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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 4月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。ああ、1年の1/3が終わっちゃう。まあ、もう夏酒商戦が本格的になってるくらいですしねえ。4月は、個人的には久々の東京出張がいちばんの出来事でした。サケラボさんにも行けたし、ネット上だけの友達と初めて会うこともできました。おかげでレビューがだいぶ溜まっちゃってるですけどね。 今回も、記事の内容部門3本と、ベストサムネを3枚、そして美味しかった部門3本をお送りします。 さてそれでは、内容部門からいきいましょう。 まずは、又兵衛さん。このお酒単体というより、ひとつ前の太兵衛さんとの飲み比べ。戦国時代に活躍した黒田家家臣の猛将、母里太兵衛と後藤又兵衛という、なかなかできな…

  • あたごのまつ > 杉村(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【あたごのまつ はるこい 純米吟醸】 薄ピンク ピリシュワ泡泡 甘酸っぱ サケラボさんでの3杯目。だいぶお久しぶりの「はるこい」、宮城県大崎市・新澤醸造店さんの春酒です。新澤醸造店さんは「あたごのまつ」の他に、スタンダードな漢字の「愛宕の松」や、究極の食中酒「伯楽星」・精米歩合7%の高級酒・残響・リキュールの「超濃厚ヨーグルト酒」なんかも飲んでますね。「はるこい」はめっちゃ久しぶり。前回飲んだのは2020年8月です。って、なんで春酒を夏に飲んでるの?? 今回は、最初からアテからの指定。「苺の生ハムクリームチーズ」に合うということで、おすすめされました。そりゃ飲まなきゃ。さっそくいただきます。 …

  • まるいし > おキヨ(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

    【まるいし 純米 生原酒】 爽やかで 豊かな甘旨 クラシック サケラボさんでの2杯目。はじめましてのお酒、まるいしさんです。まるいしって聞いたことない銘柄だったけど、もしかしてと思って注文。裏ラベルを見て、それが当たっていたことがわかりました。 まるいしは、愛知県岡崎市・丸石醸造さんのお酒。言わずと知れた人気銘柄・二兎のお蔵さんです。そりゃもう間違いない。丸石の由来は、創業の地にまるい大きな石があったこととされているそうです。なんか安易でかわいい由来。「されている」というのは、創業から330年以上経ってるからしかたないですね。 丸石さんとわかったから、ますます期待はふくらみます。さっそく飲んで…

  • 仙禽ハローワールド > ひろみ(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【仙禽(せんきん) HelloWorld byサケラボトーキョー】 カルピスと クリームソーダの 爽やかさ お久しぶりの仙禽さん。栃木県さくら市・(株)せんきんさんのお酒です。って紹介する必要のないくらの人気銘柄ですね。で、見る人が見れば一発でわかるように、こちらは東京・十条の超人気日本酒バー・サケラボトーキョーさんとのコラボ酒第2弾。サケラボさんは、日本酒系としては圧倒的トップの、6万人以上のフォロワーを持つユーチューバーでもあります。って、それこそこのブログを読んでるような人は誰でも知ってそうなことですよね。 HelloWorldの第1弾は、去年2023年の7月に発売。そちらは飲めませんで…

  • 白鶴 > 悠子(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【ハクツル 香るうまくち大吟醸原酒】 甘ふわん やさしくきれいな 高アル酒 白鴻さんからの白鶴さん。白くて大きい鳥つながりですね。 白鶴さんは、約1年ぶり。今回は、前回飲んだ缶のお酒・香るうまくち原酒の大吟醸バージョンです。今年2月26日に発売されて、日本酒クラスタの中ではちょっと話題になってたんですが、ようやく買えました。 デザインも良い感じに対称的ですね。 缶の日本酒って、メリットいろいろあるんです。瓶よりも軽くてコンパクトで割れない。それに、劣化の原因になる紫外線を通しません。このタイプのデメリットはリキャップできないくらいですが、1合180mlならそれも問題ありませんね。でもなかなか普…

