47歳の時、多額のローンを組んで家を買って以来、節水に努めてきた。 当時は、風呂の湯を抜かずに3回入り、残り湯で洗濯し、トイレも残り湯で流していた。 こうすると2か月の水道使用水量が10㎥に収まり、料金は最低額に収まった。 しかし高齢となり、バケツで残り湯を運ぶのは危険と思うようになり、トイレを流すのはやめた。涙ぐましい努力をしても使用水量が10㎥を超過してしまったら「あの努力は何だったんだ」と損した気分になるに違いないと思ったのも過度の節水をやめた理由の1つである。 昨年10月に水道料金・下水道使用料早見表が配布された。 この表によれば、10㎥を超えた場合、11~20㎥までは合計4,078円…