の愛につつまれて」リサ・クレイパス

    夜色の愛につつまれて(リサ・クレイパス) ★★★★★ 9世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博クラブで、彼女はロマの血を引く支配人キャムに出会う。兄を喧嘩の輪の中から助け出してくれた彼は、アメリアにささやいた。「今夜のこの出会いも、運命と無関係だと思いますか?」その後、きょうだいたちと共にハンプシャー州の領地に移り住んだアメリアを待ち受けていたのは、隣家に滞在していたキャムとの再会。しかし、その偶然を喜ぶ間もなく、一家を次々と災難がおそう。アメ…

  • 「シャーブルックの花嫁」キャサリン・コールター

    シャーブルックの花嫁(キャサリン・コールター) ★★★ 伯爵家の若き当主ダグラス・シャーブルックに、イギリス軍からある重要な指令が下った。急遽フランスへ赴くことになったものの、折しも国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドとの婚礼が間近に迫っていた。ダグラスは一計を案じ、親戚のトニーに花婿代理を依頼した。任務ほ無事終え、メリサンドの麗しい姿態を思い描きながらはやる心で帰還したダグラスだったが、目にしたのは思いもよらない光景だった。見ず知らずの小柄な娘が、伯爵夫人の間に陣取っている。「私はアレクサンドラよ。はっきり申しあげると、あなたの妻です」。 公爵令嬢×伯爵。 ほんっとヒーローがデリカシーない…

  • 「同居のルール」ノーラ・ロバーツ

    同居のルール(ノーラ・ロバーツ) ★★ パンドラは愛する伯父の奇妙な遺言に呆然とした。大切な屋敷と遺産を強欲な親族から守るためには、いけ好かないいとこのマイケルと半年も同居しなければならないというのだ。知性を重視するパンドラにとって、“低俗な”テレビドラマの売れっ子脚本家である彼は理解しがたい存在だった。共同生活はこのうえなく険悪なムードで幕を開けた。しかし、親族たちが次々と仕掛ける罠のおかげで二人の仲は急速に近づいて…。 叔父の遺言により、同居することになったパンドラとマイケル。 難しいことを考えず、手軽に読めるサスペンスロマンといったところ。 さくっと味わいたいならおすすめ。

  • 「天使のせせらぎ」リンダ・ハワード

    天使のせせらぎ(リンダ・ハワード) ★★★ 両親亡き後、たったひとりで菜園を営む女性ディー・スワンが住む土地は、エンジェル・クリークと呼ばれる小川のおかげで肥沃な谷間だった。自立した暮らしをこよなく愛する彼女にとって、男はまったく不要の存在。しかし、近隣一の牧場の持ち主ルーカスが彼女に近づいてくる。彼の目的はエンジェル・クリークを自分のものにして牧場を発展させること。ディーは断固として彼を拒絶するが、いつしか胸の奥には名状しがたい疼きが…。 アメリカ開拓時代が舞台。 主役二人があまり好きになれず。 また、他作家の荒野ものと似ており、こちらの方が後作ということもあり楽しめなかった。

  • 「春の雨にぬれても」リサ・クレイパス

    春の雨にぬれても(リサ・クレイパス) ★★★★★ 「壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつきつけた。不本意な結婚は阻止できないものか。ウェストクリフ伯爵はハウスパーティーに花婿候補の紳士を招待してチャンスをつくってくれた。デイジーは思いをこめて「願いの泉」にピンを投げ入れる。すると背後に見知らぬ男性が。自分のことを知っているようだが、まったく覚えがない。でも、漂ってくる香りは、ボウマン社の石鹸の香り。まさか、彼が父の指名した男性、マシューな…

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