  • 白鴻 > ハラ・モトロ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【白鴻(はくこう) 辛口純米酒 黒ラベル】 力強い 旨苦ガツン ど辛口 はじめましてのお酒、白鴻さん。広島県呉市・盛川酒造さんのお酒です。広島は軟水が多いそうなんですが、盛川酒造さんの仕込み水は、広島でも一二を争うほどの超軟水。軟水には旨味を引き出す効果があるんだとか。 銘柄名の「鴻」というのは、大形の水鳥のこと。オオハクチョウとかヒシクイとか。単一の種の名前じゃないんですね。前に飲んだ飛囀(ひてん) 鵠(はくちょう)の「鵠」もハクチョウと読んで、大型の水鳥のことでした。高校の古文か漢文の時間に習った「燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」の鴻鵠がこれですね。こんな…

  • 萩乃露 肉食系純米酒 > 牧勝一(君たちはどう生きるか)[ジブリ酒]

    【萩乃露(はぎのつゆ) 肉食系純米酒 チーター 美山錦 直汲み生】 力強い がっしり旨味と 爽やか酸 2ヶ月ぶりの肉食系純米酒。滋賀県高島市・福井弥平商店さんのお酒で、銘柄名は萩乃露です。広島の酒販店・酒商山田さんが手掛ける卸事業「コンセプト ワーカーズ セレクション」のお酒。 このシリーズ、これまでにライオン・ワシ・オオカミを飲んでて、特にオオカミがめちゃくちゃ美味しかった! チーターは新商品っぽいですね。そして相変わらずラベルデザインが素敵。イラストレーター/グラフィックデザイナーの瀧川裕恵さんのデザインです。瀧川裕恵さんのサイトでは、それ以外にもいろいろなイラストを見ることができます。ど…

  • 髙龗 >アリエッティ(借りぐらしのアリエッティ)[ジブリ酒]

    【髙龗(こうりゅう) 翠判(すいばん) 無濾過生原酒】 やわらかい 爽やかおだやか 低アル酒 あ、、、いつもの画角の写真撮り忘れてた。 こないだ十四代様とのブラインドガチ飲み比べをした髙龗さん。高千代、たかちよ、59Takachiyo、シン・タカチヨを醸す高千代酒造さんが、2022年に発売開始した新シリーズです。今回は、日本酒普及系VTuber・如月ささらさんが飲むのに合わせて、初夏の限定酒・翠判を買ってきました。ラベルには「翠」としか書かれていないんですが、検索すると「翠判」と出てくるので、たぶん正式名称は翠判なんでしょう。 そもそも「龗」も見かけない字ですよね。コトバンクによると、高龗は「…

  • 又兵衛 >後藤又兵衛(手塚治虫)

    【又兵衛(またべえ) いわき郷 純米酒】 やわらかい どクラシックな 辛口酒 ひとつ前の黒田武士 太兵衛からの又兵衛!!歴史に詳しい方ならピンとくるはず。これ、ただの兵衛つながりじゃないんです。 太兵衛は、銘柄名・黒田武士が示す通り、軍師黒田官兵衛に仕えた戦国武将・母里太兵衛のことでした。そして黒田家臣団の中で母里太兵衛と並んで勇名を轟かせていたのが後藤又兵衛。関ヶ原の戦いでも活躍し、16,000石の城持ちになるものの、主君・黒田長政との不仲から出奔し浪人になってしまった武将です。その後、大坂の陣に参戦。大活躍して真田信繁(幸村)や長宗我部盛親と共に大阪五人衆に数えられます。奮戦むなしく夏の陣…

  • 黒田武士 >母里太兵衛(軍師官兵衛)

    【黒田武士(くろだぶし) 太兵衛】 旨ずどん! 野太く強い ど辛口 お久しぶりの黒田武士さん。福岡県嘉麻(かま)市・大里酒造さんのお酒です。ん?嘉麻市と言えば、5つ前の寒北斗酒造さんと同じですね。調べてみたら、大里酒造さんは寒北斗酒造さんから直線距離1.6km、車で3分のご近所さんでした。すごい偶然。前回飲んだのは2年前。同じこちらのお店で、「K NEXT」というお酒をいただきました。 大里酒造さんは、江戸・天保年間(1831~1845年)創業。メイン銘柄はこの黒田武士。黒田武士で太兵衛と言ったら、そりゃもう、母里(もり)太兵衛ですね。軍師・黒田官兵衛孝高とその息子・長政に仕えた猛将です。 そ…

