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  • 1049回 俺にも言わせろ! 真面目と生真面目 (正直と真っ正直)

    ㊴真面目と生真面目(正直と真っ正直)真面目も正直も人としての徳目のうち真っ先に挙げられるものである。特に日本人は、学校や親は、他人に迷惑をかけないとか、嘘をついてはならないとかを真っ先に教える。企業も企業人も他人を陥れてまで自社の利益を優先するのは「恥」としている。しかし、他国との関りで考えると話は別だ。中国との外交問題となった「福島原発の冷却水放出」問題は深刻だ。それぞれの国の政府や官僚が日本と同等の徳目を持っていると考えてはならない。真面目に正直に話していても問題は解決できていない。狡猾とか巧妙とか推奨されない手法が必要かも知れない。正直に誠意を尽くして言えば分かってもらえるならば良いが、国家間ではそう簡単ではない。日本国内でも「ヤカラ」はいるものだが、外交でもそのような「ヤカラ国家」に対する手法を学...1049回俺にも言わせろ!真面目と生真面目(正直と真っ正直)

  • 1048回 俺にも言わせろ! 気候と天気

    ㊳天気と天候天気と天候を同意語だが、期間によって使い分けている。今日明日くらいなら「天気」。1週間からひと月くらいなら「天候」。それ以上長いと「気候」と言う。それにしても最近の天気予報はよく当たる。降雨確立などほぼ正確に予想し台風進路も予想円内を外さない。しかし頻発する「警報」の多さはどうだろうか。さらに「特別警報」は最近出来た新しい言葉だ。数十年に1度あるかないかの大災害の可能性がある場合発令されるらしい。数十年に1度?毎年発令されていないか。また、「夏日」よりも「真夏日」、「猛暑」より「酷暑」の状態も日常的だ。統計的にも世界の気温は上昇傾向になっている。「梅雨」と言う季語は無くなり「雨期」と言うしかない。北海道以北にも雨期が訪れるようになっている。さらに統計を詳しく見て驚いた。日本の夏の最高気温はここ...1048回俺にも言わせろ!気候と天気

  • 1047回 俺にも言わせろ! 風説と風評 (噂)

    ㊲風評と風説風評という言葉は、「風評被害も徐々に薄らいでいる」「風評が立つと後に嘘に発展することもある」などの使い方で、世間であれこれと言われている評価を意味する。あらゆる事象は、根拠は希薄でも誤解や曲解であらぬ方向にエスカレーションすることもある。噂話と相まって複雑に伝播するものである。福島原発の冷却水(処理水)の海洋放出の問題はまさにその例である。科学的安全性は保障されたのに、「風評」を恐れて今日まで放水を躊躇していた。満を持しての決断である。ところが、風評を科学的根拠に優先して外交を仕掛けて来る国が出て来た。お隣の大国とその付属国家である。それぞれの国内ではすでに風評ではなく、事実に基づいたニュースとなっている。自国は我が国よりも高濃度のトリチウム汚染水を放出していながらである。一方、風説という言葉...1047回俺にも言わせろ!風説と風評(噂)

  • 1046回 俺にも言わせろ! 快楽と悦楽

    ㊱快楽と悦楽/歓楽/享楽/逸楽/快楽と悦楽は、どちらも喜びの状態を表現する言葉だが、快楽の中でも特別な喜び(悦び)の状態を悦楽と解釈したい。気持ち良い事、嬉しい事、おいしい事など心地よい事の総称を快楽と言い、必ずしも官能的快楽だけを表わすものではない。中には、夜な夜な貯金通帳の残高を見る事が「快楽」だと言う人もいる。さらに、スポーツ選手が優勝したり新記録を樹立するなどの達成感も「快楽」かも知れない。はたまた、会社など組織の頂点に立ち配下の者の人事や処遇を思うように行えるのを「快楽」とする人もいる。しかし、それらは悦楽とは言わない。悦楽は明らかに官能的な悦びに限るようだ。快楽も性的意味を含むので、悦楽は中でも相当特別なものでなければならない。日常的に行われるパートナーとの行為では快楽にもならない。決して他人...1046回俺にも言わせろ!快楽と悦楽

  • 1045回 俺にも言わせろ! 敵討ち 仇討ち 徒打ち

    ㉞敵討ちと仇討ち前者は、「かたきうち」後者は、「あだうち」と読む。同意語で特に区別はない。明治時代初期まで、公式に認められた「仕返しの殺人」である。しかし、武士に限られ、親や親族を殺された場合、所属藩に届けて「かたき討ち」の許可を得る。これを得ると諸国往来を許されるが、一方、かたき討ち成就まで家には帰れない。水杯を酌み交わし「武士の本懐」を遂げるまで親兄弟と別れて旅立つのである。それほど武士道とは、敵を討たないことを恥とした。目出度く敵(かたき)を発見したら、「いざ尋常に勝負を」となる。見物人は多ければ多いほど良く、証人となってもらえた。遺恨の詳細を朗々と読み上げる姿に見物人は、敵を憎み、打ち手を応援した。打った首を代官所に届ける道中は、赤穂浪士のように首を刀の先の掲げたのだろうか。沿道では拍手する人もい...1045回俺にも言わせろ!敵討ち仇討ち徒打ち

