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  • R5-4-16 四月句会 選句と鑑賞

     日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。2023年4月16日   四月句会 全30句 春の月いつまでなのか人見知り 昌平 人美・弥生・立日十・貞徳 選・春の月を見ている作者、心に引っかかっていることがふと浮か...

  • 自由律俳句の鳥 60句(1/2)

    夕べひょいと出た一本足の雀よ 尾崎放哉烏がだまってとんで行った 尾崎放哉雀のあたたかさを握るはなしてやる 尾崎放哉小鳥がふみ落とす葉を池に浮かべて秋も深い 尾崎放哉鶴鳴く霜夜の障子ま白くて寝る 尾崎放哉畳を歩く雀の足音を知って居る 尾崎放哉ねそべって書いている手紙を鶏に覗かれる 尾崎放哉くろい鳩がとまっている...

  • R5-4-16 4月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。2023年4月16日   四月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 五月句会のご案内

    泉の会 5月句会のご案内時:5月14日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室5投句〆切:5月11日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 寺田寅彦の30句

     山裂けて成しける池や水すまし穂芒や地震ないに裂けたる山の腹亡き魂も出迎へよ門の冬の月看護婦や夏痩せたるが美しき何年の恋や果して畑打つ淡雪や通い路細き猫の恋稲妻や湯船に人は玉の如蝶よ昔荘周と云ふうつけあり老子虚無を海鼠と語る魚の棚人間の海鼠となりて冬籠る 造物者の話をするや栗の花仙人の鬚洗ひ居る清水哉蝸牛の角がなければ長閑哉蝸牛は角があつても長閑哉竜神を祭る岩頭の霰哉神さびし宮の木立や鴨の...

  • 浮気した夫にアッパーカット

    サチエはくじ運が良かった。幼稚園の時に、町内の福引で温泉旅行を引き当ててから、家ではサチエがくじ引き担当だった。お年玉つき年賀はがきでも、何度二等を当てたかわからない。ある時期、あまりに当たるのが怖くてくじ引きをやめていたこともある。くじ運がいいのは才能だ。最近は福引もしていないし、小さなくじ運がたまって、大きなくじ運になっているかもしれない。「やってみるか」 狙いはそれまで買ったことがなかった...

  • 季節外れの 雪の詩 三篇

     金子みすず 積もった雪 上の雪さむかろな。つめたい月がさしていて。 下の雪重かろな。何百人ものせていて。 中の雪さみしかろな。空も地面じべたもみえないで。   三好達治 雪 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。   室生犀星 三月 うすければ青くぎんいろにさくらも紅く咲くなみに三月こな雪ふりしきる ...

  • 自由律俳句の春 23句

    桜おほらかにゆれいでて風となる夕べ 秋山秋紅蓼がんこな咳のあいま 白梅の瓶の位置をなおす 吉岡禅寺洞土むずがゆく芽を出し芽を出し 小澤武二野はすでに春ととのうていた 中原紫童春風のどこでも死ねるからだであるく 種田山頭火 春の山のうしろから煙が出だした 尾崎放哉牛がなんで鳴くのか鳴いていて春が一ぱい 山本木天蓼春雨たま...

  • 桜の咲くこの時期

    四月 桜 新宿駅東口の駅前広場をふらふらと歩いてくる若者がいる。ふらふらしているのは体調が悪いわけではなく、肩にかけた鞄が重いかららしい。十歩ほど進むと、荷物を右から左の肩へ。そしてまた十歩で、左から右。 鞄の中には高校の卒業アルバムがある。着古した学校ジャージがあり、いつも使っていた置き時計がある。ちなみにこの置き時計、土台が大理石ですこぶる重い。当初これらの品々は九州の実家に置いてくる予定だっ...

  • 東風 トンプー 雷電 ライディーン

    高橋幸宏氏  一月に、坂本龍一氏もお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。東風 作曲:坂本龍一 / 雷電 作曲:高橋幸宏ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 昭和63年3月27日 三月句会

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。於:東福寺天得院 得点順 ぼくをはげます影の変な癖 余死行 7点 冬の碧空人生帳尻合せてあるかしら 徳子 5点旧い書物を紐解くような私達の出会いである 貴子 ...

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