  • 萩の鶴 >風間俊君(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【萩の鶴(はぎのつる) くだもの なんて見事なラ・フランス】 ラフランス? 意外にドライな フルーティー こないだ「さくら猫」を飲んだばかりの萩の鶴さん。今回もかなり目を引くお酒ですね。こちらは、これまでに「来福 フルーツポンチ」や「百十郎 レモン&白ぶどう」を飲んだ「くだもの」シリーズ。広島の酒販店・酒商山田さんが手掛ける卸事業「コンセプト ワーカーズ セレクション」の一環です。こちらのお店のメイン仕入れ先が酒商山田さんということもあり、これまでにもけっこうたくさん飲んでます。 お酒のコンセプトは、まあ、もう説明不要ですね。見たまんま。この子がどれくらいラフランスなのか、さっそく飲んでいきま…

  • 大盃 マッチョ > ルパン(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【大盃(おおさかずき) MACHO(マッチョ) 純米 山田錦80 生】 低精白 力強くて 爽やかで こないだ飲んだ女マッチョさんが超絶美味しかった大盃さん。群馬県高崎市・牧野酒造さんのお酒です。今回は、マッチョキングさん。 そもそもマッチョというのは、低精白→タンパク質が残る→タンパク質と言えばマッチョ という謎理屈。そして今回のお酒は、酒米の王様・山田錦を使ったからマッチョキングさんです。こういうこじつけ大好き。キングさんは2年ぶり。前回も美味しかった記憶があります。マッチョシリーズはこれまでに、男マッチョ(雄町)、女マッチョ(愛山)、ゴリマッチョ(生酛&野生酵母)、覆面マッチョ(酒米非公開…

  • 十四代 vs. 髙龗 ブラインドでガチ飲み比べ[ジブリ酒]

    今日はいつもと趣向を変えて、飲み比べ企画です。1本は、十四代様。チャンピオン枠ですね。超コスパのアル添定番品・本丸です。対する挑戦者は、髙龗(こうりゅう)さんの藍(あお)。高千代酒造さんが十四代本丸を目指して造ったと言われる、新潟からの刺客。これをブラインド(どちらの銘柄かわからないようにした状態)で飲み比べします。果たして区別することはできるのか!? ちなみにこれ、いつものお店の企画したイベントです。何人ものお客さんが挑戦しているそう。やめてよこういうの。外したら恥ずかしいやん。でも、勝負師の血が燃えてきます。 なお、この2つ、両方ともちょうど1年くらい前に飲んでいて、レビューも残っています…

  • くどき上手 >コキリさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【くどき上手 Jr.のヒ蜜 純米大吟醸 The nectar 花の蜜】 やわらかい 蜜フルーティーな 甘ほわん ついこないだ「Jr.のジューシー辛口」を飲んだばかりのくどきさん。僕はあんまり同じ銘柄ばかりは飲まないんですが、酒屋さんの入荷情報を見てたらこの子を見つけました。くどきの四段仕込み!? 四段仕込みというのは酒造りの手法のひとつ。通常のお酒は、酒母を造った後、3回に分けてお米と水を足していきます。それが三段仕込み。それをもう1回追加するのが四段仕込みで、糖分が残って甘口になりやすいんです。 ただでさえ甘いくどきJr.が四段になったらどうなるの? これは買って確かめなきゃ!という訳で買っ…

  • 寒北斗 >猫の兵隊さん(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【寒北斗(かんほくと) にごり酒 shi-bi-en(シビエン)】 辛口で めっちゃやわらか にごり酒 はじめましてのお酒、福岡県嘉麻(かま)市・寒北斗酒造の寒北斗さんです。ひとつ前の山城屋さんがアテとの相性良かったから、2杯目もにごりで合わせてみます。ん? 福岡なのに北斗??? 新潟なのに山城というよりも謎です。その名前の由来は、筑前の国の一の宮(地域の中で最も社格の高いとされる神社)・北斗宮(ほくとぐう)。地図で見ると、北斗宮は寒北斗酒造さんのすぐ近所。敷地同士だと100mくらいしか離れていません。そりゃその名にあやかりたくなりますね。ちなみに北斗宮は天智天皇9年(671年)に北斗大明神(…

  • 山城屋 >ユキちゃん(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【山城屋(やましろや) 濁 -daku-】 控えめで 淡くすっきり 未完成 はじめましてのお酒、新潟県長岡市・越銘醸(株)さんの山城屋です。新潟なのに山城? どうやらこの山城は、京都にあった山城国とは関係ないようです。創業当時、近くの山に城があったことから、山城屋という屋号を称していたのだとか。 ちなみにその城とは、栃尾城。長尾景虎(後の上杉謙信)が幼少期を過ごし、初陣を飾った城として有名です。 越銘醸さんのメイン銘柄は「越の鶴」。山城屋は創業当時の屋号を冠して2014年に誕生した、新潟県外向けの限定流通銘柄です。公式サイトによると、山城屋は『清楚で質素不足の先の充足未完成という完成系。という…