  • 1044回 俺にも言わせろ! 辞任と解任 辞職と免職

    ㉝辞任と解任辞職と免職前者が役員(取締役)の場合、後者は一般社員の場合である。定義は、辞職・辞任は自らの意思でその任を辞する事。解任・免職は本人の意思に反してその任から降ろすことであり一定の手続きが必要である。要するに馘(くび)である。法的には役員でも労働者同様不当なことがあればその地位は守られる。しかし現実には、「辞めさせられる。」「辞めてもらう。」のである。定年制度のある社員は別として、役員のケースで言うとほとんどの役員の辞任(任期満了も含め)は事実上解任である。本人の意思に反して任を解かれると言う意味では解任である。独立性を問われる社外役員などは例外である。唯一、トップの社長だけが自らの意思で辞める。最近は持ち株会社である親会社のトップから辞めさされる社長も多い。また、稀にオーナー会長から解任される...1044回俺にも言わせろ!辞任と解任辞職と免職

  • 1043回 俺にも言わせろ! 任せる?任せない?

    仕事を任せるのは難しい。それが高位にある者が後継者育成を目的とするとなおさらだ。そこで整理をしてみる、一般的な「任せる」定義、目的は成果と部下育成である。大筋仕事の手順を説明するがあとは、定期的な報告レポートを求め時には修正するが、日常は口出ししない。評価、もちろん成果は部下の評価に大きくプラスするが、失敗は自らが負う覚悟をする。虚偽報告など重大な瑕疵があったとしても自らが能力を見込んで指名した部下なので庇うのが基本だ。よくある「任せっぱなし」定義、目的は成果で、部下育成の意識は希薄である。仕事の説明も不十分なうえに途中の報告もあまり受けない。受けても成果のみ詰める。評価、自らの評価とアピールする傾向にある。部下への関心が薄いので成果を部下の育成に役立てようとしない。そして「任せない」定義、任せないので説...1043回俺にも言わせろ!任せる?任せない?

  • 1042回 俺にも言わせろ! 晩節と有終

    ㉛晩節と有終晩節は汚すもの、有終は美を飾るものだ。まず、有終は晩年とは限らないので飾るしかない。定年のある通常のサラリーマンは、それに向かって自分の勤め人として仕上げにかかる。汚す晩節がないのである。アスリートならば体力と技術の集大成を最後の闘いに求める。そして自ら引退を決める。ピークを過ぎても一定の成績を残せば長い現役を続たことに有終の美がある。死後、汚す御仁も。昨今、晩節を汚す御仁が多い。時代について行けない老政治家や芸能界では自らの事務所のタレント達を私物化したり、また、企業経営の世界では後継者を決められず引き際を見失った老経営者など。そもそも晩節とはいつの事か。年齢の定義はないが、死ぬ(引退する)間際の事であろう。と、すれば長壽社会においては晩節の年齢は上がる一方だ。昔の経営者は、後進に道をゆずる...1042回俺にも言わせろ!晩節と有終

  • 1041回 俺にも言わせろ! 乱と変 NATOの陣?

    ㉚乱と変関ヶ原の乱なのか関ヶ原の変なのか?一般的には、時の政権や天皇・朝廷へ仕掛ける戦いは、「乱」であり、応仁の乱が典型的である。また、権力争いの中で陰謀や紛争により行われる戦いは、「変」と言い、承和の変や本能寺の変がある。似たものに、「事変」や「合戦」・「役」または「陣」とも言う。いずれも戦争のことだが、戦いの規模と期間によって使い分けている気がする。いずれも明確な定義はない。上海事変は日中戦争でも良いはずだし、治承・寿永の乱は源平合戦の方が分かりやすい。戊辰戦争や西南戦争は内戦なので「役」と言うべきだ。従って、後者は西南の役とも言う。陣は、大坂夏の陣・冬の陣の例くらいか。「陣」とは戦いに備える為に築いた大規模な砦の事なので戦争を意味しない。圧倒的な数の徳川勢が大阪城に砦を築いた時点で勝負は決まったので...1041回俺にも言わせろ!乱と変NATOの陣?

  • 1040回 俺にも言わせろ! 言い訳と分析(言い分)

    ㉙言い訳と分析紙一重である。失敗を繰り返さない為には現状の分析は必ず必要だ。殺虫剤が冷夏のために売り上げ不振に陥った。担当役員がその説明をする。毎年の夏の平均気温と売り上げの関係を説明する。その上で、冷夏でも売れる戦略を説明しようとするのが普通だが、冷夏の説明で終わるのが言い訳だ。悩ましいのは、分析の説明をした段階で、「言い訳するな!」と、上司から𠮟責が飛んだ時には、分析は言い訳になってしまう。よくても言い分だ。対応策は、売上減少の説明をする際に、「現状分析のあとそれでも売り上げアップの戦略をご提案します。」と、先んじて制することだ。同じように、戦略の効果を説明する際も、成果をまず言うのではなく反省点から説明するのも良い手段だ。「一定の成果があったものの以下の問題点があった。」と、切り出し「しかしながら次...1040回俺にも言わせろ!言い訳と分析(言い分)

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