  • 菊正宗 >アシタカ(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【菊正宗(きくまさむね) キクマサ ネオカップ】 淡麗な おだやかやさしい 辛口酒 しばらくぶりの菊正宗さん。好きなんですよね、菊正宗さん。前に特集記事も書いていますし、去年1年間で最もたくさん飲んでたのが菊正宗さんでした。まあ去年は、初心者向け熱燗特集で使ったり、リニューアルしたギンリッチや新製品のキクマサギン生、ギンパックのリニューアル前後飲み比べなんかをしていたからちょっと特別ですけどね。 だから、スーパーでこのお酒を見つけたとき、ちょっとびっくりしたんです。なにこれこんなの見たことない!調べてみたら、3月11日発売の新製品のようですね。また、この製品の発売に合わせて、ネオカップ全体のブ…

  • 萩の鶴 >シータ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【萩の鶴(はぎのつる) 純米吟醸 さくら猫】 フローラル やわらかやさしい うすにごり お久しぶりの萩の鶴さん。前回飲んだのは2021年だけど、同じお蔵さんの「メガネ専用」は2022年に飲んでます。美味しかったなあ。あの頃は僕もメガネかけてなかったんですが、最近は仕事のときはメガネかけるようになってしまいました。これで心置きなくメガネ専用を飲める!! 今回のお酒は、さくら猫。萩の鶴さんは、四季それぞれ、さくら猫・夕涼み猫・ハロウィン猫・こたつ猫を出されていて、このゆるいイラストが良いんです。夕涼み猫は2回飲んでるけど、さくら猫は初めて。うすにごりなんですね。楽しみ。さっそく飲んでいきましょう。…

  • 龍の尾 >澤村雄一郎さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【龍の尾(たつのお) 純米吟醸】 シロップ甘 米旨アル苦 ぽわっうまっ! はじめましてのお酒、山口県周南市・男自慢酒造さんの龍の尾です。知らないお酒だったんですが、佇まいが素敵ですね。 男自慢というガチムチしてそうな名前は、大正末期に銀座にあった料理屋「男じまん」に由来するそう。このお店には多くの画家達が集まりその中には「麗子像」で知られる岸田劉生もいて、清酒「男自慢」をこよなく愛していたんだとか。男自慢のラベルの文字は岸田劉生の自筆の書です。 今回のお酒・龍の尾の名前の由来は、目指すテイストイメージ。龍が静かに尾をたなびかせながら天空の雲間に消えてゆくイメージで龍の尾としたんだそうです。カッ…

  • 日の丸 >ユンカースのドイツ人(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【日の丸(ひのまる) HYPER DRY 特別純米】 酸アルの HYPER DRY 超辛口 はじめましてのお酒、日の丸さん。秋田県横手市・日の丸醸造さんのお酒です。日の丸醸造さんと言えば、通常銘柄は「まんさくの花」。これまで「日の丸」という銘柄があったわけでもなさそうです。でもなぜ新しい銘柄名で発売したのかと言えば、このお酒が試験醸造で、他のお酒とは全く違う味わいだから。それが証拠に公式サイトにも、注意マーク「⚠」とともに目立つように『このお酒は試験醸造酒のため「まんさくの花」とは味もコンセプトも異なることをご理解下さい』と書いてあります。 ちなみに僕もいま知ったんですが、⚠は「きけん」で変換…

  • ソガ・ペール・エ・フィス > 加代さん(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【Sogga(ソガ) père(ペール) et(エ) fils(フィス) LE(ル) SAKÉ(サケ) ÉROTIQUE(エロティック) NUMERO( ヌメロ) UN( アン)】 フルーティー 白ワインっぽさと 米ふわり こないだTROIS(トロワ・3)を飲んだソガペさん。今回ははじめてのUN(アン・1)です。TROISもその前のDEUX(ドゥー・2)も、その前の「Liz à Saké Naturel」も賞味期限から半年過ぎててめっちゃ美味しかったんですよね。今回は久しぶりの新酒です。 UNというのはフランス語の「1」。ソガペさんは協会1~6号酵母しか使わないというこだわりのお蔵さんで、この…

  • 白鷹 >じいじ(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【白鷹(はくたか) 伊勢神宮御料酒】 酸旨苦 どクラシックな辛口酒 はじめましてのお酒、日本三大酒処のひとつ、灘・西宮郷にある白鷹(株)の白鷹さんです。スーパーで買ってきたお酒なんですが、特A地区吉川産の山田錦を使っているというのが凄い! 白鷹さんは、1862年(文久2年)に、初代辰馬悦蔵さんが創業。幕末ですね。ん?辰馬? 辰馬と言えば、白鹿の辰馬本家酒造さんですね。関係あるのかな?と思って公式サイトを見てみたら、ちゃんと載ってました。辰馬悦蔵さんは、白鹿の辰馬家からの分家だそうです。なるほど白鷹さんは白鹿さんと親戚だったんですね。ちなみに5代目までは辰馬家の方が社長でしたが、現在の6代目社長…

  • 結ゆい >先輩魔女さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【結ゆい(むすびゆい) 特別純米 きたしずく 生原酒】 くっきりと ぽわ酸ほの甘 フルーティー はじめましてのお酒、茨城県結城市・結城酒造の結ゆいさんです。はじめましてと言っても、同じお蔵さんの富久福と、みちこざくらはだいぶ前に飲んでます。結ゆいさんもずっと飲みたかったんですが、ようやく会えました。 覚えている方も多いと思いますが、2022年5月11日、国の登録有形文化財でもあった結城酒造さんの酒蔵二棟が、火事で焼失してしまいました。その後、北海道の三千櫻酒造さんの力添えで、蔵元杜氏の浦里美智子さんが北海道に渡り、三千櫻酒造さんで酒造りをされています。今回のお酒も三千櫻酒造で造ったもの。しかも…

  • 巖 >ニシンのパイを作るおばあちゃん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【巖(いわお) 十一代 旨味純米酒】 おだやかな やさしい蜜に 包まれて はじめましてのお酒、巖さん。群馬県藤岡市・高井(株)さんのお酒です。「巖」は「巌」の旧字体。意味としては、岩とか、ゴツゴツした大きな石とかです。巌窟王とか、君が代の歌詞に出てくる「いわお」くらいでしか見たことのない字。漢検1級 / 準1級レベルの漢字です。 銘柄名の由来は、西郷隆盛の甥であり、日清日露戦争の英雄にして「陸の大山、海の東郷」と云われた大山巖 元師陸軍大将の名前だそう。なるほど、漢字のイメージに違わずいかついですね。 高井(株)さんは享保14年(1729年)に初代・高井作右衛門さんが創業。最盛期は3000石(…

  • [特集]鬼ころし

    鬼ころしというお酒をご存じの方は多いでしょう。コンビニやスーパーで普通に売ってますしね。僕は、鬼ころしはパックで売ってる安いお酒で、年配の方が飲むものという印象を持っていました。同じような印象を持っている人は多いんじゃないかな?でも、実際にはどうなんでしょう? 僕も鬼ころしを飲んだことはないですし。というわけで、コンビニで売ってるメジャーな鬼ころし3種類を買ってきました。これを飲み比べするとともに、鬼ころしについて深掘りしたいと思います。 鬼ころし、飲んだことある? と、その前に、みなさん鬼ころしって飲んだことあるのか?美味しかったのかのアンケートを取りたいと思います。以下にXのリンクを貼って…

  • 妙高山 > お絹さんをおんぶする男の人(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【妙高山(みょうこうさん) 純米吟醸 ピンククローバー】 酸旨の 爽やか辛口 クラシック はじめましてのお酒、 新潟県上越市・ 妙高酒造さんの妙高山です。妙高酒造さん、面白いのは、全種類のお酒に2つの酵母を使ってるんだそう。「二段酵母仕込」と呼ぶんだとか。これは、どのくらいの配分にするかなども含めて、より技術とノウハウが必要そうですね。 今回のお酒は、春の限定酒。秋のリッチハートから始まり、冬のフレッシュスペード、春のピンククローバー、夏のクールダイヤモンドと続くそうです。ラベルデザインは、クリスタルアート作家の堀田真澄さん。クリスタルアートというのは、ガラスのパーツやスワロフスキーのクリスタ…

  • 武蔵之国一之宮 > ミト(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    鬼ころし飲み比べ③【武蔵之国一之宮(むさしのくにいちのみや) ゴールド鬼ころし】 辛口で 苦味もあるけど 真面目な酒 鬼ころし飲み比べ企画の第3弾は、こちらもコンビニで買ってきた武蔵之国一之宮さん。清洲城信長・日本盛ほどではありませんが、広く流通している鬼ころしです。造っているのは、小山本家酒造さん。埼玉県さいたま市のお蔵さんで、だいぶ前に「天狗のどぶろく」を飲んだことがあります。2016年の日本酒売上ランキングでは6位に入っている超大手メーカーですね。でも、小山本家酒造さんを語るなら、触れなければいけないのが世界鷹小山家グループ。 世界鷹小山家グループは、(株)小山本家酒造を中核とし、(株)…

  • 日本盛 > 猩々(もののけ姫)[ジブリ酒]

    鬼ころし飲み比べ②【日本盛(にほんさかり) 鬼ころし】 乳酸と 穀物旨渋 アルコール 鬼ころし飲み比べ企画の第2弾は、日本盛さん。これもコンビニでよく見るやつですね。実は、今回の企画の鬼門がこちら。日本盛さん、前に缶入りの生原酒シリーズ飲み比べをやって、正直好みじゃなかったんですよね。その時は「ガチ対決!日本盛 生原酒シリーズ vs. 月桂冠 THE SHOTシリーズ 飲み比べまとめ」という企画で、生原酒シリーズ4本とTHE SHOT 4本を比較したんですが、僕の好みとしてはTHE SHOTの圧勝でした。キツい企画だった、、、 それ以来、日本盛さんはちょっと避けてたんですが、鬼ころしで日本盛さ…

  • 清洲城信長 > 兄役(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    鬼ころし飲み比べ①【清洲城信長(きよすじょうのぶなが) 純米吟醸 江戸酒王子】 飲みやすい するぽわ酸味と 米旨味 はじめましてのお酒、清洲城信長 鬼ころしです。まあ飲むのははじめてなんですが、コンビニなんかで普通にみかけますね。 鬼ころし、一応興味はあったんです。ただ、飲みたいお酒がたくさんある中で、あえて買うところまではいかなかった。でも、日本酒普及系VTuberの如月ささらさんが鬼ころしを飲むということで、これを機にと思い、メジャーな鬼ころしを3つ買ってきました。 鬼ころしについての解説は、別途特集記事を書くつもりなので、そこに回すとして、今回のお酒。まず飲むのは、鬼ころしの中でもよく見…

  • 金婚 > 千尋のお母さん(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【金婚(きんこん) 純米吟醸 江戸酒王子】 甘くない 梅酒みたいな 酸味酒 はじめましてのお酒、金婚さん。東京都千代田区・豊島屋本店さんのお酒です。と言っても、造っているのは東京都東村山市の豊島屋酒造さん。屋守(おくのかみ)が有名なお蔵さんですね。 豊島屋さんはちょっとややこしくて、豊島屋酒造が屋守を、神田豊島屋が利他(りた)という銘柄を、そして豊島屋本店が金婚を販売されています。造っているのは全部、豊島屋酒造さん。屋守はメジャーですが、利他と金婚はあんまり見ませんね。 でも金婚は、豊島屋さん最古の銘柄。明治時代後期、豊島屋さんが酒造りを始められた頃に、明治天皇御夫妻が銀婚式を迎えられました。…

  • 三芳菊 > 猫王(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【三芳菊(みよしぎく) ネコと和解せよ 無濾過原酒】 酸渋と よくわからない 謎のクセ こないだ「冬の白ぶどう」を飲んだ三芳菊さん。これまた特徴的なラベルですね。 知ってる方も多いと思うけど念のために説明すると、「ネコと和解せよ」の元ネタはキリスト看板。街中でときどき見かける、聖書の言葉が書かれたシンプルな看板です。その看板の一種「神と和解せよ」の「神」の文字の一部を消すと「ネコ」になるんですね。一時期ネットで流行ったやつです。パワポで雑に作った画像を3枚目に載せておきます。 ちなみにこちらは、岩手の喜久盛酒造さんとのコラボ商品。タクシードライバーが有名なお蔵さん。喜久盛さんの方は「死後さばき…

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